CompoNet 形CRT1シリーズ ユーザーズマニュアル

2-2 配線型式
2-2 配線型式
CompoNet ネットワークにおける配線型式には、以下の 2 つがあります。
2
■幹線−支線型
幹線と支線の区別がある接続形態です。分岐回数や接続台数に制限があります。
配
線
形
態
マスタユニット
幹線
終端抵抗
支線
スレーブ
支線
スレーブ
支線
スレーブ
■フリー配線型
幹線と支線の区別がない接続形態です。セグメントあたりの総ケーブル長 200m 以下であ
れば任意の配線が可能です。
分岐回数にも制限はありません。
マスタユニット
セグメントの範囲
終端抵抗
リピータユニット
セグメントの範囲
スレーブ
スレーブ
終端抵抗
スレーブ
スレーブ
スレーブ
●伝送速度と通信ケーブルの対応関係について
幹線支線型かフリー配線型のいずれの形式となるかは、使用ケーブルの種類および要求する
伝送速度により自動的に決定されます。
ケーブル種類
丸型ケーブルⅠ
伝送速度
4Mbps
3Mbps
1.5Mbps
93.75kbps
幹線−支線型 *1
幹線−支線型
幹線−支線型
幹線−支線型
丸型ケーブルⅡ
フラットケーブル Ⅰ
フラットケーブル Ⅱ
フリー配線型
− *2
*1 伝送速度が 4Mbps の場合、幹線からの支線分岐はできません
(マルチドロップ接続のみ可)。
*2 伝送速度が 4Mbps の場合、幹線からの支線分岐およびマルチドロップ接続はできません
(フラットケーブル II に適合するマルチ配線用コネクタなし)
。
2-5
2-2 配線型式
各型式の条件および制約事項は以下のとおりです。
項目
マスタユニットの
位置
配線の形態
幹線−支線型
ネットワークの線端
1 台または 3 台
分岐先へのスレー
(使用ケーブルおよび伝送速度により
ブ最大接続台数
異なる)
終端抵抗の位置
マスタユニット/リピータユニットか
らの幹線または副幹線の反対側の線端
フリー配線型
ネットワークの線端でも途中でも可
2
制限なし
マスタユニット/リピータユニットか
ら最も離れた線端
2-6
配
線
形
態