獣医公衆衛生学B 4年次/ 2 単位 必修 前期 丸山 総一【教授】/壁谷 英則【准教授】 学科・クラス 指 定 等 ウイルス性,リケッチア・クラミジア性,細菌性,真菌性,原虫性,および寄生虫性人獣共通感染症の病原体,感染源,感染経路,伝播様式,発生状況, 人・動物の臨床症状,診断方法,治療方法,予防方法について理解することを目標とする。 学習目標 学 び の 人獣共通感染症,ウイルス,細菌(リケッチア・クラミジアを含む),真菌,原虫,寄生虫 キーワード 準備学習及び復習 の内容・履修条件 3年次までの講義・実習を含む全ての必修単位を修得していることを前提に講義を行う。教科書,参考書は事前に読んでておくことが望ましい。講義終了 後は,研究室ホームページに掲載している授業用スライドを利用して,復習すること。 パワーポイントファイルとプロジェクターを使用し講義する。一部の講義資料については,プリントを配布して説明する。 授業方法 講義の2/3以上に出席し,かつ学期末試験でウイルス性,リケッチア、クラミジア性,細菌性,真菌性,原虫性,および寄生虫性人獣共通感染症の基礎を 理解していれば合格(60点以上)。 成績評価 基 準 獣医公衆衛生学Ⅰ・Ⅱ(文永堂出版)を教科書として使用,参考書:岸本寿男・山田章雄監修ズーノーシスハンドブック(メディカルサイエンス社) 備 考 回 数 授 業 内 容 ウイルス性人獣共通感染症4:ラッサ熱,リンパ球性脈絡髄膜炎,南米出血熱,インフルエンザ,SFTS 1 ウイルス性人獣共通感染症5:黄熱,日本脳炎,ウエストナイル熱,ダニ媒介脳炎,デング熱,チクングニア熱 2 ウイルス性人獣共通感染症6:Bウイルス感染症,サル痘,重症急性呼吸器症候群,E型肝炎,プリオン病 3 リケッチア・クラミジア性人獣共通感染症:発疹チフス,紅斑熱群,ツツガムシ病,エールリヒア症,オウム病 4 細菌性人獣共通感染症1:ペスト,エルシニア症,細菌性赤痢,腸管出血性大腸菌症,サルモネラ症 5 細菌性人獣共通感染症2:レプトスピラ症,カンピロバクター症,ブルセラ症,鼻疽,類鼻疽,野兎病 6 細菌性人獣共通感染症3:パスツレラ症,Q熱,鼠咬傷,ライム病,猫ひっかき病,カプノサイトファーガ感染症 7 細菌性人獣共通感染症4:炭疽,リステリア症,破傷風,ボツリヌス症,ブドウ球菌感染症,豚連鎖球菌感染症 8 細菌性人獣共通感染症5:豚丹毒,結核,非定型抗酸菌症 9 10 11 真菌性人獣共通感染症:ヒストプラズマ症,ブラストミセス症,コクシジオイデス症,カンジダ症,アスペルギルス症,クリプトコックス症,皮膚糸状菌 症 原虫性人獣共通感染症:トキソプラズマ症,アメーバ赤痢,アメリカトリパノソーマ症,アフリカトリパノソーマ症,リーシュマニア症,ジアルジア症, クリプトスポリジウム症,バベシア症 寄生虫性人獣共通感染症1:トキソカラ症,顎口虫症,アニサキス症,犬糸状虫症,アライグマ回虫症,旋毛虫症 12 寄生虫性人獣共通感染症2:肝吸虫症,メタゴニムス症,広東住血吸虫症,日本住血吸虫症,肺吸虫症,肝蛭症 13 寄生虫性人獣共通感染症3:裂頭条虫症,マンソン孤虫症,有鉤条虫症,無鉤条虫症 14 寄生虫性人獣共通感染症4:多包状虫症,単包条虫症,外部寄生虫による病害 15
© Copyright 2024 Paperzz