繁殖母牛を更新するには？～母牛更新の考え方～ 2011.9.11-12 市場研修会おおいた肉用牛振興協議会肉用牛繁殖経営において肉用牛繁殖経営において、において、母牛の母牛の更新は更新は重要な重要な要素です要素です。です。ただ母牛ただ母牛の母牛の更新はやみくもに更新はやみくもに行えばいいという訳ではありません。ではありません。ここでは昨年度ここでは昨年度、はやみくもに行えばいいという訳昨年度、豊肥、豊肥、玖珠市場で玖珠市場で取引された取引された子牛された子牛（子牛（去勢）去勢）価格から価格から母牛更新から母牛更新の母牛更新の重要性に重要性について説明ついて説明します説明します。します。平成22年度子牛（去勢）価格下記の下記のグラフはグラフは平成22 平成22年度 22年度に年度に豊肥、豊肥、玖珠市場で玖珠市場で取引された取引された子牛された子牛（子牛（去２５９頭勢）７,２５９２５９頭の産次別平均価格を産次別平均価格を表しています。しています。平均価格は２産ですが、平均価格は３８７千円３８７千円、千円、母牛の母牛の平均産次は平均産次は５.２ですが、１０産以上１０産以上が９３１頭９３１頭（約１３％）１３％）となっています％）となっています。となっています。産次が産次が増えるに従えるに従って、って、平均価格が平均価格が下がる傾向がる傾向にあります傾向にあります。にあります。母牛の母牛の年齢が年齢が高くなると、くなると、泌乳量が泌乳量が低下したり低下したり、したり、分娩間隔が分娩間隔が長くなる傾向くなる傾向が傾向があるといったデータあるといったデータもあることからデータもあることから、もあることから、１０産以降１０産以降は産以降は子牛の子牛の市場性にばら市場性にばらつきが出つきが出ることが懸念ることが懸念されます懸念されます。されます。平成22年度平成年度産次別去勢平均価格、産次別去勢平均価格、頭数 (豊後玖珠市場豊後玖珠市場・豊後玖珠市場・豊後豊肥市場) 豊後豊肥市場 400 395 397 393 788 平均価格 915 734 平均価格３８７千円３８７千円 394 715 388 385 731 704 386 価格（千円）頭数（頭） 931 1,000 384 376 583 頭数 363 540 395 500 ( ( 350 頭 ) 千円 ) 300 0 平均産次５．２産母牛更新の考え方一般的に一般的に産次が産次が増えると子牛価格えると子牛価格は子牛価格は低くなる傾向くなる傾向にあります傾向にあります。にあります。しかし、しかし、繁殖雌牛は雌牛は経済動物です経済動物です。です。確実に確実に１年１産し、正常な正常な発育の発育の子牛を子牛を出荷する出荷する母牛する母牛からは母牛からは収益からは収益はありま収益はあります。血統的な血統的な要素が要素が良くても分娩間隔くても分娩間隔が分娩間隔が長かったり、かったり、子牛の子牛の発育が発育が不良で不良であった場合あった場合は場合は収益がありません収益がありません。がありません。高齢母牛の弱点？泌乳量の泌乳量の低下早期離乳や早期離乳や子牛の子牛の管理次第で管理次第で克服できる克服できる！できる！分娩間隔が分娩間隔が長くなる発情を発情を見逃さない見逃さない！さない！※治療しても治療しても受胎しても受胎しなければ受胎しなければ更新対象しなければ更新対象。更新対象。改良の改良の遅れ子牛の子牛の管理を管理を徹底し徹底し、発育を発育を良くすれば若干解消可能くすれば若干解消可能！若干解消可能！こうした管理を行えば、高齢母牛でも収益があがる母牛はいます。育種価を活用した自家保留育種価とは育種価とは、とは、個体（個体（牛）が生まれつき親まれつき親から授から授かった遺伝的能力かった遺伝的能力です遺伝的能力です。です。この育種価この育種価により育種価により、により、繁殖雌牛の繁殖雌牛の能力から能力から子牛から子牛の子牛の能力（能力（枝肉重量、ＢＭＳ枝肉重量、ＢＭＳ No. No.など）など）を推定します推定します。します。畜産研究部では畜産研究部では種雄牛造成では種雄牛造成の種雄牛造成の素材牛選定基準として素材牛選定基準として用として用いています。いています。子牛の子牛の肥育成績が肥育成績が出ている繁殖雌牛ている繁殖雌牛なら繁殖雌牛なら、なら、どの牛どの牛でもこの育種価でもこの育種価が育種価が分かっているので、かっているので、育種価を育種価を把握することにより把握することにより、することにより、血統などと血統などと併などと併せて自家保せて自家保留をするうえでの目安をするうえでの目安となります目安となります。となります。 ※育種価は育種価は各振興局、各振興局、家畜保健衛生所で家畜保健衛生所で照会できます照会できます。できます。産歴や産歴や生産した生産した子牛した子牛の子牛の市場価格だけを市場価格だけを基準だけを基準に基準に更新を更新を判断するので判断するのではなく、はなく、母牛としての母牛としての経済効果としての経済効果（経済効果（この母牛この母牛は母牛は儲けさせてくれるのか、けさせてくれるのか、エサをただ喰をただ喰いしているのか）いしているのか）を十分検討して十分検討して更新牛して更新牛を更新牛を決めることをお勧めします。めします。 ※ご不明な不明な点は、最寄りの最寄りの振興局りの振興局にお振興局にお尋にお尋ね下さい。さい。