30周年記念誌

周年記念誌
住みよい地域社会を
自らの手で
30
コミュニティ条例制定
矢巾町
日時:平成22年8月9日(月)
午後1時30分から
場所:田園ホール(矢巾町文化会館)
はじめに
13:30∼13:40
孝
氏
髙
雄
氏
矢巾町コミュニティ委員
野 中 悦
子
氏
矢巾町コミュニティ委員
田中舘
悦
子
氏
矢巾3区行政区区長
石
謙
三
氏
パネリスト
﹁連帯感﹂
﹁助け合い﹂
﹁住み良い社会﹂をキーワードに、
年にわた
る活動を経て、地域における住民同士のつながりの構築と、それぞれの
地域で自主的な活動が展開され、
環境の改善が図られてきました。また、
コミュニティ組織の運営・
住民の地域社会づくりへの関心が一層深まり、
充実と、本町の住民自治の発展に大いに寄与してきました。
年という節目を機に、コミュニティのさらなる主体性と創造性の尊
重を図りながら、矢巾町民憲章に掲げる﹁和といたわりと希望のまちや
はば﹂の実現に向けて、 年間積み上げてきた歴史とそれぞれの活動を
振り返り、本記念誌を参考に今後のさらなる発展に結び付けていただけ
れば幸いです。
原
萩
舘
学術博士
町民が連帯感に基づき助け合いの気持ちを醸成しながら、住み良い地
13:30
域社会を自らの手でつくることを目的として、昭和 年、全国に先駆け
式 次 第
て矢巾町コミュニティ条例を制定し、今年で 年を迎えます。
55
16:00
宗
原
倉
氏
邦
匡
平
野
千葉県銚子市長
師
講
教授
コーディネーター
岩手県立大学総合政策学部
30
30
会
「コミュニティが持つ大きなチカラ」
15:20∼16:00
テーマ
4 パネル
ディスカッション
「銚子のまちづくりと市民コミュニティ」
13:40∼15:10
題
3 基調講演
朗
光
川 村
矢巾町長
2 あいさつ
演
30
5 閉
会
1 開
30
矢巾町コミュニティ条例制定
30周年記念シンポジウム
矢巾町
コミュニティ条例制定
30周年記念誌
矢巾町コミュニティ会長連絡協議会会長
矢巾町コミュニティ条例制定
周年記念誌
2
目 次
はじめに ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
式次 第
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
目
3
条例・要綱
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白沢住民自治会
太田自治会
室岡自治会
岩清水コミュニティ
桜屋コミュニティ会
舘前行政区自治会
和味自治会
南矢幅第7行政区自治会
南矢幅第6行政区自治会
南矢幅第5行政区自治会
南矢幅第4区自治会
南矢幅第3行政区自治会
南矢幅第2行政区自治会
南矢幅1区自治会
矢巾第3行政区コミュニティ
間野々行政区自治会
東徳田第2区自治会
東徳田第1区自治会
西徳田2区自治会
西徳田1区自治会
藤沢自治会
高田第3行政区自治会
高田第2行政区自治会
高田第1区自治会
コミュニティ活動の紹介
次
矢巾町長インタビュー ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
4
矢巾町コミュニティ条例
土橋自治会 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
北郡山自治会 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
上赤林コミュニティ ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
下赤林コミュニティ ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
南昌自治会 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
広宮沢1区自治会
広宮沢2区自治会
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
流通センターコミュニティ
城内コミュニティ
煙山自治会 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
南煙山自治会 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
矢次行政区ふる里会 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
下北コミュニティ
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
新田自治会 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
矢巾第1区自治会
⋮⋮⋮⋮⋮
矢巾2区行政区コミュニティ ⋮⋮⋮⋮⋮⋮
矢巾町コミュニティ委員会条例
矢巾町コミュニティ施設に関する条例 ⋮⋮
⋮⋮⋮⋮⋮
コミュニティ整備事業補助金交付要綱 ⋮⋮
みどりのふるさと開発基金条例
みどりのふるさと開発事業補助金交付要綱
コミュニティ補助事業実施状況
行政区掲示板設置事業 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
防犯灯設置事業 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
ごみ集積所整備事業 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
青少年健全育成整備事業 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
防犯灯電気料補助事業 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
公民館建設事業 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
公民館水洗化事業
コミュニティ活動促進事業
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮
みどりのふるさと開発事業
おわりに
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30
今回の矢巾町コミュニティ条例制定
周年記念誌の発行にあたり、
わせてコミュニティ条例を制定したこ
年経過しました
とは時宜を得たものとなりました。
制定されてから
が、策定当時に想定していた状態に
なっていますか。
他の市町村では、ここ数年、自治基
本 条 例 な ど の 制 定 が 進 ん で い ま す が、
矢巾町のコミュニティ条例は、町と住
あたり、地域コミュニティの重要性
現在、まちづくりを進めていくに
ニティ条例を制定することになりまし
を高めるため、全国に先駆けてコミュ
を考えることが必要と考え、地域の力
自分たちで自分たちが住む地域のこと
ると考えています。
れによって住民主体の活動ができてい
民の役割が明確に定められており、そ
が取り上げられていますが、全国に
た。
方向性とコミュニティに期待するこ
コミュニティの現状から、今後の
先駆けて、コミュニティ条例を制定
あわせて、人口の増加により、それ
とについてどのように考えています
ならない時期でもありました。地縁が
﹁ 地 域 の こ と は 地 域 で ﹂ を 基 本 に、
までの行政区割では対応が難しくな
ある中、非常に難しい作業でありまし
できることは自分たちで行い、コミュ
か。
により人口、世帯数とも増えたことに
一
り、行政区の再編に取り組まなければ
ありました。新たに住み始めた住民と
たが、一行政区
ニティの力だけでは解決できない問題
年代に転入者の増加
それまで住んでいた住民との融和を図
公民館を念頭に置き、行政区再編と合
コミュニティの矢巾町のまちづく
一コミュニティ
るとともに、
地域住民が一致団結して、
ト︵キーワード、キャッチフレーズ
りへの関わりについて、どのように
的なもの︶は何かありますか。
あり、安心して暮らせることは誰しも
自治会でも安全安心は基本的なことで
ミュニティであり、各コミュニティが
くりの基礎となるのはそれぞれのコ
地方自治の基本は住民自治。まちづ
考えていますか。
が望むことです。その中で、あわせて
あって矢巾町があります。地域の発展
安全安心が基本と考えます。町でも
健 康 に も 重 視 し た ま ち づ く り も 進 め、
が矢巾町の発展につながると考えてい
ばならないと感じています。
地域とのコミュニケーションを図って
ます。
今 年、 各 コ ミ ュ ニ テ ィ に お い て、
5カ年計画を策定していただくこと
もらいたいと考えています。
いと考えています。
ながら、まちづくりを推進していきた
町としてもコミュニティの自立を促し
在、地域主権の充実が望まれています。
を目指してほしいと考えています。現
違いをよく理解した上での地域づくり
勢が理想で、権利と果たすべき役割の
組んでもらっています。このような姿
﹁地域のことは地域で﹂を基本に取り
それぞれのコミュニティにおいて
ミュニティ像とは?
最 後 に、 町 長 が 考 え る 理 想 の コ
になりますが、町長が考えるポイン
の仕組みづくりを検討していかなけれ
さらに中身のあるものにしていくため
は、 町 か ら の 支 援 に よ り 課 題 解 決 を
発端は、昭和
を教えてください。
した、当時の策定のいきさつや思い
の関わりなどについてお話を伺いました。
るに至った経緯や思い、コミュニティの将来像、町とコミュニティと
川村光朗町長に、矢巾町が全国に先駆けてコミュニティ条例を制定す
30
図っていくなど、コミュニティ活動を
50
6
7
30
■矢巾町長インタビュー
■矢巾町長インタビュー
矢巾町コミュニティ条例制定
周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
30
〈人口〉925人 〈世帯数〉326世帯
また、
地域への情報発信を目的に、
広報﹁き
ずな﹂を年に2回発行しています。
集団資源回収、
防犯パトロールに力
特にも集団資源回収と防犯パトロールには
力 を 入 れ て お り、 集 団 資 源 回 収 に つ い て は、
ごみ減量・環境保全の趣旨のもと、毎週火曜
日に回収し日曜日に分別。環境衛生委員会を
コミュニティ活動の紹介
中心に各班に当番を割り当てながら年間を通
して取り組んでいます。また、盛岡・紫波地
区環境施設組合清掃センターへの見学を行う
な ど、 環 境 意 識 の 向 上 に 向 け た 啓 発 活 動 も
行っています。
高田地域は、国道を中心として商業が栄え
ており、また、平坦地で肥沃な土地と鹿妻堰
の水利の便もあったことから、米・畑作中心
年代に入り宅地開発が進み、人口が
の純農村地域として発展してきました。
昭和
急増。県都盛岡市のベッドタウンと化し、純
年
月、町の行政区再編により高田
農村地帯から混住化地域へと変化してきまし
た。
昭和
そ の 結 果、 夜 間 に 集 ま る 若 者 が い な く な り、
に夜間1 時間程度地区内を巡回しています。
旬から2カ月間、たすきをかけて毎週土曜日
始まり、7年前から実施しています。7月下
地区内の公園に集まっていたのがきっかけで
ばなりません。まずは、この活動理念の意識
めに各班、各委員会の活動を活性化しなけれ
ミュニティであると考え、これを実現するた
といった自治会の活動方針がまさに理想のコ
安全な街の創造を目指すことを目的とする﹂
に努め、心身ともに健康で明るく、快適な街、
決に取り組んでいきたいと考えています。
青少年の非行防止、犯罪防止に一定の成果を
します。
決に向けて地域一体となった取り組みを目指
有事の際の対応を検討していくなど、課題解
揚を図っていきたいと考えています。併せて、
な活用を図り、日常的な住民の防災意識の高
対応、地域の防災活動のため防災組織の十分
き、班編成の見直しや高齢世帯の防災面での
今 後、 地 域 住 民 に 現 状 を 理 解 し て い た だ
られます。
少子化の中での子ども会活動の活性化があげ
ばらつき、安全安心のための防災組織の活用、
課題は、健康づくりと安全対策、班活動の
地域における一体的な活動
化を図れるような活動を行いながら、課題解
に助け合い、協力し、また、生活環境の整備
﹁ 地 区 民 相 互 が 理 解 と 親 睦 を 深 め、 お 互 い
地区民相互の理解と親睦で
活動理念の意識化を目指します
委員会の委員長で定例役員会を開催してお
そのほか、毎月1回、執行部、大班長、各
化祭などさまざまな活動を行っています。
芋煮会のほか、高田地区のスポーツ大会や文
団資源回収や防犯パトロール、老人施設訪問、
本格的な事業に取り組んでいます。以降、集
確認などを目的に、各委員会を開催してから、
すが、年度当初、それぞれの役割などの認識、
花いっぱい運動から年間行事がスタートしま
掃︵年3 回︶、子ども会と老人クラブによる
高田第1区自治会では、5月の春の公園清
自分の役割を認識しながら
事業を展開
す。
状維持の状態が続いていくことが見込まれま
なアクションがない限り、当面このような現
今後は、積極的な行政施策あるいは経済的
成8年に現在の組織に再編されました。
地域も三行政区に分割され、自治会組織も平
12
あげています。
防 犯 パ ト ロ ー ル は 、 町 内 外 の 若 者 が 夜 間、
50
55
コミュニティ活動の紹介
会員相互が明るく、軽い気持ちで一歩ずつ近づき親しみを持つことを目的とする
り、
情報の共有や意思の疎通を図っています。
高田第1区自治会
10
11
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
国道4号線の西側に位置する高田第2行政
区は、サンアベニュー矢巾・田園通りの区画
えた地域です。
220戸が完成し、世帯・人口とも2倍に増
以前は、農家を営んでいる世帯とサラリー
マ ン 世 帯 が 混 在 し た 地 域 で し た が、 最 近 は、
団地が形成されたことで農家世帯︵旧住民︶
が少なくなり、サラリーマン世帯が多く、町
内の中でも大きな行政区となりました。
平成2 年に高田地区住民の共同体として、
年には、団地内︵田園通り︶に建設され
高田コミュニティーセンターが建設され、平
成
年度には花壇を整備し、その
21
ねらいに実施しています。この行事は5年ほ
知育、徳育、体育の基礎の大切な習慣づけを
事 の 大 切 さ、 歯 磨 き の 大 切 さ な ど を 中 心 に、
童親子を対象として〝食育〟をテーマに、食
﹁ こ の 地 域 に 来 た と き、 地 域 の こ と が ま っ
れています。
旧住民の隔たりがないコミュニティが形成さ
てきた事業がきっかけとなって実を結び、新
指して、オアシスとなるようなコミュニティ
﹁一域一家﹂︵一つの地域は一つの家族︶を目
い︶を持った地域の構築、スローガンである
ており、昔の〝隣近所の助け合いの精神〟︵結
体を、さらなる地域交流と世代間交流に求め
しています。地域交流事業として
﹁ゆいっこ
〝い
そのほかにも多くの交流を促す事業を展開
て分かるものとなっています。
ており、一枚のペーパーで地域のことがすべ
始めた回覧広報﹁ゆいっこ﹂。月2 回作成し
ようになりました。
きいき祭り〟
﹂は、バランス食、高血圧予防食
の試食会や健康相談など毎年テーマを決めて
地域のコミュニティの将来に向けては、行政
町のごみ減量化の取り組みに積極的に参加
関係となり、持ちつ持たれつ連携していきなが
体的な検討が必要です。役場とは風通しの良い
において地域密着の〝新しいまちづくり〟の具
していますが、地域の皆さんが協力的で、事
し、資源ごみの回収に努めています。地区に
ら、地域出身の職員との意見交換なども行って
資源ごみの完全収集が目標です
業実施に伴う支障は感じません。今まであげ
は資源回収保管庫を4カ所設置しています
2回、農家の方のトラックを借りて回収して
ど、それぞれの
境、福祉分野な
また、地域のリーダー、たとえば防災や環
おり、資源ごみ完全収集を目標に取り組んで
分野に優れた
リーダーを育成
するため地域か
が難しいのが実情です。また、環境にも不慣
の日中や休日は留守で、自治会事業への参加
じています。共働きの世帯が多いため、平日
課題としては、事業の参加者数に問題を感
ていただければ
人材育成を行っ
の課題に応じた
おり、それぞれ
きたいと考えて
らも推薦してい
れであり、地域全体の活動への意識づけはな
す。
と考えていま
この解決のために、コミュニティ活動の主
かなか難しく、大きな課題となっています。
一つの地域は一つの家族
います。
量推進員が、集積所に出された資源ごみを週
いきたいです。
コミュニティ活動の紹介
が、1カ月で満杯になります。また、ごみ減
新たな団地ができ、新住民と旧住民が混在
行っており、集会所を一日解放しています。
さまざまな分野のリーダーが
必要です
たく見えなかったことから、皆さんにさまざ
と1 年生親子の集い﹂
。小学校に入学した児
る事業を各種行っており、目玉事業は﹁地域
また、世代間交流事業や地域の交流が図れ
周辺も当番制で定期的に清掃を行っています。
のほか、平成
や幹線道路の清掃整備、調整池・水路の清掃
高田第2行政区自治会では、集団資源回収
世代間交流と地域交流に
力を入れています
な問題解決を図っています。
を図り、班ごとに情報収集を行いながら身近
てはならない!﹂ということから意識の高揚
ムを編成して取り組み、﹁住民は傍観者であっ
コミュニティ組織としては、全事業にチー
て活用しています。
た集会所を開発会社から譲り受け、分館とし
16
ど開催しており、今ではご両親とも参加する
〈人口〉1,475人 〈世帯数〉477世帯
を目指しています。
一域一家=「地域は大きな家族、みんなの力で、住みよい地域をつくろう!」
まな情報を伝えたい﹂という思いから発行を
高田第2行政区自治会
12
13
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
〈人口〉632人 〈世帯数〉220世帯
台。何
地域や保育園の恒例事業となっています。
このほかに、高田さんさ踊の継承も行って
います。
広報を活用し飲酒運転や
健康づくりを周知徹底
飲酒運転撲滅にも力を入れています。年に
3回ほど発行している広報などで周知徹底を
図っており、飲酒運転ゼロが続いています。
また、健康教室も年4回開催しており、保
合同発行の広報などでも周知徹底し、健診の
受診率向上を目指します。
思いやりを大切にした
コミュニケーション
新住民も徐々に増え始めている状況で、日
ごろの活動から助け合いや思いやりを大切
に、新住民を含めたコミュニケーションを図
高田地区は、平坦な水田に囲まれた地域で、
西に鹿妻堰、東には洋々とした母なる川、北
上川を擁し、水と緑、そして肥沃な土壌に恵
まれた田園地帯です。
中央には物流、交流の要でもある国道4号
線が南北に走り、北は県都盛岡市、南は紫波
町に接し、交通の利便性に恵まれています。
当地区は、長らく東西二つの行政区で括ら
年 に 三 つ の 行 政 区 に 編 成 替 え と な り、
れてきましたが、近年の都市化の進展に伴い、
昭和
今日に至っています。
当自治会は、国道4号線を境に東側に位置
し、国道と北上川とに挟まれた比較的畑も多
い緑豊かな地域です。また、県都盛岡市の商
工業の進展・拡大に伴い、宅地開発を中心と
した都市化が顕著に進み、団地型住居地の形
成と併せて、自動車販売関連企業等の進出が
見られるなど、田園地帯でありながらも、国
道4号線沿線地域の特性を活かした、新しい
姿のまちが形成されつつあります。
ボランティア・体験活動を
通した交流
高田第3行政区自治会は、見前川堤防雑物
除去作業や子ども会による集団資源回収、ご
み減量推進員が各班の集積所を回ってごみ分
別の徹底を図るなど、環境美化活動に力を入
れ て い ま す。 見 前 川 の 堤 防 雑 物 除 去 作 業 は、
朝の5時から8時まで、120人ほどが参加
りながら活動を行っています。新しい住民が
ていきたいと考えています。
を生かしてみんなのコミュニティを築きあげ
統一課題解決に取り組み、各自の理想、哲学
を向上させながら、地域住民が一丸となって
からも住民のふれあいによって﹁ゆいの精神﹂
まざまな取り組みが行われてきました。これ
これまでこの地域では大きな問題もなくさ
ゆいの精神の向上で
統一課題に取り組みます
ています。
新住民が溶け込もうとしている姿勢も見られ
囲 気 づ く り を 大 切 に し て い ま す。 そ ん な 中、
事業に参加してくれたときは、役員を中心に
した交流が図られています。
白鳥保護活動、愛護活動も盛んで、平成
年に北上川に白鳥が来るようになってから愛
鳥家が増えました。しかし、飛来地として定
着し始めたころ、台風により地形が変わって
し ま い、 飛 来 す る 白 鳥 が 徐 々 に 減 っ て お り、
今は白鳥が来てくれるのを心待ちにしている
状態です。
伝統芸能の子どもたちへの継承
この地域に昔から伝わる伝統芸能﹃高田念
年余り、現在
人が参加しています。ま
年復活以来約
仏剣舞﹄があり、その継承活動に取り組んで
います。昭和
大人 人、子ども
40
た、 毎 年、 北 高 田 保 育 園 に 指 導 に 行 く な ど、
10
43
コミュニティ活動の紹介
ながら、熱心に取り組んでいます。高田地区
十年と続けていますが、今まで事故は一件も
10
声をかけながら、地域で温かく迎え入れる雰
50
なく、みんなでボランティア・体験活動を通
健推進員や食生活改善推進員などを中心にし
56
コミュニティ活動の紹介
洋々とした北上川の清流と、緑豊かな環境の下で、地域住民一体となってさらなる信頼と融和の形成を図る
し一斉に行われます。草刈機械は約
高田第3行政区自治会
10
14
15
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
藤沢地区は、国道4号線を挟んで東西に住
居地帯があり、この中に犾森古墳︵県指定︶、
町立矢巾東小学校があり、古くから地元に暮
稲 荷 神 社 が あ り ま す。 西 側 に 県 立 消 防 学 校 、
らす住民と新たに移り住んだ新住民とが混在
する地域で、新旧の協調が図られ新たな地域
が形成されています。また、岩手医科大学の
当地区への移転計画も現実化し、さらなる変
遷期を迎えようとしています。
住民総参加を目指した事業に
取り組んでいます
事業を行うにあたっては、住民総参加に向
けて、何をするか、何をして人を集めるかを
日曜日に行う地区の運動会と
月の
考えながら活動しています。目玉事業は、7
月の第
です。
運動会は、これまで
回を数え、昔からの
後半に行う文化祭・収穫祭的な事業の犾森祭
10
りませんが、毎月集まりを持ち、情報交換を
会︶
。必ずしも毎回全員が集まるわけではあ
ちの形が変わってくることが予想されること
犯体制の充実、そして、医大進出により、ま
それぞれが取り組むことで経験にもなり、後
調和のとれた地域づくりを目指しています。今
藤沢自治会は、新旧住民の親睦を密にして
が難しいという点です。
継者の育成を行いながら、自治会を運営して
後の開発予定地域︵医大進出予定地域︶のこと
も、地域全体の重要な課題と位置づけ、大きな
関心事項でもあることから、今後地域としての
取り組みも考えていきたいと思います。
とんどありませんが、あえてあげるとすれば、
自治会活動や地域内で困っていることはほ
ます。
地域をどんどんPRしていきたいと考えてい
とから、徳丹城とタイアップしながら、藤沢
また、犾森古墳が県指定文化財になったこ
高齢者世帯の増加や災害避難場所の確保、防
医大進出
地域で考え取り組んでいきます
います。
このような体制づくりを進めながら、役員
から、現時点では、地域のビジョンを描くの
います。
お年寄りまで楽しめる一大イベントとなって
ちにも司会などの役割を分担し、子どもから
とまる手段の一つとなっています。子どもた
を深める一番の機会となっており、地域がま
ます。一番、人が集まるということは、親睦
者があり、地域一番の総参加事業となってい
班対抗で競い合います。350人ほどの参加
い、誰でも参加できるような団体的な競技を
伝 統 行 事 と な っ て い ま す。 神 社 の 境 内 で 行
44
コミュニティ活動の紹介
また、地域内に地域の情報が不足している
れもが藤沢の住民だ!﹂という気持ちで事業を
り上げは社会福祉協議会へ寄付︶
、
フリーマー
と感じ、会長自ら自治会だよりの発行を始め
行っており、新しく住み始めた住民でも、地域
ケットなどなど盛りだくさんの内容で、公民
ました。現在は事務局長が月1回発行してお
犾森祭は、地域の皆さんの作品展示︵子ど
館で開催します。冬は大きな行事は行わない
1
しながら連携をとっています。
の秘訣は毎月月初めに行われる部長会︵役員
なっており、非常にまとまりがあります。そ
特別依頼をしなくても役員自ら動く体制と
毎月1回、部長会を開催
絡が来ることもあります。
では、発行が遅れたりすると問い合わせの連
を知ることができる内容となっています。今
り、地域の人が自分の身近で起きている情報
コミュニティ活動の紹介
﹁新﹂
﹁旧﹂といった言葉を使わないような、﹁だ
旧 問 わ ず こ れ と い っ た 問 題 は あ り ま せ ん。
藤沢地区の住民は、新住民が多い中で、新
新旧住民問わず、誰もが藤沢住民
ので、秋に盛大に開催し、盛り上がります。
も 優 先 ︶ や 餅 つ き、 餅 ま き、 炊 き 出 し 訓 練、
〈人口〉1,173人 〈世帯数〉421世帯
の行事に一度来れば次も必ず来てくれます。
新旧住民の親睦を密にして調和の取れた地域づくり
布ぞうりの製作体験、産直、屋台、バザー︵売
藤沢自治会
16
17
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
昭和
年4月1日から行政区再編によって
年には岩手医科大
19
成
年度から毎月第1日曜日を基本に行って
公民館敷地にリサイクルハウスを設置し、平
ます。また、﹁日曜リサイクル﹂については、
地域一丸となっての環境美化活動に励んでい
行っています。参加者は毎回250人を超え、
西 徳 田1 区 自 治 会 で は 年3 回 地 域 内 清 掃 を
町 を み ん な で き れ い に す る 運 動 の ほ か に、
環境美化・リサイクル活動で
まとまり
の都市化が図られています。
に至る沿道には商工関係の立地も進み、一層
史民族資料館が整備され、矢巾口周辺から駅
れています。さらには史跡徳丹城の公園、歴
学薬学部が開学し、医大本体の移転が計画さ
展しました。また、平成
が、民間による造成に伴い、都市化現象が進
道西前線に沿って集落が形成されていました
号線沿いおよび県道矢巾停車場線ならびに町
す。以前は当地区の東を南北に通ずる国道4
西徳田1区として発足し、現在に至っていま
55
田2区自治会にも声をかけながら生活習慣病
そのほか、地域での健康まつりや隣の西徳
毎回完売するほどの盛り上がりを見せます。
でも出してみようか﹂と思わせるような、きっ
たちなどにも積極的に声をかけて、﹁顔だけ
の懇親会には選手のほか、応援してくれた人
を実施していきたいと思っており、家族の中
く、夏まつりは公民館の広場で実施し、餅ま
賞しているのはコミュニティの自慢の一つで
町民スポーツ大会などの各種大会で上位入
考えています。
これを地域の活性化へ結びつけていきたいと
あってか、共同参画意識が芽生えてきており、
イクル活動で子ども会を後援していることも
が熱心でそれぞれまとまりがあります。リサ
子ども会も三つありますが、父兄の皆さん
かけづくりに励んでいます。
い ま す。 分 別 す る こ と で 収 入 に も つ な が り、
は子ども会、残り9回は自治会で取り組んで
この事業は毎月実施していますが、年3回
ができています。
は4棟にまで増やし、継続して取り組む体制
る量がどんどん増えている状況です。現在で
いますが、意識の高まりにより、運び込まれ
15
予防対策に関する講演会を実施するなど、健
康増進活動もどんどん充実させています。
旧住民と新住民の架け橋
新住民と昔から住んでいる住民が混在して
いる地域性もあるためか、あいさつが難しい
と感じている人も多く、なかなか行事にも参
加しない人も多くいることが課題となってい
ます。また、アパートの対応にも苦慮してお
り、活動への参加もなく、自治会費の徴収も
難しいことがあります。
すべて子ども会の活動費用として活用され
で誘いやすい人に声をかけながら参加を促す
これらの課題に対して、一緒に楽しく事業
て います。併せて、この事業を通して地域住
など、役員が架け橋となり、積極的な呼びか
らも声かけを続けていきたいと考えています。
ばみんな楽しそうに喜んでいるので、これか
きやお菓子まき、出店などを出しながら世代
す。何事にも一生懸命取り組むことによって
地域の一体感は
熱心な取り組みから
間交流を図っています。出店は、子ども会や
地域の一体感が徐々にでてきました。大会後
コミュニティ活動の紹介
役員、
婦人会などが主体となって行っており、
ポーツレクリエーション事業の参加者は多
子 ど も た ち が 主 体 と な る、 夏 ま つ り や ス
地域内外の交流も
行われています
民同士のコミュニケーションが図られており、
〈人口〉1,369人 〈世帯数〉428世帯
けを行い、きっかけを提供しています。来れ
地域住民の一層の結束を図り、親睦と融和を深める
環境美化も含めて一石三鳥となっています。
西徳田1区自治会
18
19
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
住みよい西徳田
る出店、ビンゴゲーム、トラックでステージ
で参加し世代間交流、地域の交流事業という
場を設けるなどして、子どもからお年寄りま
また、地域内の諸団体との連携を図り、各
種事業を展開しているほか、地域住民への情
報提供のため、年間6回ほど会報を発行して
います。
地域資源の保存、伝承
にあること。春に行われる徳丹城桜まつりへ
自慢はやはり国指定史跡の徳丹城跡が地域
け と な り、 3 年 前 か ら 文 化 祭 を 始 め ま し た。
歳代までの希望者が集まり活動
以前、西徳田行政区内には徳田小学校、徳
田保育園、駐在所、徳田郵便局、第2部消防
屯所のほか診療所、町営住宅、西徳田公民館
などの公共的施設、また、商店などが集中し
ていました。そして、矢巾町一の歴史遺産で
あり観光地でもある国指定の徳丹城史跡があ
ります。しかし、地域の約3分の1を占める
この徳丹城史跡があることで、民家や商店は
もちろんのこと公共的施設も移転を迫られ、
診療所、駐在所は既になくなり、保育園や小
学校も移転の計画となっています。
コミュニティ活動の拠点施設である公民館
も徳丹城史跡内にあり移転を迫られており、
現在、公民館建設委員会を設置し、移転にか
かる諸課題を検討しているところです。国指
定の徳丹城史跡ということで建設用地の確保
が難しいことから、ほ場整備事業の中に用地
を確保し、コミュニティ活動の拠点施設そし
て行政区のシンボルである公民館の建設に地
域住民みんなで取り組んでいます。
さまざまなつながりで
事業を展開
西徳田2区自治会では、家族登山やスポー
ツレクリエーション大会、夏まつり、文化祭、
河川・道路などの清掃のほか、西徳田1区自
治会と合同で健康診断や講話などの健康教室
を開催しています。
夏まつりは、さんさ踊りやおやじの会によ
くかが課題となります。
今後は公民館を常に開放し、お年寄りが団
確保など、お金をかけずに、模索しながら実
らんできる場や子どもたちの居場所づくりの
施していきたいと考えています。また、若い
世代については、子ども会や育成会、おやじ
の会などの活動を支援していきながら参加の
きっかけづくりに励みます。
わり支援していくか、また、新住民や若い世
です。高齢者世帯を地域としてどのように関
パートなど新たな住民も増えてきている状況
を目指します。
い西徳田﹂を誰もが実感できるコミュニティ
レーズに掲げる﹁人の輪で安全・安心住みよ
人 が 交 流 す る こ と が 大 切 で す。 キ ャ ッ チ フ
コミュニティが活性化していくためには、
代を地域コミュニティにいかに引き込んでい
この地域は高齢者世帯が増える一方で、ア
人の交流が一番
していますが、普段の活動を絶やさないよう
70
に継承していかなければなりません。
小学生から
各種伝統芸能大会で高い評価を受けています。
ています。ふるさと矢巾会にも参加したほか、
場だけではなく、年間を通して活発に活動し
田伝承さんさ踊﹂は、保存、伝承のため、夏
無形文化財として町指定されている﹁西徳
います。
は自治会としても協力し、積極的に参画して
コミュニティ活動の紹介
宝物を一人で持っているのではなく、発表の
わらず、交流する場がなかったことがきっか
才能を持っている人がたくさんいるにもかか
ま た、 地 域 内 に は さ ま ざ ま な 文 化 や 趣 味、
ニュースポーツ競技を中心に行います。
学 校︵ お ら ほ の 学 校 ︶ の 校 庭 で ゲ ー ム 的 な
スポーツレクリエーション大会は、徳田小
凝らして行っています。
たちで作り上げようと、毎年みんなで工夫を
を作り、カラオケ大会を開催するなど大いに
〈人口〉888人 〈世帯数〉291世帯
位置づけで開催するようになりました。
人の輪で安全・安心
盛り上がります。自分たちの夏まつりを自分
西徳田2区自治会
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21
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
譲り合いと思いやりで潤いのある地域づくり
〈人口〉514人 〈世帯数〉181世帯
当地区は、町の中央を流れる岩崎川に接し
ています。また、北は藤沢、南は間野々地区
あります。かつての農家群に加えて町営住宅、
に隣接する細長い地域で標高105m 地帯に
新規住宅群が4分の3を占め、混住化社会の
様相を呈しており、その中で自治会を組織し
て住民総参加による活動に努めています。
地域資源を生かした事業を展開
東徳田第1区自治会では、地域の資源を活
用した事業を数多く行っています。その一つ
に、岩崎川を活用した事業がありますが、春
には﹁こいのぼり﹂を掲げ、地域住民や通勤
通学する人たちの目を楽しませています。お
盆には、子どもたちが灯篭をつくり、灯篭流
しを長年行っています。また、役員が率先し
て行っている健康ウオーキングは、一週間に
1回、岩崎川周辺の景観を楽しみながら歩き
ます。
この地区に伝わる郷土芸能﹁徳丹獅子踊﹂
の伝承にも力を注いでいます。次世代に伝承
しなければという一念から、かなり以前から
地区の子どもたちや徳田保育園の園児にも教
えており、町の郷土芸能大会にも出場してい
ます。しかし、年々習得する人が減少し、そ
の伝承活動が非常に難しくなっているという
課題が発生しています。今後は、徳丹城桜ま
つりや地区民夏まつりなどを活用しながら、
伝承活動を広げていければと考えています。
今後、岩崎川の管理については検討してい
は危険です。
見られないことから、以前から住んでいる住
行事を行っても役員以外は新住民の参加が
癒やしの空間を提供しながら、新たな事業に
たいと考えており、通勤・通学時の楽しみ・
活用については、美しい景観スポットを作り
かなければなりません。ただ、この岩崎川の
民と新しく引っ越ししてきた住民の親睦、融
取り組んでいければと思います。
地域住民同士の親睦・融和
和のため、さわやかハイキングや運動会など
を企画し、参加のきっかけづくりを積極的に
行っています。特にもさわやかハイキングに
おいては、役員が各戸を回って参加の案内を
子どもを中心とした行事については、子ど
行っています。
もやその父兄など、ある程度の参加が見られ
ます。しかし、中学校に入学すると部活動も
あるためか、参加しなくなる傾向があります。
今後は、役員の取り組み姿勢のさらなる努
力・工夫が必要と考えています。また、なか
なか参加することができない住民の皆さんの
意見や考えなどが見えてこないことから、意
東徳田第1区自治会の活動において、女性
住民を巻き込めるような方策を考えながら、
ジョンの作成を目指します。当面は、新しい
見を伺う機会を設けるなどして、将来的なビ
部がかなりの力になっています。町の夏まつ
もう一つの課題として、高齢化が進んでき
さまざまな事業を進めていきたいと考えてい
があってのことでした。ほかの行事について
ており、以前から住んでいる住民だけでは岩
りでのさんさパレードに仮装して出場し、入
も、女性部が先導となって行っていることが
崎川の管理が難しくなってきています。若い
ます。
多く、今後もさまざまな愉快な行事を女性部
弱くなってくると、急な斜面を草刈りするの
が伴う作業でありますが、高齢者など足腰が
人たちでも草刈りに慣れた人でなければ危険
コミュニティ活動の紹介
います。
の力を借りながら企画していきたいと考えて
賞したこともあり、そこには女性部のパワー
女性部の活躍で
楽しい企画が生まれます
東徳田第1区自治会
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23
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
ほかに、地区内の沿道に150個のプランター
催し、年齢に関係なく、子どもからお年寄り
〈人口〉314人 〈世帯数〉91世帯
まで参加でき、 人ほどの参加者があります。
調和のとれた活力のある地域づくり
を置き、そこに花を植えています。管理はプ
東徳田第2区自治会
当地域は、国道4号線の東側に面しており、
北上川との間に帯状に住宅が並び、早くから
徳田米の作田地として今もその名をとどめて
います。地区内には、商工業および公共の施
設がなく農家が大部分を占めています。東徳
田の誇りとして、柳田圭祐翁号を鶏山と言う
人があげられます。大迫町出身で学問医術を
学び、東徳田を永住の地としました。書道に
秀で寺子屋を開き地域の教育文化に貢献しま
した。当時の師を慕う人々によって柳田家の
前に大きい碑が建てられており、集落のシン
ボルとなっています。
活動としては、スポーツなどを通じて地域
住 民 の 交 流 を 盛 ん に し て お り、 地 区 運 動 会 、
元旦マラソンと新年交賀会が当自治会の恒例
行事となっています。
沿道にはプランターで花いっぱい
東徳田第2区自治会では、北上川河川敷清
掃、東徳田グラウンドの環境整備から新年度
の 事 業 が 始 ま り、 観 桜 会 へ と つ な が り ま す 。
観桜会は徳丹城桜まつりに合わせて開催して
おり、夕方5時から盛岡・紫波地区環境施設
組合のふれあい館で行います。子どもからお
年寄りまで多数参加し、賑わいのあるイベン
トの一つです。
特徴的なのは、5月から9月ころまで実施
している花いっぱい運動の取り組みです。花
壇は公民館前に一つしかありませんが、その
個から始まりましたが、自治会で行う
の提案がきっかけで、はじめは個人の方の協
ちに行ってもらいます。この企画は、小学生
ランターが置かれてある道路の前の家の人た
使い、音響についても地元の川村無線さんか
設業を営んでいる川村建設さんのトラックを
踊り大会の準備を行います。舞台は地元で建
は、地区内にある変則交差点を利用して、盆
ゲートボール大会に参加していない人たち
は農村地域で、昔は農業で生計を立てていま
ら出て行っている状態となっています。ここ
の住民が少なく、みんな仕事の関係で地域か
後継者不足は時間が解決
べきということで今の形になっています。徳
らの協力を得ることができます。夕方、ゲー
したが、今は苦労と工夫をしなければ農業だ
あげられます。実態としては、
代から
代
課題としては、少子高齢化、後継者不足が
田保育園から盛岡・紫波地区環境施設組合ま
トボール大会参加者と合流して、さんさ踊り
けでは食べていけない時代になっており、そ
力で
での道路が彩り鮮やかな花でいっぱいにな
やカラオケ大会、きもだめしなどで夏の夜を
波地区環境施設組合の多目的グラウンドで開
を開催します。ゲートボール大会は盛岡・紫
にと、レクリエーションやゲーム的な種目で
集まります。競技内容は誰でも楽しめるよう
ます。全戸対象で、2区だけでも150人は
区運動会を東徳田第1区自治会と共催で行い
集中してもらい、ある年齢になって時間的余
考えています。若い人たちは子育てと仕事に
期待しており、時間が解決してくれるものと
齢になれば地域にみんな戻ってきてくれると
単位で交流会で盛り上がり、普段、
なかなか会えない人にも会うこと
ができるなど、非常に有意義な交
年が明けると元旦マラソン、新
域が一丸となっている状態と感じます。何か
昔からの流れで、核となる事業を中心に地
流の場となっています。
年交賀会を開催。新年のあいさつ、
年開催し
います。
ある地域づくりを推進していければと考えて
ながら、現状を維持し、調和のとれた活力の
く流れていますので、地域の資源を大切にし
てくれますので、そのことが自慢です。うま
を行うときは皆さん協力的で、率先して動い
ます。
ている長寿、恒例事業となってい
会同様こちらも今年で
人くらいの参加者で賑わい、運動
年明けを祝います。マラソンは
顔合わせを兼ねて、餅つきなどで
これからも現状を維持しながら
活動推進
裕が持てるようになったときに地域のことを
今後は、自分たちのように、それなりの年
のことも影響していると考えられます。
40
行われ、午前中いっぱいかけて競
9月には、昨年で 回目を迎えた東徳田地
30
担ってもらえればと思っています。
地域資源を活用した事業展開
満喫します。
り、地域の皆さんに癒やしを与えています。
50
い合います。その後はチーム・班
コミュニティ活動の紹介
80
8月 日はゲートボール大会と盆踊り大会
30
30
14
24
25
30
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
民館前の農村公園で開催する納涼盆踊り大会
したが、やめるわけにはいかないという信念
ことがあり、開催が危ぶまれた時期もありま
出店やさんさ踊り、班対抗のゲームなどで親
会OB︶
、老人クラブなどの各組織と共同で、
べ き 宝 物 が な い こ と か ら、 こ の 事 業 が 宝 物。
他にないと自負しており、伝統芸能や保存す
間も続けている行事です。このような行事は
回を迎える登山大会
睦を図っています。また、帰省している人や
年度で
回
場所選定には苦労します。参加者の固定化傾
ともなると行く場所がなくなってきており、
や歩け歩け大会などを開催しています。
そのほか、
おらほのコミュニティ自慢です。
で総参加の事業を行っています。
伝統ある行事を守りたい
向や高齢化による参加者の減少など課題はあ
昭和
年8月に間野々第1行政区と第2行
ニティ活動を展開しています。
長寿事業を軸に活動を展開
44
回を数え、
地区合同厄払い・歳祝い会は昨年度で
回、歩け歩け大会は
27
数人にまで減少
と で 地 域 が 一 つ に な れ ば と 願 い ま す。 ま た、
また、地域の皆さんと子どもたちが接するこ
若男女、すべての人が事業にかかわることで、
組織をつくっていきたいと考えています。老
うなまちを目指します。
なく、住みやすい明るい地域として誇れるよ
誰でも気軽に参加でき、昔のような隣近所が
間野々地区では、声をかければすぐ集まる
い関係を築くきっかけとなっています。
スクールガードをやっていると、いつでも顔
20
大きくなった活動を展開し、農家非農家関係
化の影響で、小学校児童が
ような事業を考え実施してきましたが、少子
これまで、子どもから大人まで参加できる
子どもから大人まで参加できる
事業を実施
ます。
皆さんが参加できるよう心がけて活動してい
動を展開しており、地区行事には、すべての
とし、子どもから大人まで地域ぐるみでの活
といたわりの里、ふれあいと協調を活動理念
整っているからこそ取り組める事業です。和
り、間野々の伝統を保持し活動できる環境が
間野々行政区は新住民が少ない地区でもあ
ら、現在も引き続き取り組んでいます。
区住民からの厚い支持と協力をいただきなが
長年取り組んでいる活動となっています。地
登山大会は
回、
とふれあい、協調をモットーに揚げ、コミュ
拠点として地区住民に活用されています。和
場所に新築移転し、公民館活動と自治活動の
ました。公民館も国道4号線沿いから現在の
政区とが合併し、現在の自治会として発足し
53
を合わせればあいさつをしてくれるので、良
の 親 が 地 域 の 行 事 に 積 極 的 に か か わ る こ と、
えています。地域の一員として、子ども、そ
たちが交流できるような活動を行いたいと考
学生だけでなく、中学生やそれ以上の子ども
年々子どもたちも減ってきているため、小
昔のような隣近所の付き合いを
りますが、楽しみにしている人も多く、毎回
コミュニティ活動の紹介
を数え、伝統ある行事となっています。参加
地区合同厄払い・歳祝い会は昨年度で
28
工夫を凝らしながら開催しています。
回
若者も参加しており、子どもからお年寄りま
44
28
21
者は150名ほどで、厄年、歳祝いのお祝い
44
28
コミュニティ活動の紹介
をします。しかし、この行事、プライバシー
を中心に世代間交流を行っています。子ども
年
から、困難を乗り越えて開催しました。
14
会や協栄会︵地区青年会、とはいっても青年
子どもからということで、毎年8月
の関係で地区民名簿作成に理解を得られない
〈人口〉605人 〈世帯数〉174世帯
日に公
和といたわりの里、ふれあいと協調 子どもから大人まで地域ぐるみ
してしまいました。それでも、地域の活力は
間野々行政区自治会
26
27
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
〈人口〉527人 〈世帯数〉150世帯
土橋自治会は、矢巾町の南端に位置し、南
北に流れる北上川に沿って開け、紫波町に相
対し、西は一部北郡山行政区に、北は東徳田
2区、間野々行政区と接しています。
土橋行政区は、本町では北上川流域の中で
も最も標高が低い地域で、比較的自然環境に
恵まれ良質米の産地としてその名を誇ってい
ます。また最も長い歴史と老木茂る鎮守の森、
早池峯神社ならびに天台宗大光院が鎮座し、
信仰の盛んな地域であることを物語っていま
す。
一方、北上川に隣接する紫波町との交通機
月には両町民待望の長徳橋が
関として県下唯一の渡船場を持っていまし
た。平成3年
す。
る運動のほか、北上川河川清掃活動を行って
土橋自治会では、町をみんなできれいにす
への参加者の固定化も目立ちます。運動会に
子高齢化が年々進行しています。また、事業
運動会に対する反対意見もありますが、開
は多くの住民が参加するものの、そのほかの
ごみが減ってきています。このほかに、河川
催すれば皆さん盛り上がりますし、達成感や
います。河川敷などはごみが捨てられている
愛護活動として岩崎川の草刈りも実施してい
住民からの協力もたくさん得られます。一年
地域内にある介護老人保健施設の﹁シェーン
も自治会を中心に
費のみを補助申請
集まって解決して
平成3年、紫波町と矢巾町を結ぶ長徳橋が
し、作業は自分た
ハイムやはば﹂とは、春の花いっぱい運動を
完成したのがきっかけで、長徳橋交流会が発
ちで実施しまし
きました。河川敷
足し、紫波町の町内会との交流も行っていま
た。見えない努力
グラウンドの台風
す。毎年交互に交流会の企画をしており、ス
が、今の自治会の
共同で実施したり、また、施設の夏まつりに
ポーツレクリエーションのほか、長徳橋の清
支えとなっていま
招待された際には土橋の伝統さんさや神輿会
を建てるときなど大変苦労しましたが、いつ
遭ったときや矢巾地区農業構造改善センター
また、河川敷のグラウンドが台風で被害に
ます。
工夫して続けていくことが大切なことと考え
住民の参加を得られるように、今ある事業を
で軸となる行事は十分あることから、多くの
チームに分
掃活動なども共同で行い交流を図っていま
す。
被害の際は、材料
す。
の神輿を披露したりしています。
さまざまな団体との交流事業も盛んです。
ます。年々、地域住民の高齢化が進んでいる
行事では苦労しています。
この地域では人口が増える要素がなく、少
自治会を中心に問題解決
ます。
ず、遠方からも見学者が訪れ今日に至ってい
ており、周囲の環境整備を行い地元のみなら
昭和
年から北上川河川敷に白鳥が飛来し
ター内に当時の船の模型が展示されていま
を 建 立 し、 か つ 矢 巾 地 区 農 業 構 造 改 善 セ ン
め、間野々地区集落排水処理場内公園に石碑
場については、末永く地区民に伝えていくた
る施設として活用されています。なお、渡船
備されており、地区民の体力向上と融和を図
動公園は、関係者の献身的な努力によって整
また、河川敷地を利用し設置されている運
路線となっています。
完成し、国道4号線と396号線を結ぶ重要
11
ものの、総動員で実施しており、早朝1時間
程度で終了します。
回目を迎えました。土橋には河川
また、毎年実施している運動会は、平成
年度で第
上の参加が見られます。班対抗
いの参加者で賑わいます。
クリエーションを行っており、夏と同じくら
なお、冬にも体育館を利用したスポーツレ
を行い、班員同士の交流を図っています。
前中のうちに終了。その後は班単位で反省会
ど誰でも気軽に参加できる種目で行われ、午
かれて、輪投げや玉入れ、チャンスレースな
13
事業よりも多くの住民が参加し、200人以
ので、総会や町の町民運動会などの、どんな
います。この運動会は全戸対象に行われます
することができ、地域の資源を有効活用して
巾地区農業構造改善センターの体育館で開催
敷にグラウンドがあるほか、雨天の場合は矢
35
コミュニティ活動の紹介
21
ことが多いのですが、
毎年行っているためか、
地域内外の団体との交流事業
58
コミュニティ活動の紹介
自治会員同士が理解を深め互いに助け合って、地域の生活を豊にし、健康あふれる社会を建設して共同の福祉の増進と、明るい家庭を築く
夏・冬のスポレクは
盛り上がります
土橋自治会
28
29
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
年4月1日に
北郡山自治会は、部落会は以前からありま
したが、自治会としては昭和
年に
16
年農文協が発行した日本食生活全集
理なく、むらなく、無駄なく〟を心がけてい
北郡山は特徴がないというのが特徴で、〝無
︵昭和
に岩手の食事として掲載︶が残っています。
行っています。前年活躍した人を祝う新年交
そのほか、大小さまざまな特徴的な事業を
各種課題を抱えていますが、さまざまな意味
存体制づくり、安全安心な地域づくりなどの
少子高齢化や伝統さんさの本格的復活と保
核となる活動の充実を
目指します
賀会や子ども会による夢灯り事業、地区民レ
年からは隔年︶な
代、
代 の 若 手 が 不 足 し て お り、
活性化に向けた取り組みを行っていきます。
文化の保護活用といった、コミュニティ活動の
計画づくり、高齢者の見守り支援、郷土の伝統
今後は、核となる活動の充実のため、防災
ならないと考えています。
取り組みとともに、町全体で検討しなければ
が抱えている課題と思われますので、地域の
手の地域リーダーの養成は、それぞれの地域
活性化につなぐことができない状況です。若
ま た、
つなげていきたいと思っています。
の課題の焦点化と地域おこし運動の発展へと
立っていかないのではとも考えており、地域
核となる事業がなければコミュニティは成り
じ て い ま す。 継 続 的 に 課 題 を 解 決 す る た め、
ありますが、何かが生き生きしていないと感
行ってきました。ゆいにもつながるし成果も
これまで、毎年一つ一つの事業を繰り返し
す。
でのゆいの心を広げていきたいと考えていま
〝無理なく、むらなく、無駄なく〟
を心がけています
ます。
やひっつみなど、古くからの伝統的な食文化
伝統的に行われてきたもの、郷土文化の掘り
伝統文化の継承と古里の再発見ということで、
清掃などの環境美化活動を行っているほか、
こにこライフ北郡山〟計画事業や河川・道路
北郡山自治会では、歩け歩け運動などの〝に
郷土の伝統・文化を再発見し
継承していきます
いう考えから、産直の出店も行っています。
また、5年前からは、地元野菜を商品へと
ます。
中心とした集落営農への道を着実に歩んでい
近の水田基盤整備と相まって農業の担い手を
した。平坦で肥沃な土地に恵まれ、また、最
健康ステップアップ運動で県表彰を受賞しま
うした気風が保健活動にも表れ、平成
まりは比較的良い状態が保たれています。こ
い︶の心﹂が今でも残っており、地域のまと
なっています。それだけに昔からの﹁結︵ゆ
民 が 多 く、 高 齢 者 の 割 合 は 町 内 で も 上 位 と
ほとんどが兼業農家であり、古くからの住
号線に程近く交通の便にも恵まれています。
が広がる純農村ですが、J R古館駅、国道4
です。自然環境に恵まれ、のどかな田園風景
白沢川、太田川に囲まれた2・1 ㎢の小集落
で、J R東北本線沿いに位置し、岩崎川、大
設立されました。この地区は、矢巾町の南端
56
年から開催して
クリエーション大会、昭和
また、ミニ広報も毎月発行しています。
ど、年間を通して各種事業を展開しています。
いる地区民作品展︵平成
62
16
コミュニティ活動の紹介
起こし活動などを積極的に行っています。
北郡山地区には数多くの古碑や地蔵尊が存
在しており、コミュニティ独自で調査し報告
年前から
書を作成しました。また、子どもさんさ太鼓
は 年前から、子ども相撲大会は
付いています。
農村・水田地域ということで、田植えが終
わった時期には﹁さなぶり会﹂︵田植えを終
えたお祝い︶を開催したり、わらを使った文
化を残したいという思いから、しめ縄・しめ
飾りを作り、神社への奉納や神社周辺に飾っ
50
〈人口〉370人 〈世帯数〉99世帯
たりしています。
そのほかにも、
きりせんしょ
コミュニティ活動の紹介
59
みらい、ひろげよう“結”のこころ
ゆめ
毎年欠かさず行っており、地域にすっかり根
35
40
北郡山自治会
26
30
31
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
西部山岳地帯より洪積層により生成された
扇状団地上の集落、これが赤林です。赤林の
語源はこの地帯に林生するナラやクヌギ、ソ
ロなどの広葉樹が秋ともなれば紅葉に彩られ
戸中
戸
ひときわ美観を呈したことから名付けられた
ようです。
上赤林地域は盛岡市に隣接する
68
年度、
年度か
年度ともに2位と
施︵第1日曜日︶しています。町の資源回収
ら始めた資源ごみの集団資源回収を毎月実
上 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ で は、 平 成
集団資源回収で2年連続2位
野菜、花の栽培をしています。
なお、全農家が集団転作に取り組み、小麦、
の著しい発展が期待される地域です。
盛岡南公園が建設され農家所得の向上と地域
盛岡中央卸売市場、隣接地︵永井地区︶には
ルターミナル、しかも行政区内と隣接地には
盛岡南IC、東にJ R貨物ターミナル、オイ
が農家の農村地帯、西に流通センター、北に
90
20
地区内の防災スピーカーを活用し、ラジオ体
い の ぼ り 掲 揚、 水 生 生 物 観 察 会、 さ ら に は、
考えます。意識して育てなければ意味がなく、
時代に沿った、若いリーダーの育成が必要と
す。行政も無視できないと思いますが、時代、
子ども会の活動もどのようになるか不安で
効果のある、役に立つ講座を開催してほしい
と思います。良い意味で地域の﹁ばがっこリー
ダー養成﹂などがあれば、積極的に参加させ
地域を支えていく後継者が必要であり、大き
が多いことなどがあげられます。今後は将来、
課題としては、少子高齢化の影響や未婚者
つ場所、育つ活動を今後展開していきます。
家族、団らんがあって、地域の結いの心が育
が当たり前に育つことが理想と考えており、
上赤林コミュニティでは、当たり前のこと
たいと考えています。
な課題です。
リーダー、後継者育成を目指します
り組みも行いました。
し、ラジオ体操を復活させるなど、大胆な取
ごみがたまらなくなったという声が聞かれま
ます。また、毎月実施することで、家に資源
労しましたが、今ではスムーズに作業してい
るために積み立てています。最初は分別に苦
会活動の資金、行政区内施設の修理費にあて
おり、その収益は子ども会と折半し、子ども
毎月、年に2回は子ども会と合同で実施して
いう結果を残しています。コミュニティでは
コンクールでは
21
コミュニティ活動の紹介
予行練習として開催。勝とう!というのでは
が何事にも積極的に参加してくれることが自
慢です。ただし勝負欲がなく、参加すること
に意義を感ずる面が優先する嫌いがあり、こ
れが欠点でもあります。
さまざまな取り組みを通して
交流を図る
作ったり、案山子︵かかし︶祭りを開催した
このほかに、公民館に﹁喫煙室﹂を自前で
また、夏季スポーツ大会を9月に開催して
20
操 の テ ー プ を 夏 休 み 期 間 中 の 毎 朝6 時 に 流
す。水環境保全の会との共催で鹿妻堰へのこ
子ども会との交流も積極的に行っていま
なユニークな事業を行っています。
訓練や冬季スポーツ大会など、各種さまざま
赤林会夏祭り、公民館自衛消防隊による消防
り、下赤林と合同で参加する白山神社祭典や
コミュニティ活動の紹介
います。町民運動会が開催される年は、その
ます。
む会を開催しグランドゴルフをしたりしてい
の利用促進を図るため、各種スポーツを楽し
る人が少なくなりました。現在は、運動広場
ルが盛んでしたが、今ではゲートボールをす
スポーツ交流も盛んです。昔はゲートボー
参加することに意義があります
なく参加することに意義があります。地区民
〈人口〉341人 〈世帯数〉93世帯
す。このほか、春と秋に行われる河川の刈り
和と助け合い(結いコ)で明るく住み良い活力に満ちた地域づくり
払いなど、環境美化に努めています。
上赤林コミュニティ
32
33
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
赤林の地名は、昔クヌギの原生林が秋にな
ると見事な紅葉を見せることから、そう呼ば
年煙山村の
れるようになったといわれがあります。江戸
年より矢巾町の一部となりまし
中期ころに赤林村ができ、明治
一部、昭和
年には矢次│赤林間
総 出 に よ る 地 区 運 動 会︵ 約
競技︶、運動会
人クラブ︶などの環境美化活動のほか、全戸
回収、集落センターの清掃、神社の草刈り︵老
活動としては、花いっぱい運動や集団資源
ティ活動を展開しています。
赤林コミュニティ委員会を組織し、コミュニ
家組合のそれぞれの団体代表で構成された下
も会育成会、老人クラブ、体育振興委員、農
のほか、婦人会、青年会、芸能保存会、子ど
下赤林コミュニティでは、行政区、公民館
役割の明確化
下赤林コミュニティ委員会を
中心に活動
す。
常生活において地域活性化が一層期待されま
に道路拡幅工事も完成し、農業生活活動や日
れました。また、平成
a 区画に整理され、さらに分家住宅が造成さ
始となり、水田は一部北谷地地区を除いて
純農村部で平成8年には集落排水が供用開
た。
22
活動の充実が図られています。また、地区全
そのほか、それぞれの団体が機能しており、
こと、また介護が必要な家族が増えていくこ
ることや一人暮らし高齢者世帯が増えている
今後は、住民の出入りがほとんどないこと
から、今までと同じように隣近所に声をかけ
ていける状態を維持できればと考えていま
芸能保存会では、子どもの居場所づくりの
いるものを、活動を通して維持していければ
の安心材料でもあります。昔から続けてきて
す。この地域ならではの強みでもあり、一つ
一環で、財団法人伝統文化活性化国民協会の
さ踊りの伝承教室を開催しています。補助申
と思います。
さんさ踊り伝承教室の開催
が明確化されています。
とがあげられます。
る課題として、子どもが少なくなってきてい
トボール大会、子ども会による地域内ウオー
の準備体操も兼ねた向田川の河川清掃、ソフ
14
体の事業においても、それぞれの団体の役割
くあります。
14
﹁伝統文化こども教室﹂事業を活用し、さん
請に関する様式が数多くあり、書類作成は大
変苦労しましたが、事業費を活用できること
から、がんばった甲斐がありました。
さんさ踊りの指導者もいるので、継続して
いる人も多く、小学校を卒業しても参加して
くれる子どもが多くいます。
歳から
歳の歳祝
昔から続いているものを大切に
課題としては青年会︵
社祭り前夜祭では、婦人会はおでんを200
婦人会や青年会の活動も盛んです。白山神
えたお祝い︶を開催し、
交流を図っています。
わった時期に毎年﹁さなぶり﹂︵田植えを終
また、農村地域ということで、田植えが終
ので、参加を促していかなければと考えてい
難しいと思いますが、人数的にも十分います
られます。働き盛りで、地域行事への参加が
ため、思い切った活動ができないことがあげ
こと、子ども会行事への男性の参画が少ない
また、コミュニティ活動にも支障が出てく
ます。
ど、地域全体の事業でも活躍する場面が数多
コミュニティ活動の紹介
41
コミュニティ活動の紹介
カ所を設置して行います︶など、さまざまな
クラリー︵地域内各所にチェックポイント6
〈人口〉312人 〈世帯数〉85世帯
食作り完売、青年会では飲み物販売をするな
いまで︶と老人会の間の世代の参加が寂しい
42
21世紀の新しい地域を目指して明るく、楽しく、生き生き住める潤いのある赤林
事業を行っています。
18
下赤林コミュニティ
34
35
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
30
コミュニティ活動の紹介
り上がります。毎年同じようなことを行って
老人クラブとの交流も盛んに行っており、花
このほかにも、子ども会とスクールガード、
南昌行政区は矢巾町西部に位置し、矢巾温
泉郷をはじめ観光地域として、また、県道西
部開拓線拡幅整備で交通網も発達し、南昌台
団地の世帯数の増加も相まって、混住化社会
が進行しています。
町内唯一の温泉保養施設を有するととも
に、煙山ダム、南昌グリーンハイツ、マース
矢巾パストラルバーデン、水辺の里、ゲート
ボール場などのほか、南昌トンネルができ交
通の便も向上しました。観光面の開発に加え、
南昌病院、志和荘、敬愛荘など医療・福祉の
施設も充実しています。
南昌台団地の人口増加により、混住化が進
む中、今後の課題は多く、行政区の分割も必
要となるであろうと思われます。
さまざまな取り組みを通して
交流充実
南昌自治会では、団地内の草刈りや河川清
掃、側溝泥上げといった環境美化活動や、夏
まつり、秋まつりのほか、レクリエーション
事業として海釣りの集いや登山、史跡めぐり
や身近なテーマを学習する各種勉強会、南昌
病院関連の施設との交流事業︵健康講習や施
設開放︶など、
さまざまな事業を行っています。
夏まつりは8月に開催し、子どもたちを中
心にビンゴゲームやさんさ踊り、餅つき、餅
まき、また、スクールガードが率先してバルー
ンアートを行ったりと、多彩なイベントで盛
ます。情報の張り替えなどは役員が行ってい
ます。
年度から広報委員会を設置し
て手づくりの広報を作成し、地域内の情報発
また、平成
縄なえ講習やミズキ団子づくりなどを開催し
な活動が見られ、しめ縄づくりや公民館に飾
る門松づくりを行っています。
当初、南昌台団地の住民との関わりを心配
役割の明確化でみんなが協力
信にも力を入れています。
いますが、それが定着しているおかげで子ど
す。子どもからお年寄りまで楽しめるイベン
トの一つです。
秋まつりは文化祭・収穫祭という位置づけ
になっています。
公民館の中では趣味の展示、
外では農家の人たちが持ち寄った農産物を販
ごみ集積所へ掲示板を設置
していましたが、昔から住んでいる人たちが
暖かく迎え、また、事業においても非常に一
生懸命なので、団地の人たちもすぐに溶け込
カ所すべてのごみ集積所
に小さな掲示板を設置していることです。﹁地
んで活動しています。子ども会の役員も団地
特徴的なのは、
域内の情報伝達について考えてほしい﹂とい
今後も今までのような形で進めていきなが
の人たちが多いので、そのためか積極的に地
内容は自治会からのお知らせ、地域の情報
ら、あまり負担とならないように事業を展開
う要望があったことがきっかけでした。回覧
のほか、地域住民からの要望にも応え、迷い
していきたいと考えています。大きい事業は
域活動に関わってくれています。
犬の捜索願いなども載せたことがあります。
大変ですが、みんなで協力し、役割分担がしっ
えています。
住民の要望に可能な限り応えていきたいと考
した。これからも改善できるところは改善し、
ら、その意見を反映し、改善を実施してきま
しています。さまざまな意見を出し合いなが
過去に地域の住民にアンケート調査を実施
も配慮した地域づくりを展開しています。
﹁ 安 全・ 安 心 ﹂ に
非 常 時 体 制 を 作 っ て お り、
が、自治会と志和荘とが連携し、防災組織と
民館周辺が災害危険区域に指定されています
かりしているので人も集まります。また、公
何か情報がないか必ず目に付いて見てしまい
板よりも効果があるように感じています。
14
売するほか、ビンゴゲーム、芋の子汁の振る
舞い、サンマやイカなどの海産物の炭火焼き
など、交流も兼ねて開催しています。
ています。また、老人クラブ単独でも積極的
いっぱい運動や花壇管理、小正月行事として
〈人口〉760人 〈世帯数〉312世帯
もたちはみんな楽しみにして参加していま
親睦と融和を図り、住みよい地域づくり
コミュニティ活動の紹介
20
南昌自治会
36
37
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
月、同事業により
昔の広宮沢地区は、三世代、四世代の同居
の世帯が多く見られていましたが、現在は少
なくなり、高齢の夫婦あるいは一人暮らしの
世帯が見られるようになりました。土地区画
整理事業の実施により、今後は、住宅地と流
通業務地区との環境や生活面などでの調和を
図っていくことが求められています。
事業を通して交流
広宮沢1区自治会では、芋沢川の河川清掃
や町道・路肩の草刈りなどの環境美化活動の
ほか、消防と警察にその時々の旬な話題を講
演してもらう防火・防犯懇談会、町民運動会
が行われない年には世代間交流スポーツ大会
などを開催しています。
世代間交流スポーツ大会は、矢巾温泉周辺
施設を活用して、マレットゴルフやペタンク、
ゲートボール、輪投げ、ダーツなどの競技を
の回り︵道路︶を太鼓をたたいて歩く行事。
つりは、田んぼの虫を追い払うため、田んぼ
実 施。 お 昼 に は 芋 の 子 汁 を 食 べ な が ら 交 流
植えから収穫まで、どんな過程ででき上がる
事です。いずれも子ども会行事として老人ク
のかといった食育を兼ねた農業体験事業な
また、収穫した野菜は、秋の収穫祭で芋の
ラブの皆さんの協力のもと行われており、
コレラまつりは、ワラ人形をもって地域内を
子汁などを作って食べることにしており、収
人ほどの参加が見られます。いつから行って
ど、事業を通して地域における子育てと子ど
穫 祭 に は、 老 人 ク ラ ブ や 子 ど も 会 事 業 に 関
いるか分かりませんが、広宮沢に伝わる伝統
歩き、悪いものを集めて燃やして厄を払う行
わってもらった人たちを招待しお礼を兼ねて
行事で相当昔から行われています。
もたちの思い出づくりを実践しています。
実施しています。
子ども会と老人クラブとの交流事業を積極
みんなで分担して
事業を続けたい
7月には﹁虫おいまつり﹂と﹁コレラまつ
的に行っていますが、現在の課題として少子
昔ながらのまつりの伝承
﹁虫おいまつり﹂
﹁コレラまつり﹂
り﹂を毎年交互に開催しています。虫おいま
を行っていく上で、高齢者をどのように取り
高齢化が重くのしかかっています。地域活動
し、温泉で一日の疲れを癒やすといった内容
年齢構成も変わっていくので、自治会費にも
影響が出てきます。ふれあいの場として公民
館の開放も考えていますが、人や事業費の問
や、老人クラブとのふれあいを兼ねたミズキ
ることであいさつ運動を兼ねた集団資源回収
事業を行っているのも特徴です。各家庭を回
そのほか、子ども会と合同で、さまざまな
なで分担して活動できる体制づくりが今後は
なやり方を考えていきたいと思います。みん
も参加する人もお互いに負担にならないよう
続して事業を続けていけるよう、仕掛ける人
になって考えていかなければなりません。継
題もあるため、どのような形がいいのか本気
団子飾り、さらには、畑を子ども会用に借り
必要と考えています。
コミュニティ活動の紹介
がら、サツマイモやサトイモなど、野菜の苗
て、老人クラブの皆さんに手伝ってもらいな
地域における子育てと
思い出づくり
込んで、どのように活動していくかを地域で
40
コミュニティ活動の紹介
広宮沢1区は、東西に細長く、西から東へ
ゆるやかに傾斜しており、自然環境に恵まれ
た地域で、古くから米を主体とする農業が営
まれてきました。
岩手流通センターのすぐ南側に位置し、広
宮沢第二土地区画整理事業により、地区中心
部約0・4 ㎢が新たに流通業務地区と宅地に
年
区分けされ、地域発展がますます期待されて
います。また、平成
11
広宮沢公民館が移築しました。
16
です。地域の皆さんが楽しみにしており、毎
〈人口〉403人 〈世帯数〉119世帯
考えていかなければならなくなっています。
自然と人間にやさしい街づくり
年盛り上がる事業となっています。
広宮沢1区自治会
38
39
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
明るくきれいな地域を目指します
基ありますが、防犯灯
年、広宮沢土地区画整理事業による宅
矢巾町北部、流通センターの南側に位置し、
昭和
地 造 成 が 行 わ れ ま し た。 人 口 の 増 加 に よ り、
旧広宮沢行政区を分割し、平成4年4月から
旧広宮沢行政区北側を広宮沢2区行政区とし
年
月竣工の土地区画整理事業地が
て独立し、現在に至っています。
昭和
社くら
犬の散歩をしながらごみ拾いをしている人が
ます。犬を飼っている人がたくさんいますが、
などしてまつりを大いに盛り上げてもらって
地域貢献の一環ではありますが、出店を出す
いがボランティアで参加しています。企業の
今後は、少子高齢化の影響や同年代の住民
交流、隔年開催のスポーツイベントや講演会
動を通しての指導者や協力者たちとの世代間
く練習する機会なども含めて︶
、子ども会活
けとした参加選手間の交流︵試合だけではな
をキャッチフレーズに、より住み良い地域を
維持し、今後も﹁みんなで参加・世代間交流﹂
今あるこの状況を続けていけるような体制を
﹁ 地 域 の こ と は 地 域 で ﹂ と い う 考 え の も と、
が予想されるといった課題も抱えています。
が多いことなどから、一気に高齢化すること
による地域交流を柱に、自治会のキャッチフ
目指していきます。
るため、多くの企業群と共生しています。金
自治会の地域は、流通センターに隣接してい
企業との交流も盛んです。この広宮沢2区
たちにとても喜ばれています。
してきた高齢者から企画提案があり、子ども
を深めています。この事業は、新たに引っ越
をしたり、輪投げをしたりと、世代間で交流
ています。何かを作ったり、昔ながらの遊び
と子ども会による交流事業を2年前から始め
の民生児童委員が主体となり、月2回高齢者
そのような中で、自主的な活動として地区
います。
れ あ い・ 思 い や り・ 助 け 合 い ︶﹂ を 目 指 し て
レーズである﹁みんなで参加・世代間交流︵ふ
町のスポーツ大会への積極的参加をきっか
﹁地域のことは地域で﹂を
モットーに
多く、道路にはごみが落ちていません。みん
比羅神社のまつりに、地区内の企業
組んでいます。依頼があればほかの地域で披
に責任者になってもらい、一体となって取り
に踊ってくれます。また、父兄にも演目ごと
りを見ているためか、学年が上がっても上手
年に応じて演目があるものの、毎年先輩の踊
と金比羅神社のまつりの際に奉納します。学
会による踊りは夏に練習を行い、広宮沢神社
この地域の伝統芸能は百姓おどり。子ども
活動︵講演会ほか︶を行っています。
や伝統芸能の保存伝承活動、隔年開催の交流
参加、子ども会による集団資源回収︵春と秋︶
地、通学路の草刈り、町のスポーツ大会への
自治会区域内のごみ拾いのほか、河川や空き
広宮沢2区自治会では、春と秋の草刈りと
子ども会で伝統芸能の
百姓おどり
求め、活性化してきました。
これらの住民による新しい地域社会の構築を
の増加によるアパート世帯、そして地元農家
入してきた各世代の世帯およびアパートなど
大部分を占める当地は、宅地造成に伴い、転
11
います。
地域が明るいほかに、きれいな町でもあり
63
なが意識して拾っていますし、地区内にある
企業の従業員でもごみ拾いをしている人が多
地域内の防犯灯は
掃除を毎年実施しています。地域に電機関係
く見られます。
人くらいで行い、半日かけて実
インに電球の交換も行っています。作業は自
治会の役員
施します。始めて4年ほどになりますが、毎
年掃除を行えばきれいにするのも簡単で、何
より地域が明るくなります。
コミュニティ活動の紹介
各種交流を通じた地域発展
に詳しい方が住んでいますので、その方をメ
48
63
コミュニティ活動の紹介
〈人口〉662人 〈世帯数〉237世帯
露することもあります。
みんなで参加・世代間交流(ふれあい・思いやり・助け合い)
10
10
広宮沢2区自治会
40
41
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
年、当行
年余、現在、コミュニティ
岩手流通センターが開発されて
政区が誕生して
37
〈人口〉539人 〈世帯数〉216世帯
思 い 出 と な っ て お り、 結 婚 で 転 出 し た 若 い
とが、子どもたちが大人になったときの良い
厄払いなどを行っていますが、このようなこ
た神輿を提供していただき、
地区の安全祈願・
また、夏まつりにおいては、個人で製作し
上げてきた先輩の皆さんの取り組みに大変感
これらの活動の定着化に向け、これまで積み
見 ら れ、 地 域 の 活 性 化 に つ な が っ て い ま す。
ちが参加する行事だからこそ積極的な参加が
と感じています。また、その家族も子どもた
どもたちにも何らかの成果が表れてきている
なった公園の清掃活動をしてくれたりと、子
という中学生からの話が出てきたり、会場と
翌年には、各班ごとの輪番制での立ち会いを
集積所もかなりきれいになりました。さらに
真を回覧するなどの努力が徐々に実を結び、
たほか、実際に出されているごみの実態の写
していた西徳田1区への現地研修視察も行っ
分けを行ってみました。先進的な取り組みを
曜日、集積所に役員の立会いを行い、率先仕
分で困っていましたが、打開策として毎週木
ごみ減量・集団資源回収にも積極的に取り
ごみ減量・資源回収の取り組み
上を図り、自然にやさしいエコ生活を目指し
常に話題として取り上げ、地域住民の意識向
収コンクールで第1位を獲得することができ
加を目指していきます。
いも若きもみんな元気で﹂地域連携と全員参
かったと思われる地域にしたいと考え、﹁老
い健康なまちづくりを目指し、住んでいて良
また、安全、安心な、そして高齢者にやさし
したまちづくりができればと考えています。
もに、流通センターならではの企業群と連携
しながら、今後は、若い人への働きかけとと
んにいかに参加していただくかという工夫を
プも高齢化が進んできています。住民の皆さ
地域全体、そして北川睦会などの各グルー
老いも若きもみんな元気で
地域連携と全員参加を!
取り組んでいきたいと考えています。
ました。今後においても、役員班長会議には
組んでいます。当初、ごみ分別の習慣が不十
21
してきています。
方々が帰省して参加してくれることもあるな
全世帯に呼びかけ、実態を実感してもらう仕
年度は町の資源回
謝しています。
えています。小中学生は年々減ってきていま
すが、
﹁夏まつりに参加して何かをやりたい﹂
コミュニティ活動の紹介
組みにしたところ、平成
ど、まさにふるさとづくりになっていると考
者側も参加者側も世代間交流が図られ、年々
を発揮します。イベントを行うことで、主催
のボランティアグループ︶の組織が大きな力
人 ク ラ ブ ︶、 北 川 睦 会︵ 青・ 壮 年 世 代 が 中 心
すが、さらに、子ども会、北川翠生クラブ︵老
事業の活動部隊の基本は各家庭の全家族で
ています。
など、四季折々にちなんだイベントを開催し
く地域連帯を願う﹁イルミネーション装飾﹂
れる﹁ふれあい文化祭﹂、冬は寒い冬を明る
﹁夏まつり﹂、秋は個性ある作品が多く出品さ
んさ踊り、近隣地区との伝統芸能交流を行う
庭 料 理 持 ち 寄 り の﹁ 観 桜 会 ﹂
、 夏 は 神 輿、 さ
流通センターコミュニティでは、春は各家
イベントの開催で
世代間交流を図る
ア活動の充実強化を図っています。
極的な取り組みと、それを支えるボランティ
公民館活動の充実、さらには創作芸能への積
運動の一環としてのリサイクル活動の推進、
福祉の充実、子ども会の健全育成、ごみ減量
今後、少子高齢化がますます進む中、保健
連携が充実強化されてきています。
4連覇を二度も実現するなど、地域の交流・
の開催、町民スポーツ大会における総合優勝
を中心に四大行事として四季折々のイベント
30
コミュニティ活動の紹介
地域連携と全員参加の流通センターコミュニティ
参加者も100人から200人と増え、充実
流通センターコミュニティ
42
43
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
期波安芸守の三男である、藤原道国が築城
した城内舘があり、後に煙山氏の居城となり
ました。その後、舘を中心に現在の城内行政
年 町 村 別 施 行 に よ り、 煙 山、 広 宮 沢、
区が発展し、特に経済文化産業が栄えました。
明治
年には徳田村、
30
和
年5月1日に矢巾町となり城内行政区と
不動村3村合併により、矢巾村に。そして昭
が合併し煙山村となり、昭和
赤林、矢次、矢巾、又兵エ新田など8つの村
22
伝統さんさの復活
毎年実施でバザーが定着
総出で必死になって事業に協力してくれま
住民各自が行っており、自分の水田の管理と
併せて行っています。
夏の観音まつり、冬のスミつけまつりはコ
年から保存会の指導者3人の協力を得て、一
たところ、伝統さんさ復活案が浮上。平成
た。このことをさんさ踊り保存会に持ちかけ
減少により参加できなくなってしまいまし
さ踊りに参加していましたが、子どもの数の
3万円の収入があります。その収益金は、社
す 。 収 穫 し た も の を 売 る 人 も お り、 お よ そ
ていますので、皆さん協力的で、バザーのた
ティではバザーを実施しています。毎年行っ
る 餅 つ き が 行 わ れ、 そ れ と 併 せ て コ ミ ュ ニ
農家組合主催の収穫祭では子どもたちによ
ミュニティ主催の事業ではありませんが、観
生懸命練習し復活させました。その成果は、
子ども会では、平成
音まつりの前夜祭はコミュニティが企画して
地域内外の人たちで
盛り上がります
行 っ て い ま す。 ま た 、 ス ミ つ け ま つ り も コ
夏の盆踊りの際に披露されました。このこと
会福祉協議会へ寄付しています。
めにさまざまなものを用意してくれていま
ミュニティが応援協力しながら開催されてい
でまつり自体も盛り上がり、参加者の中にも
継続することで
今の良い状況を維持
戸 数 が 少 な い た め、 予 算 が 限 ら れ て お り、
また、応分の負担がかかるので、施設整備も
毎年の事業を行うだけで精一杯の状況です。
させたいという思
けばと考えています。
動が行われているので、今の状況が続いてい
域みんなで協力し合いながらコミュニティ活
活など地域課題の解決が図られています。地
らも大きな事業を行ったり、伝承さんさの復
ています。コミュニティの規模が小さいなが
内容などをこのまま維持していけるよう考え
か ら の 要 望 も 特 に な く、 現 在 の 活 動 や 規 模、
解しているからか、施設整備などの地域住民
できないのが現状です。このような状況を理
も復活。子ども優
先でおにぎりを振
る舞い、皆さんに
喜んでもらいまし
た。
ま た、 城 内 コ
ミュニティには
代のお婿さんが5
人ほどおり、家族
30
いから、﹁こびり﹂
あれば何かを食べ
人が集まるので
となりました。
歌ったりと大盛況
ます。観音まつり前夜祭にはポスターを見た
コミュニティ活動の紹介
踊りを覚えている人がいて、一緒に踊ったり、
年まで盛岡市のさん
す。非常にありがたいことです。
つけまつりで一年を締めくくります。そのほ
賀会、そして2月第1土曜日に行われるスミ
会と合同で行う秋の収穫祭・バザー、新年交
夏の盆踊り、観音まつり前夜祭、南煙山自治
まります。その後、岩崎川の河川愛護活動や
えたお祝いである﹁さなぶり﹂から事業が始
とで、春の田植えが終わってから、作業を終
城内コミュニティでは、稲作地域というこ
さなぶりで一年の豊作を祈願
ます。
への勤務と併せて複合兼業型農業を営んでい
稲作、野菜などを主としており、盛岡市など
地 区 内 産 業 と し て は、 リ ン ゴ や シ イ タ ケ、
観光的資源が多くあります。
ス矢巾パストラルバーデンなど、レジャー・
総合グラウンド、南昌グリーンハイツ、マー
城内山の展望台、煙山森林公園、キャンプ場、
煙山ダム、盛岡市や紫波郡内を一望できる
して現在に至っています。
41
地から訪れる方も多数おり、地域内外の人た
21
和味地区の方が、スミつけまつりには県内各
20
ちで城内地区が賑わいます。
〈人口〉216人 〈世帯数〉63世帯
か、道路愛護活動も行っていますが、この活
身近な川、緑地の自然環境保全に努め、きれいな地域づくり
動は日時を設定して行われるのではなく地区
城内コミュニティ
44
45
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
年に開
周年記念﹂の
際に初めて合同で披露しました。
催した﹁煙山自治公民館建設
れています。3団体そろって披露する機会は
してくれます。
年3月に﹁ け むやまのよもや
域の宝物として貴重な資料となっています。
事︶
、昔語り、むらの先人などが掲載され、地
ま 話し ﹂ を煙 山 自 治 公 民 館が発 行しており、
歴史と伝統芸能の伝承
組織の再編により
新たな活動を目指します
参 加 者 の 固 定 化 や、 老 人 ク ラ ブ、 婦 人 部、
女性部、青年部の会員数が減少していること、
各団体に対する資金面での支援も厳しくなっ
ている状況が課題となっています。
現在矢巾町は、盛岡市のベッドタウンとし
て変貌していますが、煙山行政区は都市近郊
南昌山の麓に広がる当行政区は、中央を流
農業の一翼を担う地域となっています。
れる鹿妻幹線水路と並行し、東北縦貫自動車
道と主要地方道盛岡和賀線が南北に走り、都
市近郊としては耕地が拓け、積極的な農業開
発を進めてきた地域です。稲作に加え、野菜
や果樹、畜産、シイタケを基幹とした複合化
を図り、質の高い農業経営の安定化を目指し
ています。その中にあって、水と緑と豊かな
田園に囲まれた自然を大切にし、安全・安心
な地域への実現を目指しています。
みんなで地域を盛り上げます
煙山自治会では、月2回の公民館掃除など
地域施設の維持管理や集団資源回収活動、地
域内の道路・河川愛護活動、防火・防災講習
会のほか、農業が盛んな地域ということで﹁さ
なぶり﹂
︵田植えを終えたお祝い︶も行って
特徴的な事業としては、過去には二度富士
います。
山にも登ったことがある総ぐるみ登山や平成
元年から行っている元旦マラソン、年4回の
広報発行などがあげられます。
この地域にはアパートなどの集合住宅がな
く、新たに住民が入ってくることはありませ
ん。隣同士の付き合いができ上がっているの
食生活改善推進協議会、公民館、子ども会の
で、良い状態でコミュニティが成り立ってい
農組合などの農業団体もあり、それぞれの団
三つの団体が一体となって開催しており、誰
また、これらの団体のほか、農家組合、営
体にも班長などの役職があるなど、自治会組
でも参加しやすいような仕組みで、人の心を
引きつけるような工夫を凝らしながら地域交
年度は
周年という節目ということか
織全体が複雑化していたため、平成
流事業を行っています。
今後は公民館を中心とした事業を広げてい
きたいと考えており、事業をした結果につい
て振り返りも行っていかなければなりませ
加者があり、事業を一つにまとめて開催する
輪投げ大会、新年交賀会は120人ほどの参
ています。
目指した地域づくりを進めていければと考え
くりと子どもと高齢者を支える環境づくりを
ん。また、誰でも参加できるような仕組みづ
こ と で 大 い に 盛 り 上 が り ま す。 こ の 行 事 は、
新年最初の行事であるミズキ団子づくり、
誰でも参加できる仕組みづくり
ら、自治会組織の見直しを実施しました。
公民館落成
21
煙山地域には煙山鹿踊、煙山さんさ踊、煙
山田植踊など、伝統的な郷土芸能が受け継が
コミュニティ活動の紹介
30
いと考えています。
これからも煙山自治会の個性を生かした活動
また、昭 和
21
﹁ 煙 山 ﹂の名 前の由 来から歴 史︵ 暮らしや 行
﹁事業を行うと自然と人が集まってくる﹂
。
30
を通して、みんなで地域を盛り上げていきた
59
ンや登山など自治会事業にも積極的に参加を
これまでありませんでしたが、平成
〈人口〉431人 〈世帯数〉113世帯
ます。また、
地元に戻ってきた人もいるなど、
住民総参加によるコミュニティを通した活動への参画
最近は小学生が増加傾向にあり、元旦マラソ
煙山自治会
46
47
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
南煙山行政区は、耳取行政区、下煙山行政
区が平成元年4月1日に合併してできた地区
矢巾町のシンボルでもある南昌山の麓に広
です。
がる南煙山行政区は、西部地区に鹿妻幹線水
路と並行して東北縦貫自動車道と町道室岡赤
林線が、また東端を県道盛岡石鳥谷線が南北
に貫き、積極的に農業が進められてきました。
農業に従事する割合は兼業を含めると %を
ます。
ファミリー登山は、耳取、下煙山の合併以
は、南煙山に伝承されてきた耳取獅子踊をは
園 ホ ー ル で 盛 大 に 行 い ま し た。 発 表 の 部 で
れました。
ぞれ趣向を凝らして、特色のある発表が行わ
夏の合同イベントは、実相寺でお祓いを受
平成
年は、﹁ねまってみるべ夢舞台﹂を
け、子ども会を中心に子ども神輿で地域の各
ています。
来毎年実施している事業で、恒例行事となっ
マに、式典、発表、祝賀会の三部構成で、田
大会への参加など、さまざまな事業に取り組
掃、花いっぱい運動への参加、各種スポーツ
道路愛護活動、南煙山転作研修センターの清
年に2回の集団資源回収︵子ども会︶や河川・
会、夏まつり︶、新年交賀会の三大行事を軸に、
合同イベント︵子ども神輿、班対抗輪投げ大
南煙山自治会では、ファミリー登山、夏の
3大行事を軸に活動を展開
るべく邁進しています。
自然を大切に、豊かな田園都市への実現を図
のの、水と緑と豊かな田園に囲まれた地域の
都市近郊の地区として変貌を遂げつつあるも
接地区に移転となり、町の中心部に位置する
昭和
年、役場庁舎および関係諸機関が隣
農業経営を行い農家経済の安定を目指してい
などを基幹とした複合経営を図り、質の高い
ます。加えて野菜、リンゴ、畜産、シイタケ
超えており、特に稲作が主要作物となってい
90
じめ、班ごとに分かれて、踊りや寸劇、身の
ケ大会、豪華くじ引きなどを行い、大いに盛
61
ています。また、子ども会と合同で開催して
〈人口〉369人 〈世帯数〉124世帯
回りにあるものを使っての演奏会など、それ
だれでも気軽に参加できる公民館活動を目指して
おり、地域・世代間交流事業としても定着し
んでいます。
南煙山自治会
家庭を回り、無病息災を祈願しています。そ
まつりと併せて、南煙山転作研修センターで
テーマに、地元の民謡歌手を迎え、恒例の夏
周年を祝いました。
をテーマに、矢巾町公民館で開催。
歳以上
年には、﹁みんなが主役の活動写真﹂
15
20
周年記念に開封する予定となっています。
まつりで記念の﹁タイムカプセル﹂を埋設し、
に制作したビデオを上映しました。また、夏
の高齢者に感謝状を贈呈し、また、各班ごと
90
平成
の翌日に、日中には班対抗輪投げ大会を、夕
年が明け、地区住民同士の新年のあいさつ
を兼ねて、新年交賀会が毎年1月1日に行わ
れます。
地域が一体となり合併を祝う
南煙山自治会は、平成元年に耳取と下煙山
周年記念事業
が合併してできた自治会で、節目には記念事
年には、南煙山発足
業を開催しています。
平成
と し て、
﹁しょすどもでるべ夢舞台﹂をテー
年余りが経過しており、一体感が醸成さ
と考えています。
軸に継続して自治会の親睦を深めていきたい
は減少傾向にありますが、今後も恒例事業を
少子高齢化の影響で、三大行事への参加者
班ごとの結束が強くなります。
れてきました。合併記念式典を行うことで、
ら
分かるような自治会です。また、合併してか
100戸弱の世帯数のため、みんなの顔が
今ある事業を継続しながら
親睦を深めます
30
20
り上がります。
行い
15
方からは夏まつりが行われ、自治会最大のイ
ベントとなっており、流しそうめんやカラオ
コミュニティ活動の紹介
10
48
49
10
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢次行政区は、矢巾町の北西部、旧煙山村
年 に は、
年に煙山、赤林、矢次の三学区が合
のほぼ中央に位置しています。
明治
併 し、 矢 次 尋 常 小 学 校 が 誕 生。 同
年に上矢次、矢次地
年に新しい行政区として誕
年に地域の北側に建設された雇用促
現在地に新校舎が建設されています。
昭和
進住宅は、昭和
生し、相前後して昭和
区が合併し矢次行政区として現在に至ってい
ます。
本地域は、旧煙山役場の所在地として繁栄
したところであり、中央部は、旧県道盛岡・
石鳥谷線を挟んで人家が密集しており、地域
の西側と東南部は、住宅地がまばらに点在し
純農村地帯となっています。
中央部の街並みには、煙山小学校、岩手中
央農業協同組合煙山出張所、簡易郵便局、商
社の営業所などがあり、また東側には、矢巾
北中学校、くみあい鉄建工業株式会社、岩手
東洋サッシ哨工株式会社︵営業所︶、煙山保
育園、小学校南側には北日本高等専修学校が
あります。保育園、小学校、中学校、専修高
等学校まであるのは矢次行政区だけで、正に
店が点在してお
文教の行政区となっています。商工業は町道
沿いにサービス業を含めて
り、そのほか4社の建設業者と歯科医院が点
ます。班長を対象に計画的に研修を行いなが
るなど、実際に体験しながら研修を行ってい
在しています。
行われる﹁矢次夏まつりさんさ踊り大会﹂の
どん広げていくことを目指しています。また、
会場に提灯飾りを設置してまつりを盛り上げ
矢次さんさ太鼓の伝承事業は、活動する機
組織役員の中に民生児童委員も入れながら、
ら、班の中心となって活動してもらい、どん
会があるので伝承できます。矢次夏まつりさ
一人暮らし高齢者への対応︵住んでいる家は
ています。
んさ踊り大会での披露や白山神社への奉納な
分かるが、就寝場所の確認など把握する必要
あり︶も考えています。
どで披露しています。
自主防災組織設立で安全安心な
地域を目指します
われる毎月1回の公民館清掃や週1回のごみ
道路愛護活動をはじめ、班ごとの当番制で行
もに事業を実施しています。河川雑物除去・
かけとしたときは若い年代の人たちも参加し
た問題を抱えています。また、子ども会をきっ
かではあるものの、高齢化、後継者不足といっ
さまざまな活動に積極的に取り組み、華や
さりげない会話から始まる
矢次行政区ふる里会
集積所清掃といった環境美化活動のほか、地
ますが、子ども会が終われば疎遠になってし
矢次行政区ふる里会では、公民館活動とと
区内運動会や矢次文化祭、防災活動研修会な
まいます。どのようにすれば各種行事に参加
してくれるのか、来ない人や来れない人の思
ど幅広い事業を行っています。
防災活動研修
いを取り入れることができないのが一番の悩
動は矢次提灯まつり実行委員会が中心とな
うと提灯飾りを設置したのが始まりです。活
省するお盆前後期間中に商店街を明るくしよ
災組織を結成し
のため、自主防
危険が多い地域
川の氾濫などの
矢次地区は、河
たさりげない会話で若い人や転入者を暖かく
切に、所属感を実感できるよう、ちょっとし
いと考えています。多くの人との関わりを大
感できるように、活動内容を工夫していきた
政区ふる里会に所属していて良かった﹂と実
齢に応じた活動の選択肢を用意し、﹁矢次行
今後はすべての年齢層を想定しながら、年
みです。
年
会は、平成
度から本格的に
り、8月中旬の約2週間、矢次行政区内の各
たのがきっかけ
迎えて、﹁みんなで創る活力と潤いのある郷﹂
実 施 し ま し た。
商店、事業所、一般民家の道路に面した場所
でした。防災関
特徴的なのはお盆期間中の提灯まつり。こ
11
時まで
コミュニティ活動の紹介
提灯を電球で点灯します。また、8月
に提灯飾りを設置して、夕方から夜
年に地元出身者が帰
55
56
を目指していきます。
の提灯まつりは、平成
40
20
50
コミュニティ活動の紹介
〈人口〉591人 〈世帯数〉166世帯
提灯まつりで
矢次を明るいまちに
みんなで創る活力と潤いのある郷をめざして
連施設へ研修す
11
21
矢次行政区ふる里会
日に
50
51
10
15
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
オーナー制で植えたりと、食育・農業体験を
活動の活性化を目指していきます。また、今
りますので、この事業をきっかけに子ども会
下北行政区は、矢巾町大字北矢幅、下矢次、
赤林の一部からなり、J R矢幅駅に近く矢巾
この地域は、農業地域ではありますが、岩
町の中心のやや北側にあります。
崎川を挟んで南側は矢巾町の中心市街地が形
成されています。近年は既存住宅など宅地開
発が行われ、非農家戸数も半数を占めていま
す。農作物として稲作が大半ですが、レタス、
キュウリ、ネギを中心とした野菜栽培のほか、
年には南北の街路、津
冬期間はナメコなどの栽培、出荷が行われて
います。また、平成
志田白沢線の開通に合わせて、下北産直﹁お
よれんせ﹂を開設し地域農業の活性化を図る
とともに、東西の街路、高田煙山線と一級河
川芋沢川の拡幅用地と併せて農業基盤整備が
進められています。
コミュニティを中心に地域活動
下北コミュニティでは、河川の刈り払いや
町道の草刈り、ガードレール掃除、泥上げと
いった環境美化活動のほか、子ども会による
集団資源回収やさんさ踊りの奉納、クリスマ
スイルミネーションの設置、班対抗のスポー
ツレクリエーションなどが行われています。
子ども会のほか、地域の活動に対して、コミュ
ニティが中心となり、連携しながら事業を実
施しています。
また、子ども会が営農組合に依頼して豆腐
た時代に戻りたいと考えています。そのため
づ く り や ア イ ス づ く り を 行 っ た り、 大 豆 を
もに手作りのアニメ的ものなどを合作で作っ
には、事業の内容や取り組みなど、さまざま
検討しながら、また、元気なコミュニティの
活動事例を参考にしながら活動を行っていけ
イルミネーションも周囲の人たちからは評
ればと考えています。
んでくれていますので、ほかの地域との連携
価をしてもらっていますし、子どもたちも喜
公民館事業が教育活動であった昔は、ひと
昔のような、地域住民が地域の行事にそれ
も視野に入れながら、手法など考えていかな
いのが現状です。
実際、
子どもの数も年々減っ
ぞれ関わりながら活動を行っていた時代のコ
声かければすぐ集まったのですが、現在、子
てきているのも不安の種で、何をどのように
ミュニティになれるよう取り組んでいきま
ければなりません。
したらいいのか分からない状態です。さんさ
す。
コミュニティ活動の紹介
踊りの奉納は集まりが良く、非常に盛り上が
ども会活動が衰退してきており、集まりが悪
コミュニティが
子ども会をバックアップ!
たいと考えています。
たり、雪像まつりのようなイベントも開催し
今後はデザインも含めて、子どもたちとと
15
コミュニティ活動の紹介
盛んに行っています。今後もコミュニティが
ら、これを 機 会に、子 ども 会 をはじめとした
地 域の活 動に対しコミュニティが支 援 をしなが
ら、 盛 り 上 げていければと考 えていま す 。
今後の展開が課題ではありますが、地域が
昔のように元気なコミュニティに
アップし、地域内外から脚光を浴びています。
一丸となってさまざまな活動に取り組んでい
月末から1
11
月上旬までの約1カ月半点灯しています。
準備を手伝ってもらいながら、
現在は、
子ども会と一緒に点灯式を行ったり、
かけに設置したものですが、年々バージョン
者 が 少 な け れば活 性 化に 結 びつかないことか
年 度 は、 平 成3 年に 設 置 し た 子 ど も 会のタ
世紀にふさわしい下北づく
21
りのため、2000年カウントダウンをきっ
ネーションは、
冬期間点灯している下北公民館のイルミ
イルミネーションで活性化
子ども会をバックアップしながら活性化につ
〈人口〉507人 〈世帯数〉153世帯
イムカプセルの 開 封 年に なっていま す 。 参 加
21世紀に活力と発展を託す下北コミュニティ
なげたいと考えています。
下北コミュニティ
52
53
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
を超える行政区となりました。
また、区画整理事業も開始され、平成
年
夕方見回りを行うほか、冬休みにはミズキ団
ら、 夏 休 み に は 安 全 パ ト ロ ー ル 隊 を 結 成 し、
小学生も高齢者との世代間交流を兼ねなが
の準備などを積極的に手伝い、環境生活ボラ
ます。新芯会は、岩崎川の草刈りや各種行事
後押しをしてくれる団体が新田地区にはあり
また、親たちにも変化が見られ、感謝の言葉
にも変化が見られるようになってきました。
きたようで3カ月ほど経ち、あいさつや態度
あいさつ運動が広がり、地域が安全で安心
が聞こえてくるようになり、教育振興運動の
ます。環境生活ボランティアの皆さんは高齢
して暮らせる、顔の見えるまちが形成されて
ンティアは、ごみ集積所の屋根塗装や棚の製
ですので、お年寄りが頑張っている姿をみて、
きています。今後、防犯・安全パトロール隊
に行われています。
また、地域の身近な話題が盛りだくさんの
若手も頑張らなければ!という気持ちになり
歳以上の環
号を数え
コミュニティニュース﹁新田﹂を毎月発行し
年6月時点で通巻
に若い層の人たちにも参加してもらうこと
ており、平成
ます。
歳までは新芯会、
ボランティア団体が
自治会活動を後押し
歳から
89
60
境生活ボランティアといった、自治会活動の
コミュニティ活動の紹介
年に通学路の見守りと自治会内
新田自治会は子どもが多い地域であること
安全で安心して暮らせる
まちをつくろう
め、交流が難しくなっているのが現状で、参
課題としては、世帯、人口とも多すぎるた
自治会は身近なもの
から、平成
時 の 見 守 り、
朝夕の登下校
隊﹂を発足し、
ので、手探り状態で活動している状況となっ
しかり、住民からの意見も中々出てきません
因はわかりませんが、参加者の固定化傾向も
の関心がないのか、役員の力不足なのか、原
加者の固定化傾向が目立ちます。また、住民
東北本線踏切
通指導などを
域で抱えているさまざまな問題について、関
てもらいたいと考えています。これまで、地
今後は、地域の皆さんに自治会を再認識し
ています。
行っていま
係先と連絡を取り合い解決してきました。交
子どもたちも
ながら自治会を認識してもらえるよう心がけ
の﹂ということで、身の回りのことを解決し
流も大切と考えますが、﹁自治会は身近なも
ぎこちなかっ
ていきたいと思います。
次第に慣れて
た の で す が、
は じ め は、
す。
断歩道での交
や交差点・横
の防犯活動を目的に﹁防犯・安全パトロール
18
22
60
と、防犯についての勉強会を計画しています。
ます。
子づくりや餅つきなどを行っており、地域の
ど、中学生の積極的な参加が見られます。
た、まつり当日も中学生による出店があるな
一緒に会場の石拾いや草刈りを行います。ま
結成されている環境ボランティアの皆さんと
す。開催日前には、中学生が地域の高齢者で
夏まつりは約500人もの参加者で溢れま
を開催しています。
キ団子づくり、出前講座など、数多くの事業
さ太鼓、ふれあい文化祭、小正月行事のミズ
ティでありながらも、夏まつりや子どもさん
新田自治会は1000人を超す大コミュニ
世代間交流が盛んな
大コミュニティ
総合優勝に輝いた実績もあります。
も盛んに行われており、町の主催の大会では
くりを推進しています。また、スポーツ活動
ますが、自治会活動を通じたコミュニティづ
口増に伴い新住民が多くなった地域ではあり
ちづくりが行われています。急激な住宅、人
矢幅駅東西を結ぶ自由通路が完成。新しいま
19
コミュニティ活動の紹介
新田地区は、今のベン工場誘致や製材所が
つくられ、矢幅駅前から別れて鉄道西側に誕
戸ぐらいとなりました。昭和
生した行政区であり、その後徐々に住宅が増
え農家主体に
年代になり急速な住宅団地の開発やアイワ
50
工場誘致により300世帯、人口1000人
40
あいさつにも効果がありました。
〈人口〉1,337人 〈世帯数〉435世帯
作、看板作製など便利屋的なことをしてくれ
みんなで創るふれあいと活力のある住みよい街づくり
中で子どもたちとお年寄りとの交流が積極的
新田自治会
40
54
55
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
の一環としての公民館のガラス清掃、子ども
による集団資源回収や中学生による奉仕活動
岩崎川堤防の刈り払い、害虫防除、子ども会
花見会﹂や文化祭をはじめ、下水道の清掃や
堂の出店のほか、健康教室が行われています。
の事業である文化祭では、バザーや産直、食
舞い、踊りを披露します。同じく女性部主体
﹁お花見会﹂では、おにぎりやおもちを振る
また、女性部が主体となって実施している
的としたミズキ団子づくりや公園の草取りの
実施など、幅広い事業を行っています。特に
世 帯、 新 旧 混 在 の 地 域 住 民 は 約
現在の住民層は、古くから住んでいる地域
新旧住民の交流を第一に
会、女性部、老人クラブとの世代間交流を目
〈人口〉1,046人 〈世帯数〉383世帯
下水道の清掃活動は全世帯総参加事業として
行っています。
住民は約
であり、少子高齢化が進む中、当地域は子ど
100世帯、新興地域の住民は約230世帯
もの数も多く、年代構成的にバランスのとれ
た地域となっています。
宅地開発により新住民が増加しており、旧
住民との対話およびコミュニケーションが大
切になってきています。自治会事業や公民館
行事への参加を積極的に呼びかけています
が、 今 後 に お い て も 重 要 で あ る と 考 え ま す。
住民同士が理解を深め、互いに助け合って地
矢巾第1区自治会は、東は県道不動矢巾停
車場線・田中横道線から、西は東北本線矢幅
駅前まで、南はショッピングモール﹁アルコ﹂
南の専用歩道から、北は一級河川岩崎川まで
のJ R矢幅駅、商店街を中心とした街、面積
0・306㎢の地域です。
駅開設後の駅前はなかなか繁栄しませんで
したが、大正時代に入り貨物の取り扱いが急
伸 し、 特 に 大 ケ 生 鉱 山 の 鉱 石 運 搬、 矢 巾 氷、
徳田米や瓦、木材などが取り扱われ、これら
に関連する事業所や倉庫のほか、郵便局、飲
食店、旅館、雑貨屋、呉服屋、薬局などの店
が建ち並び発展してきました。平成4年には、
矢幅駅東地区土地区画整理事業が着工され、
その後大型ショッピングセンターや地元商店
とで構成するショッピングモール﹁アルコ﹂
が開業し、次々に一般住宅やアパートなどが
年3月には矢巾町の
建築され、中心的市街地としての街区が形成
されてきました。平成
年度からは民
玄関口として、新駅舎および東西自由通路が
立派に完成しました。また、
間活力を導入した公募型プロポーザル方式を
採用した公民連携による矢幅駅前土地区画整
理事業が着工する計画となっており、約5年
程度で工事が完了する運びとなっています。
多くの参加者で
幅広い事業が展開
園都市に相応しい近代的市街地形成や環境整
矢巾第1区自治会では、さくらまつり﹁お
く っ て い く と と も に、 共 同 の 福 祉 を 増 進 し、
備が計画どおり実施されることが望まれま
す。
当自治会では、安全で安心して住める地域
人︶を設置している
環境整備などについての検討機関として街づ
くり検討委員会︵委員
人︶を設置
います。このことから、活動拠点としての地
しています。
し、矢巾1区の将来像についてさまざま検討
ほか、公民館建設委員会︵委員
区公民館の移転新築が急務となっており、田
年度から本格的に着工されることとなって
現在、駅前地区の土地区画整理事業が平成
矢巾町の顔となる駅前開発
明るい家庭を築くことを目的としています。
域の生活を豊かにし、健康あふれる社会をつ
23
12
住みよい豊かな街づくりをめざして
コミュニティ活動の紹介
80
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矢巾第1区自治会
56
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23
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
昭和
年の矢巾町行政区再編に伴い、従来
年ころから宅地
42
班に分
棟余のアパートなどがあり、ベッドタウ
ン的機能を呈しています。現在は、
と
た。本行政区内には約209戸の一戸建家屋
開発が行われ住宅団地として発展してきまし
矢巾2区行政区は、昭和
に分割し現在に至っています。
人口が激増し、矢巾2区行政区を2区、3区
た。平成8年度に矢幅駅前周辺の開発に伴い
割の一部で矢巾2区行政区が編成されまし
の一部と第8、9 地割の一部、南矢幅第7 地
の矢巾地区を分割し大字又兵エ新田第7地割
55
年には、活動拠点となる矢巾2区コミュニ
住み良いまちづくりに努力しています。平成
教養、健康づくりなど地域の活性化と明るく
割し、地域住民相互の親睦、福祉厚生、文化
17
35
ムなどの納涼レクで楽しい時間を過ごしま
全体として考え、取り組んでいかなければな
地域でも支援していく必要がありますが、町
花見やまがとまつり、ふれあい文化祭など
から続いている事業です。特にも8月に行わ
観桜会やまがとまつりは矢巾2区発足当時
陶芸、写真などの作品展示や、芋の子汁やお
す。地域の皆さんの絵画や書道、手芸、工芸、
ふれあい文化祭も特徴的な事業の一つで
また、自治意識の定着という面からも、地
館広場の取得を目指していきます。
安全安心な地域づくりと自治会としての公民
兄、お年寄りのふれあいの場を設けながら、
内容盛りだくさん
ふれあい文化祭
上がります。
子どもからお年寄りまで楽しめ、大いに盛り
す。公民館とまがと広場を使って行われる事
﹁まがと﹂を毎月2回発行しています。
環 境 美 化 活 動 は、 全 世 帯 協 力 事 業 と し て、
自発的な参加体制で取り組んでいます。比較
的高齢の人たちの参加が目立ちますが、この
た め だ け に 個 人 的 に 機 械 を 購 入 し、 そ れ を
持ってきて作業をしている人がたくさんいま
れるまがとまつりは300人以上の住民が集
にぎりなどの味覚コーナー、喫茶コーナーの
を通して、気を使わない場、子どもやその父
い、ふれあい会食やまがと太鼓、ビンゴゲー
り、文化の創造と生きがい対策、福祉事業の
置や公民館広
に依頼し軽トラック市も開催します。最後は
こ の よ う な、 さ ま ざ ま な 取 り 組 み の 中 で、
場の取得な
推進として生涯学習社会の構築と高齢化社会
さまざまなサークルや団体も生まれており、
ど、生きがい
懇話会で各世代間、各種クラブ・団体など交
公民館の利用頻度が非常に高く、空きがない
づくりの拠点
となる環境整
備の推進を活
ちを助けていくかが重要となってきます。気
かにして一人暮らし世帯や高齢者世帯の人た
今後、高齢化がさらに進んでいく中で、い
と考えていま
んでいきたい
域づくりに励
げ、今後も地
動方針に掲
楽に集まれる場として公民館を中心に事業を
す。
人も見え始めています。縁の下の存在として
行っているのですが、最近では参加できない
高齢化対策は町全体で
状態が続いています。
に対応した事業の推進、子どもの遊び場の設
21
流を図りながら締めくくります。
ほか、平成
域住民総参加による明るく住み良いまちづく
コミュニティ活動の紹介
年で3回目になりますが、産直
す。
地域住民の交流を推進し
課題解決
相談・栄養教室など、さまざまな事業を取り
活動、自主防災訓練や自主防災研修会、健康
堤防の草刈りや地域清掃活動などの環境美化
の旅といった交流・親睦事業のほか、岩崎川
やまがとまつり、ふれあい文化祭、ふれあい
矢巾2区行政区コミュニティでは、観桜会
自主的に地域活動に貢献
ます。
ティの同好会の皆さんが奉仕活動を行ってい
用賃貸住宅﹁ケアビレッジ﹂では、コミュニ
昨年度開所した通所介護施設および高齢者専
また、いくつかの事業所が進出し、中でも
ティセンターを改築しました。
18
組んでいます。また、コミュニティ情報紙の
〈人口〉903人 〈世帯数〉358世帯
らないと考えています。
《自治意識の定着》と《文化の創造と生きがい対策》
業 で す が、 参 加 者 は 道 路 に ま で 溢 れ 出 ま す。
矢巾2区行政区コミュニティ
58
59
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
〈人口〉1,242人 〈世帯数〉508世帯
年に活動の拠点として、念願の公民
矢幅駅東地区の開発に伴い人口が急増する
世帯︵共同住宅世帯の
番目の行政区、矢巾第3行政区が誕
中、平成8年4月矢巾2区行政区から分割し、
矢巾町
生しました。当初、
ティであり、約 %が他市町村から転入した
合の事業区域内に100% 入ったコミュニ
矢巾第3行政区は矢幅駅東土地区画整理組
500世帯を超えています。
方が多い︶でスタートしましたが、現在では
48
41
取り組んでいます。
年に一日は地域に目を
48
年は400人の参加がありました。年々参
に対する関心を高める日としています。平成
に参加してもらい、親睦とコミュニティ活動
この日はコミュニティ活動にたくさんの住民
に一日くらいはいいのかな﹂という気持ちで、
談会、秋の親睦会を一日で行っています。﹁年
炊き出し、蘇生法などの各種訓練︶、健康相
いにする運動﹂の日に、防災訓練︵防火、避難、
ました。現在では、秋の﹁町をみんなできれ
ろう?﹂ということで、秋の親睦会が始まり
た。 き っ か け は、﹁ 隣 に 住 ん で い る 人 は 誰 だ
ス タ ー ト し、 活 動 も す ぐ に ス タ ー ト し ま し
矢巾第3行政区コミュニティは
世帯から
もうとしながら新しい矢巾町のまちづくりに
新住民となっています。早く矢巾町に溶け込
99
加者も増え、準備するのが大変になっていま
るよう、役員などの人材発掘、育成に力を入
先頭に立っていく人を一人でも多く育成でき
人たちを牽引してきてくれています。今後は
樹の整備などを自主的に実施しています。今
組んできており、公園遊具などの点検や街路
町をつくろう!﹂ということでこれまで取り
﹁自分たちの町は自分たちの力で住み良い
すが、うれしい悩みです。
れていきたいと考えています。
後は、コミュニティ活動の必要性の意識を高
めていくとともに、子どもたちが多い地域で
5、6 年生が先頭に立ち屋台などを出して喜
会育成会の活動が盛んです。秋の親睦会では、
子ども会の児童数は120人弱で、子ども
がら取り組んでいければと考えています。
ンションの住民たちとの交流の場も考慮しな
を目指し、その中で岩手医科大学の学生用マ
そして、隣近所と気軽に話せるコミュニティ
という意識を醸成していくことが必要です。
120人規模の子ども会
んでもらえました。ただ、子どもの人数が多
もあることから、地域も子どもたちを育てる
すぎて全体行事を開催できない状態ですが、
班単位では公民館の草・石とりや花壇の管理、
集団資源回収など、各種活動を行っています。
地区内には公園が3カ所あり管理は大変です
が、 思 い っ き り 広 い 公 園 を 使 う こ と が で き、
大変恵まれた環境となっています。
ようになりました。
それまでは公園や空き地、
館が完成し、コミュニティ活動が円滑に進む
多く、土日もそれぞれの生活があり、地域と
コミュニティ。若い世代が多いため共働きも
若い人たちの参加が目立つ矢巾第3行政区
みんなが新住民
地域のことは地域の力で
矢巾2区の公民館を借りながら活動をしてき
積極的にかかわる機会は少ないとは思います
平成
ました。1月には﹁矢巾3区みんなでつくる
歳代の若い人たちが目立ってい
が、行事にはアパート住民も参加するなど、
歳代から
文化祭﹂が開催されますが、この事業は公民
館ができてから始まったものです。
育てサークルが二つもあり、同世代のつなが
ます。また、小さい子どもも多いためか、子
そして現在に至っているのは、設立当時から
りも図られています。
このコミュニティの設立から公民館建設、
40
の役員皆さんの努力が大きく、これまで若い
コミュニティ活動の紹介
20
コミュニティ活動の紹介
地区民総参加による明るく住みよい生きがいのある町づくり
拠点施設は重要
矢巾第3行政区コミュニティ
19
60
61
30
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
〈人口〉747人 〈世帯数〉259世帯
このほか、自治会研修旅行や健康づくり研
矢巾町行政区再編計画に基づき、昭和
年
4月1日から南矢幅1区自治会として発足以
来、農村型から宅地開発されるとともに都市
化され、環境は著しく変化しました。
矢巾中学校、役場庁舎、総合体育館、田園
ホール、町公民館、さわやかハウス、やはば
保育園などがあり、地域環境に恵まれていま
す。また、町営三堤住宅や多くのアパートが
あり、世帯構成の変化など、都市化は確実に
進んでいます。
当行政区は町の中心に位置し、特に市街化
区域であるため年々宅地化されています。J
学者が多く、世帯数、人口数が増加している
R矢幅駅も近距離のため、盛岡市への通勤通
状況です。
地域交流と世代間交流に力
南矢幅1区自治会では、自治会、子ども会、
老人クラブ共同で、矢巾中学校西側の道路沿
日︶や
いに植栽し花いっぱい運動に参加しているほ
か、毎月の道路清掃︵班単位で毎月
河川清掃、子ども会による集団資源回収︵年
2回︶など、環境美化活動に取り組んでいま
す。
子ども会による集団資源回収は、あいさつ
運動を兼ねて実施しており、地域交流事業と
しても位置づけられています。また、世代間
交流も兼ねて、凧作り、花まんじゅう作りな
の、それ以
は新型インフルエンザの予防について研修を
定化されて
参加者が固
行いました。こちらの事業も
どちらの事業も地域交流の場、機会として
ばいいか苦
進めていけ
どのように
となります。
始まった事業ですが、参加者の皆さんの親睦
慮している
状況です。
また、隣
近所の結い
の精神が忘
取り組み始めて4年目となります。年に4回
の自覚が持てるような取り組みを行っていけ
なっているので、一人ひとりが地域の和の心
れがちに
発行しており、町や地区内の行事、各種スポー
具体的な対策は検討中ですが、近隣の自治
ればと考えています。
会とも協力、連携しながら、地域で助け合い、
連帯感の持てる自治会活動が展開できるよう
に取り組んでいきたいと思っています。
自治会としても今後の活動について検討を
行っていくこととしていますが、参考事例や
て、町からも助言や指導をいただければ助か
地域の活性化に結びつく取り組みなどについ
約半数が町営三堤住宅などのアパートで、子
ります。
年に行政区再編が行われ、総世帯の
ども会の活動などを通じての交流はあるもの
昭和
地域の和の心の自覚を
持てるような取り組みを
世帯に配布しています。
交えて掲載しています。総務部が編集し、各
ツ大会の結果などの情報を写真やイラストを
南矢幅1 区自治会だよりは自慢の一つで、
自治会だよりで
地域の情報を発信
ています。
が図られており、とても充実していると感じ
おり、今後
年度で6回目
21
55
ど、子ども会自治会交流事業を毎年、夏休み
外では地域
りが少な
ており、これまで、青森県や宮城県などの近
健康づくり研修会は、毎年秋に宿泊を兼ね
く、事業を
隣県にバスを借りて研修に行き、楽しい一日
て実施しています。当日は講師を招いて、健
企画しても
とのかかわ
会の参加、自治会だよりの発行のほか、南矢
年度
を過ごします。
幅第2、第3行政区自治会と合同で、歳祝い
康づくりに関する研修を行っており、
修会といった移動研修事業や各種スポーツ大
などを開催しています。
移動研修で親睦を図ります
年度で6回を数えますが、毎年実施し
自 治 会 研 修 旅 行 は、 目 玉 事 業 の 一 つ で す。
平成
コミュニティ活動の紹介
21
10
コミュニティ活動の紹介
和といたわりを大切にしよう
と冬休みに実施しています。
南矢幅1区自治会
21
62
63
55
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
当行政区内のほぼ中央をJ R東北本線が走
り、東西に分断されています。西側地域は市
街化区域で駅西開発に伴う進展、東側地域は
不来方高校や防災センター、商工会館を含む
住宅街・アパートと世帯の増加が進み、現在
班体制で運営しています。
みんなで参加 みんなで交流
南矢幅第2行政区自治会では、親睦花見会
やふれあい夏まつり、町民スポーツ大会全種
目 参 加、 防 災 活 動 兼 芋 の 子 会 、 新 年 交 賀 会、
厄払い・歳祝いの会︵南矢幅1区から3区合
同︶といった地域交流を兼ねた事業を行って
います。
また、子ども会による集団資源回収、公園
清掃のほか、地域内に熊野神社がありますの
でそのまつりが9月に開催されます。このと
きは、子ども会で、2時間かけて地区内約5
㎞を手作りの﹁子ども神輿﹂を引き、まつり
を大いに盛り上げます。
企画広報委員会によるミニ広報を年に9回
発行しており、情報提供にも努めています。
ふれあい夏まつりで
盛り上がります
特に力を入れているのは、ふれあい夏まつ
り。地区住民と子ども会を中心にスイカ割り
やポップコーン、かき氷などの出店コーナー
加できる行事、イベントを考えつつ、今まで
も実践してきていますが、参加者や役員に重
これだけは必ずしなければならないという
業を行っていければと思います。いつでもど
を基本に、さまざまな面で支え合いながら事
荷を感じさせないこと、無理をさせないこと
ことで、毎年実施している防災活動。具体的
こ で も 少 数 で も、 集 ま っ た り コ ミ ュ ニ ケ ー
安全安心を地域から
には、AEDを使った心肺蘇生法や消防学校
町の行事やスポーツ大会などでは若者の参
考えています。
ションが図れる自治会を目指していきたいと
人ほどですが、
代の2人を任命しています。
新住民の参加や参加者の若返りが多少見ら
れるものの、行事への参加促進が難しくなっ
ています。マンネリ化させないよう、内容を
変えたり子ども会と連携したりしながら、毎
回趣向を凝らして実施しており、一人、二人
市︶
、子ども向けのくじ引きやゲームができ
加があり、それを機会に交流の場への参加も
と増えるとその周りの人も参加するなど広が
る 縁 日 コ ー ナ ー の ほ か、 子 ど も 会 が 中 心 と
見られます。顔はつながっている状態が築か
を作り、親睦を図っています。子どもたちに
なって披露するさんさ踊り、そして、まつり
れており、﹁何か関心があれば参加してくれ
りが見えるのですが、だんだん企画が考えら
の 最 後 は 大 抽 選 会 で 締 め く く り ま す。 毎 年
るはず﹂と期待をしています。
今後は、若者や子ども、大人がそろって参
100人以上が参加し、地域一番の盛り上が
りを見せています。
コミュニティ活動の紹介
29
での体験のほか、地震を想定した避難訓練も
実施しています。参加人数は
設し、現在
際のリーダーとして自主防災委員を組織に新
うが参加する傾向があります。また、有事の
もともと住んでいる人たちよりも新住民のほ
60
重荷に感じさせないような
フォローを大切に
20
よる焼き鳥出店や、南矢幅農家組合による軽
〈人口〉1,128人 〈世帯数〉404世帯
れなくなってきています。
ふれあいと活気のある新しい南矢幅2区
トラック市︵軽トラック2台による野菜産直
南矢幅第2行政区自治会
64
65
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町の中央部に位置し、官公庁、J R矢
幅駅、商店街、ショッピングセンターに隣接
緑豊かな水田風景がほとんど姿を消し住宅地
した交通の便にも恵まれている地域ですが、
に変容しました。数少ない農家は他地域に耕
年代以降、宅地開発やアパート経営
作地を求めて耕作に従事しているのが実情で
す。
昭和
班編成
17
神輿や敬老会、
年度初開催となった
月の
10
〈人口〉657人 〈世帯数〉224世帯
ぐになくなってしまいした。今年度も第2回
ざまな事業を実施できればと考えています。
教室、料理教室など、公民館を活用したさま
は、 毎 月 発 行 し て い る﹁ 自 治 会 だ よ り ﹂。A
特徴的な事業として、第一にあげられるの
施できました。二人の落語家による話芸に笑
員の個人的なつながりから﹁出前寄席﹂も実
こちらも初めての開催となりましたが、役
のネットワークを大切に、今後もさまざまな
政区の枠を越えた交流が行われています。こ
で新年交賀会や歳祝いなどを行っており、行
なお、南矢幅公民館では1区から3区合同
4版カラープリントで、地区の様子が伝わる
取り組みを行っていきたいと考えています。
南矢幅1区自治会と南矢幅第2行政区自治
ティづくりが難しくなってきています。新た
新たな転入者も多いのが実情で、コミュニ
発で住民となった皆さん、諸事情で現在住ん
前々から住んでいた皆さん、新たな宅地開
に住み始めた方々を引き込めるよう、アイデ
り、現在、検討している
でいる皆さん、老若男女すべてがわだかまり
た立派な公民館を所有しています。これは自
会との3自治会共有で、平成
年度に完成し
地域住民の﹁才能﹂と
﹁ノウハウ﹂、そして﹁人脈﹂が鍵
いが起こり、会場は熱気に包まれました。
年度は、公民館を会場に第1
苦労して﹁毎月発行﹂を継続させています。
また、平成
回ミニ文化祭を開催しました。初めての試み
な が ら、 多 く の 参 加 者 が あ り、 住 民 の 隠 れ
た才能を披露していただく機会となりまし
た。 同 時 に 婦 人 会 が 主 催 の 芋 の 子 会 を 開 催。
200個用意したおにぎりも大変好評で、す
最中です。救いは、映写
アを盛り込んだ行事を計画していかなければ
技師や版画家、模型愛好
なく相集い、和気あいあいと交流していける
慢でもありますが、課題
家、書道の大家、プロの
よう、それぞれが持っている﹁才能﹂と﹁ノ
なりません。おそらくそういった皆さんも隠
料理人など、地域にはさ
ウ ハ ウ ﹂、 そ し て﹁ 人 脈 ﹂ を 生 か し、 実 現 可
の一つでもあります。こ
まざまな才能を持ってい
能な企画を考え、実施して公民館の有効活用
れた才能を持っているはずなので、何とか引
る方が住んでいることで
を図ることで、より良いコミュニケーション
の公民館を有効活用でき
す。皆さんの才能を発揮
に進展させていければと方向性を定め、理想
き出す機会を見い出し、コミュニティ活動に
していただいて、参加者
のコミュニティづくりを目指していければと
る行事を前向きに企画し
を募り、映画鑑賞会や版
考えています。
つなげていきたいと考えます。
画教室、模型教室、書道
てほしいとの要望があ
20
21
コミュニティ活動の紹介
自慢の南矢幅公民館の
有効活用を目指す
よう編集し、回覧しています。広報委員長が
ていきたいと考えています。
を計画しており、恒例の行事として定着させ
流も図っています。
源回収︵年3回︶を行いながら住民同士の交
民館および河川清掃、子ども会による集団資
て、各種スポーツ大会への積極的参加や、公
まな事業を行っています。また、1年を通し
ワーク︶教室や味噌づくり教室など、さまざ
ミニ文化祭、芋の子会のほか、手芸︵パッチ
21
9月には、熊野神社まつりにおける子ども
る気持ちの醸成を目的に実施しています。
動の花壇づくりを通して、植物を大切に育て
す。5月には、子ども会による花いっぱい運
公民館で行われる4月の観桜会から始まりま
南矢幅第3行政区自治会の活動は、南矢幅
新たな試みも取り入れ
幅広い活動を展開
となっています。
徐々に増え続け、狭い行政区ですが
者が増えるなど、ベッドタウンとして人口も
50
コミュニティ活動の紹介
地域住民の親睦の輪を広げよう
毎月発行を継続﹁自治会だより﹂
南矢幅第3行政区自治会
66
67
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
夏まつりは8月の第1土曜日夕方から開催
します。こちらにも300人以上集まり、自
年。行事
に参加できなくても実施した事業の内容が分
治会役員と班長による出店を前にして、さん
さ 踊 り や カ ラ オ ケ、 大 抽 選 会 な ど が 行 わ れ、
子どもからお年寄りまで楽しめる内容です。
1800本の焼き鳥は完売。大抽選会では
個 の 景 品︵ 1 等 は 自 転 車 ︶ を 用 意 し て お り、
年々景品の数が増えるなど、イベント内容が
どんどん発展しています。大抽選会の抽選券
は夏に発行している自治会広報につけて全世
人ほどの参加ですが、
観桜会が始まると300人近くにまで増えま
年の行政区再編
主として水田地帯であった地域を民間開発
業者により開発され、昭和
数戸の編入
10
す。
ター跡地に
年には三和シャッ
区画が造成され現在発展中で
パートの建設が進み平成
が あ り そ の 後、 矢 巾 ク リ ー ク の 開 発 や 各 ア
再々編により旧南矢幅3区より
政区として歩み始めました。平成6年行政区
の際、当時の南矢幅3区から分離し、独立行
51
15
年前半の入居が多く現在は後継
内容の検討や会員数が少ない状況となってい
えています。
民参加型の自治会活動を行っていきたいと考
で、さまざまな事業に参加しています。一回
ているようです。
そんな人たちが隣近所の人たちも誘ってくれ
る老人クラブに対し支援を行いながら、全住
かがあげられます。少子高齢化に向けた事業
増加、アパート住民をいかに取り込んでいく
今後の課題は、少子高齢化や高齢者世帯の
り1ページから4ページほどのボリュームで
年3回、広報も発行しています。1回当た
せて行っています。
かり集まりが悪くなるため、行事は組み合わ
ど、改めて集まってもらうとなると負担がか
対抗体育大会では合わせて健康相談を行うな
また、観桜会当日には初期消火訓練を、班
各種行事を行っています。
つり、班対抗の体育大会、成人・歳祝いなど、
の当番制で実施しているほか、観桜会、夏ま
︵草刈り、草取り︶と公民館の清掃を班ごと
南矢幅第4区自治会では、毎月公園の清掃
各種行事を組み合わせて実施
加など新たな局面を迎えています。
者が少ないこと、児童数の減少、高齢者の増
年代から
しており、ベッドタウン的な存在です。昭和
住宅団地で、住民の大半は周辺市町村に通勤
数社の事業者、農業経営者を除き純然たる
36
60
でも参加すれば次も参加してくれますので、
人たちも班長などを経験するのがきっかけ
された団地がありますが、新しく住み始めた
この地区には、昔からの団地と新たに造成
一回の参加できっかけづくり
出てきません。
んな納得しているようで、そのような意見は
これだけの事業を行っていますので、今はみ
が高いと言われていた時期もありましたが、
切とらず、年会費で賄っています。昔は会費
なお、すべての交流事業において会費は一
なっており、帰さない工夫をしています。
参加していないと景品がもらえない仕組みと
つりの最後に行うことで、最後までまつりに
帯に配布しています。また、大抽選会を夏ま
れる初期消火訓練は
観桜会は公園で行います。その前に実施さ
地域みんなで盛り上がります
きています。
かるように編集し、最近ではかなり充実して
20
す。班ごとにまとまりながら、カラオケやビ
ンゴゲームで盛り上がります。
コミュニティ活動の紹介
50
コミュニティ活動の紹介
地域の和(輪)
と連帯、暮らしやすいまち
カラー版です。発行し始めてから
〈人口〉891人 〈世帯数〉320世帯
70
60
南矢幅第4区自治会
68
69
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
全員参加を目標に呼びかけ
春 と 秋、 年2 回 行 う 河 川︵ 新 川 ︶・ 公 園 広
場清掃にあたっては、地域住民の全員参加を
目標に頑張っています。普段使う公園広場や
身近な河川がきれいにならないと環境が悪く
昭和
年以降、南矢幅第3区行政区に所属
% が 新 入 居 者 で あ り、
90
ほかに、平成
年度から移動懇親会︵主とし
という趣旨のもと、自治会主催の各種行事の
活動実践発表会、さらに、交流を強化しよう
え付け、生活習慣予防普及講習会、子ども会
会共同による集団資源回収や公園花壇の花植
て各種事業を行っています。自治会と子ども
南矢幅第5行政区自治会では、年間を通し
交流を大切にした事業を展開
域を目指して努力しているところです。
密にし、ふれあいを通して明るく住み良い地
主なものとして、子ども会活動との連帯を
活動を推進しています。
いよう、公民館を拠点に全住民参加の自治会
が新住民であるため、連帯感が希薄にならな
古くから居住している世帯は少数で大部分
で、ベッドタウン的な要素が強い地域です。
多い状況です。盛岡圏への通勤・通学が大半
アパート世帯も入れると年代層は若い世代が
宅 の た め、 住 民 の 約
岩手県立産業技術短期大学校を含む新興住
た。
ら南矢幅第5行政区として新たに発足しまし
行政区の再編が行われ、平成6年4月1日か
めたころから、世帯数が急激に増加したため、
していましたが、地区内に宅地造成が進み始
55
月 に は 豚 汁 づ く り、
に設定し、それぞれ自分ができる作業を行っ
す。なお、河川清掃と公園広場清掃を同じ日
ポイ捨てされたごみや雑物除去を行っていま
呼 び か け て い ま す。 河 川 清 掃 で は 川 に 入 り、
けられ、これらをいかに地域住民に徹底して
を守らない住民や不法投棄によるごみも見受
極的に取り組んでいますが、一部にはルール
自治会として家庭内のごみ分別などには積
にする運動﹂よりも多く、参加意識は高いと
工夫をしています。参加人数は﹁町をきれい
急訓練を行うなど、地域住民が参加しやすい
響により、資源回収の回数の制限や、9月に
います。子ども会活動についても少子化の影
続けることができるかという意見が出てきて
あり、高齢化が進んできている中、いつまで
行われる神社の神輿も人数不足でできなくな
を運んだり、資源回収の収集、子ども神輿な
も会の活動内容の見直しが必要な時期が来て
このような状況から、今後、自治会や子ど
る恐れがあります。
どで大活躍。エコにもつながり、小回りがき
ていかなければならないと考えています。
携しながら地域全体の協力のもと活動を進め
と子ども会が一体となって、ほかの地区と連
います。少子高齢化も踏まえ、今後は自治会
地区内の女性たちで構成される自主的なグ
子どもたちとの交流の場
くため大変重宝しています。
がリヤカーです。花いっぱい運動の際の花苗
また、地区内行事において活躍しているの
感じています。
すが、機械などを使用するので非常に危険で
また、毎年、岩崎川の草刈りを行っていま
す。
意識を高めてもらうかが課題となっていま
コミュニティ活動の紹介
てもらうとともに、同日に防災訓練・救命救
他地区との連携が必要
めており、子どもたちも喜んでいます。
地域における子育てを通じて楽しく交流を深
し て、 さ ま ざ ま な 内 容 を 教 え て も ら う な ど 、
餅つき、野菜の切り方や餅のつき方などを通
の 場 を 設 け て い ま す。
ループ﹁つるの会﹂は、子どもたちとの交流
固定化、少子高齢化が進む中で、さまざま工
て旅行︶を年1回実施しています。参加者の
17
コミュニティ活動の紹介
〈人口〉460人 〈世帯数〉166世帯
夫を凝らしながら、事業を進めています。
やさしさと活気みなぎる南矢幅第5行政区自治会
なることから、周知・徹底を図り全員参加を
12
南矢幅第5行政区自治会
70
71
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
行ってお
り、何かの
行事がある
と き な ど、
最低月一度
スポーツ大会
地域のまとまりが好成績に
町のスポーツ大会には積極的に参加してお
年度の町
旧南矢幅第3行政区は平成3年から急激に
宅 地 造 成 が 進 み、 平 成 5 年 に は 3 8 0 世 帯、
平成8年には600世帯を超える状況となり
ました。これをうけて矢巾町行政区再編計画
策定委員会の計画案に基づき、花矢巾ニュー
タウンを主体とした南矢幅第6行政区自治会
が平成6年4月に発足しました。
新興住宅地で約 %が新住民であり、職種
も多様で盛岡市のベッドタウン的な面が強い
地区です。多様なライフスタイルの世帯が多
いことに加え、アパート居住者も増加傾向に
あり、住民総参加を目指す自治会活動の運営
み重ねが必要です。
にあたっては、創意工夫と根気強い努力の積
この地区は不動学区の東端に位置し、大字
南矢幅と白沢で構成されており、小学校まで
の 通 学 距 離 は 約2・7 ㎞。 多 数 の 児 童 が、 交
通量の多い車道の横断や狭い歩道を通学して
おり、常に安全面での配慮が必要となってい
ます。
住民総参加の活動を推進
南矢幅第6行政区自治会では、住民総参加
の活動を推進しており、毎月第2日曜日に行
われる道路・河川の清掃活動や隔月で行われ
る公民館清掃、自治会と子ども会で行ってい
る花壇づくりや集団資源回収活動︵毎年上位
に入っています︶などを行っています。
花壇の手入れは、子ども会が中心となって
今後、一人暮らし世帯や高齢者だけの世帯
が増えていくことが予想されますので、隣組
みの近所付き合いを推進し、助け合いネット
ワーク的なものを作っていきたいと考えてい
ます。
います。草
す。これまでの役員の苦労もあって、今では
優勝するなど、ここ数年好成績を収めていま
民運動会では6位、スローソフトボールでは
て解決できることは、より一層役割意識を持
現在の各役員、委員などの取り組みによっ
年度は総合優勝、平成
花を大切に
参加体制が整い、日ごろの自治会活動の成果
ちながら協働的取り組みを促進しなければな
り、平成
育てて、き
とも受け止めています。また、さまざまな活
は確認して
れいな花を
動を行うことで、地域がまとまり、各種スポー
地域連帯感による
明るく住み良い地域づくりを推進
咲かせよう
今後は、自治会会員の皆さんが参加する活
の促進を図っていきたいと考えています。
ンの基本であるあいさつ運動などによる交流
して班の連帯、相互援助とコミュニケーショ
という目的
生活環境に関する要望が
多くあります
りません。また、班意識を高め、班活動を通
環境美化意
識や動植物
成するため実施しており、地域ぐるみで子ど
ま た、 平 成6 年、 宅 地 造 成 当 初、﹁ 隣 近 所
ま だ あ り ま す。 活 動 不 参 加 者 の 固 定 化 や ア
いのですが、近隣の人間関係が希薄な傾向が
数が多いことから自治会活動への参加者は多
に、地域連帯
深めるととも
らなる理解を
会員相互のさ
動 を 通 し て、
のつながりを﹂ということで、さくらんぼ公
パート住民の活動参加が課題としてあげられ
新興住宅地のため約 %が新住民で、世帯
園を会場にお花見が始まりました。
現在では、
もを育てる活動を展開しています。
新年会も企画するなど、一同に会する場を設
除雪、交通安全に関すること︵横断標識など︶、
ふ ん や 虫 の 駆 除、 ご み 集 積 所 に 関 す る こ と 、
また、生活環境に関する要望が多く、犬の
ニティを目指
進めるコミュ
地域づくりを
るく住み良い
感を強め、明
ます。
健康づくりのためのクラブ活動の促進要望
し、積極的な
を図るとともに、世代間交流の場としても親
自治会報﹁花やはば﹂を発行しており、今後
︵早朝歩き同好会など︶、災害時に備える安全
このほか、
公民館活動の一環として年3回、
しまれています。
の活動予定や各種情報などを掲載し全世帯に
ていきます。
活動を展開し
います。
対策︵火災予防、各種災害︶などが出されて
配布しています。
コミュニティ活動の紹介
98
ツ大会の成績に表れていると感じています。
21
と と も に、
20
コミュニティ活動の紹介
〈人口〉946人 〈世帯数〉323世帯
を思いやる、大切に育てるという気持ちを醸
住民総参加の活動を推進し、交流・親睦、協力・援助を大切にする。
(であい・ふれあい・たすけあい)
定して、地域住民同士のコミュニケーション
98
南矢幅第6行政区自治会
72
73
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
昭和
年4月1日、森が丘行政区が施行︵南
矢幅3区長が兼務︶され、平成元年4月1日、
平成6年4月1日花矢巾ニュータウンを含
森が丘行政区長が選任されました。
め住宅の増加により南矢幅地区全体の行政区
の再編成が行われ、南矢幅6区が発足し、平
成8年4月1日さらなる住宅増加により南矢
幅6区の一部と森が丘行政区が合併して、南
矢幅第7行政区自治会が発足しました。
新興住宅地のため年代も若い人たちが多
く、 住 民 の 大 半 が 盛 岡 広 域 圏 の 通 勤 者 で す。
また、南矢幅7区は、県道不動矢巾停車場線
をはさみ、花やはばニュータウンと明堂住宅
周辺の西側と森が丘住宅周辺に分断されてい
ますが、森山パストラルパークに接し地域環
境に恵まれた地区です。
年間を通して
さまざまな事業を展開
南矢幅第7行政区自治会では、毎月の公園、
公民館の清掃、地域内の草刈りなどの地域内
森が丘公園で開催する納涼祭、町民スポーツ
清掃や地域会員の親睦を図る目的で、8月に
大会への積極的参加、町の出前講座を活用し
た研修会の開催︵青空教室、高齢者の福祉・
介護について︶
、新年会の開催など年間を通
して各種事業を展開しています。
集団資源回収は子ども会で5月と7月、
月の年3回実施しています。自治会としても
安全安心な
明るい自治会を目指します
歳以上の
住民が100
の子どもたちがこれ以上ないと思われる笑顔
童公園の二つの立派な公園があります。地域
備です。地区内には、かりん広場と森が丘児
特に力を入れている事業として、広場の整
げ大会などのゲームを開催。飲み物や焼き鳥、
め、よさこいソーランの披露やビンゴ、輪投
地域内を回る子ども会による神輿をはじ
曜 日 、 森 が 丘 児 童 公 園 で 午 後 に 開 催 し ま す。
会でもあります。時期は8月のお盆過ぎの日
この納涼祭だけとなるので、世代間交流の機
ントです。各世代が集まるのは町民運動会と
8月に開催する納涼祭は地区民総出のイベ
なっていきま
し世帯が多く
帯や一人暮ら
れ、高齢者世
とが予想さ
い町になるこ
若い人が少な
齢 化 が 進 み、
況であり、高
人以上いる状
で元気に遊んでいる姿を見ると、子どもたち
フランクフルトなどを用意して、交流を深め
年度は
21
90
ミュニケーションが今以上に必要となってく
ることから、互助精神の向上と世代間交流の
展開とともに、隣近所の交流の希薄な現状を
く、直接会って会話をするのが一番効果的で、
かりました。また、ただ配布するだけではな
いく状況で、たまに配布するのが効果的と分
した。しかし、その後は徐々に人数が減って
ラシを配布した時は、参加者が多く集まりま
ます。そこで、一斉清掃などの行事の際にチ
てもらう方法を考えながら現在取り組んでい
きたいと考えています。
件、事故などのない明るい自治会を作ってい
い部分もあるかと思いますが、介護などで事
し、各家庭には人に言えない部分、言いにく
終的には安全安心できる地域の形成を目指
が必要でデリケートな部分でもあります。最
いと考えていますが、地区住民の理解と協力
また、緊急連絡表のようなものを作成した
打破していきたいと考えています。
役員の皆さんは積極的に動いています。
自治会の行事により多くの皆さんに参加し
直接会ってイベントを周知
がありました。
ます。平成
が安全で安心して快適に遊べる場所を作って
あげるのが私
たち大人の役
目と思い、毎
年5月から
月まで毎月地
域住民総出で
草刈りを主体
として全般整
備を実施して
います。子ど
もたちが﹁僕
た ち、 私 た
ち﹂のために
大人がきれい
地域社会のコ
す。 そ こ で、
地区民総出のイベント
納涼祭
63
世帯約160人の参加
コミュニティ活動の紹介
10
コミュニティ活動の紹介
もらえることを願い、今後も続けていきたい
管庫が足りない状況です。
平成
設置する予定ですが、それまでは、子ども会
りん広場﹂と﹁森が丘児童公園﹂の2カ所に
23
の実施に合わせて、自治会としても協力して
いきたいと考えています。
と思っています。
にしてくれているんだなと、少しでも感じて
10
年度には﹁か
〈人口〉700人 〈世帯数〉234世帯
行いたいと考えていますが、集団資源回収保
3わ運動、
「地域の和、家庭の話、皆の輪」
子どもたちのために
公園をきれいにします
60
南矢幅第7行政区自治会
74
75
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
〈人口〉401人 〈世帯数〉115世帯
部など各地へバスを使って行く事業ですが、
長年行われている参加率の高い人気事業の一
つです。
旧稲荷街道が南北に横断し、大白沢川が地
から
戸の住民の生活があった
区の中心を東西に流れ、宝歴初期に町場︵集
落︶地内に
とされています。
昭和
年4月、大白沢行政区と和味行政区
落事業の推進が計画されています。
事業などにより農地の基盤整備が進み農業集
最近は、大白沢樹園農道の整備、ほ場整備
60
ます。
従来から、農業経営は米と畜産、リンゴと
畜産を主体とする複合経営でありましたが、
水田対策再編によりシイタケ栽培、野菜など
の導入により多角経営に移行しています。労
働力の高齢化など、また、兼業農家が主であ
り農業経営は極めて厳しい状況となっていま
すが、農業集落事業の推進に期待しています。
子どもからお年寄りまで
地域を盛り上げます
和 味 自 治 会 の 活 動 内 容 と し て は、 自 治 会 、
子ども会それぞれ年に2回各家庭を回り実施
している集団資源回収のほか、道路・河川清
掃や草刈りの実施、稲荷街道一里塚保存のた
めの防護柵、周辺の草刈りといった環境美化
年度
活動、秋津神社の前夜祭、収穫祭、地区運動
会など各種事業を行っています。
田植えが落ち着いたころには、平成
回目を数える文化財研修視察旅行︵地域
当、4年生以上は太鼓の担当となり、秋津神
歳代から
歳代の参加者が少
す。総務企画、公民館、スポーツレク、福祉
どでもなかなか意見が出てこないのが現状で
つみを食べながら、子ども会のくつ飛ばし大
しかし、収穫祭は行っており、おそばやひっ
る体制を目指します。
いますので、それらの意見を吸い上げていけ
あり、その中ではさまざまな意見が出されて
保健、新生活、環境、産業経済の7委員会が
会やペタンクなどのレクリエーション事業、
くなりやめることとなりました。
牛の飼料としても使わなくなってきたことな
なく、自治会任せの人も多く見られ、総会な
げられます。
課題は参加者の固定化と参加率の低さがあ
体制の整理を行い
ふるさとづくりを創造
す。
社の前夜祭や不動っ子の集いで披露されま
年までの秋の収穫祭
年度は、
トかぼちゃを持ち寄って、重量当てクイズな
開催しており、その名のとおり、ジャイアン
は、
﹁ジャイアントかぼちゃ収穫祭﹂として
平成元年から平成
イベント盛りだくさんの収穫祭
を渡すというユニークな事業、﹁ふれあい家
で
21
どから、育てる農家が減少し、体制が整わな
どを行っていました。しかし、平成
40
また、それぞれの委員会の出席率も悪く役
員選出にも苦
初期消火訓練などの研修事業を織り交ぜ、最
後は餅まきで締めくくります。150人ほど
慮していま
す。今後はこ
の参加者で地域が盛り上がるイベントの一つ
になっています。
れらの委員会
体制を検討し
ながら整理
行われます。
参加者の固定化が目立つものの、
リエーション的な種目で、4チームに分けて
会は、子どもからお年寄りまで楽しめるレク
です。これは長年続いている行事で老人クラ
味さんさ踊教室など、世代間交流事業も盛ん
正月行事として、ミズキ団子づくりや伝承和
このほか、子ども会では老人クラブとの小
います。
たいと考えて
に励んでいき
く地域づくり
会憲章に基づ
し、和味自治
150人ほどの参加者があります。
ブが主体となり行事を行います。和味伝承さ
子ども会と老人クラブとで
世代間交流
自治会の福祉保健委員会の事業では、一人
んさ踊は、小学1年生から3年生は踊りを担
コミュニティ活動の紹介
50
が合併し、和味自治会として現在に至ってい
55
庭訪問﹂も実施しています。
23
暮らし世帯に訪問し、クリスマスプレゼント
町民運動会がない年に行われる地区の運動
21
30
20
コミュニティ活動の紹介
和といたわりと思いやりを大切にし、住み良い理想のふるさとづくりを創造する
の親睦旅行︶を行います。県外の沿岸や山間
和味自治会
76
77
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
舘前行政区は矢巾町の西南に位置し、往昔
︵ 13 0 0 年 前 ︶ 天 台 宗 座 主 坊 居 舘 の 屋 彦 山
今の舘山公園がかつての座主舘跡と考えられ
伝法寺という古舘があったと言われており、
ています。また、伝法寺の往時の壮大な面影
を忍ぶ伝説として七社七坊説、十二坊二十四
田説が残っています。
昭和初期に大飢饉に見舞われ恩腸の郷倉が
赤川に、共同作業場が舘前、桜屋の2カ所に
設置されたことから舘前部落、桜屋部落に分
かれて現在に至っています。
戸数が矢巾町で最も少ない行政区で、農家
が %、各戸とも何代も続いた農家の集落で
す。また、何々坊、官所などの屋号が今も残
り歴史を感じます。町指定遺跡として伝法寺
遺跡、釈迦堂跡、無形文化財として南部七軒
丁大神楽があり現在も踊り継がれています。
地域住民の連帯が強く各行事への参加率が高
く、特に世代間交流会には %以上の参加率
となっています。
月までに4回の清掃活動を
やシダレ桜、八重桜など約300本の桜を植
行っています。舘山公園には、ソメイヨシノ
が課題となっています。この大神楽は藩から
は現在録音テープを使っており、後継者育成
部七軒丁大神楽に取り組んでいます。鳴り物
人気の行事となっています。終了後はバーベ
を 開 催 し て お り、 参 加 者 は 1 0 0 人 を 超 え、
世代間交流事業として、ゲートボール大会
をしなければならないため、それ以外の対外
数が少ないため、必ず地域内で何かしら役目
なってしまったということが原因でした。戸
常に高く、年代に関係なく集まります。人口
地域内の取り組みについては、参加率は非
い状態になってしまいました。
的な取り組みへの負担感が強く、対応できな
月には収穫祭も開催。餅つ
す。 ま た、 歳 祝 い や 厄 年 払 い も 実 施 し て お
を展開していきたいと考えています。
統を守り、さらには舘山公園を核として活動
は、今ある事業を継続させながら、地域の伝
域の課題に目を向け取り組んでいます。今後
今住んでいる皆さんで、地域一丸となって地
は 増 え も し ま せ ん が、 減 り も し て い ま せ ん。
子ども会では、不動っ子の集いに向けて南
貴重な地域の宝
南部七軒丁大神楽
に行っています。
り、各種事業を交流事業と位置づけて積極的
きやくじ引き景品交換などで盛り上がりま
行っています。
キューや流しソーメンを食べながら交流会を
外 的 な 活 動 で 負 担 が 生 じ、 参 加 が で き な く
ぞれの活動については問題ないのですが、対
たことがあげられます。地域内におけるそれ
おいて、町の行事への負担感があり、脱退し
課題として、老人クラブや婦人会の活動に
戸数の少なさが
地域のまとまりに
保存、継承していければと考えています。
樹し、屋号をつけて地域全員で管理していま
年後を楽しみに毎年作業を
ており、将来は関係者を招待して花見をした
除草シートとイワダレソウを植えて池を守っ
スを100本ほど植えています。けい畔には
行っています。また、公園の上り口の池にハ
10
いと考えています。
コミュニティ活動の紹介
11
はあるものの、
正式に認められたもので、芸能活動をしなが
おり、4月から
ボルでもある舘山公園の整備には力を入れて
運動に取り組んでいます。中でも地域のシン
ブ、婦人会そして子ども会合同で花いっぱい
や 道 路・ 河 川 愛 護 活 動、 公 民 館、 老 人 ク ラ
自 治 会 活 動 と し て、 舘 山 公 園 の 清 掃 活 動
地域のシンボル舘山公園
地域一丸となって整備
90
す。屋号のほか、
他の不動地区の自治会や町、
11
ら他藩の情報収集を行っていたという話もあ
世代間交流も
積極的に実施しています
89
不動小学校の木もあります。徐々に桜も咲き
〈人口〉184人 〈世帯数〉47世帯
り、完全復活させ、貴重な地域の宝物として
住民総参加による交流、親睦、触れ合いを大切にする安全・安心を実感する
始めてきており、場所によっては成長の差異
舘前行政区自治会
78
79
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
年に a 区画の県営ほ場整備事業に
の中枢的役割を果たすようになりました。
総世帯数の9割が農家世帯で、地域の連帯
年、高速道路﹁一関∼盛岡間﹂が開
意識が高く、農業生産組織活動も充実してい
ます。
昭和
通されたことにより、桜屋地区が東西に二分
され、コミュニティ活動が危惧されましたが、
地域の住民性による助け合いの精神による連
帯意識が強く、従来と変わりない活動が展開
されています。
平成5年に、地域の活動拠点であるコミュ
ニティセンターを新築し、子ども会や婦人部
などの各組織活動が充実してきましたが、農
業振興地域、市街化調整区域のため、地域の
歳で毎
人口が伸びない状況です。児童生徒にいたっ
てはゼロの学年もあり、平均年齢は
縄のものではありません。自分が各行事に参
深まり、連帯感が非常に強く、その絆は一筋
問わず活動に参加しているため世代間交流も
が小さいことや、幼児から高齢者まで世代を
開催します。班対抗の運動会から始まり、警
動会、防犯教室、夏まつりの合同イベントを
最も多くの老若男女が参加する一大行事、運
た 環 境 美 化 活 動 を 実 施 し て い ま す。 夏 に は 、
普請︵みちぶしん︶、河川の雑物除去といっ
す。
安定経営につなげていきたいと考えていま
に、早期に集落営農を法人化し、地域農業の
祭を開催します。年が明けると新年交賀会で
いった、農業地域らしい行事である勤労感謝
に進行しています。これからは、地域全体で
め人口が減少傾向にあり、少子高齢化が確実
また、農業振興地域、市街化調整区域のた
強い絆と互いに助け合う
﹁結いの精神﹂を
地域住民が一同に会し、新年のあいさつを交
子育て支援に取り組むことで、安心して子ど
り聞かせながら、ミズキ団子づくりやお飾り、
若い世代や子どもたちに昔ながらの生活を語
強い絆を作り上げていきます。
で幅広く参加することで、世代間交流を深め、
ら、各種行事においては、幼児から高齢者ま
もを生み育てる環境づくりに知恵を出しなが
五穀豊穣を願う田植え行事といった昔ながら
﹁継続は力なり﹂を基本に今後の活動計画
会︵歳祝い︶をそれぞれ行っており、お祝い
ことのないよう地
が惰性に流される
力しながら、行事
を見直し、地域本来の行事のあり方に鋭意努
ごとなどは、地域住民全員でお祝いする体制
域 の 合 意 を 得 て、
日常の生活に互い
に助け合う﹁結い
から、専業農家の大半が兼業農家へと移行し、
業構造の転換により生活環境が変化したこと
桜屋地区は農業中心の集落ですが、近年産
す。
ばと考えていま
揚に努めていけれ
み、住民意識の高
の精神﹂を持ち込
農業後継者がどのように推移するかが今後の
厳しい農業情勢に
立ち向かいます
となっています。
また、成人者壮行会、厄払いと長寿を祝う
の行事を伝えています。
世代間交流事業としては、地域の高齢者が、
わします。
に感謝をしながらお互いの労をねぎらうと
まずは、厳しい農業情勢に立ち向かうため
加することは至極当然のことと捉えており、
める観桜会。その後は花いっぱい運動や、道
事が行われています。春は桜を囲み親睦を深
このような風土の中、季節に応じた各種行
年間を通した
連帯感あふれる地域活動
26
コミュニティ活動の紹介
秋になると、勤労感謝の日に、一年の収穫
察署員を講師に招いての交通安全教室や消火
課題となっています。
桜屋コミュニティ会は、コミュニティ規模
連帯感と絆は
一筋縄のものではありません
に取り組んでいます。
農業経営安定政策のための集落営農に積極的
厳しい農業情勢、農村環境の中で、新しい
年1歳ずつ確実に延びている現状です。
50
コミュニティ活動の紹介
当桜屋は、古い代から大白沢川、秋津湧水
が合流した水の環境に恵まれ、農業を中心に
昭和
発展してきた地域です。
30
より、現在の農業基盤が整い、矢巾町の農業
50
52
その連帯感は自慢の一つで、こうした取り組
〈人口〉257人 〈世帯数〉67世帯
訓練、納涼まつりを行っています。
築こう
『ゆいの精神』で豊かな社会を 住んで楽しい 我が里 桜屋
みは昭和 年から続いています。
桜屋コミュニティ会
80
81
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
コミュニティ活動の紹介
年に第2次農業構造改善事業の導
岩 清 水 地 区 は 従 来、 水 田 単 作 地 帯 で し た
が、昭和
した。
なお当地区では、昭和
年が経過してい
52
33
と き は、 地 域 の 成 人 者 を お 祝 い す る と と も
りなどの一斉作業には顔を出してくれるな
には若い年代の参加が少ないのですが、草刈
ど、まだまだプラス材料は多くあります。
子どもから若者・高齢者一丸となって
参加する組織を目指します
も喜ばれています。なお、各種事業を一度に
いに盛り上がり、さらにはお祝いされる方に
が上がるほか、多くの参加者が集うので、大
それぞれの事業を一度に行うことで参加率
はそれぞれの
状態で、今後
ができている
ある取り組み
はまとまりが
現状として
行うため、全委員会がそれぞれの役割を分担
事業の維持と
マンネリ化さ
せないような
工夫が求めら
による岩清水さんさの披露や花火大会が行わ
ちにも大好評です。締めくくりは、子ども会
れているため、子どもたちや参加した大人た
クフルトなどの出店が並び、参加賞も用意さ
予想されます。一人暮らし世帯や高齢者世帯
のの、今後は確認も困難になってくることが
ことです。地域でも注意して把握しているも
帯、高齢者世帯および空世帯が増加している
課題は、年々高齢化が進み、一人暮らし世
によってこれまで地域がまとまってきました
りますが、9割が農家世帯で、そのつながり
や高齢者対策、子どもの減少などの課題もあ
が少ないこと
人たちの参加
れます。若い
れ大いに盛り上がります。
地造成ができないため子どもが増える要素は
子どもの数も年々減少傾向にあります。宅
るよう進んでいきます。
し、独自性あるコミュニティ活動が実践でき
者、高齢者一丸となって参加する組織を目指
今後、定めた目的に向かって子どもから若
1月中旬、町の成人式の日に合わせて、世
ないのですが、子ども会事業に対する父兄の
考えています。
代間交流大会を新年交賀会も兼ねて全世帯か
熱が上がってきています。また、普通の行事
コミュニティ活動の紹介
ら老若男女が参加して開催しています。この
各種事業を組み合わせて
実施します
し、これからもこの地域のまとまりを継続さ
高齢者を地域で見守れる
体制の構築
して準備を行っています。
て定着しています。
夕方まで丸一日、年に一度のお楽しみ会とし
施して交通安全の普及に努めるなど、朝から
動推進のため交通安全に関する模擬試験を実
リエーションとして輪投げ大会、交通安全活
子づくりを行ったり、さらには班対抗でレク
に、老人クラブ主催で子どもたちとミズキ団
では、かき氷やギョーザ、ジュース、フラン
また、一大イベントの一つである夏まつり
にしています。
自分たちの力で整備するという気持ちを大切
﹁岩清水右京﹂居城跡清掃作業を行っており、
そ の ほ か、 地 域 内 の 道 路 や 河 川 補 修 清 掃 、
わえる場所が選ばれています。
で、場所は普代村や気仙沼市など海の幸を味
入れ始めました。内陸で農業を行っているの
は交流を目的に地域住民との親睦旅行に力を
事がなくこれまで過ごしてきましたが、最近
んなが顔見知りであるがゆえに特別な交流行
岩清水コミュニティは農村地域であり、み
地域住民との交流を大切に
おり、これは無形の宝として捉えています。
ます。全世帯、日ごろから防火活動に努めて
火災記録が続いており、満
年1月4日から無
就業状況に変化が見られるようになってきま
団地への常用勤務や季節勤務など、地区内の
の団地で生産しています。現在では、きのこ
は県内一の生産となった矢巾町の約7割をこ
生産の構造となりました。とりわけシイタケ
機に地域全体として稲作プラス菌茸類の農業
入によりきのこ団地などを造成し、それを契
51
の方を公民館事業に誘い出し、交流を図りな
〈人口〉333人 〈世帯数〉93世帯
せていかなければなりません。
みんなで創る、ふれあいと活力のある躍進の里、岩清水
がら地域で見守れる体制を整えていきたいと
岩清水コミュニティ
82
83
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
〈人口〉552人 〈世帯数〉185世帯
室岡地区は、旧不動村時代は役場、診療所、
駐在所、郵便局などの生活関連施設や農業高
校、小中学校の教育施設が集中する中心的な
場所でしたが、時代の変革に伴う施設の整理
統合や廃止により、現在は一部の施設のみが
残っています。
地区全体はほぼ平坦地で、一部非農家も点
年に農
在する稲作主体の純農村地帯ですが、農業の
取り組みについては先進的で、昭和
業構造改善や機械化による生産の合理化と労
働力の省力化を目的として﹁室岡農事生産組
年
合﹂が設立されました。育苗から刈り取りま
での一環作業の受託体制を確立し、平成
年に、ゲンジボタル
新たに作り変えなければならない状態になり
いました。しかし、
この水路は老朽化に伴い、
は、淡水に住むシジミ貝もたくさん生息して
が住み着いています。また、専門家の調査で
室岡の木宮神社付近の小川にゲンジボタル
にぎりや料理などが加わり第2部の懇親会を
引き続きこの広場で、各班が持ち寄った、お
で進行していきます。昼には運動会が終わり、
目で、誰でも気軽に参加でき、和気あいあい
もからお年寄りまでゲーム感覚で楽しめる種
では最も多くの老若男女が参加します。子ど
る﹁ゆうゆう広場﹂で開催し、年間行事の中
毎年恒例の自治会運動会は、公共広場であ
まな分野にも支障が出てきています。
くなり、農作業や自宅周りの除雪などさまざ
す。また、一人暮らし世帯や高齢者世帯が多
伝承さんさ﹂の継承にも支障が出始めていま
ており、子ども会活動の一つである﹁こども
次世代の人口減に併せて子どもの数も減少し
し か し、 多 く の 課 題 も 生 じ て き て い ま す。
が住める水路の改修方法を目指し、ホタルに
ました。地区では平成
詳しいコンサルタントを交えて、環境にやさ
少子高齢化の進行と地区の人口減が現実と
なり、日常的な見回りや定期的な交流がます
ます重要になってきていますが、このために
一方、高齢化に伴う日常的なコミュ
りません。
健康登山は、子どもからお年寄りまで楽に
ニティの衰退も懸念されますので、高齢者対
ここでは毎年6月のホタルが飛び交う夜に
ます。
策としてモデル地区を設定するなどして、行
も地域が可能な限り知恵を出し合いながら、
﹁栄養講習会と健康相談﹂も定着し
政主導で実験的な試行や事業を行い、補完し
登れる往復2時間程度の里山を選び、自然を
ており、血圧測定や健康相談、みんな
ていくことも必要ではないかと考えます。
なると、子ども会の観賞会が行われ、多くの
で楽しく体を動かす﹁やまゆりタオル
も 人 気 が あ り、
︿ 見 る& 食 べ る ﹀ で 文
づくりの豚汁やおにぎり、焼き鳥など
資料館﹂も同時開館します。また、手
品が展示されます。当日は﹁室岡の里
地区の皆さんが創作したたくさんの作
秋には公民館主催の文化祭を開催し
えています。
る環境づくりに向けて躍進していければと考
目指し、地域の活性化とともに自然と共生す
ミュニティの形成と世代循環型地域の構築を
だ き な が ら、 互 助 精 神 あ ふ れ る 家 庭 的 な コ
さを念頭に置くとともに、行政の指導をいた
は即効性もあり、大切なことです。その大切
地域で考えたことを地域自ら実践すること
化祭は多くの人で賑わいます。
健康指向に取り組んでいます。
体操﹂そして、調理実習と食事会など
コミュニティの充実を図っていかなければな
コミュニティ活動の紹介
満喫しながらのトレッキングでいい汗を流し
年から逐次整備が進んでいます。
20
人たちも集まってきます。
れます。
開催。地区の皆さんの和やかな親睦が深めら
互助精神あふれる家庭的な
コミュニティと世代循環型地域の
構築を目指します
しています。
は、
﹁室岡の里﹂春一番の風物詩として定着
一緒に和やかに通学しているのどかな風景
ピカピカの新入生が希望に燃えて、上級生と
るとスイセンの花と同じ色の帽子をかぶった
長かった冬から早春、スイセンが咲き始め
した。
積み重ねにより、花の数や延長も増えてきま
や農道沿いに植え付けをしています。長年の
宅からスイセンを持ち寄り、自治会内の町道
毎年春に、地区民総出で各自がそれぞれ自
春一番の風物詩﹁すいせんロード﹂
業体制の確立を目指しています。
法人室岡営農組合﹂の設立に移行、新たな農
にはさらなる発展充実を目指して﹁農事組合
17
しい水路に作り変えることにしました。平成
体を動かし、豊かな趣味で
﹁目指せ日本一健康な町やはば﹂に挑戦
49
コミュニティ活動の紹介
環境と生活の調和を図り、ふるさとの魅力の創造と豊かな感性の醸成を目指して
ゲンジボタルが飛び交う
環境の創造
室岡自治会
21
84
85
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
戸、明治9年には 戸を経て
15
月
年。
日で太田村が町村制の発布に
村として代官所管轄になったのが享保
年
年町村合併による矢巾村が誕
人を超える状
地域の情報紙として楽しまれている広報
続けています。また、地域の皆さんは子ども
なっています。それでも子ども会への支援は
況 で し た が、 今 で は 野 球 チ ー ム も 作 れ な く
です。子どもは多いときでは
推進に支障をきたしていることが現状と課題
民総出で行われています。
宮手川の3河川の雑物除去作業など、地域住
ならではの農政講演会、太田川・四分の一川・
流会や新年交賀会などの交流事業、農業地域
スポーツ大会、太田芸術祭のほか、世代間交
太田自治会では、夏まつり、コミュニティ
交流を意識した事業を実施
す。
導入による、高所得生産活動を展開していま
また、農業生産基盤整備により、高収益作目
肥 沃 な 耕 地、 農 業 生 産 性 の 高 い 農 業 集 落、
現在に至っています。
生し、その後、町制施行で矢巾町太田となり
をえて、昭和
より、今日の不動地区︵村︶の自治集落に基
明治
20
え て お り、
ども会に教
保存会が子
内 容、 地 域 の 皆 さ ん か ら の 投 稿 も あ る な ど 、
行事などのお知らせのほか、時期に合わせた
続しています。教養部の事業で、地域のこと、
﹁花ばたけ﹂。毎月発行しており、
ています。
回収の日までたくさんの資源を保管してくれ
てくれます。若い人は一度行事に参加して面
多いので、いざというときは声かけすれば来
感じています。太田はずっと住んでいる人が
が多い割には参加率は高い方ではないかなと
できないなど悪循環が生じていますが、行事
人も多く、親が参加できないと子どもも参加
事業への参加については、仕事が不定期の
自治会とし
町の事業と連動し健康づくりに
励みます
盛りだくさんの内容となっています。
の継承を支
援していま
す。
スポーツ
年度は﹁目指せ!日本一健康な町や
白みが分かれば次からも参加してくれます。
平成
はば﹂をスローガンに町と地域が一体となり、
大会はゲー
ム的なものや運だめし的な競技を行ってお
今後は若い人を取り込みながらさまざまな活
少子高齢化により事業の推進が制約されて
しまうこと、事業への参加人員の減少に歯止
めがかからないこと、予算の減少に伴い事業
ていきます。
を今後も展開し
した地域づくり
区の強みを生か
目 指 し、 太 田 地
コミュニティを
みんなのための
全員が参加する
域 を 守 り ま す。
いる人たちで地
な く な っ て も、
地域に人が少
健康づくりに取り組んでいます。﹁病気にな
体を動かす事業を行いながら、どんどん拡充
り、誰でも気軽に参加できます。また、地域
していきたいと考えています。健康に向けた
動を行っていければと考えています。
世代間交流会はお年寄りと子ども会の交流
る前にまず予防﹂を心がけ、検診率100%
会で冬休みに開催しています。毎年テーマを
取り組みを通して地域の和を広げることを目
の皆さんが作ったコレクションを展示する芸
変えて開催していますが、しめ縄づくりや伝
指します。
玉や﹁べった﹂といった昔ながらの遊びなど、
普段味わえないような内容となっています。
それぞれにプロがいて、参加しているお年寄
りも熱くなります。
コミュニティ活動の紹介
住民で地域を守っていきます
承的なおはなし、輪投げなどのゲーム、お手
を目指しました。また、健康教室も行い、ま
21
コミュニティ活動の紹介
太田地区は平坦地であり、肥沃な土壌と恵
まれた自然環境を背景に、米作を営農基盤と
した長きにわたる歴史の中で醸成された地区
です。
古来よりその名が示す﹁太田﹂は水田が拓
け、特に先人太田氏の居館により産業経済の
地域拠点として発展し、経済基盤が水田とし
て拓けたのは文治5年9月とされています。
その後、集落が発展し、安永9年には 戸、
文永2年には
67
南部藩の所領となって、徳田伝法寺通り太田
58
25
30
会の資金になるようにと、年2回の集団資源
年継続
毎月発行の広報﹁花ばたけ﹂
50
夏まつり
では地元の
伝統さんさ
踊を披露し
4
て伝統芸能
13
て い ま す。
21
年ほど継
13
術 祭 は、 出 展 を 楽 し み に し て い る 人 も 多 く、
〈人口〉506人 〈世帯数〉169世帯
ず取り組みの1年目は勉強を。2年目以降は
みんなで創るふれあいと活力のある太田自治会
毎回出展してくれる人もいます。
太田自治会
86
87
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
な ど、 鹿 妻 の 幹 線 水 路 に ゆ か り の あ る 団 体、
森山パストラルパークを拠点に
森山パストラルパークは、自治会が熊野森
戦争景気で膨張した経済、価格の低落と合
理化、失業の増大、それに関東大震災に加え
て金融恐慌と金解禁のデフレ政策などにより
農村の生活は極度に疲幣していきました。こ
のような経済的苦境を乗り越える実践道徳と
し て、 二 宮 尊 徳 翁 の 報 徳 精 神 が、 家 を 建 て、
年当時の藤原英一村長に勧めら
村を興す根本思想として盛んに研究され、白
沢では昭和
昭和
年の春、この同士が中心となり﹁円融
年公民館当局は公民館の位置づけと
の間として多くの人たちに活用されました。
会﹂が組織され、公民館を設置し、地域の茶
昭和
れ、 日間の報徳講習に受講者を送りました。
18
周年
30
今後は、矢巾中学校建設に伴う交通安全施
策、地域安全協議会の組織化、総合的な防災
ん緊急時の支援対策の検討といった高齢者対
人暮らしが増加している中、日常時はもちろ
に偏在した地域活動になっていると感じま
設の整備や安全対策の早期確立、森山パスト
推進会の組織化といった地域の安全・防災対
転することとなり、地域としても環境整備に
ラルパーク周辺を中学校教育の場にふさわし
策の充実などを図っていく必要があります。
また、自然豊かな地域を活かしながら、環
境整備やごみ減量活動に対する住民の理解と
協 力 意 識 の 確 立 を 行 い、 和 と い た わ り 、 結
学は1人だけでした。また、生活の多様化や
流・親睦の促進を行っていきたいと考えてい
業に対する参加協力意識の向上と地域民の交
い・協働による地域づくりを目指し、各種事
社会環境の変化などにより、若者の地域に対
ます。
年度の小学校入
する関心、意識が希薄化し、高齢世代の意識
少子高齢化の影響で平成
和といたわり、結い・協働による
地域づくりを目指します
い環境に整備してほしいと願っています。
す。今後は、高齢者の一人暮らし、日中の一
新春講演会は、著名人を招いての講演と各
ます。
門への出場を楽しみにしている住民も多くい
舞台部門を毎年交互に開催しており、舞台部
記念事業で二つの部門ができました。展示・
催しているのが特徴です。公民館建設
文化祭では、展示のほかに、舞台部門を開
新年講演会など幅広い事業を行っています。
る奉仕活動、自治会運動会や文化祭、歳祝い、
障害児︵者︶施設﹁みちのく療育園﹂に対す
道路愛護活動のほか、社会福祉法人重度心身
白沢住民自治会では、集団資源回収や河川・
総参加を目指し取り組みを工夫
の必要性を唱え、白沢部落会が誕生しました。
役割を明確にするため、部落の主体構成確立
44
コミュニティ活動の紹介
披露しています。芸能団体も年ごとに変えて
の講演と劇団おたすけの演劇を行いました。
奉納に適する団体にお願いしています。その
年度
みにしてくれている人も多く見られます。
そのつながりもあって、同年9月には、葛巻
員参加による顕彰・親睦の集い。平成
周年ということで記念事業を行いまし
た。﹁ 懇 親 会 だ け で は 人 は 集 ま ら な い。 何 か
年から管理受
21 15
は協力していきたいと考えています。
れており、また、施設南側に矢巾中学校が移
かな環境で、町民の憩いの場としても利用さ
境整備を行っています。町の中心地にある豊
託し、年4回の清掃活動を実施しており、環
た施設となっています。平成
公園として開発造成し、その後、町に委譲し
コミュニティ活動の紹介
工夫が必要﹂ということで、毎年郷土芸能を
は
21
彰徳まつりを開催しています。地域民ほぼ全
ま た、 白 沢 地 区 内 に あ る 彰 徳 地 に お い て、
甲斐あって参加人数も多く、そして毎年楽し
21
町への視察研修を行っています。
す。平成
おり、白沢神楽、煙山田植踊、白沢さんさ踊
〈人口〉707人 〈世帯数〉201世帯
年は葛巻町長である鈴木重男さん
明るい家庭と隣組を基盤とし、郷土愛と連帯感による住民自治により、楽園白沢の文化を創造する
種団体の発表などの二本立てで行っていま
白沢住民自治会
50
88
89
20
21
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
条例・要綱
︵コミュニティ組織︶
●矢巾町コミュニティ条例
︵目 的︶
︵昭和
年6月
︵コミュニティ施設︶
日条例第
号︶
びコミュニティの活動を推進するため、自
に応じコミュニティを単位とした町民の共
コミュニティの活動を推進するため、必要
町は、コミュニティを醸成し、及び
助け合いの気持ちを醸成しつつ、住み良い
主的にコミュニティを単位とした町内に住
同利用を目的とする施設︵以下﹁コミュニ
第5条
地域社会を自らの手で作るという共通の目
所を有する個人及び町内で活動する団体を
テ ィ 施 設 ﹂ と い う。︶ の 設 置 の 促 進 を 図 る
町民は、コミュニティを醸成し、及
標に向かって、組織的かつ継続的に自主的
構成員とする組織︵以下﹁コミュニティ組
びコミュニティの活動を推進するため、自
条
任︶
年6月
日条例第
号︶
この条例の施行に関し必要な事項
︵昭和
事︶
委員会の運営を補助する目的をもっ
委員会の庶務は、企画財政課におい
務︶
数
4人
3人
人
この条例の施行に関し必要な事項
任︶
条
分
知識経験者
コミュニティ組織代表
区
別表︵第3条関係︶
は、規則で定める。
第
︵委
て処理する。
第
︵庶
長が任命する。
て幹事若干人を置き町の職員のうちから町
第6条
︵幹
は、町長が定める。
第 6条
︵委
とする。
置し、及び管理に参加するよう努めるもの
2 町民は、自主的にコミュニティ施設を設
な活動を展開している行政区等を区域とす
2 町長は、コミュニティ組織の自主性を尊
ものとする。
するための基本的な事項を定め、もって矢
重しながら、その運営について必要な助言
織 ﹂ と い う。
︶ を 設 け、 か つ、 運 営 す る よ
巾町民憲章に掲げる理想のまちの実現を図
︵コミュニティ計画︶
をするものとする。
︵町と町民の 基 本 的 姿 勢 ︶
主的にコミュニティを単位としたコミュニ
町民は、コミュニティを醸成し、及
点であるとの認識のもとに、コミュニティ
ティに関する計画︵以下﹁コミュニティ計
第4条
の自主性と創造性を尊重しながら、コミュ
画 ﹂ と い う。︶ を 作 成 す る よ う 努 め る も の
町は、コミュニティが住民自治の原
ニティを醸成し、及びコミュニティの活動
第2条
を推進するための施策を講ずるものとす
とする。
2 町長は、町民がコミュニティ計画を作成
る。
町 民 は、 コ ミ ュ ニ テ ィ の 意 義 を 理 解 し、
するに当たっては必要な助言をするととも
2
自主的かつ創造的にコミュニティを醸成
にコミュニティ計画の内容を町の総合的か
人を
し、及びコミュニティの活動を推進するよ
織︶
委員会は、別表に掲げる委員
委員会に委員長及び副委員長を置
20
のとする。
︵組
第3条
もって組織し、町長が委嘱する。
2 委員の任期は3年とする。ただし、補欠
の委員の任期は前任者の残任期間とする。
第 4条
︵委員長及び副委員長︶
き、委員長及び副委員長は委員の互選によ
り定める。
2 委員長は、会務を総理し会議の議長とな
る。
3 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に
委員会の会議は、委員長が招集する。
議︶
事故があるときは、その職務を代理する。
コミュニティ計画に関すること。
第5条
︵会
18
ることを目的とする。
う努めるものとする。
第3条
19
る地域社会︵以下﹁コミュニティ﹂という。︶
この条例は、町民が連帯感に基づく
18
を醸成し、及びコミュニティの活動を推進
第1条
55
55
つ基本的な計画に反映させるよう努めるも
委員会の所掌事項は、次の各号に掲
掌︶
員会﹂という。 を
) 置く。
︵所
第2条
コミュニティ施設の整備に関するこ
げるとおりとする。
⑴
コミュニティ組織の運営に関するこ
と。
⑵
各コミュニティ間、諸団体とコミュニ
と。
⑶
⑷
ティとの間、コミュニティと住民の間等
7
う努めるものとする。
コミュニティ活動を促進し、及びコ
置︶
●矢巾町コミュニティ委員会条例
︵設
第1条
年法律第
ミュニティ活動にまつわる住民の利害を調
整 す る た め、 地 方 自 治 法 昭
(和
号 第
) 138 条の4第3 項の規定に基づ
き、矢巾町コミュニティ委員会 以
( 下﹁委
22
に生ずる住民の利害の調整に関するこ
と。
条例・要綱
7
8
67
90
91
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
条例・要綱
町民から寄附された町財産である施
矢巾町大字赤林第 地割169番地
矢巾町大字赤林第 地割120番地
号 第
)
北郡山自治会
上赤林部落会
下赤林部落会
条に
第
町長は、必要があると認めるときは、
この条例に定めるもののほか、必要
任︶
称
条の規 定により 委 託を受けたコミュニ
置
矢巾町大字高田第 地割
矢巾町大字高田第 地割
位
別表︵第3条関係︶
名
公民館敷地
公園敷地
公民館敷地
公民館敷地
公民館敷地
公民館敷地
コミュニティ組織
高田第 行政区自治会
高田第 区自治会
番地
番地105
関し、必要な事項を定めることができる。
ティ組織は、町長の承認を得て施設の管理に
2
な事項は、町長が別に定める。
第7条
︵委
とができる。
必要な報告を求め、又は実地に検査するこ
コミュニティ組織に対し施設の管理に関し
第6条
︵報告等︶
示をし、又は措置を命ずることができる。
●矢巾町コミュニティ施設に関する条例
この条例は、町財産であるコミュニ
︵目 的︶
第1条
ティ施設 以
( 下﹁ 施 設 ﹂ と い う。 の
) 経済
的かつ効率的な運用を図るため必要な事項
を定めることを目的とする。
第2条
︵施設の取扱 い ︶
設の取扱いについては、別に定める。
施設の名称及び位置並びに管理を
︵ 名称及び管理の委託︶
第 3条
年矢巾町条例第
委 託 す る 団 体 は、 矢 巾 町 コ ミ ュ ニ テ ィ 条
例 昭
(和
定めるコミュニティ組織 以
( 下﹁ コ ミ ュ ニ
テ ィ 組 織 ﹂ と い う。 と
) し、 別 表 に 掲 げ る
公民館敷地
矢巾町大字赤林第 地割170番地
矢巾町大字高田第 地割 番地
矢巾町大字高田第 地割 番地
矢巾町大字高田第 地割 番地
矢巾町大字高田第 地割 番地
矢巾町流通センター南四丁目 番
矢巾町大字煙山第 地割 番地
矢巾町大字煙山第 地割 番地
矢巾町大字煙山第 地割 番地 、
矢巾町大字煙山第 地割 番地
矢巾町大字煙山第 地割 番地
矢巾町大字煙山第 地割 番地
地割122番地
矢巾町大字煙山第 地割 番地
矢巾町大字又兵エ新田第
高田第 行政区自治会
高田第 区自治会
流通センターコミュニティ
城内コミュニティ
煙山自治会
南煙山自治会
矢次行政区ふる里会
下北コミュニティ
番地
新田自治会
地割
地割
地割
番地
番地 、
地割200番地
地割186番地
矢巾町大字又兵エ新田第
矢巾町大字下矢次第 地割 番地
矢巾町大字又兵エ新田第
矢巾町大字又兵エ新田第
矢巾町大字又兵エ新田第
地割104番地
矢巾町大字又兵エ新田第
矢巾町大字又兵エ新田第
矢巾町大字南矢幅第 地割 番地
番地
地割138番地
矢巾町大字南矢幅第 地割 番地
矢巾町大字南矢幅第
地割
番地
地割143番地
矢巾町大字又兵エ新田第
矢巾町大字又兵エ新田第
地割
地割194番地
地割194番地
矢巾町大字又兵エ新田第
矢巾町大字南矢幅第
矢巾町大字南矢幅第
地割399番地
行政区コミュニティ
区行政区コミュニティ
矢巾 区自治会
矢巾
矢巾第
南矢幅第 区自治会
公園敷地
公園敷地
公民館敷地
公園敷地
公民館敷地
公園敷地
公民館敷地
公園敷地
公民館敷地
コミュニティ広場
公民館敷地
コミュニティ広場
公園敷地
公園敷地
公園敷地
公民館敷地
公園敷地
公園敷地
公民館敷地
公民館敷地
公園敷地
公園敷地
公民館敷地
コミュニティ広場
︵昭和
地割
地割
地割
番地
番地
番地
番地
地割 番地
地割 番地
地割 番地
地割 番地
地割 番地
地割 番地
番地 、
地割 番地
地割
地割118番地
番地
番地
番地
番地
高田第
号︶
行政区自治会
藤沢自治会
高田第
25
行政区自治会
日条例第
地割109番地
年 月
矢巾町大字高田第
番地
番地124
地割
地割
矢巾町大字高田第 地割 番地108
矢巾町大字高田第
矢巾町大字高田第
矢巾町大字高田第
矢巾町大字高田第
矢巾町大字高田第 地割
番地
矢巾町大字高田第
地割
矢巾町大字藤沢第 地割 番地
矢巾町大字高田第
番地
地割140番地
地割
矢巾町大字藤沢第 地割 番地
矢巾町大字西徳田第
矢巾町大字西徳田第
矢巾町大字西徳田第
矢巾町大字西徳田第
矢巾町大字西徳田第
矢巾町大字西徳田第
矢巾町大字西徳田第
矢巾町大字西徳田第
矢巾町大字西徳田第
矢巾町大字西徳田第
矢巾町大字西徳田第
番地
地割 番地
地割
番地
矢巾町大字南矢幅第 地割
西徳田 区自治会
西徳田 区自治会
東徳田第
区自治会
行政区自治会
行政区自治会
区自治会
行政区自治会
行政区自治会
行政区自治会
舘前行政区自治会
和味自治会
南矢幅第
区自治会
間野々行政区自治会
南矢幅第
南矢幅第
南矢幅第
南矢幅第
番地
南矢幅第
地割
番地
地割 番地
地割 番地
地割
番地
矢巾町大字岩清水第 地割202番地
矢巾町大字室岡第
番地 、
地割 番地 、 、
矢巾町大字太田第 地割
矢巾町大字太田第
南矢幅第
番地
番地
番地
地割
地割
矢巾町大字東徳田第 地割131番地
矢巾町大字間野々第
矢巾町大字間野々第
地割
矢巾町大字南矢幅第 地割
矢巾町大字南矢幅第
矢巾町大字南矢幅第 地割350番地
矢巾町大字南矢幅第 地割446番地
矢巾町大字南矢幅第
番地
矢巾町大字南矢幅第
地割
矢巾町大字南矢幅第 地割
矢巾町大字南矢幅第
矢巾町大字南矢幅第 地割 番地196
矢巾町大字南矢幅第 地割 番地
矢巾町大字白沢第
矢巾町大字南矢幅第 地割
地割
番地
矢巾町大字白沢第 地割175番地
矢巾町大字南矢幅第 地割
矢巾町大字和味第
地割 番地
地割 番地
矢巾町大字和味第
矢巾町大字北伝法寺第
地割 番地
公民館敷地
矢巾町大字北伝法寺第
矢巾町大字和味第
公民館敷地
矢巾町大字北伝法寺第
矢巾町大字岩清水第 地割199番地
コミュニティ広場
敷地
コミュニティセンター
公民館敷地
コミュニティ広場
地割
矢巾町大字太田第 地割106番地
矢巾町大字太田第
矢巾町大字白沢第 地割209番地
地割201番地
1
2
とおりとする。
︵委託料︶
委託料等は、町長がコミュニティ組
集落センター敷地
コミュニティ広場
公民館敷地
コミュニティ広場
公園敷地
公民館敷地
公園敷地
公園敷地
公民館敷地
公園敷地
公民館敷地
公園敷地
矢巾町大字南矢幅第
矢巾町大字南矢幅第 地割 番地 、
27
矢巾町大字白沢第 地割208番地
矢巾町大字白沢第
2
3
1
第4条
矢巾町大字北郡山第 地割173番地 、
公園敷地
矢巾町大字赤林第 地割149番地
南昌自治会
公民館敷地
行政区自治会
行政区自治会
公民館敷地
9
67 29 24
1
織と協議のうえ別に定める。
︵指示等︶
公民館敷地
矢巾町大字北郡山第 地割271番地
第5条 町長は、施設の管理に関し必要な指
コミュニティ広場
矢巾町大字北郡山第 地割272番地
矢巾町大字北郡山第 地割273番地
コミュニティ広場
矢巾町大字赤林第 地割150番地
矢巾町大字赤林第 地割151番地
矢巾町大字赤林第 地割152番地
矢巾町大字赤林第 地割153番地
矢巾町大字赤林第 地割154番地
矢巾町大字赤林第 地割155番地
矢巾町大字赤林第 地割156番地
矢巾町大字赤林第 地割157番地
矢巾町大字赤林第 地割158番地
矢 巾町大字赤林第 地割189番地 、
矢巾町大字赤林第 地割190番地
矢巾町大字広宮沢第 地割 番地129
番地
南矢幅第
南矢幅第
南矢幅第 区自治会
8
2
4
岩清水コミュニティ
桜屋コミュニティ会
1
矢巾町大字赤林第 地割191番地
矢巾町大字赤林第 地割192番地
矢巾町大字赤林第 地割193番地
矢巾町大字赤林第 地割194番地
矢巾町大字赤林第 地割195番地
公民館敷地
矢巾町大字広宮沢第 地割
地割
矢巾町大字南矢幅第 地割 番地
2
15
18
40
35 21
2
17
3
36
53
80
11
4
1
5
1
4
1
太田自治会
室岡自治会
1
10
17
矢巾町大字赤林第 地割196番地
コミュニティ広場
矢巾町大字広宮沢第
番地
公園敷地
公園敷地
コミュニティ広場
9
85
白沢住民自治会
1
813、
814、
817、
837、
855、
番地1040
矢巾町大字南矢幅第 地割 番地
矢巾町大字南矢幅第 地割 番地 、
27
51
1
878、
879、
898、
933
矢巾 町 大 字 広 宮 沢 第 地 割
番地
広宮沢 区自治会
1
51
2
矢巾町大字広宮沢第 地割
矢巾町大字広宮沢第 地割501番地
9
7
6
1
3
9
95
15
5
2
5
43
95
27
7
60 15
8
5
40
3
39
58
76
15 91
15
8
35
23
68 42
15
1
13
15
4
15 50
4
40
5
34
3
1
6
15
95
4
1
7
30
21
62
8
4
16
25
16 15
5
2
9
10
40
53 20 58 27
7
4
37 35 55
55
13
9
9
11 11 10 10
6
4
3
5
4
12
3
6
6
6
6
5
12
6
8
14
2
3
1
6
4
12
2
9
13 12 12
11
5
1
6
10
12
2
13
6
11
3
14
23
41
21
25
62
15
16
83
48
6
10
11
6
10 10
12
36
3
16
34
3
8
2
5
5
6
88 87 86
20
31
60
1
95
30
20
15
8
9
11
11
1
1
8
5
98
1
2
66
2
18
93
3
67 66 18
18
3
2
3
12
31 31 31
84 55
1
2
3
11
10
12
9
13 13 12 11
24
3
5
3
4
5
5
6
7
7
9
9
9
6
17
3
40 10
11
7
7
7
2
6
10
20
3
6
88
1
5
19
1
2
2
95
1
1
2
4
29
5
5
5
55
92
93
公民館敷地
条例・要綱
2
2
1
1
4
12
12
12
5
16
16
17
17
17
17
17
17
17
17
17
17
17
17
17
17
17
17
17
1
1
1
10
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
条例・要綱
分の5
●コミュニティ整備事業補助金交付要綱
補助率
万円
ごみ集積所整備事業︵新設又は全面改
補助金の上限額3万5千円
⑶
分の5
修に限る。︶
補助率
補助金の上限額
年
改築による事業を実施後
万円
分の5
た額とする。︶
補助率
で除し、
補助金の上限額1000万円
年
規則第8条に規定する申請の取下期日
︵補助金交付申請の取下げ︶
日以内とする。
規則により定める書類及びこれに添付
する書類、提出期日は別表に定める。
第
︵提出書類︶
から起算して
は、補助金の交付の決定の通知を受けた日
第
15
に満たない年数を乗じて得た額を控除し
事業に交付した補助金を
額は、新事業に対する補助金から従前の
15
15
︵昭和
年6月
号︶
28
5万円
500万円
日告示第
㎡当たり
均等割
規模割
28
分の5
公民館水洗化事業
新生活運動推進モデル事業
防犯灯電気料補助事業
分の5以内。ただし、9月分電
青少年健全育成整備事業︵過去に同補
と。︶
補助対象事業費が
万円以上であるこ
て い る 場 合 は、5 年 以 上 経 過 し、 か つ、
助事業により補助を受けて事業を実施し
⑼
とする。
気料の請求額を基準として年間の補助金
補助率
⑻
補助金の上限額3万円
モデル指定
⑺
補助金の上限額200万円
補助率
⑹
る。
の額とし、規模割は積算基礎と同額にす
また、増改築の場合、均等割は5分の1
規模については、それぞれの持分とする。
ただし、他行政区と共同建設の場合の
積算基礎
55
3.3
︵趣 旨︶
第1 コミュニティ整備事業を円滑かつ効率
年矢巾町規則第
的に行う経費に対し、予算の範囲内で矢巾
町補助金交付規則︵昭和
1 号。 以 下﹁ 規 則 ﹂ と い う。
︶及びこの告
示により補助金を交付するものとする。
モデル指定
万円
河川再生対策モデル事業
補助金の上限額
⑷
第2 補助金の交付の対象となる事業を行う
補助金の上限額3万円
公民館建設事業︵過去に同補助事業及
け て 事 業 を 実 施 し て い る 場 合 は、
び他団体並びに他機関等から補助を受
⑸
推進費
︵補助事業者 ︶
者︵ 以 下﹁ 補 助 事 業 者 ﹂ と い う。︶ は、 矢
年矢巾町条
号。 以 下﹁ 条 例 ﹂ と い う。
︶ 第3 条
巾町コミュニティ条例︵昭和
例第
第1項の規定による団体とし行政区を単位
以 上 経 過 し、 か つ、 補 助 対 象 事 業 費 が
事 業︵ 以 下﹁ 新 事 業 ﹂ と い う。︶ に よ る
300万円以上であること。ただし、増
︵ 補助対象事業、補助率及び補助金の額︶
補助金を受けようとする場合の補助金の
年以内にこの
例第4条第1項及び第5条第1項に規定す
第3 補助金の交付の対象となる事業は、条
とする。
10
20
る事業で補助率及び補助金の上限額は、次
分の5
行政区掲示板設置事業
の各号に掲げるとおりとする。
⑴
補助率
分の5
防犯灯設置事業
補助金の上限額9万円
⑵
補助率
補助金の上限額
前各号に掲げるもののほかコミュニ
パーセントを超える額の
号にあってはこ
15
⑽
万円を超える事業。ただ
ティ活動の促進に寄与する事業で、補助
対象事業費が
万円
し、消耗品等の購入は除く。
補助率 分の5
補助金の上限額
︵補助事業の 内 容 の 変 更 ︶
項は、事業費の
第4 規則第6条第1項第2号に規定する事
増減の変更以外の変更とする。
︵実績報告書 ︶
第5 補助事業者は、事業完了後速やかに実
績報告書︵様式第2号︶を町長に提出しな
ければならない。
︵前金払︶
ようとするときは、コミュニティ整備事業
第6 補助事業者は、補助金の前金払を受け
補助金前金払請求書
︵様式第5号︶
にコミュ
ニティ整備事業進ちょく状況調書︵様式第
第
10
55
6号︶を添付して町長に提出しなければな
らない。ただし、第
の限りでない。
条例・要綱
10
10
10
10
37
8
7
10
10
10
10
15
19
94
95
20
8
30
10
25
3
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
条例・要綱
4
︵昭和
年 月
日条例第
号︶
前 3 項 の 貸 付 け に あ た っ て は、 町 長 は、
次の各号に掲げる条件を満たすものである
モデル地区
前 号 に 定 め る 整 備 事 業 を 実 施 す る た め、
事 業 計 画 が 適 正 な も の で あ り、 か つ、
貸付資金の償還計画が適確なもので
⑶
⑵
⑴
保健衛生に係る事業
コミュニケーションに係る事業
自然環境保全に係る事業
交通安全に係る事業
︵貸付金額︶
能力を有すること。
あって、この計画に基づいて償還できる
⑵
の体制が整っていること。
貸付けの目的である事業を実施するため
⑴
ことを確認して、貸付けをするものとする。
︵基金の貸付け︶
町長の指定を受けた地区
⑵
●みどりのふるさと開発基金条例
みどりのふるさと整備に関する事業
︵設 置︶
第1条
の促進を図るために、必要とする資金︵以
務を円滑かつ効率的に行うため、矢巾町み
第 4条
下﹁ 資 金 ﹂ と い う。︶ の 貸 付 け に 関 す る 事
6
積極的な意欲を有していること。
同条第
パ ー セ ン ト 以 内、
パーセント以内、同条第2項
年矢巾町告示第
項にあってはコミュニティ整備事
にあっては総事業費の
準事業費の
掲げる区分に応じて同表の右欄に掲げる標
あっては貸付対象地区ごとに別表の左欄に
資 金 の 貸 付 金 額 は、 前 条 第
項に
当該地区の住民が事業の推進について
⑷
社会福祉に係る事業
第 5条
⑶
⑸
スポーツ及びレクリエーションに係る
対して、貸し付けるものとする。
町長が定めるものを実施するモデル地区に
資 金 は、 次 の 各 号 に 掲 げ る 事 業 で、
どりのふるさと開発基金︵以下﹁基金﹂と
いう。
︶を設置する。
語︶
基金の額は、1617万円とする。
︵基金の額︶
第2条
︵用
この条例において、次の各号に掲げ
⑹
事業
文化・芸能等の伝承及び保存に係る事
業
2 過去に貸付けを受けて事業を実施したモ
⑺
27
1
第3条
る用語の意義は、当該各号に定めるところ
みどりのふるさと整備に関する事業
による。
⑴
自主的な総意のもとに、当該地域におけ
一定の地域において当該地域住民がその
51
業補助金交付要綱︵昭和
3
事業費の
る。
パーセント以内で町長が定め
号︶第3に定める補助金算定基礎による
55
デル地区において補完を目的として、前項
の各号に掲げる事業を実施する場合におい
町長は、資金の貸付けを受けた地区
28
る社会環境及び生活環境の整備保全に関
す る 計 画︵ 以 下﹁ 事 業 計 画 ﹂ と い う。
︶
第9条
︵繰上償還︶
のとする。
を建設する場合においても貸付けをするも
3 組織がコミュニティ計画に基づき公民館
ても貸付けをするものとする。
資金の貸付条件は、次の各号に定め
が、資金の貸付けを目的以外に使用したと
き、又は貸付けの条件に従わなかったとき
は、資金の全部又は一部を繰上償還させる
ことができる。
2 資金の貸付けを受けた地区は、資金の全
この条例に定めるもののほか、この
任︶
部又は一部を繰上償還することができる。
︵委
条
める。
条例の実施に関し必要な事項は、規則で定
第
28
70
35
35
を策定し、その計画に基づいて実施する
事業
第6条
︵貸付条件︶
箇年を含み6年以内
貸付利率 年6パーセント以内で町長
るところによる。
⑴
貸付期間 据置
が定める率
⑵
⑶ 償還方法 据置期間経過後、半年賦又
は 年 賦 元 金 均 等 償 還︵ 元 金 に つ い て は、
日及び6月
けて行った事業の実施状況を町長に報告し
なければならない。
町長は、
必要があると認めるときは、
資金の貸付けを受けた地区に対し、関係資
第8条
︵実地検査︶
30
貸付けを受けた日から1箇年間据置くも
のとする。
︶
日
延滞利率 延滞元金につき年 ・ パー
⑷ 償還年月日 毎年3月
⑸
セント
︵事業実施報 告 ︶
資金の貸付けを受けた地区は、町長
12
8
の定めるところにより、資金の貸付けを受
第7条
31
料の提出を求め、又は実地に検査すること
ができる。
条例・要綱
10
1
96
97
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
条例・要綱
年 月7日告示第
号︶
︵補助金の交付申請の取下げ︶
︵昭和
︵補助事業の内容の変更︶
第7 規則第8条に規定する申請の取下期日
●みどりのふるさと開発事業補助金交付要綱
︵目 的︶
第4 規則第6条第1項第1号及び第2号に
日以内とする。
10
する書類、提出期日は、別表に定める。
第8 規則により定める書類及びこれに添付
︵提出書類︶
第1 みどりのふるさと開発事業を円滑かつ
基本計画︵事業種目︶の廃止又は新設
パーセントを超え
⑴
ければならない。
︵ 様 式 第6 号 ︶ を 添 付 し て 町 長 に 提 出 し な
りのふるさと開発事業進ちょく状況調書
補助金前金払請求書︵様式第5号︶にみど
ようとするときは、みどりのふるさと開発
第6 補助事業者は、補助金の前金払を受け
︵前金払︶
績報告を町長に提出しなければならない。
第5 補助事業者は、事業完了後速やかに実
︵実績報告書︶
る額の変更
補助対象事業費の
は、補助金の交付の決定通知を受けた日か
年矢巾町規則第
例第4条第1項に掲げる事業で、同条第4
第3 補助金の交付の対象となる事業は、条
パーセント以内とする。
⑵
規定する事項は、次に掲げる変更以外の変
45
効率的に行うため、標準事業費内で矢巾町
10
ら起算して
51
更とする。
補助金交付規則︵昭和
号。 以 下﹁ 規 則 ﹂ と い う。
︶及びこの告示
により補助金を交付するものとする。
第2 補助金の交付の対象となる事業を行う
︵補助事業者 ︶
年矢
者︵ 以 下﹁ 補 助 事 業 者 ﹂ と い う。︶ は、 み
どりのふるさと開発基金条例︵昭和
51
項の要件をみたすことを条件とし、補助率
は標準事業費の
条例・要綱
50
20
37
1
号。 以 下﹁ 条 例 ﹂ と い う。︶
27
号の規定によるモデル地区とす
巾町条例第
第 条第
る。
2
︵補助対象事 業 及 び 補 助 率 ︶
3
98
99
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
元
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
高田
高田第2行政区自治会
1
1
自
治
16
17
1
1
1
1
西 徳 田 2 区 自 治 会
21
22
1
8
1
1
4
1
2
1
3
2
1
1
2
0
東 徳 田 第 2 区 自 治 会
2
間 野 々 行 政 区 自 治 会
土
北
橋
郡
自
山
治
自
1
1
会
治
3
5
1
3
0
会
1
1
上 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
1
3
0
下 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
南
昌
自
治
計
4
1
東 徳 田 第 1 区 自 治 会
20
1
1
西 徳 田 1 区 自 治 会
19
5
1
会
18
1
高田第3行政区自治会
沢
15
2
高 田 第 1 区 自 治 会
藤
14
1
1
会
0
広 宮 沢 1 区 自 治 会
1
広 宮 沢 2 区 自 治 会
1
流通センターコミュニティ
0
城 内 コ ミ ュ ニ テ ィ
0
煙
南
山
煙
自
山
治
自
治
1
1
会
1
会
自
治
1
1
3
1
1
1
下 北 コ ミ ュ ニ テ ィ
田
3
1
矢 次 行 政 区 ふ る 里 会
新
1
1
会
1
2
1
5
0
矢 巾 第 1 区 自 治 会
1
3
矢巾2区行政区コミュニティ
4
2
矢巾第3行政区コミュニティ
2
1
1
南 矢 幅 1 区 自 治 会
2
1
南矢幅第2行政区自治会
3
1
1
南矢幅第3行政区自治会
1
南 矢 幅 第 4 区 自 治 会
1
0
南矢幅第5行政区自治会
1
南矢幅第6行政区自治会
1
味
自
治
2
1
南矢幅第7行政区自治会
和
1
1
1
会
0
舘 前 行 政 区 自 治 会
1
1
桜 屋 コ ミ ュ ニ テ ィ 会
2
岩 清 水 コ ミ ュ ニ テ ィ
0
室
岡
自
治
会
0
太
田
自
治
会
0
白
沢
住
民
計
自
治
コミュニティ補助事業実施状況
度
行政区掲示板設置事業
コミュニティ補助事業実施状況
年
コミュニティ名
1
会
0
0
4
3
2
0
0
0
2
3
2
1
1
7
0
0
2
1
0
0
5
5
5
1
4
0
3
2
10
5
2
1
0
70
※H22年度は予定となります。
※合同事業の関係上、
合計が合わない場合があります。
101
100
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
54
55
高 田 第 1 区 自 治 会
56
57
58
59
3
3
3
2
3
1
高田第3行政区自治会
3
藤
1
自
治
会
3
郡
山
自
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
1
1
12
13
14
1
2
4
2
3
1
15
16
17
1
1
2
1
18
1
2
1
21
22
2
1
1
2
2
16
1
2
4
5
5
4
2
5
26
1
10
4
1
3
3
3
2
1
2
4
2
1
11
1
1
1
1
1
自
治
1
1
下 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
昌
3
会
1
13
広 宮 沢 1 区 自 治 会
広宮沢 33
広 宮 沢 2 区 自 治 会
南
煙
自
山
治
自
1
5
1
会
矢 次 行 政 区 ふ る 里 会
1
1
2
1
田
自
治
1
1
2
5
2
3
1
2
2
2
1
3
4
南矢幅第2行政区自治会
2
南矢幅第3行政区自治会
3
2
12
1
9
1
4
1
1
3
1
2
14
4
3
1
2
1
1
1
8
10
10
1
2
4
1
2
2
2
2
2
2
1
7
8
6
38
2
10
3
1
1
6
4
4
南矢幅第5行政区自治会
31
1
23
4
14
1
1
1
2
9
0
南矢幅第6行政区自治会
南矢幅第7行政区自治会
和
味
自
治
1
会
2
舘 前 行 政 区 自 治 会
1
桜 屋 コ ミ ュ ニ テ ィ 会
岡
自
治
会
太
田
自
治
会
白
沢
住
民
計
自
治
2
2
1
1
1
森が丘
5
1
1
森が丘
2
森が丘
3
2
1
13
10
1
1
1
4
1
1
4
1
1
岩 清 水 コ ミ ュ ニ テ ィ
室
20
5
3
南 矢 幅 第 4 区 自 治 会
5
5
5
1
4
4
矢巾第3行政区コミュニティ
1
43
1
1
1
1
1
矢巾2区行政区コミュニティ
南 矢 幅 1 区 自 治 会
43
1
1
1
矢 巾 第 1 区 自 治 会
1
2
1
3
会
4
3
下 北 コ ミ ュ ニ テ ィ
新
3
2
会
治
5
1
城 内 コ ミ ュ ニ テ ィ
山
5
7
7
3
流通センターコミュニティ
煙
16
0
上 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
南
21
5
1
2
24
14
3
2
計
26
2
2
3
1
3
20
3
1
会
19
2
1
1
会
治
3
2
1
間 野 々 行 政 区 自 治 会
北
2
1
1
4
東 徳 田 第 2 区 自 治 会
治
元
1
1
2
東 徳 田 第 1 区 自 治 会
自
63
1
西 徳 田 2 区 自 治 会
橋
62
9
西 徳 田 1 区 自 治 会
土
61
3
高田第2行政区自治会
沢
60
コミュニティ補助事業実施状況
度
防犯灯設置事業
コミュニティ補助事業実施状況
年
コミュニティ名
3
2
1
会
0
1
4
4
4
3
4
2
1
1
16
14
22
28
31
19
15
5
1
1
1
7
4
1
1
6
12
45
31
18
21
5
24
20
14
22
23
25
20
19
13
18
14
13
8
11
4
9
8
529
※H22年度は予定となります。
※合同事業の関係上、
合計が合わない場合があります。
103
102
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
54
55
56
57
58
59
60
61
1
高 田 第 1 区 自 治 会
62
63
1
1
元
2
3
5
6
沢
自
治
1
2
会
3
5
1
東 徳 田 第 1 区 自 治 会
2
4
会
1
上 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
4
北
郡
山
自
治
昌
自
治
広 宮 沢 2 区 自 治 会
南
煙
自
山
治
自
広宮沢
1
自
治
18
19
20
21
22
4
1
1
7
3
5
1
1
5
3
1
1
1
4
1
2
8
1
1
6
1
1
1
1
5
1
2
2
1
1
1
広宮沢
1
会
1
1
2
7
1
1
6
1
1
5
1
1
1
1
1
1
1
6
1
1
1
5
1
2
2
1
矢 巾 第 1 区 自 治 会
1
矢巾2区行政区コミュニティ
1
1
2
1
2
1
1
5
1
1
1
1
3
1
1
2
会
計
9
1
1
下 北 コ ミ ュ ニ テ ィ
田
17
1
矢 次 行 政 区 ふ る 里 会
新
16
1
3
1
会
治
15
1
城 内 コ ミ ュ ニ テ ィ
山
14
1
流通センターコミュニティ
煙
1
1
会
広 宮 沢 1 区 自 治 会
1
1
1
下 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
南
13
1
1
1
会
治
12
1
間 野 々 行 政 区 自 治 会
自
11
7
2
東 徳 田 第 2 区 自 治 会
10
1
3
西 徳 田 2 区 自 治 会
橋
9
2
西 徳 田 1 区 自 治 会
土
8
1
1
高田第3行政区自治会
藤
7
1
1
高田第2行政区自治会
4
1
1
1
1
1
8
6
1
8
0
矢巾第3行政区コミュニティ
南 矢 幅 1 区 自 治 会
3
南矢幅第2行政区自治会
2
南矢幅第3行政区自治会
3
1
1
1
1
1
1
1
5
1
8
4
1
1
南 矢 幅 第 4 区 自 治 会
1
南矢幅第5行政区自治会
1
1
南矢幅第6行政区自治会
0
南矢幅第7行政区自治会
0
和
味
自
治
1
会
1
1
舘 前 行 政 区 自 治 会
1
2
桜 屋 コ ミ ュ ニ テ ィ 会
1
2
岡
自
治
会
太
田
自
治
会
白
沢
住
民
計
自
治
4
1
1
1
1
3
1
1
1
1
会
29
23
18
5
1
5
0
3
1
1
1
岩 清 水 コ ミ ュ ニ テ ィ
室
コミュニティ補助事業実施状況
度
ごみ集積所整備事業
コミュニティ補助事業実施状況
年
コミュニティ名
9
9
5
2
3
1
5
1
3
7
0
3
4
5
5
1
2
6
11
1
1
3
1
9
1
8
1
6
4
5
3
5
3
4
3
2
1
2
2
184
※H22年度は予定となります。
※合同事業の関係上、
合計が合わない場合があります。
105
104
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
元
2
3
治
西徳田
山
治
自
自
治
1
南
煙
山
自
治
広宮沢
2
2
1
3
1
2
2
1
2
1
2
2
2
1
2
1
1
1
1
1
2
1
2
1
1
2
1
1
1
1
会
1
1
1
1
会
1
3
1
1
1
1
1
矢 巾 第 1 区 自 治 会
2
1
3
1
3
1
1
矢巾2区行政区コミュニティ
1
3
1
矢巾第3行政区コミュニティ
南矢幅第2行政区自治会
1
南矢幅第3行政区自治会
1
1
1
1
南 矢 幅 1 区 自 治 会
1
2
1
3
1
1
3
1
1
南 矢 幅 第 4 区 自 治 会
1
南矢幅第5行政区自治会
1
2
0
南矢幅第6行政区自治会
1
南矢幅第7行政区自治会
和
味
自
治
岡
自
治
会
太
田
自
治
会
民
計
自
治
1
1
3
1
1
1
2
1
1
岩 清 水 コ ミ ュ ニ テ ィ
住
2
1
1
桜 屋 コ ミ ュ ニ テ ィ 会
沢
1
1
舘 前 行 政 区 自 治 会
白
森が丘
会
室
計
2
1
新
治
22
1
1
下 北 コ ミ ュ ニ テ ィ
自
21
1
1
矢 次 行 政 区 ふ る 里 会
田
20
1
城 内 コ ミ ュ ニ テ ィ
会
19
1
1
会
会
治
18
1
流通センターコミュニティ
自
17
1
1
広 宮 沢 2 区 自 治 会
山
16
1
広 宮 沢 1 区 自 治 会
煙
15
1
下 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
昌
14
1
上 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
南
13
1
会
治
12
1
1
間 野 々 行 政 区 自 治 会
郡
11
1
1
東 徳 田 第 2 区 自 治 会
北
10
1
東 徳 田 第 1 区 自 治 会
自
9
会
西 徳 田 2 区 自 治 会
橋
8
1
1
西 徳 田 1 区 自 治 会
土
7
1
高田第3行政区自治会
自
6
1
高田第2行政区自治会
沢
5
1
高 田 第 1 区 自 治 会
藤
4
コミュニティ補助事業実施状況
度
青少年健全育成整備事業
コミュニティ補助事業実施状況
年
コミュニティ名
1
1
1
1
1
1
会
1
0
0
0
1
3
4
3
3
3
3
4
3
2
2
3
2
5
6
4
5
5
4
0
1
2
1
0
2
4
3
1
0
78
※H22年度は予定となります。
※合同事業の関係上、
合計が合わない場合があります。
107
106
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
度
61
62
63
元
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
高 田 第 1 区 自 治 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
51
53
53
52
54
54
55
55
55
56
−
高田第2行政区自治会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
19
28
44
51
53
64
65
67
67
67
−
高田第3行政区自治会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
48
49
49
50
50
51
50
50
50
54
−
藤
会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
41
42
43
44
44
44
44
44
44
46
−
西 徳 田 1 区 自 治 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
22
25
31
36
41
46
46
46
46
46
−
西 徳 田 2 区 自 治 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
23
24
24
27
29
29
30
31
31
31
−
東 徳 田 第 1 区 自 治 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
−
東 徳 田 第 2 区 自 治 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
1
7
7
8
8
8
8
8
8
9
−
間 野 々 行 政 区 自 治 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
18
19
19
20
20
20
19
20
19
14
−
土
会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
16
21
20
20
21
21
21
23
23
23
−
18
19
19
19
19
20
20
21
21
19
−
沢
自
橋
治
自
治
会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
上 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
−
下 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
11
11
11
11
11
11
11
11
12
11
−
南
会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
51
54
54
54
54
54
54
54
59
60
−
広 宮 沢 1 区 自 治 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
12
13
14
14
14
10
9
10
10
12
−
広 宮 沢 2 区 自 治 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
40
40
40
40
41
41
41
41
41
41
−
流通センターコミュニティ
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
55
55
57
60
62
65
65
65
65
66
−
城 内 コ ミ ュ ニ テ ィ
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
8
8
9
0
0
0
0
0
0
0
−
煙
会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
9
9
9
10
10
10
10
11
11
12
−
会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
8
8
8
8
10
11
12
12
12
13
−
矢 次 行 政 区 ふ る 里 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
5
5
5
6
6
6
6
8
8
8
−
下 北 コ ミ ュ ニ テ ィ
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
16
18
18
18
18
18
18
17
17
17
−
新
会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
33
40
41
41
41
41
53
54
54
54
−
矢 巾 第 1 区 自 治 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
68
71
73
74
74
74
74
74
74
75
−
矢巾2区行政区コミュニティ
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
54
56
56
56
55
61
61
61
61
64
−
矢巾第3行政区コミュニティ
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
53
44
50
50
50
49
49
49
49
49
−
南 矢 幅 1 区 自 治 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
20
20
22
22
22
22
22
22
22
22
−
南矢幅第2行政区自治会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
32
50
54
54
55
59
59
58
59
62
−
南矢幅第3行政区自治会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
31
31
31
31
32
32
33
33
43
43
−
南 矢 幅 第 4 区 自 治 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
41
41
42
43
43
44
48
48
48
48
−
南矢幅第5行政区自治会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
25
25
25
25
25
24
24
24
24
24
−
53
53
53
53
54
54
54
54
54
53
−
南
郡
山
昌
自
山
煙
自
治
自
山
田
治
治
自
自
治
治
南矢幅第6行政区自治会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
南矢幅第7行政区自治会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
44
44
43
43
44
43
44
45
44
44
−
和
会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
9
9
9
8
8
8
8
8
8
8
−
舘 前 行 政 区 自 治 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
5
5
5
5
5
5
7
7
7
7
−
桜 屋 コ ミ ュ ニ テ ィ 会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
4
4
4
5
5
5
5
5
5
6
−
岩 清 水 コ ミ ュ ニ テ ィ
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
7
8
8
8
8
8
8
10
10
10
−
室
岡
自
治
会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
19
19
19
19
19
20
20
20
20
19
−
太
田
自
治
会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
13
15
15
15
15
15
15
15
15
15
−
会
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
32
32
32
32
32
32
32
34
36
36
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
1,035
1,095
1,136
1,152
1,172
1,199
1,220
1,235
1,252
1,264
−
白
味
沢
自
住
民
計
治
自
治
コミュニティ補助事業実施状況
年
コミュニティ名
防犯灯電気料補助事業
コミュニティ補助事業実施状況
単位:灯数
北
109
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
108
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
元
2
高 田 第 1 区 自 治 会
1
高田第2行政区自治会
1
高田第3行政区自治会
1
藤
沢
自
治
3
4
5
6
7
8
9
10
西 徳 田 2 区 自 治 会
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
1
増改築
1
1
西徳田
増改築
増築
1
1
1
東 徳 田 第 1 区 自 治 会
1
0
東 徳 田 第 2 区 自 治 会
北
橋
郡
自
山
治
自
1
1
間 野 々 行 政 区 自 治 会
土
0
会
治
1
会
1
増改築
1
上 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
2
増改築
1
0
下 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
南
昌
自
治
1
会
広 宮 沢 1 区 自 治 会
1
広 宮 沢 2 区 自 治 会
1
広宮沢
増改築
1
2
広宮沢
0
1
1
城 内 コ ミ ュ ニ テ ィ
南
山
煙
自
山
治
自
2
増改築
1
流通センターコミュニティ
煙
増改築
2
増改築
1
会
治
1
増築
1
0
会
1
矢 次 行 政 区 ふ る 里 会
1
2
改築
0
下 北 コ ミ ュ ニ テ ィ
新
田
自
治
計
1
共同建設
1
1
12
1
会
西 徳 田 1 区 自 治 会
11
1
1
会
0
矢 巾 第 1 区 自 治 会
1
1
矢巾2区行政区コミュニティ
改築
1
3
1
矢巾第3行政区コミュニティ
1
南 矢 幅 1 区 自 治 会
1
南矢幅第2行政区自治会
1
南矢幅第3行政区自治会
1
1
共同建設
1
1
1
1
南 矢 幅 第 4 区 自 治 会
1
南矢幅第5行政区自治会
1
南矢幅第6行政区自治会
0
南矢幅第7行政区自治会
0
和
味
自
治
1
会
1
2
0
舘 前 行 政 区 自 治 会
1
1
桜 屋 コ ミ ュ ニ テ ィ 会
1
岩 清 水 コ ミ ュ ニ テ ィ
増改築
1
1
1
増改築
2
室
岡
自
治
会
太
田
自
治
会
0
会
0
白
沢
住
民
計
自
治
コミュニティ補助事業実施状況
度
公民館建設事業
コミュニティ補助事業実施状況
年
コミュニティ名
0
2
2
3
2
0
0
0
0
1
1
3
3
0
2
2
2
0
2
2
1
0
0
2
0
0
1
1
1
3
0
1
37
※H22年度は予定となります。
※合同事業の関係上、
合計が合わない場合があります。
111
110
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
元
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
計
高 田 第 1 区 自 治 会
0
高田第2行政区自治会
0
高田第3行政区自治会
0
藤
沢
自
治
1
会
1
西 徳 田 1 区 自 治 会
0
西 徳 田 2 区 自 治 会
0
1
東 徳 田 第 1 区 自 治 会
1
東 徳 田 第 2 区 自 治 会
0
間 野 々 行 政 区 自 治 会
0
土
会
0
橋
自
治
会
0
上 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
0
下 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
0
北
郡
南
山
昌
自
自
治
治
1
会
1
広 宮 沢 1 区 自 治 会
0
広 宮 沢 2 区 自 治 会
0
流通センターコミュニティ
0
城 内 コ ミ ュ ニ テ ィ
0
煙
南
山
煙
自
山
治
自
治
会
1
1
会
1
1
矢 次 行 政 区 ふ る 里 会
0
下 北 コ ミ ュ ニ テ ィ
0
新
会
0
矢 巾 第 1 区 自 治 会
0
矢巾2区行政区コミュニティ
0
矢巾第3行政区コミュニティ
0
南 矢 幅 1 区 自 治 会
0
南矢幅第2行政区自治会
0
南矢幅第3行政区自治会
0
南 矢 幅 第 4 区 自 治 会
0
南矢幅第5行政区自治会
0
南矢幅第6行政区自治会
0
南矢幅第7行政区自治会
0
田
自
治
会
1
1
舘 前 行 政 区 自 治 会
1
1
和
味
自
治
1
桜 屋 コ ミ ュ ニ テ ィ 会
1
1
岩 清 水 コ ミ ュ ニ テ ィ
1
室
岡
自
治
会
0
太
田
自
治
会
0
白
沢
住
民
計
自
治
1
会
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
1
コミュニティ補助事業実施状況
度
公民館水洗化事業
コミュニティ補助事業実施状況
年
コミュニティ名
1
2
1
2
0
1
2
10
※H22年度は予定となります。
113
112
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
元
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
高 田 第 1 区 自 治 会
1
高田第2行政区自治会
1
高田第3行政区自治会
藤
沢
自
治
1
1
1
1
22
計
1
1
1
5
1
3
0
会
1
西 徳 田 1 区 自 治 会
1
1
西 徳 田 2 区 自 治 会
1
東 徳 田 第 1 区 自 治 会
0
東 徳 田 第 2 区 自 治 会
0
間 野 々 行 政 区 自 治 会
0
土
0
北
橋
郡
自
山
治
自
会
治
1
会
1
上 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
0
下 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
0
南
昌
自
治
1
会
1
広 宮 沢 1 区 自 治 会
1
1
1
3
1
広 宮 沢 2 区 自 治 会
2
流通センターコミュニティ
2
1
1
2
1
8
城 内 コ ミ ュ ニ テ ィ
0
煙
0
南
山
煙
自
山
治
自
会
治
1
会
1
1
矢 次 行 政 区 ふ る 里 会
新
田
自
治
1
1
下 北 コ ミ ュ ニ テ ィ
1
会
1
1
2
1
矢 巾 第 1 区 自 治 会
1
1
矢巾2区行政区コミュニティ
1
1
矢巾第3行政区コミュニティ
2
1
2
0
南 矢 幅 1 区 自 治 会
2
南矢幅第2行政区自治会
1
1
南矢幅第3行政区自治会
3
1
0
南 矢 幅 第 4 区 自 治 会
1
南矢幅第5行政区自治会
1
南矢幅第6行政区自治会
1
1
1
2
3
南矢幅第7行政区自治会
0
和
0
味
自
治
会
1
舘 前 行 政 区 自 治 会
1
桜 屋 コ ミ ュ ニ テ ィ 会
2
岡
自
治
会
太
田
自
治
会
白
沢
住
民
計
自
治
1
1
4
2
1
岩 清 水 コ ミ ュ ニ テ ィ
室
コミュニティ補助事業実施状況
度
コミュニティ活動促進事業
コミュニティ補助事業実施状況
年
コミュニティ名
1
2
1
1
0
1
会
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
6
4
12
5
2
1
1
10
6
3
8
56
※H22年度は予定となります。
115
114
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
矢巾町コミュニティ条例制定30周年記念誌
51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 元
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
1
1
高 田 第 1 区 自 治 会
計
高田第2行政区自治会
0
高田第3行政区自治会
0
藤
会
0
西 徳 田 1 区 自 治 会
0
西 徳 田 2 区 自 治 会
0
沢
自
治
1
1
東 徳 田 第 2 区 自 治 会
1
間 野 々 行 政 区 自 治 会
土
北
橋
郡
自
山
治
自
自
治
1
1
1
1
1
下 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
昌
2
1
1
上 赤 林 コ ミ ュ ニ テ ィ
南
2
1
1
会
2
1
1
会
治
1
1
東 徳 田 第 1 区 自 治 会
1
3
1
3
1
1
会
4
2
1
1
広 宮 沢 1 区 自 治 会
広 宮 沢 2 区 自 治 会
1
1
流通センターコミュニティ
1
1
煙
南
山
煙
自
山
治
自
治
1
1
城 内 コ ミ ュ ニ テ ィ
会
1
会
1
2
1
2
1
1
1
矢 次 行 政 区 ふ る 里 会
1
下 北 コ ミ ュ ニ テ ィ
2
1
会
1
1
矢 巾 第 1 区 自 治 会
1
1
新
田
自
治
1
1
矢巾2区行政区コミュニティ
0
矢巾第3行政区コミュニティ
1
南 矢 幅 1 区 自 治 会
1
1
1
南矢幅第2行政区自治会
1
1
南矢幅第3行政区自治会
南 矢 幅 第 4 区 自 治 会
0
南矢幅第5行政区自治会
0
南矢幅第6行政区自治会
0
1
南矢幅第7行政区自治会
和
味
自
治
1
1
1
会
1
3
0
舘 前 行 政 区 自 治 会
桜 屋 コ ミ ュ ニ テ ィ 会
1
1
岩 清 水 コ ミ ュ ニ テ ィ
1
室
岡
自
治
会
1
太
田
自
治
会
白
沢
住
民
計
自
治
コミュニティ補助事業実施状況
度
みどりのふるさと開発事業
コミュニティ補助事業実施状況
年
コミュニティ名
1
1
1
3
3
3
2
2
2
2
2
3
3
1
1
4
2
1
1
会
1
2
1
0
0
0
0
0
0
0
1
2
3
2
1
1
2
9
0
0
0
1
0
1
2
0
0
51
※H22年度は予定となります。
117
116
お わ り に
この記念誌を発行するにあたり、平成
年の8月から、各コミュニティの協力
の下、活動内容や特徴的な事業の紹介、地域で抱えている課題などをインタビュー
形式でお伺いしながら、現状を確認することができました。また、今後のそれぞ
れの活動の展開や目指すべき方向性などもお話ししていただきました。このこと
によって、それぞれのコミュニティはもとより、町としても各地域の現状につい
て把握することができたと感じております。
地域によっては、状況がそれぞれ違う場合もありますが、抱えている悩みや課
題は同じであると受け止めました。本誌をご覧になっていただき、それぞれの特
徴的な取り組みを参考にしながら、それぞれの地域に合った、それぞれの地域ら
しい取り組みに発展していただければ幸いです。
なお、インタビューでは、数多くのお話を伺いましたが、誌面のスペースの関
周年を一つの節目として捉え、今後も矢巾町民憲
係で、すべてを掲載できなかったことをお詫びいたします。
このコミュニティ条例制定
刷] 永代印刷株式会社
[印
町
巾
章に掲げる﹁和といたわりと希望のまちやはば﹂の実現に向けて﹁コミュニティ
矢
21
が持つ大きなチカラ﹂が発揮されますことを期待いたします。
[編集・発行]
平成22年4月1日現在のものとなります。
平成22年8月9日
※記事掲載内容(内容、人口、世帯数など)については、
[発 行 日]
30
矢巾町
コミュニティ条例制定
30周年記念誌
118
矢巾町民憲章
●町の木
『まつ』
年中緑を絶やさず、葉は強剛で奥羽
山脈から吹きおろす風雪にも耐え四
方に伸びる根と枝は、矢巾の躍進を
示すがごとく雄大である。
矢巾町
コミュニティ条例制定
30周年記念誌
矢
巾
町
〒028-3692 岩手県紫波郡矢巾町大字南矢幅13-123
TEL 019-697-2111㈹
ホームページ http://www.town.yahaba.iwate.jp/
この記念誌は、全国モーターボート競走施行者協議会からの拠出金を受けて発行するものです。
わたくしたちの町
岩手の山なみをながめ
南昌のふもと 北上の流れに憩う美しい町
わたくしたちは今
さわやかな鳴き声を矢巾の山々にこ
だまさせ、明るい未来を知らせ、町民
に明日への希望をもたせてくれる。
この町の光と風と父祖の
●町の鳥
『かっこう』
南昌の里にひっそりと咲き、美しく、
また可憐な花を開き柔和で純潔な町
民の心を表わしている。
足跡を受けつぎつつ
和といたわりと希望の町をめざし
この憲章を掲げます
この憲章のもと 老いも若きも
手をたずさえ 日を月を年を重ねて
たくましく生きぬくことを誓います
一、みどり豊かな自然を愛し
清らかな町づくりに努めます
一、すすんで教養を身につけ
郷土の芸術文化をたかめます
一、体力をつよめ
話し合いを大切にする
明るい家庭をつくります
一、公共心を育て
思いやりときまりのある生活をします
一、働くことに喜びをもち
希望にみちた町の開発にはげみます
●町の花
『ゆり』
〈昭和51年10月25日制定〉