Guard I/O Safety

製品安全の状況報告
潜在的な安全上の問題に関する通知
Guard I/O Safety モジュールと RSLogix 5000 ソフトウェア リビジョン
14.xx、16.xx、または 17.xx を組み合わせて使用する場合の問題
参照番号: 2009-06-001
リビジョン: A
作成日:
改訂日:
2009 年 6 月
2010 年 2 月
2010 年 2 月: この「製品安全の状況報告」は、対象製品および問題修正手順を明確に示
すために更新されました。
この「製品安全の状況報告」は、潜在的な安全上の問題について通知することを目的とします。
- 対象の製品 -
Guard I/O Safety モジュールと RSLogix 5000 ソフトウェア バージョン 14.xx、16.xx、または
17.xx の組み合わせ。




1791DS: すべて (DeviceNet ネットワーク上の CIP Safety I/O)
1732DS: すべて (DeviceNet ネットワーク上の CIP Safety I/O)
1791ES: すべて (Ethernet ネットワーク上の CIP Safety I/O)
1734-xxxS: すべて (POINT Guard CIP Safety I/O)
この文書では、安全性システム内における Safety I/O モジュール構成の重要な特性に起因する
問題について説明します。
次の場合は、この「製品安全の状況報告」の対象となりません。
 オフライン編集後に必ずダウンロードを行っている。
 オンラインでのみ編集する。
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
GuardLogix 安全性システムの運用開始時に 『GuardLogix Controller Systems Safety Reference
Manual』(発行番号: 1756-RM093) の第 6 章「Safety Application Development」にある「
Confirm the Project」に記載されている手順に従っている。
「Safety Application Development」にあるこの手順では、コントローラ上のプロジェクトと
元のプロジェクトを比較します。
- 問題の説明 -
GuardLogix コントローラに接続した状態で RSLogix 5000 ソフトウェア バージョン 14.xx、
16.xx、または 17.xx を実行している場合、表示される Safety I/O 構成がコントローラ内の構成
と一致しないことがあります。
GuardLogix コントローラに接続した状態で RSLogix 5000 ソフトウェアを実行している場合、表
示される Safety I/O 構成がコントローラ内の実際のモジュール構成と一致しないケースがある
ことが判明しました。
Safety I/O モジュール構成は、次の各プロパティ ページに表示されます。
1.
[Input Configuration]
2.
[Output Configuration]
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3.
[Test Output]
安全性署名を生成する前にこの問題が発生する手順を次に示します。
1. オフライン状態で [Input Configuration]、[Output Configuration]、[Test Output] の各プロパティ ペー
ジ内の値だけを編集し、プロジェクト内のその他の値は編集しません。その他の値 (例:
ラダー ラングなど他モジュールの設定) を編集しても、何の影響もありません。
2. プロジェクトをオフラインで保存します。
3. 編集後のプロジェクトをダウンロードせず、編集後のプロジェクトを使用して、編集
前のプロジェクトが存在する GuardLogix コントローラに接続します。(なお、ダウンロ
ードを実行した場合は、この問題は発生しません。)
オンライン状態で構成ダイアログ ボックスを開き、Safety I/O モジュールのプロパティを
表示すると、オフラインの構成が表示されます。ただし、この構成はコントローラにダウ
ンロードされていません。表示されるのはオフラインの構成です。オフラインで編集した
構成がコントローラ内で使用されているかのように見えますが、実際にはそうではありま
せん。
4. 安全性署名を生成してこのプロジェクトを保存すると、このプロジェクトの内容がコ
ントローラ内のプロジェクトと不一致のままになります。
この問題が発生しているかどうかを判断する手順
1. GuardLogix コントローラに接続し、コントローラからプロジェクトをアップロードしま
す (安全性署名が存在しているかどうかは関係ありません)。
2. [Connected to Upload] ダイアログ ボックスが表示されたら、[Select File] をクリックし、プ
ロジェクトの新しいファイル名を入力します。
3. RSLogix 5000 比較ツールを使用し、名前が変更されているアップロード済みプロジェク
トとオフライン プロジェクトを比較します。
Guard I/O モジュール構成だけを比較することもできます。不一致がある場合、比較ツ
ールに表示されます。
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4. Guard I/O モジュール構成に不一致がない場合、コントローラ内のオンライン プロジェ
クトはオフライン プロジェクトと一致しています。
この場合は、GuardLogix コントローラ内のプロジェクトをそのままにしておいても問題
ありませんので、この問題に関する作業をこれ以上行う必要はありません。
5. 構成内に不一致が存在する場合は、次の「この問題が発生している場合の手順」を実
行してください。
この問題が発生している場合の手順
1. プロジェクトの安全性署名を削除します。
2. 正しい Safety I/O モジュール構成が含まれているプロジェクトをモジュールにダウンロ
ードします。
3. ダウンロードしたら、新しい安全性署名を生成します。
4. プロジェクトを再検査します。
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正しいプロジェクトをダウンロードするだけでこの問題を解決できません。
ダウンロードしてこの問題を解決するには、事前に安全性署名を削除する必要があります。
- 一時的な回避策 -
なし。
- 問題の修正 -
この潜在的な安全上の問題は、RSLogix 5000 ソフトウェア バージョン 18.xx で修正される予
定です。この修正バージョンは、2010 年 3 月までにリリースされる予定です。この問題の
解決のためにバージョン 14.xx、16.xx、および 17.xx が修正される予定はありません。
- お客様に行っていただくこと -
以下のことを行ってください。




GuardLogix プロジェクトのバージョンがバージョン 14、16、または 17 であることを確
認してください。
対象製品については、この文書の「対象の製品」を参照してください。
あなた自身またはその他の方がオフラインで Guard I/O 構成を変更しておらず、かつ、
変更内容をダウンロードしていないことを確認してください。
確認できない場合は、前述の「この問題が発生しているかどうかを判断する手順」を
実行することを推奨します。
さらに詳細なテクニカル サポートが必要な場合は、各地域のテクニカル サポート セ
ンタにお問い合わせください。
「付録 A」にテクニカル サポート センタの電話番号が記載されています。
この「製品安全の状況報告」は、ロックウェル・オートメーションの Knowledgebase
(http://www.rockwellautomation/knowledgebase) に ID 62572 として掲載されています。
対象製品を以前所有していたが他の個人または企業に譲渡したために、お客様ご自身がこの
「製品安全の状況報告」の対象とならない場合は、この文書および関連文書 (ある場合) を
譲渡先の個人または企業に速やかにご転送ください。また、ロックウェル・オートメーショ
ンのテクニカル サポート センタにご連絡いただき、対象製品の譲渡先に関する情報をお知
らせくださいますようお願いいたします。
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本件に関しまして、お客様の迅速なご協力をお願いすると共にご協力に感謝いたします。
ご質問がございましたら、ご遠慮なく弊社までご連絡ください。
敬具
ロックウェル・オートメーション
ロックウェル・オートメーションから発行される各種の製品通知を電子メールで受け取る
よう登録することができます。登録するには、弊社 Web サイトのサポート ページ
(http://support.rockwellautomation.com) にアクセスします。[Self-Service Support] の下の
[Knowledgebase — Technical questions? Start here!] で、「製品安全の状況報告」や「製品に関
する通知書」など製品に関する重要な通知の受信登録を行うことができます。
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付録 A
地域のテクニカル サポート情報
テクニカル サポート センタの連絡先を探すには、次の表を参照してください。該当する国や地域
が記載されていない場合は、http://www.rockwellautomation.com/support/ の Phone Support/ Email Support (画面
左端)から最寄りのカスタマ・サポート・センタの電話番号を検索することができます。
国/地域
アジア/太洋州
オーストラリア
中国
香港
インド
日本
韓国
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台湾
タイ
カリブ海
すべての国
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パナマ
パラグアイ
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スリナム
ウルグアイ
ベネズエラ
電話番号
( ) 内は国番号
1 800 809 929
(86 21) 6128 8888
800 96 5575
1 800 3000 7635
00 44 2261 2142
0030 833 0004
1 800 80 4851
0800 27 27 25
0080 333 332
001 800 611 2757
(1) 440 646 3650
800.666.0320
(1) 440 646 3650
(54) 800 10 0632
(55) 11 5189 9500
800.53.0012
01.800.700.2107
0800.013.1215
58.212.949.0611
(52) 55 5246 2010
(52) 55 5246 2010
(52) 55 5246 2010
001.888.365.8677
(52) 55 5246 2010
001.800.203.3475
(54) 11 5554 4000
0800.535.36
(1) 440 646 3650
(54) 11 5554 4000
800.1.00.3062
国/地域
ヨーロッパ
オーストリア
ベルギー
チェコ
デンマーク
フィンランド
フランス
ドイツ
ハンガリー
アイルランド
イタリア (ブレシア、
ミラノ、パドーバ)
イタリア (ナポリ、
ローマ、トリノ)
モロッコ
オランダ
ポーランド
ポルトガル
スロバキア
スペイン
スウェーデン
スイス (ドイツ語)
スイス (フランス語)
スイス (イタリア語)
イギリス
北米
カナダ
アメリカ合衆国
電話番号
( ) 内は国番号
(49) 02104 960 664
(32) 2 716 8411
(420) 28401 5911
(45) 43 466 006
(358) 958 447 419
(33) 825303132
(49) 02104 960 664
(420) 28401 5911
(44) 01908 635245
(39) 199 11 99 00
(39) 199 11 99 22
(33) 825303132
(31) 297 543543
(48) 22 32 60 707
(1) 440 646 3223
(420) 284015911
(34) 902 30 93 30
(46) 46 19 93 91
(41) 0844 84 84 11
(41) 0844 84 84 12
(41) 0844 84 84 13
(44) 01908 635245
(1) 440-646-3223
(1) 440-646-3223
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