第11回第一中学校区小中一貫教育推進協議会 施設検討部会

第 11 回第一中学校区施設検討部会の概要
1 期 日 平成 22 年 8 月 25 日(水) 午後 7 時~9 時 6 分
2 会 場 第一中学校
図書室
3 出席者 委員 21 人(欠席 3 人:池田部員、本田部員、茂野部員)
石本建築事務所 3 人(長野、野崎、齋藤) 三条市建設設計協同組合 1 人(熊倉)
古川教育部長、高橋学校教育課長、遠藤教育総務課長補佐、星野子育て支援課長補佐
嘉代一貫教育推進室長 ほか小中一貫教育推進室 5 人
4 会議次第
(1)開会
(2) 開会のあいさつ(八幡施設検討部長、古川教育部長)
(3)報告事項 ①第 10 回施設検討部会の報告 ②施設検討部会検討概要について ③施設検討に関連する
意見等とそれに対する考え方について(第 10 回施設検討部会まで)
(4)協議事項 ①第 10 回施設検討部会協議以降追加分の対応方針について (5)その他 (6)閉会
5 報告事項
(1) 第 10 回施設検討部会の報告
【概
要】 第 10 回施設検討部会の概要を報告
(2) 施設検討部会検討概要について
【概
要】 第一中学校区小中一体校基本設計(H22.6.25 現在施設検討部会案)に至るまでの施設検
討部会検討概要(H22.7.27 三条市議会小中一貫教育等調査特別委員会報告資料)を報告
(3) 施設検討に関連する意見等とそれに対する考え方について(第 10 回施設検討部会まで)
【概
要】 6月 28 日から7月9日までに行った地域連携部会、保護者説明会、自治会説明会等にお
いて出された小中一体校や小中一貫教育に関する意見等とそれに対する教育委員会事務局
の考え方(H22.7.27 三条市議会小中一貫教育等調査特別委員会報告資料)を報告
6 協議事項
(1) 第 10 回施設検討部会協議以降追加分の対応方針について
【概
要】 第 10 回施設検討部会協議以降(7月 10 日から7月 28 日まで)に行った自治会説明会、
小中一貫教育検討組織、三条市議会において出された第一中学校区小中一体校基本設計
(H22.6.25 施設検討部会案)に対する質疑・意見・要望について、説明会等で回答した内
容の確認を図るとともに、検討を要すべき意見等への施設検討部会の対応方針の協議を行
った。
【結
果】 回答説明内容を確認。検討を要すべき意見等への対応方針については次のとおり
≪駐車場≫
【結
果】 ①「北側駐車場の他に、条南門、四日町門付近に保護者が忘れ物を届けに来た際などに
利用できる駐車場(2~3台分程度)がほしい」という要望に対し、条南門、四日町
門付近に学校敷地を利用した停車可能なスペースを2台分程度ずつ確保する。具体的
な駐車スペースの取り方は、今後検討する。
②「障がい者用の駐車スペースが2台分しかないが、もっと必要」という要望に対し、
対応方針案のとおり特別支援学級用に2台分、来校舎用に3台分設置する。
③「障がい者用の駐車スペースには雨や雪避けの屋根が必要」という要望に対し、対応
方針案のとおり障がい者用の駐車スペースと校舎までの通路に屋根を設置する。
【主な協議内容】
①について
(設計事務所)門付近のフェンスを少し敷地内に入れ込むか、門を敷地内に入れ込む形で駐車スペー
スを確保してはどうか。
(教職員代表)駐車場として整備すると長時間止めてしまう。停車は可能ですよという考え方でスペ
ースを作った方がいい。
→ (自治会代表)その様な形で2台程度あればいいと思う。
(検討部長) 2台分程度確保し、具体的な駐車スペースの取り方は、今後検討することでどうか。
→承認
②について
(設計事務所)障がい者の駐車場を特別支援学級用に2台、来校者用に3台設置し、その駐車場から
校舎まで雨避けの屋根を設置してはどうか。
→提案のとおりで承認
≪教員室≫
【結
果】 ①「職員室の窓から校舎内の児童生徒の動きが見れるように、校務センター内の配置を
検討してほしい。」という要望に対し、校務センター南側にある更衣室等を移動させ、
窓を設けて児童生徒の動きが見れるようにする。
【主な検討内容】
①について
(設計事務所)職員室の校舎側の壁をなるべくなくし、校舎側も見通しできる配置を考えていきたい
がどうか。例えば更衣室をグラウンド側に移動させて、窓を確保するなどを考えてい
るが。
→提案のとおりで承認
≪体育館≫
【結
果】 ①「体育館ギャラリーはコストを考え片側となっているが、両側あった方がいい。コス
トをもっと精査して再度検討してほしい。」という要望に対し、ギャラリー階の体育
館の室内側のスペースを中止し、ランニングギャラリーの幅を 2.5mから2mとするこ
とと、校舎と体育館の渡り廊下を短くすることなどで面積調整し、体育館を周回でき
るようにする。
【主な協議内容】
①について
(設計事務所)ギャラリー階の体育館の室内側のスペースを中止し、ランニングギャラリーの幅を 2.5
mから約2mとすることで、全体面積をあまり増やさない形で、周回できるようにし
てはどうか。
(教職員代表)1周は何メートルぐらいか。
→ (設計事務所)約 200m。
(教委)
ギャラリーのほかに、校舎と体育館の渡り廊下を短くすることでも面積調整をしては
どうか。
→設計事務所と教育委員会の提案のとおりで承認
≪各室配置、規模≫
【結
果】 ①「障がい者用の多目的トイレにはシャワーを付けてほしい」という要望に対し、具体
的な利用が想定できる特別支援学級のトイレにシャワーを設置し、他の多目的トイレ
には設置しない。
②「特別支援教室ブロック内にトイレがあるが、肢体不自由教室から遠い位置となって
いる。教室の設えが同じであり、教室名の記載だけの問題であればいいが、肢体不自
由用の設えの教室であれば、トイレに近い位置に設置された方が良いと思う。」とい
う要望に対し、肢体不自由教室を、出入口及びトイレに近い位置に配置できるように、
平面を修正する。
③「特別支援用のトイレは、トイレの個室に閉じこもったりできないようにカーテンで
仕切る。男の子の小便も下半身全部脱いで用をたす子もいるので、カーテンで隠せる
ようにするなどの配慮が必要な場合もあると聞いた。トイレの数と設えをよく調べて
対応してほしい。」という要望に対し、カーテンによる区分、低いブース設置等、特
別支援学級におけるトイレとして利用しやすいように、工夫を行なう。
④「学校畑が狭いようだが。」という要望に対し、現在の基本設計案どおりの 150 ㎡程
度の広さ(小学校 1 学級当たり 5 ㎡(1 人当たり 35cm 角)程度の面積)とする。
⑤「水飲みコーナーが足りないのではないか。」という要望に対し、水のみコーナーの
洗面台のタイプを洗面器型から流し台に変更し、蛇口をできるだけ増やすこととする。
具体的な蛇口数は設置可能面積等を考慮し、設計事務所で再度検討する。
【主な協議内容】
①について
(設計事務所)特別支援学級用のトイレにシャワーを付けてはどうか。
(検討部長) 提案がありましたが、いかがでしょうか
→提案のとおりで承認
②、③について
(設計事務所)肢体不自由教室を昇降口とトイレに近い位置にくるように平面計画を修正。また、ト
イレの中は、低いブースにしたり、カーテン等の仕切りの工夫を実施設計で検討して
いきたいがどうか。
→提案のとおりで承認
④について
(設計事務所)前回からの継続協議。現在の基本設計案では 150 ㎡程度あり、小学生1人当たり 5 ㎡
程度ある。広さについてご意見をいただきたい。
(教職員代表)広さはあればあるだけいいが、敷地面積が限られており、あるものを活用すればい
いので現在の基本設計案の面積(約 150 ㎡)でいいと思う。
→現在の基本設計案のとおりとすることで承認
⑤について
(設計事務所)小学校1・2年生は歯磨き指導があると思うで 10 個程度ずつ、その他の学年は7個
程度ずつ増やし、合計で 70 個程度増やしてはどうか。
(教委)
小学校の場合は、洗面器よりも蛇口が沢山あった方がいいと思うがどうか。
(設計事務所)現在の基本設計案は洗面器で考えていたが、流し台にすれば蛇口を増やせる。
→ (教職員代表)掃除や絵の具を流すことなどを考えると流し台の方がいいと思う。
→ (教職員代表)流し台の方が蛇口を増やせるのであれば、流し台にして蛇口を増やし
てほしい。
(設計事務所)タイプとしては流し台がいいとのことだが、蛇口の数はどのくらい必要か。
→ (教職員代表)小学校と中学校とも給食後に歯磨き指導をしているが、小学校と中学
校の歯磨きの時間はずれると思う。
→ (教職員代表)何人に1個の提案となっているのか。現在はどこの学校でも蛇口が足
りず、低学年は教室で歯を磨いてから水飲み場に行って口をゆすいでいる
→ (設計事務所)各学年のオープンスペースに 14 個ずつ蛇口の設置を想定しており、根
拠としては、各学級が同時に使用しないものとして、1学級が3交代で完了できる
数としている。全学年が一斉に使用できる数とすると児童生徒数が必要になるため、
現在の歯磨き指導の方法を教えていただければ対応を考えられる。
→ (教職員代表)南小学校では、給食終了後に歯磨きタイムの放送と同時に一斉に教室
で歯磨きをし、3分間磨いたら一斉に口をゆすぐという指導をしている。
→ (教職員代表)コップと歯ブラシがセットになってものを使っており、教室で磨いて
口の中の物をコップに出して、順番に口をゆすいでいる。学級によって給食の終わ
る時間が若干異なるため何とかなっているが、少ないことは確かであり、少しでも
多い方がいい。洗面器型から流し台にして少しでも多く蛇口を設置していただきた
い。
(設計事務所)流し台にすることによって蛇口を何個設置できるか再度検討する。
(検討部長) 流し台にすることにし、設置可能な面積を含め、適正な数を算出しなおしてもらう
ことでどうか。
→承認
≪グラウンド≫
【結
果】 ①「砂場には幅跳びの走路を両方向に設置してほしい。」という要望に対し、砂場を走
路の両端に設置する。
②「グラウンドのナイター設備はどうするのか。つけるなら地域住民の理解が必要だが。」
「メイングラウンドにナイター設備はあるのか。」という要望に対し、メイングラウ
ンドにレクレーションが出来る程度の照明を設置し、サブグラウンドに管理用程度の
外灯を設置する。
③「国旗掲揚塔は設置するのか」という要望に対し、学校畑のグラウンド側に、国旗掲
揚塔を設置する。
④「旧三条高校には一部 5.4m位の防砂ネットがあるようだ。現状を把握し、防砂ネット
の高さを再検討してほしい。」「現在の防砂ネットの高さは3mあった。3mより
低くしないでほしい」という要望に対し、グラウンド周囲全て3mの防砂ネットを
設置する。
⑤「サッカーと野球は一緒に練習できないと思う」という意見に対し、メイングラウン
ドは現在の案のとおり芝生化し、野球はやれる範囲内でサブグラウンドも含めた中
で練習する。
⑥「サブグラウンドのテニスコートの向きが東西になっているが、再検討してほしい。」
という要望に対し、テニスコートの向きを北南に修正する。
【主な協議内容】
①について
(設計事務所)グラウンドのスペース効率を考え、砂場に両方向の走路を設置するのではなく、走路
の両端に砂場を設置してはどうか。
(教職員代表)学校としては風向きのためというよりも効率よく大勢が飛べる方がいい。
(設計事務所)今の計画案では走路幅は3mあり、両端から同時に反対側の砂場に向かって走ってい
くことは可能と思う。
→ (教職員代表)3mあれば十分相互から走れる。
(検討部長) 走路の幅も十分にあり提案どおりでどうか。 →提案のとおりで承認
②⑤について
(設計事務所)メイングラウンドにナイター設備、サブグラウンドには管理用程度の照明を考えてい
るがいかがか。
(教職員代表)照明の明るさ等教えてほしい。
→ (設計事務所)レクレーション用程度の 100 ルクスを想定しており、照明塔は8本、
1本当たり5つの照明が必要。現在の南小よりも暗いが、軟式野球の練習が可能な照
度としている。
(教職員代表)ナイターを設備するこということは地域開放をすることと思うが、地域開放するので
あればバックネットがないと危険と思う。
→ (設計事務所)トラックの外側にバックネットを常設することを考えている。野球の
練習場所として、メイングラウンドをサッカーと半分ずつ使用という考え方もあるが、
サブグラウンドを野球用にして、メイングラウンドはサッカーという使用方法も考え
られる。
(教職員代表)サブグラウンドは広さ的に野球ができるのか。
→ (設計事務所)外野まで球場レベルというのは無理だが、長い方で 70m位、短い方で
60m弱くらいの広さが取れる。
(地域代表) 以前の会議では、学校の教育で野球やサッカー等が出来るように設えるということだ
った。地域開放で使用するためには設えが変わってくるため、地域開放は野球が出来
る施設で行うということではないのか。
(教職員代表)今の考えのとおりと思う。
(PTA代表)今の話のとおりであれば、現在の第一中学校と南小学校のグラウンドは継続して利用
できるように進めていかないといけないと思う。
(教職員代表)芝のあるメイングラウンドでは陸上とサッカー、野球は現在の第一中学校や南小学校
のグラウンドを使用して行うという考え方ということか。
(教職員代表)部活は新しい校舎のグラウンドの中で工夫して行う。地域開放は別の話であり、地域
開放は既存のグラウンドを使用するということで整理した方がいい。
(PTA代表)既存の施設がどうなるか市の方針が出されていない。跡地の利用も含めて進めてほし
い。
(教職員代表)バックネットは結局どうするのか。
→ (設計事務所)メイングラウンドで本格的に野球をしないのであれば、バックネット
は設置しないということになる。
(教職員代表)トスバッティングや内野練習をするため、野球の内野練習をする付近には高めの棒球
ネットが必要。また、サブグラウンドもソフトボールでの使用を想定するのであれば
同様に高めの棒球ネットが必要と思う。
→ (設計事務所)メイングラウンドには 10mの棒球ネットを予定しており、ネットを超
えることはないと思う。また、サブグラウンドでソフトボールをするのであれば同様
なネットが必要と思う。
(地域代表) メイングラウンドは野球の試合が出来るのか出来ないのか。例えばピッチャーマウン
ドを作るとか、内野は芝をはらないという配慮までするのか。
→ (設計事務所)メイングラウンドの内野部分には芝をはらないで、メイングラウンド
で野球やサッカー、陸上などを行うという考えと、野球はサブグラウンドでの使用を
想定し、メイングラウンドは全面に芝をはるという2つの考えがあると思う。
(地域代表) そういう問題をあいまいにすることはよくない。
(教委)
多少狭いが、サブグラウンドで野球の練習をすることは可能か。
→ (教職員代表)現在の一中では 200mトラックにしてマウンドを守っている。体育祭で
もマウンドを守るようにグラウンドを利用している。マウンドを作れば臨時駐車場利
用も不可。サブグランドは臨時駐車場とするためマウンドは設置できない。
(教職員代表)現在の一中では、陸上部と軟式テニス部は総合グラウンドで常時練習しており、野球
部とサッカーもたまに利用している。一中のグラウンドではソフトボール部と野球部、
一部サッカー部が使用している。一体校になったときには陸上部は 300mのトラック
が出来ればそこで練習でき、サッカー部も共有して活動出来る。テニス部とソフトボ
ール部はサブブラウンドで活動できる。野球部は一中や南小のグラウンドを使用でき
ればスムーズに活動できると思っている。
(教職員代表)300mトラックのあるグラウンドに内野を作ろうとするとマウンドがトラックにかかる。
仮に 200mトラックにして内野を作ると芝生の面積が減ってしまう。
(地域代表) 芝生の面積を減らすのはダメです。一中や南小を使用するような考え方でいいと思う。
(地域代表) 現在の一中の部活動もいろいろなところで練習しており、一体校になったからといっ
て全てここで行う発想ではなく、臨時駐車場は必要なものであり、いろいろなところ
で練習する形でもいいのではないか。
(教職員代表)限定的であっても、結局はどんなスポーツでも出来る。仮にソフトボールのベースが
あればそれを工夫利用して走塁練習などもでき、考え方によってはサブグラウンドの
方がメイングラウンドより内野練習がしやすい。マウンドがまん中になくても端にあ
れば投球練習がしやすいなど使い方次第であり、マウンドが必ずしも必要ではない。
試合はできないが、野球が出来ないということではない。施設設備が裕福ではない学
校でも大きな大会で成果を上げている。本格的な試合を想定するのであれば議論が成
り立たないが、ここは学校施設である。サブグラウンドでもやり方によっては練習が
可能。
(PTA代表)新しい施設であり、芝生やナイターがあるため、人気が出て一般開放の利用頻度が高
くなると思う。芝生の管理と地域開放をどう考えているのか。陸上とサッカーしか出
来ないのであればナイター設備は不要であり、その分別のところにお金をかければい
いと思う。
→ (教委)この学校は小学校と中学校2校分の規模であり、他の学校よりも充実するこ
とはあっていいと思う。芝生の管理については開放するしないも含めて今後学校運営
の中で考えていただく。
(PTA代表)サブグラウンドで野球をとの話だが、キャッチボール程度はできると思うが、外野練
習はできない。現在の一中のグラウンドも使えるような形を市としても考えていただ
きたい。
→ (教委)市当局にも要望している。現在は教育用施設であり、跡地となった後も学校
教育活動に優先的に利用できると考えている。長期的に土地をどう活用していくかは
今後検討されていくと思うが、この様な要望があることは尊重されると思う。
(教職員代表)中学校としては、今ある施設も使えるとなると部活動はどのようにでも対応できる。
(地域代表)
残る施設はどこか。
→ (教委)現在は南小、条南小、一中の体育館は残す予定です。グラウンドは当面は現
状のまま使用できる。
(教職員代表)グラウンドを芝生化してキャッチボール程度の野球しかできないという条件で地域開
放するのか、芝生化は止めて社会体育でも対応できるようにするのか砂塵問題も含め
て決めてもらわないと進まない。本格的な野球が出来ないのであれば照明は必要ない
と思う。照明をつけたはいいが、利用がないのでは意味がない。
(地域代表) キャッチボール程度しか出来ないのであれば、地域開放で利用する人はいないと思う。
(PTA代表)今までの積み重ねでは、メイングラウンドは授業の野球が出来る範囲内で使用できる、
本格的な野球の試合は、メインもサブも使用できないことで、まとまっていたと思う。
以上のことからメイングラウンドはサッカーと中心とし、サブグラウンドは端にマウ
ンドを作り野球部の練習の範囲内とし、南小などを第2グラウンドとして残して練習
試合とか出来れば皆が納得いくと思う。
(検討部長) 話を総括すると、メイングラウンドは芝生化し、やれる範囲内で野球の練習をす
るということでどうか。 →承認
(検討部長) 照明はどうか。
(教職員代表)照明はスポーツ行政の話。学校としてはあってもなくてもいい。照明の設置について
は行政にお任せすることでいいのではないか。
→ (教委)照明に対する要望が各地で高まってきており、新しく出来る学校のため設置
したい。
(検討部長) 教育委員会から設置する提案があるがどうか。 →設置することで承認
③について
(設計事務所)学校畑のグラウンド側に設置してはいかがか。
(地域代表) ポールは何本立てる予定か。
→ (設計事務所)3本の予定です。
→提案のとおりで承認
④について
(設計事務所)グラウンドの芝生化による防砂効果を考慮し、特に砂塵被害が多い区域においては3
mとすることでいかがか。
(PTA代表)逆に被害が少ない場所はどこなのか。
→ (設計事務所)
現在の防砂ネットのある付近を3mとし、
その他は 1.8mと考えている。
今までの会議の中では、南側の被害の話は出ていない。
(地域代表) 窓の向きや我慢している人もいるため、東側全て3mにしていただきたい。
(地域代表) 西側も全て3mにしていただきたい。
(地域代表) 東と西だけ3mにして、南側だけ 1.8mというわけにはいかない。全て3mとしてほし
い。
(地域代表) 防砂ネットは何ミリのものを予定しているのか。
→ (設計事務所)そこまで決めていないが、現在と同程度と考えている。
(検討部長) グラウンド周囲の防砂ネット全てを3mにという意見があるがどうか。 →グラウン
ド周囲の防砂ネットを3mとすることで承認
⑥について
(設計事務所)東西を北南に修正してはいかがか。
→提案のとおりで承認
≪各室のしつらえ、設備≫
【結
果】 ①「木工・金工室の防音のための設備がほしい」という要望に対し、廊下との間に前室
を設置し、遮音扉・遮音壁とともに、防音の高い計画とする。
【主な協議内容】
①について
(設計事務所)廊下との間に前室を設置し、遮音扉・遮音壁とともに、防音の高い計画としてはい
かがか。
→提案のとおりで承認
≪配慮事項≫
【結
果】 ①「四日町小のプール脇に鉄棒がある。同じ位置に残せるか分からないが、残せる方向
で検討いただきたい。」という要望に対し、安全性を考慮して一度除却し、詳細は実
施設計で検討する。
【主な協議内容】
①について
(設計事務所)校舎の解体もあるため、安全性を考慮して一度除却し、詳細は実施設計で検討しては
いかがか。
(PTA代表)どういう理由で要望が出たのか。
→ (地域代表)現在、そこで鉄棒をする子どもがいるため、残せるなら残してほしいと
いう意見。
(PTA代表)場所にこだわっているわけではないということか。
→ (地域代表)そういうことだと思う。
(教職員代表)新しい学校にも鉄棒を作るのか。
→ (設計事務所)作る予定だが、セキュリティーの関係でいつでもだれでも自由に使え
る状況ではなくなる。
(PTA代表)セキュリティーにより学校に入れないこともどうかと思うが、セキュリティーも大事
であり、今後検討していただければと思う。
→ (設計事務所)全て閉じることもできる設備は設置するが、どう運用するかは使い方
の問題。
→提案のとおりで承認。
≪駐輪場≫
【結
果】 ①「駐車場 120 台に対して、駐輪場 100 台は少ない。子どもを中心に学校を考えてもら
いたい。」という要望に対し、移動式レール等の設置により、同じスペースで駐輪場
150 台程度確保する。
【主な協議内容】
①について
(設計事務所)前は平置きで 100 台としていたが、移動式レール等の設置により、同じスペースで駐
輪場 150 台程度確保してはいかがか。
→提案のとおりで承認。
7 その他
(教職員代表)校舎の中の清掃は、乾式か湿式か。湿式だと雑巾水などの汚水を流す場所が必要にな
るため確認したい。
→ (設計事務所)乾式で考えている。また、各教室ブッロク内にはトイレの手洗いと、
歯磨きや水飲み用、雑巾用、モップ用と設置する予定。
(PTA代表)専用庭は低学年と特別支援専用になるのか。そうなると3年生以上の遊具や飼育小屋
はどうするのか。
→ (設計事務所)今後、他の事項と合わせて検討していきたい。
8 次回開催について
協議内容を整理した上で、部会長と相談して次回の開催時期等を決定する。
9 閉会