授業 科目 人間病態学Ⅱ-2(感染と免疫 各論) [Microbiology and Immunology-2] 履修区分 必修 履修条件 - 科目 区分 専門基礎科目 看護人間学Ⅰ 担当教員 ◎島内千恵子 (◎は科目責任者) 科目等履修 可 受講セメスター 3 単位数 1 時間数 30 目的 科目の目的と到達目標 患者と看護者双方の感染を防止し、感染症患者を看護するために、代表的な病原微生物および寄生虫の性質 について、看護者として必要な基本的知識を修得する。 到達目標 細菌、マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア、ウイルス、真菌、原虫などの病原微生物および寄生虫の 系統的分類、形態、存在する場所、侵入部位及び排泄部位、感染経路、抵抗性、病原性、潜伏期間、臨床症状、 感染予防対策、診断、治療等について、看護者として必要な基本的事項を理解する。 回 数 (1回90分) 学習課題 学習内容 並びに 方法 各種病原微生物および寄生虫の系統的分類、形態、存在する場所、侵入部位 及び排泄部位、感染経路、抵抗性、病原性、潜伏期間、臨床症状、感染予防対 策、診断、治療など 1-7 細菌 8 マイコプラズマ リケッチア クラミジア ウイルス 9-13 14-15 16 評 方 価 法 プリオン 原虫, 真菌 寄生虫 試験 ブドウ球菌、連鎖球菌、肺炎球菌、腸球菌 緑膿菌等ブドウ糖非発酵菌、百日咳菌、レジオネラ、ナイセリア 腸内細菌科(大腸菌、赤痢菌、サルモネラなど) ビブリオ科(腸炎ビブリオなど)、インフルエンザ菌、 バクテロイデス、 炭疸菌、セレウス菌、破傷風菌、ボツリヌス菌、クロストリジウム デフィシレ、 ウエルシュ菌 乳酸桿菌 ヘリコバクター、カンピロバクター ジフテリア菌、結核菌、癩菌など スピロヘータ(梅毒トレポネーマ、) 発疹チフス、つつが虫病など ヘルペスウイルス、アデノウイルス、パピローマウイルス、 インフルエンザウイルス、麻疹ウイルス、ムンプスウイルス、 狂犬病ウイルス、エンテロウイルス、風疹ウイルス、 フラビウイルス(デングウイルス・日本脳炎ウイルス・西ナイルウイルスなど) レトロウイルス(HIV、HTLV-1)、肝炎ウイルス SARSコロナウイルス、エボラウイルス他 クリプトスポリジウム、トキソプラズマ、マラリアなど カンジダ、アスペルギルス、クリプトコックスなど 線虫(回虫、蟯虫、アニサキスなど)、吸虫、条虫 授業への取り組み姿勢・参加度(20%),筆記試験(80%) (教科書) 『わかる!身につく!病原体・感染・免疫』改訂2版,藤本秀士編, 南山堂, 2010 『スタンダード微生物学-保健微生物学・感染症学』 (第2版),土肥義胤他編,文光堂,2008 『戸田新細菌学』(第34版),吉田眞一他編,南山堂,2013 『現代微生物学入門』(第4版),南嶋洋一他,南山堂,2002 その他、授業の際に紹介する。 教科書・ 参考文献 (参考文献) 備 人間病態学Ⅱ-1(感染と免疫 考 総論)の理解が前提となるので、復習しておくこと。 -60-
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