主催:信州大学人文学部文化コミュニケーション学科非言語コミュニケーション講座 共催:まつもと市民芸術館 まつもと市民芸術館では、 8月29日のグランドオープンに先がけて、 パフォーミング・アーツのワークショップ (=参加体験型講座) を 開催いたします。 コンテンポラリーダンス・ワークショップ 7.3(土)7.4(日) パフォーマンス・ワークショップ 7.13(火) 14:00〜18:00 19:00〜21:00 「Land of ashes and songs」 ※7/4 はワークショップの他、 講師2人+北村明子 によるトークを予定しています。 (亡骸の地とその歌) 会場:主ホール 講師:シュロミ・トゥイザー、エドモン・ルッソ 会場:オープンスタジオ 講師:ナイジェル・ハッシ、 ガブリエル・プロナー、 他 呼吸する。横たわる。立ち上がる。立つ。歩く。止まる。 ふだん意識しないでいる自分の身体を発見する。 ダンスの動きの始点はどこにあるのか。 どこから始まってどこを通って、 ダンスが生まれるのか。 フランスを中心に活躍するダンサー2人による、 身体の発見とコントロールのためのワークショップです。 無意識の身体から、 エネルギーに満ちた身体へ。 儀式や祝祭における、 身体の状態はどんなものなのでしょう? 伝統的な儀式を通して、そこで歌われる歌(宗教歌)やリズム、身体の存在と その動作の根源などを、受講者と共に時間と空間を共有し、 「身体を使って」 考えることを通して、 受講者が、 自分自身の身体語彙を見出し、 個人個人の創 造性を呼び覚ますワークです。 Shlomi Tuizer(ダンサー) :イスラエルのバットドール・ダンス・スクールで学んだ後、バッ トシェバのジュニア・カンパニーに入団。その後バットシェバに入団し、オハッド・ナハリン、 フォーサイス、 プレルジョカージュ、 ラッセル・マリファント、 キリアンの作品を踊る。1994年 からエルヴェ・ロブのカンパニーに参加。2002・03年には、水戸芸術館ACM劇場にて平松み紀 とともに新作を発表した。 Edmond Russo(ダンサー) :カンヌ国際ダンス・センターの後、1992年にリヨンオペラ座 バレエ団に入団。5年間で、プレルジョカージュ、 マギー・マラン、 ビル・T・ジョーンズ、 ステファ ン・ペトロニオ、 バグエ、 ガロッタ、 フォーサイス、 キリアンなどの作品を踊る。97年、リヨンオ ペラ座バレエ団の依頼で「Miss K.」を創作したエルヴェ・ロブに出会い、カンパニーに参加し ている。 Nigar Hasib:1966年南クルジスタン生まれ。Lalish Theaterlaborの芸術監督。演劇民俗学 者。クルジスタン実験演劇集団の創立メンバー、女優としても活動。92年からウィーンに在住、 98年Lalish Theaterlaborを設立し、ツアーで欧州、アジアを巡る。1995−2000年、ウィーン大 学にて演劇科学、民俗学を学ぶ。クルジスタン、アラブ諸国、欧州にて、身体の存在、メソポタ ミアの宗教歌の技法などの重要性を主張し、研究を行う。その肉体的訓練法などに触れるこ とで、演劇形式や、観客とパフォーマーの既存の関係性にもう一度疑問をなげかけ、両者間の 共有するものの可能性を探求している。 Gabriele Ploner:1978年オーストリア生まれ。84年から95年までバレエとフルートを学 ぶ。2000年以降、ウィーンにて、歌、演技の訓練を受ける。 コンテンポラリーダンス・ワークショップ 7.14(水)7.15(木) 7.21(水)7.22(木) フラメンコ・リズム・ワークショップ 7.31(土) 19:00〜21:00 19:00〜21:00 「フラメンコ、 カンテとパルマの講座」 「身体 「脱力」 宣言! ―ダンスで知る身体のコミュニケーション―」 会場:オープンスタジオ 講師:エンリケ坂井 ◇呼吸・フロアエクササイズ:自分の身体をリラックスさせることは本当は とても難しい。自分の呼吸に意識を向けることからはじめ、じっくりと脱力 していくエクササイズ。 ◇身体のコントロールと開放:立った状態での身体の 「脱力」 と 「緊張」 を感じ、 身体の緩急をコントロールしていく。 身体を日常的なコントロールから徐々 に開放し、 新たな身体感覚と出会うきっかけを探していきます。 ◇他者との共同作業を通して自分自身の身体の表現を探し、 そのひとつひと つを集めてダンスへと編み上げていきます。 セビジャーナス、 ルンバ、 ブレリア、 などさまざまなリズムを、 受講者が自らの 身体を使って生み出すことを体験します。 さらに、フラメンコに欠かせない、カンテ(歌)について、講師の演奏を交えて のレクチャーを行います。 北村明子(信州大学人文学部 文化コミュニケーション学科 非言語コミュニケーションコ エンリケ坂井(ギタリスト・カンタオール) 会場:オープンスタジオ 講師:北村明子(レニ・バッソ) ース 専任講師/まつもと市民芸術館 ダンスプログラムアドバイザー) 早稲田大学大学院演劇専修卒業。1994年にコンテンポラリーダンスカンパニー、レニ・バッ ソを設立し代表兼振付家となり、2004年より芸術監督。1995-96年文化庁在外研修員として ドイツ留学。2001年よりセゾン文化財団助成対象芸術家として活動を行う。2003年アメリ カンダンスフェスティバル(ADF)の依頼で振付けた「enact, oneself」が同年のノースカロ ライナ州のベストダンス作品に選出される。ダンスの他、 「 モーニング娘。」出演作はじめ CMの振付、 映画出演なども行っている。 1948年岐阜県生まれ。16才よりフラメンコギターを志し1972年渡西、マドリードのタブ ラオに長期出演、イタリア演奏旅行、ソロコンサート、TV・映画出演などを経て1977年帰 国。ギタリスト及びカンタオールとして全国で活動。1988年セビリア市のビエナル音楽祭 出演。カンテとパルマの海を1985年から主宰し、日本中にカンテを広めている。 「フラメン コを歌おう」 (パセオ)を出版。また、自身のコレクションによるSPレコードの復刻CD「グラ ン・クロニカ・デル・カンテ」を毎年制作している。 ●応募要領は裏面ををご覧ください。 お問い合わせ・お申し込み: まつもと市民芸術館 オープンカレッジ・ワークショップ係 〒390-0815 長野県松本市深志3-10-1 TEL: 0263-33-3800 FAX: 0263-33-3830 http://www.city.matsumoto.nagano.jp/
© Copyright 2024 Paperzz