2015 年 2 月 - カトリック古賀教会

2015 年 2 月
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(第 448 号)
【発行】カトリック古賀教会
広報部編集
〒811-3112 古賀市花見東 2・23・1
Tel(092)942-2171
Fax(092)944-6928
「2015 年は・・・」
ジュード・ピリスプッレ神父
新しい年が開かれたと思ったらもう 2 月になります。
「2 月は逃げる」と言われていますが、皆さんはいかが過ごしで
しょうか。
新しい年の目標はどうなっていますか?私も、個人的に色々目
標を立てましたがその中一つは、出来るだけ神の愛を伝えるため
に、出来るだけ多くの人に、自ら声をかけると決めました。そう
いった中で自分にこのような言葉は大事だと思っています。皆さ
んにも何かのかたちで役に立つかなと思って今回の記事にしました。
★ 私には、ベンツの車があるか、 BMWの車があるか, エルグランドの車があるか
は関係なしで、走る道は変わりません。
★ 私がエコノミークラスに乗るか、またはビジネスクラスに乗るかによって旅先は
変わりません。
★ 私にはタイタンの時計があるか、ロレックスの時計があるかによって時間は変わ
りません。
★ 私はドコモを持っているか、スマートフォンがあるか、電話がかかる人はきまっ
ています。又、電話に出ない人は出ないです。あるいは連絡がれません。
★ 贅沢な生活を夢見ることは悪くないですが、
「必要」が「欲望」に変わるのは良く
ないことです。
★ 「必要性」に合わせることは出来ますが「欲望」に合わせることが出来ません。
★ 今私たちが送っている生活の意味に値段を付けることは出来ません。
★ 研究する人や、発明する人は、人に役に立つために色々造っていますし発明して
います。
★ 私は、「自分」のためではなく「人」のために生きる。
巻頭文
受洗のための勉強会に参加して
私の幼稚園の出会いと今
私のストリー
教会行事
20才になって
アクセス
委員会報告
1
2
2~3
3
4~6
6~7
8~9
10
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カトリック古賀教会
このように考えると、この大切な時間を、目標を決めて、
「人」のために生きることは
大事ではないでしょうか。
そのような年になりますようにご一緒に心がけてまいりましょう。
「受洗のための勉強会に参加して」
ヨセフ 牧山 隼人(東区・新宮)
初めまして。今回、妻と子供の受洗のために9月から勉強会に参
加させて頂いています。勉強会に参加する中で、私自身も神様のこ
と、カトリックの歴史、聖書のことなど改めて勉強し直すことがで
き、毎回驚きと発見の連続です。また、私と同様に妻も真剣に勉強
会に参加しています。勉強会・ミサ後の帰りの車中では、今日のジ
ュード神父様の話はこうだったなど二人で情報を共有するようにし、
学習を深めています。
まだまだ、分からないことも沢山ありますが、これからも神様を信じる心を大切に
毎日の生活を送っていきたいと思っています。よろしくお願い致します。
「私の幼稚園の出会いと今」
林
由佳(暁の星幼稚園)
初めまして。暁の星幼稚園で働かせていただいています、林由
佳です。教会のバザーに参加して、ビンゴ大会で特賞をいただい
たことをきっかけに、書かせて頂きます。テーマは自由です、と
のことなので暁の星幼稚園との出会いを書きたいと思います。
短大に通っていて就職の時期、求人で暁の星幼稚園を知りまし
た。田舎に住んでいたので古賀なら通えると思い受けてみること
にしました。担当の先生の話によると「受からんと思うけど・・・」
とのことでした。もし受かったとしても5年は大変とも言われドキドキしたのを覚え
ています。
採用していただき、楽しい毎日を送っていましたが、モンテッソーリーの勉強は難
しく、いろんな敏感期がすぎてしまった私には、どこが、何が、どうしてという気持
ちがくみとれず、子どもを困らせてしまうこともたくさんあったと思います。いろん
な人に助けられ、少しずつ理解できるようになってきた時、結婚しました。
平成 27 年 2 月
カトリック古賀教会
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家庭のことと仕事。両立は難しく大変ですがいつも子供の笑顔に、同僚に、元気を
もらいながらここまで来ました。
教会の方たちとお話ができるようになったのもジュード神父様やウイリアム神父様
のおかげだと思っています。
これからも、いろいろと行事が行われていきますが、みなさんとともに楽しくすご
していきたいと思います。
私は信者さんではありませんが、心良く受け入れていただいていることを感謝して
います。これからもよろしくお願い致します。
☆敏感期とは・・・その時期に働く特有の感性のことです。
「私のストリー」
庄司
ジョイアン
(古賀)
皆さんこんにちは。
私のストリーを書くチャンスを与えてくださったことを感謝し
ます。
私は 6 人兄弟の中で一番上です。私の両親は、私が日本に行く
ことを反対しませんでした。それは、私が神様から導かれると知
っていたからもしれません。
日本人はとても親切です。彼らがお返しを望まないでいつでも
助ける。私は日本料理が大好き。1 月に家に(フィリピン)に帰
ったときに(子供二人と一緒)豚カツとコロッケを造りました。皆とても好きでした。
今、ことも達と主人のために新しい料理を挑戦しています。
日本の季節の中で「春」が好きです。なぜなら、桜が咲いているのを見られるか
ら。私の国では桜が見られません。日本はとてもきれいな国で平和で生活しやすい。
だから早くこの国になじむこと愛することが出来ました。私は、日本の友達がほしい
です。そうすると日本のことや言葉を知ることが出来ます。今、古賀教会の皆さんと
友達になるチャンスがあるから嬉しいです。皆さん私の名前や私のことを覚えてくだ
さい。
神に感謝。
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カトリック古賀教会
「初聖体おめでとうございます」
12月21日主日のミサ中に初聖体をさずかりました。
初聖体
庄司 ティアラジョイ・ラワス
8才
(古賀)
庄司 ジュリアジョイ・ラワス
7才
(古賀)
「降誕祭」
12月24日(水)19時からの降誕祭には、たくさんの人が来てくれました。聖堂の
壁ぎわや後方には折りたたみイスでうめられ、聖堂の中は2階席まであふれていまし
た。
ミサの後の幼稚園ホールでのパーティに参加されたかたは昨年よりも少ないようで
したが、暁の星幼稚園の先生がたは皆みえていました。教会学校生徒のクリスマスキ
ャロルやビンゴゲームもあり楽しいひと時でした。
例年通り、0時からの深夜ミサもおこなわれました。
平成 27 年 2 月
カトリック古賀教会
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「洗礼式おめでとうございます」
12月25日主の降誕のミサの中で洗礼式がありました。その後信徒会館でテイパ
ーテーがありました。
受洗
マリア・アンジェラ
下田
寧音
2014 年生
代母
クララ
赤城
ひろ子
「成人式おめでとうございます」
1月4日主日のミサ中に成人式の祝いがありました。先日まで奉仕者として祭壇に
立っていましたが、きょうは教会を支えるメンバーとして紹介されました。笑顔のな
かにも緊張しています。
ミサの後、信徒会館で「新年の祝賀会」と併せて「成人を祝う」パーティーがあり
ました。古賀教会で結婚式をあげたいというカップルも加わりました。
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カトリック古賀教会
成人式
在籍該当者
ベネディクト
ベルナルド
マリア・グラチア
クララ
リマのロザ
マリア
セシリア
アンナ
アルフォンソ
使徒ヨハネ
ベルナデッタ
土居 友里香
小橋 司
藤武 和也
柳 あかね
池田 彩夏
ロドリゲス サロンイホ
秋山 史絵
坂元 怜莉
(古賀)
中村
本田
鶴田
(古賀)
祐善
翔音
菜優
(赤間・自由ケ丘)
(東区・新宮)
(福津)
(赤間・自由ケ丘)
(古賀)
(東郷・日の里)
(古賀)
(赤間・自由ケ丘)
(東区・新宮)
「20才になって」
使徒ヨハネ 本田 翔音(赤間・自由ケ丘)
こんにちは。本田翔音です。まずは、古賀教会で成人を祝って
くださった皆様、ありがとうございました。小さいころからいる
教会で成人を祝われると年を感じますね。小さいときは、ミサ中
に寝たりどこかに消えたりと、迷惑をおかけしました。ですがそ
んな僕も成人を迎えました。心はあの時のままのつもりですが、
身体がついてこなくなったあたりが20才という感じですね。
さて、題名の「20才になって」ですが、正直なところ、あま
り実感はないです。実感することといえば、店員の顔色をうかがわずにお酒を買える
ようになったくらいです。ですので、大学に入ってからのことを話そうと思います。
平成 27 年 2 月
カトリック古賀教会
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去年の4月、晴れて大学に合格した僕は、県外の大学に通うため、一人暮らしをす
ることになりました。一人暮らしは、楽しいですがそれ以上に大変です。掃除、洗濯、
炊飯、どれも自分でしなければなりません。実家にいたときは、ソファで何もせず寝
転がっていただけの僕にとっては、とてもきつい作業です。それに、生活するために
はお金が必要不可欠です。そこでバイトを始めました。バイトは、ブラックなものを
選んでしまったので、異動してからが地獄でした。テスト前も休ませてもらえなくな
り、僕はそのバイトを辞めました。お小遣いという制度がどれだけ素晴らしいものか
わかりますね。
以上のことを去年、経験してきて分かっ
たことは、親の偉大さです。今までも、親
のすごさはわかっていたのですが、去年は
それを痛いほど思い知らされました。すご
いです。父さん母さん。
大学生活についてですが、大学は、中学
高校と違って、すべてが自己責任です。今
まで、先生がいろいろしてくれたことをす
べて自分でしなければなりません。また、
制服を着ているわけではないので、キャンパスの外に出れば、社会人と同じです。つ
まり、自分の行動には、もれなくすべて責任がついてきます。これが自分の中では一
番、20才になった実感がわきました。とくに印象的なのは、警察官の方とお話する
機会を得たので(捕まったわけではございません)、話を聞いていると、大学生で捕ま
るものがいる、という話をされた時です。つまり、捕まるということは自分の起こし
た行動による責任を負う一つの形であるということです。
なんだか暗い話になりそうだったのでここでやめておきます。大学生活はこんな感
じでゆるゆると送っております。
20才になって、今までの自分がどれだけ社会をわかっていなかったかを痛感して
います。周りにいた人たちにどれだけ助けられていたかも、今になってやっと気付く
ことができました。本当にありがとうございました。
最後に、父と母に。無事20才を迎えることができました。ありがとう。まだ、大
学生なのでそんなに恩返しはできないし、迷惑もたくさんかけると思うけど、これか
らもよろしくお願いします。
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カトリック古賀教会
「ルルド会」
1月16日(金)久しぶりにルルド会が開かれました。昨年12月に忘年会を兼ね
て鍋をつつきましょうと言っていたのがスケジュールが合わず、新年会に変わりまし
た。年若いシンメンバーも増え平均年齢を引き下げ
てくれました。水巻教会からは参考にしたいと、マ
ヘル神父様と俵さんに参加してもらいました。
三種類の鍋がならび、ホットするひと時でした。
俵さんはボリビアの障害者自立支援施設・
「聖マル
ティンの家」で働いておられる 野原シスターのお
姉さんで、支援のための「エルピス会」の代表をさ
れています。
「ミッション(宣教):スリランカと日本」
Fr. ブラッドリー•ロザイロ OMI
私が日本に来てもう20年経ちました!と言ってもまだ分から
ないことがたくさんあります。
日本に来たばかりの頃は日本の外面だけ見ていて日本はお金持
ちの国でいろいろな面で恵まれているからこんな国で私に何がで
きるか、必要とされていることがあるのだろうかと考えました。
何故なら日本でのミッションに対してスリランカと同じイメージ
をもっていたからです。今でも頭の中でそのイメージが少し残っ
ているように思います。
私の国スリランカは仏教の国と言われています。ですからお坊さんの地位はとても
高いです。聖職者はとても尊敬されています。例えば、バスや電車には特別な座席が
あります。どんなに混んでいてもお坊さんが乗ってくるとゆずります。カトリックの
割合は少ないですが、聖職者という意味で司祭もお坊さんと同じように扱われます。
争いや混乱が起こったとき、聖職者が前に出ることで事態が良い方向に向かうことが
期待されています。そういう意味で神父にとって働きがいがある国です。
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カトリック古賀教会
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ミッションについて言えば、カトリックの神父としてキリスト教を広めるという意
味で秘蹟の仕事が主です。例えば、洗礼を授けること、教会での結婚式、聖書の分か
ち合い、家庭集会を開くことなどです。そうすることで信者の数を増やし信仰を強め
ます。このごろ信者にも神学を学ぶチャンスが与えられ、たくさんの方が勉強に行っ
ています。宗教が信者の日常生活に根づいているから自分の信仰やミサなどについて
学ぶことを生活に生かすように努力している家庭もあります。
日本も仏教の多い国と知られていますが実は宗教が日本人の生活と一致していない
と思います。何年か前にある日本人に「多くの日本人にとって宗教は冠婚葬祭の時だ
け」と言われたことがあります。こういう習慣は宗教熱心なスリランカでは考えられ
ません。宗教が生活に根をおろしていない時に信仰を生きるのは難しいと思います。
しかし信者の数が少ない日本の信仰者のことを考えるとミッションの一つとして信者
たちの信仰を育てていくことが大事だと思います。そのためにミサや聖書の勉強会や
黙想会などをこれからも続いてやっていく必要があると思います。これ以外に何がで
きるかを考える時とてもやりにくいと思います。
日本の教会が宣教の面で開かれた教会にな
るためには幾つかの工夫をして見てもいいの
ではないかと思います。教会が秘跡を授ける
こと以外に例えば、教会を中心に高齢者のた
めに月一回茶話会を開いてその集いに信者の
方や近所に住んでいる他の宗教の方々を招く
こと、日本語を話せない外国人のために日本
語教室を開くこと、ヨガ教室や若者の集いなどを考えることもいいと思います。教会
がもっと広い目でこれからの宣教を考えていかないとキリスト教を広めることが難し
いと思います。そのために司祭・修道者・信徒が時のしるしをうまく読み取る必要が
あると思います。
ミッションとは教会以外での働きも大事だと思います。地域社会の中に積極的に入
ってその中の人々と関わること。それによって困っている人、心の病を持っている人
と出会い、その人の苦しみや悲しみを少しでも分かち合うことがミッションだと思い
ます。これからの日本の社会を考えるとこのかかわりの方が必要とされてくると思い
ます。例えば、洗礼を受けたいと教会を訪ねて来る人がいますが、話を聞くと経済的
に困っている人や精神的に病んでいる人などがいます。
日本の教会のために信者を育つのは大事ですが、だからと言って信者の数を増やす
よりもその人の悩みを聞いてあげるのがもっと大事です。教会がそんな場所になった
らと思います。
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カトリック古賀教会
1 月 11 日(日)
出席:ジュード神父様
各委員
《各部会報告および協議事項》
【婦人部】
・クリスマス、新年会、成人のお祝いの反省のパーティーの反省。
【営繕部】
・聖堂2階の階段部分の雨漏りはシールの応急対応を行った。
・来年度は教会の補修工事(外壁塗装、窓枠、白蟻予防)が必要。
【その他】
・御降誕祭の反省(馬小屋が新しくなり通りからもよく見えた。等)
・サラームの会の出店の協力をする(2 月 20 日、21 日 マリンメッセで行われる)
【今後の予定】
・1/26(月) ~ 1/28(水) 神父さまご不在(沖縄での黙想会指導のため)
・2 月毎週金曜日 路上生活者への炊き出し(大名町教会にて)
・2 月 18 日(水) 灰の水曜日 →2 月 22 日(日)よりミサ後に十字架の道行きを行う。
【神父様から】
①オブレート会総長が、3 月 16 日(月)に来日される。
②下原神学生の古賀教会での研修が 1 月末日で終了する。
③復活祭に洗礼式を行う。
④来年度の神父さまのお仕事について
・英語ミサ(第 2 日曜:黒崎教会・第 4 日曜:小倉教会)・美野島センターの支援、大村収容所
訪問
【帰天】永遠の安息をお祈りいたします
マリア・マグダレナ 岡山 傳子 さま 2015年1月15日帰天(享年81)
【洗礼転入】(古賀)〒811-3101 古賀市天神
マリア・アンジェラ 下田 寧音(0 才)
【転入】(東郷・日の里)〒811-3425 宗像市日の里
マリア・エリザベト 江崎 史枝(41才)
【住所変更】(古賀)〒811-3101 古賀市天神
ヨゼフ 坂口 正春(63才)
平成 27 年 2 月
カトリック古賀教会
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