目 次 総 合 教 養 教 育 科 目 1 外 国 語 教 育 科 目 43 専 門 教 育 科 目 初 等 教 育 学 科 69 教 育 心 理 学 科 143 資 格 課 程 博 物 館 に 関 す る 科 目 205 図 書 館 に 関 す る 科 目 211 司 書 教 諭 に 関 す る 科 目 221 社 会 教 育 に 関 す る 科 目 225 索 引 231 総合教養教育科目 教 養 口頭表現1(=口頭表現e) 後 期 学生生活概論 前 期 森田 恵子 2単位 学生委員会 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] テーマ:学生らが共に学び共に歩む中で,互いに 「場」と「学び」の支援を行い,コミュニケーショ ンとしての日本語口頭表現方法を体得する。 到達目標:①自身のコミュニケーションを振り返り, 自分のコミュニケーションの状態を確認する。 ②相手の立場にたった思いやりの伝達スキルを磨く。 ②学んだ内容がすぐに日常生活で使えるようになる。 [授業の概要] 「聴く」「伝える」「敬語表現」など,実践と体験 学習を展開する。気づいたことを全員でシェア(共 有)しながらより学びを深め,日常生活で活かせる コミュニケーションを学んでいく [授業計画] 1.講義内容説明∼コミュニケーションの構造 2.伝える力① 3.伝える力② 4.「聴く」 5.敬語と言葉づかい 6.非言語がもつ力∼表情,しぐさ,身体表現など 7.様々なコミュニケーション∼アサーション 8.好印象の話し方と聴き方 9.会の進行∼ファシリテーションの役割 10.議論の基礎と実践 11.ロジカルシンキング 12.プレゼンテーション① 13.プレゼンテーション② 14.本当に理解してもらう口頭表現をめざして 15.まとめ [授業の到達目標及びテーマ] 充実した学生生活を送るための知識と技能,特に 学内外で出会う可能性のあるトラブルの内容と対処 法について学ぶ。精神面・身体面・社会面にわたる 自己管理の大切さを理解すること目標とする。 [授業の概要] 新入生を対象に,学内講師(学長,学部長,学生 部長,情報センター長など)による大学生活の心構 えについての講義と,学内外の専門家による様々な 分野におけるトラブルとその対処法についての講義 を行う。 なお,学外講師の事情等により授業計画を変更す ることがあるので,ブラックボードのシラバスを常 に確認すること。 [授業計画] 1.大学生としての自覚と課題――就実の教育理念 (学長) 2.人文科学の学び方(人文科学部長) 「教育」学の学び方(教育学部長) 3.学生生活のマナー,インターネットの注意点 (情報センター長) 4.健全な友人関係の築き方――カルトと生活 (学生部長) 5.悪質な勧誘,消費トラブルから身を守る (岡山県消費生活センター) 6.学生へのメッセージ(有森裕子客員教授) 7.犯罪から身を守る――ストーカー,DV,脅迫 (岡山県警本部,岡山中央警察署) 8.AED講習(岡山市中消防署) 9.しない,させない,ハラスメント (ハラスメント相談員) 10.アクシデント時の応急処置(薬学科 小山眞也) 11.身近な法律の話(岡山県司法書士会) 12.性行動の安全と危険(岡山市保健所) 13.文章作法(山陽新聞社) 14.ボランティア活動(AMDA) 15.こころの健康(教育心理学科 山田美穂) [テキスト] 箱田 忠明『「できる人」の聞き方&質問テクニッ ク−なぜか、 「人に好かれる人」の技術と習慣』フォ レスト出版,ISBN-10:4894512211 [参考図書・参考資料等] [テキスト] 授業中に資料を配付する。 [成績評価の方法] 授業中の発言,マナー,小テスト,レポートなど。 実践で上手に話せないことは評価の対象にならない。 話そうとする前向きな意思や気持ちなどを重視する。 口頭発表による学期末試験の内容については別途指 示。 −1− [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示する。 [成績評価の方法] 平常点(授業中に課すミニレポート)により評価 する。 教 養 ブラックボード使用 ブラックボード使用 ブラックボード使用 こころの健康科学 後 期 現代人とこころの障害 前 期 山田 美穂 2単位 下山 真衣 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 主に臨床心理学の観点から, 「こころの健康」に ついて理解を深める。自らの体験と学問的な知見と を照らし合わせながら「こころの健康」について深 く考察することを通して,実際に自分自身や周囲の 人々のこころの健康を保ち,高めるための姿勢や技 術を学ぶ。 [授業の到達目標及びテーマ] 現代人のこころの障害について概要を知り,ここ ろの障害に対してどのような予防・対処ができるの かを考えながら,心理的,社会的支援の知識を取得 します。 [授業の概要] 受講生の体験的学習を重視した授業構成とする。 具体的には, ①受講生による「こころの健康」についてのプレゼ ンテーション(希望者のみ・5分程度) ②講義・ワーク ③ミニレポート提出(①②について・毎回授業終了 時)が基本構成となる。 ①∼③のいずれも,参加者全員の主体的・協力的・ 相互支援的な姿勢がなければ成立しない。受講生の 積極的な取り組みを求める。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.災害とPTSD 3.気分と呼吸 4.アロマテラピー 5.緊張と筋弛緩訓練 6.タッピングタッチ① 7.タッピングタッチ② 8.フォーカシング① 9.フォーカシング② 10.心身症と自律訓練法 11.対象喪失とモーニングワーク 12.発達障害と音楽療法 13.ダンスセラピー 14.描画療法 15.まとめと小テスト ※受講生の関心に応じて,取り上げる内容・順序を 変更する場合がある。 [授業の概要] 現代社会において,こころの障害はより身近なも のとなりました。不登校,ひきこもり,虐待,うつ などに関連するこころの障害について人々の関心は 高まっており,心理学的予防や対応が望まれていま す。 この授業では,こころに影響を及ぼす諸要因につ いて心理学の立場から学び,こころの障害の基本的 な知識を習得し,各事例から心理学における基本的 な予防法,対応法について学びます。また,国や行 政の取り組みや最新トピックスを扱い,現代社会に おけるこころの障害のある人への支援についても知 識を取得していきます。 [授業計画] 1.現代社会とこころの障害 2.こころの障害における心理学的理解 3.統合失調症1 4.統合失調症2 5.気分障害1 6.気分障害2 7.不安障害1 8.不安障害2 9.摂食障害1 10.摂食障害2 11.依存症1 12.依存症2 13.反応性愛着障害と虐待1 14.反応性愛着障害と虐待2 15.こころの障害とともに生きる [テキスト] ・授業中にプリントを配布します [テキスト] 授業中に適宜資料を配付する。 [参考図書・参考資料等] ・授業中に紹介します [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示する。 [成績評価の方法] 受講態度,ミニレポート,プレゼンおよび小テス トによる総合評価。 [成績評価の方法] 授業中に提出するリアクションペーパー(テーマ に対して自分の考えや意見を書くもの)と定期試験 成績の内容で総合評価します。 −2− 教 養 前 期 森 熊男 2単位 漢詩文の表現と思想 (中国先秦思想) 森 熊男 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 中国の古代から中世に至るまでの韻文・散文の表 現形式を理解すると共に,作品世界を理解する。 [授業の到達目標及びテーマ] 中国古代,それも春秋・戦国時代の諸子百家たち の主要な思想を,その時代背景と共に理解する。 [授業の概要] 春秋・戦国時代から中世に至る間の優れた韻文・ 散文を摘出して,作品分析をしながら鑑賞していく。 [授業の概要] 諸子百家たちの主要な思想を取り上げ,その論理 展開の巧みさに留意しながら,各思想家たちの思想 特性を捉えていく。 [授業計画] 1.オリエンテーション(講義の進め方,参考図書) 2.中国の韻文・散文史概観① 3.中国の韻文・散文史概観② 4.春秋戦国時代の韻文(「詩経」) 5.春秋戦国時代の韻文(「楚辞」) 6.漢代の韻文と散文(「史記」と古詩一九詩) 7.南北朝時代の韻文(陶潜等の詩) 8.唐・宋代の韻文(杜甫の詩) 9.唐・宋代の韻文(李白の詩) 10.唐・宋代の韻文(春を詠った詩) 11.唐・宋代の韻文(晩春を詠った詩) 12.唐・宋代の韻文(夏を詠った詩) 13.唐・宋代の韻文(秋を詠った詩①) 14.唐・宋代の韻文(秋を詠った詩②) 15.唐・宋代の韻文(冬を詠った詩) [授業計画] 1.オリエンテーション(諸子思想の大観,その他) 2.儒家の思想(孔子思想の核心=仁) 3.儒家の思想(孔子の君子論) 4.儒家の思想(孔子の教育論・政治論) 5.儒家の思想(孟子の性善説) 6.儒家の思想(孟子の王道論) 7.儒家の思想(荀子の性悪説) 8.儒家の思想(荀子の礼思想・天人分離論) 9.道家の思想(老子・荘子の無為自然論) 10.道家の思想(老子の政治論) 11.道家の思想(荘子の寓言−「胡蝶の夢」説話) 12.墨家の思想(墨家の兼愛説) 13.墨家の思想(墨家の非攻論) 14.法家の思想(韓非子の「法・術・勢」論) 15.法家の思想(韓非子の君主論) [テキスト] 毎時,プリントを配布する。 [テキスト] 毎時,プリントを用意する。 [参考図書・参考資料等] 講義中に,必要に応じて紹介・指示する。 [参考図書・参考資料等] 講義中,必要に応じて紹介・指示する。 [成績評価の方法] 受講態度30%,課題30%,期末の筆記試験40% [成績評価の方法] 受講態度30%,課題30%,筆記試験40% −3− 教 養 漢詩文の表現と心 書道1a・b 前 期 書道2a・b 後 期 中池 克直 1単位 中池 克直 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 書写技能の向上と基本の習熟 [授業の到達目標及びテーマ] 書写技能の向上と基本の習熟 [授業の概要] 楷書・かなの基本の習得 書道史を適宜講義する 岡山市で開かれる書道展の見学 [授業の概要] 行書の基本の習得から草書,隸書,かなの散らし 書きへと展開する。 (同じ句を最初は楷書も練習す る) 書道史を適宜講義する。 岡山市内で開かれる書道展の見学。 [授業計画] 1.概説(書道史) 2.「一十」「八九」「永(永字八法)」 3.「池水」「遠心」 4.「友月交風」 5.「徳如時雨」「道法自然」「温故知新」 6.「山水有清音」「室閑茶味清」 7.九成宮醴泉銘の臨書 8.孔子廟堂碑の臨書 9.孟法師碑の臨書 10.かなの変遷 11.「いろは」単体 12.かなの2字・3字連綿 13.かなの四行書き 14.かなの四行書き「簡単な変体がなを導入」 [授業計画] 1.概説(書道史) 2.「上下」「草花」 3.「球技」「雨雲」 4.「今後の課題」「大道無為」 5.「学理の追求」「行雲流水」 6.雁塔聖教序の臨書 7.蘭亭序の臨書 8.曹全碑の臨書(隷書) 9.かな(いろは・単体) 10.かな 四行書き(鳥啼く声す…) 11.漢字・仮名交じりの書(千里の道も一歩より始 まる) 12.関戸本古今集の臨書(部分) 13.寸松庵色紙の臨書(一葉) 14.高野切一種の臨書(部分) 15.かな散らし書き(俳句) [テキスト] 授業中に指示する [テキスト] 授業中に指示する [参考図書・参考資料等] 書道全集(平凡社) [参考図書・参考資料等] 書道全集(平凡社) [成績評価の方法] 清書作品,レポート,授業時の態度 [成績評価の方法] 清書作品,レポート,授業時の態度 −4− 教 養 堀田 喜美子 茶道2a・b 前 期 後 期 (茶道を楽しもう) 1単位 堀田 喜美子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 日本の伝統文化の中でも,総合文化といわれる茶 道にふれることにより,豊かな人間性と節度ある人 との対応ができるようにし,併せて日本文化(茶道 文化)を学ぶことにより,国際人としての素地を養 い伝統文化を継承していく実践的態度を身につける。 (*茶道は1と2を併せて履修すること) [授業の到達目標及びテーマ] 日本の伝統文化の中でも,総合文化といわれる茶 道にふれることにより,豊かな人間性と節度ある人 との対応ができるようにし,併せて日本文化(茶道 文化)を学ぶことにより,国際人としての素地を養 い伝統文化を継承していく実践的態度を身につける。 (*茶道は1と2を併せて履修すること) [授業の概要] 茶道の基本を身に付けることを目標に,道(心) ・ 学(茶道学)・実(点前の実践)の3点を取り混ぜ て進めていく。学外での茶席にも参加する。また自 らも茶席を計画しお客様のおもてなしの仕方,お客 の姿を学ぶ。日々の生活の中に生かせる所作を,しっ かりと身に付けられるように修練する。材料費7000 円を別途徴収する。茶道1・2両方を修得した者は 茶道裏千家初級の資格申請ができる。 (実費別途必要) [授業の概要] 前期に身に付けたことを基に,実技も段階を進め ていく。企画・運営する茶会の回数も前期より増や し,より一層実践できるようにしていく。一年の締 めくくりとして修了茶事を行い,京都御家元拝観の 事前学習のひとつとする。材料費7000円を別途徴収 する。茶道1・2両方を修得した者は茶道裏千家初 級の資格申請ができる。(実費別途必要) [授業計画] 1.利休道歌 ・千歳盆 割稽古 2.茶道具 ・千歳盆 3.茶道具 ・薄茶点前(炉) 割稽古 4.季節と道具・薄茶点前 5.茶会参加 ・茶会参加(茶道部:大学祭茶会) 6.茶会計画(三席) ・薄茶点前 立礼点前 7.露地・茶室 ・四畳半(小間席)への席入りの 仕方 薄茶点前 8.名品の鑑賞 美術館 博物館 ・美術館 博物 館での鑑賞 9.茶事とは? ・薄茶点前 立礼点前 10.茶事の流れ ・茶会の準備 点前,水屋の稽古 11.クリスマス茶会 ・各自役割の実践 12.道具の扱い方 ・濃茶の頂き方,特殊道具の扱 い方 13.初茶会 ・各自役割の実践 14.修了茶事について ・薄茶点前 15.京都裏千家今日庵について ・修了茶事の準備 [授業計画] 1.基礎の知識・茶道とは? 稽古に必要な道具 2.茶道の意義・客の心得(座り方,歩き方,あい さつ) 3.茶道と日常生活・席入り,お菓子の頂き方 割 稽古 4.茶の精神 和敬清寂・盆略点前 5.茶の心・盆略点前 6.茶会参加の準備と心得・茶席での心得 7.茶会に参加・茶会に参加(後楽園お庭茶会:な でしこ茶会) 8.茶と禅・盆略点前 9.禅語と掛物・盆略点前 10.利休七則・薄茶点前(風炉)柄杓の扱い 11.茶会を計画・薄茶点前 12.季節の花・菓子・七夕茶会(役割を決め企画・ 運営) 13.茶の歴史・水屋の心得 14.茶道の成立・薄茶点前 15.茶道具・薄茶点前 [テキスト] 学校茶道教本編集委員会「裏千家茶道」 (財団法 人 今日庵 *個別販売とします [テキスト] 学校茶道教本編集委員会「裏千家茶道」 (財団法 人 今日庵) *個別販売とします [参考図書・参考資料等] 『原色茶道大辞典』(淡交社) 『茶席の禅語大辞典』(淡交社) 『茶の湯実践講座 正午の茶事』(淡交社) [参考図書・参考資料等] 『原色茶道大辞典』(淡交社) 『茶席の禅語大辞典』(淡交社) [成績評価の方法] 受講態度,課題レポ−トの提出,実技試験,筆記 試験をもって評価する。 [成績評価の方法] 受講態度,課題レポ−トの提出,実技試験,筆記 試験をもって評価する。 −5− 教 養 茶道1a・b (茶道の基礎を身につけよう) ブラックボード使用 日本文化論1 (日本文化とは何か) 土井 通弘 前 期 日本文化論2 (美術・演劇芸能・文学にみる日本の文化) 2単位 井上 啓治 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 文化とは,日本文化とは何かを考える。わが国の 前近代の歴史は,常に中国・朝鮮半島からの影響を 受けながらも,独自な展開をしてきたといわれてい る。本講義では文化の国際性と独自性をキーワード にして,日本文化の特質を考える能力を養う。 [授業の到達目標及びテーマ] 時に美術・演劇・文学,三分野のいずれかに偏り つつ,歴史的視点をもって日本文化の諸相をみてゆ く。目標・テーマは日中韓∼欧州のいくつかをとり あげ,日本人の倫理と美意識に迫ることである。 [授業の概要] 以下に取り上げる文化事象を資料の所在を明示し ながら解説してゆく。 [授業の概要] 「古代中世近世・日中山水画比較」 ,「日中花鳥画 研究」,「中世芸能から近世演劇・文学へ」と続いた が,今年度は昨年度同様「中世芸能から近世演劇・ 文学へ,鎌倉・室町期から江戸期への日本文化進展」 をテーマとする。中世の文学や芸能に近世の演劇, これらの台本・挿絵,演劇関連資料の画像等を一つ 一つ確認し,江戸文学・演劇へ成長してゆく様相を 知る。 [授業計画] 1.花見・山見―自然との共生の記憶― 2.八十嶋御祭と大嘗会 3.仏教伝来とその意義 4.悔過会―薬師悔過会と吉祥悔過会― 5.吉備真備―律令官人の素養と文化― 6.神仏習合―大仏造営の論理― 7.平安仏教と和気氏の活躍 8.伝法灌頂―最澄と空海の永訣― 9.宮中真言院後七日御修法―玉体とは何か― 10.二十五三昧会と迎講 ―浄土世界の現出と追体験― 11.一味契約と連歌 12.能楽・狂言の世界 13.茶の文化 14.利休茶の勝利と挫折 15.御衣木加持考 [授業計画] 1.授業の進行形態等のガイダンス 2.図書館探検隊,「中世・近世初期の芸能,この 一枚」の発見 3.土俗的中世芸能,説経節の画像 4.近世演劇,説経操り芝居へ① 5.その② 6.説経節人形芝居の関連資料 7.近世(江戸期)人形演劇,古浄瑠璃の画像① 8.その② 9.その正本(出版された台本・教則本)読解① 10.読解② 11.読解③ 12.近世前期出版の室町物語へ,その読解① 13.読解② 14.読解③ 15.中世文化から近世文化への進展,結論 [テキスト] その都度,レジュメを配布 [テキスト] [参考図書・参考資料等] 上山春平編『照葉樹林文化』(中公新書) 鳥越憲三郎『古代中国と倭族』(中公新書) 西嶋定生『古代東アジア世界と日本』(岩波現代 文庫) [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 論述テストで評価 [成績評価の方法] 平生の受講態度40パーセント,レポート60パーセ ント。 −6− 教 養 日本人の思想 (前近代の日本思想) 苅米 一志 ブラックボード使用 後 期 ヨーロッパ人の思想 後 期 2単位 虫明 茂 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 日本人の思想形成の過程について,古墳時代から 江戸時代末期までを範囲として,大きな流れを理解 できるようにする。 [授業の到達目標及びテーマ] ヨーロッパ文化の宗教的源流となっている聖書に ついて学ぶとともに,聖書を題材とした美術(主に 絵画)を鑑賞し,ヨーロッパ人の思想を理解するた めに必要な基本的知識を身につけることを目標とす る。 [授業の概要] 思想史上,特に論争が起こった問題に焦点をあて, 年代順に配列して解説を行う。 [授業の概要] (旧約)聖書の「創世記」,新約聖書の「マタイに よる福音書」のテキストに触れ,宗教画の背景につ いて学ぶ。また,擬人神観,神義論,聖像崇拝,恩 寵の問題(自力/他力)などの観点から宗教を比較 考察し,ヨーロッパ思想の特徴を浮き彫りにする。 [授業計画] 1.日本思想の問題点 ― 現代的な視点から 2.思想と論争の意義 3.仏教受容をめぐる対立 ― 古代日本と大陸 4.聖武天皇と行基 ― 国家仏教と民衆布教 5.徳一と最澄 ― 三一権実論争 6.空海と南都仏教 ― 顕密の区別 7.法然・親鸞と貞慶・明恵 ― 異端派と改革派 8.日蓮と鎌倉仏教諸師 ― 蒙古襲来と仏教界 9.臨済禅と曹洞禅 ― 戒律と禅 10.一向一揆と法華一揆 ― 農村と都市の民衆 11.キリスト教の伝来 ― 文明の衝撃と禁教 12.神道の成立と仏教 ― 神の世界の体系化 13.朱子学の形成と展開 ― 不完全な制度 14.国学と神道 ― 近代思想の準備段階 15.授業のまとめ ― 再び日本人の思想について [授業計画] 1.(旧約)聖書,ユダヤ教 2.天地創造,人間の創造,擬人神観 3.善悪の知識の木,楽園追放,原罪 4.ノアの箱舟,ギルガメシュ叙事詩,祝福と契約 5.バベルの塔,ソドムの滅亡 6.アブラハム,イサク,ヤコブ 7.ヨセフ,出エジプト,十戒 8.ユダヤ教の成立と展開 9.新約聖書 10.イエスの系図,誕生,占星術の学者たち 11.山上の説教,思い悩むな 12.洗礼者ヨハネ,皇帝への税金 13.最後の晩餐,磔刑,復活,昇天 14.パウロの書簡 15.キリスト教の成立 [テキスト] [テキスト] 授業中に資料を配付する。 [参考図書・参考資料等] 今井淳他編 日本思想論争史(ぺりかん社,1979年) [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示する。 [成績評価の方法] 毎時間の提出物と学期末のレポートを3:7の割 合で評価する。 [成績評価の方法] 平常点(授業中に随時課すミニレポート,小テス ト)で評価する。 −7− 教 養 ブラックボード使用 ブラックボード使用 アジア人の思想 (古代中国人の死後の世界) 李 開元 ブラックボード使用 日本美術史 後 期 (仏教彫刻史を中心に) 2単位 土井 通弘 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 死生観は,民族・宗教・文化・時代によってさま ざまである。しかし,中国思想の根底とされている 諸子百家は,この人間精神の基本問題についてほと んど語っていなかった。 [授業の到達目標及びテーマ] わが国の彫刻史の根幹を形成する仏像とその影響 下に造像された神像も含めて概観し,彫刻造形とは 何かを考える。 [授業の概要] 本講義は考古学の出土品を通して古代中国人の死 後の世界を考察してみる。 (考古の図録にあわせて 講義を行う) [授業の概要] 代表作品をスライド等で紹介しながら,彫刻作品 の素材の多様性と造形技術の展開を解説し,わが国 彫刻史を概観する。 [授業計画] 1.講義の概要と説明 2.馬王堆漢墓帛画の出土 3.月と日 4.神人 5.天門 6.怪獣 7.貴婦人の生前 8.天蓋 9.木神 10.水神 11.古代中国人の死後の世界について 12.諸子百家 13.諸子百家 14.諸子百家 15.鬼神の死 [授業計画] 1.仏像の起源と展開―インド・中国・朝鮮半島― 2.仏像の素材の変遷とその意味Ⅰ―金属像・粘土 像― 3.事例研究―法隆寺金堂釈迦三尊像・石山寺金銅 仏四躯・東大寺戒壇院四天王像 4.仏像の素材の変遷とその意味Ⅱ―脱活乾漆像・ 木心乾漆像・粘土像― 5.事例研究―興福寺八部衆像及び十大弟子像・東 大寺法華堂不空羂索観音像 6.仏像の素材の変遷とその意味Ⅲ―木像・檀像― 7.事例研究―広隆寺弥勒像・法隆寺救世観音像及 び百済観音像 8.事例研究―法隆寺九面観音像・奈良国立博物館 十一面観音像・園城寺十一面観音像 9.唐招提寺旧講堂木彫群―鑑真の伝えた仏像技法 10.像内に納入品をもつ仏像例―石山寺本尊考 11.木造仏の内刳り技法―元興寺薬師如来立像等 12.東寺講堂の諸仏 13.平等院阿弥陀堂の本尊の意義 14.運慶の登場―伝統の否定と継承 15.快慶の造像活動 [テキスト] [テキスト] 水野慶三郎編『日本仏像史』 [参考図書・参考資料等] 吉川忠夫『古代中国人の不死の幻想』,東方書店, 1995年 林 巳奈夫『漢代の神々』,臨川書店,1989年 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] レポートおよびテストにより評価する。 [成績評価の方法] 小テスト・論述テストで評価 −8− 教 養 前 期 東洋美術史 前 期 守田 均 2単位 小松 惠子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ヨーロッパ美術は,大きく性格を変えつつ現在も 世界美術の規準となっているが,ヨーロッパ美術の みが他地域・文化圏の美術より抜きん出ているわけ でも特殊なわけでもなく,より大きな世界的「芸術 史」の一部に他ならず,だからこそ独自の価値を持っ ていることを解き明かしたい。 [授業の到達目標及びテーマ] 世界の陶磁文化の技術や様式美を学びつつ,その 歴史的地理的背景を理解することを目指す。 [授業の概要] 先史時代から現代に至る美術の流れを,ヨーロッ パ美術を基本として通史的に講義する。 細かい様式などにはこだわらず,歴史の動きに伴う ヨーロッパ社会の変動と美術との深い関わりを追求 していく。 [授業の概要] 中国で発明されたとされる磁器の歴史を中心に, 中東,東南アジア,朝鮮半島,日本等,アジア各地 における陶磁器文化における発達の歴史的,地理的 背景を検証していきたい。また,アジアのみならず, ヨーロッパ,アメリカ大陸の磁器文化伝播にまで言 及を広げたい。 [授業計画] 1.はじめに 2.「見る」とは何か 3.先史・部族社会の美術 4.古代オリエント・エジプトの美術 5.古代ギリシャ・ローマの美術 6.中世ヨーロッパ 7.ルネサンス 8.バロック 9.近代の始まり 10.印象派 11.ポスト印象派 12.キュビスム 13.抽象美術 14.ダダ・シュルレアリスム 15.第二次大戦後の美術 [授業計画] 1.陶磁器……やきものとは何か 2.磁器の発明についてその1 3.磁器の発明についてその2 4.用途の変容と中国社会 5.景徳鎮磁器その1 6.景徳鎮磁器その2 7.景徳鎮磁器その3 8.景徳鎮磁器その4 9.朝鮮半島における磁器開発 10.東南アジアにおける陶磁文化 11.日本における磁器誕生についてその1 12.日本における磁器誕生についてその2 13.清朝期における再生景徳鎮……唐英の活躍 14.ヨーロッパにおける磁器開発と産業革命 15.まとめに変えて [テキスト] 教科書は使用せず,毎回印刷資料を配布する。 [テキスト] 特に指定しない [参考図書・参考資料等] 高階秀爾 監修 「カラー版 西洋美術史(増補新版)」 美術出版社,2002年 ISBN-10:4568400643 ISBN-13:978-4568400649 [参考図書・参考資料等] 授業内で指示する [成績評価の方法] 期末のレポート提出で評価 [成績評価の方法] レポートにて評価 −9− 教 養 西洋美術史 ブラックボード使用 死生観の歴史 前 期 難波 俊成 2単位 現代の哲学と思想 (近現代の西洋思想とバイオエシックスの諸問題) 虫明 茂 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 人間にとって死と生は永遠の課題であろう。この 授業では日本古代から行われてきた葬送に関する神 話や仏教儀礼を通して死生観を追究したい。 [授業の到達目標及びテーマ] 西洋の近現代哲学について学び,哲学的な考え方 を身につける。 哲学史上の主要な人物と思想について基本的な知 識を習得するとともに,様々な問題について論理的 に考え,自分の考えを述べられるようになることを 目標とする。 [授業の概要] 民俗学を基盤にして『古事記』や『日本書紀』お よび古典文献から,日本人の死生観を考える。 [授業の概要] 近現代の西洋思想を学ぶとともに,科学技術,特 に医学や生命科学の発達に伴うバイオエシックスの 諸問題について哲学的に考察する。 [授業計画] 1.現代社会における葬儀 2.岡山市内の墓地の形成 3.古代の日本人の死後の世界「黄泉」とは 4.死の確認と殯(もがり) 5.あの世の入り口 6.仏教伝来と死生観の変化 7.日本の浄土思想の展開 8.死者への追慕と邂逅 9.地方の浄土信仰 10.浄土信仰と女性の浄土 11.霊場信仰と巡礼 12.四天王寺と浄土信仰 13.葬送儀礼の民俗−その1− 14.葬送儀礼の民俗−その2− 15.死生観のまとめ [授業計画] 1.哲学とは何か,バイオエシックスの諸問題 2.デカルト(方法的懐疑),生殖クローン技術 3.スピノザ(汎神論),生殖補助技術,臓器移植 4.F・ベーコン(イドラ論) ,安楽死 5.ニューロエシックス(脳神経倫理) 6.再生医療(ヒトはプラナリアになれるか?) 7.社会契約説(ホッブス,ロック,ルソー) 8.カントの批判哲学 9.ショーペンハウアー,実存思想 10.ニーチェの超人思想,優生学の問題 11.ニーチェのニヒリズム 12.ロボエシックス(ロボットと倫理) 13.カフカ,サルトル,カミュ 14.深層心理学の流れ(フロイト,アードラー,ユ ング) 15.ヤスパース,ハイデガー [テキスト] 使用しない。授業の際プリント類を配布する。 [テキスト] 授業中に資料を配付する。 [参考図書・参考資料等] 授業進行にあわせて紹介する。 [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示する。 [成績評価の方法] 授業態度,最終テストによって評価する。 [成績評価の方法] 平常点(授業中に随時課すミニレポート,小テス ト)で評価する。 −10− 教 養 賈 鍾壽 前 期 2単位 アジアの民族誌 (バリ島民の暮らしと文化) 賈 鍾壽 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 文化の多様性を紹介し,文化を通じての人間の特 徴を求め,文化・民族・人間をめぐる先入観や偏見 などの問題をその歴史から学び,異民族・異文化と の共存を考える。 [授業の到達目標及びテーマ] インドネシアのバリ島における現地調査に基づい て,さまざまな人々の暮らしと文化を紹介し,東南 アジアの世界への知識を深め,異文化に関する多様 な知識を提供することに目的がある。 [授業の概要] 人類学から何を学ぶことができるか,異民族・異 文化と共に生きる共生社会の道を模索する。 [授業の概要] 地上最後の楽園バリ島の影と光を探る。 [授業計画] 1.オリエンテーション(人類学とは) 2.人類学の歴史と変遷 3.文化人類学の諸理論 4.「共生」とは? 5.共生社会を目指して 6.在日韓国人社会 7.在日2世の世界 8.在日3世の世界 9.真の「共生社会」を目指すためには 10.在日4世的世界 11.新韓国人と地域社会 12.在日韓国人の意識調査 13.在日韓国人の思想 14.国際化における日本人・日本文化 15.国際交流・国際理解・国際貢献(小テスト) [授業計画] 1.オリエンテーション 2.東南アジアとしてのバリ島 3.インドネシアとしてのバリ島 4.地上最後の楽園 バリ島 5.バリ島の歴史(古代) 6.バリ島の歴史(中世・近世) 7.バリ島の歴史(現代)・小テスト 8.バリ島の社会 9.バリ島の生活文化 10.バリ島の宗教と儀礼 11.バリ島の寺院 12.バリ島の伝統芸能 13.バリ島の遺跡 14.バリ島の美術・小テスト [テキスト] 李 光圭 賈 鍾壽 編著 『共生社会を目指して−在日韓人社会と日本』 大学教育出版 ISBN948-4-88730-980-7 [テキスト] 賈 鍾壽 『バリ島 Island of Gods』 大学教育出版 ISBN978-4-88730-929-6 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 小テスト(50%) 講義で取り上げたテーマの中から1つを選びレ ポートを作成する(50%) [成績評価の方法] 2回の小テスト(80%) レポート(20%) −11− 教 養 人類学の世界と歴史 (アジアの人類学の世界と歴史) ブラックボード使用 ブラックボード使用 地理学の世界と歴史 前 期 心理学1(=心理学の世界と歴史) 前 期 吉本 勇 2単位 原 奈津子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 日本各地の特色ある地域を取り上げて,地理学の 立場から地域を考察する力を養う。 [授業の到達目標及びテーマ] 心や行動の科学としての心理学のいろいろなアプ ローチを理解するとともに,生理心理学・感覚知覚・ 記憶・学習など心理学の基礎的分野となる領域にお ける基本的な事項を知ることを目標とする。 [授業の概要] 身近にある地理学の対象を,現地調査を基に写真 や図表を通して考察する。 [授業の概要] 私たちの行動や心的過程について,心理学の基礎 知識をもとに解説を行う。生理心理学・感覚知覚・ 記憶・学習など心理学の基礎的分野となる領域を中 心に,簡単な実験をまじえながら,理解を深めるこ とを目的とする。また,心理学の研究パラダイム(実 験や調査など)についても,体験的に学ぶ。 [授業計画] 1.地理学から地域をみる1 2.地理学から地域をみる2 3.平凡な温泉地から有名温泉地へ(黒川温泉1) 4.平凡な温泉地から有名温泉地へ(黒川温泉2) 5.産業観光を活かしたまちづくり(神戸市1) 6.産業観光を活かしたまちづくり(神戸市2) 7.コンパクトシティを目指す・青森市 他 8.昭和の町で商店街の活性化(大分県豊後高田1) 9.昭和の町で商店街の活性化(大分県豊後高田2) 10.都市における公共公園の現況(岡山市) 11.郊外都市の変遷の様子(宮崎県清武町) 12.東京の地理. 13 グローカル時代の都市論(東京・上野) 14.地域資源を活かした観光地の実例 15.日本の地域問題の概要 [授業計画] 1.序論 心理学とは 2.脳とこころ 3.感覚・知覚―視知覚を中心に① 4.感覚・知覚―視知覚を中心に② 5.感覚・知覚―視知覚を中心に③ 6.記憶―感覚記憶・作動記憶 7.記憶―長期記憶 8.記憶―日常的な記憶現象を中心に 9.意識の諸相 10.思考―問題解決・推論 11.思考―思考の個人差 12.学習の原理① 13.学習の原理② 14.動機づけ 15.感情 [テキスト] 指定しない。 [参考図書・参考資料等] Smith, E. E. et al. 「Atkinson and Hilgard's Introduction to Psychology 15th edition」 長谷川寿一ほか 「はじめて出会う心理学」 菊池聡 「超常現象をなぜ信じるのか」 以上のほか,講義中に適宜紹介する。 [テキスト] 服部 銈二郎 編 現代日本の地域研究 古今書院 978-4-7722-3141-1 [参考図書・参考資料等] 講義で取り上げた地域や事柄について関連する書 籍やインターネットで各自で調べる。 [成績評価の方法] 受講態度と試験による評価 [成績評価の方法] 以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。 1 e-learning(15%) 課題の概要については,受 講生が確定する5月初旬の講義中に解説する。 2 レポート(25%)複数回 3 テスト(60%) −12− 教 養 ブラックボード使用 心理学2(=現代人のこころと行動) 後 期 原 奈津子 2単位 倫理と価値観の諸相 (倫理を相対化する) 九鬼 一人 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 心や行動の科学としての心理学のいろいろなアプ ローチを理解するとともに,発達心理学・パーソナ リティ心理学・臨床心理学・社会心理学など心理学 の応用的分野となる領域における基本的な事項を知 ることを目標とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 道徳の内部から外部(合理性)へと視野を拡げて, 道徳の生成はどのように考えられるか,問題意識を もつ。倫理学説史について理解が深められる。 [授業の概要] 人間の発達や人間関係の様相について,心理学の 基礎知識をもとに解説を行う。発達心理学・パーソ ナリティ心理学・臨床心理学・社会心理学など心理 学の応用的分野となる領域について,簡単な心理テ ストや実験をまじえながら,理解を深めることを目 的とする。また,心理学の研究パラダイム(実験や 調査など)についても,体験的に学ぶ。 [授業の概要] 教科書に準拠し,西洋倫理学史の基本思想を紹介 しながら,道徳がどのような考え方に準拠している か,検討する。特にゲーム理論・厚生経済学に配慮 する。小レポートを課し,その添削・ぶらぼによっ て意見交換を行う。 [授業計画] 1.序論 心理学とは 2.発達心理学―乳幼児の認知発達 3.発達心理学―愛着 4.発達心理学―青年期の発達 5.発達心理学―親としての発達 6.発達心理学―高齢者の心理学 7.パーソナリティ心理学―パーソナリティとは 8.パーソナリティ心理学―パーソナリティの測定 9.臨床心理学―ストレス 10.臨床心理学―ストレス・マネージメント 11.社会心理学―対人認知 12.社会心理学―対人関係 13.社会心理学―社会的影響① 14.社会心理学―社会的影響② 15.社会心理学―社会的ジレンマ [授業計画] 1.何が「本当に」「善い」ことなのかを反省する 2.プラトンの問題設定の偉大さが分かる 3.社会契約は可能か:ホッブズ 4.繰り返しのゲーム:夜神月の挑戦 5.福利の観点と主体性の観点 6.経済倫理学における帰結主義・非帰結主義 7.アイデンティティと「非帰結主義」 8.センの経済学についての小テスト 9.アジアの環境問題と社会契約:ルソー 10.カント倫理学と利己主義を比較検討できる 11.カント倫理学と悪 12.功利主義と,道徳にとっての他者の問題 13.道徳による拘束について反省できる:ニーチェ 14.メタ倫理学・現代正義論のどこがつまらないか 15.倫理を応用に重きを置いて概括できる ビデオ [テキスト] 指定しない。 [テキスト] 永井均 『倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦』 産業図書株式会社 ISBN4-7828-0209-9 [参考図書・参考資料等] Smith, E. E. et al. 「Atkinson and Hilgard's Introduction to Psychology 15th edition」 長谷川寿一ほか 「はじめて出会う心理学」 以上のほか,講義中に適宜紹介する。 [参考図書・参考資料等] アマルティア・セン(大庭健・川本隆史訳) 『合理的な愚か者』 勁草書房 ISBN4-326-15217-6 [成績評価の方法] 以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。 1 e-learning(15%) 課題の概要については,受 講生が確定する10月初旬の講義中に解説する。 2 レポート(25%)複数回 3 テスト(60%) [成績評価の方法] 平常の小レポート25%,8回目の小テスト10%, 期末テスト65%。以上のような得点配分で,授業に 真面目に取り組んでいるかという点からも成績を評 価する。ぶらぼによるボーナス点を適宜加算。 −13− 教 養 ブラックボード使用 ブラックボード使用 現代人の倫理と価値観 (人間学的考察) 九鬼 一人 前 期 2単位 女性の生活と歴史 前 期 (原始から近現代にかけて) 内田由理子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] エゴイストと倫理学の関係に,問題意識をもつこ とができる。道徳を垂れる心情の自己欺瞞を内省し, 倫理的な生き方そのものを再考する一助とする。 HPで概要が把握できるようになっている。 [授業の到達目標及びテーマ] 政治・経済・労働・生活・家族・教育・宗教・性・ 民族そして社会に焦点をあて,各階層における日本 女性の生活の具体像をとらえる。また,各時代に生 きた女性を個別に取り上げ,私たちの将来像も視座 に置きながら女性の役割や生き方を考える。 [授業の概要] いかに生きるべきかという問いを,様々なジャン ルの媒体を使って追究していく。小レポートを課し, その添削・ぶらぼによって意見交換を行う。 [授業の概要] 原始から現代に至る日本女性の歴史を幅広く概観 する。 [授業計画] 1.モラリストとは 2.私はいかにして論理的エゴイストになったのか 3.美的エゴイスト―夏目漱石論再考 4.道徳的エゴイスト―ハインツのジレンマ 5.カント道徳論とイギリス道徳思想 6.親切―募金をめぐって 7.同情―「半神」 8.熱情―愛情と憎悪の類似性 9.メロスはなぜ走ったか 10.嫉妬―不平等 11.嫉妬―医療倫理一歩前 12.非社交的社交性―ゴヤの「黒い絵」 13.カントとニーチェの狭間 14.性差―女流 15.安楽死 [授業計画] 1.原始の女性の生活と歴史:縄文時代の女性 2.原始の女性の生活と歴史:弥生時代の女性 3.古代の女性の生活と歴史:飛鳥時代の女性 4.古代の女性の生活と歴史:律令国家の女性 5.古代の女性の生活と歴史:奈良時代の女性 6.古代の女性の生活と歴史:平安時代の女性 7.中世の女性の生活と歴史:鎌倉時代の女性 8.中世の女性の生活と歴史:室町時代の女性 9.中世の女性の生活と歴史:戦国期の女性 10.近世の女性の生活と歴史:江戸時代の女性 11.近世の女性の生活と歴史:幕末期の女性 12.近代の女性の生活と歴史:明治時代の女性 13.近代の女性の生活と歴史:大正時代の女性 14.近代の女性の生活と歴史:戦争と女性 15.現代社会と女性 [テキスト] 中島義道 『カントの人間学』 講談社現代新書 ISBN 4-06-14938-3 c0210 [テキスト] 史料,資料及び視聴覚教材等を使用する。 [参考図書・参考資料等] 川本隆史他編 叢書《エチカ》マイクロ・エシックス 昭和堂 ISBN 9784812293119 [参考図書・参考資料等] 義江明子他『日本女性史大辞典』 田端泰子・服部早苗・上野千鶴子・比較家族史学 会『ジェンダーと女性』 総合女性史研究会『史料にみる日本女性のあゆみ』 その他,授業で適宜紹介する。 [成績評価の方法] 毎回の小レポート25%,ぶらぼの課題10%,期末 試験65%。評価においてはいかに自分なりの意見を まとめられているかを重視する。ぶらぼによるボー ナス点を適宜加算。 [成績評価の方法] 授業での学習活動とともに,学期末試験,レポー ト等の内容によって総合評価する。 −14− 教 養 内田由理子 後 期 2単位 人権の現代的課題b (人権とは何か) 平松 正臣 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 社会経済環境の変化に伴う女性を取り巻く諸情勢 の仕組みと構造ついて理解を深めるとともに,ジェ ンダー分析と女性のエンパワメントを基軸に,国際 社会における女性の問題を考察する。 [授業の到達目標及びテーマ] 人権(Human Rights)の現代的課題の基礎的理 解を図ることを目的とする。 人権は近代社会を形成する基本的な要素であり課 題でもあり,その概念と現状を学ぶことを通して, 人権を正しく理解し偏見や差別の解消に結びつける。 [授業の概要] 貧困・教育・健康・暴力・開発・南北問題・人権 をテーマに扱い,国連等の国際的な動向も視野にお きながら,市民社会のあり方,NGO・NPOの役 割,私たちの生き方について展望する。 [授業の概要] 現代社会における,様々な領域における偏見や差 別の原因を歴史や事例を通して教授する。学生に個 の尊重,尊厳の重視という根源的な課題に気付くこ とができる感性を育む。 [授業計画] 1.ジェンダー概念 2.メディアとジェンダー:メディアリテラシー 3.貧困・教育とジェンダー:インドの女性 4.性と生殖に関する健康と権利:アメリカの女性 5.性と生殖に関する健康と権利:インドの女性 6.性と生殖に関する健康と権利:中国の女性 7.暴力とジェンダー:アメリカの女性 8.暴力とジェンダー:日本の女性 9.暴力とジェンダー:アフリカの女性 10.暴力とジェンダー:ネパールの女性 11.結婚とジェンダー:フィリピン・旧東欧の女性 12.宗教とジェンダー:イスラム世界の女性 13.農村開発とジェンダー:ベトナムの女性 14.「美」意識とジェンダー 15.政策とジェンダー:EUの女性政策,北欧の両 立支援制度,女性差別撤廃条約,国連女性会議 等 [授業計画] 1.人権の概念と平和論 2.人権と人権の思想 3.女性に対する差別 4.同性愛者に対する偏見と差別 5.児童に対する人権侵害の現状と課題 6.障害のある人への差別と権利保障 7.高齢者に対する偏見と差別 8.ハンセン氏病に対する偏見と差別 9.病気のある人に対する偏見と差別 10.天皇制 11.古代日本の差別 12.部落差別と同和保育・教育 13.外国人に対する偏見や差別 14.人権侵害と差別の構造 15.偏見や差別の解決 [テキスト] 最新の情報・データを盛り込んだ資料及び視聴覚 教材等を使用する。 [テキスト] 指定しない。 [参考図書・参考資料等] 村松安子『 「ジェンダーと開発」論の形成と展開 −経済学のジェンダー化への試み』 伊藤公雄・國信潤子・樹村みのり『女性学・男性 学−ジェンダー論入門−』 その他,授業で適宜紹介する。 [参考図書・参考資料等] 講義中に適宜紹介する。 [成績評価の方法] 授業での学習活動とともに,学期末試験,レポー ト等の内容によって総合評価する。 [成績評価の方法] 受講態度,筆記試験の総合評価。 −15− 教 養 現代の女性環境 (世界の女性を取り巻く環境) 法学(=社会生活と法) 後 期 日本国憲法b 前 期 塩見 佳也 2単位 塩見 佳也 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 〈別途指示〉 [授業の到達目標及びテーマ] 〈別途指示〉 [授業の概要] [授業の概要] [授業計画] [授業計画] [テキスト] [テキスト] [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] [成績評価の方法] −16− 教 養 前 期 社会学概論(=現代社会の諸問題) 後 期 中塚 朋子 2単位 中塚 朋子 2単位 [授業目標] 社会学は,社会のしくみや人間関係について探究 する学問である。社会学の基礎的な概念や理論につ いて理解を深め,現代社会における人間関係の諸相 を多角的にとらえる視点を学ぶ。 日常の出来事から社会問題まで偏見や先入観に捉 われずに情報を整理し,論理的に思考できる能力を 養う。 [到達目標] 社会は,人間と人間の関わりから成り立ち,一人 ひとりの人間に還元できないかたちで現れる。一方, 一人ひとりの人間は,そうした人間と人間の関わり のなかで社会的な存在となっていく。社会学の概念 や理論について概説するとともに,身近に観察でき る日常な現象から社会問題まで幅広く取り上げ,人 びとの相互行為や社会の変化について考察する。 [授業計画] 1.社会学とは何か 2.社会的存在としての人間 3.社会的行為とその意味 4.個人・集団・社会 5.自己と他者 6.地位と役割 7.役割演技と役割距離 8.印象管理と儀礼的無関心 9.スティグマとパッシング 10.社会規範と逸脱,ラベリング 11.社会問題の構築 12.物語るという行為 13.行為と社会構造 14.カテゴリー化実践 15.相互行為における秩序 [テキスト] テキストは指定しない。随時,関連する資料を配 布する。 [参考図書・参考資料等] 松田健,2008,『テキスト現代社会学〔第2版〕』 ミネルヴァ書房. 長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志編, 2007,『社会学』,有斐閣. 森下伸也,2000,『社会学がわかる事典』,日本実 業出版社. 森下伸也・君塚大学・宮本孝二,1998,『〔パワー アップ版〕パラドックスの社会学』新曜社. [成績評価の方法] 授業姿勢,授業中の小レポート,および期末試験 (あるいはレポート)によって総合的に評価を行う。 [授業の到達目標及びテーマ] ジェンダー研究の視点から,多様化する人びとの ライフコースと社会の関係について考える。とくに, 家族,労働,医療とのかかわりに焦点をあてながら, 現代社会における諸現象について理解を深める。 [授業の概要] ジェンダー研究をはじめ,家族,労働,医療に関 する研究分野の基本的概念や理論をふまえ,個人と 社会が取り結ぶ関係とその歴史的変化について学習 する。おもに,多くのひとびとが経験する傾向にあ るライフイベント(恋愛,就職,離家,結婚,妊娠, 出産,育児,再就職,離婚,介護など)を中心に, ライフコースの時間軸に沿って関連する諸現象につ いて学ぶ。 その一方で,平均的なライフコースが帯びる規範 性や,生き方の多様性を模索する人びとの存在と社 会の関係についても焦点をあて, 「あたりまえの生 き方」や「ふつうの生き方」といったイメージや常 識を再考できる視点を獲得する。授業のテーマに合 わせて映像資料を視聴することもある。 [授業計画] 1.授業の進め方,イントロダクション 2.ジェンダーの視点 3.ジェンダーをめぐる社会運動と研究活動 4.ジェンダーと家族 5.ジェンダーと「近代家族」 6.ジェンダーとライフコース 7.ライフコースの変化と社会が抱える諸問題 8.働き方とジェンダー 9.恋愛と結婚 10.未婚化社会における親子関係 11.離婚・再婚 12.妊娠と出産 13.高度生殖補助医療と子を持つこと 14.ジェンダーと医療 15.ジェンダーと性別二元社会 [テキスト] テキストは指定しない。随時,関連する資料を配 布する。 [参考図書・参考資料等] 岩上真珠,2007,『ライフコースとジェンダーで 読む 家族〔改訂版〕』有斐閣. 加藤秀一,2006,『知らないとはずかしい ジェ ンダー入門』朝日新聞社. 落合恵美子,2004,『21世紀家族へ〔第3版〕』有 斐閣. [成績評価の方法] 授業姿勢,授業中の小レポート,および期末試験 (あるいはレポート)によって総合的に評価を行う。 −17− 教 養 社会学の世界と歴史 基礎経済学(=経済と生活) 前 期 経済学概論(=現代経済論) 後 期 平野 正樹 2単位 平野 正樹 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 家計と企業・政府との関係を理解する。これによ り,経済問題や財政問題への興味を喚起する。そし て,今後の生き方へのヒントについて自分なりに考 察できるようにする。 [授業の到達目標及びテーマ] 地方自治体(都道府県や市町村)の財政が果たして いる役割を考察することで,日常生活を送るうえで の経済的な課題が浮き彫りになる。そして,このこ とは,経済社会の仕組みをより深く理解することに もつながる。 [授業の概要] 現在,家計は雇用不安や社会保障制度への不安な ど先行き不透明感に見舞われているが,こうした家 計が直面している具体的な不安感の背後にある諸問 題を解説する。併せて,行財政制度の仕組みや問題 点を理解したうえで,政府の果たすべき役割につい ても考えることにする。 [授業の概要] 地方財政の役割を踏まえたうえで,地方自治体の 仕事や税金について考える。道州制などの地方分権 の動きに注目することで,分権化社会の推進と日常 生活との関連を浮き彫りにする。 [授業計画] 1.行き先を見失った日本経済⑴ 2.行き先を見失った日本経済⑵ 3.家計からみた戦後の日本経済⑴ 4.家計からみた戦後の日本経済⑵ 5.豊かさを実感しない家計の存在⑴ 6.豊かさを実感しない家計の存在⑵ 7.家計の経済危機⑴ 8.家計の経済危機⑵ 9.政府の役割 10.政府と家計の借金 11.小さな政府と大きな政府 12.税負担の公平 13.社会保障の財政 14.家計と政府の対応策⑴ 15.家計と政府の対応策⑵ [授業計画] 1.経済の仕組みと財政 2.財政の役割とは 3.財政システムと財政規模 4.地方財政の仕組み 5.地方分権の推進 6.地方公共支出の経済学 7.自治体の歳出構造 8.自治体の歳入構造 9.地方税の原則と地方税体系 10.地方税制度の現状と改革の方向 11.地方交付税の仕組み 12.補助金の仕組み 13.地方債の仕組み 14.公営企業と民間活力 15.分権化社会の意味とは [テキスト] 橘木俊詔 家計からみる日本経済 岩波書店 ISBN4-00-430873-9 [テキスト] 林 宏昭・橋本恭之 入門 地方財政(第二版) 中央経済社 ISBN4-502-64540-0 [参考図書・参考資料等] 特になし。 [参考図書・参考資料等] 特になし。 [成績評価の方法] 期末試験(60%)と小テスト(40%)を目安に成 績を評価する。 [成績評価の方法] 期末試験(60%)と小テスト(40%)を目安に成 績を評価する。 −18− 教 養 前 期 基礎マーケティング論a 後 期 櫻木 理江 2単位 櫻木 理江 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 経営学に興味を持つこと。企業の経営について理 解する上で最低限必要な考え方や分析枠組みを習得 すること。 [授業の到達目標及びテーマ] マーケティングに興味を持つこと。マーケティン グ戦略の策定について理解する上で最低限必要な考 え方や分析枠組みを習得すること。 [授業の概要] 私たちにとって非常に身近な存在である「企業」 が実際にどのように経営されているのか,競争上優 位に立つためにどのような戦略が実行されているの かを具体例を用いながら紹介します。 [授業の概要] 顧客にとって価値のあるものを提供し,その対価 を受け取るために,企業は様々なマーケティング活 動を行っています。企業のマーケティング戦略につ いての考え方について具体例を交えながら紹介しま す。 [授業計画] 1.イントロダクション 2.企業とは何か 3.ミクロ組織論①:従業員のモチベーションを高 めるにはどうすればよいのか 4.ミクロ組織論②:リーダーシップにはどのよう なタイプがあるのか 5.マクロ組織論:組織の設計と組織内の調整はど のように行うのか 6.競争戦略①:産業構造と企業の収益性の関係に ついて考える 7.競争戦略②:組織内部の資源と企業の収益性の 関係について考える 8.マーケティング戦略①:自社の製品・サービス を誰に対して販売するのか 9.マーケティング戦略②:自社の製品・サービス をどのように販売するのか 10.イノベーション①:どうすればイノベーション を起こすことができるのか 11.イノベーション②:イノベーションはどのよう に普及していくのか 12.企業の多角化戦略 13.日本的経営① 14.日本的経営② 15.今までの授業のまとめ [授業計画] 1.イントロダクション 2.マーケティングとは何か 3.ターゲット市場の選定 4.マーケティング・ミックス①プロダクト 5.マーケティング・ミックス②プレイス 6.マーケティング・ミックス③プロモーション 7.マーケティング・ミックス④プライス 8.製品ライフサイクル 9.市場地位別のマーケティング戦略 10.業界の構造分析 11.プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント 12.事業の定義 13.消費者行動 14.ブランド・マネジメント 15.まとめ [テキスト] 特に指定はありません。 [テキスト] 沼上幹(2008) 『わかりやすいマーケティング戦略』 (新版)有斐閣アルマ。 ISBN4641123551 [参考図書・参考資料等] 授業中適宜提示します。 [参考図書・参考資料等] 授業中適宜提示します [成績評価の方法] 不定期に行う小テスト(40%)と期末試験(60%) [成績評価の方法] 不定期に行う小テスト(40%)と期末試験(60%) −19− 教 養 基礎経営論 基礎マーケティング論b (「グローバル・マーケティングとビジネス活動」) 上岡 美保子 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 経済がグローバル化する中,国を超えた企業の活 動に関心を持つこと,その活動を通してマーケティ ングの実際と重要性を理解すること。 金融システムと生活 (「グローバルな視点から世界,日本,岡山を見る」) 上岡 美保子 前 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] スウェーデンを通して世界へ眼を向けることにより,日本のこ れからのあるべき姿を考える。そして今自分がいる岡山の現状を 理解するなかで,グローバルなビジネス・社会環境の中でどのよ うなことができるか自分自身の将来像を描いてみる。 [授業の概要] [授業の概要] 今,企業は好むと好まざるとにかかわらずグロー バル化に直面し,その中でマーケティングの持つ意 味がますます大きくなっています。本講義では企業 のグローバル・マーケティング戦略について具体例 を見ていきながら,その実際が理解できるようをわ かりやすく説明します。 [授業計画] 1.イントロダクション 2.グローバル・マーケティングについて 3.国際経済環境と企業活動 4.ターゲット市場の決定と市場参入 5.マーケティング・ミックス①プロダクト (製品) 6.マーケティング・ミックス②プライス(価格) 7.マーケティング・ミックス③プレイス(流通) 8.マーケティング・ミックス④プロモーション 9.グローバル・ブランドの展開 10.日本企業の国際市場進出―具体例を交えて―① 11.日本企業の国際市場進出―具体例を交えて―② 12.海外企業の日本市場への参入 ―具体例を交えて―① 13.海外企業の日本市場への参入 ―具体例を交えて―② 14.県内企業の海外事業展開における海外戦略 15.まとめ [テキスト] 相原修/嶋 正/三浦俊彦(2009) 『グローバル・ マーケティング入門』日本経済新聞出版社 昨今日本を取り巻く世界経済はFTA,TPPなどの課題に直面 し,日本国内でもデフレ脱却,原発政策,新興国への生産移転な ど様々な問題を抱えている。 視点を国内から世界へ向ける時,スウェーデン・モデルといわ れる福祉・女性の社会進出・働き方など先進的な取り組みを理解 することは,これからの日本の在り方を考える時参考になること が多い。担当者が2008年から2011年までスウェーデン,ストック ホルムに仕事で赴任していたこともあり,現地で経験した事例の 紹介も行いながらジャンルごとに具体的にスウェーデンの現状を 日本との比較の中で把握する。 そして視点をスウェーデンから日本に移し,日本の置かれた昨 今の経済環境を学ぶ。次に我々が今暮らしている岡山が日本の中 でどういうポジションにあるのか,特徴や課題はなにか,県内企 業の動向などを通して把握する。 これらの過程を通して,国際的な活躍の場で求められる人材と 必要とされる知識・技術を自分自身の将来像に重ね合わせて具体 化できるきっかけを掴む。 授業は担当者が講義を行う形式を原則とるが,授業の中で取り 上げるテーマについて意見交換も適宜しながら進める。テキスト は担当者が必要に応じて作成しプリントを配布する。受講者には, アンテナを常に高くあげて,今問題となっているテーマについて 広く情報を集め,自分の考えをまとめる努力を期待する。 [授業計画] 1.オリエンテーション,授業の計画・進め方,何を学んでほし いかの説明,導入 2.スウェーデンの社会・経済・政治などの現状を理解すること により,「日本」を考える(第2回∼8回) ・スウェーデンの歴史的背景と国の特徴,社会の仕組み,政治, スウェーデン人の生き方 ・なぜスウェーデンは高福祉の国になれたのか,それを支える 高負担とはなにか, ・男女平等の社会と高い女性の社会進出,それを支える育児支 援策 ・労働市場の特徴と高い競争力の保持,産業と企業の特徴,日 本との経済関係 ・教育システムと緊密な産学共同 ・高い配慮がなされた環境対策 ・日本はスウェーデンに学ぶことがあるか,あるとすれば何か, 各人が関心を持ったテーマで意見交換をする 9.ジェトロ事業から見た日本の通商政策の変遷 ∼戦後の輸 出振興から輸入促進へ,そして再び輸出の時代へ∼ 10.ジェトロ事業から見た日本の通商政策の変遷 ∼海外進出 支援から対日投資・技術提携支援へ∼ 11.世界経済の加速する連携と厳しさを増す競争の中で日本の在 り方を考える 12.日本の中小企業の海外進出と求められる人材について 13.グローバル化の進む岡山県経済の現状と世界で活躍する県内 企業の動向 14.授業の総復習と意見交換 15.まとめ [テキスト] ☆毎回,必要な資料・レジュメを授業冒頭で配布する [参考図書・参考資料等] 授業中適宜提示します [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 授業態度,リアクションペーパーの提出,期末に はレポート提出 [成績評価の方法] ☆講義の中で随時紹介する 毎回リアクション・ペーパーを配布し,その日の授業内容につ いて簡単なコメント,疑問点,感想などを書いて提出を求める。 これは双方向での理解度確認のためで提出は必須とする。 成績評価は学期末与える課題についてレポートを提出するもの とする。 −20− 教 養 現代日本の企業 後 期 現代都市の魅力診断 前 期 教務委員会 2単位 吉本 勇 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 証券・金融市場関連のテーマを中心とする講義を 通じて,社会・経済の動向に関する見聞を広めると 共に,今後の資産形成・起業の際に必要となる知識 を習得する。 [授業の到達目標及びテーマ] 都市は様々な顔をもっている。そこで何が住民や 観光客を魅了するのかを探ってみる。 [授業の概要] 直接金融への期待が高まる現在,資本市場に求め られる役割とは何か。金融ビッグバン以降,激変す る日本の資本市場の全容と投資とリスク&リターン の考え方,株式投資・債券投資・グローバル証券投 資・分散投資の方法などを実務の観点から解説する。 [授業の概要] 魅力ある都市や街を概観。人々を魅了する理由や その歴史的過程などを追求していき,現在の都市や 街のあるべき姿を考察する。 [授業計画] 1.ガイダンス 2.経済情報事始め 3.金融の仕組み 4.リスク&リターン 5.ポートフォリオの考え方 6.債券入門Ⅰ 7.債券入門Ⅱ 8.株式入門Ⅰ 9.株式入門Ⅱ 10.投資信託入門 11.外国為替のいろは 12.日本株の歴史 13.金融市場のゆくえ 14.投資家心理を学ぶ 15.資産運用とライフプランニング [授業計画] 1.都市の観察や歩き方について 2.地方都市の発展に伴う都市構造の変化 3.大都市の発展に伴う都市構造の変化 4.世界都市東京の魅力ある空間 5.青山・原宿(東京)地域のファッションタウン としての魅力診断 6.銀座(東京・中央区)の近現代史 7.銀座(東京・中央区)の最新事情 8.神戸におけるアーバンツーリズムの実践 9.岡山・倉敷エリアの魅力診断⑴ 10.岡山・倉敷エリアの魅力診断⑵ 11.広域中心都市・仙台(宮城)の魅力診断 12.広域中心都市・名古屋(愛知)の魅力診断 13.地方都市・熊本の魅力診断 14.地方都市・盛岡(岩手)の魅力診断 15.魅力ある都市空間の最新事情 ※講義スケジュールが変更される場合もある。 [テキスト] 適宜プリントを使用する。 [テキスト] アーバンアメニティ研究所編「街は素敵なファッ ションの舞台」たいせい 2,300円 *講義の最初に配布するので,各自購入すること。 ISBN4-924837-11-3 [参考図書・参考資料等] 野村證券投資情報部 編『証券投資の基礎』(丸 善株式会社) 氏家純一 編『日本の資本市場(Japanese Financial Markets)』(東洋経済新報社) [成績評価の方法] 筆記試験による。 [参考図書・参考資料等] *授業で取りあげた都市や街の歴史や現況について 解説している図書や雑誌は講義中に提示する。 [成績評価の方法] 受講態度やテストによる総合評価 −21− 教 養 ブラックボード使用 ブラックボード使用 自然地理学(2年次以上) (気候風土と人間・文化) 芳賀 修 ブラックボード使用 後 期 健康と食品a・b 前 期 2単位 国府島 泉 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 気候と文化や日本とヨーロッパにおける民族文化 の違いなどを通して,自然環境と人間のかかわりに ついて理解を深める。 [授業の概要] はじめに人類の進化と自然環境,気候・地形と文 化などのかかわりを考察する。その後はヨーロッパ の肉食とその文化や思想について著したテキスト 『肉食の思想』の内容に沿って進める。ヨーロッパ の肉食・パン食文化や日本の米食文化が自然環境と どうかかわるのか,比較文化の視点で考察する。 [授業計画] 1.はじめに(ヒトの誕生と自然環境) 2.ヒトの誕生や人種 3.気候と文化 4.気候・地形と暮らし① 5.気候・地形と暮らし② 6.気候・地形と暮らし③ 7.テキスト,ヨーロッパの肉食文化 8.食事様式・食物・食器などの食文化の比較 9.ヨーロッパの気候・農業 10.肉食・パン食文化と米食文化 11.宗教と食のタブー,宗教と動物観 12.動物観,結婚観,人間中心主義(キリスト教) 13.ヨーロッパの都市・庭園(日本との比較) 14.ヨーロッパ人の階層意識・社会意識 15.テキストやヨーロッパと日本との比較文化のま とめ [テキスト] 鯖田豊之『肉食の思想』中公文庫,ISBN4-12-100 092-7 [授業の到達目標及びテーマ] 食の安心・安全をテーマにした授業です。食品を 介して起こる健康障害について最新の知見に基づい て解説し,その予防方法についても言及します [授業の概要] 食品を介して起こる健康障害である感染症・食中 毒・寄生虫症などのほか,環境汚染有害物質による ものなどについて解説します。おそらく皆さんの関 心が高いと思われる食品添加物・農薬・環境ホルモ ン・O157・ノロウイルス・遺伝子組換え食品・狂 牛病などの問題も授業に含まれています。高校で生 物・化学を履修していない学生レベルに合わせた, 日常生活に役立つ授業内容です。 [授業計画] 1.序論,食品衛生とは 2.最近の食品衛生上の問題,食品の規格基準 3.食品衛生微生物 4.食中毒発生状況 5.細菌による食品媒介感染症(サルモネラ属,チ フス菌,赤痢菌など) 6.細菌による食品媒介感染症(腸炎ビブリオ,コ レラ菌,下痢原性大腸菌など) 7.細菌による食品媒介感染症(カンピロバクター 属,ウエルシュ菌,黄色ブドウ球菌など) 8.細菌による食品媒介感染症(セレウス菌,ボツ リヌス菌など) 9.ウイルスによる食品媒介感染症(ノロウイルス など),食品媒介寄生虫症 10.プリオン病,動物性自然毒による食中毒 11.植物性自然毒による食中毒,化学物質による食 中毒,カビ毒,食品の品質低下とその防止法 12.台所などでの食品衛生微生物対策 13.有害物質による食品汚染(重金属,農薬など) 14.有害物質による食品汚染(内分泌攪乱化学物質, 動物用医薬品など),遺伝子組換え食品 15.食品添加物,まとめ [テキスト] 最初の授業で指示します。 『食の安全と微生物 改訂2013年版』 (1,000円程度) *別途販売 [参考図書・参考資料等] 書名が『食品衛生学』 , 『環境衛生学』などで,出版 年ができるだけ最近(少なくとも10年以内)のもの。 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 毎回の授業コメントや筆記小テストそれに授業態 度などの総合評価 [成績評価の方法] 与えられた課題に対して,教科書・ノート・プリ ントを参照してレポートを提出してもらいます。 5回実施しますので,その内容(60%)と提出回数 (40%)で評価します。 −22− 教 養 ブラックボード使用 健康と栄養a・b 後 期 化学の世界と歴史 後 期 国府島 泉 2単位 増田 和文 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 健康を維持・増進するために必須である健全な食 生活を営むには,食品に含まれている栄養素につい て正しい知識を持つことが重要です。栄養素の性質 や体内での役割など栄養学の基礎を解説し,現代の 食生活の問題点についても考えます。 [授業の到達目標及びテーマ] 現代の化学技術は,近代化学の黎明期において多 くの天才・偉才によりなされた画期的な発見・発明 にそのルーツを見ることができる。本講義ではこれ ら化学・薬学・医学に深く関わる歴史上の重要な化 合物がどのようにして発見され,発展してきたかを 概観する。 [授業の概要] 五大栄養素の炭水化物・脂質・たんぱく質・無機 質・ビタミンおよび水・食物繊維などの性質と体内 での役割の解説,日本人の栄養の現状と食生活上の 問題点と改善方法の解説,生活習慣病の現状とその 予防方法の解説をします。高校で生物・化学を履修 していない学生レベルに合わせた,日常生活に役立 つ授業内容です。 [授業の概要] 爆薬として人の命を奪う側面と,心臓病治療薬と して人の命を救う側面を併せ持つニトログリセリン 等々テキストに沿って史実やエピソードを交え講義 を進める。 [授業計画] 1.序論,栄養とは 2.日本人の食事摂取基準と栄養の現状 3.日本人の食生活と健康,肥満 4.食物の消化,食行動異常 5.栄養素の吸収,炭水化物の種類 6.炭水化物の消化,糖尿病 7.炭水化物の代謝と栄養 8.脂質の種類と消化,過酸化脂質 9.脂質の代謝と栄養 10.たんぱく質の種類,消化,代謝 11.たんぱく質の栄養,無機質,骨粗しょう症 12.高血圧,酸性食品とアルカリ性食品,水 13.ビタミン 14.食物繊維,アルコール 15.エネルギー代謝,まとめ [テキスト] 最初の授業で指示します。 『やさしい栄養学 改訂2012年版』(1,000円程度) *別途販売 [参考図書・参考資料等] 書名が『生化学』,『生物化学』,『栄養学』,『栄養 化学』などで,出版年ができるだけ最近(少なくと も10年以内)のもの。 [成績評価の方法] 与えられた課題に対して,教科書・ノート・プリ ントを参照してレポートを提出してもらいます。5 回実施しますので,その内容(60%)と提出回数 (40%)で評価します。 [授業計画] 1.ノーベルが欲しかった化合物(ニトログリセリ ン) 2.生物における右と左の秘密(二種類の酒石酸) 3.漢方薬から覚醒剤(エフェドリンとメタンフェ タミン) 4.結晶化された初めてのホルモン(アドレナリン) 5.ビタミン学のはじまり(オリザニンの発見) 6.化学療法のはじまり(トリパンロート) 化学者が放った魔法の弾丸(スルファニルアミ ド) 7.生命現象解明へのアプローチ(インスリンの正 体) 8.毒ガスから生まれた制がん剤(ナイトロジェン マスタード) 9.解明されたフグ毒の不思議(テトロドトキシン) 10.ヤナギの小枝が痛みを止めた(アスピリン) 11.アスピリンが明かした炎症の謎(プロスタグラ ンジン) 12.視床下部ホルモンをめぐる闘争(TRFとLRF) 13.最長の歴史をもつ医薬品(モルヒネ) 14.脳内にあったモルヒネ様物質(オピオイドペプ チド) 15.遺伝子の正体の解明(DNAの記録⑴) 遺伝子治療へのアプローチ(DNAの記録⑵) [テキスト] 山崎幹夫 著 歴史の中の化合物 −くすりと医療の歩みをたど る− 東京化学同人,4-8079-1267-4 [参考図書・参考資料等] 山崎幹夫 著 『薬の話』『毒の話』(中公新書)他 [成績評価の方法] レポート,講義の受講態度・意欲などに基づき総 合的に評価する。 −23− 教 養 ブラックボード使用 ブラックボード使用 ブラックボード使用 化学と環境問題 前 期 生命機能のシステム 前 期 渡辺 雅彦・平本 一幸・阿蘓 寛明 2単位 小野 浩重 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 私たちの生活になくてはならない化学物質は,同 時に私たちの生存の基本となる環境に大きな影響を 及ぼしている。本授業では,化学物質及び環境に関 する諸問題,両者の関係等についての基本的事項や 考え方を身につけることを目標とする。 [授業の到達目標及びテーマ] からだの構造とそのはたらきについて理解を深め, 毎日の健康維持と生活の質の向上に役立てるととも に,疾患や薬物治療を学ぶ上での基礎知識を身につ けることを目的とする。 [授業の概要] 3人の教員がそれぞれ異なる視点から化学と環境 問題に関する講義を行う。詳細は授業計画を参照す る。 [授業の概要] からだの構造はその機能と結びついている。本講 義では解剖生理学をわかりやすく解説するため,イ ラストや図版を多く用いたテキストを使用するほか, 随時ビデオ学習も取り入れる。講義の最初に前回の 講義内容の小テストを行う。 [授業計画] 1.地球温暖化⑴(渡辺) 2.地球温暖化⑵(渡辺) 3.地球温暖化⑶(渡辺) 4.地球温暖化⑷(渡辺) 5.地球温暖化⑸(渡辺) 6.環境因子と生体⑴(平本) 7.環境因子と生体⑵(平本) 8.環境因子と生体⑶(平本) 9.環境因子と生体⑷(平本) 10.環境因子と生体⑸(平本) 11.化学物質と毒性⑴:カドミウム(阿蘓) 12.化学物質と毒性⑵:ダイオキシン(阿蘓) 13.化学物質と毒性⑶:ヒ素(阿蘓) 14.化学物質と毒性:放射能と放射線⑴(阿蘓) 15.化学物質と毒性:放射能と放射線⑵(阿蘓) [授業計画] 1.オリエンテーション,メタボリックシンドロー ム 2.細胞と組織 3.消化器系 4.血液,造血器,リンパ系 5.循環器系 6.呼吸器系 7.骨格系,筋肉系と運動機能 8.前半(第1回∼第7回)の復習 9.内分泌系 10.神経系 11.感覚器系 12.免疫系 13.腎・尿路系 14.皮膚組織,体温調節 15.生殖器系,後半(第9回∼第15回)の復習 [テキスト] [テキスト] 志村二三夫 解剖生理学 人体の構造と機能 羊土社 9784758108690 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 増田敦子 著 解剖生理をおもしろく学ぶ [成績評価の方法] 3人の教員が独立に評価を行い,合計して総合評 価とする。 [成績評価の方法] 学期末試験の成績(75%),レポート(25%)と する。毎回,形成的評価を目的とした小テストを実 施するが,評価の対象にしない。 −24− 教 養 ブラックボード使用 生命と自然環境 前 期 人体の構造と機能 後 期 平岡 修 2単位 松尾 浩民 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 自然環境の絶え間ない変動の中で進化してきた生 物,あるいはその構成単位である細胞は,高い効率 性とたくましさを兼ね備えた自然の化学工場です。 その細胞の機能を利用したいわゆるバイオと呼ばれ る技術の進展によって我々の生活が随分と豊かに なってきました。本講義では,医薬・食品・環境な どの各分野におけるバイオ技術がいかに我々の生活 の質の向上に貢献しているかを学ぶ。 [授業の概要] 産業革命以降の人間の活動がいかに地球環境を破 壊し危機的状況に至らしめてきたかを学び,その解 決手段の1つとしてのバイオテクノロジーの技術が いかに有望であるかを実例を交えながらパワーポイ ントを用いて紹介する。 [授業計画] 1.バイオテクノロジーの概要:ライフサイエンス とは? 2.生命の誕生と地球の危機 3.地球が抱えている問題点:環境問題,人口爆発, エネルギー問題,食糧問題,医療の問題 4.地球の危機からいかに脱出するか?:エネル ギー問題の解決策 5.地球の危機からいかに脱出するか?:食糧問題 の解決策 6.地球の危機からいかに脱出するか?:環境問題 の解決策 7.地球の危機からいかに脱出するか?:医療問題 の解決策 8.地球の危機からいかに脱出するか?:蚊の科学 9.地球の危機からいかに脱出するか?:蚊が媒介 する病気をいかにくい止めるか? 10.オールドバイオテクノロジーから学ぶこと:発 酵とは? 11.醸造における微生物の役割と生物反応 12.三大醸造法 13.日本酒の造り方:原料の準備,仕込み(並行複 発酵法) 14.日本酒の造り方:熟成 15.良い日本酒をつくるための工夫:技,米,水の重 要性,ニューバイオテクノロジーの醸造への応用 [テキスト] パワーポイントやプリント配布により授業を行う。 [授業の到達目標及びテーマ] 正常時における人体の構造および機能についての 基礎知識を習得することを目標とする。併せて,疾 病に伴う構造や機能の変化について理解する。 [授業の概要] ヒトは誰しも病気には罹りたくなく,病気に罹っ た場合は早く治したいと願う。そのためには病気の 予防および治療に関わる事柄を知る必要があり,人 体の構造と機能について学ぶことは重要な位置を占 めている。なぜならば,正常な人体の仕組みを学ぶ ことによって,人体の病的状態を理解することがで きるからである。以上を踏まえ,本講義では以下に 示す人体の構造および機能の修得に取り組む。 [授業計画] 1.総論 2.細胞と組織 3.骨格系 4.筋肉系 5.感覚器系 6.循環器系 7.血液・リンパ系 8.呼吸器系 9.消化器系 1 10.消化器系 2 11.泌尿器系 12.内分泌系 13.生殖器系 14.中枢神経系 15.末梢神経系 [テキスト] 高野廣子 解剖生理学 南山堂 525-60081-0 C3047 [参考図書・参考資料等] 授業の中で知らせる。 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 毎回,講義の終わりに課題をレポートにまとめ提 出。期末試験の成績と15回のレポートの内容を総合 して評価する。 [成績評価の方法] 授業毎に行う小テストの成績で総合的に判定する。 −25− 教 養 ブラックボード使用 ブラックボード使用 生命機能のプログラム (命と病) 末丸 克矢 前 期 生命と生活の化学 後 期 2単位 山川 直樹 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 遺伝子の情報に基づいて様々な機能に専門化した 細胞が作られ,その細胞の機能的集合体が臓器とな る。ヒトの生命活動を維持する機序と疾病との関連 について学ぶ。 [授業の到達目標及びテーマ] 生命体であるヒトは,高度に組織化された化合物 の集合体と考えることができる。また,ヒトは様々 な天然の化合物と合成された化合物に囲まれて生活 している。本講義では,ヒトが生きていく上で重要 な事柄を化学の観点から分析・解釈することで,生 命と生活を化学的にとらえる方法を身につけること を目指す。 [授業の概要] 遺伝子と臓器を切り口として,できるだけ分かり やすく生命機能の巧みな仕組みを紹介し,疾病との 関係について講義する。 [授業の概要] 本講義では,生命の謎や不思議,生活物質の本質 も化学の目を通して眺めれば,全体がずっと単純で 理解しやすくなることを知るために,⑴生命をつく る分子,⑵生命は活動・連続する,⑶生命を護るた めの化学,⑷生活の物質と化学,を中心に学ぶ。 関連項目についての ⅤISUALEARN動画も適所 で利用して理解度を深める。また,並行して毎授業 で関連演習問題を考察して応用力を養う。 [授業計画] 1.生命とは何か 2.老化と寿命 3.体内時計と時計遺伝子 4.がんと遺伝子 5.細菌・ウイルスと遺伝子∼感染症との闘い 6.眼の病 7.骨の病 8.薬物依存と心の崩壊 9.呼吸器の病 10.心の病∼ストレスとうつ病 11.心を読む遺伝子 12.生活習慣病∼肥満と糖尿病 13.生活習慣病∼高血圧と腎臓病 14.記憶と認知症 15.科学と生命倫理 [授業計画] 1.生命の謎を化学で解き明かす;細胞は生命の小箱 2.生命をつくる分子たち 1 3.生命をつくる分子たち 2 4.エネルギーは生命を支える 5.生命を維持するための機能 6.核酸は遺伝情報を担う 1 7.核酸は遺伝情報を担う 2 8.生命の旅立ちから終わりまで 9.ヒトは生命を採れるのか 10.生命を護るしくみ 11.病気の化学 12.生命と環境 1 13.生命と環境 2 14.生活の物質と化学 15.高分子化合物と生活物質 学期末最終試験 [テキスト] 教科書は特に設けない。適宜プリント資料を配布 する。 [テキスト] 斎藤勝裕,尾崎昌宣 生命化学 東京化学同人 9784807914852 補足資料と演習問題のプリントも配付,併用する。 [参考図書・参考資料等] 講義中に指示する。 [参考図書・参考資料等] 渡辺 啓著 「日常の化学」(サイエンス社) [成績評価の方法] 課題レポートへの取り組みと学期末試験の成績で 評価する。 [成績評価の方法] 毎授業終わりに提出するレポート(当日の授業内 容に関する課題;40%)と学期末最終試験(60%) で評価する。 −26− 教 養 病気と環境 後 期 いきものと物質 後 期 齋藤 啓太 2単位 江川 孝・島田 憲一 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 社会発展に伴う栄養改善,抗生物質の開発等よっ て克服できたかに見えた健康上の諸問題も,生活習 慣病,鳥インフルエンザ,多剤耐性菌に象徴される ように,新たな問題として存在している。また,科 学・工業の発達により自然界には存在しなかったも のが出現するようになり,特異的な病気が発生し社 会問題となってきた。本講義では環境要因による健 康への影響を理解する。 [授業の到達目標及びテーマ] 本授業の到達目標は,高校で「生物」を履修して いない学生が大学の専門教育を受けるための基礎学 力を習得することである。生物や生命現象に関する 問題を取り上げ, “いきもの”に対する関心や探求 心を高めて生物学的に探求する能力を育てることに より,生命の基本的な原理・原則を理解してもらう。 [授業の概要] 前半では,公害,事件・事故などによる健康被害, 生活習慣病などについても概説し,健康とは何かに ついて生化学的な講義を行う。後半は近年の環境要 因の疾病について理解を深めることを目的とする。 [授業の概要] 本講義は,生物の成り立ち,生物を形作る物質や その働きを理解するために, “いきもの”の多様性 について,分子レベルから細胞レベル,細胞レベル から個体レベルへと展開しながら行う。 [授業計画] 1.公害と健康障害 2.事件・事故による健康障害(社会問題) 3.事件・事故による健康被害(食中毒) 4.放射線による健康被害 5.生活習慣病 6.喫煙 7.食事と健康① 8.食事と健康② 9.微量栄養素と健康 10.アレルギー 11.感染症① 12.感染症② 13.薬害 14.ストレスとうつ 15.まとめ [授業計画] 1.いきものの定義 −イントロダクション− 2.細胞の構造と働き 3.細胞の増殖 4.生殖と発生 5.細胞分裂 6.遺伝 7.生命の設計図 −DNA− 8.設計図の解読 −mRNA− 9.生命活動としての化学反応 10.酵素のちから 11.生体防御のシステム −免疫− 12.生体内の輸送システム −血液− 13.いきもものの恒常性 −ホルモン− 14.ヒトと環境 15.生物の多様性 [テキスト] 適宜,資料を配布する。 [テキスト] 朝 倉 幹 晴『 休 み 時 間 の 生 物 学 』 講 談 社 4-06155701-7 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて講義のなかで紹介する。 [参考図書・参考資料等] 吉 田 邦 久『 好 き に な る 生 物 学 』 講 談 社 4-06153432-7 [成績評価の方法] 受講態度と,各授業におけるレポートなどから総 合的に評価する。 [成績評価の方法] 受講態度,小テストならびに終講テストにより総 合的に評価する。 −27− 教 養 ブラックボード使用 ブラックボード使用 くすりと社会 (薬と社会の関係を理解) 手嶋 大輔 ブラックボード使用 前 期 コンピューターリテラシーa・b 前 期 2単位 森田 香苗 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 薬の必要性と存在意義,作用機構,新薬開発,医 療現場,薬物乱用,薬害等を通して,薬と社会の関 係を理解する。 [授業の到達目標及びテーマ] 大学での学習に必要なコンピューターの知識およ び技能を習得します。Windowsの基本操作,イン ターネットやメールの使い方,ソフトウェアの基本 的な利用方法についても学習します。 [授業の概要] 1.薬物作用の基本,2.新薬の開発,3.医薬 品産業,4.薬が作用するしくみと病気の治療,5. 医療現場,6.薬の副作用・薬害,7.薬事行政 など。 [授業の概要] インターネット・メールの利用と,ワープロソフ ト(Word),表計算ソフト(Excel),プレゼンテー ションソフト(PowerPoint)を使用して学習します。 [授業計画] 1.薬物作用の基本:疾患とくすり 2.新薬の開発:新しい薬の開発について 3.新薬の開発:治験について 4.医薬品産業:医薬品の生産・流通等 5.薬が作用する仕組みと病気の治療 薬の生体内運命 脳疾患治療薬,生活習慣病関連薬等 6.薬が作用する仕組みと病気の治療 高血圧症と薬,自律神経に作用する薬物など 7.医療現場:病院・薬局 8.医療現場:今日の医療とくすり(チーム医療等) 9.医療現場:今日の医療とくすり(地域医療等) 10.薬の副作用・薬害(医薬品情報とは何か?) サリドマイド,ソリブジン,血液製剤等 11.薬物の乱用 12.薬が作用する仕組みと病気の治療 心の病気と薬 13.薬事法などの法律:医療保険制度 14.薬が作用する仕組みと病気の治療 脳から末梢の生体の仕組みと薬(自律神経に 作用する薬物など) 15.健康食品と薬 [授業計画] 1.コンピューターのログイン,パスワードの変更 と作成方法,インターネットのセキュリティ, ブラックボードの使用方法 2.インターネットの利用,G-mail,Windowsの基 本操作,文字の入力(タッチタイピング) 3.インターネットの利用,電子メールの利用,情 報の取り扱い,ファイルの管理 4.Wordの基本操作,基本的な文書の作成 5.図や表の挿入 6.印刷,表現力をアップする機能 7.Wordの便利な機能 8.Excelの基本操作,表の作成 9.表の編集,印刷 10.グラフの作成 11.データベースの操作 12.PowerPointの基本操作,プレゼンテーション の作成 13.オブジェクトの挿入,特殊効果,スライドショー の実行,印刷 14.総合演習(PowerPoint) 15.総合演習(Word/Excel) [テキスト] 日本薬学会 編 『薬学と社会』 (東京化学同人) ISBN 4-8079-1466-9 C3347 また,その都度プリント等を使用する。 [参考図書・参考資料等] 田中越郎 著 『イラストでまなぶ薬理学』 (医学書院)ISBN 4-260-33314-3 C3047 『薬学概論 改訂第4版』 (南江堂)ISBN4-524-40218-7 C3047 斉藤勝裕・尾崎昌宣 著 『生命科学』 (東京化学同人) また,その都度紹介する。 [成績評価の方法] 筆記試験の結果などで評価する。 [テキスト] 富士通エフ・オー・エム株式会社 情報リテラシー FOM出版 978-4-89311-877-6 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 課題提出,試験(筆記および実技),授業態度で 総合的に評価する。 −28− 教 養 情報と社会a・b (情報社会の問題点を探ろう) 中西 裕 ブラックボード使用 前 期 後 期 2単位 情報と表現 (情報発信を学ぼう) 中西 裕 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 情報社会を「主体的に」生きていくために必要な 見識を得る。社会の情報化が人類に何をもたらした か,情報社会をよりよいものにするために何が必要 かを自ら考えることができるようになる。ネットの 安全な利用法を知る。 [授業の到達目標及びテーマ] ・情報の発信に関する技能を習得し,パソコン利用 の「底力」というべき能力を養う。 ・情報発信に際して必要となる,他者の権利や情報 の価値への配慮などの見識を得る。 ・サブカルチャーを含めた,ネット上の新しい表現 活動について知り,文化の創造について考えられ るようになる。 ・情報社会を能動的に生きる態度を養う。 [授業の概要] テレビニュースや新聞記事,インターネットなど の媒体を使い,ツイッターの問題発言や個人情報保 護,著作権といった最新の話題を取り上げて,その 社会的・技術的背景を学んでいきます。大教室での 講義形式ですが,携帯電話やスマートフォンで受講 者のレスポンスを得てオンラインディスカッション につなげるなど, 「聞く」だけの授業ではありません。 [授業の概要] 実際にパソコンを操作しながらマルチメディア表 現の技能を習得するとともに,著作権・肖像権など 情報発信に必要な法制を学びます。また,「ニコニ コ動画」などで行われている個人による表現活動を 取り上げ,新しい時代の表現のあり方について考え ます。 後半は,各自が動画や音楽,アニメーションなど のマルチメディア作品を企画し,実際に制作します。 [授業計画] 1.ガイダンス 2.情報社会とは何か 3.情報社会の人間関係 4.利便性と安全性 5.個人情報保護 6.コンピュータの歴史 7.ロボットの進化と人工知能 8.デジタルとアナログ 9.情報の量と単位 10.コンピュータの仕組み 11.ネットワークの基礎 12.「知る権利」と「プライバシー」 13.著作権 14.情報セキュリティ 15.まとめ [授業計画] 1.ガイダンス 表現メディアとしてのパソコン 2.アニメーション技術の歴史と動画投稿文化 3.「ボーカロイド」の登場 4.虚構と現実(表現の場としての「2ちゃんねる」) 5.情報のデジタル化 文字・音声・画像 6.表現行為と法規制⑴著作権 7.表現行為と法規制⑵肖像権・名誉毀損 8.作品制作の企画 9.表現技法の習得⑴動画の制作 10.表現技法の習得⑵音楽の制作 11.表現技法の習得⑶アニメーションの制作 12.作品制作⑴構成と素材の作成 13.作品制作⑵コンテンツの作り込み 14.作品制作⑶自己評価と改善 15.作品発表と相互評価 [テキスト] 『考える情報学』(中西裕編著,樹村房,¥2,100) ISBN978-4-88367-215-8 教科書は「情報と文化」 「情報と表現」と共通です。 2012年度に購入済の人はそのまま使えます。 [参考図書・参考資料等] ・『第三の波』 (A・トフラー,徳岡孝夫監訳,中公 文庫) ・ブラックボードの「就実情報モラルコース」も本 科目の格好の参考資料となります。 [成績評価の方法] 予習復習等の実施状況やオンラインディスカッ ションなど積極的な参加姿勢を約50%,定期試験を 約50%として評価します。 [テキスト] 『考える情報学』(中西裕編著,樹村房,¥2,100) ISBN978-4-88367-215-8 教科書は「情報と文化」 「情報と社会」と共通です。 2012年度に購入済の人はそのまま使えます。 [参考図書・参考資料等] 科目の性格上,主としてオンラインリソースを活 用します。 [成績評価の方法] 授業内容の理解を約30%,提出作品の評価を約 70%として評価します。 −29− 教 養 ブラックボード使用 ブラックボード使用 情報と文化a・b (情報検索を学ぼう) 中西 裕 ブラックボード使用 前 期 後 期 情報処理演習1w・x(初等) 前 期 2単位 入江 真由美 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ・インターネット上の情報検索の技能を身に付け, 大学での学びの基礎力を養い,文化的な意味での 生活の質を向上させる。 ・「信頼できる情報」を見極める方法を習得する。 ・文化的情報資産について,適切なデータベースと 検索方法を選択することができるようになる。 ・メディアリテラシーを養う。 [授業の概要] 前半は,サーチエンジンや各種オンラインデータ ベースの利用法と特性を概観し,情報検索の実務を 体験的に学習します。その過程で,ネット上の情報 の信頼性を見極める具体的な方法を学んでいきます。 最後に,各自がテーマを設定して,そのテーマに 関する調べものガイドのパンフレットである「パス ファインダー」を制作します。 [授業計画] 1.ガイダンス 2.Web検索とサーチエンジン 3.Wikipediaの特性と問題点 4.Web検索課題 基礎編 5.Web検索課題 応用編 6.オンラインデータベース 7.文学とテキストデータベース 8.メディアリテラシー 9.オンラインデータベース検索課題 基礎編 10.オンラインデータベース検索課題 応用編 11.パスファインダー制作⑴テーマ設定 12.パスファインダー制作⑵オンラインリソースの 探索 13.パスファインダー制作⑶図書館の利用 14.パスファインダーの発表と相互評価 15.まとめ [授業の到達目標及びテーマ] 「将来の仕事に役立つソフトウェアの技能を身に つけること」を目的とし,WordやExcelの豊富な機 能を使い,ビジネスで活用できるレベルの技術を習 得します。機能習得のみでなく,実際に仕事の場面 でよく利用される題材を使い,作成する過程を実践 します。 [授業の概要] Microsoft Word, Excelを 使 用 し て 学 習 し ま す。 Excelを初めて使う人にもわかるように,基礎の復 習から始めます。 [授業計画] 1.コンピュータのログイン,パスワード変更と作 成方法,文字の入力 2.クリップアートやワードアートを使用した効果 的な文書の作成 3.異なる書式の文書の挿入,段組の設定,書式の スタイル登録 4.オートシェイプを使った図形の作成 5.差し込み印刷,フォームを利用した文書の作成, テンプレートの保存 6.長文作成(アウトライン機能,目次作成,検索・ 置換・文章の校正) 7.ビジネス文書とは,ビジネス文書の基本形の確 認 8.報告書の作成,案内状の作成 9.回覧表の作成,地図の作成 10.Excelの基本操作の確認 11.関数を使用した表作成 12.データ参照関数,条件付き書式の設定,入力規 則の設定 13.複数シートの操作,シート間での集計,データ の統合 14.データベース機能の概要(並べ替え・抽出) 15.複合グラフの作成,補助円グラフ付円グラフの 作成 [テキスト] 『考える情報学』(中西裕編著,樹村房,¥2,100) ISBN978-4-88367-215-8 教科書は「情報と社会」 「情報と表現」と共通です。 2012年度に購入済の人はそのまま使えます。 [テキスト] 杉本くみ子,吉田栄子 「30時間アカデミック 情報基礎 Word & Excel 2010」 ISBN978-4-407-32258-3 [参考図書・参考資料等] 科目の性格上,主としてオンラインリソースを活 用します。 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] レポート(パスファインダー)約60%,授業中の 小課題や授業態度約40%で評価します。 [成績評価の方法] 演習課題,実技試験,授業態度で総合的評価をす る。 −30− 教 養 ブラックボード使用 情報処理演習1y・z(心理) 前 期 情報処理演習2a∼d 後 期 森田 香苗 2単位 森田 香苗 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 「将来の仕事に役立つソフトウェアの技能を身に つけること」を目的とし,ビジネスで活用できるレ ベルの技術を習得します。メールの使い方について も学習します。 [授業の到達目標及びテーマ] Excelの豊富な機能を使い, 「将来の仕事に役立つ ソフトウェアの技能を身につけること」を目的とし, ビジネスで活用できるレベルの技術を習得します。 また,PowerPointを活用した効果的な提案資料の 作成を習得します。 [授業の概要] Word,Excel,PowerPointを使用して学習します。 [授業の概要] Excel,PowerPointを使用して学習します。情報 処理演習Ⅰを履修していなくても履修可能です。 [授業計画] 1.コンピューターのログイン,パスワードの変更 と作成方法,インターネットのセキュリティ, ブラックボード 2.G-mail,ファイルの管理 3.Wordの基本操作,基本的な文書の作成 4.図や表の挿入,印刷 5.表現力をアップする機能 6.長文機能,校閲 7.Excelの基本操作,表の作成 8.表の編集,印刷 9.グラフ作成 10.データベースの操作 11.関数 12.ユーザー定義の書式設定,条件付き書式 13.複数のシートの操作,ピボットテーブル 14.PowerPointの基本操作,プレゼンテーション の作成 15.さまざまなオブジェクトの挿入,特殊効果,ス ライドショーの実行 [授業計画] 1.Excelの基本操作(復習) ,関数の基本,名前の 定義,別ブックのシートの複写 2.実務文書の作成1(論理関数,検索/行列関数) 3.実務文書の作成2(文字列操作関数) 4.実務文書の作成3(ユーザー定義の書式設定, 文字列操作関数) 5.実務文書の作成4(外部データの取り込み,統 計関数,数学/三角関数) 6.実務文書の作成5(文字列操作関数,数学/三 角関数) 7.実務文書の作成6(文字列操作関数) 8.実務文書の作成7(文字列操作関数,重複デー タの削除,ブックへのパスワード設定) 9.実務文書の作成8(統計関数) 10.実務文書の作成9(日付/時刻関数,シートの 保護) 11.実務文書の作成10(検索/行列関数,日付/時 刻関数,ブックの保存形式) 12.PowerPointの基本操作,プレゼンテーション の作成 13.訴求力のあるスライドの作成(図形,表) 14.訴求力のあるスライドの作成(グラフ,図解, アニメーション),配布資料 15.総合演習(スライドの作成) [テキスト] 富士通エフ・オー・エム株式会社「情報リテラシー」 (FOM出版,ISBN:978-4-89311-877-6) [テキスト] 富士通エフ・オー・エム株式会社 Microsoft Excel 2010 ビジネス活用編 関数テク ニック FOM出版 978-4-89311-924-7 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 課題提出,試験(筆記および実技),授業態度で 総合的に評価する [成績評価の方法] 課題提出,試験(筆記および実技),授業態度で 総合的に評価する −31− 教 養 ブラックボード使用 ブラックボード使用 ブラックボード使用 スポーツと健康a・b 前 期 片山 敬子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 一人一人が自分なりのスポーツ観や健康観を創り 上げることをテーマとし,スポーツや健康について の様々な知識を得ることで,自身の生活の中にス ポーツが浸透し,今以上に健康的で活力あるライフ サイクルを獲得することを目標とする。 [授業の概要] 本講義は,誰もが健康で生き生きとした生活を送 るために知っておくべき基本的な知識を学ぶ。特に, からだの知識や生活習慣,環境などの身近な話題を 基に,スポーツや運動の持つ重要な役割について一 緒に考える。 授業の最後には,現在の生活を振り返りながら, 今後の健康ライフマネジメントマップを作ることを テーマとしてレポートをまとめる。 [授業計画] 1.スポーツ科学と健康科学 2.健康と生活習慣 3.からだの発育発達・加齢老化 4.健康と食事:理想的な食事とは 5.スポーツと食事:サプリメントの効果は? 6.健康と環境 7.スポーツと薬物乱用 8.健康とこころ 9.スポーツと休養 10.健康と養生 11.体力とは 12.運動神経とは 13.スポーツの歴史 14.障がい者スポーツ 15.スポーツと健康の生涯プラン [テキスト] なし。毎回配布する資料に沿って,講義とグルー プワーク等で理解を深める。授業後には,学習内容 を小レポートにて提出する。 [参考図書・参考資料等] ・石井喜八他『運動生理学概論』(大修館書店) ・出村慎一他『健康・スポーツ科学講義』(株式会 社杏林書院) ・安部孝他『これからの健康とスポーツの科学』 (講 談社サイエンティフィック) ・日本養生学会『健康な体の基礎∼養生の実践∼』 (市村出版) [成績評価の方法] 毎 回 の 学 習 確 認 レ ポ ー ト(40%) ,期末試験 (40%),ライフマネジメントマップ提出(20%)で 評価する。 スポーツと社会 (諸外国とのスポーツ比較) 山下 立次 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 北欧福祉社会のスポーツ組織・施設の構造と機能, 人々のスポーツとのかかわりについて,わが国のス ポーツ環境と比較検討するなかで考察する。また, スポーツに関する身近な諸問題,健康・ダイエット, 救急処置の方法などについて,グループで調査・研 究発表する。 [授業の概要] 授業の前半は,北欧を中心とした諸外国のスポー ツ事情と我が国におけるスポーツ環境を比較検討す る。後半は,抽選で決定したテーマを各グループで 情報収集および調査し発表する。 [授業計画] 1.ガイダンス 2.体育・スポーツ・遊びとは何か。 3.北欧の国々の生活・スポーツ(VTR:白夜の 国スカンジナビア) 4.北欧(ヨーロッパ)のスポーツクラブ(研究テー マ発表&抽選) 5.北欧のスポーツ施設 6.北欧の自然・福祉社会とスポーツ 7.*J2観戦の予定あり(日程は未定) 8. 9. 10. グループ研究発表 11. ⇨ (テーマは抽選で決定) 12. 13. 14. 15.まとめ [テキスト] プリント資料配布 [参考図書・参考資料等] 北欧のスポーツ(道和書院) [成績評価の方法] *毎回の授業で内容及びポイントの理解,ミニレ ポートの提出。 *研究発表の内容,発表のし方,態度。 上記の内容を主に総合的に評価する。 −32− 教 養 高田 哲史 前 期 1単位 スポーツ1w(初等) (テニス&バレーボール) 枝松 三佳 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] スポーツを通じて自分の身体(からだ)の在り方 を意識し,生涯スポーツ・運動の基礎を作る。 そのために, (1)身体の健康安全に配慮できる(2) 身体の動きをコントロールできる(3)社会的な身 体(社会的態度としての身体)を意識できる,とい う3つの目標をかかげ学習する。 [授業の到達目標及びテーマ] 各種目の基本技能を習得し,生涯にわたりスポー ツに親しむ上で必要な基本的能力の維持・増進に努 める。仲間と共にプレーする楽しさ喜びを共感し合 う。 [授業の概要] テニス,バドミントンの講義及び実技を行う。 [授業の概要] テニスはテニスコート,バレーボールは体育館ア リーナで実施し,テニスについては天候により場 所・種目変更あり。授業の詳細はオリエンテーショ ンで説明する。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.テニス講義①,グループ分け,基本技術練習, ダブルスゲーム 3.テニス講義②,基本技術練習,ダブルスゲーム 4.テニス講義③,基本技術練習,ダブルスゲーム 5.テニス講義④,基本技術練習,ダブルスゲーム 6.テニス講義⑤,グループ分け,ダブルスゲーム 7.テニス講義⑥,ダブルスゲーム 8.テニス講義⑦,ダブルスゲーム 9.バドミントン講義①,グループ分け,基本技術 練習,シングルスゲーム 10.バド講義②,基本技術練習,シングルスゲーム 11.バド講義③,基本技術練習,シングルスゲーム 12.バド講義④,基本技術練習,シングルスゲーム 13.バド講義⑤,グループ分け,ダブルスゲーム 14.バド講義⑥,ダブルスゲーム 15.バド講義⑦,ダブルスゲーム [テキスト] 適宜プリント資料を配布する。 [注意事項] *スポーツのできる軽快な服装に着替えて出席する こと。(下は必ずジャージを着用すること)また, 運動靴,筆記用具などを準備すること。 *配布するプリント(A4たて)をファイルできる ものを準備してもらう。 *第1回から第8回まではテニスコートに,運動靴 で,第9回から第15回まではアリーナに体育館シ ューズを準備して集合すること。 *雨天の場合,場所・内容が変更になることがある。 *ラケットなどは準備するが,各自の用具を使用し てもよい。 [成績評価の方法] 毎回の活動状況と,小テスト及びレポートにより, 総合的に評価する。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.テニス(フォアハンド,バックハンド) 3.テニス(ボレー・スマッシュ) 4.テニス(サーブ,ダブルスルール) 5.テニス(ゲーム:個人戦) 6.テニス(ゲーム:団体リーグ戦) 7.テニス(ゲーム:団体リーグ戦) 8.テニス(ゲーム:団体リーグ戦) 9.バレーボール(オーバー・アンダーパス) 10.バレーボール(レシーブ・アタック・サーブ) 11.バレーボール(ゲーム) 12.バレーボール(ゲーム) 13.バレーボール(ゲーム) 14.バレーボール(ゲーム) 15.バレーボール(ソフトバレーボール) [テキスト] [注意事項] [成績評価の方法] レポート2回提出(テーマは授業時に発表) 出席状況・技術・授業態度(積極的な行動:準備・ 片付け・仲間との協力等) −33− 教 養 スポーツ1v(初等) (テニス・バドミントン) ブラックボード使用 スポーツ1x(初等) (球技&フィットネストレーニング) 片山 敬子 ブラックボード使用 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 「スポーツ活動を楽しむ」をテーマに,球技とし てテニス,バスケットボール,バレーボール及び フィットネストレーニングの基本を学び,実践する。 実践の中で,仲間との楽しみも体感する。また, 「生 涯スポーツ」として将来,積極的に楽しみ,実践で きる能力を身につけることを目標とする。 [授業の概要] 授業の前半はテニスとフィットネストレーニング, 後半は球技を3種目行う。テニスはテニスコート, フィットネストレーニングはトレーニングルーム, 球技は体育館2階アリーナで実施する。 授業はオール出席が望ましいが,やむを得ず欠席 する場合は,事前もしくは友人に連絡すること。た だし5回以上欠席がある場合は評価しない。 [授業計画] 1.授業の進め方,テニスの基礎知識(講義室) 2.テニスになれる 3.ストロークとサーブ 4.ダブルスゲーム① 5.ダブルスゲーム② 6.フィットネストレーニングについて 7.手軽にできるトレーニングの方法 8.バスケットボール① 9.バスケットボール② 10.バスケットボール③ 11.フットサル① 12.フットサル② 13.バレーボール① 14.バレーボール② 15.まとめ [テキスト] プリント資料配布 [注意事項] 1回目の講義は体育館講義室にて実施。 2回目以降は,適宜指示する。運動できる服装で 参加すること。 [成績評価の方法] ・レポート:2回レポート提出(球技,トレーニン グに関するもの)。 ・積極的行動:積極的な行動,仲間との協力(準備・ 片付けも含む)。 スポーツ1y・z(心理) (バレーボール・フィットネス・卓球) 桑原 和美 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] チームスポーツ,個人スポーツ,フィットネスと いった異なる運動様式を体験し,それらの特徴,基 本技術,ルール,マナーへの理解を深める。自ら考 え,問題解決やチームワークの向上に取り組む態度 を培う。 [授業の概要] バレーボールではグループワークを積極的に取り 入れ,自らの力でチーム力を高める練習・工夫をす る。フィットネスはトレーニングマシンの正しい使 用法を身につけ自分の身体・健康に対する理解・関 心を深める。また小スペース,少人数で誰もが簡単 にできる生涯スポーツの例として卓球を行う。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.バレーボール(チーム作り・ボール慣れ) 3.バレーボール(基本のパス・ミニゲーム) 4.バレーボール(パスを連続させる) 5.バレーボール(チーム力を高める) 6.バレーボール(問題発見と解決) 7.バレーボール(問題発見と解決) 8.バレーボール(バレーボール大会の企画と実施) 9.フィットネス(身体とこころのウォームアップ) 10.フィットネス(有酸素系マシンの特徴と使い方) 11.フィットネス(無酸素系マシンの使い方) 12.フィットネス(様々なプログラムを経験する) 12.卓球(ラリーを続ける) 13.卓球(シングルスゲームをする) 14.卓球(ダブルスゲームをする) 15.授業のまとめ [注意事項] 1回目のオリエンテーションは普段の服装,筆記 用具持参で,事前に掲示版に指示された場所に集合。 初回を欠席するとチーム編成ができないので休まな いこと。やむを得ず欠席の場合には事前に連絡する。 体操服の指定はないので,高校までのものを使用 して構いませんが,体育の授業にふさわしい服装で あることが大切です。また運動用体育館シューズが 必要です。 [参考図書・参考資料等] 授業時に必要に応じて紹介する。 [成績評価の方法] 普段の授業態度,レポート,チーム力向上・企画 などへの積極的な姿勢によって総合的に評価する。 −34− 教 養 スポーツ3a (バスケットボール) 片山 敬子 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] バスケットボールの基本的なルールを習得すると ともに,瞬発力,敏捷性,持久力等,個人の運動能 力の向上を図る。また,チームの一員としての責任 感及びチームメイトとの連帯感を高めながらチーム スポーツに求められるコミュニケーション能力の向 上を図るなど,社会性の獲得を総合的な目標とする。 [授業の概要] 講義1回目は,講義室での説明を行う。2回目以 降は,体育館を使用し,バスケットボールを実施す る。 授業はオール出席が望ましいが,やむを得ず欠席 する場合は事前もしくは友人に連絡すること。ただ し,5回以上の欠席がある場合は評価をしない。 (定員30名) スポーツ3b (バレーボール) 枝松 三佳 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] バレーボールの基本技能を習得し,生涯にわたり スポーツに親しむ上で必要な基本的能力の維持・増 進に努める。集団でプレーする楽しさ喜びを共感し 合う。 [授業の概要] 体育館アリーナで実施する。ソフトバレーなど異 なった種類のボールにも触れてみる。授業の詳細は オリエンテーションで説明する。 [授業計画] 1.バスケットボールとは(講義室) 2.鬼ごっことボールを使ったゲーム 3.ボールになれる①(ハンドリング,ボールゲーム) 4.ボールになれる②(ゴール型のボールゲーム) 5.バスケットボールのスキル① (ドリブル+シュート) 6.バスケットボールのスキル② (ルールを理解しながらのパスゲーム) 7.バスケットボールのスキル③ (オフェンスのパターン) 8.バスケットボールのスキル④ (ディフェンスのパターン) 9.バスケットボールのスキル⑤ (ファストプレーのパターン) 10.グループ別対抗リーグ戦(記録) 11.グループ別対抗リーグ戦(記録) 12.グループ別対抗リーグ戦(記録) 13.グループ別対抗リーグ戦(記録) 14.グループ別対抗リーグ戦(記録) 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.ルール説明,オーバーパス・アンダーパス 3.レシーブ,アタック,サーブ 4.チーム練習 5.チーム練習 6.ゲーム 7.ゲーム 8.ゲーム 9.ゲーム 10.ゲーム 11.ゲーム 12.ソフトバレーボール(ボール慣れ) 13.ソフトバレーボール 14.ソフトバレーボール 15.まとめ [テキスト] プリント資料配布 [テキスト] [参考図書・参考資料等] ・日本バスケットボール協会/バスケットボール指 導教本/大修館書店 ・井上雄彦/スラムダンク/集英社 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] ・レポート3回(テーマは授業で発表) ・積極的行動:積極的な行動,仲間との協力(準備・ 片付けも含む)。 ・技能と理論の習得:テーマと理論を理解し努力す ること。 [成績評価の方法] レポート1回提出(テーマは授業時に発表) 出席状況・技術・授業態度(積極的な行動:準備・ 片付け・仲間との協力等) −35− 教 養 ブラックボード使用 スポーツ3c(人・教・薬) (スクーバ・ダイビング) 山下 立次 前 期 1単位 スポーツ4a (卓球) 枝松 三佳 後 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] スクーバ・ダイビングに関する基礎知識,基本技 能を習得し,安全に水中を遊泳できるようにする。 また,海洋実習では環境保護,エチケット,リーダー シップ等の社会的態度を持ってアウトドアスポーツ の楽しみ方を体験する。全日程を終了し初級技能に 合格した者にはスクーバ・ダイビング初級(Open water Diver)の認定も受ける。 [授業の到達目標及びテーマ] 卓球の基本技能を習得し,生涯にわたりスポーツ に親しむ上で必要な基本的能力の維持・増進に努め る。個人又は仲間と共にプレーする楽しさ喜びを共 感し合う。 [授業の概要] *場所:沖縄県那覇市 *期間:8月19日(月)∼22日(木)3泊4日 *宿泊:サン沖縄ホテル *経費:約120,000円以内(交通,宿泊,器材レン タル料,カード申請料,諸費を含む) *定員:16名(3人以下の場合は実施しない) *履修登録は先着順とし,予約金30,000円が必要。 [授業の概要] 多目的ホールで実施する。個人やペアでプレーす る。授業の詳細はオリエンテーションで説明する。 [授業計画] 1.講義①日程(4月22日(月)16:30∼17:30) 2.講義②器材(5月11日(土)9:00∼12:00) 3.講義③潜水(6月1日(土)9:00∼12:00) 4.講義④医学(7月6日(土)9:00∼12:00) 5.講義⑤プール(8月3日(土)9:00∼17:00) 6.講義⑥プール(8月4日(日)9:00∼17:00) [授業計画] 1.オリエンテーション 2.シングルスルール説明・練習 3.フォアハンド,バックハンド 4.フォアハンドで打ち合う(ラリーを続ける) 5.カット,スマッシュ,サーブ 6.シングルスゲーム 7.シングルスゲーム 8.ダブルスルール説明・練習 9.フォアハンドで打ち合う(ラリーを続ける) 10.カット,スマッシュ,サーブ 11.ダブルスゲーム 12.ダブルスゲーム 13.ダブルスゲーム 14.ダブルス対抗卓球大会 15.まとめ 沖縄 海洋実習日程 日程 午 前 8月19日(月) 沖縄移動 8月20日(火) 海洋実習1 8月21日(水) 海洋実習3 8月22日(木) 那覇観光 午 後 o/w Test 海洋実習2 海洋実習4 岡山移動 *マスク,フィン,スノーケル,ブーツ,グローブ などの器材はレンタル。 *健康な身体で水泳ができることが望ましい。 [テキスト] JBDA テキスト(授業時配布) [テキスト] [参考図書・参考資料] 特になし [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 評価については,出席状況とレポートによって総 合的に評価する。 [成績評価の方法] レポート1回提出(テーマは授業時に発表) 出席状況・技術・授業態度(積極的な行動:準備・ 片付け・仲間との協力等) −36− 教 養 スポーツ4b (バドミントン) 桑原 和美 後 期 1単位 日本事情1 前 期 (外国人留学生履修科目) 松田 文子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] バドミントンのルールやマナーについて理解を深 め,生涯スポーツとして楽しむことのできる基礎的 な知識と技術,パートナーシップを身につける。 [授業の到達目標及びテーマ] 学生に関心があると思われるテーマを題材に,授 業を通して,日本社会・日本人の意識や行動への関 心を深める。 (日本語中級後半,上級レベルの留学生対象) [授業の概要] シャトルのコントロールと基本的なストローク練 習,ルールを理解し,ダブルスゲーム・シングルス ゲームの順にゲームを行う。経験の違いや巧拙にと らわれず,初期段階からゲームを積極的に行い,そ の中で,技術とパートナーとの協力を向上させる。 [授業の概要] 「日本事情3」「日本事情4」において,現代日本 社会における身近なテーマをもとに,授業を通して, 現代社会に対する認識を深めるようにする。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.シャトルのコントロールと基本のストローク 3.サーブからラリーへ 4.ダブルスゲームのルールを理解する 5.クリア練習とミニゲーム 6.ヘアピン練習とダブルスゲーム 7.ドライブ練習とダブルスゲーム 8.スマッシュ練習とダブルスゲーム 9.シングルスゲームのルールを理解する 10.シングルスゲームに慣れる 11.シングルスゲーム(リーグでのゲーム) 12.シングルスゲーム・基礎知識の確認 13.チーム対抗 14.チーム対抗(つづき) 15.授業のまとめ(基礎技術の確認) [授業計画] 1.授業内容に関するオリエンテーション 2.テーマ⑴「科学の定義」 (テキストで知識の確認) 3.テーマ⑴「科学の定義」 (テキストで知識の確認) 4.テーマ⑵「現代の若者のマナー」(知識の確認) 5.テーマ⑵「現代の若者のマナー」 (調べる/発表) 6.テーマ⑶「親孝行な男の子」(知識の確認) 7.テーマ⑶「親孝行な男の子」(書く) 8.テーマ⑶「親孝行な男の子」(タスク発表) 9.テーマ⑷「ゲーム依存症」(知識の確認) 10.テーマ⑷「ゲーム依存症」(書く) 11.テーマ⑸「言語と文化」(知識の確認) 12.テーマ⑸「言語と文化」(書く) 13.テーマ⑹「ローソクの変化」(知識の確認) 14.テーマ⑹「ローソクの変化」(書く) 15.各自の発表 [注意事項] 1回目のオリエンテーションは普段の服装,筆記 用具持参で,事前に掲示版に指示された場所に集合。 体操服の指定はないので,高校までのものを使用 して構いませんが,体育の授業にふさわしい服装で あることが大切です。運動用体育館シューズが必要 です。 定員:40名 [テキスト] 堤 良一・長谷川 哲子 「大学生」になるための日本語(1) ひつじ書房 ISBN978-4-89496-435-4 (授業開始前に購入する必要はありません) [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業時に紹介する。 [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜,関連参考資料を配付する。 [成績評価の方法] 通常の授業態度・意欲・関心,ルールの理解,授 業時に学んだ技術・マナーなどの習得度により,総 合的に評価する。 [成績評価の方法] 課題への取り組み,授業中の質疑応答,ディスカッ ション等により総合的に評価する。 −37− 教 養 ブラックボード使用 日本事情2 後 期 キャリアデザイン論A(2年次以上) 前 期 2単位 キャリア支援開発委員会 2単位 (外国人留学生履修科目) 松田 文子 [授業の到達目標及びテーマ] 前期に引き続き,学生に関心があると思われる テーマを題材に,授業を通して,日本社会・日本人 の意識や行動への関心を深める。 (日本語中級後半,上級レベルの留学生対象) [授業の到達目標及びテーマ] 職業上の能力に限らず,家族生活,社会の一員と しての生活,社会的活動などを通じて,「自分らし い生き方」を自分自身で考えるために必要な知識を 身につけることを目的としています。 [授業の概要] 「日本事情3」(前期)に引き続き,現代日本社会 における身近なテーマをもとに,授業を通して,現 代社会に対する認識を深めるようにする。 [授業の概要] 「キャリア」とは狭く考えると「職業」のことを 意味しますが,広く考えると「人生」や「生き方」 の選択を意味します。講義においては,自己を認識 することに始まり,社会生活において最も必要とさ れるコミュニケーション能力の向上をめざし,仕事 や社会を考察することにより社会人として生きる意 味を考えます。 [授業計画] 1.授業内容に関するオリエンテーション 2.テーマ⑴「ぼくは勉強ができない上」(テキス トで知識の確認) 3.テーマ⑴「ぼくは勉強ができない上」(意見を 書く) 4. テーマ⑵「ぼくは勉強ができない下」 (知識確認) 5.テーマ⑵「ぼくは勉強ができない下」 (意見を書 く) 6.テーマ⑶「「待つ」こと」(知識の確認) 7.テーマ⑶「「待つ」こと」(意見を書く) 8.テーマ⑷「民話・昔話」(知識の確認) 9.テーマ⑷「民話・昔話」(書く) 10.テーマ⑷「民話・昔話」(発表) 11.テーマ⑸「大学で学ぶこと」(知識の確認) 12.テーマ⑸「大学で学ぶこと」(書く) 13.テーマ⑶「大学で学ぶこと」(発表) 14.各自のミニリサーチ 15.各自の発表 [授業計画] 1.キャリアデザインって何だろう? 2.自分について考えるⅠ 3.自分について考えるⅡ 4.大学と社会を考える 5.自分について考えるⅢ 6.社会の変化を考える 7.仕事を考えるⅠ 8.仕事を考えるⅡ 9.仕事を考えるⅢ 10.自己表現Ⅰ 11.自己表現Ⅱ 12.自己表現Ⅲ 13.自己表現Ⅳ 14.自己表現Ⅴ 15.自己表現Ⅵ [テキスト] 堤 良一・長谷川 哲子 「大学生」になるための日本語⑵ ひつじ書房 ISBN978-4-89476-462-0 (授業開始前に購入する必要はありません) [テキスト] 資料はプリントを配付。適性検査を行うため,実 費(2,000円)が必要です。 [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜,関連参考資料を配付する。 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 課題への取り組み,授業中の質疑応答,ディスカッ ション等により総合的に評価する。 [成績評価の方法] レポート,発表等により行います。 −38− 教 養 後 期 キャリア支援開発委員会 2単位 キャリアデザイン論C(2年次以上) (キャリア磨きのためのマーケティングの基礎講座) 杉山 慎策 前期・ 後期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 地元岡山の経営者等が,企業の役割,企業の求め る人材のほか,現在直面している諸問題やその解決 への努力を現場の立場から解説します。経営者の生 の声を聞くことにより,社会に出て働く意味を考え るきっかけとします。 [授業の到達目標及びテーマ] キャリア開発のためには自分自身のマーケティン グをすることが肝要である。本講義はマーケティン グの基礎を解説しマーケティング力をアップするこ とを目的とする。 [授業の概要] 地元企業の経営者等によるオムニバス授業です。 [授業の概要] 『コトラーのマーケティング入門』をベースに実 践的マーケティング力を磨きマーケティングの基礎 的概念を理解し活用できるようにする。 [授業計画] 1.岡山県の企業について 2.地場企業の現状① 3.地場企業の現状② 4.地場企業の現状③ 5.地場企業の現状④ 6.地場企業の現状⑤ 7.地場企業の現状⑥ 8.地場企業の現状⑦ 9.地場企業の現状⑧ 10.地場企業の現状⑨ 11.地場企業の現状⑩ 12.地場企業の現状⑪ 13.地場企業の現状⑫ 14.地場企業の現状⑬ 15.まとめ 予定講師:アルマ経営研究所額田信一社長,トミヤ コーポレーション古市大蔵社長,アトリエ フルー ル・ド・ジュアン石山ふみ枝代表,さえら木谷忠義 社長,岡山旭東病院土井章弘院長,中谷興運中谷庄 吾社長,フジワラテクノアート藤原恵子社長,ザグ ザグ下村かほり部長,広島銀行三吉吉三支店長,岡 山外語学院片山浩子社長,山陽新聞社土佐直樹総務 局長,ウィル山口陵子社長,JTB中国四国森本浩司 岡山支店長,就実大学・就実短期大学入野和生企画 監 [授業計画] 1.マーケティングの目的 2.マーケティングの変遷 3.マーケティングプロセス 4.マーケティング環境 5.マーケットリサーチ 6.消費行動 7.セグメンテーションとターゲティング 8.特別講義 9.製品戦略 10.新製品開発 11.ネット販売 12.流通戦略 13.コミュニケーション戦略 14.競争戦略 15.まとめと確認テスト [テキスト] 使用しない [テキスト] レジメを配付する [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 『コトラーのマーケティング入門』 日本経済新聞 Financial Times The Economist [成績評価の方法] 各授業ごとのレポート提出(15回)による「認定」 「不認定」の2段階で評価します。 [成績評価の方法] 課題発表,日常点,確認テストなどを勘案して総 合的に評価する。 −39− 教 養 キャリアデザイン論B(2年次以上) キャリアデザイン論D(2年次以上) (キャリア磨きのためのマーケティングの基礎講座) 杉山 慎策 前期・ 後期 インターンシップ1・2(3年次以上) 2単位 キャリア支援開発委員会 集 中 各1単位 [授業の到達目標及びテーマ] キャリア開発のためには自分自身のマーケティン グをすることが肝要である。本講義はマーケティン グの基礎を解説しマーケティング力をアップするこ とを目的とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 在学中に就業体験をすることにより,仕事や企業 に対する理解を深め,各自の将来へのビジョンが明 確になることを目的とします。 [授業の概要] 『コトラーのマーケティング入門』をベースに実 践的マーケティング力を磨きマーケティングの基礎 的概念を理解し活用できるようにする。 [授業の概要] 社会において,働くとはどのようなものであるか を学生時代に実体験することにより,大学での学び と実社会における職業とのつながりを実感すること が出来ます。また普段とは異なる環境のもとに身を 置くことで学習意欲が喚起され,専門能力・実務能 力の向上を図れる機会を提供します。 [授業計画] 1.マーケティングの目的 2.マーケティングの変遷 3.マーケティングプロセス 4.マーケティング環境 5.マーケットリサーチ 6.セグメンテーションとターゲティング 7.製品戦略 8.特別講義 9.企業ケース⑴ 10.企業ケース⑵ 11.企業ケース⑶ 12.企業ケース⑷ 13.企業ケース⑸ 14.企業ケース⑹ 15.まとめと認識テスト [授業計画] 【認定単位数】 科 目 名 期 間 単 位 インターンシップ1 5日間 1単位 インターンシップ1・2 10日間 各1単位 【インターンシップの流れ】 実施説明会 ↓ 申込・選考・決定 ↓ 関係書類をキャリアセンターへ提出 ↓ 事前指導 ↓ インターンシップ実施 ↓ 単位認定申請書・実習報告書を提出,事後指導 【注意事項】 ・インターンシップ希望者は,実施説明会に必ず 参加のこと ・履修登録は,インターンシップ終了後の後期追 加登録時に申し出ること [テキスト] レジメを配布する [参考図書・参考資料等] 『コトラーのマーケティング入門』 日本経済新聞 Financial Times The Economist [テキスト] 使用しない [成績評価の方法] 課題発表,日常点,確認テストなどを勘案して総 合的に評価する。 [成績評価の方法] インターンシップ実習評価及び実習報告書などか ら,委員会が総合的に評価します。 [参考図書・参考資料等] −40− 教 養 集 中 異文化コミュニケーション1∼4 教務委員会 1単位 国際交流委員会 [科目の目的] 本学に入学以前又は以後に,下表に示した検定試 験等で一定の成績を修めた者に対し,申請に基づい て単位の認定を行う。この単位は,年間履修登録単 位数の上限48単位の枠外とし,卒業要件単位として 教務委員会が認定する。複数の試験による申請や同 じ試験による複数回の申請も可能であるが,前回認 定された単位を上回った場合のみ,その差の単位を 追加認定する。 [認定単位数] 財団法人日本漢字能力検定協会 認定単位 1 2 試験の種類 日本漢字能力検定 準1級 1級 ※上限2単位(漢字検定1∼2)まで認定を行う。 夏期・春期 集中 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 海外の大学の語学研修機関で学び,コミュニケー ション能力を身につけるとともに,現地での生活で 異文化を体験することにより,国際的視野を広める ことを目的とする。 [授業の概要] [授業計画] それぞれの研修での具体的な授業内容については,オ リエンテーション期間に配布する海外研修募集要項を参 照のこと。 ・ハワイ夏期研修(ハワイ大学マノア校,8月中旬から 約3週間) ・中国語文化研修(上海師範大学・対外中国語学部,8 月中旬から約2週間) ・韓国語文化研修(国立公州大学校,2月中旬から約2週 間)。 ・春のオーストラリア研修(クイーンズランド大学ラン ゲージセンター,2月中旬∼3月中旬,約3週間) [注意事項] ・4月初めのオリエンテーション期間中の「海外語学 研修説明会」に必ず参加すること。 ・研修ごとに事前の研修説明会を必ず参加すること。 ・履修登録の際に「異文化コミュニケーション」の科 目登録を行わない。 ・履修登録時に,語学研修(「異文化コミュニケーショ ン」2単位)の単位を加えても年度内の卒業要件単 位が48単位を越えないように履修登録すること。 *個人参加による短期海外語学研修 夏期休業や春期休業を利用した個人参加の語学研修に 対して,各個人の申請に基づいて単位を認定する。研修 期間中の安全等に関しては,本学はいかなる責任も負う ものでないことを了承したうえで履修登録・単位申請の 手続きを行うこと。 [注意事項] ・出発予定日の2ヶ月前までに単位申請のための詳しい 書類を作成しなければならない。 ・手続きが従来とは異なるので,『履修要覧』およびオリ エンテーション期間中の説明会での指示に従うこと。 ・春期休業中での研修は,単位認定の手続きに一定の時 間がかかるため,3月20日までに帰着するものでなけ ればならない(報告書の提出は3月22日まで)。 [テキスト] [テキスト] それぞれの研修で指示する。各自で購入すること。 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 研修に関するプリントを配布し,映像資料を提示 する。 [単位認定申請の方法] 前期は7月末日,後期は1月末日までに単位認定 申請書に財団法人日本漢字能力検定協会の合格書を 添えて学生支援課教務へ提出すること。 [成績評価の方法] 研修説明会の参加,研修先での学習成績,参加態 度,および帰国後に提出する「研修実施報告書」(国 際交流センターの定める様式)による総合評価。 −41− 教 養 漢字検定1・2 外国語教育科目 外国語 ブラックボード使用 English Reading 1w(初等) (映画を見る・聴く・読む) English Reading 1x (初等) 前 期 1単位 和栗 了 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 映画 ’ を,英語のシノプシスを 読むことから始め,次に実際のシーンを繰り返し見 てスクリプトを理解できるまでになることを目標と する。 [授業の到達目標及びテーマ] アメリカ合衆国の偉人Helen Kellerの を読みながら,英語の文章の読み方の基 本を修得すること,教育の在り方についての知見を 獲得することを目的とします。第1章から読みます。 [授業の概要] 前期は,まず,あらすじのまとまり毎に,毎週そ の英文あらすじを暗記してもらう。そのあと,あら すじの実際の場面を見た上で,さまざまな補足説明 を行なう。 [授業の概要] 英語の文章を正確に読み取る技術をテキストに沿 いながら講義します。毎回小テストと毎回宿題があ ります。第一回目の授業で説明します。 [授業計画] 1.Introduction 1: ’ 2.Introduction 2: ’ 3.あらすじ⑴ 4.あらすじ⑵ 5.あらすじ⑶ 6.監督トム・フーパーが語る 1 7.『英国王のスピーチの真実』1 8.あらすじ⑷ 9.あらすじ⑸ 10.あらすじ⑹ 11.あらすじ⑺ 12.『英国王のスピーチの真実』2 13.監督トム・フーパーが語る 2 14.1939年のスピーチ 15.英国王室を扱った映画 [授業計画] 1.導入 2.Helen Keller教育研究1 3.Helen Keller教育研究2 4.Helen Keller教育研究3 5.Helen Keller教育研究4 6.Helen Keller教育研究5 7.Helen Keller教育研究6 8.Helen Keller教育研究7 9.Helen Keller教育研究8 10.Helen Keller教育研究9 11.Helen Keller教育研究10 12.Helen Keller教育研究11 13.Helen Keller教育研究12 14.Helen Keller教育研究13 15.結語と成績確認 [テキスト] 都築雅子監修,『英国王のスピーチ』(フォーイン, 2012)1,680円(税込)ISBN:978-4-89407-473-6 『小学館プログレッシブ英和中辞典 第5版』 ISBN:978-4095102054 [テキスト] 自作プリントを使います。 [参考図書・参考資料等] プリント配布。 [参考図書・参考資料等] 授業の自作プリントに書きます。 [成績評価の方法] 評価は,毎回の授業への予習の度合い,小テスト, 期末テストなどの総合評価により行う。 [成績評価の方法] 学期末のレポート(20%)と毎回の小テスト(50%) と毎回の宿題(30%)により評価します。なお,公 欠以外の理由で休むと小テストは0点です。宿題と 学期末レポートは指定された期日に提出しなければ 0点です。 −43− 外国語 進藤 秀彦 前 期 ブラックボード使用 English Reading 1y(心理) 前 期 English Reading 1z (心理) 前 期 Gavin Thomas 1単位 和栗 了 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] To increase reading speed and accuracy. To introduce a wide range of reading materials and resources. [授業の到達目標及びテーマ] アメリカ合衆国の偉人Helen KellerのThe Story of My Lifeを読みながら,英語の文章の読み方の基 本を修得すること,教育の在り方についての知見を 獲得することを目的とします。第5章から読みます。 [授業の概要] Reading texts and reading activities. Writing reading reports, posters, presentation. Taking part in discussions. Reading simplified books available from the library. [授業の概要] 英語の文章を正確に読み取る技術をテキストに沿 いながら講義します。毎回小テストと毎回宿題があ ります。第一回目の授業で説明します。 [授業計画] 1.Introduction 2.Getting into Hot Water Be動詞(現在形) 3.Tips for University Students 命令文 4.Library Project 5.What Happens to Our Trash? 一般動詞(現 在形) 6.To Your Health 現在進行形 7.Hello Cutie 過去形 8.Thank You John and Christopher 過 去 進 行 形 9.Childrens Books 10.Street Fashion & Fast Fashion現在完了 11.It’s in the Bag 受動態 12.Cars of the Future will / be going to 13.The Tsukiji Fish Market 助動詞 14.A Nice Hotel or an Ice Hotel? Wh-疑問文 15.Consolidation [授業計画] 1.導入 2.Helen Keller教育研究51 3.Helen Keller教育研究52 4.Helen Keller教育研究53 5.Helen Keller教育研究54 6.Helen Keller教育研究55 7.Helen Keller教育研究56 8.Helen Keller教育研究57 9.Helen Keller教育研究58 10.Helen Keller教育研究59 11.Helen Keller教育研究60 12.Helen Keller教育研究61 13.Helen Keller教育研究62 14.Helen Keller教育研究63 15.結語と成績確認 [テキスト] Robert Hickling / Yasuhiro Ichikawa Reading Sense Kinseido ISBN978-4-7647-3911-6 [テキスト] 自作プリントを使います。 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 授業の自作プリントに書きます。 [成績評価の方法] Homework 20%,Reading Target 30% test 50% [成績評価の方法] 学期末のレポート(20%)と毎回の小テスト(50%) と毎回の宿題(30%)により評価します。なお,公 欠以外の理由で休むと小テストは0点です。宿題と 学期末レポートは指定された期日に提出しなければ 0点です。 −44− 外国語 ブラックボード使用 English Reading 2w(初等) (映画を見る・聴く・読む) English Reading 2x (初等) 後 期 1単位 和栗 了 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 後期では, ’ のスクリプトを読 んで,実際のセリフを理解し,作品のそれぞれの場 面を自分の耳と目で理解することを目標とする。 [授業の到達目標及びテーマ] アメリカ合衆国の偉人Helen KellerのThe Story of My Lifeを読みながら,英語の文章の読み方の基 本を修得すること,教育の在り方についての知見を 獲得することを目的とします。第3章から読みます。 [授業の概要] ’ のいくつかの場面のスクリプ トを読む。市販のテクストにはト書きが含まれてい ないが,授業では,ト書き入りのスクリプトを使用 する。また,この作品とその登場人物について書か れた資料を読む [授業の概要] 英語の文章を正確に読み取る技術をテキストに沿 いながら講義します。毎回小テストと毎回宿題があ ります。第一回目の授業で説明します。 [授業計画] 1.Introduction 1: King George VI 2.Introduction 2: Lionel Logue 3.Scene 1⑴ 4.Scene 1⑵ 5.Scene 2⑴ 6.Scene 2⑵ 7.Scene 3⑴ 8.Scene 3⑵ 9.Scene 4⑴ 10.Scene 4⑵ 11.Scene 5 12.Film Review 1 13.Film Review 2 14.Film Review 3 15.The British Royal Family [授業計画] 1.導入 2.Helen Keller教育研究21 3.Helen Keller教育研究22 4.Helen Keller教育研究23 5.Helen Keller教育研究24 6.Helen Keller教育研究25 7.Helen Keller教育研究26 8.Helen Keller教育研究27 9.Helen Keller教育研究28 10.Helen Keller教育研究29 11.Helen Keller教育研究30 12.Helen Keller教育研究31 13.Helen Keller教育研究32 14.Helen Keller教育研究33 15.結語と成績確認 [テキスト] 都築雅子監修,『英国王のスピーチ』(フォーイン, 2012)1,680円(税込)ISBN:978-4-89407-473-6 『小学館プログレッシブ英和中辞典 第5版』 ISBN:978-4095102054 [テキスト] 自作プリントを使います。 [参考図書・参考資料等] プリント配布。 [参考図書・参考資料等] 授業の自作プリントに書きます。 [成績評価の方法] 評価は,毎回の授業への予習の度合い,小テスト, 期末テストなどの総合評価により行う。 [成績評価の方法] 学期末のレポート(20%)と毎回の小テスト(50%) と毎回の宿題(30%)により評価します。なお,公 欠以外の理由で休むと小テストは0点です。宿題と 学期末レポートは指定された期日に提出しなければ 0点です。 −45− 外国語 進藤 秀彦 後 期 ブラックボード使用 English Reading 2y (心理) 後 期 English Reading 2z (心理) 後 期 Gavin Thomas 1単位 和栗 了 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] To increase reading speed and accuracy. To introduce a wide range of reading materials and resources. [授業の到達目標及びテーマ] アメリカ合衆国の偉人Helen KellerのThe Story of My Lifeを読みながら,英語の文章の読み方の基 本を修得すること,教育の在り方についての知見を 獲得することを目的とします。第7章から読みます。 [授業の概要] Reading texts and reading activities. Writing reading reports, posters, presentation. Taking part in discussions. Reading simplified books available from the library. [授業の概要] 英語の文章を正確に読み取る技術をテキストに沿 いながら講義します。毎回小テストと毎回宿題があ ります。第一回目の授業で説明します。 [授業計画] 1.Review 2.Who Needs Real Money? 可算名詞/不可算 名詞 3.Smart Houses 代名詞 4.Newspapers 5.For the Love of Sports 形容詞 6.Amusement Parks 形容詞の比較級/最上級 7.It's All About Location 場所や移動を表す前 置詞 8.Barack Obama 時を表す前置詞 9.Magazines 10.Motivation 副詞 11.Pets 不定詞/動名詞 12.Teleworking 接続詞(連接詞) 13.Our Precious Earth 従位接続詞 14.Marriage 関係節 15.Consolidation [授業計画] 1.導入 2.Helen Keller教育研究71 3.Helen Keller教育研究72 4.Helen Keller教育研究73 5.Helen Keller教育研究74 6.Helen Keller教育研究75 7.Helen Keller教育研究76 8.Helen Keller教育研究77 9.Helen Keller教育研究78 10.Helen Keller教育研究79 11.Helen Keller教育研究80 12.Helen Keller教育研究81 13.Helen Keller教育研究82 14.Helen Keller教育研究83 15.結語と成績確認 [テキスト] Robert Hickling / Yasuhiro Ichikawa Reading Sense Kinseido ISBN978-4-7647-3911-6 [テキスト] 自作プリントを使います。 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 授業の自作プリントに書きます。 [成績評価の方法] Homework 20%,Reading Target 30% test 50% [成績評価の方法] 学期末のレポート(20%)と毎回の小テスト(50%) と毎回の宿題(30%)により評価します。なお,公 欠以外の理由で休むと小テストは0点です。宿題と 学期末レポートは指定された期日に提出しなければ 0点です。 −46− 外国語 ブラックボード使用 前 期 English Reading 3y (心理) 前 期 田頭 衛子 1単位 小池 直己 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 英文読解力の向上を目指します。 臨床心理家エドワード・ホフマン氏(米国大学客 員准教授)が、さまざまな研究者や思想家の歩んだ 道を紹介しながら「自己実現」のための具体的な生 き方について書き綴ったものを読んでゆきます。 教育の現場においても一つの指針になることで しょう。 [授業の到達目標及びテーマ] 英語の読解力・聴解力の基盤となる実践的な英語 力を育成し,コミュニケーションのための英語力を 育成したい。 [授業の概要] 読解のための語彙や文法・構文を確認しながら、 Chapter毎に一つのエッセイを読んでゆきます。 関連内容についての聞き取りや英作文の練習も行 います。 [授業の概要] 英語の読解,リスニングの対策として,英字新聞・ 放送英語を教材として,実践的な英語力を育成する。 [授業計画] 1.テキストの紹介と学習の進め方について 2.Chapter 1: Honoring Your Teachers 3. (教師を尊敬すること) 4.Chapter 2: Knowing Yourself Better 5. (あなた自身をよりよく知ること) 6.Chapter 3: Learning to Be Outgoing 7. (社交的になることを学ぶこと) 8.Chapter 4: Secrets of Creativity 9. (創造性の秘密) 10.Chapter 5: Effective Communication 11. (効果的なコミュニケーション) 12.Chapter 6: The Mind-Body Connection 13. (心−体の結び付き) 14.Chapter 7: Developing Social Manners 15. (社会的マナーを身に付ける) [授業計画] 1.数字・数式・記号の読み方 2.英語ニュースリスニング対策〔1〕 3.英語ニュースリスニング対策〔2〕 4.英語ニュースリスニング対策〔3〕 5.英字新聞の読解〔1〕 6.英字新聞の読解〔2〕 7.会社の役職名と部署名 8.電話をかける 9.ビジネス会話(1) 10.ビジネス会話(2) 11.ビジネス会話(3) 12.ビジネスレター 13.ビジネスメール 14.ビジネス文書の基本(1) 15.ビジネス文書の基本(2) [テキスト] Edward Hoffman 町田 哲司 他 編著 『Words of Wisdom for a Successful Life 人生を生き抜く叡智』 (朝日出版社) ISBN978-4-255-15467-1 [テキスト] 小池直己・佐藤誠司著 『Media English for the Businessperson』 (南雲堂) ISBN4-523-18515-4 [参考図書・参考資料等] 辞書(電子辞書可) [成績評価の方法] 自己採点のできる小テストを行ってから講義に入 ります。 定期試験には、この小テストの内容を組み込み総 合的な評価を行います。 [参考図書・参考資料等] 小池直己著『語源でふやそう英単語』(岩波書店) ISBN978-4-00-500661-8 佐藤誠司・小池直己著 『TOEICテスト・ビジュアル英単語』 (ジャパンタイムズ)ISBN978-4-7890-1344-4 [成績評価の方法] 学期末試験50%,レポート50%の総合評価 −47− 外国語 English Reading 3w・x(初等) English Reading 3z(心理) (正確に読む) 嶋村 優枝 前 期 English Reading 4w・( x 初等) 後 期 1単位 田頭 衛子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 現代的で身近な健康問題を扱った内容を,正確に 読み取る。読み取った内容に関連する文や会話の聞 き取り能力の向上も目指す。 [授業の到達目標及びテーマ] 英文読解力の向上を目指します。 臨床心理家エドワード・ホフマン氏(米国大学客 員准教授)が,さまざまな研究者や思想家の歩んだ 道を紹介しながら「自己実現」のための具体的な生 き方について書き綴ったものを読んでゆきます。 教育の現場においても一つの指針になることで しょう。 [授業の概要] 語彙と文構造を理解しながら,正確に内容把握を する。ある程度の速度で進むので,予習が必要とな る。 理解度の確認のため,毎回簡単な課題を提出する。 この課題は次の授業で返却し,解答例を示す。 [授業の概要] 読解のための語彙や文法・構文を確認しながら, Chapter毎に一つのエッセイを読んでゆきます。 関連内容についての聞き取りや英作文の練習も行 います。 [授業計画] 1.Introduction 2.Unit 1 Sources of Happiness ⑴ 3.Unit 1 Sources of Happiness ⑵ 4.Unit 2 Thin Is Not In ⑴ 5.Unit 2 Thin Is Not In ⑵ 6.Unit 3 Plants as a Source of Health ⑴ 7.Unit 3 Plants as a Source of Health ⑵ 8.Unit 4 The Path to a Healthy Lifestyle ⑴ 9.Unit 4 The Path to a Healthy Lifestyle ⑵ 10.Unit 5 Keep the Brain Young ⑴ 11.Unit 5 Keep the Brain Young ⑵ 12.Unit 6 Friendship Is Good for Older People ⑴ 13.Unit 6 Friendship Is Good for Older People ⑵ 14.Unit 7 Love Yourself ⑴ 15.Unit 7 Love Yourself ⑵ [授業計画] 1.テキストの紹介と学習の進め方について 2.Chapter 8: Striving for Teamwork 3. (共同作業への取り組み) 4.Chapter 9: Aiming for Self-Actualization 5. (自己実現をめざして) 6.Chapter 10: Understanding Your Dreams 7. (あなたの夢を理解する) 8.Chapter 11:Managing Your Time 9. (時間をうまくやりくりすること) 10.Chapter 12: Always Have Friends 11. (常に友だちを持つこと) 12.Chapter 13:Resilience:Coping with Stress 13. (ストレスに対処すること) 14.Chapter 14:Making Romance Endure 15. (恋愛を長続きさせるためには) [テキスト] Yasuko Onjohji / Eriko Nagita / Yoko Kashihara / Mami Inoue“Think Positive” (南雲堂,ISBN:9784-523-17579-7) [テキスト] Edward Hoffman 町田 哲司 他 編著 『Words of Wisdom for a Successful Life 人生を生き抜く叡智』 (朝日出版社) ISBN978-4-255-15467-1 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて,プリントを配布 [参考図書・参考資料等] 辞書(電子辞書可) [成績評価の方法] 課題(30%)・定期試験(70%)に受講態度を加 えて最終評価を行う。 [成績評価の方法] 自己採点のできる小テストを行ってから講義に入 ります。 定期試験には,この小テストの内容を組み込み総 合的な評価を行います。 −48− 外国語 ブラックボード使用 後 期 小池 直己 1単位 English Reading 4z (心理) (正確に読む) 嶋村 優枝 後 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 英語の読解力・聴解力の基盤となる実践的な英語 力を育成し,コミュニケーションのための英語力を 育成したい。 [授業の到達目標及びテーマ] 現代的で身近な健康問題を扱った内容を,正確に 読み取る。読み取った内容に関連する文や会話の聞 き取り能力の向上も目指す。 [授業の概要] 英語の読解,リスニングの対策として,英字新聞・ 放送英語・ビジネス会話,ビジネスメール,ビジネ ス文書を教材として,実践的な英語力を育成する。 [授業の概要] 語彙と文構造を理解しながら,正確に内容把握を する。ある程度の速度で進むので,予習が必要とな る。 理解度の確認のため,毎回簡単な課題を提出する。 この課題は次の授業で返却し,解答例を示す。 [授業計画] 1.数字・数式・記号の読み方 2.英語ニュースリスニング対策〔1〕 3.英語ニュースリスニング対策〔2〕 4.英語ニュースリスニング対策〔3〕 5.英字新聞の読解〔1〕 6.英字新聞の読解〔2〕 7.英字新聞の読解〔3〕 8.英字新聞の読解〔4〕 9.英字新聞の読解〔5〕 10.英字新聞の読解〔6〕 11.放送英語の聴解〔1〕 12.放送英語の聴解〔2〕 13.放送英語の聴解〔3〕 14.放送英語の聴解〔4〕 15.放送英語の聴解〔5〕 [授業計画] 1.Introduction 2.Unit 8 Emotional Intelligence ⑴ 3.Unit 8 Emotional Intelligence ⑵ 4.Unit 9 Another Threat of Infectious Disease ⑴ 5.Unit 9 Another Threat of Infectious Disease ⑵ 6.Unit 10 The Power of the Story ⑴ 7.Unit 10 The Power of the Story ⑵ 8.Unit 11 The Value of Touch ⑴ 9.Unit 11 The Value of Touch ⑵ 10.Unit 11 The Value of Touch ⑶ 11.Unit 12 What Will You Do for the Earth? ⑴ 12.Unit 12 What Will You Do for the Earth? ⑵ 13.Unit 12 What Will You Do for the Earth? ⑶ 14.Unit 13 We All Have Two Hands ⑴ 15.Unit 13 We All Have Two Hands ⑵ [テキスト] 小池直己・佐藤誠司著 『Media English for the Businessperson』 (南雲堂) ISBN4-523-18515-4 [テキスト] Yasuko Onjohji / Eriko Nagita / Yoko Kashihara / Mami Inoue“Think Positive” (南雲堂,ISBN:9784-523-17579-7) [参考図書・参考資料等] 小池直己著『語源でふやそう英単語』(岩波書店) ISBN978-4-00-500661-8 佐藤誠司・小池直己著 『TOEICテスト・ビジュアル英単語』 (ジャパンタイムズ)ISBN978-4-7890-1344-4 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて,プリントを配布 [成績評価の方法] 学期末試験50%,レポート50%の総合評価 [成績評価の方法] 課題(30%)・定期試験(70%)に受講態度を加え て最終評価を行う。 −49− 外国語 English Reading 4y(心理) General English 1xz 前 期 General English 2xz 後 期 Gavin Thomas 1単位 Gavin Thomas 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] You will learn to exchange information and opinions and practice listening and speaking with the aim of increase the speaking turn [授業の到達目標及びテーマ] You will learn to exchange information and opinions and practice listening and speaking with the aim of increasing the speaking turn. [授業の概要] A range of communication strategies will be first explored, followed by listening, and finally speaking practice in pairs. [授業の概要] A range of communication strategies will be first explored, followed by listening, and finally speaking practice in pairs. [授業計画] 1.Introduction 2.Unit 1 Extra Information 3.Unit 1 Practice 4.Unit 2 Follow-up Questions 5.Unit 2 Practice 6.Unit 3 Verbal Cues 7.Unit 3 Practice 8.Unit 4 Non-Verbal 9.Unit 4 Practice 10.Unit 5 Agree/Disagree 11.Unit 5 Practice 12.Unit 6 Sureness Phrases 13.Unit 6 Practice 14.Consolidation 15.Class evaluation [授業計画] 1.Review of General English 1 2.Unit 7 Learning Strategies Review 3.Unit 7 Practice 4.Unit 8 Approximations 5.Unit 8 Practice 6.Unit 9 Inventing 7.Unit 9 Practice 8.Unit 10 Describing 9.Unit 10 Practice 10.Unit 11 Rephrasing 11.Unit 11 Practice 12.Unit 12 Conversation Strategies Review 13.Unit 12 Practice 14.Consolidation 15.Class evaluation [テキスト] Tell Me More (Macmillan Language House) ISBN 978-4-89585-510-5 [テキスト] Tell Me More (Macmillan Language House) ISBN 978-4-89585-510-5 [参考図書・参考資料等] A Japanese-English dictionary will be needed in some classes [参考図書・参考資料等] A Japanese-English dictionary will be needed in some classes [成績評価の方法] Participation(10%)homework(10%)and an 5 minute conversation test(80%) [成績評価の方法] Participation(10%)homework(10%)and an 8 minute conversation test(80%) −50− 外国語 ブラックボード使用 検定外国語1∼4 前 期 教務委員会 虫明 茂 1単位 [科目の目的] 本学に入学以前又は以後に,下表に示した検定試 験等で一定の成績を修めた者に対し,申請に基づい て上限8単位(検定英語1∼4)の認定を行う。こ の単位は,年間履修登録単位数の上限48単位の枠外 とし,卒業要件単位として教務委員会が認定する。 複数の試験による申請や同じ試験による複数回の申 請も可能であるが,前回認定された単位を上回った 場合のみ,その差の単位を追加認定する。 [授業の到達目標及びテーマ] ドイツ語の基礎を学び,簡単な挨拶程度のドイツ が話せ,初歩的な文章を理解できるようになること を目標とする。 [認定単位数] [授業の概要] ドイツ語の発音,文法,読解の基礎的な規則を学 び,身につける。 種類 認定単位 実用英語技 能検定試験 (英検) TOEFL PBT TOEFL CBT TOEFL iBT TOEIC ― 480∼519 157∼189 54∼67(点) 550∼619 (点) 2 4 準1級 520∼559 190∼219 68∼82(点) 620∼729 (点) 6 ― 560∼599 220∼249 83∼99(点) 730∼859 (点) 1級 600∼677 250∼300 100∼120 (点) 860∼990 (点) 8 [授業計画] 1.やあ,僕はナオキ 2.人称代名詞,人称変化,動詞 3.ドイツ語とドイツ語圏の人々 4.あっちの方にあるのが郵便局 5.定冠詞・不定冠詞,否定,語順 6.今小説を読んでいるところ 7.4格,代名詞の格変化,現在形 8.5月祭,ドイツの祝日,夏時間 9.お皿とカップとグラスはここよ! 10.複数形,不規則動詞 11.夏休みには何をするの? 12.前置詞,融合形 13.EUとユーロ 14.これが私の両親 15.定冠詞・不定冠詞類の格変化,所有冠詞 [テキスト] [テキスト] 大薗正彦ほか著 『CD付き ドイツ語ベーシック・コース (改訂版)』 三修社 ISBN978-4-384-12274-9 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示する。 [単位認定申請の方法] 前期は7月末日,後期は1月末日までに単位認定 申請書へ合格通知書又は成績証明書を添えて学生支 援課教務へ提出すること。 [成績評価の方法] 平常点(予習,小テスト)で評価する。 −51− 外国語 ドイツ語文法入門1 集 中 ブラックボード使用 ブラックボード使用 ドイツ語文法入門2 後 期 ドイツ語中級3 前 期 虫明 茂 1単位 虫明 茂 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] ドイツ語の基礎を学び,簡単な挨拶程度のドイツ が話せ,初歩的な文章を理解できるようになること を目標とする。 [授業の概要] ドイツ語の発音,文法,読解の基礎的な規則を学 び,身につける。 [授業の到達目標及びテーマ] ドイツ語の基礎を復習し,簡単なドイツが話せ, 基本的な文章を理解できるようになることを目標と する。 [授業の概要] ドイツの公共放送ドイチェ・ヴェレがホームペー ジ上で公開している推理小説仕立てのドイツ語講座 「ミッション・ベルリン」を使用して,ドイツ語の 聴解,読解,会話の練習を行う。 [授業計画] 1.テレビを見てるの? 2.分離動詞,不定詞句 3.ドイツの大学 4.4時にパウルとユーリアに会う 5.再帰代名詞,再帰動詞 6.ビールとブドウ栽培 7.鍵を見つけられないんだ 8.話法の助動詞 9.黒い帽子と小さな人形 10.形容詞の格変化 11.都市や地方の名物 12.ハンブルクとミュンヘン,どっちが大きい? 13.比較級・最上級 14.ティーロにはもう会った? 15.現在完了形 [授業計画] 1.授業の進め方,発音の復習 2.目覚め 3.未完の任務 4.カント通り 5.危険信号 6.知己? 7.過去からの突風 8.未知の敵 9.スコア 10.ミッシング・リンク 11.行き詰まり 12.ファースト・フード 13.教会の音楽 14.牧師の助け 15.まとめ [テキスト] 前期のテキストを引き続いて使用する。 (大薗正彦ほか著 『CD付き ドイツ語ベーシック・コース (改訂版)』 三修社 ISBN978-4-384-12274-9) [テキスト] 授業中に資料を配付する。 [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示する。 [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示する。 [成績評価の方法] 平常点(予習,小テスト)で評価する。 [成績評価の方法] 平常点(予習,小テスト)で評価する。 −52− 外国語 ブラックボード使用 後 期 虫明 茂 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] ドイツ語の基礎を復習し,簡単なドイツが話せ, 基本的な文章を理解できるようになることを目標と する。 [授業の概要] ドイツの公共放送ドイチェ・ヴェレがホームペー ジ上で公開している推理小説仕立てのドイツ語講座 「ミッション・ベルリン」を使用して,ドイツ語の 聴解,読解,会話の練習を行う。 フランス語文法入門1a (フランス語のしくみ) 太田 陽子 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] フランス語文法の基礎を習得します。辞書の使い 方を身につけます。 [授業の概要] 辞書を毎回持ってきてください。各課ごとの文法 事項を少しづつ学んでいきます。CDを聞いて繰り 返す練習や,聞き取り練習を行います。生活上必要 な単純な表現が理解でき,使えるようにしていきま す。 [授業計画] 1.バック・トゥー・ザ・フューチャー 2.時間旅行者 3.未来の予知 4.ビルのバリア 5.ケース・ヒストリー 6.冷戦の恋 7.時から時へ 8.2006年 9.動き続ける 10.後で 11.時の刻み 12.スパナ 13.タイム・トライアル 14.大団円 15.まとめ [授業計画] 1.アルファべ,綴り字記号,発音 2.発音2,名詞の性と数,不定冠詞,C’est ∼ / Ce sont ∼ 3.数1−10,定冠詞,部分冠詞 4.主語人称代名詞,êtreの現在形,否定文,avoir の現在形,Il y a ∼ 5.avoirの否定,否定文中のde,ouiとnon,数11-20 6.-er型規則動詞,指示形容詞,所有形容詞 7.否定の表現,数20−70 8.形容詞の性数変化,形容詞の位置 9.色を表わす形容詞,序数 10.疑問の形式,siとnon,疑問形容詞 11.疑問副詞,疑問代名詞⑴,月・曜日 12. allerの現在形,venirの現在形,近い未来と近 い過去 13.縮約,交通手段,おもな国名 14.-ir型規則動詞,命令形,人称代名詞強勢形,非 人称構文 15.天候の表し方,時刻の言い方,曜日・日付・季 節の表わし方 [テキスト] 授業中に資料を配付する。 [テキスト] (テキストはフランス語文法入門2aと同じ) 小川亮彦『コンタクトABC』朝日出版社 ISBN978-4-255-35225-1 C1085 仏和辞書(下の推薦辞書から選んで毎回持参) [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示する。 [成績評価の方法] 平常点(予習,小テスト)で評価する。 [参考図書・参考資料等] 推薦辞書として, 『クラウン』(三省堂), 『ディコ』 (白水社),『プチ・ロワイヤル』 (旺文社),『プログ レッシブ』(小学館) 。自宅での勉強に『ラジオ フ ランス語講座』(NHK) , 『テレビ フランス語講座』 (NHK)も利用してみてください。 [成績評価の方法] 努力を最大限に評価したい。よって,授業に対す る取り組み(予習・意欲・提出課題)40%,定期試 験および小テスト60% −53− 外国語 ドイツ語中級4 ブラックボード使用 フランス語文法入門2a (フランス語のしくみ) 太田 陽子 前 期 フランス語文法入門1d 前 期 1単位 中島 和美 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] フランス語文法の基礎を習得します。辞書の使い 方を身につけます。 [授業の到達目標及びテーマ] 平易な会話の練習を通して,フランス語の発音や 文法の基礎を固め,フランス語の仕組みを理解する とともに,自己紹介の表現を使えるようにすること を目標とします。さらに,フランスやフランス語圏 の文化に関する基本的な知識を身につけることで, 多文化・異文化理解を深めていきます。 [授業の概要] 辞書を毎回持ってきてください。各課ごとの文法 事項を少しづつ学んでいきます。CDを聞いて繰り 返す練習や,聞き取り練習を行います。生活上必要 な単純な表現が理解でき,使えるようにしていきま す。 [授業の概要] とりわけ初学者には難しいとされるフランス語の 読みや発音の習得のために,口頭練習を取り入れて 何度も反復練習することで,無理なくフランス語の リズムやイントネーションに慣れていきます。また, シャンソンや視聴覚教材を通じて,フランス語やフ ランス人の習慣,フランス文化などを随時紹介して いく予定です。 [授業計画] 1.比較級 2.最上級,強調構文 3.直説法複合過去 4.過去分詞 5.補語人称代名詞,代名動詞 6.代名動詞の命令形,代名動詞の直説法複合過去 7.中性代名詞 8.命令文中の中性代名詞,指示代名詞 9.半過去,半過去と複合過去の組み合わせ 10.疑問代名詞,受動態 11.単純未来,関係代名詞 12.現在分詞,ジェロンディフ 13.条件法現在 14.直接話法と関節話法 15.接続法現在 [授業計画] 1.オリエンテーション,フランス語とはどういう 言語か 2.フランス語・フランス文化に慣れ親しむ 3.フランス語のアルファベ,綴り字と発音 4.第0課:挨拶しましょう,数字1∼10 5.第1課:「テオとユリが自己紹介します⑴」 6.第1課:主語人称代名詞,動詞êtreの現在形, 国籍を表す語 7.第2課:「テオとユリが自己紹介します⑵」 8.第2課:職業を表す語,第一群規則動詞(−er動 詞)の現在形,疑問文の3つの作り方 9.第3課:「ユリがテオの店を訪れます」 10.第3課:名詞の性/数,冠詞 11.フランス文化:フランスのカフェについて 12.第4課:「兄弟・姉妹について話しています」 13.第4課:動詞avoirの現在形,否定文,数字11 ∼30,年齢表現 14.フランス文化:フランス人の生活観について 15.前期のまとめ:自己紹介表現 [テキスト] (テキストはフランス語文法入門1aと同じ) 小川亮彦『コンタクトABC』朝日出版社 ISBN978-4-255-35225-1 C1085 仏和辞書(下の推薦辞書から選んで毎回持参) [参考図書・参考資料等] 推薦辞書として, 『クラウン』(三省堂), 『ディコ』 (白水社),『プチ・ロワイヤル』(旺文社),『プログ レッシブ』(小学館)。自宅での勉強に『ラジオ フ ランス語講座』(NHK), 『テレビ フランス語講座』 (NHK)も利用してみてください。 [成績評価の方法] 努力を最大限に評価したい。よって,授業に対す る取り組み(予習・意欲・提出課題)40%,定期試 験および小テスト60% [テキスト] (テキストはフランス語講読入門2dと共通) 藤田知子他著, 『トライ!フランス語(F comme français)』,駿河台出版社(1800円+税) ,ISBN9784-411-00825-1 [参考図書・参考資料等] 『クラウン仏和辞典』(三省堂) 『プチロワイヤル仏和辞典』 (旺文社) 『ディコ仏和辞典』(白水社) その他,授業中に指示しますが,辞書を毎回持参 して下さい。 [成績評価の方法] 授業への取り組み(20%),提出課題・小テスト (30%),学科試験(50%)を総合的に評価します。 −54− 外国語 ブラックボード使用 ブラックボード使用 後 期 フランス語講読入門1a 前 期 中島 和美 1単位 中島 和美 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] フランス語初級文法の基礎を固め,日常のフラン ス語会話に触れることで,フランス語の語彙力・理 解力・読解力・会話力の習熟を図ります。 [授業の到達目標及びテーマ] フランス語初級文法の基礎を固め,日常のフラン ス語会話に触れることで,フランス語の語彙力・理 解力・読解力・会話力の向上を図ります。 [授業の概要] フランス語文法入門1dに引き続いて,前期に習 得した自己紹介表現をもとに,自分の家族やフラン スの有名人などを描写し,自分の行動についても簡 単なフランス語で説明できるようにしていきます。 また,シャンソンやゲームを取り入れて,学んだ表 現をすぐに使えるように口頭練習や反復練習をして いきます。 [授業の概要] フランスにおける「クールジャパン」現象,日本 のポップカルチャーに魅了されたフランス人と日本 人の若者との会話を通して,挨拶表現や自己紹介表 現など,日常生活で必要とされる会話表現を学んで いきます。とりわけ, 「話す」ことに重点をおき, 世界一美しいとされるフランス語の音に慣れ親しん で,たのしく発音練習してください。 [授業計画] 1.前期の復習 2.第5課:「テオとユリの妹についてたずねます」 3.第5課:所有形容詞,形容詞の性と数,形容詞 の位置 4.第6課:「テオはユリを食事に誘います」 5.第6課:指示形容詞,動詞allerの現在形,前置 詞と定冠詞の縮約 6.フランス文化:フランスのレストラン 7.第7課:「二人が週末の予定を話します」 8.第7課:疑問代名詞que,近接未来 9.第8課:「モン=サン=ミッシェルを訪れます」 10.第8課:命令文/部分冠詞 11.第9課:「モン=サン=ミッシェルで満ち潮を待 ちます」 12.第9課:疑問形容詞quel,非人称構文 13.第10課:「テオがユリを両親に紹介します」 14.第10課:補語人称代名詞,数字40∼100 15.後期のまとめ:自分の目標について [授業計画] 1.オリエンテーション,フランス語・フランス文 化に慣れ親しむ 2.フランス語のアルファベ,挨拶表現 3.綴り字と発音 4.第1課:「二人の出会い」 5.第1課:主語人称代名詞,êtreの活用,国籍の言 い方 6.第2課:「自己紹介をする」 7.第2課:規則動詞の活用,形容詞の性数の一致, 名前の言い方 8.第3課:「好きなものを言う」 9.第3課:母音で始まる動詞の活用,名詞の性数 と定冠詞,疑問文 10.第4課:「これは何ですか」 11.第4課:疑問代名詞que,不定冠詞と指示代名 詞ce 12.第5課:「ここはどこ」 13.第5課:否定文,疑問副詞où, il y aの表現,量 の表現 14.第6課:「年齢の表現」 15.第6課:avoirの活用,職業を表す名詞,疑問形 容詞quel [テキスト] (テキストはフランス語文法入門1dと共通) 藤田知子他著,『トライ!フランス語(F comme français)』,駿河台出版社(1800円+税),ISBN9784-411-00825-C1085 [テキスト] (テキストはフランス語講読入門2aと共通) 藤 田 裕 二 著『 パ リ の ク ー ル・ ジ ャ パ ン(Le Japon, c'est cool !) 』 (朝日出版社,2500円)ISBN 978-4-255-35211-4 C1085 [参考図書・参考資料等] 『クラウン仏和辞典』(三省堂) 『プチロワイヤル仏和辞典』(旺文社) 『ディコ仏和辞典』(白水社) その他,授業中に指示しますが,辞書を毎回持参 して下さい。 [参考図書・参考資料等] 『クラウン仏和辞典』(三省堂) 『プチロワイヤル仏和辞典』 (旺文社) 『ディコ仏和辞典』(白水社) その他,授業中に指示しますが,辞書を毎回持参 して下さい。 [成績評価の方法] 授業への取り組み(20%),提出課題・小テスト (30%),学科試験(50%)を総合的に評価します。 [成績評価の方法] 授業への取り組み(20%),提出課題・小テスト (30%),学科試験(50%)を総合的に評価します。 −55− 外国語 フランス語講読入門2d ブラックボード使用 フランス語講読入門2a 後 期 中島 和美 1単位 フランス語中級3 (仏検4級をめざして) 太田 陽子 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] フランス語初級文法の基礎を固め,日常のフラン ス語会話に触れてしっかり音読練習を反復すること で,フランス語の語彙力・理解力・読解力・会話力 の向上を図ります。 [授業の到達目標及びテーマ] フランス語の文章に慣れるとともに,フランス社 会や文化について知識を増やします。フランス語検 定4級∼3級レベルの文法力と読解力を身につける ことを目指します。 [授業の概要] フランス語講読入門1aに引き続いて,フランス における「クールジャパン」現象,日本のポップカ ルチャーに魅了されたフランス人と日本人の若者と の会話を通して,英語以外の異文化への理解を深め ていくことを目標とします。とりわけ「読む」こと に重点を置いて,フランス人の日本観を紹介し,フ ランス文化を知るだけではなく,自国の文化の素晴 らしさも再発見してください。 [授業の概要] (辞書は毎回持ってきてください。)読みやすいよ うに,各本文の構造を説明した補助プリントを,毎 回事前に配布する予定。文法の復習を行いつつ,文 化や社会,政治経済,宗教,歴史について書かれた 時事フランス語を読んでいきます。 [授業計画] 1.第7課:「日本料理店に行く」 2.第7課:部分冠詞,冠詞のまとめ,定冠詞の縮約 3.第8課:「布団が好き」 4.第8課:所有形容詞,人称代名詞の強勢形 5.第9課:「店で買い物をする」 6.第9課:指示形容詞ce,指示代名詞celui,形容 詞の比較級,疑問副詞combien 7.第10課:「ジャパン・エキスポ」 8.第10課:命令形,補語人称代名詞,中性代名詞y 9.第11課:「天候の話」 10.第11課:代名動詞,非人称構文,女性形容詞の 特殊な形 11.第12課:「美術館に行く」 12.第12課:疑問代名詞qui,複合過去⑴ 13.第13課:「バカンス」 14.第13課:複合過去⑵, 否定文⑵, 疑問副詞comment 15.第14課:「ユミの帰国」,単純未来 [授業計画] 1.ガリアの雄鶏(歴史) 2.ガリアの雄鶏(歴史) 3.ガリアの雄鶏(歴史) 4.右と左(政治) 5.右と左(政治) 6.右と左(政治) 7.フランス/ドイツ(政治) 8.フランス/ドイツ(政治) 9.マルセーユ(地理) 10.マルセーユ(地理) 11.フランス人/イギリス人(歴史) 12.フランス人/イギリス人(歴史) 13.フレンチ・ドクターズ(社会) 14.フレンチ・ドクターズ(社会) 15.ハラル(食文化) [テキスト] (テキストはフランス語講読入門1aと共通) 藤 田 裕 二 著『 パ リ の ク ー ル・ ジ ャ パ ン(Le Japon,c'est cool !)』 (朝日出版社,2500円)ISBN 978-4-255-35211-4 C1085 [テキスト] (テキストはフランス語中級4と同じ) 加藤晴久,ミシェル・サガズ『時事フランス語(A la page)2013年 度 版 』( 朝 日 出 版 社 )ISBN978-4255-35229-9 C1085 仏和語辞書(1年時に使ったもの,或いは下の推 薦辞書から選んで毎回持参) [参考図書・参考資料等] 『クラウン仏和辞典』(三省堂) 『プチロワイヤル仏和辞典』(旺文社) 『ディコ仏和辞典』(白水社) その他,授業中に指示しますが,辞書を毎回持参 して下さい。 [参考図書・参考資料等] 推薦辞書として, 『クラウン』(三省堂), 『ディコ』 (白水社),『プチ・ロワイヤル』(旺文社),『プログ レッシブ』(小学館)。自宅での学習に『ラジオ フ ランス語講座』(NHK) , 『テレビ フランス語講座』 (NHK)も利用してみてください。 [成績評価の方法] 授業への取り組み(20%),提出課題・小テスト (30%),学科試験(50%)を総合的に評価します。 [成績評価の方法] 努力を最大限に評価したい。よって授業に対する 取り組み(予習・意欲・提出課題)40%,定期試験 および小テスト60% −56− 外国語 フランス語中級4 (仏検4級をめざして) 中国語文法入門1a 前 期 1単位 李 志華 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 基礎を固めながらフランス語の応用力をつけると ともに,フランス社会や文化について知識を増やす。 フランス語検定4級∼3級レベルの文法力と読解力 を身につけることを目指す。 [授業の到達目標及びテーマ] 中国語の正しい発音及び基本的文法を習得し,簡 単な挨拶,自己紹介ができるようにする。また,辞 書の正しい使い方を身に付け,簡単な翻訳ができる ようにしたい。 [授業の概要] (辞書は毎回持ってきてください。)読みやすいよ うに,各本文の構造を説明した補助プリントを,毎 回事前に配布する予定。文法の復習を行いつつ,文 化や社会,政治経済,宗教,歴史について書かれた 時事フランス語を読んでいきます。 [授業の概要] 中国の文化・社会を理解し,中国人と交流するた めに不可欠な中国語の基礎,とりわけ文法をしっか りと学習する。また,中国人の生活習慣・思考様式 などについて,ビデオ・イラスト等を通して随時紹 介する。 [授業計画] 1.ツール・ド・フランス(スポーツ) 2.ツール・ド・フランス(スポーツ) 3.ツール・ド・フランス(スポーツ) 4.ロマ(社会) 5.ロマ(社会) 6.ロマ(社会) 7.アジア系フランス人(社会) 8.アジア系フランス人(社会) 9.トヨタ・フランス(経済) 10.トヨタ・フランス(経済) 11.ロワール川(地理) 12.ロワール川(地理) 13.識字(社会) 14.識字(社会) 15.ラルース(文化) [授業計画] 毎回,詳しい文法説明をし,テキストの読みと訳, 練習問題をこなす。 第1回:ガイダンスと中国・中国語についての基礎 知識の紹介。 第2回:発音Ⅰ(声調,母音,変化する声調) 第3回:発音Ⅱ(子音) 第4回:発音Ⅲ(複母音) 第5回:発音総まとめ(数字の読み方,簡単な挨拶 表現,氏名を名乗るときの表現) 第6回:人称代名詞,動詞述語文,副詞“也”と“都” 第7回:指示代名詞,助詞“的”の用法Ⅰ 第8回:形容詞述語文,主述述語文,部分否定 第9回:文法事項の確認と会話への応用 第10回:ものの数え方,歳の尋ね方,名詞述語文 第11回:「所有」を表す“有”と「存在」を表す“有” 第12回:「存在」を表す“在”(動詞),「存在」を表 す“在”と“有”の区別 第13回:前置詞“在”“給”,語気助詞 第14回:動詞(句)を目的語に取る動詞,方位詞 第15回:総復習 以上のように計画しているが,学生の到達度に応 じて変更することがある。 [テキスト] (テキストはフランス語中級3と同じ) 加藤晴久,ミシェル・サガズ『時事フランス語(A la page)2013年 度 版 』( 朝 日 出 版 社 )ISBN978-4255-35229-9 C1085 仏和辞書(1年時に使ったもの,或いは下の推薦 辞書から選んで毎回持参) [テキスト] 李志華・王祖茜・友野佳世 著 『同窗友情 ――共に学ぶ中国語文法―― 』 白帝社 ISBN978-4-89174-576-9 [参考図書・参考資料等] 推薦辞書として, 『クラウン』(三省堂), 『ディコ』 (白水社),『プチ・ロワイヤル』(旺文社),『プログ レッシブ』(小学館)。自宅での勉強に『ラジオ フ ランス語講座』(NHK), 『テレビ フランス語講座』 (NHK)も利用してみてください。 [参考図書・参考資料等] 辞 書:第一回目の授業の時に紹介する。 講義の内容に合わせて随時にプリントを 配布する。 [成績評価の方法] 努力を最大限に評価したい。授業に対する取り組 み(予習・意欲・提出課題)40%,定期試験および 小テスト60% [成績評価の方法] 学期末テスト(60%)。授業への取り組み,平素 の授業中の態度及び小テストの成績(40%)で総合 的に評価を行う。 −57− 外国語 太田 陽子 後 期 中国語文法入門2a 後 期 李 志華 1単位 中国語文法入門1d (初心者のための文法入門) 王 祖茜 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 中国語文法入門1で培った基礎的な表現力をブ ラッシュアップすることによって,中国語の読解力 と自己表現できる力を養成する。また,辞書の正し い使い方を身に付け,複文の入った文章も翻訳がで きるようにしたい。 [授業の到達目標及びテーマ] 1.中国語で簡単な自己紹介文を書くことができる。 2.辞書を使い初歩的な文章を読める。 [授業の概要] 中国の文化・社会を理解し,中国人と交流するた めに不可欠な中国語の基礎,とりわけ文法をしっか りと学習する。また,中国人の生活習慣・思考様式 などについて,ビデオ・イラスト等を通して随時紹 介する。 [授業の概要] 中国語の初歩から始め,正しい発音と基礎文法知 識を系統的に勉強し,簡単な中国語文章を読めるよ うに指導する。学習内容に合わせ,ビジュアル教材 を用いて受講者に中国語圏の人々の暮らしや文化に 触れさせることで,異文化理解を深める。 [授業計画] 毎回,詳しい文法説明をし,テキストの読みと訳, 練習問題をこなす。 第1回:受講の心得と前期習った内容の復習をする。 第2回:時を表す語(年,月,日,曜日の言い方など) 第3回:時の量を表す語,連動式文Ⅰ 第4回:助詞“了”,経験を表す“過”,結果補語 第5回:“是…的”の使い方,状態補語を導く“得” 第6回:連動式文Ⅱ“騎”など,副詞“才”“就” 第7回:助動詞“会”など,2つの目的語をもつ動詞 第8回:“不但…而且”,“一辺…一辺”,“要” 第9回:“就要…了”,“着”,比較の表現 第10回:“的”の用法Ⅱ,“地”,方向補語 第11回: 可能補語,「ちょっと…する」 の表現 第12回:「推量」などを表す助詞,“連…都/也” 第13回:受け身文,使役文 第14回:“把”構文,選択疑問を表す“還是” 第15回:総復習 以上のように計画しているが,学生の到達度に応 じて変更することがある。 [授業計画] 1.ガイダンス・中国と中国語について 2.発音Ⅰ(声調・単母音・複母音)+ビデオ視聴 (20分) 3.発音Ⅱ(子音・鼻音を伴う母音) 4.発音Ⅲ(発音総まとめ・数字と挨拶用語)+小 テスト 5.文法 中国語の語順・人称代名詞・指示代名詞 6.文法 動詞述語文+ビデオ視聴(20分) 7.文法 形容詞述語文 8.文法 主述述語文・部分否定文 9.文法 「所有」と「存在」の表現+ビデオ視聴(20 分) 10.文法 数詞と量詞+小テスト 11.文法 動作の完了を表す助詞「了」 12.文法 経験を表す助詞「過」 13.文法 動作の持続を表す助詞「着」・介詞(前 置詞) 14.文法総まとめ① 15.文法総まとめ② 16.試験 (受講生の学習習熟度に合わせ内容を増減する こともある。) [テキスト] 李志華・王祖茜・友野佳世 著 『同窗友情 ――共に学ぶ中国語文法―― 』 白帝社 ISBN978-4-89174-576-9 [参考図書・参考資料等] 辞 書:前期で使用したもの。 講義の内容に合わせて随時にプリントを 配布する。 [成績評価の方法] 学期末テスト(60%)。授業への取り組み,平素 の授業中の態度及び小テストの成績(40%)で総合 的に評価を行う。 [テキスト] 『スリム版 中文在線〈基礎編〉』 関中研 著 白帝社 ISBN978-4-86398-089-1 定価(本体2,400円+税) [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 小テストの成績(30%)及び期末試験の成績(70%) で総合評価を行う。 −58− 外国語 後 期 王 祖茜 1単位 中国語文法入門1e (初心者のための文法入門) 王 祖茜 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 中国語発音の基礎をしっかり学び,初歩の日常会 話をマスターすることを目指す。と同時に,中国文 化に触れ,異文化理解を深めて行きたい。 [授業の到達目標及びテーマ] 1.中国語で簡単な自己紹介文を書くことができる。 2.辞書を使い初歩的な文章を読める。 [授業の概要] リズム感のある中国語発音を楽しみながら,基礎 から学ぶ。 発音が難しいとされる中国語は,日本語にないイ ントネーションを数多く持ち,イントネーションで 言葉の意味が変わることも多い。通じる中国語を目 標に,発音及び文法の基礎を丁寧に教える。 [授業の概要] 中国語の初歩から始め,正しい発音と基礎文法知 識を系統的に勉強し,簡単な中国語文章を読めるよ うに指導する。学習内容に合わせ,ビジュアル教材 を用いて受講者に中国語圏の人々の暮らしや文化に 触れさせることで,異文化理解を深める。 [授業計画] 1.ガイダンス 既得知識の復習 2.数詞・量詞・値段の言い方 3.会話トレーニング①「明日一緒に買い物行きま しょう。」 4.「経験」を表す助詞 5.「可能」を表す助動詞 6.会話トレーニング②「中国映画を見たことがあ りますか?」 7.比較の表現 8.願望・意図の表現 9.二つの目的語を取る動詞 10.補語の種類とその働き①結果補語 11.補語の働き②様態補語・程度補語 12.会話トレーニング③「あなたの中国語はお上手 ですね。」 13.補語の働き③方向補語・可能補語 14.基礎会話トレーニング④「私は食べ切れません。 」 15.総まとめ 16.試験 [授業計画] 1.ガイダンス・中国と中国語について 2.発音Ⅰ(声調・単母音・複母音)+ビデオ視聴 (20分) 3.発音Ⅱ(子音・鼻音を伴う母音) 4.発音Ⅲ(発音総まとめ・数字と挨拶用語)+小 テスト 5.文法 中国語の語順・人称代名詞・指示代名詞 6.文法 動詞述語文+ビデオ視聴(20分) 7.文法 形容詞述語文 8.文法 主述述語文・部分否定文 9.文法 「所有」と「存在」の表現+ビデオ視聴(20 分) 10.文法 数詞と量詞+小テスト 11.文法 動作の完了を表す助詞「了」 12.文法 経験を表す助詞「過」 13.文法 動作の持続を表す助詞「着」・介詞(前 置詞) 14.文法総まとめ① 15.文法総まとめ② 16.試験 (受講生の学習習熟度に合わせ内容を増減する こともある。) [テキスト] 『中国語のToBiRa〈トビラ〉』 趙秀敏・冨田昇 著 朝日出版社 ISBN978-4-255-45220-3 [テキスト] 『スリム版 中文在線〈基礎編〉』 関中研 著 白帝社 ISBN978-4-86398-089-1 定価(本体2,400円+税) [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 小テスト(30%)+基礎会話トレーニング(10%) +試験(60%)で,総合的に評価する。 [成績評価の方法] 小テストの成績(30%)及び期末試験の成績(70%) で総合評価を行う。 −59− 外国語 中国語講読入門2d 中国語文法入門2e 後 期 中国語講読入門1a・e 前 期 王 祖茜 1単位 王 祖茜 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 1.自己紹介及び日本を紹介する簡単な文章を中国 語で書けること。 2.辞書を使い初中級程度の文章を読める。 [授業の到達目標及びテーマ] 中国語発音の基礎をマスターすると同時に,中国 文化に触れ,異文化理解を深めることを目指す。 [授業の概要] 中国語入門Ⅰで身についた基礎を固め,文法知識 をより系統的に勉強し,初歩的な中国語文章を読め るように指導する。架空した言語知識のみでなく, 学習内容に合わせて視聴教材等を用いて,受講者に 中国語圏の人々の暮らしや文化に触れる機会を作る。 [授業の概要] リズム感のある中国語発音を楽しみながら,基礎 から学ぶ。 発音が難しいとされる中国語は,日本語にないイ ントネーションを数多く持ち,イントネーションで 言葉の意味が変わることも多い。話せば通じる中国 語を目標に,発音の基礎を丁寧に教える。 [授業計画] 1.中国語入門Ⅰ内容の復習① 2.中国語入門Ⅰ内容の復習② 3.文法 中国語の語順・補語(補語の種類,機能) 4.文法 数量(時間)補語 5.文法 結果補語+ビデオ視聴(20分) 6.文法 強調文型「是・・・的」+小テスト 7.文法 助動詞「会」・「能」・「可以」 8.文法 接続詞 9.文法 可能補語・方向補語+ビデオ視聴(20分) 10.文法 比較の表現 11.文法 助動詞「得」・複合方向補語 12.文法 前置詞「把」の構文+小テスト 13.文法 受身の表現・使役の表現 14.文法総まとめ① 15.文法総まとめ② 16.試験 (受講生の学習習熟度に合わせ内容を調整するこ とがある。) [授業計画] 1.ガイダンス 中国語について 2.発音Ⅰ 単母音 声調 3.発音Ⅱ 子音 4.発音Ⅲ 複母音と鼻母音 5.発音の総まとめ 小テスト 6.人称代名詞・語順 7.動詞述語文・指示代名詞 8.形容詞述語文・副詞 9.基礎会話トレーニング①自己紹介 10.「存在」と「所有」の表現+単語テスト 11.時間詞①(日付,曜日) 12.基礎会話トレーニング②自分の電話番号を伝え る 13.時間の量(時間の長さ)を表す言葉 14.値段を言う・買い物するときの表現 15.総まとめ・基礎会話トレーニング③ 16.試験 [テキスト] 『スリム版 中文在線〈基礎編〉』 関中研 著 白帝社 ISBN978-4-86398-089-1 定価(本体2,400円+税) [テキスト] 『中国語のToBiRa〈トビラ〉 』 趙秀敏・冨田昇 著 朝日出版社 ISBN978-4-255-45220-3 [参考図書・参考資料等] 初回授業時に紹介します。授業進度に合わせて, プリントを配布する。 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 小テストの成績(30%)及び期末試験の成績(70%) で総合評価を行う。 [成績評価の方法] 小テスト(30%)+基礎会話トレーニング(10%) +試験(60%)で,総合的に評価する。 −60− 外国語 ブラックボード使用 後 期 王 祖茜 1単位 中国語中級3 (初中級文法) 王 祖茜 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 中国語発音の基礎をしっかり学び,初歩の日常会 話をマスターすることを目指す。と同時に,中国文 化に触れ,異文化理解を深めて行きたい。 [授業の到達目標及びテーマ] 基礎文法を身につけることを目標とする。 辞書を使って,中国の中学校で使用される教科書 の文章が読めることを目指す。 [授業の概要] リズム感のある中国語発音を楽しみながら,基礎 から学ぶ。 発音が難しいとされる中国語は,日本語にないイ ントネーションを数多く持ち,イントネーションで 言葉の意味が変わることも多い。通じる中国語を目 標に,発音及び文法の基礎を丁寧に教える。 [授業の概要] 近年,中国語のできる人材を求める会社が増えつ つある。中国語もビジネスやキャリアアップに有効 な外国語のひとつとして,重視されている。 社会のニーズに合わせ,本授業では,基礎文法に 基づき作文および読解練習を繰り返し,文書を読む 力を身につけるように指導する。 [授業計画] 1.ガイダンス 既得知識の復習 2.数詞・量詞・値段の言い方 3.会話トレーニング①「明日一緒に買い物行きま しょう。」 4.「経験」を表す助詞 5.「可能」を表す助動詞 6.会話トレーニング②「中国映画を見たことがあ りますか?」 7.比較の表現 8.願望・意図の表現 9.二つの目的語を取る動詞 10.補語の種類とその働き①結果補語 11.補語の働き②様態補語・程度補語 12.会話トレーニング③「あなたの中国語はお上手 ですね。」 13.補語の働き③方向補語・可能補語 14.基礎会話トレーニング④「私は食べ切れません。 」 15.総まとめ 16.試験 [授業計画] 1.ガイダンス・既得知識の復習① 2.既得知識の復習② 3.使役文・受身文 4.接続詞 5.複文① 6.複文② 7.副詞の種類 8.前置詞と前置詞構文 9.虚詞と実詞+小テスト 10.長文読解1 11.長文読解2 12.長文読解3 13.文章を読む1 14.文章を読む2 15.総まとめ 16.試験. [テキスト] 『中国語のToBiRa〈トビラ〉』 趙秀敏・冨田昇 著 朝日出版社 ISBN978-4-255-45220-3 [テキスト] 『新・中国ってこんな国!−日々是変化』 池上貞子・張 国路 著(朝日出版社) ISBN978-4-255-45232-6 定価(本体2,100円+税) [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 初回授業で紹介する。テキストに合わせてプリン トを配布する。 [成績評価の方法] 小テスト(30%)+基礎会話トレーニング(10%) +試験(60%)で,総合的に評価する。 [成績評価の方法] 授業時の発表(20%),小テスト(20%),期末試 験(60%)で総合的に評価する。 −61− 外国語 中国語講読入門2a・e ブラックボード使用 中国語中級4 (中級文法) 王 祖茜 後 期 ハングル文法入門1a 前 期 1単位 河 智弘 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 基礎文法を身につけることを目標とする。 辞書を使って,中国の中学校で使用される教科書 の文章が読めることを目指す。 [授業の到達目標及びテーマ] 韓国語の基礎を習得するために必要な文字,発音 を学んだ上で,簡単な会話文をロールプレイなどで 実践する。文字,発音をマスターして,実際に使え る日常会話が駆使できることを目標とする。 [授業の概要] 近年,中国語のできる人材を求める会社が増えつ つある。中国語もビジネスやキャリアアップに有効 な外国語のひとつとして,重視されている。 社会のニーズに合わせ,本授業では,基礎文法に 基づき作文および読解練習を繰り返し,文書を読む 力を身につけるように指導する。 [授業の概要] 韓国語の文字,発音を丁寧に習得する。その上, 簡単な自己紹介,日常会話ができるように練習を行 う。韓国の文化や現代韓国事情にも触れて,総合的 な側面で韓国語を学んでいく。 [授業計画] 1.ガイダンス・既習文法の復習① 2.既習文法の復習② 3.文章精読1① 4.文章精読1② 5.文章精読1③ 6.文章精読2① 7.文章精読2② 8.文章精読2③ 9.文章精読2④ 10.小テスト・ドラマ鑑賞 11.すぐ使えるビジネス中国語① 12.すぐ使えるビジネス中国語② 13.すぐ使えるビジネス中国語③ 14.すぐ使えるビジネス中国語④ 15.すぐ使えるビジネス中国語⑤ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.文字(母音) 3.文字(子音) 4.文字(パッチム)と発音練習 5.自己紹介 6.これは何ですか 7.私の家族 8.韓国映画鑑賞 9.何をしますか 10.どこですか 11.学校はどこにありますか 12.昨日何をしましたか 13.これ,いくらですか 14.友達とカフェに行きます。 15.まとめ [テキスト] 『新・中国ってこんな国!−日々是変化』 池上貞子・張 国路 著(朝日出版社) ISBN978-4-255-45232-6 定価(本体2,100円+税) [テキスト] 別途販売 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 授業時の発表(20%),小テスト(20%),期末試 験(60%)で総合的に評価する。 [成績評価の方法] 授業への取り組み(30%),小テスト(30%),期 末試験(40%)で総合的に評価する。 −62− 外国語 後 期 ハングル文法入門1d 前 期 河 智弘 1単位 金 河 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 前期で学んだ韓国語の基礎を生かして,会話,慣 用的な表現などを用いて読み,書き,聞き取り,話 すことをバランスよく習得していくことを目的とす る。 [授業の到達目標及びテーマ] 韓国語の文字と発音をマスターして,実際に使え る日常会話が駆使できることを目標とする。 [授業の概要] 前期で学んだ韓国語の基礎の文字,発音を生かし て場面の中で適当な会話ができるように繰り返し練 習を行う。基本文型と文法を会話文の中で習得し, 日韓の文化の比較になる読解文も取り入れる。 [授業の概要] 韓国語の文字と発音をしっかり習得する。その上, 基礎的な文法を学習し,日常会話で活用できるよう 学んでいく。 [授業計画] 1.前期の復習 2.夏休みにソウルに行って行きました 3.どんな運動が好きですか 4.週末は何をしますか 5.すみません,お水ください 6.韓国の映画鑑賞 7.トイレはどこにありますか 8.誕生日プレゼントでもらいました 9.アルバイトは何時までですか 10.ここで待ちます 11.写真を撮ってもいいですか 12.韓国語はどうですか 13.韓国旅行はどうでしたか 14.韓国事情 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.文字:基本母音1 3.文字:基本母音2 4.文字:基本母音3 5.文字:基本子音1 6.文字:基本子音2 7.文字:激音・濃音 8.文字:合成母音 9.文字:終声子音 10.∼は∼です 11.挨拶と自己紹介 12.∼は∼ではありません 13.代名詞の使い方 14.助詞と文型のまとめ 15.韓国映画観賞 [テキスト] 別途販売 [テキスト] 別途販売 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 授業への取り組み(30%),小テスト(30%),期 末試験(40%)で総合的に評価する。 [成績評価の方法] 授業への取り組み,期末試験で総合的に評価する。 −63− 外国語 ハングル文法入門2a ハングル講読入門2d 後 期 ハングル講読入門1a・e 前 期 金 河 1単位 金 河 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 前期学んだ内容を元に読み,書き,話すことをバ ランスよく習得していくことを目的とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 韓国語の文字と発音を覚えた上で,読み・書きが できるのを第一の目的とする。 韓国語の文章が正しく読めることを第二の目的と する。 [授業の概要] 基本文型と文法を会話文の中で習得し,実際の文 章が正しく解読できるようにする。 [授業の概要] 韓国語の文字をマスターし,語彙を増やしていく ことで,韓国旅行及び韓国人とのコミュニケーショ ンで必要な言語能力を身に付ける。 [授業計画] 1.前期の復習1 2.前期の復習2 3.どこにありますか1 4.どこにありますか2 5.今日は何日ですか1 6.今日は何日ですか2 7.何時に起きますか1 8.何時に起きますか2 9.語彙・文法のまとめ 10.これいくらですか1 11.これいくらですか2 12.食事でも一緒にしましょうか1 13.食事でも一緒にしましょうか2 14.韓国映画観賞 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.文字:基本母音1 3.文字:基本母音2 4.文字:基本母音3 5.文字:基本子音1 6.文字:基本子音2 7.文字:激音・濃音 8.文字:合成母音 9.文字:終声子音 10.挨拶・自己紹介 11.韓国語の文章の講読1 12.韓国語の文章の講読2 13.韓国語の文章の講読3 14.韓国映画観賞 15.まとめ [テキスト] 別途販売 [テキスト] 別途販売 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 授業への取り組み,期末試験で総合的に評価する。 [成績評価の方法] 授業への取り組み,期末試験で総合的に評価する。 −64− 外国語 後 期 ハングル中級3 前 期 金 河 1単位 金 河 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 前期学んだ内容を元に読み,書き,話すことをバ ランスよく習得していくことを目的とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 韓国人とのコミュニケーションに必要な基礎知識 を体系的に学習することを目標とする。韓国のドラ マ,映画なども教材に用いて,生きた会話を理解し 話せることを目標とする。 [授業の概要] 基本文型と文法を会話文の中で習得し,実際の文 章が正しく解読できるようにする。 [授業の概要] 日常での場面を設定し,実際に使う会話文の中で 実用的な表現を習得する。 [授業計画] 1.前期の復習1 2.前期の復習2 3.どこにありますか1 4.どこにありますか2 5.今日は何日ですか1 6.今日は何日ですか2 7.何時に起きますか1 8.何時に起きますか2 9.語彙・文法のまとめ 10.これいくらですか1 11.これいくらですか2 12.食事でも一緒にしましょうか1 13.食事でも一緒にしましょうか2 14.韓国映画観賞 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.文字と発音の復習 3.文法の復習 4.数字の読み方 5.食事と注文 6.ショッピング 7.場所と位置 8.語彙・文法のまとめ1 9.意志表現 10.否定・不可能表現 11.相談・提案の表現 12.韓国事情 13.語彙・文法のまとめ2 14.韓国映画観賞 15.総まとめ [テキスト] 別途販売 [テキスト] 別途販売 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 授業への取り組み,期末試験で総合的に評価する。 [成績評価の方法] 授業への取り組み,期末試験で総合的に評価する。 −65− 外国語 ハングル講読入門2a・e ハングル中級4 後 期 金 河 1単位 日本語1 (外国人留学生履修科目) 松田 文子 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 韓国語の基礎知識を学んだ上で,コミュニケー ション能力を身に付けることを目標とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 留学生が日本語を話すとき,中上級の日本語力に なっても不自然な日本語表現のために内容が読み手 に十分伝わらない場合が多い。 そこで,中上級の日本語力をもつ留学生がなるべく 効率よく,なるべく相手を不快にさせないで話すに はどうしたらよいかをタスクを通してともに考え, 日本語の話す力を高めることを目標とする。 (日本語中級後半,上級レベルの留学生対象) [授業の概要] 韓国語だけではなく韓国の歴史,文化,現代事情 も合わせて学習し,実践的に使えるコミュニケー ション能力を伸ばしていく。 [授業の概要] 「日本語1」「日本語2」においては,タスク型の 授業を実施し,実際にタスクを行いながら,聞いた 人が不快に思ったり誤解したりしない日本語が話せ るようにする。 [授業計画] 1.前期の復習1 2.前期の復習2 3.尊敬の表現 4.用言の名詞形 5.目的と副詞形 6.伝聞の表現 7.韓国文化 8.語彙・文法のまとめ1 9.推量表現 10.継続の表現 11.ぞんざい形 12.韓国事情 13.語彙・文法のまとめ2 14.韓国映画観賞 15.総まとめ [授業計画] 1.タスク⑴:「問い合わせをする」① 2.タスク⑴:「問い合わせをする」② 3.タスク⑵:「お店で接客をする」① 4.タスク⑵:「お店で接客をする」② 5.タスク⑶:「お願いをする」① 6.タスク⑶:「お願いをする」② 7.タスク⑷:「お店やサークルの宣伝をする」① 8.タスク⑷:「お店やサークルの宣伝をする」② 9.タスク⑸:「誘う,断る,謝る」① 10.タスク⑸:「誘う,断る,謝る」② 11.タスク⑹:「道や交通の案内をする」① 12.タスク⑹:「道や交通の案内をする」② 13.タスク⑺:「インタビューをする」① 14.タスク⑺:「インタビューをする」② 15.総合課題 [テキスト] 別途販売 [テキスト] 野田 尚史・森口 稔 『日本語を話すトレーニング』 ひつじ書房 ISBN4-89476-210-2 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜,参考資料等を配付する。 [成績評価の方法] 授業への取り組み,期末試験で総合的に評価する。 [成績評価の方法] 受講態度,課題への取り組み,期末試験等により 総合的に評価する。 −66− 外国語 日本語2 (外国人留学生履修科目) 1単位 日本語3 (外国人留学生履修科目) 松田 文子 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 留学生が日本語を話すとき,中上級の日本語力に なっても不自然な日本語表現のために内容が読み手 に十分伝わらない場合が多い。 そこで,中上級の日本語力をもつ留学生がなるべく 効率よく,なるべく相手を不快にさせないで話すに はどうしたらよいかをタスクを通してともに考え, 日本語の話す力を高めることを目標とする。 (日本語中級後半,上級レベルの留学生対象) [授業の到達目標及びテーマ] 留学生が日本語を書くとき,中上級の日本語力に なっても不自然な日本語表現のために内容が読み手 に十分伝わらない場合が多い。 そこで,中上級の日本語力をもつ留学生がなるべく 効率よく,なるべく相手を不快にさせないで書くに はどうしたらよいかをタスクを通してともに考え, 日本語の書く力を高めることを目標とする。 (日本語中級後半,上級レベルの留学生対象) [授業の概要] 「日本語1」(前期)に引き続き,「日本語2」で もタスク型の授業を実施し,実際にタスクを行いな がら,聞いた人が不快に思ったり誤解したりしない 日本語が話せるようにする。 [授業の概要] 「日本語3」「日本語4」においては,実際に書か れた文章を読んで検討し,それを踏まえてピア・レ スポンス活動を取り入れながら,読む人のことを考 えた日本語が書けるようにトレーニングする。 [授業計画] 1.タスク⑻:「雑談をする」① 2.タスク⑻:「雑談をする」② 3.タスク⑼:「スピーチをする」① 4.タスク⑼:「スピーチをする」② 5.タスク⑽:「会議で発言する」① 6.タスク⑽:「会議で発言する」② 7.タスク⑾:「手順を説明する」① 8.タスク⑾:「手順を説明する」② 9.タスク⑿:「やさしい日本語で話す」① 10.タスク⑿:「やさしい日本語で話す」② 11.タスク⒀:「プレゼンテ―ションをする」① 12.タスク⒀:「プレゼンテ―ションをする」② 13.タスク⒁:「研究を発表する」① 14.タスク⒁:「研究を発表する」② 15.タスク⒂:「面接を受ける」 [授業計画] 1.トレーニング⑴:「お知らせメール」① 2.トレーニング⑴:「お知らせメール」② 3.トレーニング⑵:「レストランのメニュー」① 4.トレーニング⑵:「レストランのメニュー」② 5.トレーニング⑶:「問い合わせのメール」① 6.トレーニング⑶:「問い合わせのメール」② 7.トレーニング⑷: 「注意書きやサービス案内」① 8.トレーニング⑷: 「注意書きやサービス案内」② 9.トレーニング⑸:「お願いのメール」① 10.トレーニング⑸:「お願いのメール」② 11.トレーニング⑹:「お店やイベントの広告」① 12.トレーニング⑹:「お店やイベントの広告」② 13.トレーニング⑺:「わかりやすいマニュアル」① 14.トレーニング⑺:「わかりやすいマニュアル」② 15.総合的課題 [テキスト] 野田 尚史・森口 稔 『日本語を話すトレーニング』 ひつじ書房 ISBN4-89476-210-2 [テキスト] 野田 尚史・森口 稔 『日本語を書くトレーニング』 ひつじ書房 ISBN4-89476-177-7 (授業前に購入する必要はありません) [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜,参考資料等を配付する。 [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜,参考資料等を配付する。 [成績評価の方法] 受講態度,課題への取り組み,期末試験等により 総合的に評価する。 [成績評価の方法] 受講態度,課題への取り組み,期末試験等により 総合的に評価する。 −67− 外国語 松田 文子 後 期 日本語4 (外国人留学生履修科目) 松田 文子 後 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 留学生が日本語を書くとき,中上級の日本語力に なっても不自然な日本語表現のために内容が読み手 に十分伝わらない場合が多い。 そこで,中上級の日本語力をもつ留学生がなるべく 効率よく,なるべく相手を不快にさせないで書くに はどうしたらよいかをタスクを通してともに考え, 日本語の書く力を高めることを目標とする。 (日本語中級後半,上級レベルの留学生対象) [授業の概要] 「日本語3」(前期)に引き続き,「日本語4」に おいても,実際に書かれた文章を読んで検討し,そ れを踏まえてピア・レスポンス活動を取り入れなが ら,読む人のことを考えた日本語が書けるようにト レーニングする。 [授業計画] 1.トレーニング⑻:「場所や交通の案内」① 2.トレーニング⑻:「場所や交通の案内」② 3.トレーニング⑼:「企画や提案を出す」① 4.トレーニング⑼:「企画や提案を出す」② 5.トレーニング⑽:「ニュースレターを作る」① 6.トレーニング⑽:「ニュースレターを作る」② 7.トレーニング⑾:「アンケート用紙を作る」① 8.トレーニング⑾:「アンケート用紙を作る」② 9.トレーニング⑿:「掲示板やメーリングリストを 使う」① 10.トレーニング⑿:「掲示板やメーリングリストを 使う」② 11.トレーニング⒀:「日本語弱者のことを考えて書 く」① 12.トレーニング⒀:「日本語弱者のことを考えて書 く」② 13.トレーニング⒁:「レポートや論文を書く」① 14.トレーニング⒁:「レポートや論文を書く」② 15.総合的課題(奨学金の応募など) [テキスト] 野田 尚史・森口 稔 『日本語を書くトレーニング』 ひつじ書房 ISBN4-89476-177-7 (授業前に購入する必要はありません) [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜,参考資料等を配付する。 [成績評価の方法] 受講態度,課題への取り組み,期末試験等により 総合的に評価する。 −68− 専門教育科目 初等教育学科 初等教育学科 ブラックボード使用 教育の歴史 前 期 現代教育の諸問題 前 期 村田 恵子 2単位 竹中 伸夫 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 論理的思考・批判的思考を駆使して,社会問題を 批判的にとらえることができるようになる。 いくつかの教育問題に関して基礎的認識を形成さ せる。 [授業の概要] 本講義では,特に,日本における教育の歴史につ いて,①明治以前の「学び」,②近代学校教育の成立・ 展開と社会的背景,③階層意識と教育,④戦争と教 育,⑤現代日本の子どもと教育,という柱を立て, その時代を生きた人々,子どもの暮らしや価値観と の関係を考えながら概観する。 [授業の概要] 社会問題としての教育問題のとらえ方,考え方に ついて概説の後,いくつかの教育問題を事例として 取り上げ,先に提示したとらえ方,考え方を意識し ながら説明する。 [授業計画] 1.教育の歴史を学ぶということ 2.近世の子ども観・教育観① 3.近世の子ども観・教育観② 4.近世における「学び」 5.日本における近代教育制度の成立・展開① 6.日本における近代教育制度の成立・展開② 7.日本における近代教育制度の成立・展開③ 8.都市新中間層と子ども・教育① 9.都市新中間層と子ども・教育② 10.都市における貧困層の子どもと教育 11.総力戦体制と子ども① 12.総力戦体制と子ども② 13.敗戦と子ども,教育 14.戦後日本の教育の歩み 15.現代日本の子どもと教育 [授業計画] 1.オリエンテーション:教育問題とは何か 2.教育問題とゆがみ(誤解) 3.教育問題と事実・解釈 4.教育問題と判断・対策 5.思想・信条と教育Ⅰ:愛国心と教育基本法 6.思想・信条と教育Ⅱ:君が代,日の丸 7.思想・信条と教育Ⅲ:宗教教育 8.思想・信条と教育Ⅳ:政治教育 9.制度と教育Ⅰ:ゆとり教育と学力低下 10.制度と教育Ⅱ:教員免許更新制 11.制度と教育Ⅲ:学習指導要領 12.制度と教育Ⅳ:教科書問題 13.社会と教育Ⅰ:モンスターペアレント 14.社会と教育Ⅱ:格差 15.社会と教育Ⅲ:グローバル化 [テキスト] 田嶋 一他著『やさしい教育原理 新版補訂版』 (有斐閣アルマ,ISBN : 978 - 4 - 641 ‒ 12426 ‒ 4) [テキスト] なし [参考図書・参考資料等] ・教育思想史学会編『教育思想事典』勁草書房 ・日本近代教育史事典編集委員会編『日本近代教育 史事典』平凡社 [参考図書・参考資料等] ・西原博史『良心の自由と子どもたち』岩波書店 ・広田照幸,伊藤茂樹『教育問題はなぜまちがって 語られるのか?−「わかったつもり」からの脱却』 日本図書センター ・小野田正利 『悲鳴をあげる学校−親の “イチャモン” から “結びあい” へ』 旬報社 ・市川伸一『学力低下論争』筑摩書房 ・苅谷剛彦『教育改革の幻想』筑摩書房 [成績評価の方法] 受講態度,レポート,試験等による総合評価とす る。 [成績評価の方法] 期末テスト(100点分)による。ただし3分の2以 上の出席が無いものは受験資格を失う。 −69− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 本講義では,現代的な教育課題について,それが どのようにして生み出されたのか,それ以前とはど こがどのように異なるのか(あるいは同じなのか), さらにそうした変化が人々の生活にどのような影響 をもたらしたのか,歴史的な視点から考察する方法 を学習することを目的とする。 ブラックボード使用 教師論(初等) (教職の意義を理解する) 高木 亮 ブラックボード使用 前 期 2単位 教育学概論(初等) (教育というものを理解する) 高木 亮 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 教師・保育者という職業人になる上での基本的に 求められる役割と能力,知識,態度を学習する。そ の上で教職に就くための自らの在り方について考え る。 [授業の到達目標及びテーマ] 「教育」という概念についての基礎理論を歴史的, 法的および現代的課題の知識として身につける。そ の上で,自分なりの教育の担い方を理解する。 [授業の概要] 教職に社会の求めるニーズは多様である。最低限 踏まえる必要のある教職の法的,社会的な役割・知 識,態度などを学ぶ。次いで,教職のキャリアにつ いての見通しを知り,自らのキャリアを考える。 [授業の概要] 現在の我が国の教育の基本的な在り方と課題に次 いで,歴史的な教育の思想や理論,体系を学習する。 あわせて,現在の我が国の初等・幼児教育の教育課 題を考える。 [授業計画] 1.オリエンテーションと書籍紹介 2.教職の服務と欠格事由 3.教職の身分に関する法令と実際 4.教職の役割に関する法令と実際 5.教職の職位・分掌に関する法令と実際 6.明治から昭和前半の教職論 −聖職性と労働者性− 7.現在の教職論(専門職論)の理念と課題 8.教職をめぐる現代的課題 −教育政策と社会・世論の望む教職像− 9.教職をめぐる地域的課題 10.初期の教職キャリア 11.中期の教職キャリア 12.リーダーとしての教職キャリア 13.教職キャリアのメンタルヘルス 14.養成段階で必要な教職キャリアの課題 15.教師・保育者として生きる自分(まとめ) [授業計画] 1.オリエンテーションと書籍紹介 2.人間の発達と社会と教育 3.教育と保育の必要性 4.西洋教育史の概観 5.近世までの日本教育史の概観 6.欧米の近代公教育と現状 7.日本近代公教育の三大改革(1) −第一の教育改革:明治の教育改革− 8.日本近代公教育の三大改革(2) −第二の教育改革:終戦による教育改革− 9.日本近代公教育の三大改革(3) 10.日本近代公教育の三大改革(4) 11.現行教育改革と教育・関連法令など 12.現行教育改革と教育・関連諸制度 13.現行教育改革と学力 14.現行教育改革と生徒指導・キャリア教育 15.これから教育に関わるということ(まとめ) [テキスト] なし [テキスト] なし [参考図書・参考資料等] 保幼小それぞれの分野ごとに基幹となる参考図書 を紹介する。順次,書籍紹介も行う。 [参考図書・参考資料等] 保幼小それぞれの分野ごとに基幹となる参考図書 を紹介する。順次,書籍紹介も行う。 [成績評価の方法] 最低限の授業態度と出席を前提条件とする。その 上で,授業態度(15%)とレポート(20%),筆答 試験(65% )をもとに総合的に評価する。 [成績評価の方法] 最低限の授業態度と出席を前提条件とする。その 上で,授業態度(15%)とレポート(20%),筆答 試験(65%)をもとに総合的に評価する。 −70− 初等教育学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 教育心理学(初等) 前 期 学習心理学 後 期 北川 歳昭 2単位 堤 幸一 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 学習理論・学習研究法の基礎知識を得る。教育, 心理学における学習の重要性を理論だけでなく,体 験的に理解させる。 [授業の概要] 教育心理学は,教育・保育に関連する諸事象につ いて心理学的に研究し,教育・保育効果を高めるの に役立つ心理学的知見と技術を提供する学問である。 認知(学習・記憶・思考),動機づけ,学級内人間 関係,学習指導法,教育評価,発達(知能,人格) など,基本的内容の学習を通し,教育・保育の対象 である子どもの心理学的理解を深める。また,障害 のある子どもの発達やそのような子どもに対する学 習支援のあり方についてもふれる。適宜,教育に関 するトピックスを取り上げ,その意味とメカニズム について教育心理学的な観点から考察を試みる。 [授業の概要] 学習理論および学習の研究法についての基礎知識 を概説した後,デモ実験も交えて,いくつかの学習 分野のトピックスについてより詳しく説明する。 [授業計画] 1.教育心理学とは 2.記憶と忘却 3.知識と問題解決 4.学習(条件づけ) 5.学習(モデリング・自己強化) 6.動機づけと統制感 7.学級内の人間関係(教師と子ども) 8.学級内の人間関係(子ども同士) 9.学習指導形態と適性処遇交互作用 10.教育評価 11.発達段階と発達課題 12.知能の発達と学力 13.人格の発達と適応 14.特別支援を必要とする子ども(知能障害など) 15.特別支援を必要とする子ども(発達障害など) [授業計画] 1.学習心理学とは何か 2.認知と情報処理 3.認知と記憶モデル 4.デモ実験1(系列位置効果) 5.連合学習(古典的条件づけ) 6.連合学習(道具的条件づけ) 7.デモ実験2(学習曲線) 8.認知学習1(洞察) 9.認知学習2(サイン−ゲシュタルト) 10.デモ実験3(認知学習) 11.その他の学習理論(観察学習) 12.教授−学習過程1(有意味受容学習他) 13.教授−学習過程2(発見学習・仮説実験授業) 14.学習障害(LD)と記憶障害 15.まとめ [テキスト] 鎌原雅彦・竹綱誠一郎『やさしい教育心理学[第 3版]』(有斐閣アルマ,ISBN:978-4-641-12458-5) [テキスト] なし [参考図書・参考資料等] 適宜紹介する。 [参考書・資料等] 適宜,配布する。 [成績評価の方法] 受講態度,討議への参加,レポート,授業中の小 テスト(筆記試験)による総合評価。 [成績評価の方法] 受講態度,小テスト2回,レポート2回の総合評 価 −71− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 教育心理学の基本概念の理解を目標とする。あわ せて,初等教育・保育をめぐる諸問題に対する教育 心理学的なとらえ方を習得することを目指す。 ブラックボード使用 学校経営論 後 期 学校法制論 前 期 中井 智子 2単位 渡邊 言美 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 学校教育目標の達成に向けて行われる学校経営に ついて,政策・施策等を基盤に学習しながら,学校 の活性化,学校力の向上に向けた経営の在り方につ いて基礎的な理解を深めるとともに,学校経営に係 る課題等について考察できる。 [授業の到達目標及びテーマ] 日本の学校に関する法規について総合的に把握す る。特に学校制度に関わる法制および,教員・教育 内容に関わる事項についての法的規定を理解する。 [授業の概要] 学校経営に係る基礎的な事項について学習し,マ ネジメントサイクルにつないで考える。その過程で, 人的・物的経営資源を有効に活用し,効果的に学校 運営を管理職のリーダーシップのもと行う,信頼さ れる学校づくりについて考える。 [授業の概要] 1.戦前・戦後の教育法規の変遷と特質を明らかに する。 2.現在の学校法規の中でも,教員として知ってお くべき重要法規に焦点を当てその特質や問題点 を講義する。 [授業計画] 1.学校経営について 2.学校の役割とその機能 3.学校の組織の特徴と課題 4.学校経営と管理 5.学校経営と政策 6.学校経営と行政施策 7.学校経営と組織マネジメント①(学校経営計画) 8.学校経営と組織マネジメント②(マネジメント サイクル) 9.学校経営と学校運営 10.学校経営とカリキュラムマネジメント 11.教職員の資質の向上 12.学校経営と地域連携(コミュニティスクール) 13.学校経営と校種間連携 14.学校自己評価 15.学習のまとめ(信頼される学校づくり) [授業計画] 1.オリエンテーション 2.戦前の学校・教育法規 3.戦後の学校・教育法規 教育基本法・学校教育 法 4.戦後の学校・教育法規 新旧教育基本法・教育 三法 5.学校制度に関わる法規 学校の法的規定 6.学校制度に関わる法規 教育行政 7.学校制度に関わる法規 学校の設置・運営 8.学校制度に関わる法規 学級定数,教員配置 9.教員にかかわる法規 教員の服務・懲戒 10.教員にかかわる法規 児童生徒への懲戒・体罰 11.教員にかかわる法規 校則 12.教員にかかわる法規 いじめ,学校事故 13.教育内容にかかわる法規 教科書 14.教育内容にかかわる法規 学習指導要領 15.総括 [テキスト] [テキスト] 市川須美子・他『教育小六法』平成25年版 ISBN:978-4-313-01189-2 C2032 [参考図書・参考資料等] 『解説教育六法』(三省堂) その他,必要に応じて適宜紹介 [参考図書・参考資料等] 清原正義・他 『教育基本法から見る日本の教育と制度』 (協同出版) [成績評価の方法] 学習態度,レポート,筆記試験等による総合評価 [成績評価の方法] 小テストと期末試験の総合評価。 −72− 初等教育学科 ブラックボード使用 保育者論 (保育職の理解) 柏 まり ブラックボード使用 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ・保育士に必要な知識・技術の概要を把握する ・保育士の現状と役割について理解する ・保育士の専門性について学ぶ 保育原理Ⅰ (保育士になるための基礎力の構築) 柏 まり 前 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ・保育士に必要な知識・技能の概要を把握する ・保育所の役割や機能を把握する ・子どもの育ちを理解する [授業の概要] 保育所は,保育に欠ける乳幼児を保育することを 目的とする児童福祉施設である。その役割は,子ど もに最善の利益を考慮して保育をすること,地域の 子育て支援をすることなど多岐にわたる。本講義で は,保育士が保育所に入所している子どもを保育す る上で必要な理念や知識の習得を目的とする。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.保育者の役割 3.保育者の倫理 4.保育し制度の理解 5.保育士の専門性①養護と教育 6.保育士の専門性②資質と能力 7.保育士の専門性③保育技術 8.保育士の専門性④保育の計画 9.保育士の専門性⑤保育の記録・省察 10.保育者の協働関係 11.地域の子育て支援 12.保育者の専門職的成長 13.現代保育の課題への対応①幼・小との連携 14.現代保育の課題への対応②保護者との連携 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.保育とは 3.家庭保育と集団施設保育①施設・制度の概要 4.家庭保育と集団施設保育②子ども・子育て新シ ステム 5.保育の歴史①西洋 6.保育の歴史②日本 7.保育所保育の特性と目標 8.保育所保育の方法と環境 9.保育所保育指針における子ども観 10.保育所保育指針における保育観 11.保育所保育指針における発達観 12.保育の内容①概要 13.保育の内容②5領域 14.保育者の職能論 15.まとめ [テキスト] 「保育所保育指針解説書」 (フレーベル館,ISBN:978-4-577-81242-6) 「幼稚園教育要領解説」 (フレーベル館,ISBN978- 4-577-81245- 7) [テキスト] 「保育所保育指針解説書」 (フレーベル館,ISBN978- 4-577-81242- 6) 「幼稚園教育要領解説」 (フレーベル館,ISBN978- 4-577-81245- 7) [参考図書・参考資料等] 授業中に随時紹介する [参考図書・参考資料等] 授業中に随時紹介する [成績評価の方法] 期末試験(60%),授業中レポート(30%),授業 態度(10%)を総合的に評価する [成績評価の方法] 期末試験(60%),授業中レポート(30%),授業 態度(10%)を総合的に評価する −73− 専門︵初等教育︶ [授業の概要] 保育士に求められる知識・資質・技術に関する学 習を通して保育士としての専門性の基礎を理解し, 理想の保育者像について考える。また,保育士の職 務に関する現状を学び,保育士に求められる役割や, 協働的な視野で保育者としての職能の理解を深める。 授業を通して自ら考え,解答を導ける保育者に必要 な実践力の基盤を構築することを目的とする。 ブラックボード使用 保育原理Ⅱ ブラックボード使用 前 期 養護原理 前 期 2単位 村田 恵子 2単位 (保育実践力の醸成) 柏 まり [授業の到達目標及びテーマ] ・保育を実践する力の醸成 ・現代の保育ニーズ・課題の理解 ・一人ひとりの育ちに応じた保育を理解する [授業の到達目標及びテーマ] 今日における社会的養護の原理と内容,その担い 手としての保育士の専門性等について学ぶ。 [授業の概要] 保護者の保育に対するニーズは,拡大している。 それらに対応する保育士に求められる資質・能力・ 技能には高い専門性と実践力が求められている。本 講義では,保育原理Ⅰ,保育者論での学びを基盤と して,保育者の職能論について検討を行い,保育実 践者として理想とする保育者像への接近を試みる。 [授業の概要] 児童養護の体系について説明した後、児童養護の 基本的な考え方について、特に子どもの権利保障と いう視点から整理する。さらに、今日の児童養護問 題と社会的養護の仕組みと実践について学習してい く。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.保育者の存在と姿 3.保育のなかの子どもと保育者 4.保護者と向き合う保育者 5.地域社会のなかの保育者 6.保育者の職務内容 7.保育者の職場文化 8.カリキュラム開発と保育者の職能 9.保育者のキャリア・アップと研修 10.世界の保育者から学ぶ 11.日本の保育者から学ぶ 12.専門職としての保育者養成 13.保育者の人間性 14.理想とする保育者像 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション・子ども・家庭を取り巻く 生活環境と社会的養護の視点 2.社会的養護のあゆみ 3.児童の権利に関する条約と社会的養護 4.社会的養護の理念と基本原則 5.社会的養護の法体系 6.社会的養護の実施体系 7.社会的養護を必要とする子どもと家庭的養護 8.社会的養護を必要とする子どもと施設養護① 乳児院、児童養護施設 9.社会的養護を必要とする子どもと施設養護② 児童自立支援施設、情緒障害児短期治療施設 10.障害のある子どもへの福祉サービスと施設養護 11.子どもの権利擁護の取り組み 12.社会的養護にかかわる専門職 13.社会的養護の展開 14.社会的養護の課題 15.まとめ 子どもの権利保障と社会的養護の課 題 [テキスト] 田中亨胤他編著「MINERVA保育実践学講座2 保育者の職能論」 (ミネルヴァ書房,ISBN:978-4-623-04599-0) [テキスト] 1 水田和江・中野菜穂子編『社会的養護の理念と 実践』(株)みらい ISBN:978-4-86015-259-8 2 山縣文治・柏女霊峰編『社会福祉用語辞典 第 9版』ミネルヴァ書房 ISBN:978-4-62306543-1 [参考図書・参考資料等] 授業中に随時紹介する [参考図書・参考資料等] 『社会福祉小六法』も,適宜使用するので準備し ておいてほしい。*他の授業のもので可。 [成績評価の方法] 期末試験(60%),授業中レポート(30%),授業 態度(10%)を総合的に評価する [成績評価の方法] 受講態度,レポート,試験等による総合評価とす る。 −74− 初等教育学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 社会福祉Ⅰ 前 期 社会福祉Ⅱ 後 期 村田 恵子 2単位 村田 恵子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 社会福祉の原理や歴史,援助方法等の概要を理解 する。 [授業の概要] 社会福祉を支える理念と今日に至るあゆみをふま え,現代的な課題について領域別に学習をすすめて いく。 [授業の概要] 社会福祉の現状に関する社会福祉Ⅰでの学習を基 礎として,社会福祉の原理や歴史,社会福祉の援助 方法等についてより深く学習する。 [授業計画] オリエンテーション 1.社会福祉とは何か/社会福祉の基礎概念 2.社会福祉の歴史と展開 3.社会福祉をとりまく現状① 貧困と現代 4.社会福祉をとりまく現状② 少子・高齢化社会の進展/家族,地域社会の動 向と変化 5.社会福祉の仕組みと運営 6.社会福祉の機関と施設 7.社会保障・公的扶助① 社会保障の機能と理念 生存権保障とナショナルミニマム 8.社会保障・公的扶助② わが国の社会保障制度の体系 生活保護制度の原理と概要 9.障害者福祉① 障害とは何か/障害者福祉の基本理念 10.障害者福祉② 障害者福祉の法律と実施体制/障害者プラン/ 権利保障とアドボカシー 11.高齢者福祉① 高齢者福祉の理念/ 高齢者福祉の法律と実施体系 12.高齢者福祉② 高齢者福祉サービスの概要と課題 13.子ども家庭福祉① 子どもの権利と児童の権利に関する条約 子ども家庭福祉の法律と実施体制の変遷 14.子ども家庭福祉② 子ども家庭福祉の体系と概要/課題 15.これからの社会福祉の課題 権利擁護の取り組み/社会福祉専門職の動向 [授業計画] 1.オリエンテーション・社会福祉の基礎概念 (復習) 2.社会福祉の援助原理と対象・ニーズ 3.欧米における社会福祉の展開① 4.欧米における社会福祉の展開② 5.日本における社会福祉の展開① 6.日本における社会福祉の展開② 7.社会福祉の援助と方法① ソーシャルワークの体系 8.社会福祉の援助と方法②歴史的展開 9.社会福祉の援助と方法③ ケースワーク(個別援助技術)の展開過程 10.社会福祉の援助と方法④ グループワーク(集団援助技術)の展開過程 11.社会福祉の援助と方法⑤ コミュニティーワーク(地域援助技術)の展開 過程 12.エンパワーメントとストレングス視点 13.現代における社会福祉の課題① ※①,②ともグループワークを実施 14.現代における社会福祉の課題② 15.発表・まとめ [テキスト] プリントを配布,その他適宜指示する。 [テキスト] 山縣文治・岡田忠克編 『よくわかる社会福祉第9版』ミネルヴァ書房 ISBN:9784623063000 1 ミネルヴァ書房編集部編 『ワイド版社会福祉小六法2013』 ISBN:9784623065011 [参考図書・参考資料等] 適宜指示する。 [参考図書・参考資料等] 適宜指示する。 [成績評価の方法] 授業態度,レポート,試験等による総合評価とする。 [成績評価の方法] 受講態度,レポート,試験等による総合評価とする。 −75− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 現代社会における生活問題と,社会福祉のニーズ について学習し,日本の社会福祉の制度・実践はそ れにどのように対応しようとしているのか,現状と 課題について考察する。 ブラックボード使用 相談援助 前 期 児童福祉Ⅰ 前 期 松井 圭三 1単位 村田 恵子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 社会福祉現場での援助の概要を学習し,臨床能力 を養うことを目的とする。 [授業の到達目標及びテーマ] ・今日の児童問題の背景について学ぶ。 ・児童福祉の役割や仕組みについて,体系的に学ぶ。 ・児童福祉施策の動向について学ぶ。 [授業の概要] 具体的な援助方法を学習する。(ケースワーク, グループワーク,コミュニティワーク等)そのうえ で具体的な社会福祉事例について学習し,専門性を 深める。 [授業の概要] 今日の児童問題の背景と,児童福祉の役割や仕組 み,動向等に関する基本的知識の習得を図る。 [授業計画] 1.オリエンテーション(相談援助とは何か) 2.社会福祉と社会福祉援助技術 3.社会福祉援助技術とは 4.ケースワークとは(1) 5.ケースワークとは(2) 6.グループワークとは(1) 7.グループワークとは(2) 8.コミュニテイワークとは(1) 9.コミュニテイワークとは(2) 10.その他の関連技術(1) 11.その他の関連技術(2) 12.社会福祉事例研究(1) 13.社会福祉事例研究(2) 14.社会福祉事例研究(3) 15.まとめ [授業計画] 1.子ども家庭福祉の基礎概念 2.現代日本の子どもと家庭① 子どもをめぐる生活環境の変化 3.現代日本の子どもと家庭② 格差社会と子どもの育ち 4.子どもの権利保障と児童の権利に関する条約 5.子ども家庭福祉のあゆみ①明治∼戦前まで 6.子ども家庭福祉のあゆみ②敗戦後∼現代まで. 7.子ども家庭福祉行政の仕組みと関係機関① 児童福祉法の変化と子ども家庭福祉/ 8.子ども家庭福祉のあゆみと関係機関② 子ども家庭福祉の関係機関 9.子ども家庭福祉サービスの施設① 10.子ども家庭福祉サービスの施設② 11.在宅児童を対象とした 子ども家庭福祉サービス① 12.在宅児童を対象とした 子ども家庭福祉サービス② 13.子ども家庭福祉サービスを支える専門職 14.子ども家庭福祉に関連する地域活動 15.まとめ −現代日本における子ども家庭福祉の課題− [テキスト] 林 邦雄・谷田貝公昭監修「相談援助」一藝社 ISBN:978-4-86359-035-9 C3037 [テキスト] 山縣文治編『よくわかる子ども家庭福祉 第8版』 ミネルヴァ書房 ISBN:9784623063017 ※社会福祉Ⅰで使用する法令集も使用する。 [参考図書・参考資料等] 編著者名 小田兼三他編 書名 社会福祉援助技術論 第2版 勁草書房 [参考図書・参考資料等] 適宜指示する。 [成績評価の方法] 試験,レポートが80点満点 授業のグループワー ク等の状況が20点満点 計100点 [成績評価の方法] 受講態度,レポート,試験等による総合評価とす る。 −76− 初等教育学科 ブラックボード使用 児童福祉Ⅱ 後 期 発達心理学 前 期 村田 恵子 2単位 村中 由紀子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 胎児期から青年期までの,発達課題について理解 すると共に,心の発達を生来的要因と環境的な要因 の両面からとらえ,教育・保育の場面につなげるこ とにより,より効果的な実践に資することを目標と する。 [授業の概要] 前半は児童福祉施設での養護内容,課題について, 後半は,地域子育て支援の実践を中心に学習する。 その際,グループ討議なども行いながら,受講生が 児童福祉の実践に対し様々な角度から自身の関心を 深めることができるようすすめていきたい。 [授業の概要] 子どもの心の発達に多大な影響を持つとされてい る初期経験と臨界期について学ぶと共に,なるべく 多くの発達理論に触れることによって,子どもの心 が育つ道すじを幅広く理解し,教育・保育の実践に つなげていく。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.現代社会と子どもの生活 3.児童家庭福祉の課題 4.子どもの権利擁護と児童福祉 5.児童福祉施設入所児童の現状と養護実践① 6.児童福祉施設入所児童の現状と養護実践② 7.児童福祉施設入所児童の現状と養護実践③ 8.地域子育て支援とは 9.地域子育て支援拠点における援助実践 10.地域子育て支援の現状と課題 11.援助実践に必要なコミュニケーションの技法 12.援助実践とチームワーク 13.援助実践における「観察」と「記録」 14.「観察」と「記録」の技法 15.まとめ [授業計画] 1.イントロダクション・発達とは 2.胎児期・新生児期(胎児の能力・性の分化) 3.胎児期・新生児期(新生児の認知能力) 4.乳児期(初期経験と愛着) 5.乳児期(社会化とことば・情緒の発達) 6.幼児期前期(自我のめざめ・ことばの発達) 7.幼児期前期(反抗期と問題行動) 8.幼児期後期(論理的思考・認知能力の発達) 9.幼児期後期(ことばの上達・遊びと社会化) 10.幼児期後期(保育所・幼稚園で学ぶこと) 11.児童期(学校への適応・学習能力) 12.児童期(自己肯定感・課題解決能力) 13.青年期(性へのめざめ・男女の違いと統合) 14.成人期初期・中期(仕事・家庭・子育て) 15.成人期後期・老年期(中年の危機・老いの受容) [テキスト] プリントを配布する。 [テキスト] 浜崎隆司・他編著「やさしく学ぶ発達心理学」 ナカニシヤ出版,ISBN:978-4-7795-0388-7 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 編著者名 加藤義信編 書名 資料で学ぶ認知発達心理学入門 出版社 ひとなる書房 [成績評価の方法] 受講態度,レポートによる総合評価とする。 [成績評価の方法] レポート,授業中の態度等による総合評価 −77− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 保育士資格取得を目指す学生を主な対象に,特に 施設養護と地域子育て支援の実践に焦点をあてた内 容としたい。前期における養護原理,児童福祉Ⅰで の学習を基礎に,児童福祉実践について理解を深め ることを目的とする。 ブラックボード使用 発達心理学演習a・b ブラックボード使用 後 期 臨床心理学 前 期 1単位 山田 美穂 2単位 (保育の心理学Ⅱ) 北川 歳昭 [授業の到達目標及びテーマ] 子どもの心身の発達と保育実践についての理解を 深める。子どもの日常生活の姿を通して発達と学習 の過程について理解する。心理学視点からの発達援 助の方法を学ぶ。 [授業の到達目標及びテーマ] 本講では,まず心理学の他領域や精神医学など, 近接領域との相違点を整理しながら,臨床心理学の 基礎を学ぶ。特に,子どもの育ちにかかわる者とし て必要な理論と技法に関する基本的知識を重点的に 習得することを目的とする。 [授業の概要] 教育心理学と発達心理学の知識を基礎に,子ども の心身の発達と保育実践の関わり,子どもの日常の 姿(生活と遊び)に見る発達と学習の過程と実態, 発達の課題と発達援助などについて,具体的事例を もとに演習する。 [授業の概要] 心が病む・傷つく・癒えるとはどういうことか, 心理的援助とは何をすることか,といったテーマに ついて学習する。テキストを用いた概説に加え,受 講生によるプレゼンテーション,ディスカッション, ロールプレイなどの体験的学習を行う。 [授業計画] 1.子ども理解における発達の把握 2.個人差や発達過程に応じた保育 3.身体感覚を伴う多様な経験と環境との相互作用 4.環境としての保育者と子どもの発達 5.子ども相互のかかわりと関係作り 6.自己主張と自己統制 7.子ども集団と保育の環境 8.子どもの生活と学び 9.子どもの遊びと学び 10.生涯にわたる生きる力の基礎を培う 11.基本的生活習慣と発達援助 12.自己の主体性の形成と発達援助 13.発達の課題に応じた援助やかかわり 14.発達の連続性と就学への支援 15.発達援助における協働 [授業計画] 1.オリエンテーション:臨床心理学とは 2.情動・感情/動機づけ・欲求 3.発達の様相 4.人格・性格・気質 5.性格の測定/心理アセスメント 6.適応と不適応/心理療法① 7.心理療法② 8.病気,災害と心理学 9.死別の悲しみ 10.仕事とキャリア・カウンセリング/対人行動 11.精神医学の基礎/精神障害/治療総論 12.精神疾患の病理の構造① 13.精神疾患の病理の構造② 14.(予備) 15.まとめと小テスト ※取り上げる内容・順序は,受講生の関心等により 変更する場合があります [テキスト] 清水益治・無藤 隆編著 『保育の心理学Ⅱ』北大路書房 ISBN:978-4-7628-2743-3 [テキスト] 鈴木康明・飯田緑 編著「はじめて学ぶ心理学」 (北樹出版,ISBN:978-4-7793-0064-6) [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜紹介する。 [参考図書・参考資料等] 編著者名 下山晴彦編 書名 よくわかる臨床心理学(改訂新版) [成績評価の方法] 小テスト,レポートなどによる総合評価。 [成績評価の方法] 受講態度,ミニレポート,小テストによる総合評 価。 −78− 初等教育学科 小児保健Ⅰ 後 期 小児保健Ⅱ 前 期 猪下 光 2単位 猪下 光 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 小児の健康を発育,心理,保育,環境の視点で総 合的に理解し,集団生活における予防について考え る。また小児期の代表的な病気の特徴と観察,教育 施設および家庭での対応,療養支援,健康管理を学 ぶ。 [授業の概要] 1.小児の健康と小児保健の意義と目的を学ぶ。 2.小児の発育,発達と生活の支援を学ぶ。 3.小児の健康増進の意義とその実践を学ぶ。 4.子育支援と虐待予防,母子保健対策を学ぶ。 5.子どもの人権・生命倫理および小児保健の課題 について検討する。 [授業の概要] 1.集団の場での健康管理と病気の考え方,病気の 予防と早期発見,観察の仕方を学ぶ。 2.小児期の代表的な病気の特徴と治療,健康管理 を学ぶ。 3.小児期の急な病気や感染症・事故の対応と医療 的ケアのポイントを学ぶ。 4.母子保健対策および保健医療の連携を学ぶ。 [授業計画] 1.小児保健の目的と母子保健施策 2.生命の誕生と母子支援 3.未熟児・新生児の特徴と健康管理 4.乳幼児期の形態的成長 5.学童・思春期・青年期の形態的成長 6.乳幼児期の栄養と摂食・食習慣の発達 7.乳幼児の歯と顎,言語の発達 8.乳幼児期の視覚・聴覚・言語・知的発達 9.乳幼児期の排泄機能の発達,生活習慣の確立 10.乳幼児の健康管理(発熱・嘔吐・下痢・脱水) 11.乳幼児の健康管理(皮膚トラブルとスキンケア) 12.学童・思春期・青年期の健康管理 13.乳幼児期の子育て支援,チャイルドマザー, 育児不安,虐待予防,ペアレントトレーニング 14.小児の健康観,ライフスキル,ストレス対処行動 15.母子保健に関する法律と生命倫理,親権,保健 統計,小児保健の課題 [授業計画] 1−3.小児保健とは 教育・保育の現場で必要な病気の予防 主な感染症と予防対策 4−13. 小児期の主な病気の早期発見と健康管理 (食事・運動・安静・感染予防など) 1)先天性の病気 2)呼吸器系の病気,喘息 3)アレルギー,皮膚の病気 4)尿路系,内分泌系の病気 5)循環器系の病気 6)悪性の病気 7)脳・神経系の病気 8)難病の病気 9)目・鼻・耳・歯の病気 10)小児期の事故・虐待の症状と対応,予防対策 14−13. 小児保健・医療・教育との連携,まとめ [テキスト] 編著者名 巷野悟郎(編) 署名 「新・子どもの保健 第1版 201」 出版社 診断と治療社 ¥2,000+税 ISBN 978-4-7878-1824-9 [テキスト] 編著者名 巷野悟郎(編) 署名 「新・子どもの保健 第1版 201」 出版社 診断と治療社 ¥2,000+税 ISBN 978-4-7878-1824-9 [参考図書・参考資料等] 授業の際に提示します。 [参考図書・参考資料等] 授業の際に提示します。 [成績評価の方法] 学期末試験,小テスト,レポート,授業態度によ る総合評価。 [成績評価の方法] 学期末試験,小テスト,レポート,授業態度によ る総合評価。 −79− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 小児の健康的な成長・発達を促進するための知識 を学び,小児の健康生活,成長・発達の促進者とし ての小児の保健管理の基礎的能力を育成する。 小児保健Ⅲ 後 期 小児保健実習 前 期 郷木 義子 2単位 郷木 義子・鈴木 薫 1単位 [授業の到達目標] 社会情勢の変化に伴い,保育への要望は著しく多 様化し,保育の対象は病児や心身発達障害児など特 別な乳幼児にまで拡大している。これまでの小児保 健での学習を基盤に,種々の児童福祉施設や医療機 関における小児の障害や問題点及び保健活動の実際 について,基礎的な知識を習得する。 [授業の概要] 施設で生活する子供達は単に障害があるだけでな く医療的配慮の必要な場合も少なくない。授業では, 種々の障害についての理解と健康管理を中心に学ぶ。 また施設では環境衛生,感染症,給食の衛生管理や 食教育,事故防止も欠かせない。それらの基礎的な 内容について出来るだけわかりやすく講義する。 [授業の到達目標] 乳幼児の健康を守り,健全な成長発達を援助する 役割を担う保育者として,小児保健実習は不可欠で ある。ぜひ身につけておきたい小児保健の基礎知識 と根拠に基づいた技術を習得する。 [授業の概要] 小児の健康を理解し,成長・発達の把握,健康状 態の把握,異常の早期発見,主な症状への対応,応 急処置等について理解し,実践できる技術の習得に 努める。 そこで授業では,講義とともにできるだけ演習を 取り入れる。またビデオや実際に触れることにより 理解を深める。さらに救命処置については,日赤岡 山県支部の指導員による幼児安全法の講習会も実施 予定である。 [授業計画] 1.施設保健の基本的考え方,健康のとらえ方 2.障害の理解と支援…① 3.障害の理解と支援…② 4.障害の理解と支援…③ 5.障害の理解と支援…④ 6.児童福祉施設の実態とその保育…① 7.児童福祉施設の実態とその保育…② 8.児童福祉施設以外での保育(病棟保育,病(後) 児保育) 9.施設・保育における保健・衛生管理 10.施設・保育における感染症とその予防 11.施設・保育の衛生管理及び食育 12.施設・保育における事故と安全教育…1.一般 的健康管理 13.施設・保育における事故と安全教育…2.子ど も虐待 3.医療的ケア 14.職員の健康管理 15.子育て支援のための重点施策(母子保健福祉事 業) [授業計画] 1.小児保健実習の必要性,乳幼児の健康状態の観 察と記録 2.乳幼児の身体計測と評価の基礎知識 3.身体計測,手洗い,乳児の取り扱い(抱き方・ 寝かせ方・衣服の着脱)の実際・・演習 4.乳幼児の生理機能の測定と評価(体温・呼吸・ 脈拍)・・演習 5.乳幼児の精神・運動発達評価,感覚機能の発達 6.乳幼児の生理機能と養護(Ⅰ)食事,歯の健康 7.乳幼児の生理機能と養護(Ⅱ)排泄,睡眠,清 潔,衣服,外気浴 8.乳幼児の生理機能と養護(Ⅲ)身体の清潔(沐 浴)・・演習 9.主な症状と手当て(Ⅰ)発熱,せき,嘔吐,下 痢,脱水, 10.主な症状と手当て(Ⅱ)腹痛,便秘,発疹,痙 攣 11.薬の用い方,罨法,浣腸, 12.事故と応急手当(Ⅰ)事故の現状,救命処置, 出血と止血法,傷の手当,頭部外傷 13.事故と応急手当(Ⅱ)熱傷,熱中症,誤飲,気 道内異物,捻挫,脱臼,骨折 14.乳幼児心肺蘇生法(日赤指導員による幼児安全 法講習会) 15.まとめ *教材及び協力金として500円を開講後集金します。 [テキスト] [テキスト] 心とからだを育む子どもの保健Ⅱ(演習) 保育出版社 [参考図書・参考資料等] 授業の際に提示する。 [参考図書・参考資料等] 授業の際に提示します。 [成績評価の方法] 授業態度,筆記試験,レポートにて評価 [成績評価の方法] 受講態度,レポート提出,筆記試験の成績で評価 −80− 初等教育学科 小児栄養Ⅰa・b 前 期 小児栄養Ⅱa・b 後 期 本田 真美 1単位 本田 真美 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 子どもの発育・発達と食生活の関連について理解 を深め,家庭や児童福祉施設における食生活の現状 と課題について学ぶ。 [授業の概要] 小児栄養の基礎的知識を体系的に理解する。 [授業の概要] 子どもを取り巻く食生態を体系的に把握し,各ラ イフステージの栄養生理や食べる行動の発達過程, 食行動について学び,子どもの栄養・食生活を支援 する保育者の役割を理解する。 [授業計画] 1.小児期の特徴 2.小児の栄養と食生活 3.食べる機能の発達 4.栄養に関する基礎知識① 5.栄養に関する基礎知識② 6.栄養生理に関する基礎知識① 7.栄養生理に関する基礎知識② 8.消化吸収機能発達と栄養① 9.消化吸収機能発達と栄養② 10.代謝に関する基礎知識 11.「日本人の食事摂取基準」の意義とその活用 12.食品に関する知識① 13.食品に関する知識② 14.食育の基本と内容① 15.食育の基本と内容② [授業計画] 1.妊娠・授乳期の食生活 2.乳児期の食と栄養① 3.乳児期の食と栄養② 4.乳児期の食と栄養③ 5.幼児期の食と栄養① 6.幼児期の食と栄養② 7.学童期の食と栄養 8.思春期の食と栄養 9.特別な配慮を必要とする子どもの食と栄養① 10.特別な配慮を必要とする子どもの食と栄養② 11.児童福祉施設における食生活 12.食育の内容と計画及び評価① 13.食育の内容と計画及び評価② 14.食育の計画と評価 15.食を通した保護者への支援 実習材料費として500円程度授業時に徴収する。 実習材料費として500円程度授業時に徴収する。 [テキスト] 上田礼子編著「子どもの食生活」(ななみ書房, ISBN:978-4-903355-14-6) [テキスト] 上田礼子編著「子どもの食生活」(ななみ書房, ISBN:978-4-903355-14-6) [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 受講態度,レポート,学期末試験により評価する。 [成績評価の方法] 受講態度,レポート,学期末試験により評価する。 −81− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 1.小児期の栄養と食生活は,生涯にわたる健康と 生活の基礎であることを理解し,小児期から成人 に至る一貫した食生活の意義を理解する。 2.食育の基本とその内容及び食育のための環境を 地域社会・文化とのかかわりの中で理解する。 家族援助論 後 期 小学校教育課程論 前 期 神﨑 順子 2単位 中井 智子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 現在の家庭を取り巻く社会状況について考え,家 庭における子育ての諸問題について理解する。さら に子育て支援体制の現状について学び,ニーズに応 じた多様な支援と関係機関との連携ついて理解する。 [授業の到達目標及びテーマ] 小学校において編成する教育課程は,学校教育の 目的や目標を達成するために教育の内容を児童の心 身の発達に応じ,授業時数との関連において総合的 に組織した学校の教育計画であることを理解し,現 代的な課題を踏まえ,教育課程について理解を深め る。 [授業の概要] 1.保育者は「子育て支援」を重要な社会的役割と して理解し,幼児・保護者を含めた家族が保育の 対象であることから「子育て家庭への支援」も合 わせて推進することを理解する。 2.現在の家庭を取り巻く社会環境における家庭生 活,特にその人間関係のあり方を理解すること, 及びそれを踏まえて適切な 「相談・助言」 が 「子 育て支援」のために欠かせないことを理解する。 3.それぞれの家族のニーズに応じた多様な支援対 策を提供するため,児童福祉の基礎となる家族の 福祉を図るための種々の援助活動および関係機関 との連携について理解する。 [授業の概要] 教育課程の法的な背景や,時代とともに変遷をた どった学習指導要領の背景について,理解を深め, 新学習指導要領に基づく教育課程の編成・実施につ いて学習し,具体的な指導との関連について考える。 [授業計画] 1.本講のねらいと概要 2.家族とは何か 3.家族の変容と社会的要因(地域の見直し) 4.社会の変容と家族機能の変化(地域における支 援活動) 5.現代の家族関係 6.子育て家庭の問題 7.地域における子育て支援の意義と活動 8.保育所における子育て支援活動 9.子育て支援の政策と制度 10.子育て支援と関係機関との効果的連携 11.子育て支援サービスの現状と課題 12.多様な子育て支援サービス 13.特別なニーズをもつ家庭と援助① 14.特別なニーズをもつ家庭と援助② 15.家庭援助の実態(事例を演習) [授業計画] 1.教育課程とは 2.教育課程に関する法令(その1) 3.教育課程に関する法令(その2) 4.中央教育審議会答申と学習指導要領の改訂 5.学習指導要領の変遷(その1) 6.学習指導要領の変遷(その2) 7.学習指導要領の変遷(その3) 8.新学習指導要領の特色(その1) 9.新学習指導要領の特色(その2) 10.教育課程の編成 11.教育課程と指導計画 12.教育課程の実施 13.教育課程の評価 14.カリキュラムマネジメント 15.学習のまとめ [テキスト] 柏女霊峰・山縣文治『保育・看護・福祉プリマー ズ④家族援助論』(ミネルヴァ書房) ISBN987-4-623-03627-1 [テキスト] 文部科学省『小学校学習指導要領解説 総則編』 (東洋館出版社 ISBN978-4-491-02370-0) [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜,参考資料を配付する。 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて適宜紹介 [成績評価の方法] 受講態度,筆記試験による総合評価 [成績評価の方法] 学習態度,レポート,筆記試験等による総合評価 −82− 初等教育学科 幼稚園教育課程論 後 期 保育内容総論 前 期 門松 良子 2単位 門松 良子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 幼児が様々な体験を積み重ねながら総合的に発達 することを理解し,遊びを中心とした保育内容や総 合的な指導のあり方について理解を深める。また, 実践事例を通して具体的な保育内容について学び, 総合的な保育の視点を養うことを目的とする。 [授業の概要] 幼児の発達を理解させる(VTR)。そして,幼稚園・ 保育所で実践されている,幼児の発達に応じた教育 課程・保育課程・指導計画のあり方,教育課程・保 育課程と指導計画との関連について,実際の編成の 手順に基づいて解説する。 [授業の概要] 「幼稚園教育要領」 ・「保育所保育指針」に示され る保育内容と保育内容の基本的な考え方について解 説する。VTR視聴,グループ協議などを通して, 遊びを中心とした保育内容や総合的な指導のあり方, 保育者のかかわり,幼児の学び等について解説する。 [授業計画] 1.幼児の発達を理解する(発達の概論) 2.幼稚園教育における教育課程(1) 3.幼稚園教育における教育課程(2) 4.教育課程・指導計画の変遷 5.教育課程の編成(編成の基本と手順)(1) 6.教育課程の編成(編成の基本と手順)(2) 7.教育課程と指導計画との関連 8.保育所における保育課程 9.保育課程と指導計画との関連 10.保育課程の編成(編成の基本と手順) 11.幼児の発達と学びを見取ることの重要性(1) 12.幼児の発達と学びを見取ることの重要性(2) 13.保幼小の連携 14.指導計画の編成(週案作成)(1) 15.指導計画の編成(週案作成)(2)及び総括 [授業計画] 1.保育内容とは⑴ 2.保育内容とは⑵ 3.幼稚園教育要領について(教育方法の基本) 4.幼稚園教育要領における保育内容 5.保育所保育指針について 6.保育内容の変遷(社会の変化と保育内容との関 連) 7.環境を通して行う教育⑴ 8.環境を通して行う教育⑵ 9.保育における遊びとは(幼児の遊びの捉え方)⑴ 10.保育における遊びとは(幼児の遊びの捉え方)⑵ 11.保育者の役割について 12.保育の形態について 13.保育内容と指導計画(総合的な指導) 14.保育内容と指導計画(遊びや体験の組織化) 15.保育内容総論の課題と保育内容の総括 [テキスト] ①文部科学省 『幼稚園教育要領解説』 フレーベル館 978-4-577-81245-7 ②厚生労働省 『保育所保育指針解説書』 フレーベル館 978-4-577-81242-6 [テキスト] ① 塩 美佐枝『保育内容総論』 (同文書院,ISBN :978-4-8103-1292-8) ② 井戸和秀・門松良子『「子育ち・子育て」の心 理学』 (チャイルド本社,ISBN:978-4-8054-0118-7) ③ 厚生労働省『保育所保育指針解説書』(フレー ベル館,ISBN:978-4-577-81242-6) ④ 文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベ ル館,ISBN:978-4-577-81245-7) [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示 [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示 [成績評価の方法] レポート,授業態度,試験等による総合評価 [成績評価の方法] レポート,授業態度,試験等による総合評価 −83− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 幼稚園教育課程・保育所保育課程の意義,編成の 仕方,教育課程・保育課程と指導計画との関連を知 る。そして,教育課程・保育課程,指導計画,保育 の展開,評価などについて実践的な視点から理解す る。また,保幼小連携の重要性について理解する。 ブラックボード使用 幼児の健康a・b 後 期 幼児の人間関係a・b 前 期 片山 敬子 1単位 門松 良子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 子どもたちの生きる力の礎となり,一生涯の生活 を左右する健康についての意義とその必要性を理解 する。また,実際の現場における健康で安全な生活 についての具体的な取り組みを学び,指導や実践方 法を理解する。 [授業の到達目標及びテーマ] 人間関係にかかわる現代社会の状況を把握すると ともに,人とかかわる力の発達について理解する。 そして,人とかかわる力を育てる保育内容,保育者 の役割,指導方法について理解する。 [授業の概要] 「幼稚園教育要領」 ・ 「保育所保育指針」の領域「健 康」のねらい,内容等を踏まえ,健康な心身の発達 を促す指導の在り方について解説する。また,生活 習慣,健康にかかわる遊び,安全管理などに関する 保育者の役割,環境の在り方,具体的な実践方法に ついても学ぶ。 [授業の概要] 「幼稚園教育要領」 ・ 「保育所保育指針」の領域「人 間関係」のねらい,内容等を踏まえ,人とかかわる 力を育てる指導のあり方について解説する。また, 人とかかわる力を育てる保育者の役割と援助,遊び, 具体的な指導方法についても解説する。 [授業計画] 1.健康の意義・定義 2.幼稚園教育要領における「健康」と保育所保育 指針における「健康」 3.幼児の健康にかかわる生活の現状 4.基本的生活習慣(睡眠・食事・運動・休養) 5.幼児期の身体の発達 6.幼児期の体力と健康 7.幼児期の心の発達 8.安全管理と指導 9.健康と家庭・地域 10.遊びと健康 11.遊びの実践例:グループ発表① 12.遊びの実践例:グループ発表② 13.遊びの実践例:グループ発表③ 14.遊びの実践例:グループ発表④ 15.まとめ [テキスト] ①榎沢良彦・入江礼子『保育内容 健康』(建帛社) ②文部科学省『幼稚園教育要領解説』 (フレーベル館) ③厚生労働省『保育所保育指針解説書』 (フレーベル館) [授業計画] 1.「人間関係」に関わる現代の社会状況 2.領域「人間関係」の意味 3.幼稚園教育要領における「人間関係」 4.保育所保育指針における「人間関係」 5.人とかかわる力の発達(乳児期) 6.人とかかわる力の発達(幼児期) 7.人とかかわる力を育てる保育者の援助(1) 8.人とかかわる力を育てる保育者の援助(2) 9.人とかかわる力を育てる保育者の援助(3) 10.人とかかわる力を育てる保育者の援助(4) 11.人とかかわる力を育てる保育者の援助(5) 12.子どもの道徳性の発達(1) 13.子どもの道徳性の発達(2) 14.気になる子どもへの援助 15.まとめ [テキスト] 編著者名 ①榎沢良彦・入江礼子 ②井戸和秀・門松良子 ③厚生労働省 ④文部科学省 書名 ①『保育内容 人間関係』 ②『「子育ち・子育て」の心理学』 ③『保育所保育指針解説書』 ④『幼稚園教育要領解説』 出版社 Publisher ①建帛社 ②チャイルド本社 ③④フレーベル館 ISBN ①978-4-7679-3252-1 ②978-4-8054-0118-7 ③978-4-577-81242-6 ④978-4-577-81245-7 [参考図書・参考資料等] 高石昌弘ほか『からだの発達』(大修館書店) 米谷光弘ほか『幼児体育 理論と実際』(大学教 育出版) [参考図書・参考資料等] 著者名 Rheta DeVrize & Betty Zan 監訳 橋本裕子 加藤泰彦 玉置哲淳 書名 『子どもたちとつくりだす道徳的なクラス』 [成績評価の方法] レポート(20%),授業態度や発言(20%),グルー プ発表(10%),学期末試験(50%) [成績評価の方法] レポート,授業態度,試験等による総合評価 −84− 初等教育学科 ブラックボード使用 幼児の環境a・b (身近な環境をとおした幼児教育) 福井 広和 ブラックボード使用 後 期 幼児の言葉a・b 前 期 1単位 青砥 弘幸 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] ・乳幼児期の言葉の発達と言葉の機能について理解 を深める。乳幼児期の子どもの「ことば」を育むた めの支援の在り方について理解する。 [授業の概要] 幼稚園教育要領に示された領域「環境」のねらい と内容について理解し,子どもの育ちと領域「環境」 との関わりについて具体的な事例を通して学ぶ。 [授業の概要] 乳幼児期の言葉の発達,『保育所指導指針』『幼稚 園指導要領』のねらいや内容,支援の在り方につい て講義します。また絵本などの文化財やことば遊び に関する演習も授業の中で行います。 [授業計画] 1.身近な環境をとおしての幼児教育 2.幼稚園教育要領 3.保育所保育指針 4.子どもの育ちと領域「環境」 5.植物・動物とのかかわり⑴農耕体験 6.植物・動物とのかかわり⑵ 7.植物・動物とのかかわり⑶ 8.ものや道具とのかかわり⑴ 9.ものや道具とのかかわり⑵ 10.数量,図形及び標識や文字とのかかわり⑴ 11.数量,図形及び標識や文字とのかかわり⑵ 12.環境をとおしての幼児教育⑴具体的事例 13.環境をとおしての幼児教育⑵具体的事例 14.環境をとおしての幼児教育⑶具体的事例 15.現在的課題と領域「環境」(まとめ) [授業計画] 1.オリエンテーション 2.領域「言葉」のねらいと内容① 3.領域「言葉」のねらいと内容② 4.「言葉」の発達①(乳児期) 5.「言葉」の発達②(幼児期前半) 6.「言葉」の発達③(幼児期後半) 7.「言葉」を育てる保育の実際① 8.「言葉」を育てる保育の実際② 9.子どもの言葉に関する今日的困難 10.特別な支援の必要な子どもについて 11.「言葉」を育む文化財①(絵本) 12.「言葉」を育む文化財②(言葉あそび) 13.「言葉」を育む文化財③(その他の文化財) 14.教育者・保育者の「言葉」の重要性 15.総括 [テキスト] ・文部科学省「幼稚園教育要領解説」 (フレーベル館) ISBN:978-4-577-81245-7 [テキスト] ・厚生労働省『保育所保育指針解説』 (フレーベル社) ISBN:978-4-577-81242-6 ・文部科学省『幼稚園教育要領解説』 (フレーベル社) ISBN:978-4-577-81245-7 [参考図書・参考資料等] 編著者名 無籐隆監修・福元真由美編著 書名 「事例で学ぶ保育内容 領域環境」 出版社 萌文書林 [参考図書・参考資料等] 授業の中で適宜紹介する。 [成績評価の方法] 受講態度,作品発表,レポートによる総合評価 [成績評価の方法] 授業への参加態度,レポート,筆記試験などを総 合的に評価する。 −85− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 幼児が周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもっ てかかわり,それらを生活に取り入れていこうとす る力を育てるのに必要とされる基礎的な知識と技能 を習得する。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 幼児の音楽表現Ⅰa・b 後 期 幼児の音楽表現Ⅱa・b 前 期 古山 典子 1単位 古山 典子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 幼児を取巻く音環境を考えるにあたり,豊かな感 性をもった保育士・幼稚園教諭が求められる。それ を踏まえ,本講では,学生自身の音や音楽への捉え 方を拡げることを目的とする。幼児の発達を踏まえ, 豊かな音楽活動とは何か,また,音・音楽を適切な かかわりとはどのようなものかについての理解を深 める。 [授業の到達目標及びテーマ] 即興的な音(楽)作品を作ったり,味わえる力を 身につけるとともに,器楽表現の技能を高め,幼児 の表現に対する音楽的な理解と解釈ができる感性と 知識,そして表現力を養う。 [授業の概要] 幼児は生活や遊びのあらゆる場面で,さまざまな 表現を行っている。そこにおとなが音や音楽を媒体 として,どのようにかかわるべきなのか。子どもか ら発せられる音楽表現の萌芽を的確にとらえ,音楽 表現へと導くための知識と,模擬指導を通して指導 力・表現力を身に付ける。 [授業の概要] 身近なものを楽器として音楽表現を行ったり,さ まざまな楽器での即興演奏やアンサンブル,身体を 用いた音楽表現等,幼児の音楽的な能力の発達を踏 まえながら,音を通して子どもとかかわる者として の感性を育てるための様々な演習を行う。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.幼児の歌唱の実態と指導①−子どもの声域 3.幼児の歌唱の実態と指導②−子どもの歌唱表現 4.幼児の歌唱の実態と指導③−歌唱指導について 5.幼児の歌唱の実態と指導④−歌唱教材 6.主要な音楽教育法について−ダルクローズ 7.主要な音楽教育法について−リトミックの実践 8.主要な音楽教育法について−コダーイ 9.主要な音楽教育法について−オルフ 10.幼児音楽教育の変遷①−明治期 11.幼児音楽教育の変遷②−大正∼昭和期 12.幼児音楽教育の変遷③−昭和期 13.幼稚園教育要領の変遷と領域「表現」の解説 14.保育所保育指針の変遷と領域「表現」の解説 15.総括 ※毎回,童謡歌唱及び手遊びの模擬指導演習,リズ ム読譜を行う。 [授業計画] 1.「表現する」ということを問い直す 2.幼児の表現の芽生え−イメージと表現の関係 3.イメージと音をつなぐ−絵本への音楽付け 4.イメージと音をつなぐ−絵本への音楽付け発表 5.リズミック・パフォーマンス① 6.リズミック・パフォーマンス②−作品を作る 7.リズミック・パフォーマンス③−発表と討論 8.教育用楽器による合奏① 9.教育用楽器による合奏② 10.教育用楽器による合奏③−発表 11.童話を題材とする表現作品の創作① 12.童話を題材とする表現作品の創作② 13.童話を題材とする表現作品の創作③−中間発表 14.童話を題材とする表現作品の創作④−発表 15.総括 [テキスト] 吉富功修・三村真弓編著『改訂2版幼児の音楽教 育法』(ふくろう出版) ISBN:978-4-86186-527-5 [テキスト] 「幼児の音楽表現Ⅰ」で使用したテキスト [参考図書・参考資料等] 『歌のカレンダー』(エー・ティ・エヌ)ほか授業 で適宜指示する。 [参考図書・参考資料等] 必要に応じてプリントを配付する。 [成績評価の方法] 演習態度・内容(40%),提出課題(20%),ペー パーテスト(40%)等を総合して評価を行う。 [成績評価の方法] 演習態度・内容(40%),提出課題(30%),レポー ト(30%)等を総合して評価を行う。 −86− 初等教育学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 幼児の造形表現Ⅰa・b 前 期 幼児の造形表現Ⅱa・b 前 期 藤田 知里 1単位 藤田 知里 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 幼児教育の指針である幼稚園教育要領と保育所保 育指針における「表現」のねらいや内容の意味を理 解し,実践的な知識と技能を習得する。学生自らの 表現力を伸ばし,造形指導上必要とされる材料や道 具の基本的な扱い方を習得する。 [授業の概要] 幼児の造形表現活動に関する保育実践を展開させる ため,色彩構成やモダンテクニックを用いた平面作 品,紙・粘土などによる立体作品の制作を中心とし た実技演習を行う。 [授業の概要] 幼児の造形表現活動に関する保育実践を展開させ るため,粘土や紙など身近な材料を用いた作品の制 作など実践例を教材にして実技演習を行う。 [授業計画] 1.表現技法1①(ちぎり絵) 2.表現技法1②(ちぎり絵) 3.幼児の造形表現における特性と発達(講義) 4.幼児造形教育の内容と方法(講義) 5.描画材1(割り箸ペン) 6.材料(小麦粉粘土) 7.保育実践研究教材制作① 8.保育実践研究教材制作② 9.保育実践研究教材制作③ 10.保育実践研究教材制作④表現技法2 (色シャボン) 11.表現技法3(ドリッピング・デカルコマニー) 12.描画材2(パス)表現技法4(バチック) 13.表現技法5(スタンピング・ステンシル) 14.表現技法6(フィンガーペインティング) 15.表現技法7(貼り絵) [授業計画] 1.色彩原理と色遊び①(切り紙) 2.色彩原理と色遊び②(切り紙) 3.材料1(本焼き粘土) 4.表現技法1 (顔スタンプ・ウォッシング) 5.表現技法2(スチレン版画・紙染色) 6.表現技法3(モノプリント・にじみ絵) 7.表現技法4(ローリング)材料2(油粘土) 8.成形技法(張子①) 9.成形技法(張子②) 10.成形技法(張子③) 11.表現技法5(コラグラフ) 12.様々な材料を用いた工作① 13.様々な材料を用いた工作② 14.様々な材料を用いた工作③ 15.鑑賞 [テキスト] 編著者名 花篤 實 書名 『幼児造形教育の基礎知識』 出版社 建帛社 ISBN 4767931347 [教材] オリエンテーション期間中に「片面ホワイトダン ボール」を必ず購入すること。 [テキスト] 編著者名 花篤 實 書名 『幼児造形教育の基礎知識』 出版社 建帛社 ISBN 4767931347 [教材] オリエンテーション期間中に「とびだす絵本」を 必ず購入すること。 [参考図書・参考資料等] 『保育所保育指針』 『幼稚園教育要領』 また,必要に応じて授業内でプリントを配布する。 [参考図書・参考資料等] 『保育所保育指針』 『幼稚園教育要領』 また,必要に応じて授業内でプリントを配布する。 [成績評価の方法] 課題作品・ワークシートへの取り組みなどによる 総合評価。 [成績評価の方法] 課題作品・ワークシートへの取り組みなどによる 総合評価。 −87− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 幼児教育の指針である幼稚園教育要領と保育所保 育指針における「表現」のねらいや内容の意味を理 解し,実際の保育現場で保育者はどのように指導を 行っていくか,実践例を教材にして学生自らの表現 力を伸ばし,実践的な知識と技能を習得することで 指導力を向上させる。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 幼児の身体表現Ⅰa・b・c 後 期 幼児の身体表現Ⅱa・b・c 前 期 桑原 和美 1単位 桑原 和美 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 幼児の発達段階を踏まえ,対象に応じた表現のね らいと内容を理解する。表現Ⅰでは,表現者・指導 者として必要な表現能力を高める。 [授業の到達目標及びテーマ] 「身体表現Ⅰ」の内容を踏まえて幼児の豊かな表 現を引き出し心身の成長に役立てる指導者のあり方 を考える。個人・グループで表現運動を創り,発表・ 鑑賞・評価を通して指導者としての質を相互に高め あう。 [授業の概要] 自分自身や他者の身体に対する意識をたかめ,身 体各部・空間・時間の使い方や,音楽・モノ・声・ 物語など幼児の身体表現を豊かに引き出すための素 材・方法を工夫して表現を創作する。 [授業の概要] 音楽,衣装,小道具を工夫し,季節や行事に合わ せた表現の指導方法を考える。表現Ⅰでの内容を踏 まえ,様々なテーマに応じて幼児の表現運動を引き 出すための指導法を考え,指導をする。 [授業計画] 1.オリエンテーション(授業の目的と内容) 2.幼児における身体表現の意義 3.発育発達に応じた身体表現 4.表現者・指導者としての身体づくり 5.素材としての身体を知る 6.音楽のリズムを生かした創作 7.音楽のリズムを生かしたグループの動き 8.伝承遊びを生かした表現 9.身近な物・表現遊具を生かして 10.ストーリーのある表現 11.グループでの表現創作(テーマ・構想・計画) 12.グループ創作−1 13.グループ創作−2 14.創作発表 15.ビデオ鑑賞,評価 [授業計画] 1.オリエンテーション(授業の目標と内容) 2.心身をほぐすウオーミングアップの指導1 3.ウオーミングアップの指導 2 4.多様な身体部位・使い方を感じ取らせる指導1 5.多様な身体部位・使い方を感じ取らせる指導2 6.指導法の研究<子供たちを変身させよう!> 7.指導法の研究<物語を題材にした表現> 8.指導法の研究<わらべうたを素材にした表現> 9.指導法の研究<表現遊具を使った指導> 10.指導法の研究<小道具を生かした指導) 11.発表会を企画・指導する(グループとテーマ) 12.発表会の表現指導−1 13.発表会の表現指導−2 14.発表会の表現指導−3 15.授業のまとめ・評価 [テキスト] 特に指定しない [テキスト] 特に指定しない 〔留意点〕 ◎初回の授業時には,表現Ⅰで使用したノートと, 新しい表現Ⅱ用のノート,筆記用具を持参してくだ さい。更衣の必要はありません。 [参考図書・参考資料等] 『楽しい表現運動・ダンス』(小学館),『ココロと カラダほぐしあそび』(学習研究社) そのほか必要に応じて授業で紹介する。 [参考図書・参考資料等] 『楽しい表現運動・ダンス』(小学館),『ココロと カラダほぐしあそび』(学習研究社) その他必要に応じて授業時に紹介する。 [成績評価の方法] 授業態度,ノート,創作発表などにより総合的に 評価する。 [成績評価の方法] 指導案の作成,指導の実施,ノート,授業態度等 により総合的に評価する。 −88− 初等教育学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 乳児保育Ⅰa・b 前 期 乳児保育Ⅱa・b 後 期 柏 まり 1単位 柏 まり 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] ① 保育所保育指針に基づく乳児保育の実際につい て理解する。 ② 乳児保育(3歳未満児)の保育計画を作成し, その計画に基づき模擬保育を実施し,その後評価 反省を行う。 ③ 乳幼児の発達の特徴を理解し,その発達にふさ わしい手作りおもちゃを作成する。 [授業の概要] 理論面ではテキストを中心に学習し,教材ビデオ を通して乳幼児の発達や乳児保育の実際について実 践的に学ぶ。さらに,提示する実践事例ビデオを通 して,乳幼児の豊かな発達を促すための保育者の役 割や援助について学ぶ。また,課題やレポート作成 を通して,乳幼児(0歳∼3歳)の発達的な特徴を 整理する。 [授業の概要] ビデオ教材等を通して,乳児保育の養護の側面(食 事・排泄・衣服の着脱・睡眠等)での援助の仕方の 基本を学ぶ。乳幼児の年齢別発達と保育の実際につ いて実践ビデオを使いながら理解を深めていく。さ らに,乳児保育(3歳未満児)の指導案を立案し, 模擬保育を行うことにより,実践力をつける。 [授業計画] 1.オリエンテーション・胎生期と乳児保育① 2.胎生期と乳児保育② 3.乳児保育の歴史と意義 4.乳児保育の基本と理論① 5.乳児保育の基本と理論② 6.乳幼児の身体発達・運動発達 7.乳幼児の言語発達 8.乳幼児の認知発達 9.乳幼児の人間関係の発達 10.乳幼児の人間関係を育むふれあい遊び (模擬保育) 11.乳児保育の実際と手袋シアター① 12.乳児保育の実際と手袋シアター② 13.手袋シアターの実演(模擬保育) 14.乳児保育と環境①(生活と環境) 15.乳児保育と環境②(遊びと環境) [授業計画] 1.乳児保育の遊びと環境 2.乳児保育と養護①(食事・排泄) 3.乳児保育と養護②(衣服の着脱・睡眠) 4.6か月未満児の発達と保育内容 5.6か月∼1歳3か月未満児の発達と保育内容 6.1歳3か月∼2歳未満児の発達と保育内容 7.2歳児の発達と保育内容 8.乳児保育と指導計画 9.保育指導案作成と模擬保育「乳児の生活」 10.保育指導案作成と模擬保育「乳児の遊び」 11.保育指導案作成と模擬保育(まとめ) 12.乳児保育と今後の課題 13.子どもの遊びと発達①(物と関わる遊び) 14.子どもの遊びと発達②(人と関わる遊び) 15.乳児保育と絵本 [テキスト] 髙内正子 編著「乳児保育への招待」北大路書房 978-4-7628-2670-2 開 仁志 編著「これで安心!保育指導案の書き 方」 北大路書房 978-4-7628-2621-4 [テキスト] 髙内正子 編著「乳児保育への招待」北大路書房 978-4-7628-2670-2 開 仁志 編著「これで安心!保育指導案の書き 方」北大路書房 978-4-7628-2621-4 [参考図書・参考資料等] 厚生労働省 「保育所保育指針」 C.カミイ 他編「ピアジェの構成論と幼児教育 Ⅰ」 大学教育出版 978-4-88730-830-5 [参考図書・参考資料等] 厚生労働省 「保育所保育指針」 C.カミイ 他編「ピアジェの構成論と幼児教育 Ⅰ」大学教育出版 978-4-88730-830-5 [成績評価の方法] 受講態度や発言50% 提出物(課題やレポート)50% [成績評価の方法] 受講態度や発言50% 提出物(課題やレポート)50% −89− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] ① 3歳未満児の乳幼児の発達を理解する。 ② 保育所で行われる乳児保育の意義と内容を理解 する。 ③ 乳児保育(3歳未満児の保育)の実際を学ぶ。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 乳児保育Ⅲ 前 期 障がい児保育Ⅰ 後 期 柏 まり 2単位 岡田 信吾 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] ①乳幼児教育における遊びと環境を通して行う教育 の意義について理解する。 ②乳幼児の発達特性に応じた保育教材について学び, 保育の展開の方法について理解を深める。 ③小グループによる共同作業を通して,保育者間の 連携や指導案の作成及び保育実践について学ぶ。 [授業の到達目標及びテーマ] 近年,発達障がいへの注目がたかまり,支援が必 要であると考えられる子どもの対象が大きく広がっ た。そのため,保育においても障がいのある子ども たちを受け入れる意義と必要性について,現状認識 をふまえた考えをもつことが重要となっている。本 授業では子どもの行動の背景となる障がいおよび発 達の基本的知識の習得を目指す。 [授業の概要] 講義により家庭教育の現状や環境を通して行う保 育の重要性について解説し,保育所の役割や乳児期 の遊びの本質について討議すると共に,保育の記録 ビデオや写真から乳児保育の実践的な側面を学ぶ。 また,子どもの発達段階に応じた保育教材につい て学び,保育実践に活用できる保育教材の製作及び 発表を行う。授業を通して,子どもの育ちを支える 保育者としての専門性である「保育の教材観」 「保 育の組み立て」といった実践力を育てる。 [授業の概要] 本授業では,障がい自体のとらえ方および発達の 基本的な理解を学ぶとともに,各障がいに関する特 性および支援の基本的方針について考えていく。 [授業計画] 1.家庭教育の現状と保育所の役割 2.環境を通して行う保育の展開 3.乳幼児期における遊びの本質と意義 4.子どもの物と関わる遊びの重要性 5.子どもの遊びと発達「新聞紙あそび①」 6.子どもの遊びと発達「新聞紙あそび②」 7.子どもの遊びと発達「ミニ絵本①」 8.子どもの遊びと発達「ミニ絵本②」 9.子どもの遊びと発達「音の出るおもちゃ①」 10.子どもの遊びと発達「音の出るおもちゃ②」 11.子どもの遊びと保育「ペタペタエプロン①」 12.子どもの遊びと保育「ペタペタエプロン②」 13.子どもの遊びと保育「ペタペタエプロン③」 14.子どもの遊びと保育「ペタペタエプロン④」 15.乳幼児の育ちを支える保育者の専門性 [授業計画] 1.授業ガイダンス 2.障がい児保育とは何か 3.障がい児保育の仕組み 4.障がいの理解と支援 ①知的障がい 5.障がいの理解と支援 ②自閉症 6.障がいの理解と支援 ③注意欠陥多動性障害 7.障がいの理解と支援 ④学習障害 8.障がいの理解と支援 ⑤視覚障害/聴覚障害/ 言語障害 9.障がいの理解と支援 ⑥肢体不自由/その他の 障害 10.統合保育 11.保育園での支援体制 12.家族への支援 13.障がい児のアセスメント 14.発達支援の技法 15.まとめ 障がい児保育の展開(1/27) [テキスト] 高岡正子 編著「乳児保育への招待」北大路書房 978-4-7628-2670-2 その他,プリントを配布する。 [テキスト] 尾崎康子,小林真,水内豊和,阿部美穂子 編「よ くわかる障害児保育」(ミネルバ書房,ISBN:9784-623-05703-0) [参考図書・参考資料等] 厚生労働省『保育所保育指針』 塩美佐枝・新沢誠治編・佐々木美緒子『保育環境 プランニングブック⑴0.1.2歳時の保育環境』 チャイルド本社 978-4-8054-0029-6 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 受講態度や発言50% 提出物(課題やレポート)50% [成績評価の方法] 授業ごとに実施する小レポート・提出物(45%) 最終レポート(45%) 授業態度(10%) −90− 初等教育学科 ブラックボード使用 障がい児保育Ⅱ 前 期 養護内容a・b 後 期 岡田 信吾 1単位 高才 彰 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 社会的養護における児童の暮らしや援助の実際を 知り,援助者として必要な児童の権利擁護や倫理観, 専門的な知識・技術を学び,あるべき姿を身につけ る。 [授業の概要] 本授業においては,障がい児の特性理解に基づく 実際的な保育の方略について考える。また,障がい 児を取り巻く社会的な状況を考えるとともに,イン クルーシブな社会における保育園の役割について考 える。 [授業の概要] 教科書と配布資料(パワーポイント)で進める。小 グループでの事例検討を行う。授業ごとのレポート の提出や小テストを実施し,双方向の学びを大切に したい。 [授業計画] 1.授業ガイダンス 2.子ども理解と支援について 3.指導の原理1 強化の仕組み 4.指導の原理2 行動のアセスメント 5.支援の方略① 保育環境の整備 6.支援の方略② 視覚による伝達 7.支援の内容とその展開① 基本的生活習慣1 8.支援の内容とその展開② 基本的生活習慣2 9.支援の内容とその展開③ コミュニケーション 10.支援の内容とその展開④ 社会性・人との関わ り 11.支援の内容とその展開⑤ 遊び 12.家族への支援 13.関係機関との連携 14.障害を通した支援 15.まとめ 障がい児保育の展開 [授業計画] 1.社会的養護における児童の権利擁護 2.保育士等援助者の倫理及び責務 3.個別支援計画の作成と記録 4.児童養護施設の暮らしと援助 5.乳児院・母子生活支援施設の暮らしと援助 6.障害のある子どもの施設の暮らしと援助 7.情緒障害児短期治療施設・児童自立支援施設の 暮らしと援助 8.里親制度の特性と援助 9.保育士の専門性に関わる知識・技術と応用 10.親子関係の調整や再統合に関する事例分析 11.ソーシャルワークに関わる知識・技術と応用 12.児童の自立支援に関する事例分析 13.施設運営と保育士等の援助職員の働き方 14.施設の小規模化と地域とのかかわり 15.まとめ・社会的養護の課題と展望 [テキスト] 尾崎康子,小林真,水内豊和,阿部美穂子 編「よ くわかる障害児保育」(ミネルバ書房,ISBN:9784-623-05703-0) [テキスト] 吉田眞理/高橋一弘・村田紋子『児童の福祉を支 える<演習>社会的養護内容』(萌文書林,ISBN: 978-4-89347-153-6) [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 授業ごとに実施する小レポート・提出物(45%) 最終レポート(45%) 授業態度(10%) [成績評価の方法] 授業ごとのレポートや小テストの内容(30点) 学期末テストの成績(70点) −91− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 近年,発達障がいへの注目がたかまり,支援が必 要であると考えられる子どもの対象が大きく広がっ た。そのため,保育においても障がいのある子ども たちを受け入れる意義と必要性について,現状認識 をふまえた考えをもつことが重要となっている。本 授業においては,障がい特性に応じた具体的な支援 を中心に,関係機関との連携,家族との協働など障 がい児保育に関する幅広い理解と視点をもつことが できることを目指す。 保育相談支援 後 期 家庭管理 後 期 宮川 洋子 1単位 足立 啓子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 1.保育相談支援の意義と原則を理解する。 2.保護者支援の基本を理解する。 3.保育相談支援の実際を学び,内容や方法を理解 する。 4.保育所等児童福祉施設における保護者支援の実 際について理解する。 [授業の到達目標及びテーマ] 将来の社会及び家庭生活において適切な思考,選 択,態度がとれるように,必要な知識や技術,能力, 態度を養成したいと考える。 [授業の概要] 児童福祉施設における保育相談支援の意義を理解 するとともに,演習を通して保護者支援の方法を学 び,技術を修得する。 [授業概要] 急速に変動する現代社会の中で社会や家庭におい て個人や家族にとって重要な個々の問題について考 察し検討する。 [授業計画] 1.保育相談支援の意義 2.子育てに関する問題と保育相談支援 3.子どもの育ちを共有する支援 4.園における相談支援 5.保育相談における連携 6.発達の気になる子どもとその家庭への支援 7.養育の課題を抱える家庭への支援 8.地域の子育て家庭に対する保育相談支援 9.施設における保育相談支援 10.保育相談支援に求められる姿勢と技法 11.保育相談の具体的な流れ 12.保育者の成長と研修のあり方 13.地域子育て支援拠点事業の実際① 14.地域子育て支援拠点事業の実際② 15.まとめ [授業計画] 1.ガイダンス 2.家族と社会の変化 3.家族と社会の変化 4.生活時間 5.労働 6.生活設計 7.家庭経済 8.消費者問題 9.生活情報の選択 10.食生活 11.衣生活 12.住生活 13.高齢者問題 14.教育 15.ジェンダー [テキスト] 福丸由佳・安藤智子・無藤 隆 編著「保育相談 支援」(北大路書房,ISBN:978-4-7628-2744-0) [テキスト] 赤星礼子 他著「新版 生活経営学」 (九州大学 出版会) [参考図書・参考資料等] 授業中に紹介します。 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 受講態度および演習への意欲(30%)提出物(35%) 技術習得(35%)による総合評価 [成績評価の方法] 授業態度,レポート,小テストなどを総合して判 定する。 −92− 初等教育学科 ブラックボード使用 児童文化a・b 前 期 国語科教育法 後 期 宮川 洋子 2単位 青砥 弘幸 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ・小学校教員として求められる総合的な国語科授業 実践力を身に付けること [授業の概要] 子どもの遊びの重要性と発達との関わりについて 理解しながら,児童文化を教育活動に活かすための 指導力を培う。 [授業の概要] 本授業は,国語科の概要(内容と目標)について 理解した後,教材分析・授業構想・模擬授業の順に 展開します。講義と演習(個人・グループ)や模擬 授業の両方を行います。 [授業計画] 1.オリエンテーション,児童文化とは 2.子どもの遊び―今と昔― 遊びの歴史的変遷を 学ぶ 3.子どもの発達と遊びの教育的価値 4.遊びの習得と子どもの発達に応じた指導法① わらべうた,手合わせ,ふれ愛あそび,手遊び 5.遊びの習得と子どもの発達に応じた指導法② あやとり,お手玉,こままわし,けんだま,お はじき 6.遊びの習得と子どもの発達に応じた指導法③ まりつき,なわとび(長縄・短縄),竹とび 7.遊びの習得と子どもの発達に応じた指導法④ 新聞紙遊び,おりがみ 8.遊びの習得と子どもの発達に応じた指導法⑤ 集団遊び(集団ゲーム) 9.遊びの習得と子どもの発達に応じた指導法⑥ ボードゲーム,カードゲーム 10.ペープサート,パネルシアター(計画・作成・ 実演) 11.エプロンシアター(計画・作成・実演) 12.絵本の選び方と読み聞かせ方 13.紙芝居の選び方と読み聞かせ方 14.子どもの年中行事・遊びと玩具 15.世界の絵本と遊び(紹介と体験) [授業計画] 1.オリエンテーション 2.小学校国語科の概要(国語科の現状) 3.小学校国語科の概要(内容と目標) 4.「読むこと」の授業づくり①(教材分析) 5.「読むこと」の授業づくり②(授業構想の方法) 6.「読むこと」の授業づくり③(学習指導案) 7.模擬授業と協議① 8.模擬授業と協議② 9.「話すこと・聞くこと」の授業づくり 10.「書くこと」の授業づくり 11.「言語事項」の授業づくり(書写を含む) 12.模擬授業と協議③ 13.模擬授業と協議④ 14.模擬授業と協議⑤ 15.総括 [テキスト] 授業中に資料を配付する。 [テキスト] ・文部科学省『小学校学習指導要領解説 国語編』 (東洋館出版社)ISBN:978-4-491-02371-7 [参考図書・参考資料等] 授業中に紹介する。 [参考図書・参考資料等] 授業の中で適宜紹介する。 [成績評価の方法] 受講態度および演習への意欲(30%)提出物(35%) 技術習得(35%)による総合評価 [成績評価の方法] 授業への参加態度,指導案や模擬授業の内容,小 テスポートなどを総合的に評価する。 −93− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 保育内容としての児童文化を子どもの視点から捉 え直し,子どもの発達にとってどのような意義を持 つかを理解する。児童文化の内容を子ども達に伝え る保育者としての技能を実際に自分で修得し,児童 文化の指導法を体験的に学ぶ。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 算数科教育法 後 期 社会科教育法 前 期 黒崎 東洋郎 2単位 竹中 伸夫 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ・算数科の授業改善の基本方針の意図実現に向けて, 算数的活動を核にした,習得と探究を活用でつな ぐ実践的な算数科教育法を確実に身に付けさせる ようにする。 [授業の到達目標及びテーマ] 自身の教育観を構築・具現化させるために,目標 論・授業論・評価論という社会科教育に関する本質 的な三つの理論を体系的に教育することを通じて, 社会系教科の教員として必要な教育理論の枠組みに 関する基礎的知識を習得させる。 [授業の概要] ・算数科の授業改善の基本方針に照らして,算数的 活動を中核にした授業設計・指導方法を解説する とともに,授業設計(P),模擬授業(D),省察(C) , 改善(A)を行い,確かな算数の授業実践力を PDCAサイクルに基づいて体験的に学ばせていく。 [授業の概要] 教えることによって育むことを目的とする教育に おいて,何を育むことが求められているのか,それ を育むためにどのように教えればいいのか,それに よって育むことができたかどうかはどのようにすれ ば判定可能か,という観点から,目標論と授業論と 評価論の関連性について体系的に迫る。 [授業計画] 1.算数科授業改善の基本方針と算数的活動 2.「算数的活動」を核にした授業設計(学習指導 案作成の仕方) 3.「算数的活動」を基にした「数」の指導(学習 指導案作成) 4.「算数的活動」を基にした「計算」の指導(学 習指導案作成) 5.「算数的活動」生かした模擬授業 6.算数的活動を生かした模擬授業の省察(反省的 思考と授業改善) 7.数学的な考え方を伸ばす授業設計(学習指導案 の作成) 8.説明力を育成する場の工夫と授業設計(学習指 導案の作成) 9.数学的表現力を育成する協働立案授業の設計 10.協働立案による模擬授業 11.協働立案による模擬授業の省察と授業改善 12.T・T指導とその授業設計 13.習熟度別・少人数指導とその授業設計(学習指 導案の作成) 14.「算数の授業研究」の方法とその実践 15.算数の授業研究の省察方法とその実践 [授業計画] 1.授業設計とは何か(指導案の書き方) 2.指導案の作り方①(教材研究の方法) 3.指導案の作り方②(教科論と目標観の類型化) 4.類型の説明①(社会常識科と社会生活科) 5.類型の説明②(社会道徳科) 6.類型の説明③(社会科学科 7.類型の説明④(社会反省科) 8.類型の説明⑤(社会形成科) 9.指導案の作り方③(授業観の確定) 10.指導案の作り方④(学習指導過程の設計) 11.指導案の作り方⑤(学習形態の選択) 12.指導案の作り方⑥(教材の選択) 13.授業実施の方法と授業評価の注意点 14.授業評価の方法と評価の現状・課題 15.授業評価を踏まえた授業改善について [テキスト] 「小学校学習指導要領解説算数編」(文部科学省) [参考図書・参考資料等] ① 教科書(小学校算数,啓林館) ② 小学校算数科の指導(KENPAKUSYA) 978-47679-2093-IC3037 ③ リーディングス新しい算数研究(東洋館出版社) [参考図書・参考資料等] 文部科学省『小学校学習指導要領解説 社会編』 (東 洋館出版社) 森分孝治,片上宗二編集『社会科重要用語300の基 礎知識』(明治図書) 全国社会科教育学会編著『小学校の“優れた社会科 授業”の条件』(明治図書) 全国社会科教育学会編『社会科教育実践ハンドブッ ク』(明治図書) [成績評価の方法] 授業態度30%,レポート30%,試験(小論文) 40%により総合的に評価する。 [成績評価の方法] レポート2本(10点・40点)とテスト50点で評価 する。 [テキスト] 社会認識教育学会編『小学校社会科教育学』 (学術 図書出版社,1800円) −94− 初等教育学科 ブラックボード使用 理科教育法 (理科授業実践のための技能の習得) 福井 広和 ブラックボード使用 前 期 2単位 生活科教育法 (生活科授業実践のための技能の習得) 福井 広和 前 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 科目「生活」で学んだ基礎的な知識を踏まえて, 生活科学習指導案の作成方法について学ぶ。次いで 生活科の授業を実践していくための基礎的な技能に ついて,模擬授業を通して理解する。 [授業の概要] 学習指導案作成の基礎を知り,実際に理科学習指 導案を作成する。次いで作成した学習指導案に基づ いて模擬授業を行う。模擬授業での実践を通して, 観察・実験を生かした授業を展開していくための知 識や技術の基礎を身につける。 [授業の概要] 学習指導案作成の基礎を知り,実際に生活科学習 指導案を作成する。次いで作成した学習指導案に基 づいて模擬授業を行う。模擬授業での実践を通して, 生活科の授業を展開していくための知識や技術の基 礎を理解する。 [授業計画] 1.オリエンテーション・小学校学習指導要領 2.理科における評価の方法 3.指導案の作成方法 4.指導案の作成 5.模擬授業の方法 6.模擬授業の実際 7.模擬授業:小学校理科5年・生命領域 8.模擬授業:小学校理科6年・生命領域 9.模擬授業:小学校理科5年・地球領域 10.模擬授業:小学校理科6年・地球領域 11.模擬授業:小学校理科5年・物質領域 12.擬授授業:小学校理科6年・物質領域 13.模擬授業:小学校理科5年・エネルギー領域 14.模擬授業:小学校理科6年・エネルギー領域 15.理科教育の今後の課題 [授業計画] 1.オリエンテーション・小学校学習指導要領 2.生活科における評価の方法 3.指導案の作成方法 4.指導案の作成 5.模擬授業の方法 6.模擬授業の実際 7.模擬授業:つくる あそぶ 8.模擬授業:自然とのかかわり 9.模擬授業:生命尊重 10.模擬授業:安全教育の充実 11.模擬授業:社会性の育成 12.擬授授業:公共物と公共施設の利用 13.模擬授業:自己の振り返りと成長 14.模擬授業:家族と生活 15.生活科教育の今後の課題 [テキスト] 山田卓三・秋吉博之編著「理科教育法−理論をふ まえた理科の授業実践−」 (大学教育出版)ISBN 978-4-88730-894-7 文部科学省『小学校学習指導要領解説 理科編』 (大日本図書)ISBN 978-4-477-01949-9 [テキスト] 鹿毛雅治・清水一豊編著「小学校新学習指導要領 ポイントと授業づくり生活」(東洋館出版社)ISBN 978-4-491-02406-6 文部科学省『小学校学習指導要領解説 生活編』 (日本文教出版)ISBN 978-4-536-59002-0 [参考図書・参考資料等] 小学校理科検定教科書(東京書籍,啓林館,大日 本図書,学校図書,教育出版,信濃教育会出版部) [参考図書・参考資料等] 小学校生活科検定教科書(東京書籍,大日本図書, 学校図書,教育出版,信濃教育会出版部,光村図書, 啓林館,日本文教出版) [成績評価の方法] 受講態度,レポートによる総合評価 [成績評価の方法] 受講態度,レポートによる総合評価 −95− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 科目「理科」で学んだ基礎的な知識をふまえて, 理科学習指導案の作成方法について学ぶ。次いで小 学校各領域の学習内容について,模擬授業を通して 理科授業を実践していくための基礎的な技能を身に つける。 ブラックボード使用 家庭科教育法 前 期 畦 五月 2単位 児童英語教育法 (小学校の英語指導の在り方) 上仲 律子 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 小学校家庭科の目標,内容,評価を理解し,授業 設計が出来ることを目的とする。また学習指導案を 作成し,模擬授業を実践することで,家庭科の指導 ができる教育実践力を身に付ける。 [授業の到達目標及びテーマ] 実践的コミュニケーション能力を養成するための 基礎としての小学校の英語指導のあり方を理解し, 授業計画の作成などを通して,小学校の英語教育に どのような指導が必要とされるのかを探り,適切な 内容と方法で英語活動を実践していく能力の獲得を 目指す。 [授業の概要] 小学校家庭科の指導目標と内容を学習指導要領に て解説する。また授業設計について講義し,学習指 導案の作成,模擬授業の実施・評価を行う。 [授業の概要] 文部科学省の「外国語活動」指導要領,第二言語 習得教授法などの解説と,実践例や授業指導法の紹 介およびその内容の検討を行う。グループでの授業 活動計画の作成・発表を行う。 [授業計画] 1.家庭科の独自性とその特徴 2.小学校家庭科の教育課程とその内容 3.学習指導要領の内容解説⑴ 4.学習指導要領の内容解説⑵ 5.家庭科の評価方法 6.家庭科の課題 7.家庭科の学習指導計画 8.教材研究⑴ 9.教材研究⑵ 10.教材研究⑶ 11.模擬授業 12.模擬授業 13.模擬授業 14.模擬授業 15.模擬授業評価とまとめ [授業計画] 1.イントロダクション:授業内容の説明 2.小学校英語教育の現状と問題点 3.文部科学省「外国語活動」指導要領概説 4.第二言語習得教授法の解説⑴ 5.第二言語習得教授法の解説⑵ 6.『英語ノート1』の指導法 7.『英語ノート2』の指導法 8.歌・チャンツの指導法とデモンストレーション 9.ゲーム・フォニックス指導法 10.文字・リテラシー指導法(絵本の読み聞かせ) 11.教材(市販テキスト等)の検討 12.指導計画の立て方と授業計画作成 13.授業計画発表⑴ 14.授業計画発表⑵ 15.発表および授業のまとめ [テキスト] 「家庭」で使用したものと同じテキストを使う。 「小学校学習指導要領解説 家庭編(平成20年8 月)」東洋館出版社(ISBN:978-4-491-02374-8) [テキスト] 1.文部科学省『小学校学習指導要領解説 外国語 活動編』 (東洋館出版社,ISBN:978-4-491-023779) 2.文部科学省『Hi, friends! 1』 (東京書籍,ISBN: 9784487258833) 3.文部科学省『Hi, friends! 2』 (東京書籍,ISBN: 9784487258840)(その他の資料は適宜配布する) [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 大津由紀雄・鳥飼久美子『小学校でなぜ英語?』 その他,授業で紹介する。 [成績評価の方法] 受講態度,模擬授業,提出物等により総合的に評 価する。 [成績評価の方法] 受講態度(20% ), 小テスト(30% ), 授業計画レポ ートおよび発表(50%) −96− 初等教育学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 音楽科教育法 前 期 図画工作科教育法 後 期 古山 典子 2単位 藤田 知里 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 小学校教育の指針である小学校学習指導要領にお ける「図画工作科」のねらいや内容の意味を理解し, 実際の教育現場で教育者はどのように指導していく か,子どもの視座に立つ実践的な図画工作科の内容 と指導方法を習得することを目的とする。 [授業の概要] 本授業は,音楽を学ぶこと,教えることの意味を さまざまな角度から問うことを目的とし,講義と演 習を組み合わせながら進めていく。講義で音楽科教 育の内容を学びながら,創意工夫のある模擬授業を 求める演習を通して,実践的な力を身につける。 [授業の概要] 図画工作科教育法では大まかに,⑴図画工作の基 本的位置付け,⑵指導要領の概説,⑶実践における 授業内容と指導方法,の講義をとおして現代の図画 工作科が内包する課題と特性を把握する。また,図 画工作を担当する教師として必要最低限の美術史に ついても学ぶ。 [授業計画] 1.オリエンテーション,音楽科教育の意義 2.音楽科指導要領の歴史的変遷とその内容① 3.音楽科指導要領の歴史的変遷とその内容② 4.学習指導要領の内容と系統性−領域「表現」 5.学習指導要領の内容と系統性−領域「鑑賞」 6.音楽科の評価 7.指導計画について−題材構成 8.指導計画について−指導案 9.音楽科教育における授業内容−歌唱 10.音楽科教育における授業内容−器楽表現 11.音楽科教育における授業内容−音楽づくり 12.音楽科教育における授業内容−鑑賞〈内容〉 13.音楽科教育における授業内容−鑑賞〈実践〉 14.視聴覚資料による授業実践事例の検討 15.音楽教育を取り巻く環境と今後の展望 ※併せて,模擬授業(演習)を行う。 [授業計画] 1.図画工作科の特性と課題 2.学習指導要領について 3.学習指導案について(工作実技) 4.A表現の内容と学習指導(絵) 5.A表現の内容と学習指導(立体) 6.A表現の内容と学習指導(工作) 7.B鑑賞の内容と学習指導① 8.B鑑賞の内容と学習指導② 9.美術館見学(学外授業) 10.A表現の内容と学習指導(造形遊び) 11.美術教育の歴史 12.摸擬授業① 13.摸擬授業② 14.子どもの発達と造形活動 15.実技 [テキスト] ① 初等科音楽教育研究会編『最新 初等科音楽教 育法改訂版』 (音楽之友社)ISBN:978-4-276-82009-8 ② 文部科学省『小学校学習指導要領解説 音楽編』 ISBN:978-4-87788-383-6 [テキスト] 1.新井哲夫・天形健・山口喜雄編著『小学校図画 工作科の指導』建帛社,ISBN 9784767921037 2.『小学校学習指導要領解説 図画工作編』日本 文教出版,ISBN 9784536590013 [参考図書・参考資料等] 授業で指示する。 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業内でプリントを配布する。 [成績評価の方法] 受講態度,演習内容,提出課題,ペーパーテスト 等を総合して評価を行う。 [成績評価の方法] 試験,レポート,実技作品,授業態度などによる 総合評価。 −97− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 小学校における音楽科教育の意義を踏まえた上で, 歌唱・器楽・創作・鑑賞のそれぞれの分野の内容を 指導できる知識とノウハウを身につける。 体育科教育法 後 期 道徳の指導法(初等) 前 期 山下 立次 2単位 渡邊 言美 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 小学校体育科の学習指導要領と学習指導の基礎を 理解し学習指導案を作成する力を養う。また,低学 年から高学年までの各運動領域の系統的発展につい て理解をはかり,実践的な指導方法・内容を身に付 ける。 [授業の到達目標及びテーマ] 小学校での道徳指導のために必要な基礎知識を身 につけ,指導案作成を通して実践的な力を身につけ る。 [授業の概要] 小学校体育科の学習指導要領の歴史的変遷と社会 的背景を探りながら,新指導要領の改訂の意図を理 解する。また,各運動領域について具体的な実践例 を取り上げ,その基本的考え方・内容・方法につい て分析し指導案の作成・発表をもとに検討する。 [授業の概要] 学校教育全体で行われるべき道徳教育の諸理論と 実践について,概念・歴史・規定について概説する。 後半では実際に「道徳の時間」指導案の作成作業を 行い,道徳授業の実践力を育てる。 [授業計画] 1.学習指導要領の歴史的変遷と社会的背景 2.新学習指導要領の改訂の経緯 3.新学習指導要領の改訂のポイント 4.児童の発育・発達 5.運動・スポーツの楽しさ 6.自発性と自主性 7.指導計画(年間・単元・学習指導案) 8.体つくり運動の領域 9.ゲーム&ボール運動領域 10.陸上運動領域 11.器械運動領域 12.表現運動&水泳領域 13.保健領域 14.模擬授業と指導案の」改善① 15.模擬授業と指導案の」改善② [授業計画] 1.概要 2.道徳教育とは何か① 3.道徳教育とは何か② 4.道徳教育の歴史① 5.道徳教育の歴史② 6.道徳性の発達① 7.道徳性の発達② 8.学習指導要領における道徳の扱い① 9.学習指導要領における道徳の扱い② 10.道徳教育の理論① 11.道徳教育の理論② 12.道徳教育の理論③ 13.「道徳の時間」授業の構築① 14.「道徳の時間」授業の構築② 15.総括 [テキスト] 文部科学省「小学校学習指導要領解説 体育編」 (東洋館,ISBN:978-491-02375-5) [テキスト] ・村田昇編著『道徳の指導法(第2版) 』(玉川大学 出版部,ISBN:978-4-472-40384-2) ・文部科学省 『小学校学習指導要領解説 道徳編』 (洋 館出版社,ISBN:978-4-491-02376-2 [参考図書・参考資料等] 中・四国小学校体育連盟「わたしたちの体育1∼ 6」 [参考図書・参考資料等] 適宜指示。 [成績評価の方法] 課題レポートの提出,討論への参加および普段の 授業出席態度をもって総合評価する。 [成績評価の方法] 小テストとレポートの総合評価。 −98− 初等教育学科 特別活動の指導法 後 期 教育方法論(初等) 後 期 中井 智子 2単位 渡邊 言美 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 教育方法学の諸理論を理解し,カリキュラムや授 業の改革のあるべき姿について考察する。 情報機器及び教材の活用法を習得する。 [授業の概要] 特別活動の歴史的変遷を学習し,現在の学校教育 における特別活動の位置づけを理解する。また,特 別活動の内容を実践と結びつけながら学習すること により,特別活動の理解を深めていく。 [授業の概要] 教育方法学の理論・歴史・実践について概観する。 小学校での授業実践を映像等で紹介し,理解を深め させる。 [授業計画] 1.特別活動の意義 2.特別活動の歴史的変遷 3.教育課程における特別活動の位置づけ(1) 4.教育課程における特別活動の位置づけ(2) 5.学級活動の目標と内容 6.児童会活動・クラブ活動の目標と内容 7.学校行事の目標と内容 8.特別活動の全体計画と年間指導計画 9.学級活動の指導 10.児童会活動の指導 11.学校行事の指導 12.実践から学ぶ(1) 13.実践から学ぶ(2) 14.特別活動の評価 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.世界の教室・日本の教室 3.フィンランドの学校教育 4.授業の歴史 欧米 前近代 5.授業の歴史 欧米 近現代 6.授業の歴史 日本 前近代 7.授業の歴史 日本 近現代 8.「学び」の理論 9.授業のデザイン 10.授業の研究⑴ 11.授業の研究⑵ 12.情報機器・教材の活用⑴ 13.情報機器・教材の活用⑵ 14.学びの共同体の構想と実践 15.総括 [テキスト] 小学校学習指導要領解説特別活動編 文部科学省 東洋館出版社(ISBN:978-4-491-02379-3) [テキスト] 佐藤 学『教育の方法(放送大学叢書)』(左右社, ISBN:978-4-903500-34-8) [参考図書・参考資料等] 講義中に適宜紹介する [参考図書・参考資料等] 適宜指示。 [成績評価の方法] 学習態度,レポート,小テスト等による総合評価 [成績評価の方法] 小テストと期末試験の総合評価。 −99− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 特別活動の教育課程への位置づけを歴史的変遷の 中で理解し,学校教育において「なすことによって 学ぶ」特別活動の意義を理解する。特別活動の内容 が子どもの成長に果たす役割を模擬指導や実践事例 と関連付け考察し,理解を深める。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 教育評価 前 期 幼児理解とカウンセリング 後 期 山田 剛史 2単位 北川 歳昭 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 教育評価に関する方法と理論について学ぶ。様々 な教育評価の方法を学び,それらの長所短所を把握 し,教育の場面で実践的に活用できるようになるこ とを到達目標とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 幼児期の心理と保育教育現場にあわせたカウンセ リングのあり方の基本を習得する。保育者・教育者 として必要なカウンセリングマインドの習得を目指 す。 [授業の概要] 教育評価は,教育実践の成果を確認するために必 要なプロセスです。この授業では,様々な教育評価 の方法について実際にそれらの評価を行いながら, 教育評価についての理解を深めて行きます。受講生 には口頭発表を課すことを考えています。 [授業の概要] 教師はまず子どもの心情の理解者であり,心のよ りどころであらねばならない。子どもの行動や内面 への深い理解を図るためにカウンセリングの理論・ 技能を学ぶとともに,プレイセラピーの考え方,保 護者への対応も含めた教育相談の実際例を学び,カ ウンセリングマインドを備えた教師への育ちを目指 す。 [授業計画] 1.教育評価の方法(筆記による評価) 2.教育評価の方法(実演による評価) 3.絶対評価と相対評価,個人内評価 4.到達度評価,目標に準拠した評価,キジュン 5.教育評価の基本概念 6.診断的評価・形成的評価・総括的評価 7.真正の評価 8.教育目標の分類学 9.指導と評価の一体化 10.子どもの自己評価・メタ認知 11.教育評価の妥当性・信頼性 12.ルーブリックのモデレーションその1 13.ルーブリックのモデレーションその2 14.ルーブリック発表会 15.テストとその解説 [授業計画] 1.教育・保育活動における教育相談の意義 2.子どもの発達への援助(3歳未満児) 3.子どもの発達への援助(3歳以上児) 4.子ども理解の意味と方法 5.カウンセリングの理論と方法(主な理論と原理) 6.カウンセリングの理論と方法(基本的技法) 7.カウンセリングマインド 8.遊びの意義とプレイセラピー(理論と技法) 9.遊びの意義とプレイセラピー(事例) 10.子どもの問題行動とその背景の理解 11.子どもの問題行動とその背景の理解(乱暴など) 12.子育て支援のあり方(保護者カウンセリング) 13.子育て支援のあり方(保護者との連携) 14.地域社会・関係機関との連携 15.教師としての成長とメンタルへルス [テキスト] 『よくわかる教育評価【第2版】』 (ミネルヴァ書房, ISBN:978-4623059140 [テキスト] 清水勇・阿部裕子『子育て・保育カウンセリング ワークブック』(学事出版,ISBN:4-7619-1181-6) [参考図書・参考資料等] 東洋『子どもの能力と教育評価【第2版】』 [参考図書・参考資料等] 青木久子・間藤佑・河邉貴子『子ども理解とカウ ンセリングマインド』萌文書林 [成績評価の方法] 1.レポート:毎回の授業内容に関するテスト問 題作成 2.テスト:1を元に作成したテストを実施。 3.口頭発表:授業内容に関する5分程度のプレゼン [成績評価の方法] 受講態度,討議への参加,レポート,授業中の小 テスト(筆記試験)による総合評価。 −100− 初等教育学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 教育相談(初等) 前 期 生徒・進路指導論(初等) 後 期 原 奈津子 2単位 原 奈津子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 生徒指導・進路指導の考え方および生徒指導・進 路指導に関わる基本的事項についての知識の習得を 目標とする。 [授業の概要] 近年,教師自身にカウンセラーとしての資質・能 力が要求されている。本講義ではカウンセリングの 理論について習得するとともに,児童・生徒の成長 を助けるために役に立つ「話の聴き方」を,学校や 社会で即生かすことができるよう,役割演習などを 通して体験的に学ぶ。また,児童の各種の問題行動 や心理的障害についての理解を深め,さらに適切な 対処を行うための体制づくりについて考察する。 [授業の概要] 生徒指導および進路指導の意義・目的についての 理解を深め,"生きる力の育成"という視点に立った 援助の原理・方法を学習する。生徒理解の方法・生 徒および学校が直面している諸問題(いじめ・暴力 行為・不登校・自殺など)について理解を深め,適 切な生徒指導のあり方について考察する。さらに, 生徒が自らのキャリアを主体的に選択・決定できる ような進路指導のあり方について習得する。 [授業計画] 1.教育相談とは 2.教育相談の基礎理論−精神分析 3.教育相談の基礎理論−来談者中心療法 4.教育相談の基礎理論−行動療法と認知療法① 5.教育相談の基礎理論−行動療法と認知療法② 6.教育相談の基礎理論のまとめ 7.傾聴的態度のロールプレイ① 8.傾聴的態度のロールプレイ② 9.傾聴的態度のロールプレイ③ 10.傾聴的態度のロールプレイ④ 11.学校不適応の理解① 12.学校不適応の理解② 13.学校不適応の理解③ 14.教育相談の体制① 15.教育相談の体制② [授業計画] 1.生徒指導とは 2.生徒指導の原理 3.生徒理解の基本 4.生徒理解の方法① 5.生徒理解の方法② 6.生徒指導と学級経営−教師のリーダーシップ 7.学校不適応の理解−現状① 8.学校不適応の理解−現状② 9.学校不適応の理解−いじめ 10.学校不適応の理解−不登校 11.学校不適応の支援−模擬授業 12.学校不適応の支援−模擬授業 13.進路指導とは 14.進路指導の方法や技術 15.特別活動における進路指導−模擬授業 [テキスト] 文部科学省『生徒指導提要』(教育図書,ISBN: 978-4877302740) [テキスト] 文部科学省「生徒指導提要」(教育図書,ISBN: 978-4877302740) [参考図書・参考資料等] 講義中に適宜紹介する。 [参考図書・参考資料等] 講義中に適宜紹介する。 [成績評価の方法] 以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席) 。 ① 課題およびレポート(30%) ② テスト(70%) [成績評価の方法] 以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。 ① 個人レポート(20%) ② グループレポート(20%) ③ テスト(60%) −101− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 教育相談の重要性を理解し,教育相談に必要な基 礎的知識と態度を身につけることを目標とする。ま た,教育上配慮が必要な児童生徒への理解を深め, そうした児童生徒に対し学校内,外部専門機関や地 域専門家と連携することの必要性とその実際を理解 することを目標とする。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 国語Ⅰa・b 前 期 国語Ⅱ 後 期 青砥 弘幸 2単位 青砥 弘幸 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ・教育者,保育者として求められる国語力を身に付 ける ・初等教育における国語科教育の概要をつかむこと ができる [授業の到達目標及びテーマ] ・小学校国語科の概要についての理解を深めること ・国語科授業を構想するために必要な教材分析力を 身に付けること [授業の概要] 前半は文章作成やロールプレイなどの演習を中心 として授業をすすめる。後半は小学校の国語科の概 要(特に低学年)や幼保との連続性などについて講 義を中心に行う。 [授業の概要] 本授業は以下の2つの活動を並行して行います。 ・テキストの輪読 ・教科書教材の分析(個人・グループ) ※小学校教諭の免許の取得を目指す学生は,できる だけ受講してください。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.教育者,保育者としての国語力① 3.教育者,保育者としての国語力② 4.教育者,保育者としての国語力③ 5.教育者,保育者としての国語力④ 6.教育者,保育者としての国語力⑤ 7.教育者,保育者としての国語力⑥ 8.小学校の国語科の概要① 9.小学校の国語科の概要② 10.小学校の国語科(話すこと聞くこと) 11.小学校の国語科(書くこと) 12.小学校の国語科(読むこと) 13.小学校の国語科(言語事項など) 14.小学校と幼保の連携について① 15.小学校と幼保の連携について② [授業計画] 1.オリエンテーション 2.「読むこと」の教材の分析①(文学的文章) 3.「読むこと」の教材の分析②(文学的文章) 4.「読むこと」の教材の分析③(説明的文章) 5.「読むこと」の教材の分析④(説明的文章) 6.「読むこと」の教材の分析⑤(詩歌) 7.「読むこと」の教材の分析⑥(古典) 8.教材分析の実践①(個人) 9.教材分析の交流①(グループ) 10.「書くこと」の教材の分析 11.「話すこと・聞くこと」の教材の分析 12.「言語事項」の教材の分析 13.教材分析の実践②(個人) 14.教材分析の交流②(グループ) 15.総括 [テキスト] 文部科学省『小学校学習指導要領解説 国語編』 (東洋館出版社)ISBN:978-4-491-02371-7 [テキスト] ・文部科学省『小学校学習指導要領解説 国語編』 (東洋館出版社)ISBN:978-4-491-02371-7 ・全国大学国語教育学会編『新たな時代を拓く小 学校国語教育研究』(学芸図書株式会社) ISBN:978-4-7616-0407-3 [参考図書・参考資料等] 授業の中で適宜紹介する。 [参考図書・参考資料等] 授業の中で適宜紹介する。 [成績評価の方法] 授業への参加態度,演習の内容,筆記試験などを 総合的に評価する。 [成績評価の方法] 授業への参加態度,輪読の発表の内容や態度,小 テスト,レポートの内容などを総合的に評価する。 −102− 初等教育学科 ブラックボード使用 算数Ⅰ 前 期 算数Ⅱ 後 期 黒崎 東洋郎 2単位 影山 礼子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 算数Ⅰに続き,算数科のA「数と計算」,B「量と 測定」,C「図形」 ,D「数量関係」の4領域における 諸概念・原理・法則に関した応用的・発展的内容に ついて,児童の発達段階を踏まえた理解をさせるこ とができるようになる。 [授業の概要] 第1学年から第6学年までの「A数と計算」 「B 量と測定」「C図形」「D数量関係」の4領域におけ る基礎的・基本的な数量や図形の概念・原理・法則 に関わる指導内容・指導事項を包括的,一般的に解 説する。 [授業の概要] 算数科における4領域の各学年の目標と指導内容 について,より深く広い概念理解を目指す。教育内 容と教材についてより詳細に解説し,授業研究と指 導計画との関連性についてより深く理解できるよう, 基本的な事項を説明する。 また,受講者の理解を深めるため,授業の中で「小 集団での討議や算数的活動」を取り入れ,学び合い の場を作り, 「楽しくて分かる算数」の指導のあり 方についても考えさせる。示範授業・模擬授業を取 り入れ,概念理解の応用・深化・発展を促す。 [授業計画] 1.算数科の目標と指導内容の概要 2.整数の概念と十進位取り記数法 3.小数の概念 4.分数の概念 5.整数の加法・減法の意味とその計算原理 6.整数の乗法・除法の意味とその計算原理 7.小数の加法・除法の意味とその計算原理 8.小数の乗法・除法と意味とその計算原理 9.分数の加法・減法の意味とその計算原理 10.分数の乗法・除法の意味とその計算原理 11.長さ・面積・体積・重さなどの量の概念と測定 の原理 12.基本的図形の概念 13.図形の見方・考え方(論理的思考力・図形の動 的な見方) 14.関数的な見方 15.問題解決とグローバルな思考法 [テキスト] 文部科学省「小学校学習指導要領解説算数編」平 成20年告示,東洋館出版社 [参考図書・参考資料等] ① 平成23年度版算数 教科書(啓林館)清水静海他 ② 「算数数学教育の理論と実践」(現代教育社) ISBEN4-906488-26-9,黒崎東洋郎他 ③ 「小学校算数科の指導」ISBEN978-4-7679-20931,黒崎東洋郎他 [成績評価の方法] 学習態度30%,レポート30%,試験(小論文) 40%で評価する [授業計画] 1.オリエンテーション 2.A領域「数と計算」低学年の内容・単元と教材・算数的活動 3.A領域「数と計算」中学年の内容・単元と教材・算数的活動 4.A領域「数と計算」高学年の内容・単元と教材・算数的活動 5.B領域「量と測定」低学年の内容・単元と教材・算数的活動 6.B領域「量と測定」中学年の内容・単元と教材・算数的活動 7.B領域「量と測定」高学年の内容・単元と教材・算数的活動 8.模擬授業(A・B領域) 9.C領域「図形」低学年の内容・単元と教材・算数的活動 10.C領域「図形」中学年の内容・単元と教材・算数的活動 11.C領域「図形」高学年の内容・単元と教材・算数的活動 12.D領域「数量関係」低学年の内容・単元と教材・算数的活動 13.D領域「数量関係」中学年の内容・単元と教材・算数的活動 14.模擬授業(C・D領域) 15.D領域「数量関係」高学年の指導法及び総括 [テキスト] 文部科学省「小学校学習指導要領解説 算数編」 (東洋館出版社) 小学校算数科教科書(啓林館出版社)2年,3年, 4年,5年,それぞれ上巻と下巻 [参考図書・参考資料等] 授業の中で紹介する。 [成績評価の方法] 学習に対する意欲・態度30%,レポート40%,小 テスト30% などを総合的に評価する。 −103− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 算数科の「A数と計算」 「B量と測定」 「C図形」 「D 数量関係」の4領域における数量や図形に関する基 礎的・基本的な概念・原理・法則に関わる指導事項 を確実に理解させることができるようにする。 社会Ⅰ (社会科教材研究法) 竹中 伸夫 後 期 2単位 社会Ⅱ (社会科教材研究実践法) 竹中 伸夫 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 自身の教育観の具現化に必須の教材研究の方法に ついて,具体的な事例の講義を通じて習得させると ともに,社会系教科の教員として必要な地理的分 野・歴史的分野・公民的分野についての基礎的知識 を習得させる。 [授業の到達目標及びテーマ] 教材研究の実践を通じて,授業づくりにおける批 判的思考,授業実践の方法論,そのために必要な地 理的分野・歴史的分野・公民的分野についての応用 的知識,を習得させる。 [授業の概要] 社会科の授業内容を考える上で重要な社会科的な ものの見方・考え方について概説した後,学生の希 望も踏まえ,いくつかの重要な項目について概説す る。 [授業の概要] 小グループに分け,教科書分析から教材研究まで の一連の授業づくりを実際に体験させる [授業計画] 1.社会科的なものの見方・考え方の基礎 2.構造主義・構築主義・構成主義 3.批判的思考(常識を疑う) 4.論理的思考(構造的に事象を分析する) 5.リテラシー(読解) 6.教師のための教材研究と子どものための教材研 究 7∼15.基礎的な項目についての概説(学生に希望 を取りすすめることとする。以下はその具体 例。) 7.政治と選挙:なぜ異なる選挙制度が存在するか 8.経済とお金:なぜ紙(幣)が必要なのか 9.経済とお金:なぜ紙(幣)をたくさん刷っては ならないか 10.経済とお金:なぜモノの値段は一定ではないの か 11.国民主権:なぜ,裁判員制度を導入するのか 12.なぜ日本の人口減少と世界の人口爆発が同時に 起こるか 13.立地論:なぜ岡山でマスカットが作られるのか 14.国旗国歌法:なぜ対立するのか 15.歴史人物学習:なぜ似た名前が多いのか [授業計画] 1.社会科教師に求められるもの 2.なぜそれが必要か 3.どうすればいいか 4.社会科的なものの見方・考え方(社会Ⅰの概説) 5.教科書分析Ⅰ:教科書の差異を見つける 6.教科書分析Ⅱ:教科書読解の実践とその不十分 性 7.教科書分析Ⅲ:教科書分析を乗り越える 8.教材研究Ⅰ:教科書の方針に沿って不足を補う 9.教材研究Ⅱ:教科書の方針に沿わず,乗り越え る 10.ゲートキーピングの実演 11.ゲートキーピングの演習Ⅰと批評・反省 (グループ①) 12.ゲートキーピングの演習Ⅱと批評・反省 (グループ②) 13.ゲートキーピングの演習Ⅲと批評・反省 (グループ③) 14.ゲートキーピングの演習Ⅳと批評・反省 (グループ④) 15.ゲートキーピングの演習Ⅴと批評・反省 (グループ⑤) [テキスト] なし [テキスト] スティーブン・J・ソーントン著,渡部竜也他訳『教 師のゲートキーピング』春風社 (ISBN:9784861103285) [参考図書・参考資料等] 岩田一彦ほか「社会科 間違いやすい・紛らわし い用語指導辞典」(明治図書) [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] レポート1本(40点)とテスト(60点)で評価す る。 [成績評価の方法] 演習での発表(30点) ,他のグループに対する批 評の精度(20点),レポート(50点)で評価する。 −104− 初等教育学科 ブラックボード使用 理科Ⅰ (理科授業実践のための基礎の習得) 福井 広和 ブラックボード使用 後 期 2単位 理科Ⅱ (理科授業実践のための基礎の習得) 福井 広和 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 小学校理科「物質」「エネルギー」「生命」「地球」 の各領域について理解を深めるとともに,観察・実 験における安全指導の技能を身につけ,理科の楽し さや自然科学の本質を子どもたちに伝えることの出 来る教員としての資質を培う。 [授業の概要] 小学校学習指導要領に示された「理科」の目標と 内容について理解する。次いで観察や実験の基礎的 な操作について学ぶ。 [授業の概要] 将来の教職を念頭におき,自然科学の楽しさに触 れることを第一義的な目標とする。問題→予想→実 験→考察という問題解決の手法を理解し,探究的な 学習の指導ができるようにする。また,安全な実験・ 観察に関する基礎的技能を身につける。 [授業計画] 1.オリエンテーション・理科室での安全指導 2.小学校学習指導要領〈理科〉 3.野外活動の実際 4.実験器具の使い方⑴生命・地球領域 5.実験器具の使い方⑵物質・エネルギー領域 6.小学校理科3,4年・生命領域 7.小学校理科5,6年・生命領域 8.小学校理科3,4年・物質領域 9.小学校理科5,6年・物質領域 10.小学校理科3,4年・エネルギー領域 11.小学校理科5,6年・エネルギー領域 12.小学校理科3,4年・地球領域 13.小学校理科5,6年・地球領域 14.理科における環境教育 15.理科教育のこれからの課題 [授業計画] 1.オリエンテーション・理科室での安全指導 2.小学校学習指導要領〈理科〉 3.野外活動の実際 4.実験器具の使い方⑴生命・地球領域 5.実験器具の使い方⑵物質・エネルギー領域 6.小学校理科3,4年・生命領域 7.小学校理科5,6年・生命領域 8.小学校理科3,4年・物質領域 9.小学校理科5,6年・物質領域 10.小学校理科3,4年・エネルギー領域 11.小学校理科5,6年・エネルギー領域 12.小学校理科3,4年・地球領域 13.小学校理科5,6年・地球領域 14.理科における環境教育 15.理科教育のこれからの課題 [テキスト] 山田卓三・秋吉博之編著「理科教育法−理論をふ まえた理科の授業実践−」 (大学教育出版)ISBN 978-4-88730-894-7 文部科学省『小学校学習指導要領解説 理科編』 (大日本図書)ISBN 978-4-477-01949-9 [テキスト] 山田卓三・秋吉博之編著「理科教育法−理論をふ まえた理科の授業実践−」 (大学教育出版)ISBN 978-4-88730-894-7 文部科学省『小学校学習指導要領解説 理科編』 (大日本図書)ISBN 978-4-477-01949-9 [参考図書・参考資料等] 小学校理科検定教科書(東京書籍,啓林館,大日 本図書,学校図書,教育出版,信濃教育会出版部) [参考図書・参考資料等] 小学校理科検定教科書(東京書籍,啓林館,大日 本図書,学校図書,教育出版,信濃教育会出版部) [成績評価の方法] 受講態度,レポートによる総合評価 [成績評価の方法] 受講態度,レポートによる総合評価 −105− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 理科室での授業の方法,観察・実験の安全指導に ついて学び,小学校理科の「物質」 「エネルギー」 「生 命」「地球」の各領域における学習内容について, 主に観察・実験を行い理解を深める。 家庭 (基礎知識・技能の習得) 本田 真美・畦 五月 後 期 生活a・b 後 期 2単位 竹中 伸夫 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 家庭科を学ぶ意義を理解し,小学校家庭科で扱う 「家庭生活と家族」,「快適な衣服と住まい」,「日常 の食事と調理の基礎」,「身近な消費生活と環境」の 4領域についての基礎知識・技能を習得することを 目標とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 生活科についてその意義や背景,生活科の性格, 教科を構成する原理,内容,などについての基礎的 認識を形成させる。 [授業の概要] 小学校家庭科で扱う衣・食・住生活,家族,消費 生活に関する内容について講義する。また,調理や 被服に関する基本的な技術の習得をめざして,演習 を行う。 [授業の概要] 生活科の意義や特異性,原理などについて概説し たのち,生活科で学ばれるいくつかの項目に関して 指導案を手がかりに,それらが具体的にどのように 意識されながら授業として組織されたかを追体験す るなかで,生活科の教科内容に関してその是非や取 り上げ方なども踏まえながら考察する。 [授業計画] 1.家庭科とは(畦) 2.家庭生活と家族(畦) 3.家庭生活と家族(畦) 4.衣服の着用と手入れ(畦) 5.快適な住まい方(畦) 6.小物製作(畦) 7.消費生活(畦) 8.食事の役割(本田) 9.栄養素の種類とはたらき(本田) 10.栄養を考えた食事(本田) 11.調理の基礎その1(本田) 12.調理の基礎その2(本田) 13.調理操作(本田) 14.ごはんとみそ汁の調理(本田) 15.環境に配慮した生活(本田) 実習材料費として500円程度授業時に徴収する。 [授業計画] 1.オリエンテーション(生活科創設の経緯と現状) 2.生活科の意義や背景,生活科の目標 3.生活科の理論的背景としての初期社会科 4.生活科ではどのようなことが学ばれるのか 5.生活科ではどのように学ばれるのか 6.生活科の授業構成方法(教材研究) 7.学校探検①(現状の問題点) 8.学校探検②(改善案の提示) 9.学校探検③(探検の実施) 10.学校探検④(探検結果の考察と表現) 11.学校探検⑤(考察結果の発表) 12.地域探検①(現状の問題点と改善案の提示) 13.地域探検②(探検の実施) 14.地域探検③(探検の成果の吟味) 15.地域探検④(探検報告書作り) [テキスト] ・柳昌子,中屋紀子(編),「家庭科の授業をつくる −授業技術と基礎知識−小学校編」 ,学術図書出 版社(IBSN:978-4-7806-0153-4) ・文部科学省(編),「小学校学習指導要領解説 家 庭 編( 平 成20年 8 月 )」 東 洋 館 出 版 社(ISBN: 978-4-491-02374-8) ・小学校教科書, 「わたしたちの家庭科小学校5・6」 (ISBN:978-4-304-08047-0 C4377),開隆堂 [テキスト] なし [参考図書・参考資料等] 中間美砂子(編),「小学校家庭科指導の研究」 , 建帛社(ISBN:978-4-7679-2080-1) [成績評価の方法] 試験60%,レポート等40%により評価する。 [参考図書・参考資料等] 小原友行他『生活科教育 改訂新版 ―21世紀のた めの教育創造―』学術図書出版,2010年。 岡山県小学校教育研究会社会科部会著『学び方を 培う生活科・社会科の授業』明治図書,1991年。 片上宗二編著『オープンエンド化による生活科授 業の創造』明治図書,1995年。 文部科学省『小学校学習指導要領解説 生活編』 日本文教出版,2008年。 [成績評価の方法] レポート1本(20点分)と期末テスト(80点分) による −106− 初等教育学科 ブラックボード使用 児童英語 (小学校英語教育の在り方) 上仲 律子 前 期 2単位 音楽Ⅰa・b・c (声楽・楽典) ズビャーギナ山田章子 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 初等・幼児教育における音楽教育で求められる基 礎的な知識・技能のうち,声楽と音楽理論を中心に 演習する。声楽においては,正しい姿勢,豊かな呼 吸法など,発声の基礎的技術を習得する。手遊び歌・ わらべ歌・童謡・唱歌などのレパートリーを充実さ せ,保育現場での実践力を養うことを目指す。 [授業の概要] 小学校英語教育の歴史的経緯について,学習指導 要領・副教材などの様々な資料を読み,解説する。 子供の言語習得の理論の学習と, 『英語ノート』の アクティビティーの内容検討を行い,これからの小 学校英語教育の在り方についてディスカッションす る。 [授業の概要] 美しくしなやかな声を習得するためのヴォイスト レーニングや,音楽理論の基礎となるソルフェー ジュのレッスンを行う。また,季節や行事に合った 童謡や手遊び,わらべうたなど,豊かな音楽表現を 実践するための歌唱指導を行う。 [授業計画] 1.イントロダクション:授業内容の説明 2.小学校英語教育の歴史的経緯 3.文部科学省指導要領解説⑴(異文化理解等) 4.文部科学省指導要領解説⑵(指導計画・内容) 5.アジア諸国の英語教育⑴ 6.アジア諸国の英語教育⑵ 7.子供の言語習得⑴ 8.子供の言語習得⑵ 9.言語への気づき1(音声・文法) 10.言語への気づき2(文字・リテラシー) 11.『英語ノート1』の内容の概観 12.『英語ノート2』の内容 の概観 13.授業タスクデモンストレーション 14.授業タスクデモンストレーション 15.まとめ:今後の小学校英語教育の展望 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.声はどこから? 発声のしくみとヴォイスト レーニング① 3.豊かな呼吸法とは? 身体機能とヴォイスト レーニング② 4.美しい姿勢とは? わらべうたによるユニゾン, 音楽理論① 5.共鳴のしくみ わらべうたによるカノン 6.声と表情 童謡を歌う①,音楽理論② 7.ことばとメロディー 童謡を歌う② 8.声の表現力 童謡を歌う③,音楽理論③ 9.詩の世界 童謡を歌う④ 10.ことばとリズム 手遊び歌,音楽理論④ 11.作曲者研究 日本歌曲を歌う① 12.歌唱と伴奏 日本歌曲を歌う②,音楽理論⑤ 13.諸外国の歌 原語で歌う世界の歌 14.発表会 舞台発表 15.まとめ [テキスト] 1.文部科学省『小学校学習指導要領解説 外国語 活動編』(東洋館出版社,ISBN:978-4-491-023779) 2.文部科学省『Hi, friends! 1』 (東京書籍,ISBN: 9784487258833) 3.文部科学省『Hi, friends! 2』 (東京書籍,ISBN: 9784487258840) (その他の資料は適宜配布する) [テキスト] 伊藤嘉子他編 保育の四季「歌のカレンダー」 エー・ティー・エヌ出版 ISBN:978-4-7549-4030-X フランツ・ヴュルナー著/信時潔訳「コールユー ブンゲン」大阪開成館発行 ISBN:4-943836-01-1 その他適宜プリントを配布する。 [参考図書・参考資料等] 大津由紀雄『小学校での英語教育は必要か』 『日 本の英語教育に必要なこと』(慶應義塾大学出版会) [参考図書・参考資料等] 今川恭子ほか監修「おんがくのしくみ」教育芸術 社 [成績評価の方法] 受講態度(20%),小テスト(30%),課題レポー ト(50%) [成績評価の方法] 演奏実技に対する熱意,受講態度,学期末に実施 する発表会への取り組みを総合して評価する。 −107− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 小学校英語教育の必修化に至る歴史的経緯と社会 的・理論的背景を理解する。また,アジア諸国との 比較や実際の教材にふれて「外国語活動」の望まし いあり方について考察し,理解を深める。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 音楽Ⅱa・b・c 後 期 松下 智子 1単位 音楽Ⅱd・e・f・g (器楽 初級∼中級) 古山 典子・津上 崇 後 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] ピアノを通して音楽基礎知識及び基本奏法の習得 を目指す。 [授業の到達目標及びテーマ] 受講生全員にバイエル50番までを終了させるとと もに,数曲の童謡等の弾き歌いができるようにする。 また,教員や保育士に求められる伴奏付けや移調奏 について,理論的に理解させ,実践できる力を身に つけさせることを目指す。 [授業の概要] 音楽基礎理論を学び読譜や演奏,伴奏法の基本を 学ぶ。 本授業は各人の技能,進度に合わせ個人指導中心 の形態で進める。 [授業の概要] 本授業では,音楽の基礎知識(楽典)の理解を図 りながら,幼児教育および初等教育の現場で必要と されるピアノ実技の基礎的技能,童謡・唱歌等の歌 唱教材の伴奏法を,ML教室を利用しながら初歩か ら学ぶ。 [授業計画] 1.各人の進度に応じた課題曲選定 2.音楽の基礎理論及び基本奏法について 3.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏 ハ長調を主に① 4.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏 ハ長調を主に② 5.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏 ハ長調を主に③ 6.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏 ヘ長調を主に① 7.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏 ヘ長調を主に② 8.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏 ヘ長調を主に③ 9.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏 ト長調を主に① 10.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏 ト長調を主に② 11.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏 ニ長調を主に① 12.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏 ニ長調を主に② 13.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏 その他の調 ① 14.楽曲及び弾き歌いの理解と演奏 その他の調 ② 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.楽典・ピアノ実技−音部記号と音名 3.楽典・ピアノ実技−音名と鍵盤,変化記号 4.楽典・ピアノ実技−リズムと拍子∼わらべうた 5.楽典・ピアノ実技−リズムと拍子∼言葉のリズ ム 6.楽典・ピアノ実技−いろいろなリズムパターン 7.楽典・ピアノ実技−リズムにのって 8.中間実技発表会 9.楽典・ピアノ実技−拍子を感じよう 10.楽典・ピアノ実技−リズムアンサンブル 11.楽典・ピアノ実技−音階と調①∼いろいろな音 階 12.楽典・ピアノ実技−音階と調②∼長音階 13.楽典・ピアノ実技−音階と調③∼短音階 14.楽典・ピアノ実技−音階と調④∼まとめ 15.実技発表会,総括 ※ピアノグレード試験を受験すること。 [テキスト] 今川恭子ほか監修 志民一成/古山典子ほか著『お んがくのしくみ』(教育芸術社) ISBN:978-4-87788-377-5 [テキスト] それぞれの演奏能力,進度に合わせ適宜選択する。 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業の中で適宜紹介する。 [成績評価の方法] 平常受講態度,提出物,演奏発表により総合評価 する。 [参考図書・参考資料等] 全員バイエル教則本を準備すること(出版社は問 わない) 。すでにバイエル教則本を持っている場合 は,古くても買い直す必要はない。授業開始後,ブ ルグミュラー,ソナチネなど各自のレベルに適した テキストを指示する。 [成績評価の方法] 受講態度,ピアノ実技の上達度,楽典の理解度, 課題の提出状況と質を総合して評価を行う。 −108− 初等教育学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 音楽Ⅲa・b・c 前 期 松下 智子 1単位 音楽Ⅲd・e・f・g 前 期 (器楽−初級∼中級) 伊達 優子・虫明 泰子 古山 典子・津上 崇 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 各人のレベルに合ったピアノ曲に取組んでいくが, 受講生全員のバイエル終了を目指す。小学校教諭を 目指す受講生は,歌唱共通教材に指定された歌,保 育士・幼稚園教諭を目指す受講生は,童謡の弾き歌 いができるようにする。 [授業の概要] 幅広いジャンルの楽曲演奏及び童謡・唱歌の弾き 歌いやコード即興伴奏等を習得していく。音楽Ⅱに 引き続き各人の進度に合わせて個人指導中心の形態 で進める。 [授業の概要] 「音楽Ⅱ」で学習した音楽理論のより一層の理解 を図りながら,初等教育において必要とされる楽器 の演奏技能を学ぶ。ここでは,個人の演奏能力に合 わせたピアノ曲を選択するとともに,さまざまな童 謡や歌唱共通教材の弾き歌いを中心に授業を進める。 [授業計画] 1.音楽Ⅱでの課題曲演奏 2.楽曲や弾き歌いの演奏と表現 自然に関する歌を中心に① 3.楽曲や弾き歌いの演奏と表現 自然に関する歌を中心に② 4.楽曲や弾き歌いの演奏と表現 自然に関する歌を中心に③ 5.楽曲や弾き歌いの演奏と表現 自然に関する歌を中心に④ 6.楽曲や弾き歌いの演奏と表現 生活に関する歌を中心に① 7.楽曲や弾き歌いの演奏と表現 生活に関する歌を中心に② 8.楽曲や弾き歌いの演奏と表現 生活に関する歌を中心に③ 9.楽曲や弾き歌いの演奏と表現 生活に関する歌を中心に④ 10.楽曲や弾き歌いの演奏と表現 自由なジャンルで① 11.楽曲や弾き歌いの演奏と表現 自由なジャンルで② 12.楽曲や弾き歌いの演奏と表現 自由なジャンルで③ 13.演奏発表(発表会形式) 14.演奏発表について 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション,ピアノ実技・楽典 2.ピアノ実技・楽典(簡易伴奏への編曲法①) 3.ピアノ実技・楽典(簡易伴奏への編曲法②) 4.ピアノ実技・楽典(コードネーム−ハ長調) 5.ピアノ実技・楽典(コードネーム−ヘ長調) 6.ピアノ実技・楽典(コードネーム−ト長調) 7.ピアノ実技・楽典(コードネーム−ニ長調) 8.中間実技発表会 9.ピアノ実技・楽典(旋律への伴奏付け①) 10.ピアノ実技・楽典(旋律への伴奏付け②) 11.ピアノ実技・楽典(旋律への伴奏付け③) 12.ピアノ実技・楽典(旋律への伴奏付け④) 13.ピアノ実技・楽典(旋律への伴奏付け⑤) 14.ピアノ実技・楽典(旋律への伴奏付け−総括) 15.総括 ※ピアノグレード試験を受験すること。 [テキスト] ・バイエル教則本,ブルグミュラー,ソナチネ等, 個人のレベルに適したテキストを授業で指示する。 ・今川恭子ほか監修 志民一成/古山典子ほか著 『おんがくのしくみ』(教育芸術社) (「音楽Ⅱ」で使用したテキスト) [テキスト] それぞれの演奏能力,進度に合わせ適宜選択する。 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業の中で適宜紹介する。 [成績評価の方法] 平常受講態度,提出物,演奏発表により総合評価 する。 [参考図書・参考資料等] 『歌のカレンダー』(エー・ティー・エヌ) [成績評価の方法] 受講態度,ピアノ実技の上達度,楽典の理解度, 提出課題等を総合して評価を行う。 −109− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 音楽Ⅱで習得したピアノ奏法や知識をさらに充実, 発展させる。 ブラックボード使用 音楽Ⅳa・b (声楽アンサンブル) ズビャーギナ山田章子 ブラックボード使用 後 期 音楽Ⅴa・b 前 期 1単位 松下 智子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 音楽Ⅰの学習内容をさらに発展させ,より豊かな 発声法を確立する。重唱・合唱曲を通して音楽の基 礎能力を伸ばし,音楽的感性を高めることを目指す。 また,ミュージカルやオペレッタを通して創作活動 の楽しさを味わいながら歌唱力を高め,子どもに伝 わる音楽表現を研究する。 [授業の概要] 様々なジャンルの楽曲に取り組み,幅広いレパー トリーを習得する。声楽アンサンブルや合唱曲,さ らに歌と台詞を伴ったミュージカルやオペレッタを 通して,ことばとメロディー・ことばとリズムとの かかわりを考え,自分の「こえ」と他者の「こえ」 との調和を感じながら音楽表現の楽しさを味わう。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.コーラス① ハーモニーを描く 3.コーラス② 日本の調べ① 4.コーラス③ 日本の調べ② 5.ヴォーカルアンサンブル① 世界の調べ① 6.ヴォーカルアンサンブル② 世界の調べ② 7.ヴォーカルアンサンブル③ アカペラで歌う 8.オペレッタ① オペレッタについて 9.オペレッタ② ストーリーの把握と表現の工夫 10.オペレッタ③ 音楽表現と朗読表現 11.オペレッタ④ キャラクター研究 12.オペレッタ⑤ 舞台美術と衣装 13.オペレッタ⑥ 発表者と観客 14.発表会 舞台発表 15.まとめ [テキスト] 伊藤嘉子他編 保育の四季「歌のカレンダー」 エー・ティー・エヌ出版 ISBN:978-4-7549-4030-X フランツ・ヴュルナー著/信時潔訳「コールユー ブンゲン」大阪開成館発行 ISBN:4-943836-01-1 その他適宜プリントを配布する。 [授業の到達目標及びテーマ] 音楽Ⅲで習得したピアノ奏法や知識を基に応用力 を高め,アンサンブルを含めレパートリーを広げて ゆく。 [授業の概要] 世界の各地や各時代の音楽に注目しながら,子ど もたちの音楽活動を豊かに援助できる様,幅広くピ アノ奏法を習得する。 ※履修希望者多数の場合,抽選となることがありま す。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 ヨーロッパの音楽① 3.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 ヨーロッパの音楽② 4.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 ヨーロッパの音楽③ 5.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 ヨーロッパの音楽④ 6.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 ヨーロッパの音楽⑤ 7.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 ヨーロッパの音楽⑥ 8.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 アジアの音楽① 9.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 アジアの音楽② 10.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 アジアの音楽③ 11.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 アジアの音楽④ 12.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 その他の地域の音楽① 13.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 その他の地域の音楽② 14.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と表現 その他の地域の音楽③ 15.まとめ [テキスト] それぞれの演奏能力,進度に合わせ適宜選択する。 [参考図書・参考資料等] 今川恭子ほか監修「おんがくのしくみ」教育芸術 社 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業の中で適宜紹介する。 [成績評価の方法] 演奏実技に対する熱意,受講態度,学期末に実施 する発表会への取り組みを総合して評価する。 [成績評価の方法] 平常受講態度,提出物,演奏発表により総合評価 する。 −110− 初等教育学科 ブラックボード使用 音楽Ⅴc (器楽アンサンブル) 古山 典子 ブラックボード使用 前 期 音楽Ⅵa 後 期 1単位 松下 智子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 音楽Ⅱ・Ⅲで習得した内容をもとに幼児教育や初 等教育に関わるいろいろな場面でそれらが活かせる 様,音楽知識や技能の更なる理解と習熟を目標とす る。 [授業の概要] 西洋音楽の歴史的な変遷を踏まえて楽曲の特徴を 理解することで,実際の演奏をより音楽的なものへ と導く。また,他者とともに演奏することを通して, 自他が出す音への感覚を鋭敏にするとともに,アン サンブルの魅力を知り,音楽表現の楽しさを味わう。 [授業の概要] 楽曲演奏のより音楽的な表現を目指すと共に,実 践的なレパートリーをひろげていく。本授業は音楽 Ⅱ・Ⅲと同様に各人の進度に合わせて個人指導中心 の形態で進める。 ※履修希望者多数の場合,抽選となることがありま す。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−バロック① 3.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−バロック② 4.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−古典派① 5.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−古典派② 6.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−ロマン派① 7.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−ロマン派② 8.中間実技発表会 9.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−現代音楽 10.ピアノ実技,弾き歌い・音楽史−現代音楽 11.ピアノ実技,弾き歌い・ピアノ連弾① 12.ピアノ実技,弾き歌い・ピアノ連弾−発表 13.ピアノ実技,弾き歌い・ピアノ連弾② 14.ピアノ実技,弾き歌い・ピアノ連弾−発表 15.総括 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開 リズム曲を中心に① 3.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開 リズム曲を中心に② 4.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開 リズム曲を中心に③ 5.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開 応用奏を中心に① 6.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開 応用奏を中心に② 7.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開 応用奏を中心に③ 8.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開 応用奏を中心に④ 9.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開 応用奏を中心に⑤ 10.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開 応用奏を中心に⑥ 11.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開 応用奏を中心に⑦ 12.楽曲や童謡・唱歌等の演奏と展開 応用奏を中心に⑧ 13.演奏発表(発表会形式) 14.演奏発表について 15.まとめ ※希望者多数の場合,抽選を行うことがある。 ※ピアノグレード試験を受験すること。 [テキスト] ・各自のレベルに合った教材を授業で指示する。 ・適宜プリントを配付する。 [参考図書・参考資料等] ・『歌のカレンダー』(エー・ティー・エヌ) ・今川恭子ほか監修 志民一成/古山典子ほか著 『おんがくのしくみ』(教育芸術社) [テキスト] それぞれの演奏能力,進度に合わせ適宜選択する。 [成績評価の方法] 受講態度,ピアノ実技の上達度,音楽史の理解度, 提出課題等を総合して評価を行う。 [成績評価の方法] 平常受講態度,提出物,演奏発表により総合評価 する。 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業の中で適宜紹介する。 −111− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 各人のレベルに合った,さまざまなピアノ曲に取 り組む。また,前半では実技指導と並行して音楽史 を扱い,楽曲の特徴を把握する。後半は個別演奏だ けではなく連弾等を行い,アンサンブル能力を育む。 ブラックボード使用 音楽Ⅵb・c (器楽) b伊達 優子・c古山 典子 ブラックボード使用 後 期 図画工作Ⅰa・b 前 期 1単位 藤田 知里・柴川 俊之 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 各人のレベルに合った,さまざまなピアノ曲に取 組む。弾き歌いについては,伴奏にさまざまなアレ ンジができる知識と技術をより確実に習得する。ま た,移調の記譜ができるようにする。 [授業の到達目標及びテーマ] 図画工作を指導する教師として必要となる,美術 及び造形に関する基礎的な知識と技術,そして自分 なりの造形教育観を実技演習をとおして体得するこ とを目的とする。図画工作Ⅰでは平面作品の制作を 中心として造形に親しみ,観察能力,描画技術,デ ザイン感覚等を高める。 [授業の概要] これまでに習得した伴奏法をより充実させ,発展 的なピアノの実技指導を行う。教育の場におけるピ アノ伴奏は,音の強弱,フレージング,アーティキュ レーションなどによって子どもたちの音楽表現へ影 響を及ぼしている。それを踏まえ,より実践的かつ 音楽的なピアノ表現を目指す。 [授業の概要] 前半は,描画,平面構成などを行い,基本的な描 画技術や平面表現における配置・形態・色彩などに ついて学ぶ。後半ではパズル,版画などを制作し, 発想や工夫,構成の方法,制作計画の立て方などを 学ぶ。 [授業計画] 1.オリエンテーション,ピアノ実技 2.ピアノ実技,弾き歌い−伴奏の編曲法① 3.ピアノ実技,弾き歌い−伴奏の編曲法② 4.ピアノ実技,弾き歌い−伴奏の編曲法③ 5.ピアノ実技,弾き歌い−旋律への伴奏付け① 6.ピアノ実技,弾き歌い−旋律への伴奏付け② 7.ピアノ実技,弾き歌い−旋律への伴奏付け③ 8.中間実技発表会 9.ピアノ実技,弾き歌い−移調奏①∼理論 10.ピアノ実技,弾き歌い−移調奏②∼理論 11.ピアノ実技,弾き歌い−移調奏③∼実践 12.ピアノ実技,弾き歌い−移調奏④∼実践 13.ピアノ実技,弾き歌い−移調奏⑤∼実践 14.ピアノ実技,弾き歌い−伴奏の編曲法∼まとめ 15.総括 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.描画材の基本(鉛筆) 3.描画材の基本(水彩絵の具) 4.絵の具の三原色① 5.絵の具の三原色② 6.コラージュ① 7.コラージュ② 8.木工作①(かまぼこ板パズル) 9.木工作②(かまぼこ板パズル) 10.木工作③(かまぼこ板パズル) 11.レタリング・グラデーション 12.紙版画① 13.紙版画② 14.紙版画③ 15.鑑賞学習 ※希望者多数の場合,抽選を行うことがある。 ※ピアノグレード試験を受験すること。 [テキスト] 各自のレベルに合った教材を授業で指示する。 [テキスト] 指定なし。ただし,オリエンテーション期間中に 指定のスケッチブック,桂版木を購入し,第1回目 授業時から持参すること。同時に希望者には絵の具 セット,彫刻刀の販売も行う。スケッチブック,鉛 筆,カッター,はさみは毎回必ず持参すること。 4月4日・5日,V216にて販売。 [参考図書・参考資料等] ・『歌のカレンダー』(エー・ティー・エヌ) ・今川恭子ほか監修 志民一成/古山典子ほか著 『おんがくのしくみ』(教育芸術社) [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業内でプリントを配布する。 [成績評価の方法] 受講態度,ピアノ実技の上達度,楽典の理解度, 提出課題等を総合して評価を行う。 [成績評価の方法] 課題作品・鑑賞ワークシートへの取り組みなどに よる総合評価。 −112− 初等教育学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 図画工作Ⅰc 前 期 図画工作Ⅱa・b 後 期 鳥越 亜矢 1単位 藤田 知里・柴川 俊之 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 図画工作を指導する教師として必要となる,美術 及び造形に関する基礎的な知識と技術,そして自分 なりの造形教育観を,実技演習をとおして体得する ことを目的とする.図画工作Ⅱでは,立体表現を中 心として造形に親しみ,材料あるいは加工方法に見 合う様々な道具の扱い方を身につけ,学生自らの造 形技能の向上を目指し,発想や工夫,造形のおもし ろさ,構成の方法,制作計画の立て方などを学び, 教材研究としての実技能力を養う。 [授業の概要] 前半は,描画,平面構成などを行い,基本的な描 画技術や平面表現における配置・形態・色彩などに ついて学ぶ。後半では版画やデザインについて学習 し,発想や工夫,構成の方法,制作計画の立て方な どを学ぶ。 [授業の概要] 紙,粘土,木材など身近な材料とそれぞれの加工 のための道具を用いて,作品の制作を行う。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.描画材の基本1 身近なもので描く自分の手 3.描画材の基本2 パス類とその技法 4.描画材の基本3 水絵の具 5.絵の具の三原色① 三原色および3色の混色 6.絵の具の三原色② いろいろな混色遊び 7.創作貼り絵 8.版画1 版あそびと様々な版画 9.版画2 消しゴムはんこ 10.版画3 紙版画の版づくり 11.版画4 転写版画の版づくり 12.版画5 紙版画・転写版画印刷 13.デザイン1 視覚言語・書体・レイアウト 14.デザイン2 レタリング・創作漢字 15.デザイン3 形の抽象化・単純化 [授業計画] 1.夏課題の発表と鑑賞 2.紙の加工①(連続した形) 3.紙の加工②(立体的な形) 4.立体①(ワイヤー) 5.立体②(ワイヤー) 6.立体③(ワイヤー) 7.デザイン①(ロゴマーク) 8.デザイン②(ロゴマーク) 9.木版画① 10.木版画② 11.木版画③ 12.工作①(紙人形) 13.工作②(紙人形) 14.工作③(紙人形) 15.発表 [テキスト] 指定なし。ただし,オリエンテーション期間中に 指定のスケッチブック,桂版木を購入し,第1回目 授業時から持参すること。同時に希望者には絵の具 セット,彫刻刀の販売も行う。 [テキスト] 指定なし.スケッチブック,鉛筆,カッター,は さみは毎回必ず持参すること。 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業内でプリントを配布する。 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業内でプリントを配布する。 [成績評価の方法] 授業態度,課題作品,レポート等を総合的に評価 する。 [成績評価の方法] 課題作品・鑑賞ワークシートへの取り組みなどに よる総合評価。 −113− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 図画工作を指導する教師として必要となる,美術 及び造形に関する基礎的な知識と技術,そして自分 なりの造形教育観を実技演習をとおして体得するこ とを目的とする。図画工作Ⅰでは平面作品の制作を 中心として造形に親しみ,観察能力,描画技術,デ ザイン感覚等を高める。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 図画工作Ⅱc 後 期 図画工作Ⅲ 前 期 鳥越 亜矢 1単位 藤田 知里 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 図画工作を指導する教師として必要となる,美術 及び造形に関する基礎的な知識と技術,そして自分 なりの造形教育観を,実技演習をとおして体得する ことを目的とする.図画工作Ⅱでは,立体表現を中 心として造形に親しみ,材料あるいは加工方法に見 合う様々な道具の扱い方を身につけ,学生自らの造 形技能の向上を目指し,発想や工夫,造形のおもし ろさ,構成の方法,制作計画の立て方などを学び, 教材研究としての実技能力を養う。 [授業の到達目標及びテーマ] 前年度までに履修してきた図画工作Ⅰ・Ⅱ,幼児 の造形表現Ⅰなどを踏まえ,小学校,幼稚園,保育 園などで造形教育を行ううえで必要な知識と技術を 深める。また,作品制作をとおし,図画工作で扱う 基本的な素材の特徴,制作に必要な道具の使い方を 身につける。また,鑑賞を通し美術文化に親しむ。 [授業の概要] 紙,粘土,木材など身近な材料とそれぞれの加工 のための道具を用いて,作品の制作を行う。 [授業の概要] 図画工作Ⅲでは,自らの表現技術を高め,造形表 現の平面・立体様々な作品を制作する。絵画・デザ インの表現技法について学ぶ。さらに,紙粘土など 学生が興味を持った身近な素材を用い,立体作品を 制作する。 [授業計画] 1.夏課題の発表と鑑賞 2.立体①(並べる・積む) 3.立体②(積む・つなぐ/粘土) 4.立体③(紙粘土) 5.木工作の基本①(切断) 6.木工作の基本②(接合) 7.木版画①(木版作り・彫刻刀) 8.木版画②(木版作り・彫刻刀) 9.木版画③(木版印刷・手彩色) 10.紙工作の基本①(折り・曲げ・連続した形) 11.紙工作の基本②(切り紙) 12.紙工作の基本③(POP UP) 13.紙工作①(構想・試作) 14.紙工作②(製作・完成) 15.作品の鑑賞/鑑賞ゲーム/レポート [授業計画] 1.陶芸① 2.陶芸② 3.陶芸③ 4.版画① 5.版画② 6.版画③ 7.版画④ 8.粘土工作① 9.粘土工作② 10.粘土工作③ 11.デザイン① 12.デザイン② 13.デザイン③ 14.デザイン④ 15.デザイン⑤ [教材] 指定なし.スケッチブック,鉛筆,カッター,は さみは毎回必ず持参すること。 [教材] ①透明ドームミニ ②透明ドームミニベース ※上記教材はオリエンテーション期間中に必ず購 入すること。 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業内でプリントを配布する。 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業内でプリントを配布する。 [成績評価の方法] 授業態度,課題作品,レポート等を総合的に評価 する。 [成績評価の方法] 作品および制作への取り組みによる総合評価。 −114− 初等教育学科 ブラックボード使用 図画工作Ⅳ 後 期 体育Ⅰa・b・c 前 期 藤田 知里 1単位 山下 立次・片山敬子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 図画工作Ⅰ∼Ⅲで得た知識や技術を生かし,教材 研究あるいは作品制作を行い,造形に関する実技能 力を深めることを目的とする。 [授業の概要] 体力つくり運動,器械運動,陸上運動,水泳の各 領域を実践し様々な技能を修得する。 【授業受講上の留意点】 ・スポーツのできる服装と靴(屋外用,屋内用)を 用意すること。 ・水泳の実習は「O・S・Kスポーツクラブ」で行う。 施設使用実習費 3,150円が必要。 [授業計画] 1.木版画① 2.木版画② 3.木版画③ 4.木版画④ 5.工作① 6.工作② 7.工作③ 8.工作④ 9.自由制作の構想 10.自由制作① 11.自由制作② 12.自由制作③ 13.自由制作④ 14.自由制作⑤ 15.作品展示と鑑賞 [授業計画] 1.オリエンテーション(講義室) 2.体力つくり運動 体ほぐしの運動 3.体力つくり運動 体力を高めるための運動 4.器械運動 器械器具を使っての運動遊び 5.器械運動 跳び箱運動 6.器械運動 マット運動 7.器械運動 鉄棒運動 8.陸上運動 走・跳の運動遊び 9.陸上運動 走り幅跳 10.陸上運動 走り高跳び 11.陸上運動 ハードル走 12.陸上運動 短距離走,リレー 13.水泳 水遊び,浮く,泳ぐ運動 14.水泳 クロール,平泳ぎ 15.水泳 安全に泳ぐ,救急処置法 [教材] ①掘り進み版画セット ②作品台付アートスタイリスト芯 小 [テキスト] 編著者名 文部科学省 書名 「小学校学習指導要領解説 体育編」 出版社 東洋館出版社 ISBN 978-4-491-02375-5 ※上記教材はオリエンテーション期間中に必ず購入 すること。 [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業内でプリントを配布する。 [参考図書・参考資料等] 編著者名 中・四国小学校体育連盟 書名 「わたしたちの体育1∼6」 [成績評価の方法] 作品および制作への取り組みによる総合評価。 [成績評価の方法] ノートの提出と実技の出来ばえ,授業態度を含め た総合評価 −115− 専門︵初等教育︶ [授業の概要] 授業の前半では,絵と工作領域の課題制作を行い, 後半では,学生自らが興味ある分野(絵画・陶芸・ 木工など)を選択し,自由制作課題として取り組む。 [授業の到達目標及びテーマ] 小学校体育で取り扱われている内容の各運動領域 を中心に実施し,基礎的な運動技能の習得を目指す とともに,各領域の教材理解を深める。 体育Ⅱa・b・c 後 期 体育Ⅲ 前 期 山下 立次・片山 敬子(桑原 和美) 1単位 山下 立次(片山 敬子) 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 小学校体育で取り扱われている内容の各運動領域 を中心に実施し,基礎的な運動技能の習得を目指す とともに,各領域の教材理解を深める。 [授業の概要] ボール運動,表現運動の各領域を実践し様々な技 能を修得する。 【授業受講上の留意点】 ・スポーツのできる服装と靴(屋外用,屋内用)を 用意すること。 [授業の到達目標及びテーマ] 「体育Ⅲ」では,必修科目「体育Ⅰ・Ⅱ」で学習 した各領域内容を取り上げ実践を展開する。特に小 学校教員を目指す学生に対し,児童の発達段階や個 人差に応じたルール,場の設定などを工夫し体育授 業を実践するために必要な知識と実践力をつける。 [授業の概要] 小学校体育の運動領域から,陸上運動,器械運動, 体力つくり運動など個人種目を取り上げ,それらの 基礎的な運動技能を高めるとともに,児童の発達段 階や個人差に応じた授業の進め方など実践を通して 学ぶ。また,海の自然体験学習(実習経費は別途必 要)では,安全や環境保護についての理解を深める。 [授業計画] 1.オリエンテーション(日程及び担当決め) 2.陸上運動 短距離走,リレーの展開と実践 3.陸上運動 ハードル走の展開と実践 4.陸上運動 走り幅跳びの展開と実践 5.陸上運動 走り高跳びの展開と実践 6.器械運動 マット運動の展開と実践 7.器械運動 跳び箱運動の展開と実践 8.器械運動 鉄棒運動の展開と実践 9.器械運動 多様な動きつくり運動の発展と実践 10.体力つくり運動体力を高める運動の展開と実践 <担当:山下・片山> 経費:約30,000円 11.海の自然体験学習(集中:小豆島・余島) 12.海の自然体験学習(集中:9月2日∼5日) 13.海の自然体験学習(集中: 3泊4日) 14.海の自然体験学習(集中:) 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.ボール運動 鬼遊び(鬼ごっこ) 3.ボール運動 ボールゲーム(スキル①) 4.ボール運動 ボールゲーム(スキル②) 5.ボール運動 ゴール型① 6.ボール運動 ゴール型② 7.ボール運動 ネット型① 8.ボール運動 ネット型② 9.ボール運動 ベースボール型① 10.ボール運動 ベースボール型② 11.表現運動 表現リズム遊び (桑原) 12.表現運動 リズムダンス (桑原) 13.表現運動 創作ダンス (桑原) 14.表現運動 フォークダンス (桑原) 15.まとめ [テキスト] 文部科学省「小学校学習指導要領解説 体育編」 (東洋館出版社,ISBN:978-4-491-02375-5) [テキスト] 編著者名 文部科学省 書名 「小学校学習指導要領解説 体育編」 出版社 東洋館出版社 ISBN 978-4-491-02375-5 [参考図書・参考資料等] 編著者名 中・四国小学校体育連盟 書名 「わたしたちの体育1∼6」 [参考図書・参考資料等] 書名中・四国小学校体育連盟 書名 「わたしたちの体育1∼6」 [成績評価の方法] ノートの提出と実技の出来ばえ,授業態度を含め た総合評価 [成績評価の方法] レポートと実践の出来ばえ,授業態度の総合評価 −116− 初等教育学科 ブラックボード使用 体育Ⅳ 後 期 小学校教育実習 集 中 山下 立次(片山 敬子) 1単位 中井 智子 4単位 [授業の到達目標及びテーマ] 教育実習を行い,児童とのかかわり方,学習指導 の在り方,学級経営,校務分掌等,小学校における 実践的な指導力の基礎を身につける。 [授業の概要] 小学校体育の運動領域から,ボール運動(ゴール 型,ネット型,ベースボール型)など集団種目を取 り上げ,それらの基礎的な運動技能を高めるととも に,児童の発達段階や個人差に応じた授業の進め方 など実践を通して学ぶ。また,山の自然体験学習(実 習経費は別途必要)では,安全や環境保護について の理解を深める。 [授業の概要] 小学校での4週間の教育実習 [授業計画] 1.オリエンテーション(日程及び担当決め) 2.ボール運動 (ボールスキル) 3.ボール運動 ゴール型の展開と実践(低学年) 4.ボール運動 ゴール型の展開と実践(中学年) 5.ボール運動 ゴール型の展開と実践(高学年) 6.ボール運動 ネット型の展開と実践(低学年) 7.ボール運動 ネット型の展開と実践(中学年) 8.ボール運動 ネット型の展開と実践(高学年) 9.ボール運動 ベースボール型の展開(中学年) 10.ボール運動 ベースボール型の展開(高学年) <担当:山下・片山> 経費:約30,000円 11.山の自然体験学習(集中:大山スキー場) 12.山の自然体験学習(集中:2014年 ) 13.山の自然体験学習(集中:2月18日∼20日) 14.山の自然体験学習(集中: 2泊3日) 15.まとめ [授業計画] 1.小学校教育実習オリエンテーション 2.観察実習と参加実習(1週目) 3.部分指導の実践・部分指導案作成と実践 (2週目) 4.連続指導の実践・部分指導案作成と実践 (3週目) 5.全日経営の実践・全日指導案作成(4週目) 6.反省・評価 [テキスト] 文部科学省「小学校学習指導要領解説 体育編」 (東洋館出版社,ISBN:978-491-02375-5) [テキスト] 就実大学初等教育学科「小学校教育実習の手引き」 *授業で配布する [参考図書・参考資料等] 中・四国小学校体育連盟「わたしたちの体育1∼ 6」 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] レポートと実践の出来ばえ,授業態度の総合評価 [成績評価の方法] 勤務態度,児童へのかかわり,学習指導の実践力, 学級経営力等による総合評価 −117− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 選択科目「体育Ⅳ」では,必修科目「体育Ⅰ・Ⅱ」 で学習した各領域内容を取り上げ実践を展開する。 特に小学校教員を目指す学生に対し,児童の発達段 階や個人差に応じたルール,場の設定などを工夫し 体育授業を実践するために必要な知識と実践力をつ ける。 小学校教育実習指導Ⅰ 前 期 小学校教育実習指導Ⅱ 後 期 中井 智子 1単位 中井 智子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 小学校教育実習の意義を理解し,教師としての心 構えを持つ。学級経営の在り方,学習指導の在り方 等,具体的な方法を学習し,教師としての基本的な 資質や実践的指導力を身につける。 [授業の到達目標及びテーマ] 教育実習の目的,実施方法等を理解し,学校訪問 を通して,教育実習での課題を設定する。学習指導 案の作成等についての学習や,教育実習の経験から 自らの課題を整理し解決の糸口を探ることなどによ り,教師としての実践力を高める。 [授業の概要] 教育実習の意義について解説し,各自が教育実習 における課題を設定する。学級経営,学習指導等に ついて学習し,教育実習における観察記録のとり方, 教材研究,授業技術等,実践的な指導力を高める。 [授業の概要] 事前の学校訪問で授業観察の仕方等を学習し,自 らの課題を明確にする。学習指導案の作成との講義 により,教育実践につなぐ。また,教育実習の経験 をもとに課題を整理し,解決の糸口を探ることによ り,実践力を高める。 [授業計画] 1.オリエンテーション・教育実習の意義 2.求められる教師の資質能力 3.学校教育計画から学ぶ 4.学級経営の在り方 5.学級経営上の課題について話し合う(1) 6.学級経営上の課題について話し合う(2) 7.学級経営に関するまとめ 8.学習指導の在り方 9.学習指導上の課題について話し合う(1) 10.学習指導上の課題について話し合う(1) 11.学習指導案の作成(1) 12.学習指導案の作成(2) 13.模擬授業(1) 14.模擬授業(2) 15.教育実習の課題整理・まとめ [授業計画] 1.教師としての心構え 2.学校訪問(1) 3.学校訪問(2) 4.学校訪問(3) 5.指導案作成(1) 6.指導案作成(2) 7.模擬授業 8.教育実習の目的と心得 9.教育実習の内容と方法 10.教師の服務 11.教育実習の振り返り・課題の整理 12.学級経営上の課題の整理と協議 13.学習指導上の課題の整理と協議 14.模擬授業 15.模擬授業・まとめ [テキスト] [テキスト] [参考図書・参考資料等] ・文部科学省「小学校学習指導要領解説」各教科等 [参考図書・参考資料等] ・就実大学初等教育学科「小学校教育実習の手引き」 ・文部科学省「小学校学習指導要領解説」各教科等 [成績評価の方法] 学習態度,指導案,模擬授業,レポート等による 総合評価 [成績評価の方法] 学習態度,指導案,模擬授業,レポート等による 総合評価 −118− 初等教育学科 介護等体験 集 中 幼稚園教育実習 集 中 中井 智子 1単位 門松 良子 4単位 [授業の到達目標及びテーマ] 幼稚園実習を行い,幼児とのかかわり方,指導の あり方,学級経営等,幼稚園における保育に関する 実践的な指導力の基礎を身につける。特に幼児の発 達や個人差に応じた指導の仕方ついて学ぶ。また, 教師としての態度(勤務態度,幼稚園での勤務内容, 幼児理解,教師同士の相互理解等)を身につける。 さらに,保護者や地域との関連,幼小連携等につい て学ぶ。 [授業の概要] 障害者や高齢者とのかかわり方や心構えを指導す る。体験に参加させる。体験をもとに学んだこと, 気付いたこと,反省等を書かせる。なお,オリエン テーション・事前研修会に出席しないと,当年度の 介護等体験実施を認めない。 [授業の概要] 幼稚園教育実習 4週間 [授業計画] 1.説明会(オリエンテーション) 2.受け入れ先(特別支援学校・社会福祉施設)依 頼 3.受け入れ先(特別支援学校・社会福祉施設)交 渉 4.受け入れ先(特別支援学校・社会福祉施設)決 定 5.事前研修会2回 6.体験(特別支援学校2日) 7.体験(社会福祉施設5日) 8.体験日誌提出 [授業計画] 1.幼稚園教育実習オリエンテーション 2.観察実習(1週目) 3.参加実習(1週目) 4.部分指導の実践(部分指導案作成と実践)(2 週目) 5.部分指導の連続指導の実践(部分指導案作成と 実践)(3週目) 6.全日経営の計画と実践(全日指導案作成と実践) (4週目) 7.反省・評価 [テキスト] [テキスト] ① 民秋 言,安藤和彦,米谷光弘,上月素子『保 育現場を知る 幼稚園実習』北大路書房,ISBN :978-4-7628-2400-3 ② 『幼稚園教育実習てびき』 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] オリエンテーション,事前研修の学習態度や体験 日誌等による総合評価 [成績評価の方法] 教師としての勤務態度,幼児へのかかわり,保育 指導の実践力,学級指導の実践力等による総合評価 −119− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 特別支援学校や社会福祉施設の業務を理解するこ とができる。今後の学習意欲や進路選択への動機付 けとすることができる。 幼稚園教育実習指導Ⅰa・b 前 期 幼稚園教育実習指導Ⅱa・b 後 期 門松 良子 1単位 門松 良子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 幼稚園教育実習の目的,意義,実施方法を理解す る。実習テーマの設定,実習で必要とされる記録の とり方,指導計画の立案方法を学習する。そして, ロールプレイ(模擬保育)を行い,保育実践をする ための具体的方法を学ぶ。 [授業の到達目標及びテーマ] 幼稚園教育実習の反省と評価を行い,今後どのよ うな保育者になりたいのか,そのためには今後どの ような学習が必要なのか等について自分なりの課題 を明確にする。 [授業の概要] 実習の目的,意義,実施方法について解説する。 実習テーマの設定,実習で必要とされる記録のとり 方,指導計画の立案方法を具体的に解説する。特に, 幼児を指導していくということの意義・意味につい て深く理解させる。そのために,保育案を立案し, ロールプレイを行い,保育実践に備える。 [授業の概要] 幼稚園教育実習の事後研究として,実習目標の評 価,実習テーマの発表,研究保育の問題点の討議等 を行う。そして,今後どのような保育者になりたい のか,そのためには今後どのような学習が必要なの か等について,各自でまとめる。特に重要視してい る点は,実習体験後に学生がどのように意識の変化 があったかを発表させることである。 [授業計画] 1.授業の目的・概要の説明 2.幼稚園教育実習の意義・目的 3.保育の形態と指導方法 4.指導案(部分案)の作成⑴ 5.指導案(部分案)の作成⑵ 6.指導案(部分案)の作成⑶ 7.ロールプレイの実践⑴ 8.ロールプレイの実践⑵ 9.ロールプレイの実践⑶ 10.指導案(日案)の作成⑴ 11.指導案(日案)の作成⑵ 12.幼稚園教育実習の際の留意事項 13.幼児理解と観察方法 14.記録のとり方 15.実習テーマ作成と総括 [授業計画] 1.オリエンテーション及び授業概要の説明 2.各実習園の概要報告⑴ 3.各実習園の概要報告⑵ 4.各実習園の概要報告⑶ 5.保育実践の問題点の討議⑴ 6.保育実践の問題点の討議⑵ 7.保育実践の問題点の討議⑶ 8.保育実践の問題点の討議⑷ 9.保育実践の問題点の討議⑸ 10.保育実践の問題点の討議⑹ 11.保育実践の問題点の討議⑺ 12.実習テーマのまとめ 13.実習前と実習後の意識変化について発表⑴ 14.実習前と実習後の意識変化について発表⑵ 15.まとめ [テキスト] ① 民秋 言,安藤和彦,米谷光弘,上月素子『保 育 の 現 場 を 知 る 幼 稚 園 実 習 』( 北 大 路 書 房, ISBN:978-4-7628-2400-3) ② 井戸和秀,門松良子『事例から学ぶ子ども主体 の 保 育 』( チ ャ イ ル ド 本 社,ISBN:978-4-80540153-8) ③ 文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベ ル館,ISBN:978-4-577-81245-7) ④ 『幼稚園教育実習てびき』 [テキスト] ① 民秋 言,安藤和彦,米谷光弘,上月素子『保 育現場を知る 幼稚園実習』(北大路書房,ISBN :978-4-7628-2400-3) ② 井戸和秀,門松良子『事例から学ぶ子ども主体 の 保 育 』( チ ャ イ ル ド 本 社,ISBN:978-4-80540153-8) ③ 文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベ ル館,ISBN:978-4-577-81245-7) [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示 [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示 [成績評価の方法] 授業態度,レポート等による総合的評価 [成績評価の方法] 授業態度,討議,発表,レポートによる総合的評 価 −120− 初等教育学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 保育所保育実習Ⅰ 集 中 施設保育実習Ⅰ 前 期 柏 まり 2単位 村田 恵子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 施設保育実習Ⅰは,居住型児童福祉施設等の生活 に参加し,利用児・者への理解を深めるとともに, 施設の機能とそこでの保育士の職務について体験を とおして学ぶことを目的とする。 [授業の概要] 保育所での保育実習10日間を通して学習する。 [授業の概要] 各実習先のプログラムによる。 [授業計画] Ⅰ.観察実習 ①保育所の沿革と保育の基本方針を知る。 ②子どもの構成等について知る。 ③物的環境を把握する。 ④人的環境を把握する。 Ⅱ.観察/参加実習 ①観察・参加の方法を学ぶ。 ②子どもの発達の概要を知る。 ③保育の一日の流れを把握する。 ④生活,遊びなどの指導を手伝う。 Ⅲ.部分指導実習/全日指導実習 ①子どもの生活や遊びの指導を行う。 ・保育形態を理解する。 ・指導案の立て方を学ぶ。 ・指導技術を学ぶ。 ・反省と評価の方法を学ぶ。 Ⅴ.反省会 ①実習保育所での反省会 ②記録のまとめ(実習日誌・指導案の整理) ③実習報告書(レポート)の作成 [授業計画] ■施設保育実習Ⅰ 10月15日∼10月24日 10日間 (宿泊実習) ※8月または9月に事前オリエンテーション (施設訪問)あり。 [テキスト] 『保育所実習の手引き』 岡山県保育士養成協議会 『保育所実習日誌』 岡山県保育士養成協議会 開仁志編著 『これで安心!保育指導案の書き方』 北大路書房 978-4-7628-2621-4 [テキスト] 岡山県保育士養成協議会 『施設実習の手引き』『施設実習日誌』 [参考図書・参考資料等] 厚生労働省 『保育所保育指針』 柏女霊峰監修 全国保育士会遍 『全国保育士会 倫理綱領ガイドブック』全国社会福祉協議会 [参考図書・参考資料等] 適宜指示する。 [成績評価の方法] 保育所実習における実習園からの評価票や出勤状 況,実習日誌,指導案の準備等を総合的に評価する。 [成績評価の方法] 施設側の評価表,日誌記述内容、 面接等の結果に よる評価。 −121− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] ①保育所の内容・機能等を実地の体験を通して理解 する。 ②保育所における実践を通して,子どもを集団的・ 個人的側面から理解する。 ③保育士の職務内容および役割,また,職員とのチー ムワークなどを学ぶ。 ④保育士および子どもと生活をともにし,実習生自 身がさまざまな働きかけを行うことにより,みず からの子ども観や保育観を検討し,とらえ直す。 ⑤学内の授業で習得した理論が実践の場でいかに具 体化され,統合されるかを理解し,学習への目的 意識をより明確に持つ。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 保育所保育実習Ⅱ 集 中 施設保育実習Ⅱ 後 期 柏 まり 2単位 村田 恵子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ①保育所の保育内容の各領域とその全体を実践に照 らして理解する。 ②実践における指導技術を身につける。 ③保育計画,年間,期間,月間,週間および1日の 指導計画の体系と立案の方法などを実践に即して 理解する。 ④保育士の指導のもとに子どもの保育を担当し,保 育実践を総合的に学ぶ。 ⑤子どもの発達の遅れや保育所の生活に慣れにくい 状態などへの,具体的な対応の仕方を学ぶ。 [授業の到達目標及びテーマ] 施設保育実習Ⅱは,保育所以外の児童福祉施設等 における保育士をめざす人が主に選択する実習であ る。本校では,施設実習Ⅰと同じ施設での実施とな るため,施設保育実習Ⅰでの体験,学習をとおして 得たそれぞれの関心・課題をさらに深めるとともに, 支援プログラムの策定や,地域との連携など,施設・ 利用者と地域や社会との関係へも視野を広げていく ことが求められる。 [授業の概要] 保育所での保育実習10日間を通して学習する。 [授業の概要] 各実習先のプログラムによる。 [授業計画] Ⅰ.観察/参加実習 ①観察・参加の方法を学ぶ。 ②子どもの発達の概要を知る。 ③保育の一日の流れを把握する。 ④生活,遊びなどの指導を手伝う。 Ⅱ.部分指導実習/全日指導実習 ①子どもの生活や遊びの指導を行う。 ・保育形態を理解する。 ・指導案の立て方を学ぶ。 ・指導技術を学ぶ。 ・反省と評価の方法を学ぶ。 Ⅲ.反省会 ①実習保育所での反省会 ②記録のまとめ(実習日誌・指導案の整理) ③実習報告書(レポート)の作成 [授業計画] ■施設保育実習Ⅱ 10月25日∼11月3日 10日間 (宿泊実習) ■事前指導 ※保育所実習前の夏休みに,実施予定。3回程度を 予定。 ①オリエンテーション(施設保育実習Ⅱの目的, 諸連絡等) ②③実習先施設の特徴,実習課題の設定等 [テキスト] 『保育所実習の手引き』 岡山県保育士養成協議会 『保育所実習日誌』 岡山県保育士養成協議会 開仁志編著 『これで安心!保育指導案の書き方』 北大路書房 978-4-7628-2621-4 [テキスト] 岡山県保育士養成協議会 『施設実習の手引き』『施設実習日誌』 [参考図書・参考資料等] 厚生労働省 『保育所保育指針』 柏女霊峰監修 全国保育士会遍 『全国保育士会 倫理綱領ガイドブック』全国社会福祉協議会 中島紀子 横松友義 共編 『保育指導法の研究』 ミネルヴァ書房 [参考図書・参考資料等] 適宜指示する。 [成績評価の方法] 保育所実習における実習園からの評価票や出勤状 況,実習日誌,指導案の準備等を総合的に評価する。 [成績評価の方法] 施設側の評価表,面接等の結果による評価。 −122− 初等教育学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 保育実習実践研究Ⅰ 前 期 保育実習実践研究Ⅱ 後 期 柏 まり・村田 恵子 1単位 柏 まり・村田 恵子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 【保育所実習事前指導】 ①保育所実習を行う上で必要な知識・技能を習得する。 ②実習に向けての自己課題を明らかにし,意識を高める。 【施設実習事前指導】 施設実習は,種別の異なる施設に分かれての実施と なる。受講者が,それぞれの実習先に応じた事前学習 を行い,自らの課題を明確にして臨むことを目的とする。 【保育所実習事後指導】 保育所実習の反省を通して,自己の学習すべき保育 の知識や技術を明らかにする。 【施設実習事後指導】 施設実習をふり返り経験交流することをとおして,施 設養護について理解を深めるとともに,未来の保育者と しての自らの課題を明らかにすることを目的とする。 [授業の概要] [授業の概要] 最初の授業時に配布する計画表にそって,保育所実 習指導と施設実習指導を交互に実施する。 それぞれ,実習に向けての心構え,事前学習の内容, 実習課題の設定,指導案や日誌の書き方等,実習に際 して必要な事項について,実習時に使用する手引・日 誌を用いて指導する。 最初の授業時に配布する計画表にそって,保育所実 習事後指導と,施設実習事後指導を交互に行う。 それぞれ,実習をとおして学んだ内容を,グループ発 表の形で交流し,共有できるようにする。 [授業計画] [授業計画] 1.【保育所実習事前指導】 1.オリエンテーション 2.保育所実習の意義と目標 3.保育所実習の計画と準備 4.保育の理解(保育の目標・保育のねらい・保育 の内容) 5.実習の方法(見学実習・観察参加実習・指導実習・ 日誌の書き方) 6.指導計画の作成と事前訪問 2.【施設実習事前指導】 1.オリエンテーション 2.実習先発表・実習関係書類の作成指導等 3.施設実習の意義と目標 4.実習課題について 5.日誌の書き方① 6.日誌の書き方② 7.実習課題について① 8.実習課題について②・事前訪問 9.直前オリエンテーション (夏期休業中に実施予定) 【保育所事後指導】 1.保育所実習のまとめ(保育所実習反省会) 2.保育指導法の研究Ⅰ(保育指導形態の選択の基本 的な考え方) 3.保育指導法の研究Ⅱ(指導法の実際−3歳以上児 の保育) 4.保育指導法の研究Ⅲ(指導法の実際−3歳未満児 の保育) 5.特色のある保育方法論と保育所における特別保育 事業 6−7.個人面談 【施設実習事後指導】 1.施設実習のまとめ(施設実習反省会,オリエンテー ション) 2.実習報告会へ向けて(実習報告会の進め方,役割 分担,レジュメの書き方等) 3−7.実習報告会(グループ別発表) 8.まとめ(発表に関する講評,施設評価の概要と課題) 9−10.個人面談 [テキスト] [テキスト] 【保育所実習事前指導】 ①岡山県保育士養成協議会『保育所実習の手引き』 『保育所実習日誌』 ②『保育所保育指針』 【施設実習事前指導】 岡山県保育士養成協議会 『施設実習の手引き』『施設実習日誌』 教育・保育実習を考える会編 『新版 施設実習の常識「福祉」を実践するための 66項』蒼丘書林 ISBN:9784915442414 【保育所実習事後指導】 岡山県保育士養成協議会『保育所実習の手引き』 『保 育所実習日誌』 【施設実習事後指導】 岡山県保育士養成協議会『施設実習の手引き』『施 設実習日誌』 [参考図書・参考資料等] 【保育所実習事前指導】『全国保育士会倫理綱領ガイ ドブック』全国社会福祉協議会 【施設実習事前指導】「養護原理」「社会福祉Ⅰ」「児 童福祉Ⅰ」で使用したテキスト・参考資料等 ※法令集については,法改正が頻繁に行われているた め,新しいものを購入することが望ましい。 [参考図書・参考資料等] 【保育所実習事後指導】 ①『全国保育士会倫理綱領ガイドブック』 全国社会福祉協議会 ②『保育所保育指針』 【施設実習事後指導】 「養護原理」 「児童福祉Ⅰ」で使 用したテキスト・参考資料等 ※法令集については,法改正が頻繁に行われているた め,新しいものを購入することが望ましい。 [成績評価の方法] [成績評価の方法] 【保育所実習事前指導】 受講態度や発言50%,課題レポート50%。 【施設実習事前指導】 受講態度,レポート,発表等による総合評価とする。 【保育所実習事前指導】 受講態度や発言50%,課題レポート50% 【施設実習事前指導】 受講態度,レポート,発表等による総合評価とする。 −123− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] ブラックボード使用 ブラックボード使用 保育実習実践研究Ⅲ 前 期 保育実習実践研究Ⅳ(本年度休講) 集 中 柏 まり 1単位 村田 恵子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] [授業の到達目標及びテーマ] ①保育所実習の段階と到達目標について学び,自ら の実習課題について明確にする。 ②保育実習生に求められる課題について理解を深め, 保育現場に適応し,充実した実習を展開するため の心構えを学ぶ。 ③指導実習における指導案作成及び実践に向けて知 識・技術を深める。 [授業の概要] 保育所保育実習の段階と評価について理解を深め, 段階的な自己課題を明確にして,保育実習に向けて 必要となる具体的な取り組みを実行する。また,保 育日誌への理解を深め,内容の充実を目指した記載 方法について学ぶ。さらに,指導計画作成及び模擬 保育の実施を通して保育現場における実践を想定し て指導する。 [授業の到達目標及びテーマ] 【施設保育実習Ⅱ事前指導】 施設保育実習Ⅱは,施設実習Ⅰでの経験・学習を ふまえ,施設における養護・支援活動を実際に実践 し,保育士として必要な資質・能力・技術を総合的 に習得する「総合実習」としての位置づけとなる。 事前指導では,施設保育実習Ⅱに取り組むにあたっ て必要な知識・技能の習得を目的とする。 【施設実習Ⅱ事後指導】 実習をふり返り経験交流することをとおして,施 設養護について理解を深めるとともに,保育者とし ての自らの課題を明らかにすることを目的とする。 [授業の概要] 最初の授業時に配布する計画表にそって,事前指 導と事後指導を行う。事前指導は主に講義形式で行 い,事後指導は,各自実習をとおして学んだ内容に ついての発表を行い,一人一人の経験を共有できる ようにする。 [授業計画] 【事前指導】 1.オリエンテーション 2.実習関係書類の作成指導等 3.施設実習Ⅱの意義と目標 4.実習課題について①課題設定に関する注意事項 5.実習課題について②各自の課題について発表 6.日誌の書き方①実践における記録の意義 7.日誌の書き方②日誌の書き方と課題の説明 8.事前指導のまとめと注意事項の確認 【事後指導】 9.施設実習のまとめ (施設実習反省会,オリエンテーション) 10−14.実習報告会(個人発表とディスカッション) 15.まとめ (発表に関する講評,施設評価の概要と課題) ※事後指導においては,個人面談も実施する。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.保育所実習における実習段階と評価 3.保育実習における自己課題1(個人面談) 4.保育実習における自己課題2(個人面談) 5.保育所の生活の流れと保育者(3歳未満児) 6.保育所の生活の流れと保育者(3歳以上児) 7.保育実習生に求められる課題1 8.保育実習生に求められる課題2 9.保育実習生に求められる課題3 10.保育実習日誌の書き方1 11.保育実習日誌の書き方2 12.指導計画の作成及び模擬保育1 13.指導計画の作成及び模擬保育2 14.指導計画の作成及び模擬保育3 15.保育所保育実習直前オリエンテーション [テキスト] 『保育所実習の手引き』 岡山県保育士養成協議会 『保育所実習日誌』 岡山県保育士養成協議会 開仁志編著 『これで安心!保育指導案の書き方』 北大路書房 978-4-7628-2621-4 [テキスト] 【施設実習事後指導】 岡山県保育士養成協議会『施設実習の手引き』 『施 設実習日誌』 [参考図書・参考資料等] 厚生労働省 『保育所保育指針』 柏女霊峰監修 全国保育士会遍 『全国保育士会倫 理綱領ガイドブック』全国社会福祉協議会 [参考図書・参考資料等] 「養護原理」 「児童福祉Ⅰ」等で使用したテキスト・ 参考資料等 ※法令集については,法改正が頻繁に行われている ため,新しいものを購入することが望ましい。 [成績評価の方法] 受講態度や発言25%,課題レポート50%, 模擬保育25% [成績評価の方法] 【施設実習事前指導】 受講態度,レポート,発表等による総合評価とする。 −124− 初等教育学科 ブラックボード使用 教育保育インターンシップ 集 中 青砥 弘幸 1単位 初年次教育Ⅰ(初等) (学生としての導入教育) 竹中 伸夫・原 奈津子 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 大学においては,自ら学び行動する自主的な学習 態度が,高校までよりも一層重要になる。本授業は, そのような「学生」としての学習スキルの育成を目 指す。具体的には,授業理解のためのスキルとレポー ト作成のスキルの修得を目指す。また6月下旬に予 定される人権学習を通して,教育者としての人権感 覚・人権意識の醸成をめざす。 [授業の概要] 小学校,学童保育,幼稚園,保育所のいずれか一 か所の施設を選択し,夏季休暇中(8・9月)に5 日間のインターンシップを実施する。またその前後 に5回程度の研修を実施する。 なお,授業の特性上,研修を含めて,欠席につい ては厳しく対応する。また,インターンシップを実 施する日時は選択できない。これらのことをよく理 解した上で受講すること。 [授業の概要] 受講生を大きく二つのグループに分け,授業理解 のためのスキルとレポート作成のスキルに関する講 義を行うとともに,講義を踏まえた演習課題を受講 生には課す。 [授業計画] 1.インターンシップの概要説明 2.事前研修会①(全体) 3.事前研修会②(各施設) 4.インターンシップの実施(5日間) 5.事後研修会①(集約と反省) 6.事後研修会②(事後報告会) [授業計画] 1イントロダクション 学生としての学び入門 2.講義の聞き方(竹中・原) 3.ノートの取り方(竹中・原) 4回∼11は,二グループに分け,「本の読み方」「レ ポートを書く技術」を学ぶ 本の読み方(竹中) ① 文献を使いこなす ② 本の読み方① ③ 本の読み方② ④ 本の読み方③ レポートを書く技術(原) ① レポートの種類・書式とマナー ② レポートの構成 ③ レポートの文体 ④ 引用の方法と図表の基本 その他,就職講演会,人権学習(事前事後学習も 含む)等に参加し,レポートを作成する。 [テキスト] [テキスト] 指定しない [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 必要に応じて適宜紹介する。 [成績評価の方法] 研修会の態度,インターンシップ中の活動態度, 実習日誌の内容などによって総合的に評価する。 [成績評価の方法] 以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。 1講義中に各自に課す課題(70%) 2人権学習レポート(30%) −125− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 実際に教育・保育現場を訪問し,現場ではどのよ うな教育保育活動が行われているのかについて理解 を深めるとともに,自身の適性や課題について知る。 ブラックボード使用 初年次教育Ⅱ(初等) (研究者・教育者としての導入教育) 竹中 伸夫・原 奈津子 ブラックボード使用 後 期 教職研究Ⅰ 後 期 1単位 中井 智子・青砥 弘幸 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 前期の初年次ゼミの目的たる学習者としての導入 教育をふまえ,研究者・教育者としての基礎的能力 の育成を目指す。そのために研究を行う上で最も基 礎的な本の読み方とまとめ方,それを踏まえた発表 の仕方を中心課題とし,その習得をめざす。 [授業の到達目標及びテーマ] 各教科・領域の授業研究を通して,教材研究の在 り方を身につけ,授業力を身につける。 [授業の概要] 受講生を大きく二つのグループに分け,プレゼン テーションのスキルとディベートに関する講義を行 うとともに,講義を踏まえた最終レポートを受講生 には課す。また11月に予定される講演会に参加し, レポートを作成する。 [授業の概要] 各教科等の教材研究をグループ協議ごとに行い, ねらいと評価を明確にした学習指導案を作成する。 作成した学習指導案に基づく模擬授業により,実践 的に分析・考察を行い,授業力の向上を図る。 [授業計画] 1.イントロダクション 2回∼13回までは,2グループに分け,「社会調査 の読み取り方・プレゼンテーションのスキル」「ディ ベートの仕方」について学ぶ。 社会調査の読み取り方・プレゼンテーションのスキ ル(原) ①社会調査の読み取り方 ②プレゼンテーションのスキル1 ③プレゼンテーションのスキル2 ④プレゼンテーションのスキル3 ⑤プレゼンテーションのスキル4 ⑥プレゼンテーションの実施 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.授業研究の目的と方法(1)(教材研究) 3.授業研究の目的と方法(2)(授業技術) 4.グループによる教材研究(1)(教科) 5.グループによる教材研究(2)(教科) 6.模擬授業・協議(1) 7.模擬授業・協議(2) 8.グループによる教材研究(3) (道徳・学級活動等) 9.グループによる教材研究(4) (道徳・学級活動等) 10.模擬授業・協議(3) 11.模擬授業・協議(4) 12.授業研究から課題の整理 13.授業観察(1) 14.授業観察(2) 15.授業観察に基づく協議・まとめ ディベートの仕方(竹中) ①ディベートを行う上での注意点 ②ディベートの準備1 ③ディベートの準備2 ④第1回目ディベートの実施とその反省 ⑤第2回目ディベートの実施とその反省 ⑥生きる力とディベート学習の可能性・限界につい て そのほか,11月下旬に開催予定の教育に関する講 演会に参加し,レポートを作成する。 [テキスト] 指定しない [テキスト] [参考図書・参考資料等] 必要に応じて適宜紹介する。 [参考図書・参考資料等] ・文部科学省「小学校学習指導要領解説」各教科等 [成績評価の方法] 以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。 ①講義中に各自に課す課題(50%) ②最終レポート(30%) ③講演会のレポート(20%) [成績評価の方法] 学習態度,指導案,模擬授業,レポートによる総 合評価 −126− 初等教育学科 ブラックボード使用 初等教育ゼミナールⅠa 前 期 初等教育ゼミナールⅠb 前 期 青砥 弘幸 2単位 柏 まり 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 本ゼミナールでは,乳幼児期における遊び,社会 性の発達,保育(教育)内容,保育(教育)指導法, 保育者の資質等に関するテーマについての理論的研 究と実践的研究を行うための知識や技能の習得を目 的とする。 [授業の概要] 教員の提示する課題についての調査・考察・ゼミ での報告を中心に行う。資料の探し方や読み方,論 文の書き方などについて学ぶ。 [授業の概要] ゼミナールⅠでは,乳幼児保育(教育)研究に必 要な基礎的な知識(研究手順・方法)を学ぶ。毎回 講義形式ではなく,グループワークを取り入れて, 関心のある研究テーマへの接近を試みる。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.論文の探し方について 3.報告とディスカッション① 4.報告とディスカッション② 5.報告とディスカッション③ 6.報告とディスカッション④ 7.報告とディスカッション⑤ 8.報告とディスカッション⑥ 9.報告とディスカッション⑦ 10.報告とディスカッション⑧ 11.報告とディスカッション⑨ 12.報告とディスカッション⑩ 13.報告とディスカッション⑪ 14.報告とディスカッション⑫ 15.報告とディスカッション⑬ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.関心ある研究テーマの設定・発表 3.文献検索の方法・先行研究の調査 4.質的研究法について 5.量的研究法について 6.フィールドワークについて 7.質的研究法の実際①(グループワーク) 8.質的研究法の実際②(グループワーク) 9.量的研究法の実際①(グループワーク) 10.量的研究法の実際②(グループワーク) 11.フィールドワーク①(グループワーク) 12.フィールドワーク②(グループワーク) 13.グループ発表① 14.グループ発表② 15.グループ発表③ [テキスト] [テキスト] 白井歳昭他著『よくわかる卒論の書き方』ミネル ヴァ書房 ISBN978-4-623-05111-3 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 高橋順一 渡辺文夫 大渕憲一編著『人間科学 研 究 法 ハ ン ド ブ ッ ク 』 ナ カ ニ シ ヤ 出 版 ISBN488848-438-4 [成績評価の方法] 授業への参加態度 [成績評価の方法] 受講態度や発言50% 提出物(課題やレポート)50% −127− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 「ことば」の教育に関する多様な議論に触れるこ とで国語教育(言葉の教育)について広く理解を深 めるとともに、研究を進めるための基本的な知識と 技能を身に付ける。 ブラックボード使用 初等教育ゼミナールⅠc 前 期 初等教育ゼミナールⅠd 前 期 片山 敬子 2単位 門松 良子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 本ゼミナールでは,Human Performance(ヒト の身体パフォーマンス)の向上について様々な視点 からアプローチする。特に,科学的データを用いた 子どものたち発育発達や体力,教育者に必要な体力, 社会人に必要な体力等について実践的な研究・調査 活動を行い,将来役に立つ身体教育の知識や実践力 の習得を目的とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 教育課程・指導計画等を理解することにより,幼 児教育の全体像を捉え,環境と遊びを通した保育の あり方を追究することを目的とする。 [授業の概要] ゼミナールⅠでは,研究の基礎づくりとして以下 を行う。 ①文献の探し方や読み方,まとめ方の修得し抄読会 を行う。 ②科学的データ収集のための調査方法や実験方法を 身に付ける。 ③現場に赴き,実践的な活動を行う。 [授業の概要] 幼児の遊びや生活場面のVTRを視聴し,グルー プ討議を行い幼児教育とは何かについて講義と演習 を行う。また,文献や論文などを読み,保育内容の あり方について討議させる。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.研究方法および論文検索について 3.子どもについての論文講読と発表① 4.子どもについての論文講読と発表② 5.スポーツについての論文講読と発表① 6.スポーツについての論文講読と発表② 7.教育・保育現場の視察(幼稚園・小学校) 8.科学的実験演習① 9.科学的実験演習② 10.科学的実験演習③ 11.データ処理・統計方法 12.グループディスカッション 13.自然体験学習(短期集中:若狭湾) 14.自然体験学習(短期集中:若狭湾) 15.卒業論文について・まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション「保育とは何か?」 2.VTR視聴及び討議⑴ 3.VTR視聴及び討議⑵ 4.VTR視聴及び討議⑶ 5.まとめ・発表 6.保育内容に関して学習(文献,論文を読む)⑴ 7.保育内容に関して学習(文献,論文を読む)⑵ 8.保育内容に関して学習(文献,論文を読む)⑶ 9.保育内容に関して学習(文献,論文を読む)⑷ 10.保育内容に関して学習(文献,論文を読む)⑸ 11.VTRと保育内容と考え合わせた問題意識の醸成 12.問題意識についてまとめる⑴ 13.問題意識についてまとめる⑵ 14.問題意識について発表 15.まとめ [テキスト] なし。 [テキスト] ① 井戸和秀・門松良子『「子育ち・子育て」の心 理学』チャイルド本社978-4-8054-0118-7 ② 白井利明・高橋一郎『よくわかる卒論の書き方』 ミネルヴァ書房978-4-623-05111-3 [参考図書・参考資料等] 宮下充正,石井喜八『新訂運動生理学概論』大修 館書店,1983 田中越郎『好きになる生理学』講談社サイエンティ フィック,2003 西薗秀嗣ほか『スポーツ選手と指導者のための体 力・運動能力測定法―トレーニング科学の活用テク ニック』大修館書店,2004 [参考図書・参考資料等] ① 全米乳幼児教育協会S.ブレデキャンプ+C. コップル『《誕生から小学校低学年にかけて》乳 幼児の発達にふさわしい教育実践 21世紀の乳幼 児教育プログラムへの挑戦』(東洋館出版) ② コンスタンス・カミイ他 『遊びの理論と実践』 (風媒社) [成績評価の方法] 受講態度(積極的な討論及び研究への意欲など), レポート等により総合的に判断し評価する。 [成績評価の方法] レポート,討議,授業態度等による総合評価 −128− 初等教育学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 初等教育ゼミナールⅠe 前 期 古山 典子 2単位 初等教育ゼミナールⅠf (研究のルールの習得) 高木 亮 前 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 教職キャリア(教師論),学校経営,教育行財政な どの良質な先行研究を題材に触れながら,研究の進 め方と論文の書き方の基礎を身につける。 [授業の概要] 受講生それぞれが,興味のある音楽教育関係の論 文の精読と概要の発表を行い,受講生全員で討論を 行う。また,さまざまな音楽教育現場の実践報告等 の資料に対して協議を行い,音楽教育に関する基礎 的な知識を習得する。 [授業の概要] 先行研究を検索し,取り寄せ,読むことで研究の ルールと質,自らの関心の位置づけなどを学ぶ。特 に,先行研究を読み,要約する作業を課す。 [授業計画] 1.オリエンテーション・文献検索の方法 2.文献調査演習(図書館での実習) 3.受講生の関心に基づく文献調査演習① 4.受講生の関心に基づく文献調査演習② 5.論文の読み方ならびにレポートの書き方 6.研究の方法について 7.先行研究の批判的検討① 8.先行研究の批判的検討② 9.先行研究の批判的検討③ 10.研究課題の発表と討論① 11.研究課題の発表と討論② 12.研究方法論―量的研究と質的研究 13.研究方法論―量的研究と質的研究 14.研究計画の発表 15.研究計画の発表,総括,及び夏休みの課題提示 [授業計画] 1.オリエンテーションと研究領域紹介 2.文献の検索・取り寄せ・要約の方法 3.文献の割り当てと質疑 4.先行研究のグループ発表と議論(1) 5.先行研究のグループ発表と議論(2) 6.先行研究のグループ発表と議論(3) 7.先行研究の個人発表と議論(1) 8.先行研究の個人発表と議論(2) 9.先行研究の個人発表と議論(3) 10.先行研究の個人発表と議論(4) 11.受講者研究関心の研究の現状と課題 12.個人の強みとしての研究課題の発表と議論(1) 13.個人の強みとしての研究課題の発表と議論(2) 14.個人の強みとしての研究課題の発表と議論(3) 15.まとめ [テキスト] プリントを配付する。 [テキスト] なし [参考図書・参考資料等] ・K.スワンウィック『音楽と心と教育』野波健彦 /石井信夫ほか訳(音楽之友社) ・佐伯胖/藤田英典/佐藤学編『表現者として育つ』 (東京大学出版会) ・小川容子/今川恭子『音楽する子どもをつかまえ たい』(ふくろう出版),ほか授業で指示する。 [参考図書・参考資料等] それぞれの関心ごとに研究の基幹となる参考図書 を紹介する。順次,書籍紹介も行う。 [成績評価の方法] 受講態度(討論への参加態度を重視する) ,発表 の準備の綿密さと内容,レポート等を総合的に判断 し,評価を行う。 [成績評価の方法] 最低限の授業態度と出席を前提条件とする。その 上で,授業態度(15%)と議論の参加(20%),研 究発表(65%)をもとに総合的に評価する。 −129− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 音楽教育に関する最新の研究に触れながら,①文 献探索の方法を習得し,②音楽教育研究の動向をと らえ,③受講生各自の関心のある領域の専門的な知 識を養うことを目指す。 初等教育ゼミナールⅠg (研究方法の習得) 竹中 伸夫 前 期 初等教育ゼミナールⅠh 前 期 2単位 中井 智子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 教育学研究における具体的なテーマに関する専門 的知識の習得と「書かれたものを分析的に読む」こ とや論文検索の仕方といった基本的な研究方法の習 得を目指す。 [授業の到達目標及びテーマ] 本ゼミナールでは,学校教育の基盤となる学級経 営に関する実践的な研究について理解する。学校の 教育目標や学校,家庭,子どもの実態等を把握,分 析し,子どもの育ちの方向性を見極めながら,現代 の教育課題も視野に,学級経営の在り方について研 究する。 [授業の概要] 新書・専門書・論文というように段階的に分析対 象を配列し,それらの講読・分析・発表を受講生に 課すことを通じて研究の仕方を具体的に身につける とともに,現在の社会認識教育学研究が抱える課題 や受講生個々人の問題意識に応じた専門的知識を身 につけさせる。 [授業の概要] 学校の教育計画等から,学校や子ども等の実態や 教育の方向性を分析し,学級経営の在り方について 研究する。その過程で,学級経営の核となる要素を 洗い出し,具体策を探求し考察を加え,討論をとお し深める。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.図書館探訪,資料・文献検索の方法 3.新書の読み⑴ 4.新書の読み⑵ 5.新書の読み⑶ 6.新書の読み⑷ 7.本を読むとは何をどうすることか 8.本の読み⑴ 9.本の読み⑵ 10.本の読み⑶ 11.本の読み⑷ 12.研究の方法と注意点 13.論文の読み方 14.論文の読み⑴ 15.論文の読み⑵ [授業計画] 1.オリエンテーション =小学校教育の方向性と学校教育= 2.学校の教育計画(経営計画)の収集・分析 3.学校の教育計画(経営計画)の分析・協議① 4.学校の教育計画(経営計画)の分析・協議③ 5.学級経営の核となる要素の洗い出し① 6.学級経営の核となる要素の洗い出し② 7.学級経営の核となる要素の分析・協議① 8.学級経営の核となる要素の分析・協議② 9.学級経営について具体策の探求・考察① 10.学級経営について具体策の探求・考察② 11.学級経営について具体策の探求・考察③ 12.学級経営について具体策の探求・考察④ 13.発表・討論① 14.発表・討論② 15.発表・討論③ [テキスト] 広田照幸,伊藤茂樹『教育問題はなぜまちがって 語られるのか?−「わかったつもり」からの脱却』 (日 本図書センター,1,500円,9784284304429) [テキスト] 「よくわかる卒論の書き方」 (ミネルヴァ書房) ISBN:978-4-623-05111-3 [参考図書・参考資料等] 適宜紹介する [参考図書・参考資料等] 必要に応じて適宜紹介 [成績評価の方法] 課題に対する発表レジュメの出来(50点) ,およ び口頭試問(50点)によって評価する [成績評価の方法] 学習態度,レポート等による総合評価 −130− 初等教育学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 初等教育ゼミナールⅠi 前 期 原 奈津子 2単位 初等教育ゼミナールⅠj (理科教材開発と授業の方法Ⅰ) 福井 広和 前 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 文献講読を行い,小学校学習指導要領をふまえた 理科教材開発,理科授業研究に関する研究方法につ いて理解する。なお受講者の希望に応じて,幼児の 環境,小学校生活科の教材開発に関する実証的な研 究を理解する。 [授業の概要] 本ゼミナールでは,教育の場における諸問題に対 して,主として社会心理学の視点からの研究を行う。 言換えれば,社会心理学・教育社会心理学・臨床社 会心理学的なテーマを扱い,実証研究を行うための 一連の科学的方法論の習得を目指す。 [授業の概要] 理科教材開発,理科授業研究の文献講読を行い, 理科教育の研究方法を知り,研究課題を設定する。 次いで研究課題に基づいて文献の調査を行う。また サツマイモなどの栽培実習を行う。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.研究立案の方法①−問題の設定,資料の集め方 3.文献検索実習および文献整理の方法 4.論文の読み方入門 5.文献講読①と研究立案の方法②−資料のまとめ 方,要因図の作成 6.文献講読②と実験法の基礎知識 7.文献講読③と実験計画立案 8.文献講読④と実験実施 9.文献講読⑤と実験結果の分析 10.文献講読⑥と論文・レポート作成の基本につい て 11.文献講読⑦と論文・レポート作成 12.文献講読⑧ 13.文献講読⑨ 14.文献講読⑩ 15.前期の総括と後期に向けての課題(夏休み課題) 提示 [授業計画] 1.オリエンテーション・栽培実習⑴ 2.文献講読(理科教材開発1) 3.文献講読(理科教材開発2) 4.文献講読(授業研究1) 5.文献講読(授業研究2) 6.栽培実習⑵ 7.研究テーマの選択 8.文献の調査方法⑴ 9.文献の調査方法⑵ 10.文献調査⑴ 11.文献調査⑵ 12.栽培実習⑶ 13.文献調査報告⑴ 14.文献調査報告⑵ 15.研究のまとめと今後の課題 [テキスト] 指定しない [テキスト] 山田卓三・秋吉博之編著「理科教育法−理論をふ まえた理科の授業実践−」 (大学教育出版)ISBN 978-4-88730-894-7 文部科学省『小学校学習指導要領解説 理科編』 (大日本図書)ISBN 978-4-477-01949-9 [参考図書・参考資料等] 講義中に適宜紹介する。 [参考図書・参考資料等] 小学校理科検定教科書(東京書籍,啓林館,大日 本図書,学校図書,教育出版,信濃教育会出版部) [成績評価の方法] 以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。 ① 課題およびレポート(50%) ② 個人発表(30%) ③ 討議等への取り組み(20%) [成績評価の方法] 受講態度,レポートによる総合評価 −131− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 教育社会心理学領域を中心とした文献の講読と討 議をとおして,受講者各人が関連知識を習得すると ともに,具体的な教育社会心理学的研究を立案する ための実践的技能や能力を身に付ける。 ブラックボード使用 初等教育ゼミナールⅠk 前 期 初等教育ゼミナールⅠl 前 期 藤田 知里 2単位 本田 真美 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ゼミナールⅠでは,図画工作科・美術科教育,幼 児の造形教育,美術に関する知見を広げ,課題を解 決するための基礎能力を養うことが目的である。ま た,造形表現の見方についても学び,自らの制作技 術を高める。 [授業の到達目標及びテーマ] 1.論文,資料等の検索方法とその読み方,まとめ 方,引用の仕方等を身につける。 2.専門的知識の理解を深める。 [授業の概要] まず,研究に関する情報収集など,基礎的な課題 解決方法を学ぶ。それらを活かし,授業前半では美 術作品について研究・発表を行い,後半では,図画 工作科,幼児の造形教育の課題を踏まえ,教材研究・ 発表を行う。 [授業の概要] 子どもの食育・健康教育に関する現状や問題点に ついて,文献および実地観察から知る。そこでの問 題点や自分が興味関心をもった課題解決のために, 食育・健康教育を扱った文献を自ら選択し多読,精 読する。 [授業計画] 1.オリエンテーション① 2.オリエンテーション②(研究分野について) 3.美術・美術教育について 4.文献調査の方法研究課題について 5.美術作品研究① 6.美術作品研究② 7.美術作品研究③ 8.レポート提出・発表・討論⑴ 9.美術館鑑賞学習 10.図画工作科・美術科教育について 11.教材研究① 12.教材研究② 13.教材研究③ 14.教材研究④ 15.レポート提出・発表・討論⑵ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.食育・健康教育に関する基礎知識 3.食育・健康教育に関する文献抄読と発表・討議 4.食育・健康教育に関する文献抄読と発表・討議 5.食育・健康教育に関する文献抄読と発表・討議 6.自分の関心領域に関する基礎知識 7.自分の関心領域に関する文献抄読と発表・討議 8.自分の関心領域に関する文献抄読と発表・討議 9.自分の関心領域に関する文献抄読と発表・討議 10.研究方法に関する基礎知識 11.研究方法に関する基礎知識 12.研究方法に関する基礎知識 13.研究方法に関する文献抄読及び演習 14.研究方法に関する文献抄読及び演習 15.まとめ [テキスト] 白井利明・高橋一郎著『よくわかる卒論の書き方』 (ミネルブァ書房,ISBN:978-4-623-05111-3) [テキスト] 白井利明・高橋一郎著『よくわかる卒論の書き方』 (ミネルヴァ書房,ISBN:978-4-623-05111-3) [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業内でプリントを配布する。 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 課題への取り組みによる総合評価。 [成績評価の方法] 発表内容と討論内容およびレポートにより総合評 価する。 −132− 初等教育学科 初等教育ゼミナールⅠm 前 期 初等教育ゼミナールⅠn 前 期 村田 恵子 2単位 山下 立次 2単位 [授業の概要] 全回とも講義ではなく,関係論文の検討,発表等 ゼミ員による運営形態をとり,下記のスケジュール ですすめていく。 [授業計画] 1.オリエンテーション&メンバー紹介 ゼミの運営方法,担当の決定 2.ゼミ年間計画確認(担当者) 研究領域・研究方法に関する学習⑴ 教育研究における歴史的アプローチとは/研 究対象(キーワード)について 3.研究領域・研究方法に関する学習⑵ 文献・資料調査の方法と演習/(課題① 関心 テーマ,キーワードの選定) 4.先行研究の検討⑴ テーマ・キーワードの報告 (課題② 先行研究の調査) 5.先行研究の検討⑵ 先行研究調査の報告(課題③ 関係論文の選定) 6.先行研究の検討⑶ 各自が選んだ関係論文について報告・討論(課 題③) 7.先行研究の検討⑷ 各自が選んだ関係論文について報告・討論(課 題③) 8.先行研究の検討⑸ 各自が選んだ関係論文について報告・討論(課 題③) 9.先行研究の検討⑹ 各自が選んだ関係論文について報告・討論(課 題③) 10.先行研究の検討⑺ 各自が選んだ関係論文について報告・討論(課 題③) 11.論文・レポートの作成方法について 12.各自の研究課題に関する中間報告⑴ 13.各自の研究課題に関する中間報告⑵ 14.各自の研究課題に関する中間報告⑶ 15.前期の総括と後期への課題提示(資料調査計画 等含む) [授業の到達目標及びテーマ] 教育・保育に関する諸問題を体育及び身体活動を ともなう遊びの視点から研究する。各自の興味・関 心,課題の明確化に向けた学習をするとともに,教 育・研究に求められる基礎的な知識の習得を目的と する。 [授業の概要] 子どもの発育・発達の特徴や子どもを取り巻く社 会環境について理解を深める。小学校・幼稚園の現 場視察を実施し子どもや教師の現状について認識す るとともに,自然体験学習を取り入れ環境問題,子 どもと自然との関わりについても論議する。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.体育・スポーツ(遊び)の意義・価値 3.子どもの発育・発達の特徴① 4.子どもの発育・発達の特徴② 5.子どもの遊びと社会環境① 6.子どもの遊びと社会環境② 7.教育・保育現場の視察(幼稚園・小学校) 8.教育・保育現場の諸問題の検討① 9.教育・保育現場の諸問題の検討② 10.子どもの生活と社会について諸問題の検討① 11.子どもの生活と社会について諸問題の検討② 12.研究論文の作成にあたって 13.自然体験学習(短期集中:鳥取県・大山) 14.自然体験学習(短期集中:鳥取県・大山) 15.まとめ [テキスト] 適宜指示 [参考図書・参考資料等] 適宜指示 [テキスト] 白井利明・高橋一郎著『よくわかる卒論の書き方』 ミネルヴァ書房,ISBN: 978-4-623-05111-3 [参考図書・参考資料等] 適宜指示する。 [成績評価の方法] 受講態度,報告その他による総合評価とする。 [成績評価の方法] 受講態度(積極的な討論及び研究への意欲など), レポート等により総合的に判断し評価する。 −133− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 本ゼミナールでは,教育・福祉に関する課題を対 象に,歴史的な視点から研究を行う。ゼミナールⅠ では,①ゼミ員各自の課題の明確化と,②研究論文 作成に求められる基本的な知識ならびに技術の取得 を目標とする。 初等教育ゼミナールⅠo 前 期 初等教育ゼミナールⅡa 後 期 渡邊 言美 2単位 青砥 弘幸 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 文献講読や討論を通して,関連知識の習得と研究 の方法論を学ぶことを目指す。 [授業の到達目標及びテーマ] 国語教育(言葉の教育)に関して,自分の問題意 識を持つことができる。研究を進めるための基本的 な知識と技能を身に付けている。 [授業の概要] 主要文献の講読や討論を通して教育学的思索を深 める。学生各自の興味のあるテーマについての資料 収集や分析,発表を行う。 [授業の概要] 自身で設定した課題についての調査・考察・ゼミ での報告を中心に行う。資料の探し方や読み方,論 文の書き方などについて学ぶ。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.図書館での演習(文献検索の方法) 3.文献講読・演習 ① 4.文献講読・演習 ② 5.文献講読・演習 ③ 6.文献講読・演習 ④ 7.個人発表・討論(課題図書の分析)① 8.個人発表・討論(課題図書の分析)② 9.個人発表・討論(課題図書の分析)③ 10.個人発表・討論(課題図書の分析)④ 11.個人研究テーマについての報告① 12.個人研究テーマについての報告② 13.個人研究テーマについての報告③ 14.個人研究テーマについての報告④ 15.前期の総括と課題提示 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.研究テーマの報告会 3.報告とディスカッション① 4.報告とディスカッション② 5.報告とディスカッション③ 6.報告とディスカッション④ 7.報告とディスカッション⑤ 8.報告とディスカッション⑥ 9.報告とディスカッション⑦ 10.報告とディスカッション⑧ 11.報告とディスカッション⑨ 12.報告とディスカッション⑩ 13.報告とディスカッション⑪ 14.報告とディスカッション⑫ 15.報告とディスカッション⑬ [テキスト] 山田剛史・林創『大学生のためのリサーチ・リテ ラシー入門―研究のための8つの力―』 (ミネルヴァ 書房,ISBN:978-4-623-06045-0) [テキスト] [参考図書・参考資料等] 適宜指示 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 受講態度および個人発表の内容を総合的に評価。 [成績評価の方法] 授業への参加態度 −134− 初等教育学科 ブラックボード使用 初等教育ゼミナールⅡb 後 期 初等教育ゼミナールⅡc 後 期 柏 まり 2単位 片山 敬子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 本ゼミナールでは,Human Performance(ヒト の身体パフォーマンス)の向上についての様々な視 点からアプローチする。特に,科学的データを用い た子どものたち発育発達や体力,教育者に必要な体 力,社会人に必要な体力等について実践的な研究・ 調査活動を行い,将来役に立つ身体教育の知識や実 践力の習得を目的とする。 [授業の概要] ゼミナールⅡでは,乳幼児保育(教育)に関する 内容から,自分の関心領域に関する先行研究の整理 を通して研究テーマを明確化させ,研究計画作成の 取り組みから,自らの研究目的や研究手法を具体化 する。 [授業の概要] ゼミナールⅡでは,ゼミナールⅠで学習した知識 をもとに,より具体的にテーマを設定し,情報収集・ 調査・測定を実施する。その中で,各個人が教育現 場や子どもたちのからだについて興味あるテーマを 見つけ,それらの課題解決方法への糸口を探る。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.フィールドワークについて 3.観察法について 4.メッセージ分析について 5.文献検索及び文献依頼について 6.関心領域に関する先行研究の整理① 7.関心領域に関する先行研究の整理② 8.関心領域に関する先行研究の整理③ 9.研究テーマ及び文献レビューの発表・討議① 10.研究テーマ及び文献レビューの発表・討議② 11.研究計画作成① 12.研究計画作成② 13.研究計画作成③ 14.研究計画作成④ 15.研究計画作成⑤ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.遊びについての論文講読と発表① 3.遊びについての論文講読と発表② 4.運動についての論文講読と発表① 5.運動についての論文講読と発表② 6.研究課題の抽出・討論① 7.研究課題の抽出・討論② 8.研究計画の報告・討論① 9.研究計画の報告・討論② 10.実地測定調査①こども園他 11.実地測定調査②こども園他 12.実地測定調査③こども園他 13.グループディスカッション① 14.グループディスカッション② 15.まとめ [テキスト] 白井歳昭他著『よくわかる卒論の書き方』ミネル ヴァ書房 ISBN978-4-623-05111-3 [テキスト] なし [参考図書・参考資料等] 高橋順一 渡辺文夫 大渕憲一編著『人間科学 研 究 法 ハ ン ド ブ ッ ク 』 ナ カ ニ シ ヤ 出 版 ISBN488848-438-4 [参考図書・参考資料等] 宮下充正,石井喜八『新訂運動生理学概論』大修 館書店,1983 田中越郎『好きになる生理学』講談社サイエンティ フィック,2003 西薗秀嗣ほか『スポーツ選手と指導者のための体 力・運動能力測定法―トレーニング科学の活用テク ニック』大修館書店,2004 [成績評価の方法] 受講態度や発言50% 提出物(課題やレポート)50% [成績評価の方法] 受講態度(積極的な討論及び研究への意欲など), レポート等により総合的に判断し評価する。 −135− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 本ゼミナールでは,乳幼児期における遊び,社会 性の発達,保育(教育)内容,保育(教育)指導法, 保育者の資質等に関するテーマについての理論的研 究と実践的研究を行うための知識や技能の習得を目 的とする。 ブラックボード使用 初等教育ゼミナールⅡd 後 期 初等教育ゼミナールⅡe 後 期 門松 良子 2単位 古山 典子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 幼児教育に関する論文の書き方および論述の仕方 について学ぶ。 [授業の概要] 問題意識にそった事例や論文,文献を読み,まと める。また,問題意識にそったテーマや要旨(数行) を自分なりにA4,2,3枚に発展させ発表を行う。 その後,受講生全員でグループ討議を行う。そして, また,レポート作成やプレゼンテーションを行う。 [授業の到達目標及びテーマ] 本ゼミナールでは,理論と実践を組み合わせなが ら,研究的態度とより専門的な知識を習得する。ま た,卒業研究として,各自の研究課題の検討を行う。 [授業の概要] 各受講生の関心に基づく先行研究の批判的検討を 継続し,自らの研究課題を絞り込んでいく。併せて, 「ゼミナールⅠ」で得た知見を基に,音楽授業や保 育の場のフィールドワークを行い,事例分析の視点 と方法を習得する。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.論文作法について学ぶ⑴ 3.論文作法について学ぶ⑵ 4.論文作法について学ぶ⑶ 5.論文作法について学ぶ⑷ 6.問題意識にもとづいた資料・文献の収集⑴ 7.問題意識にもとづいた資料・文献の収集⑵ 8.問題意識にもとづいた資料・文献の収集⑶ 9.問題意識にもとづいた資料・文献の収集⑷ 10.課題のレポートに関する内容の精査 11.資料・文献にもとづいた発表と討議⑴ 12.資料・文献にもとづいた発表と討議⑵ 13.資料・文献にもとづいた発表と討議⑶ 14.資料・文献にもとづいた発表と討議⑷ 15.まとめ [授業計画] 1.夏休み課題についての研究発表① 2.夏休み課題についての研究発表② 3.先行研究への批判的検討①(論文) 4.先行研究への批判的検討②(論文) 5.先行研究への批判的検討③(論文) 6.各自の研究課題に関する中間報告① 7.各自の研究課題に関する中間報告② 8.先行研究への批判的検討③(論文―欧文含む) 9.先行研究への批判的検討④(論文―欧文含む) 10.先行研究への批判的検討⑤(論文―欧文含む) 11.実践現場へのフィールドワーク(事前指導) 12.実践現場へのフィールドワーク 13.実践現場へのフィールドワーク(事後検討会) 14.研究計画報告① 15.研究計画報告②,総括 [テキスト] 『よくわかる卒論の書き方』(ミネルヴァ書房, ISBN:978-4-623-05111-3) [テキスト] プリントを配付する。 [参考図書・参考資料等] 授業中に適宜指示 [参考図書・参考資料等] 適宜授業で指示する。 [成績評価の方法] レポート,討議,授業態度等による総合評価 [成績評価の方法] 受講態度(討論への参加態度を重視する) ,発表 の準備の綿密さと内容,レポート等を総合的に判断 し,評価を行う。 −136− 初等教育学科 ブラックボード使用 初等教育ゼミナールⅡf (先行研究を見た上での関心整理) 高木 亮 後 期 2単位 初等教育ゼミナールⅡg 後 期 (研究課題の設定) 竹中 伸夫 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ゼミナールⅠで身に付けた専門的な知識をもとに, 受講生個々人の問題意識の自覚を促すことで,卒論 の研究課題を自覚的に設定することを目標とする [授業の概要] 先行研究もしくは公刊統計の中で質または量いず れかのデータを用いた研究に触れる。次いで自らも データ収集・分析の初歩的な作業に挑戦する。 [授業の概要] ゼミナールⅠでの知見をもとに,受講生自らが テーマを決め,そのテーマに関連する先行研究論文 の収集と精読・分析を課すことで,そのテーマにお ける研究の到達点と残された課題に関して発表させ る。その発表に関して受講生全員で相互に討論をお こなう中で卒業論文研究の研究課題をある程度絞り 込んでいく [授業計画] 1.オリエンテーションと研究領域の紹介 2.質的データ・量的データの基本的な注意点 3.文献の割り当てと質疑 4.データを扱った先行研究の個人発表と議論(1) 5.データを扱った先行研究の個人発表と議論(2) 6.データを扱った先行研究の個人発表と議論(3) 7.データを扱った先行研究の個人発表と議論(4) 8.受講者研究関心の研究の現状と課題 9.データ分析の集団発表と議論(1) 10.データ分析の集団発表と議論(2) 11.データ分析の集団発表と議論(3) 12.データ分析の補足とまとめ 13.卒業研究題目案と題目設定理由の発表(1) 14.卒業研究題目案と題目設定理由の発表(2) 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション:研究課題の定め方 2.研究課題設定⑴ 3.研究課題設定⑵ 4.先行研究調査と文献リスト作り 5.先行研究論文の分析⑴ 6.先行研究論文の分析⑵ 7.先行研究論文の分析⑶ 8.先行研究論文の分析⑷ 9.分析対象の調査 10.先行研究(理論書)の分析⑴ 11.先行研究(理論書)の分析⑵ 12.先行研究(理論書)の分析⑶ 13.先行研究(理論書)の分析⑷ 14.先行研究(理論書)の分析⑸ 15.分析対象と研究方法の確定 [テキスト] なし [テキスト] なし [参考図書・参考資料等] それぞれの関心ごとに研究の基幹となる参考図 書・資料の検索を支援する。順次,書籍紹介も行う。 [参考図書・参考資料等] 適宜紹介する [成績評価の方法] 最低限の授業態度と出席を前提条件とする。その 上で,授業態度(15%)と議論の参加(20%),研 究発表(65%)をもとに総合的に評価する。 [成績評価の方法] 課題に対する発表レジュメの出来(50点) ,およ び期末に実施する口頭試問(50点)によって評価す る −137− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 教職キャリア(教師論),学校経営,教育行財政 などの良質な研究データを収集し整理することを習 得し,自分なりの現代初等教育の課題を見つける。 ブラックボード使用 初等教育ゼミナールⅡh 後 期 初等教育ゼミナールⅡi 後 期 中井 智子 2単位 原 奈津子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 本ゼミナールでは,学校教育の基盤となる学級経 営に関する実践的な研究について理解する。学校の 教育目標や学校,家庭,子どもの実態等を把握,分 析し,子どもの育ちの方向性を見極めながら,現代 の教育課題も視野に,学級経営の在り方について研 究する。 [授業の到達目標及びテーマ] 教育社会心理学領域を中心とした文献の講読と討 議をとおして,受講者各人が関連知識を習得すると ともに,具体的な教育社会心理学的研究を立案する ための実践的技能や能力を身に付ける。 [授業の概要] ゼミナールⅠに引き続き,各自が深めたいと考え る学級経営の要素に基づき,研究を行い,発表・討 論により,検証につなげる。 [授業の概要] 本ゼミナールでは,教育の場における諸問題に対 して,主として社会心理学の視点からの研究を行う。 言換えれば,社会心理学・教育社会心理学・臨床社 会心理学的なテーマを扱い,実証研究を行うための 一連の科学的方法論の習得を目指す。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.学級経営について 3.授業と学級経営 4.教育課題と学級経営 5.研究課題の設定 6.検証方法の決定 7.課題に基づく分析・考察① 8.課題に基づく分析・考察② 9.報告・協議 10.課題に基づく分析・考察③ 11.課題に基づく分析・考察④ 12.まとめの発表・討論① 13.まとめの発表・討論② 14.まとめの発表・討論③ 15.学習のまとめ [授業計画] 1.文献講読①と質問紙調査法の基礎知識 2.文献講読②とアイディアから質問紙へ 3.文献講読③と尺度項目を作る① 4.文献講読④と尺度項目を作る② 5.文献講読⑤とデータの入力・整理 6.文献講読⑥と統計ソフトを使っての分析① 7.文献講読⑦と統計ソフトを使っての分析② 8.文献講読⑧と論文の書き方① 9.文献講読⑨と論文の書き方② 10.文献講読⑩と論文の書き方③ 11.文献講読⑪ 12.文献講読⑫ 13.卒業研究の計画発表① 14.卒業研究の計画発表② 15.後期の総括と次年度に向けての課題(春休み課 題)提示 [テキスト] 『よくわかる卒論の書き方』(ミネルヴァ書房, ISBN:978-4-623-05111-3) [テキスト] 松井 豊『改訂新版 心理学論文の書き方―卒業 論文や修士論文を書くために』(河出書房新社, ISBN:978-4-309245225) [参考図書・参考資料等] 必要に応じて適宜紹介 [参考図書・参考資料等] 講義中に適宜紹介する。 [成績評価の方法] 学習態度,レポート等による総合評価 [成績評価の方法] 以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。 ① 課題およびレポート(50%) ② 個人発表(30%) ③ 討議等への取り組み(20%) −138− 初等教育学科 ブラックボード使用 初等教育ゼミナールⅡj (理科教材開発と授業の方法Ⅱ) 福井 広和 ブラックボード使用 後 期 初等教育ゼミナールⅡk 後 期 2単位 藤田 知里 2単位 [授業の概要] ゼミナールⅡでは,ゼミナールⅠに引き続き,小 学校理科各領域から1つを選択し,理科教材の開発 を試みる。なお受講者の希望に応じて,幼児の環境, 小学校生活科の教材開発に関する実証的な研究を進 める。また生命・地球領域に関する野外活動,サツ マイモ・タマネギなどの栽培実習を行う。 [授業計画] 1.オリエンテーション・栽培体験⑴ 2.研究発表⑴ 3.研究発表⑵ 4.野外調査の実際(地球領域1) 5.野外調査の実際(地球領域2) 6.野外調査の実際(生命領域1) 7.野外調査の実際(生命領域2) 8.栽培体験⑵ 9.教材開発実習⑴ 10.教材開発実習⑵ 11.栽培体験⑶ 12.教材を用いた授業研究⑴ 13.教材を用いた授業研究⑵ 14.教材を用いた授業研究⑵ 15.研究のまとめ [授業の到達目標及びテーマ] ゼミナールⅡでは,ゼミナールⅠに引き続き,各 受講生が図画工作科教育,幼児の造形教育,その他 美術に関するもののなかから,興味ある分野を選択 し,受講生による文献調査,発表,討論をとおして, 自らの研究に対する知識を深め,研究課題に関する 問題点を明らかにすることが目的である。教材研究 を行う学生は,子どもの発達に即した教材開発を行 い,その教材を用い授業実践する方法について考察 を深める。希望によっては,美術史,あるいはデザ イン史に関するような内容研究に取り組む。 [授業の概要] 各受講生が,興味ある分野に関して課題を設定し, 収集した資料をもとにレポート作成を行う。研究へ の基礎作りとして,先行研究の調査と分析を行う。 教材研究を行う学生は,A表現,B鑑賞のうちどち らかを選択する。 [授業計画] 1.研究課題について① 2.研究課題について② 3.研究課題について③ 4.先行研究調査① 5.先行研究調査② 6.課題のまとめ⑴ 7.調査結果・考察の発表・討論① 8.調査結果・考察の発表・討論② 9.調査結果・考察の発表・討論③ 10.課題のまとめ⑵ 11.調査結果・考察の発表・討論① 12.調査結果・考察の発表・討論② 13.調査結果・考察の発表・討論③ 14.調査結果・考察の発表・討論④ 15.課題のまとめ⑶ [テキスト] 川村康文・山下芳樹・秋吉博之・荻原彰編著「実 験で実践する魅力ある理科教育−小中学校編−」 (オーム社)ISBN 978-4-274-20920-8 文部科学省『小学校学習指導要領解説 理科編』 (大日本図書)ISBN 978-4-477-01949-9 [テキスト] 白井利明・高橋一郎著『よくわかる卒論の書き方』 (ミネルヴァ書房,ISBN:978-4-623-05111-3) [参考図書・参考資料等] 小学校理科検定教科書(東京書籍,啓林館,大日 本図書,学校図書,教育出版,信濃教育会出版部) [参考図書・参考資料等] 必要に応じて授業内でプリントを配布する。 [成績評価の方法] 受講態度,レポートによる総合評価 [成績評価の方法] 課題への取り組みによる総合評価。 −139− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] ゼミナールⅡでは,ゼミナールⅠでの文献調査を ふまえて,小学校学習指導要領に基づく理科教材開 発の方法について学ぶ。なお受講者の希望に応じて, 幼児の環境,小学校生活科の教材開発に関する実証 的な研究方法について理解する。 ブラックボード使用 初等教育ゼミナールⅡl 後 期 初等教育ゼミナールⅡm 後 期 本田 真美 2単位 村田 恵子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 1.専門的知識の理解を深める。 2.実地調査に必要な知識やスキルを修得する。 3.卒業研究に向けての問題意識を明確にする。 [授業の到達目標及びテーマ] ゼミナールⅡもⅠと同様,①ゼミ員各自の課題の 明確化(ゼミナールⅡでは,卒業研究のテーマの確 定まで)と,②研究論文作成に求められる基本的な 知識ならびに技術の取得を目標とする。 [授業の概要] 食育・健康教育の基礎的知識,自分の関心領域の 専門的知識を高め,各自の課題や興味にしたがった 研究計画をたて,研究の方向性を具体化する。 [授業の概要] ゼミナールⅡでは,Ⅰに引き続き,先行研究の精 読・報告・討論を行い,まず各自の研究テーマを確 定する。それに基づいて各自関係資料の収集をすす め,資料の状況や内容等について順に報告する。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.自分の関心領域に関する文献抄読と発表・討議 3.自分の関心領域に関する文献抄読と発表・討議 4.自分の関心領域に関する文献抄読と発表・討議 5.研究方法に関する基礎知識 6.研究方法に関する基礎知識 7.研究方法に関する基礎知識 8.研究方法に関する基礎知識 9.研究方法に関する文献抄読及び演習 10.研究方法に関する文献抄読及び演習 11.研究計画 12.研究計画 13.研究計画 14.研究計画 15.まとめ [授業計画] 1.先行研究の検討と整理,資料状況報告① 各自が選んだ関係論文や,関係資料について報 告するとともに,それらの整理を行う。 2.先行研究の検討と整理,資料状況報告② 3.先行研究の検討と整理,資料状況報告③ 4.先行研究の検討と整理,資料状況報告④ 5.先行研究の検討と整理,資料状況報告⑤ 6.先行研究の検討と整理,資料状況報告⑥ 7.先行研究の検討と整理,資料状況報告⑦ 8.先行研究の検討と整理,資料状況報告⑧ 9.先行研究の検討と整理,資料状況報告⑨ 10.先行研究の検討と整理,資料状況報告⑩ 11.研究課題・計画書の作成・検討① 12.研究課題・計画書の作成・検討② 13.研究課題・計画書の作成・検討③ 14.各自の研究課題・研究計画報告① 15.各自の研究課題・研究計画報告② [テキスト] 白井利明・高橋一郎著『よくわかる卒論の書き方』 (ミネルヴァ書房,ISBN:978-4-623-05111-3) [テキスト] 適宜指示する。 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 適宜指示する。 [成績評価の方法] 発表と討論の内容およびレポートにより総合評価 する。 [成績評価の方法] 受講態度,報告等による総合評価とする。 −140− 初等教育学科 初等教育ゼミナールⅡn 後 期 初等教育ゼミナールⅡo 後 期 山下 立次 2単位 渡邊 言美 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ゼミナールⅠでの学習を基に,文献講読や討論を 通して,関連知識の習得と研究の方法論を学ぶこと を目指す。 [授業の概要]Outline 各自の課題に応じた文献,先行研究の情報収集及 び調査・報告,討論をする。また,グアムの幼稚園, 小学校視察(3月に実施)のための事前準備も実施 する。 [授業の概要] 前期に引き続き,主要文献の講読や討論を通して 教育学的思索を深める。学生各自の興味のあるテー マについての資料収集や分析,発表を行う。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.研究課題の抽出・検討① 3.研究課題の抽出・検討② 4.研究課題の抽出・検討③ 5.研究課題の抽出・検討④ 6.研究計画の報告・討論① 7.研究計画の報告・討論② 8.研究計画の報告・討論③ 9.研究計画の報告・討論④ 10.グアム視察・研修ガイダンス(研修内容) 11.グアム視察・研修の事前準備(役割分担) 12.グアム視察・研修の事前準備(資料つくり) 13.グアム視察・研修の事前準備(資料つくり) 14.グアム視察・研修の事前準備(資料つくり) 15.まとめ [授業計画] 1.夏休み課題の報告・オリエンテーション 2.図書館での演習(文献検索実習) 3.個人発表・討論(課題図書の分析)① 4.個人発表・討論(課題図書の分析)② 5.個人発表・討論(課題図書の分析)③ 6.個人発表・討論(課題図書の分析)④ 7.個人研究テーマについての報告① 8.個人研究テーマについての報告② 9.個人研究テーマについての報告③ 10.個人研究テーマについての報告④ 11.個人研究テーマについての報告⑤ 12.個人研究テーマについての報告⑥ 13.個人研究テーマについての報告⑦ 14.個人研究テーマについての報告⑧ 15.前期の総括と課題提示 [テキスト] 適宜指示 [テキスト] 広田照幸・伊藤茂樹(2010)『教育問題はなぜまち がって語られるのか?―「わかったつもり」からの 脱 却 ―』( 日 本 図 書 セ ン タ ー,ISBN:978-4-28430442-9 C0037) [参考図書・参考資料等] 適宜指示 [参考図書・参考資料等] 適宜指示。 [成績評価の方法] 受講態度(積極的な討論及び研究への意欲など), レポート等により総合的に判断し評価する。 [成績評価の方法] 受講態度および個人発表の内容を総合的に評価す る。 −141− 専門︵初等教育︶ [授業の到達目標及びテーマ] 各自の興味・関心のある研究分野の課題を明確化 する。研究分野の文献収集・調査,報告・討論を通 じて研究に対する理解を深める。また,諸外国(グ アムの教育機関)の視察を実施し初等教育に対する グローバルな視点を培う。 専門教育科目 教育心理学科 教育心理学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 教育学概論(中等・養護) 後 期 教師論(中等・養護) 前 期 渡邊 言美 2単位 渡邊 言美 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 教師のおかれるさまざまな状況について理解を深 め,教職につくための基礎教養を身につける。 [授業の概要] 大きく2部構成とし,1部では歴史的に見た「子 ども」像の変遷および現代の子ども観について概説 する。2部では,現代の子どもをとりまく問題につ いて様々な観点から講義し,あるべき方策について 語る。 [授業の概要] 教職に関するさまざまな基本事項について講義す る。教師の身分や職務,教師像の変遷について概説 するとともに,教員免許・採用の制度の現状と近年 の改革の方向性について解説する。 [授業計画] 1.オリエンテーション 第1部 人間と教育 「子どもの権利と学び」の 視点から 2.子どもの権利条約 3.近代における「子ども」の発見① 4.近代における「子ども」の発見② 5.新教育運動と子ども 6.日本近世の子どもの養育と学び 7.現代の子ども観 [授業計画] 1.はじめに 教職を目指す人のために 2.教員免許制度・採用の現状 3.教師の職務 4.教師の勤務環境 5.教員養成・採用の歴史的特質 6.日本の教師像の変遷 (1)日本近世 7.日本の教師像の変遷 (2)日本近代 8.日本の教師像の変遷 (3)日本現代 ドラマ 9.日本の教師像の変遷 (4)日本現代 マンガ 10.現在望まれる教師像 中教審・岡山県 等 11.教師に関する法規⑴教師の権利・義務 12.教師に関する法規⑵教師の分限・懲戒 13.教師の研修 14.今後の教員養成・教員政策の方向 15.総括 第2部 子どもをとりまく問題 8.子どもの虐待 その現状と背景 9.校則の特徴と現状 10.体罰 11.いじめの定義・現状 12.いじめ対策 13.子どもの貧困問題 14.子ども間の格差と学力・進学 15.講義まとめ [テキスト] 使用しない。 [テキスト] 佐藤晴雄『教職概論』第3次改訂版(学陽書房, ISBN:978-4-313-61137-5) [参考図書・参考資料等] 編著者名 汐見稔幸他編著 書名『よくわかる教育原理』ミネルヴァ書房 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 小テストと期末試験の総合評価。 [成績評価の方法] 小テストと期末試験の総合評価。 −143− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 「子どもの権利と学び」という観点から,現代教 育と子どもの学びについてのあるべき姿を検討する。 ブラックボード使用 教育の歴史 前 期 現代教育の諸問題 前 期 村田 恵子 2単位 竹中 伸夫 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 本講義では,現代的な教育課題について,それが どのようにして生み出されたのか,それ以前とはど こがどのように異なるのか(あるいは同じなのか), さらにそうした変化が人々の生活にどのような影響 をもたらしたのか,歴史的な視点から考察する方法 を学習することを目的とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 論理的思考・批判的思考を駆使して,社会問題を 批判的にとらえることができるようになる。 いくつかの教育問題に関して基礎的認識を形成さ せる。 [授業の概要] 本講義では,特に,日本における教育の歴史につ いて,①明治以前の「学び」,②近代学校教育の成立・ 展開と社会的背景,③階層意識と教育,④戦争と教 育,⑤現代日本の子どもと教育,という柱を立て, その時代を生きた人々,子どもの暮らしや価値観と の関係を考えながら概観する。 [授業の概要] 社会問題としての教育問題のとらえ方,考え方に ついて概説の後,いくつかの教育問題を事例として 取り上げ,先に提示したとらえ方,考え方を意識し ながら説明する。 [授業計画] 1.教育の歴史を学ぶということ 2.近世の子ども観・教育観① 3.近世の子ども観・教育観② 4.近世における「学び」 5.日本における近代教育制度の成立・展開① 6.日本における近代教育制度の成立・展開② 7.日本における近代教育制度の成立・展開③ 8.都市新中間層と子ども・教育① 9.都市新中間層と子ども・教育② 10.都市における貧困層の子どもと教育 11.総力戦体制と子ども① 12.総力戦体制と子ども② 13.敗戦と子ども,教育 14.戦後日本の教育の歩み 15.現代日本の子どもと教育 [授業計画] 1.オリエンテーション:教育問題とは何か 2.教育問題とゆがみ(誤解) 3.教育問題と事実・解釈 4.教育問題と判断・対策 5.思想・信条と教育Ⅰ:愛国心と教育基本法 6.思想・信条と教育Ⅱ:君が代,日の丸 7.思想・信条と教育Ⅲ:宗教教育 8.思想・信条と教育Ⅳ:政治教育 9.制度と教育Ⅰ:ゆとり教育と学力低下 10.制度と教育Ⅱ:教員免許更新制 11.制度と教育Ⅲ:学習指導要領 12.制度と教育Ⅳ:教科書問題 13.社会と教育Ⅰ:モンスターペアレント 14.社会と教育Ⅱ:格差 15.社会と教育Ⅲ:グローバル化 [テキスト] 田嶋 一他著『やさしい教育原理 新版補訂版』 (有斐閣アルマ,ISBN:978-4-641-12426-4) [テキスト] [参考図書・参考資料等] ・教育思想史学会編『教育思想事典』勁草書房 ・日本近代教育史事典編集委員会編『日本近代教育 史事典』平凡社 [参考図書・参考資料等] ・西原博史『良心の自由と子どもたち』岩波書店 ・広田照幸,伊藤茂樹『教育問題はなぜまちがって 語られるのか?−「わかったつもり」からの脱却』 日本図書センター ・小野田正利『悲鳴をあげる学校−親の“イチャモ ン”から“結びあい”へ』旬報社 ・市川伸一『学力低下論争』筑摩書房 ・苅谷剛彦『教育改革の幻想』筑摩書房 [成績評価の方法] 受講態度,レポート,試験等による総合評価とす る。 [成績評価の方法] 期末テスト(100点分)による。ただし3分の2以 上の出席が無いものは受験資格を失う。 −144− 教育心理学科 心理学概論 前 期 心理学史 前 期 村中 由紀子 2単位 多屋 頼典 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 「こころ」とは何か,について,2000年の歴史で どう考えられてきたのか,を考える。今後はどう考 えていくべきかについても考える。 [授業の概要] 専門の心理学科目を理解するための基礎知識を身 につけ,それらを発展させて,自分を理解し青年期 の発達課題であるアイデンティティーの確立を目指 す。同時に,他者の理解を深めることにより,人間 関係の構築と発展に役立てる。 [授業の概要] 受講生の感想にしばしばあるのは, 「心理学は何 学部に属するか」の質問がある。単に「どう考える か」だけでなく,解剖の話もでてくるから。こころ は身体現象でもあるのだ。毎授業の後にコメントを 求める。 [授業計画] 1.イントロダクション・心とは何か 2.心理学の輪郭(歴史・領域) 3.人は環境をどのようにとらえるか(知覚の成り 立ち・諸相) 4.経験の働き(行動とは・学習・記憶と忘却) 5.人間の空間行動と認知(パーソナル・スケール) 6.自分らしさの成り立ち(パーソナリティの分類) 7.心の揺らぎと痛み(健やかな心とは・心の危機) 8.人との関わり(対人認知・援助行動・攻撃行動・ 説得と態度変容) 9.集団の中での私(集団の特徴・集団の意思決定・ リーダーシップ・集団葛藤の解決) 10.人間のコミュニケーション行動 11.情報と行動(ネットワーク社会における情報化 と行動の変化) 12.人間の発達と発達理論 13.その人らしさの成り立ち(適正と逸脱行動) 14.脳の性差と理解 15.脳の性差とワークライフバランス [授業計画] 1.「こころ」は私の主観のことではない。 2.古代と中世の魂とこころ 3.同上 4.ルネッサンス 5.進化論と初期経験 6.同上 7.同上 8.動物心理学 9.同上 10.言葉の誕生 11.同上 12.直感像の記憶 13.知覚 14.精神分析 15.同上 [テキスト] 古城和子編著「生活に生かす心理学Ver.2」 (ナカ ニシヤ出版,ISBN:4-88848-705-7) [テキスト] 多屋 頼典「心理学入門」岡山大学出版会 [参考図書・参考資料等] 東洋編「心理学の基礎知識」(有斐閣) [参考図書・参考資料等] 授業中に指示する [成績評価の方法] レポート,授業中の態度等による総合評価 [成績評価の方法] 出席カードに書かれているあなたの発言(コメン トなど),授業中のあなたの発言,期末試験 −145− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 人の心のメカニズムについて,基礎的なアプロー チを行う。また,心の不思議について基本原理から の解明を試みるとともに,自分についての理解を深 め,アイデンティティーの確立を目指す。さらに, 人間行動に対する理解を通して,他者を理解し,折 り合いをつけながら人生をより良く生きるために役 立てることを目標とする。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 教育心理学(中等・養護) 前 期 学習心理学 後 期 堤 幸一 2単位 堤 幸一 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 発達,学習,人格,教育評価の基礎知識を得るだ けでなく,相互間の関連性を知る。現代的な教育心 理学分野の課題に対して問題意識を高める。 [授業の到達目標及びテーマ] 学習理論・学習研究法の基礎知識を得る。教育, 心理学における学習の重要性を理論だけでなく,体 験的に理解させる。 [授業の概要] 発達,学習,人格,教育評価の4領域の基礎知識 を概説し,併せて,特別支援の必要な対象に関して の学習支援などの現代的な問題にも触れる。 [授業の概要] 学習理論および学習の研究法についての基礎知識 を概説した後,デモ実験も交えて,いくつかの学習 分野のトピックスについてより詳しく説明する。 [授業計画] 1.教育心理学とは何か 2.教育心理学の定義と歴史 3.教育心理学の研究法 4.デモ実験と解説 5.動機づけとコンピテンス 6.発達理論(遺伝と環境) 7.発達理論(相互作用説) 8.基礎・発達のまとめと小テスト 9.学習理論(連合学習と認知学習) 10.教授−学習過程 11.人格理論 12.人格検査法 13.教育評価(知能) 14.特別支援教育(発達障害) 15.学習・人格のまとめと小テスト [授業計画] 1.学習心理学とは何か 2.認知と情報処理 3.認知と記憶モデル 4.デモ実験1(系列位置効果) 5.連合学習(古典的条件づけ) 6.連合学習(道具的条件づけ) 7.デモ実験2(学習曲線) 8.認知学習1(洞察) 9.認知学習2(サイン−ゲシュタルト) 10.デモ実験3(認知学習) 11.その他の学習理論(観察学習) 12.教授−学習過程1(有意味受容学習他) 13.教授−学習過程2(発見学習・仮説実験授業) 14.学習障害(LD)と記憶障害 15.まとめ [テキスト] 堤幸一『新版 初歩の心理学』 (大学教育出版, ISBN:4-88730-117-0) [テキスト] なし [参考書・資料等] 適宜,配布する。 [参考書・資料等] 適宜,配布する。 [成績評価の方法] 受講態度,小テスト,レポートの総合評価 [成績評価の方法] 受講態度,小テスト2回,レポート2回の総合評 価 −146− 教育心理学科 外国語 ブラックボード使用 学校制度論(中等) (学校教育を支える枠組) 高木 亮 ブラックボード使用 前 期 カウンセリング概論 前 期 2単位 岩佐 和典 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] カウンセリングには様々な立場が存在しているが, それらの共通する基礎的な考え方や技術を学ぶこと が重要である。本項では,カウンセリングの考え方 や実践に関する実際問題に加え,基礎的な技術につ いても,グループワークや臨床事例を交えながら学 習する。そのことで,相手の話を聴くということに ついて,基礎的な理解が得られることを目標とする。 [授業の概要] 教職に就いた者は,そのキャリアの中期以降に児 童生徒を間接的に支える制度と経営の担い手にもな る。これらの現状と課題を法政,行政,財政および 経営の視点より学習し,自らの関わりを考える。 [授業の概要] カウンセリングについての講義に並行して,ビデ オ等の教材を用いながら,カウンセリングの実際に ついても学習する。さらに,基礎的なカウンセリン グ技術について,初歩的な実習を行い,体験的に学 習する。学習内容に合わせて,適宜臨床事例を題材 として取り上げる。 [授業計画] 1.オリエンテーションと書籍紹介 2.日本の学校制度をめぐる法制度 3.日本の学校制度をめぐる政策 4.日本の学校制度をめぐる財政 5.教育行政の体系 6.地方教育行政の学校設置者 7.学校制度をめぐる管理・運営・経営(1) ―ガバナンスとマネジメント― 8.学校制度をめぐる管理・運営・経営(2) ―目標管理に基づく組織改善と諸制度― 9.学校制度の経営資源としての教職員(1) 10.学校制度の経営資源としての教職員(2) 11.学校制度の経営資源としての物資・予算・情報 12.教職キャリアの中の教育行政勤務 13.教職キャリアの中のミドルリーダーとリーダー 14.重層的な“地域”と関わる上での現状と課題 15.間接的にも児童生徒を支えるには(まとめ) [授業計画] 1.授業のガイダンス 2.カウンセリングとは何か 3.カウンセラーの条件① 4.カウンセラーの条件② 5.カウンセラーの条件③ 6.カウンセリングと人間関係 7.カウンセリングと体験 8.カウンセリングと感情① 9.カウンセリングと感情② 10.カウンセリングと感情③ 11.傾聴技法① 12.傾聴技法② 13.活動技法 14.その他のカウンセリング技法 15.カウンセラーのオシゴト [テキスト] [テキスト] 平木典子「カウンセリングとは何か」 (朝日新聞社, ISBN:4022596864) [参考書・資料等] 保幼小それぞれの分野ごとに基幹となる参考図書 を紹介する。順次,書籍紹介も行う。 [参考書・資料等] ・岡村達也・小林孝雄・菅村玄二 カウンセリング のエチュード 遠見書房 ・河合隼雄 カウンセリングの実際問題 誠信書房 ・國分康孝 カウンセリング心理学入門 PHP研究 所 [成績評価の方法] 最低限の授業態度と出席を前提条件とする。その 上で,授業態度(15%)とレポート(20%) ,筆答 試験(65%)をもとに総合的に評価する。 [成績評価の方法] 毎回の感想,授業態度,レポート提出などから総 合的に評価する。 −147− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 現在の学校を支える設置者(行政と法人),財政, およびその管理・運営をめぐる基礎知識を習得する。 次いで現在の学校を支える仕組みの現状と課題を理 解する。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 カウンセリング演習Ⅰ 前 期 カウンセリング演習Ⅱ 後 期 山田 美穂 1単位 岩佐 和典 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] カウンセリングの基本である「目の前にいる相手 を尊重し,丁寧に話を聴く」ことは,あらゆる対人 援助専門職にとって不可欠なスキルである。本講で は,その技術と姿勢の基礎を身につけることを目標 とする。具体的には,「カウンセリング概論」での 学習内容を前提として,実践的な基礎演習を行う。 [授業の到達目標及びテーマ] 本講では,援助的な対人関係を築くために求めら れる最低限度のカウンセリング技術習得を目指す。 授業終了時には,基本的なカウンセリング技術を意 図的に使用でき,援助的な対話を成立させられるこ とを到達目標とする。 [授業の概要] 「カウンセリング概論」未受講者も受講可能であ るが,あらかじめテキストを読んで予習しておくこ とが望ましい。本講ではまず「カウンセリング概論」 の学習内容を復習した後,受講生同士のロールプレ イと全体討議を行う。さらに余裕があれば協力者と の試行カウンセリングも行う。授業時間外の課題が 多い授業となる。受講生の積極的な取り組みを求め る。 [授業の概要] カウンセリング演習Ⅰでの演習内容を踏まえるた めに,まず演習内容の復習を行う。そして,各受講 者がそれぞれの課題に取り組み,技術的な改善が得 られるよう,ロールプレイとフィードバックを繰り 返し行う。その際,録音機材や録画機材を用いて, 具体的な課題に取り組めるようにする。授業時間外 の課題が多いため,受講者には積極的な取り組みを 求める。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.グループの決定 3.「カウンセリング概論」復習① 4.「カウンセリング概論」復習② 5.「カウンセリング概論」復習③ 6.ロールプレイ① 7.ロールプレイ② 8.ロールプレイ③ 9.ロールプレイ④ 10.ロールプレイ⑤ 11.ロールプレイ⑥ 12.試行カウンセリング① 13.試行カウンセリング② 14.試行カウンセリング③ 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション/グループ決定 2.「カウンセリング演習Ⅰ」復習① 3.「カウンセリング演習Ⅰ」復習② 4.ロールプレイとフィードバック① 5.ロールプレイとフィードバック② 6.個人的な課題の設定① 7.個人的な課題の設定② 8.ロールプレイとフィードバック③ 9.ロールプレイとフィードバック④ 10.個人的な課題の検証と再設定 11.ロールプレイとフィードバック⑤ 12.ロールプレイとフィードバック⑥ 13.個人的な課題の検証と再設定 14.試行カウンセリング① 15.試行カウンセリング② [テキスト] 平木典子著「カウンセリングとは何か」 (朝日新 聞社,ISBN:978-4022596864) [テキスト] [参考書・資料等] ・福山清蔵 独習入門カウンセリングワークブック 改訂版 金子書房 ・大谷彰 カウンセリング・テクニック入門 二瓶 社 ・神田橋條治 治療のこころ9 初心者の手引き 花 クリニック神田橋研究所 [参考書・資料等] 諸富祥彦著 ほんものの傾聴を学ぶ 誠信書房 福島脩美 カウンセリング演習 金子書房 [成績評価の方法] 受講態度(グループでの作業,ディスカッション, プレゼンテーションへの参加)と提出課題(トラン スクリプト,レポート)による総合評価。 [成績評価の方法] 受講態度と提出課題による総合評価を行う。課題 への積極的な参加,授業内での発言を特に重視する。 −148− 教育心理学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 カウンセリング実習 後 期 コミュニケーションの心理学 前 期 山田 美穂 1単位 原 奈津子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 「カウンセリング概論」「カウンセリング演習Ⅰ・ Ⅱ」での学習内容を前提とした実習を行う。援助の 現場を想定したトレーニングを通して,援助者とし て実践すべきカウンセリングの技術と姿勢を習得す ると共に,援助者同士の相互支援的関係の築き方を 学ぶ。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.事例の選定 3.「カウンセリング概論」復習 4.「カウンセリング演習Ⅰ」復習 5.「カウンセリング演習Ⅱ」復習 6.ロールプレイ① 7.ロールプレイ② 8.ロールプレイ③ 9.ロールプレイ④ 10.ロールプレイ⑤ 11.ロールプレイ⑥ 12.ロールプレイ⑦ 13.ロールプレイ⑧ 14.ロールプレイ⑨ 15.まとめ [授業の概要] 本講義は,コミュニケーションの諸相について, “インターパーソナル・コミュニケーション(interpersonal communication) ”を中心に,理解を深め ることを目的とする。インターパーソナル・コミュ ニケーションとは,個人と個人の間で交わされるコ ミュニケーションであり,社会的存在としての人間 にとって,基盤となる行為である。本講義では,イ ンターパーソナル・コミュニケーションの諸相を中 心に考察するほか,マス・コミュニケーションの影 響等についてもとりあげる。 [授業計画] 1.序論 コミュニケーションとは,インターパー ソナル・コミュニケーションとは 2.言語的コミュニケーション―敬語 3.言語的コミュニケーション―要求表現 4.非言語的コミュニケーション① 5.非言語的コミュニケーション② 6.自己を知らせる―自己開示 7.自己を演出する―自己呈示 8.他者の心を動かす―説得① 9.他者の心を動かす―説得② 10.他者を欺く―欺瞞 11.他者と取引する―対人交渉 12.うわさ 13.集団内コミュニケーション 14.マス・コミュニケーションの影響① 15.マス・コミュニケーションの影響② [テキスト] 平木典子著「カウンセリングとは何か」 (朝日新 聞社,ISBN:978-4022596864) [テキスト] 吉田富二雄・松井豊・宮本聡介「新編社会心理学 [改訂版]」(福村出版,ISBN:978-4-571-25036-1) [参考図書・参考資料等] 諸富祥彦著 ほんものの傾聴を学ぶ 誠信書房 福島脩美著 カウンセリング演習 金子書房 カウンセリング研究会著 心を見つめる養護教諭 たち ミネルヴァ書房 [参考図書・参考資料等] 講義中に適宜紹介する。 [成績評価の方法] 受講態度(グループでの作業,ディスカッション, プレゼンテーションへの参加)と提出課題(トラン スクリプト,レポート)による総合評価。 [成績評価の方法] 以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。 ① 課題およびレポート(30%) ② テスト(70%) −149− 専門︵教育心理︶ [授業の概要] 「カウンセリング概論」「カウンセリング演習Ⅰ・ Ⅱ」の未受講者も受講可能であるが,あらかじめテ キストを読んで予習しておくことが望ましい。本講 ではまず「概論」「演習」の内容を復習した後,臨 床事例を題材としたロールプレイを行う。授業時間 外の課題が多い授業となる。受講生の積極的な取り 組みを求める。 [授業の到達目標及びテーマ] さまざまなタイプの対人コミュニケーションの特 徴について,社会心理学の観点から理解することを 目標とする。 ブラックボード使用 家族心理学 後 期 教育心理学研究法 前 期 村中 由紀子 2単位 堤 幸一 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 近年の社会状況の急激な変化に伴い,「家族」「夫 婦」「親子」のあり方も変化し,既存の暗黙知では もはや理解できない状況にある。本講では,家族を 歴史認識的に捉えなおし,現代家族としてのあり方 と幸せへの方向性を見出すことを目的とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 心理学研究法の基礎知識を得る。研究の手順を テーマ設定から実験調査の実施,データ処理まで, 一貫性を持って理解させ,卒業研究等の基礎能力を 養う。 [授業の概要] これまでの家族心理学は,「家族」や「親」を子 どもの発達の規定要因として扱うことが多かった。 本講では,このような偏りを是正し, 「家族とは」「母 親とは」「父親とは」といった,固定役割的な捉え 方から,家族の成員を一人の人間として,男・女と いった個としての発達という観点から見つめなおし, その上で,家族の発達へと統合していく。 [授業の概要] 心理学研究法の基礎知識を概説した後,デモ実験 も交え,データ処理までの一連の流れを体験させる。 [授業計画] 1.家族をとりまく現状と家族心理学の意義 2.家族の変化と危機 3.家族の変化と発達 4.家族の文化的多様性 5.変化する結婚の形態と性の解放・自由化 6.結婚前の発達課題/進む晩婚化・非婚化 7.男女の結婚観・夫婦観の違い/脳の性差 8.親性(母性・父性)の発達 9.子どもの誕生と夫婦関係の変化 10.育児不安の要因 11.親と子の関係/子どもの価値と人口革命 12.親と子の関係/パラサイトとNEET 13.家族の臨床・病理/DVとその背景 14.親子関係の隠れた病理/家庭内暴力 15.家族カウンセリング/まとめ [授業計画] 1.はじめに 2.研究法の基礎知識 3.観察法(目的と技法) 4.観察法(実施) 5.観察法(データ処理とレポート) 6.面接法(目的と技法) 7.面接法(実施とデータ処理,レポート) 8.質問紙法(目的と技法1) 9.質問紙法(技法2) 10.質問紙法(実施とデータ処理1) 11.質問紙法(データ処理2,レポート) 12.実験法(目的と技法) 13.実験法(実施とデータ処理1) 14.実験法(データ処理2,レポート) 15.まとめ [テキスト] 柏木惠子編著「よくわかる家族心理学」 (ミネル ヴァ書房,ISBN:978-4-623-05577-7) [テキスト] 教育心理学実験実習のテキストを使用する(重複 して購入する必要はない)。 [参考書・資料等] 柏木惠子 他著「家族心理学への招待 第2版」 (ミ ネルヴァ書房,ISBN:978-4-623-05447-3) [参考書・資料等] 適宜,配布する。 [成績評価の方法] レポート,授業中の態度等による総合評価 [成績評価の方法] 受講態度,小テスト,レポートの総合評価 −150− 教育心理学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 教育心理学実験実習 後 期 社会心理学 前 期 北川歳昭・堤 幸一・下山真衣 2単位 原 奈津子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 社会心理学の研究的関心を発展させていく際に必 要となる,基礎的な知識を身につけながら,社会心 理学の着想と方法を理解する。 [授業の概要] 心理学の中で教育と関連する領域に焦点を当て, 主要な研究法である実験法,質問紙調査法及び観察 法・面接法について学ぶ。自ら被験者になったり友 人や知人などに被験者を依頼したりして体験的に学 ぶとともに,この実習を通して,教育心理学の分野 における心理行動測定のための実験・調査的研究法, データの整理,レポートの書き方について習得する。 [授業の概要] 社会心理学とは「人間と社会との相互作用」につ いての心理学的法則を明らかにしようとする研究分 野である。社会心理学の扱う現象はわたしたちが日 頃普通に経験している出来事であり,それらに対し て実験や調査など一定の客観的方法によってアプ ローチしようとする。本講義では,社会的認知,自 己,対人行動と対人関係,集団の影響過程と集団間 関係などを取り上げる。 [授業計画] 3人の担当者による2コマ×4回ずつのローテー ション・オムニバス方式。分担は以下の通り。 実験法(担当:堤幸一,2コマ×4回) 知覚・記憶・学習・社会などの分野から代表的な 実験パラダイムを選んで追試し,心理学実験の基礎 的事項を体験的に習得する。 質問紙調査法(担当:北川歳昭,2コマ×4回) 質問紙調査法の理論を学習した後,尺度項目,質 問紙の作成,調査の実施,結果の集計処理,考察の 仕方を学ぶ。 観察法・面接法(担当:下山真衣,2コマ×4回) 観察技法を概説し,研究法における観察・面接の 重要性を学ぶ。理論の体得のため,プレイルームで の模擬観察や実際のキャンパス内のパブリックな場 所での条件を統制した観察など,実践的に学ぶ。 報告書の提出を毎回義務付けるとともに,研究法 ごとに最終報告書(論文形式)を提出する。 なお,第1・2回及び第15回は全体会とする。詳 細な授業計画表は第1回目に受講者に配付する。 [テキスト] 3冊。以下,編著者名,書名,出版社,ISBNの順。 ①西口利文・松浦均(編)「心理学実験法・レポート の書き方」ナカニシヤ出版,978-7795-0237-8 C3011 ②小西真司・西口利文(編)「質問紙調査の手順」ナ カニシヤ出版,978-4-7795-0200-2 C3011 ③松浦均・西口利文(編)「観察法・調査的面接法の 進め方」ナカニシヤ出版,978-4-7795-0290-3 C3011 [授業計画] 1.序論 社会心理学とは 2.序論 社会心理学の方法論 3.対人認知① 4.対人認知② 5.社会的推論① 6.社会的推論② 7.自己① 8.自己② 9.社会的態度 10.対人関係の形成 11.対人関係の維持 12.攻撃と援助 13.集団と個人 14.集団の影響過程 15.集団間関係 [テキスト] 吉田富二雄・松井豊・宮本聡介「新編社会心理学 [改訂版]」(福村出版,ISBN:978-4-571-25036-1) [参考図書・参考資料等] 講義中に適宜紹介する。 [参考図書・参考資料等] 適宜紹介する。 [成績評価の方法] 毎回の報告書提出,研究法ごとの最終報告書,最 終回(第15回)に行われる小テストと全体発表会で の討論参加等による総合評価。 グループ作業を伴う実験実習であるため,遅刻・ 欠席は許されない。 [成績評価の方法] 以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。 ① 課題およびレポート(30%) ② テスト(70%) −151− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 心理学の基本的研究法である実験法,質問紙調査 法,観察法・面接法の理論と実際を実験・実習を通 して学ぶ。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 心理統計法Ⅰ 前 期 心理統計法Ⅱ 後 期 堤 幸一 2単位 堤 幸一 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 記述統計法の基礎知識を得,活用させる。推測統 計法の基礎的な考え方を理解し,t検定などの簡単 な推測統計法を利用できるようにさせる。 [授業の到達目標及びテーマ] 因子分析などの多変量解析を中心に,高度な心理 統計法を知り,使い分け,活用できるようにさせる。 [授業の概要] 心理統計の基礎知識,特に記述統計法のトピック スを概説した後,推測統計法の考え方を,実例デー タの分析を通して,体験的に理解させる。 [授業の概要] パラメトリックおよびノンパラメトリック法,多 変量解析などの推測統計法を実データの分析を通し て,演習させ,実用的な統計法の運用能力を高める。 [授業計画] 1.はじめに(数量化の意味) 2.集合,順列組合せ 3.記述統計(代表値) 4.記述統計(連関) 5.記述統計(共分散と相関) 6.表計算ソフト演習1 7.推測統計(確率分布1) 8.推測統計(確率分布2) 9.推測統計(仮説検定の基礎) 10.表計算ソフト演習2 11.推測統計演習1(1平均値の検定) 12.推測統計演習2(対応のある場合) 13.推測統計演習3(対応のない場合) 14.推測統計演習4(検定法の使い分け) 15.表計算ソフト演習3 [授業計画] 1.心理統計の基礎1(復習) 2.心理統計の基礎2(復習) 3.連関・相関 4.χ二乗検定,t検定 5.分散分析1 6.分散分析2 7.回帰分析 8.因子分析1(基礎) 9.因子分析2(活用) 10.因子分析3(発展的演習) 11.クラスタ分析・判別分析 12.共分散構造分析 13.ノンパラメトリック検定1 14.ノンパラメトリック検定2 15.まとめ [テキスト] 山田剛史・村井潤一郎「よくわかる心理統計」(ミ ネルヴァ書房,ISBN:978-4-623-03999-9) [テキスト] 山田剛史他「Rによるやさしい統計学」 (オーム社, ISBN:978-4-274-06710-5) [参考書・資料等] 適宜,配布する。 [参考書・資料等] 適宜,配布する他, 心理統計法Ⅰで使用したテキストも使用する。 [成績評価の方法] 受講態度,小テスト,レポートの総合評価 [成績評価の方法] 受講態度,小テスト,レポートの総合評価 ※統計法Ⅰ既修者のみ受講可 −152− 教育心理学科 ブラックボード使用 心理療法概論 前 期 心理療法各論 集 中 岩佐 和典 2単位 進藤 貴子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 1)幼児・児童に対して,どのようなかかわりが必 要であり,また成長促進的(援助的)であるか を理解する。 2)表現療法を主とする非言語的心理療法の種類を 知り,作品の見方の基礎を理解する。 3)思春期・青年期の特有の対人関係と働きかけ方 について理解する。 4)子どもの心理療法における連携と協力の大切さ を学ぶ。 [授業の概要] 心理療法の各立場について,講義を中心に授業を 進める。さらに,臨床事例を通じて実際の心理療法 のプロセスについて解説する。これに加え,必要に 応じて基礎的な演習を行い,体験的に学習する。 [授業の概要] 遊戯療法(プレイセラピー)は,子どもを対象と しておこなわれる,遊びを主体とした心理療法です。 また,表現療法も遊戯療法と同じく,非言語的表現 を用いた心理療法です。本講義では,これらの原理 と実際について,またその隣接領域といえる思春 期・青年期のカウンセリング,保護者面接について, 事例や演習を交えながら講義を進めます。 [授業計画] 1.授業のガイダンス 2.心理療法とは何か① 3.心理療法とは何か② 4.精神分析・力動的心理療法① 5.精神分析・力動的心理療法② 6.来談者中心療法 7.行動療法 8.応用行動分析 9.認知行動療法① 10.認知行動療法② 11.認知行動療法③ 12.ゲシュタルト療法 13.家族療法・解決焦点型心理療法 14.子どもの心理療法 15.心理療法の共通要因 [授業計画] 1.遊戯療法とは何か 2.遊戯療法の原理 3.遊戯療法の進め方 4.子どもの心理的問題のいろいろ 5.遊戯療法の実際 6.表現療法について⑴ 表現療法の原理 7.表現療法について⑵ 表現療法のいろいろ 8.表現療法について⑶ 箱庭療法の歴史 9.表現療法について⑷ 箱庭療法の実際 10.表現療法について⑸ 演習 11.思春期・青年期の心理療法⑴ 思春期・青年期の発達課題と問題 12.思春期・青年期の心理療法⑵ 面接上の留意点 13.保護者面接について 14.心理療法と連携 15.まとめ [テキスト] 清板芳子編著「子どもをめぐる精神保健」 (ミネ ルヴァ書房,ISBN:978-4-623-05011-6) [テキスト] [参考書・資料等] 乾吉佑・亀口憲治・東山紘久・氏原寛・成田善弘 心理療法ハンドブック 創元社 國分康孝 カウンセリングの理論 誠信書房 馬場禮子 精神分析的心理療法の実践 岩崎学術 出版 [参考書・資料等] 東山紘久(1982) 遊戯療法の世界 子どもの内 的世界を読む 創元社. 山中康裕(1978) 少年期の心 中公新書. 村瀬嘉代子(1995) 子どもと大人の心の架け橋 金剛出版. 中沢たえ子(1992) 子どもの心の臨床 心の問 題の発生予防のために 岩崎学術出版社. [成績評価の方法] 授業態度,毎回の感想用紙の提出,学期末試験な どから総合的に評価する。 [成績評価の方法] レポート7割(課題は講義中に指示します) 通常の取り組み3割(リアクションペーパーへの記 入内容,演習への取り組みなどを総合的に評価します) −153− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 心理療法とは,セラピストとクライエントによる 治療契約に基づく援助的な人間関係であり,主に対 話を通じてクライエントの認知・感情・行動等の変 化を促すことで,問題解決や症状の軽減を目指す。 この授業では,様々な心理療法の考え方について入 門し,さらに実際の心理療法のプロセスを学ぶ。そ のことにより,人間を理解し援助するための基礎的 知識を得ることを目的とする。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 心理療法演習Ⅰ 前 期 心理療法演習Ⅱ 後 期 岩佐 和典 2単位 岩佐 和典 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 心理療法の基礎となる諸理論やアセスメントの考 え方を理解することを目標とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 心理療法の基礎となる諸理論や,アセスメントの 考え方と方法を理解した上で,様々な異常心理学的 問題の理解にそれらを利用できることを目標とする。 [授業の概要] 心理療法の基本や,そのプロセス,そしてアセス メントに関する講義・演習を行った後,その知識を 活かして,実際に臨床心理学の事例研究を講読する。 それに併せて,必要な演習を行なっていく。 [授業の概要] 心理療法の諸理論についての講義・演習を行った 後,認知行動モデル,機能分析,システムズアプロー チによるアセスメントを演習する。その上で,様々 な異常心理学的問題に関する文献を購読し,これま でに学んだアセスメントの知識を活かして理解する。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.心理療法とは1 3.心理療法とは2 4.心理療法のプロセス1 5.心理療法のプロセス2 6.心理療法のプロセス3 7.アセスメントの考え方 8.アセスメントの方法 9.事例論文講読1 10.事例論文講読2 11.事例論文講読3 12.事例論文講読4 13.事例論文講読5 14.事例論文講読6 15.事例論文講読7 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.心理療法の諸理論1 3.心理療法の諸理論2 4.認知行動モデルによるアセスメント1 5.認知行動モデルによるアセスメント2 6.機能分析によるアセスメント1 7.機能分析によるアセスメント2 8.システムのアセスメント1 9.システムのアセスメント2 10.異常心理学と心理療法1 ∼文献講読∼ 12.異常心理学と心理療法2 ∼文献講読∼ 13.異常心理学と心理療法3 ∼文献講読∼ 14.異常心理学と心理療法4 ∼文献講読∼ 15.異常心理学と心理療法5 ∼文献講読∼ [テキスト] [テキスト] [参考書・資料等] 随時紹介する。 [参考書・資料等] 随時紹介する。 [成績評価の方法] 発表内容,ディスカッションへの積極的な参加を 重視して評価する。 [成績評価の方法] 発表内容,ディスカッションへの積極的な参加を 重視して評価する。 −154− 教育心理学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 人格心理学 後 期 認知心理学 前 期 岩佐 和典 2単位 堤 幸一 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 認知心理学の基礎知識を得る。認知心理学の現代 的広がりについて知り,心理学全般に対する問題意 識を高める。 [授業の概要] 人格に関する理論,人格の発達・形成に関する理 論,人格の診断や査定などのトピックについて講義 を行う。加えて,授業への主体的な参加を促すため に,取り上げられたトピックに関連した演習を行う。 [授業の概要] 認知心理学の基礎知識,歴史を概説した後,プラ イミングや理解など,いくつかの認知領域のトピッ クスを取り上げ,デモ実験なども交えて認知心理学 の考え方に触れさせる。 [授業計画] 1.授業のガイダンス 2.人格とはなにか/定義,人格理解の形式 3.人格心理学の基礎①/類型論と特性論 4.人格心理学の基礎②/基礎的な人格理論 5.人格の測定方法/対話・検査・観察 6.人格の発達・形成/遺伝と環境 7.人格の発達・形成/ライフサイクル 8.家族関係と人格 9.人格と適応:適応とは何か,自尊感情と本来感 10.人格と適応:問題行動と人格,社会と人格 11.人間関係と人格 12.コミュニケーションと人格 13.親密な関係:愛着,恋愛,嫉妬,葛藤,喪失 14.人格と精神疾患・治療 15.人格の変容 [授業計画] 1.認知心理学とは何か 2.認知心理学の歴史と研究法 3.記憶1 4.記憶2 5.記憶3 6.イメージ1 7.イメージ2 8.イメージ3 9.スキーマ1 10.スキーマ2 11.スキーマ3 12.理解1 13.理解2 14.理解3 15.まとめ [テキスト] 詫摩武俊・瀧本孝雄・鈴木乙史・松井豊「性格心 理学への招待[改訂版]」(サイエンス社,ISBN: 4781910440) [テキスト] なし [参考書・資料等] 榎本博明・安藤寿康・堀毛一也 パーソナリティ 心理学 有斐閣 岡田尊治 パーソナリティ障害−いかに接し,ど う克服するか− PHP研究所 サトウタツヤ・渡邊芳之 「モード性格」論−心 理学のかしこい使い方 紀伊國屋書店 [参考書・資料等] 適宜,配布する。 [成績評価の方法] 授業態度,毎回の感想用紙の提出,学期末試験な どから総合的に評価する。 [成績評価の方法] 受講態度,小テストおよびレポートの総合評価 −155− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 人間の行動の背景に想定されている「人格」に関 する考え方や,実証研究から得られた知見について 学習する。さらに,それらと日常的な経験を対比さ せることにより,自分自身を含めた人間の人格に関 する理解を深めることを目標とする。 発達心理学Ⅰ 前 期 発達心理学Ⅱ 後 期 村中 由紀子 2単位 村中 由紀子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 「心の発達を理解する」:生涯発達のうち,胎児期 から青年期までの上昇的変化の時期は,その未熟さ 故に身の回りに生起する事態に極めて影響を受けや すい状況にある。また成人期・老年期の下降的変化 の時期には,中年期の危機や複合喪失といった老い の問題が横たわっている。このような重要性に鑑み, 各発達段階における心の様相を正しく理解し,教育 および臨床の現場において効果的な実践を行うため の基礎力を養うことを目標とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 「心の発達を援助する」:発達心理学Ⅰで学んだ基 礎知識を基に,各発達段階で生じる心理・行動上の 諸問題を理解し,問題解決に向けての知識と力量を 養うことを目標とする。 [授業の概要] 胎児期から老年期までの,発達段階に対応した発 達課題について理解するとともに,その心理学な特 徴への適切な関わり方について学習する。 [授業の概要] 生涯発達の観点から,不可逆的な要因としての愛 着理論を基底に,各発達段階における心理的な危機 への理解と対応について習得する。 [授業計画] 1.イントロダクション,発達とは 2.胎児期(性の分化,胎児の能力) 3.新生児期・乳児期(母子相互作用,愛着の形成) 4.乳児期(言葉の萌芽,遊びの意味) 5.幼児期前期(模倣,見立て,自我の芽生え,言 葉の発達) 6.幼児期前期(遊びと社会性の発達,困った行動) 7.幼児期後期(認知発達と数の理解,言葉の上達) 8.幼児期後期(集団における遊び,感情調整能力 の発達,他者理解) 9.児童期(学力,学校適応,グループの形成) 10.児童期(自己肯定感と劣等感,いじめ,教師と の関係) 11.青年期(友人関係,性へのめざめ,身体的変化 と受容) 12.青年期(自分についての悩み,アイデンティ ティーの確立) 13.成人期初期(親からの自立,就職,結婚) 14.成人期中期(仕事,家庭,育児) 15.成人期後期・老年期(退職,人生の総仕上げと 複合喪失への対応,死と向き合う) [授業計画] 1.生涯発達を概観する 2.社会・文化的要因と人間の発達 3.能力・性格の変化的側面と状況 4.子どもの心の問題の持続性と変化性 5.虐待の背景要因,メカニズム,防止への手だて 6.不登校に表れる発達の危機と内的成長を支える 7.学校の問題を援助する 8.思春期の悩みを援助する 9.思春期の発達危機と食の問題 10.アイデンティティー拡散への援助 11.悩みを抱える成人への援助 12.幼い時の問題とその回復 13.親性のとらえ方−その発達と援助− 14.子育てのストレスを和らげる援助 15.高齢者の社会適応と生きがい [テキスト] 無藤隆他編著「よくわかる発達心理学」 (ミネル ヴァ書房,ISBN:4-623-03928-5) [テキスト] 無藤隆他編著「よくわかる発達心理学」 (ミネル ヴァ書房,ISBN:4-623-03928-5) [参考書・資料等] 編著者名 柏木恵子・古澤頼雄・宮下孝広著 書名 新版発達心理学への招待 出版社 ミネルヴァ書房 [参考書・資料等] 編著者名 前原武子編 書名 発達支援のための生涯発達心理学 出版社 ナカニシヤ出版 [成績評価の方法] レポート,授業中の態度等による総合評価 [成績評価の方法] レポート,授業中の態度等による総合評価 −156− 教育心理学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 臨床心理学 前 期 精神医学概論 前 期 山田 美穂 2単位 高田 広之進 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 〈別途指示〉 [授業の概要] 心が病む・傷つく・癒えるとはどういうことか, 心理的援助とは何をすることか,といったテーマに ついて学習する。テキストを用いた概説に加え,受 講生によるプレゼンテーション,ディスカッション, ロールプレイなどの体験的学習を行う。 [授業の概要] [授業計画] 1.オリエンテーション:臨床心理学とは 2.情動・感情/動機づけ・欲求 3.発達の様相 4.人格・性格・気質 5.性格の測定/心理アセスメント 6.適応と不適応/心理療法① 7.心理療法② 8.病気,災害と心理学 9.死別の悲しみ 10.仕事とキャリア・カウンセリング/対人行動 11.精神医学の基礎/精神障害/治療総論 12.精神疾患の病理の構造① 13.精神疾患の病理の構造② 14.(予備) 15.まとめと小テスト ※取り上げる内容・順序は,受講生の関心等により 変更する場合があります [授業計画] [テキスト] 鈴木康明・飯田緑 編著「はじめて学ぶ心理学」 (北 樹出版,ISBN:978-4-7793-0064-6) [テキスト] [参考図書・参考資料等] 編著者名 下山晴彦編 書名 よくわかる臨床心理学(改訂新版) [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 受講態度,ミニレポート,小テストによる総合評 価。 [成績評価の方法] −157− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 本講では,まず心理学の他領域や精神医学など, 近接領域との相違点を整理しながら,臨床心理学の 基礎を学ぶ。特に,子どもの育ちにかかわる者とし て必要な理論と技法に関する基本的知識を重点的に 習得することを目的とする。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 特別支援教育総論 後 期 特別支援教育の歴史 前 期 石山 貴章 ほか(オムニバス) 2単位 石山 貴章 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 本講義では,障害児教育(特別支援教育)の全体 像を把握するための基礎的知識を修得することを目 的とする。各障害についての基礎知識,障害児教育 の理論や方法について学び,総合的,多角的に障害 児教育問題を捉える力をつけていくことを目標とす る。 [授業の概要] 障害児教育の実践するために必要な総合的な視点 を養うために,テキストをはじめ,資料や映像も併 用しながら,障害児教育の理論と実践の結びつきや 関連性を深く捉えていく。 [授業計画] 1.オリエンテーション 講義概要の説明(石山) 2.障害の定義(石山) 3.各種障害の理解と障害児教育⑴肢体不自由(坪 田) 4.各種障害の理解と障害児教育⑵聴覚障害(福田) 5.各種障害の理解と障害児教育⑶病弱・虚弱(石 山) 6.各種障害の理解と障害児教育⑷視覚障害(河田) 7.各種障害の理解と障害児教育⑸知的障害(石山) 8.各種障害の理解と障害児教育⑹重複障害(山磨) 9.障害児教育の実践と展開⑴特別支援学校(坪田) 10.障害児教育の実践と展開⑵特別支援学級(坪田) 11.各種障害の理解と障害児教育⑺発達障害・学習 障害(石山) 12.各種障害の理解と障害児教育⑻自閉症(石山) 13.障害児教育の到達点と課題⑴教育政策・福祉政 策・労働政策(石山) 14.障害児教育の到達点と課題⑵制度的課題と教育 問題(石山) 15.障害児教育の課題と今後の方向性(全体のまと め)(石山) [テキスト] 「特別支援教育の基礎と動向−新しい障害児教育 のかたち−」,培風館 大沼直樹・吉利宗久(2007) ISBN:978-4-563-05716-9 [参考図書・参考資料等] 湯浅恭正(2008)「よくわかる特別支援教育」,ミ ネルヴァ書房. その他,必要に応じて,資料を配布する [成績評価の方法] 受講態度,レポートなどを総合して評価 [授業の到達目標及びテーマ] 本講義では,特別支援教育の歴史について,グロー バルな視点を育んでいくために,世界史における先 史時代から現代,および,我が国の古代史から現代 に至るまでの特別支援教育や福祉などの歩みを捉え ていく。また,特別支援教育の先駆者について具体 的な思想や実践を学びながら,歴史的な観点から, 現在の特別支援教育の課題や今後の方向性について 考えていく力を養っていくことを目標としている。 [授業の概要] 特別支援教育を実践していくにあたって必要とさ れる歴史的な観点を養っていくために,これまでの 歴史や制度上の変遷,先駆者の思想や実践などにつ いて,テキストをはじめ,資料や映像も併用しなが ら,特別支援教育の今日的課題や今後の方向性につ いて学んでいく。 [授業計画] 1.オリエンテーション 講義概要の説明 2.特別支援教育の黎明期(世界編) 3.特別支援教育の始動期(世界編) 4.特別支援教育と公教育制度(世界編) 5.特別支援教育と戦争(世界編) 6.特別支援教育に関する歴史上の人物(中世∼近 代) 7.特別支援教育に関する歴史上の人物(現代) 8.特別支援教育の黎明期(日本編) 9.特別支援教育の始動期(日本編) 10.特別支援教育と公教育制度(日本編) 11.特別支援教育と戦争(日本編) 12.特別支援教育に関する歴史上の人物(中世∼近 代) 13.特別支援教育に関する歴史上の人物(現代) 14.日本における特別支援教育の成立と展開 戦 前・戦後 15.まとめ:特別支援教育の歴史的課題と今後の方 向性 [テキスト] 中村満紀男・荒川智【編著】(2003)「障害児教育 の歴史」,明石書店.ISBN:9784750318011 [参考図書・参考資料等] 津曲裕次・清水寛ら(1985)「障害者教育史」,川 島書店. 戸崎敬子(1993)「特別学級史研究」,多賀出版. その他,必要に応じて,資料を配布する [成績評価の方法] 受講態度,レポートなどを総合して評価 −158− 教育心理学科 ブラックボード使用 知的障害の心理学 後 期 知的障害児の生理・病理 後 期 下山 真衣 2単位 柳原 正文 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 知的障害児の生理・病理領域に関する基本的事項 を理解し,これらを指導場面において活用する能力 を獲得する。 [授業の概要] 一人ひとりのニーズに応じた教育や心理的支援を 行うには,知的障害ある子どもや成人の特性理解が 必要です。この授業では,知的障害の定義と分類, 知的障害の特性,認知発達と身体的発達について基 本的な知識を取得し,心理学的評価方法や国内外の 心理学的支援について学びます。 [授業の概要] 知的障害児の概念理解の上に立って,その多様な 発生病理について解説するとともに,学校生活にお ける留意事項について解説する。 [授業計画] 1.ICFから知的障害を考える 2.知的障害の定義と分類 3.知能と知的障害 4.知的障害のある子どもの心理機能1 認知 5.知的障害のある子どもの心理機能2 記憶 6.知的障害のある子どもの心理機能3 言語 7.知的障害のある子どもの心理機能4 学習 8.心理アセスメント1 知能検査 9.心理アセスメント2 行動観察 10.心理学的支援1 コミュニケーション 11.心理学的支援2 生活面 12.心理学的支援3 心理面 13.心理学的支援4 学習面 14.知的障害のある人の青年期・成人期の支援 15.まとめ [授業計画] 1.知的障害の概念と定義 2.知的障害の病因分類 3.遺伝性疾患 4.染色体異常・代謝異常 5.発生と出生 6.関連障害 7.日常生活における保健指導 [テキスト] 梅谷忠勇・堅田明義(編著) 2002年 『知的障害 児の心理学』 田研出版 ISBN:9784924339866 [テキスト] 使用しない。毎回,印刷資料を配布する。 [参考図書・参考資料等] 梅谷忠勇(著) 2004年 『知的障害児の認知と学 習』 田研出版 ISBN:9784924339972 [参考図書・参考資料等] 講義の中で適宜紹介する。 石浦幸一(1999) わかる脳と神経 羊土社 [成績評価の方法] 定期試験50%,小テスト20%,レポート20%,授 業態度10%により評価します。 [成績評価の方法] 定期試験成績(60点),レポート(30点),授業態 度(10点)を総合して評価する。 −159− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 知的障害の概念と知的障害のある子どもの認知, 身体機能の特性や発達について知識を取得し,知的 障害のある子どもや成人の心理学的評価や心理学的 立場からの支援を学び,説明できるようになります。 肢体不自由児の心理 前 期 肢体不自由児の生理・病理 集 中 下山 真衣・山磨 康子 1単位 山磨 康子・千田 益夫 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 肢体不自由に関する生理・病理の概要と肢体不自 由児の理解,心理的特徴と支援に関する知識を獲得 する。 [授業の到達目標及びテーマ] 肢体不自由という状態は,中枢神経系,末梢神経 系および筋肉あるいは神経金接合部の不具合によっ て起こるが,状態としてはいずれも運動障害がある。 本授業の到達目標は,肢体不自由に関した生理・病 理的基礎知識の習得である。 [授業の概要] 脳性まひを中心とした肢体不自由に関する概要と 肢体不自由の心理的特徴と支援方法について学ぶ。 [授業の概要] 運動機能に関わる身体の構造・機能,その障害(疾 患),リハビリテーションに関する基礎を学ぶ。 [授業計画] 1.脳性まひ①生理と病理 2.脳性まひ②運動機能の障害 3.脳性まひ③摂食障害 4.脳性まひ④呼吸障害 5.肢体不自由教育と療育の歴史 6.肢体不自由児の心理①運動発達 7.肢体不自由児の心理②認知発達 8.肢体不自由児の心理③困難さとセルフエスティ ーム [授業計画] 1.脳の構造と機能(山磨先生) 2.運動に関わる神経・筋肉・骨の構造と機能(山 磨先生) 3.脳の発生と精神運動発達(山磨先生) 4.肢体不自由(運動障害)の定義及び分類(山磨 先生) 5.肢体不自由の原因となる疾患 二分脊椎 基礎 (千田先生) 6.肢体不自由の原因となる疾患 二分脊椎 リハ ビリテーション(千田先生) 7.肢体不自由の原因となる疾患 筋ジストロフィ ー 基礎(千田先生) 8.肢体不自由の原因となる疾患 筋ジストロフィ ー リハビリテーション(千田先生) [テキスト] 陣内一保・安藤徳彦・伊藤利之「こどものリハビ リテーション医学 医学書院,ISBN:978-47653137 42」 [テキスト] 陣内一保・安藤徳彦・伊藤利之「こどものリハビ リテーション医学 医学書院,ISBN:978-4-260-00 342-1」 [参考図書・参考資料等] 講義の中で適宜紹介する。 [参考書・資料等] 千野直一「小児のリハビリテーション:病態とラ イフステージへの対応」 [成績評価の方法] 受講態度,小テストにより総合的に評価。 [成績評価の方法] 受講態度,レポートにより総合的に評価。 −160− 教育心理学科 ブラックボード使用 病弱児の心理 後 期 病弱児の生理・病理 集 中 下山 真衣 1単位 細木 瑞穂 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 特別支援学校・学級教諭に必要な病弱児の生理・ 病理に関する知識の習得を目的とする。 [授業の概要] 病弱児とは,難治性または慢性疾患を抱える子ど ものことであり,身体的,心理的に特別な支援を必 要としています。 この授業では,病弱児の概念と乳幼児期,児童期 からからだの病気を抱える子どもたちの認知的・心 理的発達と社会的発達の相互作用について知識を取 得し,入院時や退院後の社会生活における子どもや その家族に対する心理的支援について学びます。 [授業の概要] 病弱児の定義・概論を学び,病弱児教育の対象と なる主要疾患についての基礎知識を理解する。 さらに最近のトピックとして,心身症や虐待につ いても取り上げる。 [授業計画] 1.病弱児,健康障害の定義と分類 2.発達段階と子どもの病気・障害に対する理解 3.病弱児のトータルケアとQOL 4.心理的ストレスとストレスマネジメント 5.予防的・発達的支援 6.治療的支援 7.現代のトピック 心身症・摂食障害 8.まとめと定期試験 [授業計画] 1.病弱児の定義・概論 2.子どもの発達と発達障害 3.病弱児の生理・病理各論Ⅰ:呼吸器・循環器疾 患 4.病弱児の生理・病理各論Ⅱ:悪性腫瘍 5.病弱児の生理・病理各論Ⅲ:内分泌・免疫疾患 6.病弱児の生理・病理各論Ⅳ:神経疾患 7.病弱児の生理・病理各論Ⅵ:その他の疾患(腎・ 消化器疾患) 8.最近のトピック [テキスト] 宮本信也・土橋圭子 2010年 『病弱・虚弱児の 医療・療育・教育』 金芳堂 ISBN:9784765314244 [テキスト] 特に指定しない [参考書・資料等] ・全国特別支援学校病弱教育校長会・国立特別支援 教育総合研究所 『病気の児童生徒への特別支援 教育支援冊子 病気の子どもの理解のために』 http://www.nise.go.jp/portal/elearn/shiryou/ byoujyaku/supportbooklet.html ・谷川 弘治・松浦 和代・夏路 瑞穂・駒松 仁子 (編 著) 2009年 『病気の子どもの心理社会的支援入 門―医療保育・病弱教育・医療ソーシャルワーク・ 心 理 臨 床 を 学 ぶ 人 に 』 ナ カ ニ シ ヤ 出 版ISBN: 9784779502897 [参考書・資料等] ・小野次朗/西牧健吾/榊原洋一(著)2011年「特別 教育支援に生かす病弱児の生理・病理・心理」ミ ネルヴァ書房 ・宮本信也/土橋圭子(編纂)2010年「病弱・虚弱 児の医療・療育・教育」金芳堂 ・白木和夫(編纂)2010年「ナースとコメディカル のための小児科学」日本小児医事出版社 [成績評価の方法] 定期試験50%,レポート40%,授業態度10%によ り評価します。 [成績評価の方法] 授業後の小テストにて評価する。 −161− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 病弱児・虚弱児の概念と病弱児の認知・心理的発 達について知り,子どもたちや家族に対する心理学 的立場からの支援を学びます。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 障害児心理学各論 前 期 知的障害児教育Ⅰ 前 期 下山 真衣 2単位 岡田 信吾 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 応用行動分析学に基づく心理学的支援法について 学び,アセスメント技法,プログラムの作成方法, 再評価の技術を身につけ,支援プランの作成技法を 学びます。 [授業の概要] この授業では,知的障害・発達障害を中心に,特 別なニーズのある子どもたちや家族への応用行動分 析学に基づく心理学的支援法について学びます。子 どもや子どもを取り巻く環境に対するアセスメント やプログラムの立案と作成,データ収集の方法と再 評価,社会的妥当性とQOL評価の技術を取得し, 最終的には,心理教育的支援プランを作成します。 [授業計画] 1.応用行動分析学とは 2.環境と子どもの相互作用に注目する 3.子どもの行動の機能的理解 4.インタビューと行動観察法 5.機能的アセスメントの実際 6.支援目標,標的行動の設定 7.記録方法とデータ収集の検討 8.子ども,家族,支援関係者への説明と協働,倫 理について 9.強化と弱化 10.カリキュラム修正と非随伴性強化 11.課題分析に基づいたスモールステップ指導 12.代替行動分化強化,他行動分化強化 13.PECS 14.支援の再評価,社会的妥当性 15.支援プランの作成とまとめ [テキスト] ・山本淳一(監)・吉野智富美(著)2012年『ABA スクールシャドー入門』 学苑社,ISBN:9784761407445 [参考書・資料等] ・井上雅彦(監修)三田地真実・岡村章司(著) 2009年『子育てに活かすABAハンドブック』日 本文化科学社 ISBN:9784821073429 ・山本純一・池田聡子(著)2007年『できる!をの ばす行動と学習の支援』 日本標準 ISBN:9784820803041 [成績評価の方法] 授業内での発表,課題レポート,授業態度で総合 評価します。 [授業の到達目標及びテーマ] 「知的障害児教育Ⅰ」では,知的障害のある子ど もが教育を受ける社会的な意義を軸に教育課程や個 別の指導計画について学ぶ。到達目標は,下記の二 点とする。 1.知的障害児の教育の意義と教育課程について説 明できる。 2.知的障害児の個別の指導計画を立案できる。 [授業の概要] 「知的障害児教育Ⅰ」では教育課程を中心に,「知 的障害児教育Ⅱ」では指導法を中心に講義する。 本講義では,知的障害児教育の基本理念と教育課程, 個別の指導計画などについて解説する。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.知的障害児教育の教育課程 3.教科別の指導1 国語・算数の授業 4.教科別の指導2 音楽・体育の授業 5.領域・教科を合わせた指導1 ∼領域・教科を合わせた指導とは 6.領域・教科を合わせた指導2 ∼日常生活の指導 7.領域・教科を合わせた指導3 ∼生活単元学習の年間計画と展開 8.領域・教科を合わせた指導4 ∼作業学習の展開 9.自立活動の指導 10.交流学級・他校との連携 11.構造化を利用した指導1 構造化の基礎 12.構造化を利用した指導2 ∼知的障害の重い自閉症児への指導 13.知的障害児の移行支援・キャリア支援 14.個別の指導計画の立案 15.まとめ 知的障害児の教育 [テキスト] 特別支援学校学習指導要領解説総則等編(幼稚部, 小学部,中学部)ISBN:978-4-316-30016-0 特別支援学校学習指導要領解説総則等編(高等部) ISBN:978-4-303-12412-0 特別支援学校学習指導要領解説自立活動編(幼稚 部,小学部,中学部,高等部)ISBN:978-4303124 328 [参考書・資料等] [成績評価の方法] 授業ごとに実施する小レポート・提出物(45%) 最終レポート(45%) 授業態度(10%) −162− 教育心理学科 ブラックボード使用 知的障害児教育Ⅱ 後 期 肢体不自由児教育 前 期 岡田 信吾 2単位 坪田 憲和 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 本講義は肢体不自由児教育に関する基礎的な知識 を特別支援学校での教育実践と関連付けながら習得 することを目標とする。 [授業の概要] 知的障害児の教育指導法について,理解しておく ことが必須となる基礎理論を学ぶ。後半においては, 実際の指導場面における具体的事例を紹介しながら, 教育支援の方法とその応用法を学ぶ。 [授業の概要] 肢体不自由児教育を正しく理解するために必要な 基礎的知識である教育課程,歴史,コミュニケーショ ン,医療的ケア等を講義による知的理解や疑似体験, 演習等による体験的理解を通じて学習する。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.知的障害児の教育課程・指導計画と指導法 3.知的障害児の指導原理①強化と強化子 4.知的障害児の指導原理②消去と弱化 5.知的障害児の指導原理③弁別と般化 6.知的障害児の指導原理④レスポンデント条件付 け 7.知的障害児の指導技法①シェイピング 8.知的障害児の指導原理②チェイニング 9.知的障害児の指導原理③機能的アセスメントに よる問題行動の理解 10.知的障害児の指導原理④消去の通用 11.知的障害児の指導原理⑤分化強化 12.知的障害児の指導原理⑥先行子操作 13.知的障害児の指導原理⑦弱化の適応 14.学習指導案1 15.学習指導案2 定期試験 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.肢体不自由児の理解1:対象となる児童生徒 3.肢体不自由児の理解2:教育の意義と歴史 4.肢体不自由児の理解3:制度と課題 5.肢体不自由児の理解4:体験学習 6.肢体不自由児の教育的支援の実際1:コミュニ ケーション 7.肢体不自由児の教育的支援の実際2:摂食指導 8.肢体不自由児の教育課程1:基本事項 9.肢体不自由児の教育課程2:自立活動 10.肢体不自由児の教育課程3:教科指導・道徳 11.肢体不自由児の教育課程4:各教科・領域をあ わせた指導,総合的な学習の時間 12.肢体不自由児のキャリア教育 13.肢体不自由児の個別の教育支援計画 14.特別支援学校における医療的ケア 15.まとめ:レポート発表会 [テキスト] レイモンド・G・ミルテンバーガー行動変容法入 門 二瓶社ISBN4-86108-025-8 [テキスト] 指定しません。 [参考書・資料等] [参考書・資料等] 講義の中で随時紹介します。 [成績評価の方法] 授業ごとに実施する小レポート・提出物(45%) 最終レポート(45%) 授業態度(10%) [成績評価の方法] レポート(40%) 授業中の態度,意欲,提出物(60%) −163− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 「知的障害児教育Ⅱ」では, 「知的障害児教育Ⅰ」 で学んだ教育課程及び指導計画の理解を踏まえ,そ の実践に向けて必要な指導法の理論を学ぶ。特に, 知的障害の指導原理の理解において必須となる応用 行動分析の考え方を基本として,児童又は生徒の行 動の意味を理解するとともに,学校や家庭における 知的障害児の指導場面における行動支援計画の立案 ができることを目標とする。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 病弱児教育 後 期 岡田 信吾 2単位 特別支援教育各論 (自閉症児教育方法論) 岡田 信吾 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 1.病弱児の疾患,症状,治療,予後の概略を理解 し,説明できる。 2.病弱児の教育の意義と教育課程について説明で きる。 3.病弱児の個別の教育支援計画を立案できる。 [授業の到達目標及びテーマ] 「特別支援教育各論」では,知的障害のある自閉 症児への支援の実際を学ぶ。具体的には,課題作り, ワークシステムの作成,視覚的スケジュール,物理 的構造化,コミュニケーション,外出支援などの基 礎的な知識と技術を身につけることをねらいとする。 [授業の概要] 病弱児の発達や教育に関する制度,教育課程など について解説する。 [授業の概要] 知的障害のある自閉症児の教育的支援において, 必須となる構造化の基礎的な方法を知る。 [授業計画] 第1回:オリエンテーション 第2回:病弱児の理解1:対象となる子ども像 第3回:病弱児の理解2:教育の歴史的変遷 第4回:病弱児の理解3:教育の意義と課題 第5回:病弱児の教育的支援の実際:自己管理を必 要とする子ども(ぜんそくなど) 第6回:病弱児の教育的支援の実際:化学療法を受 けている子ども(悪性腫瘍,白血病など) 第7回:病弱児の教育的支援の実際:ターミナル期 にある子ども(子どもと死) 第8回:病弱児の成長とこころの理解 第9回: 病弱児の保護者 第10回:病弱児の教育課程編成の基本的事項 第11回:病弱児教育における個別の教育支援計画 第12回:自立活動 第13回:道徳 第14回:特別支援学校における医療的ケアと他機関 との連携 第15回:まとめ 定期試験 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.特別支援学校の見学 3.自閉症児と構造化 4.課題のタイプ 5.課題作成1 プットイン 6.課題作成2 マッチング 7.マッチングを使って仕事を教える(ジグ) 8.課題作成3 カットアウトジグを使った組み立 て 9.ワークシステムの設計 10.課題分析と手順書 11.課題作成4 手順書の作成 12.スケジュールと物理的構造化 13.コミュニケーション支援 14.外出支援 15.まとめ [テキスト] 『特別支援学校学習指導要領解説 総則等編(幼稚 部・小学部・中学部)』ISBN:978-4316300160 特別支援学校幼稚部教育要領・特別支援学校小学 部・中学部学習指導要領・特別支援学校高等部学習 指導要領 ISBN:978-4303124229 特別支援学校学習指導要領解説自立活動編(幼稚 部・小学部・中学部・高等部) ISBN-13:978-4303 124328 [参考書・資料等] 宮本信也・土橋圭子2010『病弱・虚弱児の医療・ 療育・教育』金芳堂,ISBN:9784765314244 全国特別支援学校学校病弱校長会2011『病気の子 どものガイドブック』ジアース教育新社,ISBN: 9784863711808 [成績評価の方法] 授業ごとに実施する小テスト(45%) 授業中の態度,意欲(10%) 最終試験(45%) [テキスト] ノースカロライナ大学医学部精神科TEACCH部 編 服巻繁 訳「見える形で分かりやすく ―TEACCHにおける視覚的構造化と自立課題―」 (エンパワメント研究所,ISBN:978-4-88720-447-8) [参考書・資料等] 佐々木正美 著「自閉症児のためのTEACCH」 (学研,ISBN:978-4-05-403153) *参考図書も同時購入が望ましい。 [成績評価の方法] 授業ごとに実施する小レポート・提出物(45%) 最終レポート(45%) 授業態度(10%) −164− 教育心理学科 ブラックボード使用 発達障害の心理学 後 期 発達障害児の生理・病理 後 期 下山 真衣 2単位 柳原 正文 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 発達障害児の生理・病理領域の基本的事項を理解 し,これらの知識を生かして,発達障害の行動理解 ならびにその指導に応用する力を獲得する。 [授業の概要] 特別支援学級・学校だけではなく,発達障害のあ る子どもたちの多くは通常級に在籍しています。社 会において,生きづらさを抱えながら生活している 発達障害のある人も多くいます。このような子ども や成人への具体的な支援は重要な課題となっていま す。 本授業では,発達障害の概念と発達障害(主とし て広汎性発達障害,注意欠陥・多動性障害,学習障 害)のある子どもの認知・心理・身体的発達の特性 を知り,発達障害のある子どもと成人の心理的課題 への理解と,心理学的評価と心理学的支援について 学びます。 [授業の概要] 発達障害の生物学的基礎ならびに診断法について 基本的事項を教授するとともに,広汎性発達障害, 注意欠陥・多動性障害,学習障害に固有な事項を解 説する。 [授業計画] 1.ICFから発達障害を考える 2.発達障害の定義と分類 3.自閉性障害児の定義と分類 4.自閉性障害児者の認知発達 5.自閉性障害児者のコミュニケーションと社会性 6.発達障害のある子どもの早期発見・早期支援 7.アスペルガー障害児の認知発達と身体的発達 8.アスペルガー障害児者のコミュニケーションと社会性 9.注意欠陥・多動性障害児の認知発達と身体的発達 10.注意欠陥・多動性障害児者のコミュニケーションと社会性 11.学習障害児の認知発達と身体的発達 12.学習障害児者のコミュニケーションと社会性 13.発達障害児と家族への支援 14.発達障害と二次的障害 15.発達障害者への支援 就労・結婚・子育て [授業計画] 1.発達障害の概念とその歴史 2.発達障害の診断基準 3.中枢神経系の構造と機能 4.機能アセスメント 5.広汎性発達障害 6.注意欠陥・多動性障害 7.学習障害 [テキスト] 小野 次朗・藤田 継道・上野 一彦 (編) 2010年『よ くわかる発達障害―LD・ADHD・高機能自閉症・ アスペルガー症候群(やわらかアカデミズム・わか るシリーズ)』 (ミネルヴァ書房,ISBN-13:9784623057368) [テキスト] 毎回資料を配布する。 [参考書・資料等] 山本純一・池田聡子(著)2007年『できる!をの ばす行動と学習の支援』日本標準 ISBN:9784820803041 [参考図書・参考資料等] 安藤美華代・加戸陽子・眞田敏(編著)(2010) 子どもの発達障害・適応障害とメンタルヘルス ミ ネルヴァ書房 [成績評価の方法] 定期試験50%,小テスト20%,レポート20%,授 業態度10%により評価します。 [成績評価の方法] 定期試験成績(50点),授業後に行う小テスト(40 点) ,授業への取り組み姿勢(10点)の総合評価に よる。 −165− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 発達障害の概念と発達障害のある子どもの認知・ 心理・身体発達について知り,発達障害のある子ど もや成人に対する心理学的評価や心理学的立場から の支援を学び,説明できるようになります。 ブラックボード使用 重複障害児の心理 前 期 重複障害児の生理・病理 前 期 下山 真衣 1単位 山磨 康子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 重複障害の概念,重複障害のある子どもたちの発 達と特性について知識を取得し,心理学的理解と支 援法を学びます。 [授業の概要] 重複障害のある子どもたちは,視覚障害,聴覚障 害,知的障害者,運動障害,健康障害のうち,二つ 以上に該当する障害があり,広義には言語障害や行 動障害を伴う場合も含まれ,多様または重度の障害 状態を呈しています。この授業では,重複障害の概 念,発達,行動特性についての知識を取得し,様々 な重複障害の状態に関する心理学的理解と支援につ いて学びます。国内や海外で実践されている支援や 連携について知り,心理学的立場から支援の考え方 を学んでいきます。 [授業計画] 1.重複障害の定義と分類 2.重複障害児の発達と特性 3.重複障害児のアセスメントの基本1聴覚 4.重複障害児のアセスメントの基本2視覚 5.重複障害児のアセスメントの基本3コミュニケ ーション 6.行動障害を伴う重複障害児への支援 7.発達援助の実際 8.まとめと定期試験 [テキスト] 片桐和雄・小池敏英・北島善夫(共著)1999年 『重症心身障害児の認知発達とその援助』北大路出 版 ISBN:9784762821530 [授業の到達目標及びテーマ] 脳の発達を背景にした正常な子どもの精神運動発 達を理解した上で,2つ以上の障害を併せ持つ重複 障害の病態生理を学び,障害特性を踏まえた教育あ るいは支援の基礎とする。 [授業の概要] 知的障害,肢体不自由,発達障害などの単独障害 について既に学習している場合には,それらの病態 生理を復習しつつ,重複障害の病態,てんかんなど の合併症,それらの医療的ケアなどを学習する。 [授業計画] 1.発達障害の診断と分類 2.脳性麻痺と重複障害 3.精神遅滞と重複障害 4.特異的発達障害と重複障害 5.重症心身障害 6.重複障害とてんかん 7.重複障害と医療的ケア 8.試験 [テキスト] [参考図書・参考資料等] 江草安彦(監)2005年『重症心身障害療育マニュ アル』医歯薬出版株式会社 ISBN:9784263234617 [参考図書・参考資料等] 岡田喜篤,末光 茂,鈴木康之著「重症心身障害 療育マニュアル第2版」(医歯薬出版2005) [成績評価の方法] 定期試験50%,レポート40%,授業態度10%によ り評価します。 [成績評価の方法] 受講態度,試験あるいはレポートなどにより総合 的に評価 −166− 教育心理学科 視覚障害児教育総論 後 期 聴覚障害児教育総論 集 中 河田 正興 1単位 福田 章一郎 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 将来,小中学校や特別支援学校の現場において, 視覚障害児または視覚障害を併せもつ特別支援教育 対象児に対する指導実践を行う際に必要となる基本 的な理論をマスターし,心構えを身につけることを 目標とする。 [授業計画] 1.視覚の生理 2.視覚障害の病理 3.視覚障害児教育の理念と 教育課程の概要 4.視覚障害児のコミュニケーションと 点字の指導法 5.視覚障害児の環境認知と, 移動・白杖歩行の指導法 6.視覚障害児の心理・視覚認知と ロービジョンケア 7.視覚障害児の初期学習の基礎理論と 重複障害 8.視覚障害者福祉・教育の歴史・現状と 今後の課題,期末試験 [授業の概要] 聴覚の基本的な生理,解剖を学び,聴覚の検査法 を具体的に解説する。聴覚障害の特徴とそれに必要 な補聴手段,コミュニケーション手段,教育手段を 紹介する。また,聴覚障害理解のため他障害につい ても簡単に述べる。 [授業計画] 1.聴覚障害の早期発見と聴覚検査(9/9) 2.聴覚障害児と補聴(9/9) 3.聴覚障害児の心理(9/9) 4.聴覚学習(9/9) 5.聴覚障害児の教育課程(9/10) 6.聴覚障害児の指導法(9/10) 7.聴覚障害と他障害との鑑別(9/10) 8.まとめと試験(9/10) [テキスト] 特に指定しない(プリント配布) [テキスト] 特になし 配布資料を参考 [参考図書・参考資料等] 編著者:香川邦生(編) 書名: 「四訂版・視覚障害教育に携わる方のために」 慶應義塾大学出版会(2010) ISBN 978-4-7664-1781-4 [参考図書・参考資料等] やさしく学べる言語聴覚障害入門 [成績評価の方法] 期末試験及びレポート・リアクションペーパーを 総合して評価する。 [成績評価の方法] 定期試験 100% 配布資料持ち込み可 −167− 専門︵教育心理︶ [授業の概要] 特別支援教育のうち,視覚障害教育領域にスポッ トをあてて基礎的理論を展開する。この基礎的理論 とは,視覚認知,視覚生理,視覚障害の病理及び心 理学的アプローチの概要と,視覚障害児に対する教 育の理念・教育課程及び指導法についての検討であ る。併せて,特別支援学校をはじめ小中学校等に在 籍する視覚障害児や視覚認知に課題を抱える児童生 徒に対する指導上の配慮事項について検討する。講 義が中心になるが,可能な範囲で演習も採り入れる。 [授業の到達目標及びテーマ] 聴覚障害児教育を理解し実践するにあたって必要 とされる聴覚障害の基本的な知識および多角的教育 的視点を養う。また,教育現場において一人ひとり の子どもたちのニーズや実態に応じて幅広い支援力 が求めらるようになってきていることを受けて,そ の対応に不可欠な情報および理論の把握を目的とす る。 発達障害児教育 前 期 重複障害児教育 前 期 石山 貴章・岡田 信吾 2単位 石山 貴章 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] インクルージョン理念の普及とともに,障害児をと りまく環境が徐々に整えられている。また,教育現場 においても,一人ひとりの子どもたちのニーズや実態 に応じた幅広い支援力が求められるようになってきた。 このような背景や状況を踏まえて,特別支援教育を実 践していく上にあたって必要とされる基礎的な発達理 論や子どもの見方,捉え方について,総合的,多角的 に発達障害児の教育について学んでいく。 [授業の概要] 障害児の発達的な視点を養っていくために必要とさ れる基礎知識と理論などについて,資料や映像を併用 しながら,発達障害に関する専門的力量を高めていく。 最終的には,教育現場で求められる発達障害児に対す る教育的観点を養っていきたいと考えている。 [授業計画] 第1回:オリエンテーション 講義概要の説明 第2回:発達の基礎的理論⑴発達障害をめぐる動 向・諸問題 第3回:発達の基礎的理論⑵発達障害のアセスメン ト① 第4回:発達の基礎的理論⑶発達障害のアセスメン ト② 第5回:発達障害児の基礎的理論⑴発達障害と知的 障害の関連 第6回:発達障害児の基礎的理論⑵発達障害と肢体 不自由・重複障害の関連 第7回:発達障害児の基礎的理論⑶発達障害と病 弱・虚弱の関連 第8回:発達障害児の基礎的理論⑷自閉症① 第9回:発達障害児の基礎的理論⑸自閉症② アス ペルガー障害 高機能自閉症 第10回:発達障害児の基礎的理論⑹LD(学習障害) 第11回:発達障害児の基礎的理論⑺ADHD(注意 欠陥多動性障害) 第12回:発達障害児に対する教育的アプローチ⑴乳 幼児保育・教育現場 第13回:発達障害児に対する教育的アプローチ⑵ 通常学校現場 第14回:発達障害児に対する教育的アプローチ⑶ 特別支援学校現場 第15回:まとめ:発達障害児の教育的アプローチに ついての総括 定期試験 [授業の到達目標及びテーマ] 重複障害児教育の理解や実践のあり方を考えていく にあたって必要とされる基本的な知識及び多角的な教 育的視点を養っていく。また,現場においては,一人 ひとりの子どもたちのニーズや実態に応じた幅広い支 援力が求められるようになってきていることを受けて, 最終的には,これらに対応するために不可欠な情報や 理論について把握していくことを目的としている。 [授業の概要] 本講義では,重複障害児教育の理解や実践を行う にあたって必要とされる重複障害児の発達,心理, 生理,病理などについて,障害を具体的に把握して いくことを通しながら,基本的な知識や理論,教育 的なアプローチ手段について理解していく。また, 資料や映像も併用しながら,重複障害児の世界につ いて深く捉えていく。 [授業計画] 第1回:オリエンテーション 重複障害の世界とは 第2回:重複障害児に関する基本的理解⑴発達的側面 第3回:重複障害児に関する基本的理解⑵心理的側面 第4回:重複障害児に関する基本的理解⑶生理・病理 的側面 第5回:重複障害児に関する基本的理解⑷知的障害・ 言語障害 第6回:重複障害児に関する基本的理解⑸感覚・知覚・ 情緒障害 第7回:重複障害児に関する基本的理解⑹脳性まひ・ てんかん 第8回:重複障害児の教育に関する基本的理解⑴教育 課程・教育内容 第9回:重複障害児の教育に関する基本的理解⑵障害 特性と指導上の留意点 第10回:重複障害児の教育に関する支援の実際⑴日常 生活指導 第11回:重複障害児の教育に関する支援の実際⑵社会 性を促す指導 第12回:重複障害児の教育に関する支援の実際⑶学習 指導・自立活動 第13回:重複障害児の教育に関する支援の実際⑷医療 的ケアと訪問教育 第14回:重複障害児の教育に関する支援の実際⑸進路 指導 第15回:まとめ:重複障害児の教育的課題と今後の方 向性について 定期試験 [テキスト] 特に指定しない。講義時間に適宜,資料を配布する。 [テキスト] 特に指定しない。講義時間に適宜,資料を配布する。 [参考図書・参考資料等] 関連資料・論文など,適宜紹介する [参考図書・参考資料等] 関連資料・論文など,適宜紹介する [成績評価の方法] 受講態度・レポートなどを総合して評価 [成績評価の方法] 受講態度・レポートなどを総合して評価 −168− 教育心理学科 特別支援教育実習Ⅰ 集 中 特別支援教育実習Ⅱ 集 中 岡田 信吾 1単位 石山 貴章・岡田 信吾 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 教育実習の経験で得られた知識や技能,教育観,発達 観,授業観などを総合的に捉えながら,特別支援教育の 理解や実践のあり方を追究していく力を養っていく。ま た,現場においては,一人ひとりの子どもたちのニーズ や実態に応じた幅広い支援力が求められるようになって きていることを受けて,最終的には,これに対応するた めに不可欠な情報や教育的スキルについて,実習経験で 得られた具体的な課題について議論を行いながら,特別 支援教育のあり方について問題意識を高めていくこと を目的としている。 [授業の概要] 特別支援学校において,教育実習を行うために必 要な知識・技能・態度を身につける。具体的には, 教育実習に関わる基礎的な知識と態度を身につけ, 円滑に脅威実習ができるようになることを目指す。 [授業の概要] 本実習では,特別支援学校における教育実習の事後指 導として,実習を通して得られた知見やスキル,子ども 観,発達観,指導観などについて再確認を行いながら, 特別支援学校教諭としての職命,責任感,教育観,授業観, 学級運営,チームワーク,保護者・他機関との連携など について省察し,自己の教育実習経験を再構築していく。 [授業計画] 第1回:オリエンテーション 教育実習についての振り返 り 第2回:特別支援学校における教育支援の省察⑴実態把 握・アセスメント 第3回:特別支援学校における教育支援の省察⑵日常生活 の指導 第4回:特別支援学校における教育支援の省察⑶生活単元 学習 第5回:特別支援学校における教育支援の省察⑷作業学習 第6回:特別支援学校における教育支援の省察⑸教科学習 第7回:特別支援学校における教育支援の省察⑹体育 第8回:特別支援学校における教育支援の省察⑺行事 第9回:特別支援学校における教育支援の省察⑻進路指導 第10回:特別支援学校教諭の役割と求められる資質⑴学級 運営・校務分掌 第11回:特別支援学校教諭の役割と求められる資質⑵指導 観・教育観・発達観 第12回:特別支援学校教諭の役割と求められる資質⑶保護 者・地域・他機関との連携 第13回:特別支援学校教諭の役割と求められる資質⑷特別 支援教育コーディネーター 第14回:特別支援学校における教育実習のあり方と今後の 課題 ディスカッション 第15回:まとめ:特別支援学校教育実習の総括 定期試験 [授業計画] 1.特別支援教育オリエンテーション 2.特別支援教育に向けての心構え 3.教育実習について 4.特別支援学校の授業設計 5.学習指導案Ⅰ 各教科の指導案 6.学習指導案Ⅱ 日常生活の指導の指導案 7.学習指導案Ⅲ 生活単元学習の指導案 8.学習指導案Ⅳ 作業学習の指導案 9.研究授業Ⅰ 研究授業の意義と目的 10.研究授業Ⅱ 研究授業の実際 11.特別支援学校の授業見学Ⅰ(高等支援学校) 12.特別支援学校の授業見学Ⅱ(高等支援学校) 13.特別支援学校の授業見学Ⅲ(肢体不自由) 14.特別支援学校の授業見学Ⅳ(肢体不自由) 15.まとめ [テキスト] 就実大学教育学部 「特別支援学校教育実習の手引き」 [テキスト] 特に指定しない。講義時間に適宜,資料を配布する。 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 関連資料・論文など,適宜紹介する [成績評価の方法] 提出物45%,最終レポート45%,授業態度10% [成績評価の方法] 受講態度・レポートなどを総合して評価 −169− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 特別支援学校(知的障害又は肢体不自由,病弱) で教育実習を行うために必要な知識・技能・態度を 獲得することができる。 ブラックボード使用 教育課程論(中等・養護) 前 期 道徳の指導法(中等・養護) 後 期 渡邊 言美 2単位 渡邉 満 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 日本の教育課程の特色と課題について理解し,新 しい能力観のもとに構築される教育課程の望ましい 在り方について考える。 [授業の到達目標及びテーマ] 学習指導要領について正しい理解をもち,今日の 社会や子どもたちの諸課題に対応しうる道徳教育及 び道徳の時間の授業に必要な実践的力量を身につけ る。 [授業の概要] 日本における教育課程の歴史的変遷や現代の教育 課程の現状と課題,今後の望ましい教育課程の展望 について示す。および教育評価の意義や概要につい て述べる。 [授業の概要] 現代社会における教育の課題を明らかにし,学習 指導要領を踏まえながら道徳教育及び道徳の時間の 授業づくりについて解説する。 [授業計画] 1.ガイダンス 2.教育課程の意義と役割 3.日本のカリキュラム その歴史的変遷と意義 (1) 近世 4.日本のカリキュラム その歴史的変遷と意義 (2) 近代・戦前 5.日本のカリキュラム その歴史的変遷と意義 (3) 戦後 6.学習指導要領 (1)概要と変遷 7.学習指導要領 (2)中学校 8.学習指導要領 (3)高等学校 9.教科書 (1)教科書制度の概要 10.教科書 (2)教科書の歴史 11.教科書 (3)教科書の検定 12.新しい教育課程の構築に向けて 新しい能力観 13.教育評価の方法 (1)相対評価と絶対評価 14.教育評価の方法 (2)日本における学力テス トの現状と課題 15.総括 [授業計画] 1.現代社会における子どもの諸課題 2.教育とはどのようなものか考える 3.道徳及び道徳教育とはどのようなものか考える 4.わが国の戦前における道徳教育 5.わが国の戦後における道徳教育 6.学習指導要領の改訂と道徳教育 7.道徳教育の目標と内容 8.道徳性の意義と発達段階 9.道徳性の発達段階と道徳教育 10.道徳の時間の授業の多様な考え方 11.道徳授業の事例研究(価値の内面化) 12.道徳授業の事例研究(その他の考え方) 13.道徳教育の指導計画 14.学級経営と道徳教育 15.道徳教育の評価 [テキスト] 文部科学省『中学校学習指導要領解説 総則』 (ぎ ょうせい,ISBN:978-4-324-90002-4) [テキスト] 小笠原道雄ほか編『道徳教育の可能性』 (福村出版, ISBN:978-4-571-10159-5 C3037) [参考書・資料等] 適宜指示 [参考書・資料等] 文部科学省「中学校学習指導要領解説 道徳編」 [成績評価の方法] 小テストと期末試験の総合評価。 [成績評価の方法] 試験,授業態度によって総合的に評価する。 −170− 教育心理学科 特別活動の指導法(中等教員養成用) (豊かな人間関係の育成) 渡邉 満 集 中 2単位 教育方法論(中等) (“教え方”の歴史・現状・課題) 高木 亮 前 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 現在の教育課程や教室・授業形態,学校の各種行 事の基となっている歴史や理論を習得する。その上 で教育方法をめぐる現状と今後の課題を理解する。 [授業の概要] 今日の子どもたちの諸課題を把握し,その上で特 別活動の意義,目標及び指導方法を指導事例を通し て学ぶ。 [授業の概要] まず,日本の学校が教えることとは何なのかを歴 史や海外との比較の上で整理する。その背景となっ ている歴史や理論を踏まえながら,今後の教育課程 や教室,授業,学校を担い方を考える。 [授業計画] 1.現代社会と子どもたちの諸課題 2.特別活動の意義と目標 3.特別活動の指導原理 4.学級活動Ⅰ(学級とは) 5.学級活動Ⅱ(学級づくりの活動) 6.学級活動Ⅲ(学級活動の指導法) 7.学校行事Ⅰ(内容①儀式・文化・体育的行事) 8.学校行事Ⅱ(内容②体験を重視する活動) 9.学校行事Ⅲ(学校行事の指導法) 10.児童会活動の意義と実際 11.学級経営の現代的課題(家庭との連携) 12.学級経営の現代的課題(いじめ問題) 13.学級経営の現代的課題(不登校問題) 14.特別活動の評価 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーションと書籍紹介 2.日本の学校は何を教える場所なのか 3.現在の日本の学力観・生活指導観 4.海外の授業と教室の歴史 5.海外の授業と教室の現状 6.日本の授業と教室の歴史 7.日本の授業と教室の現状 8.日本の学校の教室を支える枠組み ―教務と学年,生徒指導― 9.学習を支える諸理論 10.生活指導を支える諸理論 11.学校段階による教育方法の違いの現状と課題 12.学校の教育課程(時間割)と授業のデザイン 13.情報機器・教材の発展と課題 14.現在の教育改革の中の授業・教室改善 15.学校教育の最前線を担うには(まとめ) [テキスト] 相原次男・新富康央・南本長穂 新しい時代の特別活動 ミネルヴァ書房 ISBN:978-4-623-05764-1 [テキスト] [参考図書・参考資料等] 文部科学省 中学校学習指導要領解説 特別活動編 [参考図書・参考資料等] 保幼小それぞれの分野ごとに基幹となる参考図書 を紹介する。順次,書籍紹介も行う。 [成績評価の方法] [成績評価の方法] 最低限の授業態度と出席を前提条件とする。その 上で,授業態度(15%)とレポート(20%),筆答 試験(65%)をもとに総合的に評価する。 −171− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 今日の子どもたちの諸課題を明らかにし,豊かな 人間関係を育てる特別活動の意義と具体的な実践に ついて学び,基礎的指導力を身につける。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 生徒・進路指導論(中等) 後 期 生徒指導論 集 中 原 奈津子 2単位 原 奈津子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 生徒指導・進路指導の考え方および生徒指導・進 路指導に関わる基本的事項についての知識の習得を 目標とする。 [授業の到達目標及びテーマ] 生徒指導の考え方および生徒指導・進路指導に関 わる基本的事項についての知識の習得を目標とする。 [授業の概要] 生徒指導および進路指導の意義・目的についての 理解を深め,"生きる力の育成"という視点に立った 援助の原理・方法を学習する。生徒理解の方法・生 徒および学校が直面している諸問題(いじめ・暴力 行為・不登校・自殺など)について理解を深め,適 切な生徒指導のあり方について考察する。さらに, 生徒が自らのキャリアを主体的に選択・決定できる ような進路指導のあり方について習得する。 [授業の概要] 生徒指導の意義・目的についての理解を深め,” 生きる力の育成”という視点に立った援助の原理・ 方法を学習する。生徒理解の方法・生徒および学校 が直面している諸問題(いじめ・暴力行為・不登校・ 自殺など)について理解を深め,養護教諭としての 生徒指導のあり方について考察する。 [授業計画] 1.生徒指導とは 2.生徒指導の原理 3.生徒理解の基本 4.生徒理解の方法① 5.生徒理解の方法② 6.生徒指導と学級経営−教師のリーダーシップ 7.学校不適応の理解−現状① 8.学校不適応の理解−現状② 9.学校不適応の理解−いじめ 10.学校不適応の理解−不登校 11.進路指導とは 12.進路指導の基礎理論 13.進路指導の方法や技術 14.特別活動における進路指導 15.生徒指導・進路指導をめぐる今日的問題につい て [授業計画] 1.生徒指導とは 2.生徒指導の原理 3.生徒指導の進め方 4.生徒理解の基本 5.生徒理解の方法 6.学校不適応の理解―現状① 7.学校不適応の理解―現状② 8.学校不適応の理解―不登校① 9.学校不適応の理解―不登校② 10.学校不適応の理解―不登校③ 11.学校不適応の理解―いじめ 12.性に関する課題 13.命の教育と自殺の防止 14.児童虐待への対応 15.学校と家庭・地域・関係機関との連携 [テキスト] 文部科学省「生徒指導提要」(教育図書,ISBN: 978-4877302740) 二宮克美他「ガイドライン発達学習・教育相談・ 生徒指導」 (ナカニシ出版,ISBN:978-4-7795-0184-5) [テキスト] 二宮克美・宮沢秀次・大野木裕明「ガイドライン 発達学習・教育相談・生徒指導」(ナカニシヤ出版, ISBN:978-4-7795-0184-5) 文部科学省「生徒指導提要」(教育図書,ISBN: 978-4-8773-02740) [参考図書・参考資料等] 講義中に適宜紹介する。 [参考図書・参考資料等] 講義中に適宜紹介する。 [成績評価の方法] 以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席) 。 ① 個人レポート(20%) ② グループレポート(20%) ③ テスト(60%) [成績評価の方法] 以下の総合評価(基本前提:2/3以上の出席)。 ① 個人レポート(30%) ② グループレポート(10%) ③ テスト(60%) −172− 教育心理学科 ブラックボード使用 教育相談(心理) 前 期 養護実習指導 集 中 北川 歳昭 2単位 郷木 義子・鈴木 薫 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 養護実習の意義・目的を理解し,学校教育全般お よび養護の専門内容に関する講義,観察・参加を行 う。 [授業の概要] 学校教育をはじめとする児童・生徒と接する機関 においては,児童・生徒の成長・発達に伴って生ず る諸問題について,児童・生徒ならびに保護者とと もに考えながら,解決のために個々の場面における 助言・援助が必要となる。その基盤となるのが,教 育相談である。 児童期・思春期の問題は,特有の態様を示すこと があるので,その理解と対応のためには基礎的な知 識・技能の習得が重要である。この講義では,教育 相談の必要性,児童・生徒の発達上の問題の理解の 方法,指導の仕方等を具体的に学び,あわせてカウ ンセリングの基礎を身につける。 [授業の概要] ・養護実習での課題が明らかになる。 ・養護実習に臨む基本的な心得や技能を身につける。 ・実習時の問題点や疑問点などを総括できる。 [授業計画] 1.学校教育相談の意義と役割,教育相談の歴史 2.教育相談の扱う問題 3.学校における教育相談の特質 4.カウンセリングの基礎知識 5.主なカウンセリングの理論と技法 6.カウンセリングとカウンセリング・マインド 7.教育相談の進め方 8.児童・生徒理解の方法 9.事例研究の意義と進め方 10.事例研究の実際 11.面接の進め方① 12.面接の進め方② 13.教育相談を学習指導・生徒指導・学級指導に生 かす 14.担任・生徒指導担当・スクールカウンセラー・ 養護教諭の連携 15.保護者・関係機関との連携 [テキスト] 江川文成「教育相談」(学芸図書,ISBN:47616 03747) [授業計画] 1.オリエンテーション 2.養護実習における保健指導について 3.保健指導案の作成について 4.健康診断の計画・実施について 5.養護実習の意義(講話) 6.健康診断への参加 7.健康診断への参加 8.養護実習生の心構え(講話) 9.保健指導案の検討 10.保健指導案の検討 11.歯科検診の観察 12.歯科検診の観察 13.実習直前指導 14.事後指導 15.実習報告会 [テキスト] 学校保健・安全実務研究会「新訂版 学校保健実 務 必 携( 第 2 次 改 訂 版 ) 」( 第 一 法 規 株 式 会 社, ISBN:978-4-474-02476-2 C2037 (0)) [参考図書・参考資料等] 上地安昭「学校教師のカウンセリング基礎訓練」 北大路出版 [参考書・資料等] [成績評価の方法] 受講態度,討議への参加,レポート,授業中の小 テスト(筆記試験)による総合評価。 [成績評価の方法] ・レポート,授業態度などで総合的に評価する。 −173− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 学校教育相談に関する基礎知識・技能の習得を目 標とする。 養護実習 集 中 教科教育研究(保健)Ⅰ 前 期 郷木 義子・鈴木 薫 4単位 鈴木 薫 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 学校における教育とその運営を学び,学校保健活 動における養護教諭の役割に関する基礎実践的指導 力を培う。 [授業の到達目標及びテーマ] 小学校体育科の「保健領域」 ,中学校保健体育科 の「保健分野」,高等学校保健体育科の「科目保健」 に関する教科指導の内容や方法について理解を深め る。 [授業の概要] [授業の概要] 教科理解のための基本的な内容を取り扱い,教科 担当者としての素養について考え,必要な指導技能 を学ぶ。 [授業計画] 実習校において4週間実習を行う 時期は5月下旬から6月下旬 (実習校の指定による実習期間) [授業計画] 1.小学校,中学校,高等学校でした体験した保健 の授業 2.教育課程における保健科教育の位置付け 3.健康教育の動向と保健教育の役割 4.学習指導要領と保健学習 5.子どもにとって「わかる」授業の創造①子ども の発達段階と授業内容 6.子どもにとって「わかる」授業の創造②ライフ スキル教育・ストレスマネジメント 7.子どもにとって「わかる」授業の創造③「触発」 授業と授業書の方式 8.教材研究 9.教材研究 10.「保健」の授業において求められる技術 11.「保健」の授業において求められる技術 12.「保健」の授業において求められる技術 13.「保健」授業における授業案の作成 14.「保健」授業における授業案の作成 15.まとめ [テキスト] 新しいほけん3・4年(東京書籍) 新しい保健5・6年(東京書籍) 新しい保健体育(東京書籍) 最新保健体育(保体008)(大修館) 小学校学習指導要領解説 体育編(平成20年6月, 文部科学省) 中学校学習指導要領解説 保健体育編(平成20年 9月) 高等学校学習指導要領解説 保健体育編,体育編 (平成21年12月) [テキスト] [参考書・資料等] [参考書・資料等] 特になし。 [成績評価の方法] 実習校からの評価及び提出物等から総合的に判断 する [成績評価の方法] 授業中の態度・意欲(30点),授業中に課すレポー ト(30点),試験(40点)にて総合的に評価する。 −174− 教育心理学科 教科教育研究(保健)Ⅱ 後 期 教科教育研究(保健)Ⅲ 前 期 鈴木 薫 2単位 棟方 百熊 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 〈別途指示〉 [授業の概要] 授業研究を通して実践的能力を高める。 [授業の概要] [授業計画] 1.年間計画の立て方と規定する因子 2.教材研究と指導案作り 3.領域別・教科内容の検討「心身の発達と心の健 康」の検討4.領域別・授業作りの検討「心身 の発達と心の健康」の検討 5.領域別・教科内容の検討「健康と環境」の検討 6.領域別・教科内容の検討「健康と環境」の検討 7.領域別・教科内容の検討「障害の防止」の検討 8.領域別・教科内容の検討「障害の防止」の検討 9.領域別・教科内容の検討「健康な生活と病気の 予防」の検討 10.領域別・教科内容の検討「健康な生活と病気の 予防」の検討 11.模擬授業と授業分析「心身の発達と心の健康」 の検討 12.模擬授業と授業分析「心身の発達と心の健康」 の検討 13.模擬授業と授業分析「障害の防止」の検討 14.模擬授業と授業分析「健康な生活と病気の予防」 の検討 15.まとめ [授業計画] [テキスト] 新しいほけん3・4年(東京書籍) 新しい保健5・6年(東京書籍) 新しい保健体育(東京書籍) 最新保健体育(保体008)(大修館) 小学校学習指導要領解説 体育編(平成20年6月, 文部科学省) 中学校学習指導要領解説 保健体育編(平成20年 9月) 高等学校学習指導要領解説 保健体育編,体育編 (平成21年12月) [テキスト] 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 保健学習に関する教育目的,教育内容,教材,教 育方法,評価方法について理解し,教科書に基づい た教材づくり,模擬授業を行う。 [参考書・資料等] [参考書・資料等] [成績評価の方法] 授業中の態度・意欲(50点),授業中に課すレポー ト・教材作り・授業案など(50点)。 [成績評価の方法] −175− ブラックボード使用 教科教育研究(保健)Ⅳ 後 期 衛生学 前 期 棟方 百熊 2単位 平本 一幸 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 〈別途指示〉 [授業の到達目標及びテーマ] 衛生学は「生(いのち)を衛(まも)る」ことを 基本理念とし,傷害を予防し,健康を維持・増進す るための学問である。この科目は,健康の意味や, 健康を脅かすものに関する基礎科学,傷害を予防す るための応用技術,行政制度・法律,歴史までも含 む。国民の健康と福祉に貢献できる人材を育てるこ とがこの科目の目標である。 [授業の概要] [授業の概要] 保健衛生面では,健康と疾病予防の概念を学んだ 上で,感染症とその予防,消毒法,及び生活習慣病 について学習する。更に,環境保健,母子保健,学 校保健,産業保健,成人・高齢者保健,精神保健, 地域保健・国際保健と保健福祉行政について学習す る。 [授業計画] [授業計画] 1.健康の概念 2.感染症 3.食中毒 4.感染症の予防 5.消毒法 6.生活習慣病 7.環境保健−環境因子 8.環境保健−健康影響 9.母子保健 10.学校保健 11.産業保健 12.成人・高齢者保健 13.精神保健 14.地域保健・国際保健 15.保健福祉行政 [テキスト] [テキスト] 鈴木庄亮,久道 茂監修「シンプル衛生公衆衛生 学2013」(南江堂,ISBN:) [参考書・資料等] [参考書・資料等] 編著者名:一般財団法人 厚生労働統計協会 書名:国民衛生の動向 [成績評価の方法] [成績評価の方法] 試験の成績に基づき,学則に従って評価する。 −176− 教育心理学科 ブラックボード使用 公衆衛生学 後 期 学校保健 後 期 渡辺 雅彦 2単位 鈴木 薫 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 学校保健の意義,構造,内容を理解し,学校保健 管理,学校保健教育,学校保健組織活動のあり方や 進め方について関心を深める。 [授業の概要] 社会集団の健康水準がどのように把握され,また 疾病予防のためにどのような対策がとられているか を理解できるよう,保健統計,疫学,疾病予防と健 康管理,保健・福祉対策,衛生行政など公衆衛生活 動を中心にその概要について講義する。 [授業の概要] 学校教育の中で児童生徒の健康を守る活動として, 学校保健がどのように構成され,どのような方法で 進められているかについて学習する。特に,保健管 理を中心に取り上げる。 [授業計画] 1.公衆衛生学序論 2.保健統計 3.疫学 4.疾病予防と健康管理 5.主な疾病の予防 6.環境保健 7.地域保健と保健行政 8.母子保健 9.学校保健 10.産業保健 11.老人保健・福祉 12.精神保健 13.国際保健医療 14.保健医療福祉の制度と法規 15.まとめ [授業計画] 1.学校保健の背景 2.学校保健の意義と特質 3.学校保健関連法規 4.学校保健の構造 5.学校保健と保健室 6.学校保健管理のあり方:生活管理 7.学校保健管理のあり方:心身の管理 8.学校保健管理のあり方:環境管理 9.学校保健管理のあり方:定期健康診断 10.学校保健管理のあり方: 学校保健安全計画 11.学校保健教育の進め方 12.学校保健の組織活動 13.学校保健を担う人々 14.学校安全 15.まとめ [テキスト] 鈴木庄亮,久道 茂監修「シンプル衛生公衆衛生 学2012」(南江堂,ISBN:978-4-524-26928-0) [テキスト] 新訂版 学校保健実務必携〈第2次改訂版〉(第 1法規,ISBN:978-4-474-02476-2) [参考書・資料等] [参考図書・参考資料等] 『国民衛生の動向』 厚生統計協会 門田新一郎,大津一義編著『学校保健』(大学教 育出版,ISBN:9784887309753) 学校保健ハンドブック 第5次改正 教員養成系 大学保健協議会編(ぎょうせい,ISBN:978-4-32408849-4 C3037) [成績評価の方法] 試験の結果で評価する。授業への取り組みは成績 評価の参考とする。 [成績評価の方法] 授業中の態度・意欲(30点),授業中に課すレポー ト(30点),試験(40点)にて総合的に評価する。 −177− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 公衆衛生学とは,共同社会集団の組織的な努力を 通じて,疾病を予防し,寿命を延長し,身体的・精 神的健康の維持・増進をはかる学問である。講義を 通して,人類の健康を守るためにはどのような貢献 ができるかを理解する。 健康教育論 前 期 養護学概論Ⅰ 前 期 鈴木 薫 2単位 鈴木 薫 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 健康教育に関して意欲と関心を持ち,健康教育に 関する基本的な事項を理解し,具体的な健康課題に 即した実践に取り組むことができる。 [授業の到達目標及びテーマ] 養護教諭の専門性と機能に関する基本的な事項を 理解する。 [授業の概要] 養護教諭の専門性や保健室の機能を生かした健康 教育について学ぶ。理論的な側面をふまえ,健康教 育の実践力の向上を図る。 [授業の概要] 養護教諭の歴史や現状を概観し,養護教諭の役割 や職務内容など養護教諭の活動に必要な事項につい て理解を進めることにより,養護教諭という職への 関心・意欲を高める。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.学校における健康教育 3.健康教育の対象の理解と指導方法 4.健康教育の目標と評価 5.健康教育の内容の検討⑴喫煙飲酒薬 6.健康教育の内容の検討⑵薬物乱用 7.健康教育の内容の検討⑶薬の教育 6.健康教育の内容の検討⑷性に関する教育 7.健康教育の内容の検討⑸性に関する教育 8.健康教育の内容の検討⑹性に関する教育 9.健康教育案の作成と改善⑴ 10.健康教育案の作成と改善⑵ 11.健康教育案の作成と改善⑶ 12.健康教育に関する技術的側面 13.模擬健康教育の実践と改善⑴ 14.模擬健康教育の実践と改善⑵ 15.模擬健康教育の実践と改善⑶ [授業計画] 1.これまでに出会った養護教諭と養護教諭像を目 指す動機 2.これまでに出会った養護教諭と目指す養護教諭 像 3.養護教諭と教諭,医療職との共通点・相違点 4.養護教諭になる道すじ 5.養護教諭という職名における「養護」の意味 6.養護教諭という職の発展過程 7.養護教諭の役割の変遷 8.養護教諭の活動の実際①小学校 9.養護教諭の活動の実際②中学校 10.養護教諭の活動の実際③高等学校 11.養護教諭の活動の実際④特別支援学校 12.講話Ⅰ 13.講話Ⅱ 14.養護教諭の力量形成のための学びの道すじ 15.まとめ [テキスト] 必要に応じて紹介する。 [テキスト] 三木とみ子/編集代表『四訂 養護概説』(ぎょ うせい,ISBN-13:978-4324085943) [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] ・レポート,授業態度,発表などで総合的に評価す る。 [成績評価の方法] 授業中の態度・意欲(30点),授業中に課すレポー ト(30点),試験(40点)にて総合的に評価する。 −178− 教育心理学科 養護学概論Ⅱ 後 期 健康相談活動 後 期 鈴木 薫 2単位 鈴木 薫 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 養護教諭の行う健康相談活動の特徴について理解 し,それに必要な基礎的知識と技術を習得するとと もに,児童生徒等の心と体の両面からの対応や支援 のあり方について考える。 [授業の概要] 実際の学校場面を想定して,保健室における養護 実践の計画,実施,評価,改善を行い,養護実践の 基本を学ぶ。 [授業の概要] 養護教諭の職務の特質や保健室の機能を生かした 健康相談活動の基礎的基本的な知識や技能を習得し, 教育現場における児童生徒の健康課題への対応につ いて概説する。 [授業計画] 1.養護教諭の活動過程 2.計画と評価:教育計画と学校保健計画 3.計画と評価:保健室経営計画と活動計画 4.健康課題の把握:健康観察 5.健康課題の把握:健康診断 6.健康課題の解決・改善:健康調査 7.健康課題の解決・改善:救急処置活動 8.健康課題の解決・改善:健康相談活動 9.健康課題の解決・改善:健康相談 10.健康課題の解決・改善:保健指導 11.健康課題の解決・改善:危機管理 12.健康課題の解決・改善:感染症予防 13.組織活動 校務分掌・連携 14.研修・研究 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーションと健康相談活動の基本的理 解 2.児童生徒の心身の健康問題の現状と背景 3.養護教諭の職務の特質及び保健室の機能と健康 相談活動 4.健康相談活動に関する諸理論 5.健康相談活動に求められる資質・能力・技能 6.健康相談活動に生かすカウンセリングの理論と 技法 7.健康相談活動のプロセス 8.健康相談活動におけるヘルスアセスメント 9.保健室における課題設定演習 10.保健室における課題設定演習 11.健康相談活動における連携 12.保健室登校のとらえ方と対応 13.問題に応じた対応 14.健康相談活動の記録と評価 15.まとめ [テキスト] 養護教諭の活動の実際 編著 静岡県養護教諭研究会 監修 林 典子 ㈱東山書房 ISBN:978-4-8278-1487-3 [テキスト] 養護教諭の健康相談ハンドブック 森田光子(著) ㈱東山書店 ISBN-10:4827814965 [参考図書・参考資料等] 三木とみ子/編集代表『四訂 養護概説』(ぎょ うせい,ISBN-13:978-4324085943) 学校保健・安全実務研究会編『新訂版 学校保健 実務必携』第一法規 [参考書・資料等] 必要時に別途指示する。 [成績評価の方法] 授業中の態度・意欲(30点),授業中に課すレポー ト(30点),試験(40点)にて総合的に評価する。 [成績評価の方法] 授業中の態度・意欲(30点),授業中に課すレポー ト(30点),試験(40点)にて総合的に評価する。 −179− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 保健室における養護教諭の活動について実践的に 理解する。 栄養学 前 期 食品学 前 期 本田 真美 1単位 本田 真美 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 栄養素の種類と体内での役割と代謝および食物摂 取とその消化吸収のメカニズムを学ぶ。さらに,子 どもの発育・発達と食生活の関連について理解を深 める。 [授業の到達目標及びテーマ] 食品についての基礎的知識を学び,食品の成分や 機能を理解するとともに,食品を生態や生産から栄 養科学,流通,調理,廃棄,文化等とのつながりで 理解することを目指す。 [授業の概要] 栄養の基礎的知識を体系的に理解する。 [授業の概要] 食品についての基礎的知識を学ぶ。 [授業計画] 1.栄養とは 2.消化吸収・代謝 3.糖質の構造と消化吸収・代謝 4.脂質・たんぱく質の構造と消化吸収・代謝 5.無機質・ビタミンの構造と消化吸収・代謝 6.食事摂取基準・食事構成に関する基礎知識 7.発育・発達と食生活 [授業計画] 1.人間と食品 2.食品成分の化学その1 3.食品成分の化学その2 4.食品の基礎知識(野菜) 5.食品の基礎知識(果物・芋) 6.食品の基礎知識(魚介・肉・大豆製品等) 7.食品の基礎知識(穀類・調味料等) 8.まとめ [テキスト] 五十嵐脩他著,最新栄養学, 実教出版 (ISBN-13: 978-4407320701) [テキスト] 株式会社食生活プランニング(編),「食べもの・ 食育図鑑」,群羊社(IBSN:978-4-906182-70-1) [参考書・資料等] [参考書・資料等] [成績評価の方法] 試験60%,レポート等40%により評価する。 [成績評価の方法] 試験60%,レポート等40%により評価する。 −180− 教育心理学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 解剖学 前 期 生理学 後 期 洲崎 悦子 2単位 小山 眞也・洲崎 悦子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 私達の 「体」 の構造と機能や私達が生きている仕 組みを理解し,さらに代表的疾患について理解する ことを目指す。 [授業の概要] 人体の構造と機能を学ぶと共に,その調節機構を 学習し,私達が生きている仕組みを理解していく。 解剖学では,導入として細胞や人体を構成する単位 を学び,続いて循環器系・人体の調節系である神経 系と内分泌系・外皮系・筋骨格系・消化器系につい て学習する。 [授業の概要] 解剖学に引き続いて,人体の構造と機能を学ぶと 共にその調節機構を学習し,私達が生きている仕組 みを理解する。さらに,調節系の異常によって生じ る主な疾患について理解していく。 [授業計画] 1.生きている最小の単位:細胞 2.人体を構成する単位:組織・器官・器官系 3.血液 4.循環器系⑴:心臓と血液循環 5.循環器系⑵:リンパ管系と免疫機構 6.神経系⑴:概要 7.神経系⑵:中枢神経系と末梢神経系 8.神経系⑶:自律神経系 9.内分泌系⑴:ホルモンと概要 10.内分泌系⑵:内分泌に関わる各器官 11.外皮系と体性感覚 12.筋・骨格系:体を支える骨格系と動かす筋系 13.消化器系⑴:概要と消化 14.消化器系⑵:栄養素の吸収 15.消化器系⑶:栄養管理の中枢:肝臓 [授業計画] オムニバス方式:洲崎4回,小山11回担当 1.呼吸器系(洲崎) 2.泌尿器系(洲崎) 3.女性生殖器系(洲崎) 4.男性生殖器系(洲崎) 5.生殖器系の疾患(小山) 6.受精と個体発生(小山) 7.成長に伴う生理的変化(小山) 8.血液の疾患(小山) 9.循環器系疾患:血圧異常,心疾患,脳血管障害 (小山) 10.代謝疾患:内分泌疾患(糖尿病),中毒(小山) 11.呼吸器系の疾患:感染症とアレルギー(小山) 12.消化器系の疾患(小山) 13.泌尿器系の疾患(小山) 14.皮膚と感覚器系の疾患(小山) 15.老化に伴う生理的変化(小山) [テキスト] ゲーリー ・A・ティボドー / ケビン・T・パットン 著 コメディカルサポート研究会 訳「カラーで学ぶ 解剖生理学」(医学書院,ISBN:4-260-34390-4) [テキスト] ゲーリー ・A・ティボドー / ケビン・T・パットン 著 コメディカルサポート研究会 訳「カラーで学ぶ 解剖生理学」(医学書院,ISBN:4-260-34390-4) [参考書・資料等] [参考書・資料等] [成績評価の方法] 毎講義後に掲示するBb課題の提出状況と得点 (20%),中間試験の成績(40%),期末試験の成績 (40%)で評価する。 [成績評価の方法] 毎講義後に掲示するBb課題の提出状況と得点 (20%),中間試験の成績(20%),期末試験の成績 (60%)で評価する。 −181− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 私達の 「体」 の構造と機能について学び,私達が 生きている仕組みを理解することを目指す。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 微生物学 後 期 免疫学 前 期 森 宏樹 2単位 森 宏樹 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 微生物は我々の身近に存在し,人にとって有益な ものもあれば,感染症の原因となるものもある。感 染症の予防・対策の基礎知識となる病原微生物およ び感染症について理解する。 [授業の到達目標及びテーマ] 免疫とは,自己,非自己を認識し,非自己を排除 する高度に発達した生体防御システムである。その 巧妙な仕組みについての基礎知識を習得し,生体の 防御機構について理解する。 [授業の概要] 感染症は,微生物に特有な構造や機能を介して発 症するため,感染症を理解する上で微生物の構造や 性質を理解することは必要不可欠である。本講では, 微生物の基本的な構造や性質,微生物の病原性を規 定する要因,病原微生物の感染機構について理解し, 感染症の病態および予防方法などについて学ぶ。 [授業の概要] 自己・非自己の認識および非自己の排除を行う免 疫系には,多様な細胞および生体分子が関わってお り,それらがどのように構築・制御され,非自己に 対してどのように作用するのかを理解する。また, 免疫の異常や破綻により引き起こされるアレル ギー・自己免疫疾患など種々の疾患,予防接種およ びワクチンについて理解する。 [授業計画] 1.細胞を構成する分子 2.遺伝情報と代謝 3.細菌の性質 4.真菌・原虫の性質 5.ウィルスの性質 6.感染症の発症と症状 7.感染症の感染経路 8.感染症の予防 9.感染症の治療と対策 10.細菌性感染症1(ジフテリア,百日ぜき,結核) 11.細菌性感染症2(細菌性食中毒) 12.細菌性感染症3(う蝕,食餌性ボツリヌス症, 淋病,クラミジア感染症) 13.真菌症,赤痢アメーバ,マラリア,病原寄生虫 14.ウイルス感染症1(水痘,アデノウイルス感染症, かぜ症候群,インフルエンザ) 15.ウイルス感染症2(麻疹,風疹,流行性耳下腺炎, ウイルス性下痢症) [授業計画] 1.導入 2.免疫の基礎 3.自然免疫 4.細胞性免疫 5.液性免疫 6.多様性と非自己の獲得 7.血清療法* 8.予防接種とワクチン 9.アレルギー総論 10.アレルギー各論1(アレルギー性鼻炎) 11.アレルギー各論2(アレルギー性結膜炎・アト ピー性皮膚炎) 12.アレルギー各論3(気管支ぜん息) 13.アレルギー各論4(食物アレルギー・アナフィ ラキシー) 14.腫瘍免疫と移植免疫 15.免疫学の応用 [テキスト] 系統看護学講座 専門基礎分野 疾病のなりたちと 回復の促進[3]微生物学(医学書院,ISBN:978 -4-260-00673-6) [テキスト] ・ 齋 藤 紀 先 著,「 休 み 時 間 の 免 疫 学 」( 講 談 社, ISBN:978-4-06-155714-7) ・文部科学省監修, 「学校のアレルギー疾患に対す る取り組みガイドライン」,日本学校保健会 [参考図書・参考資料等] ・系統看護学講座 基礎専門分野 人体の構造と機 能[2]生化学(医学書院) ・東匡伸,小熊惠二著,シンプル微生物学(改訂第 4版)(南江堂) ・北元憲利著,休み時間の微生物学(講談社) [参考書・資料等] ・矢田純一,高橋秀実監訳,イラストレイテッド免 疫学(丸善) ・萩原清文著,好きになる免疫学(講談社) ・河本宏著,もっとわかる免疫学(羊土社) [成績評価の方法] 課題,小テスト,定期試験により総合的に評価す る。 [成績評価の方法] 課題,小テスト,定期試験により総合的に評価す る。 −182− 教育心理学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 薬理概論 前 期 精神保健 後 期 森 宏樹 2単位 北川 歳昭 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 精神保健の基本概念の習得を目的とする。あわせ て子どもや保護者の精神的健康を守る養護教諭・心 理専門職としてのもののとらえ方を身につけること を目指す。 [授業の概要] 病気とは,細胞内の生体反応のバランスが崩れた 状態ともいえる。このバランスを正常な状態に戻す 手助けをするのが薬である。薬は,生体内の細胞に 作用し,細胞内の様々な生体反応を修飾することに よりその作用を発揮する。本講では,細胞内での情 報伝達系,医薬品の薬理作用の基本的概念および代 表的な医薬品の作用について理解する。 [授業の概要] 子どもの発達に及ぼす人的及び社会的環境の重要 性と現代社会における問題性に気づかせ,現代に生 きる子どもの精神的健康の保持・増進及び精神的不 健康(精神疾病・適応障害)や発達障害への対応に ついて,臨床的かつ実践的な知識を学ぶ。さらに大 人(保護者・教員)の精神的健康(メンタルヘルス) についても学び,広く精神保健の知識と対処法,サ ポート技術を身につける。 [授業計画] 1.導入 2.反応速度論 3.細胞情報伝達系 4.薬物の作用様式 5.薬物の投与経路 6.薬物の体内動態 7.薬効への影響因子 8.薬物の製剤化 9.薬物の有害作用 10.薬物乱用・薬物依存症 11.抗感染症薬 12.抗アレルギー薬・抗炎症薬 13.神経系作用薬 14.その他の薬剤 15.サプリメント・漢方薬 [授業計画] 1.精神保健とは 2.精神保健の生理的基礎 3.精神保健の心理的基礎 4.精神保健における臨床的理解 5.精神保健における臨床的な援助 6.乳幼児期の精神保健 7.児童期の精神保健 8.青年期の精神保健 9.成人・老年期の精神保健 10.家庭環境と精神保健 11.学校環境と精神保健 12.職場環境と精神保健 13.虐待する親の心理,アダルトチルドレン 14.親への支援と訓練 15.人格発達と精神保健,全体のまとめ [テキスト] 丸山敬著,休み時間の薬理学(講談社サイエンテ ィフィック,ISBN:978-4-06-155706-2) [テキスト] 小林芳郎(編著)「精神保健の理論と実際」(保育 出版社,ISBN:4-938795-47-7 C3337) [参考書・資料等] ・系統看護学講座 専門基礎分野 疾病のなりたちと回復の促進[2]薬理学(医学 書院) ・シンプル薬理学(改訂第4版)(南江堂) [参考書・資料等] 適宜紹介する。 [成績評価の方法] 課題,小テスト,定期試験により総合的に評価す る。 [成績評価の方法] レポート,授業中の小テスト(筆記試験)による 総合評価。 −183− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 医薬品がどのように疾患に対して機能するかなど 医薬品の薬理作用,薬効作用機序などの医薬品の基 礎知識について習得する。 小児精神医学 後 期 看護学概論 前 期 高田 広之進 2単位 郷木 義子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 〈別途指示〉 [授業の到達目標及びテーマ] 看護学の基本的な概念と理論を学び,ライフサイ クルにおける健康問題とその看護について理解する。 また養護教諭に必要な学校における看護の基本的知 識について理解する。 [授業の概要] [授業の概要] 看護の対象を病気を抱える人だけでなく,広く人 間の健康問題と看護の役割を捉えることにより,養 護教諭に必要な看護能力や,学校看護の役割などに ついて関連づけて考え,養護教諭に必要な学校にお ける看護の基本的知識の修得を目指す。 [授業計画] [授業計画] 1.ガイダンス 看護学を学ぶために 2.健康とは何か 3.病気とは何か 4.看護とは何か 5.看護の対象の理解 6.ライフサイクルにおける健康問題と看護⑴ 胎生期 新生児期 7.ライフサイクルにおける健康問題と看護⑵ 乳幼児期 8.ライフサイクルにおける健康問題と看護⑶ 学童期 9.ライフサイクルにおける健康問題と看護⑷ 思春期 10.ライフサイクルにおける健康問題と看護⑸ 成人期,老年期 11.学校における慢性疾患をもつ子どもへの支援⑴ 12.学校における慢性疾患をもつ子どもへの支援⑵ 13.養護と看護をめぐって 14.子どもの命を守るための看護活動 15.まとめ [テキスト] [テキスト] 「学校看護」(東山書房,ISBN:978-4-8278-1500-9) [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 『看護学概論』 医学書院 [成績評価の方法] [成績評価の方法] 受講態度,小テスト,レポートなどによる総合評 価 −184− 教育心理学科 学校看護学演習 後 期 フィジカル・アセスメント 前 期 郷木 義子 1単位 郷木 義子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] フィジカルアセスメントに関する知識・技術を習 得することにより,養護教諭として児童生徒の健康 状態の変化に対応できる能力を養う。 [授業の概要] 養護教諭として必要な基礎看護技術の修得を目指 し,それらが臨床実習や養護実習で応用できるよう 実習を行う [授業の概要] 養護教諭がおこなうフィジカルアセスメントの意 義が理解でき,そのための知識,技術の取得を目指 す。学校で起こりうる事例を取り上げ,養護教諭と しての必要なアセスメントを系統的に理解できるこ とを目指す。 [授業計画] 1.ガイダンス 2.自己理解,他者理解 3.コミュニケーション技術 4.保健室の環境整備 5.感染予防のための基礎技術⑴ 消毒と無菌操作 6.感染予防のための基礎技術⑵ 保健室での感染予防対策 7.ボディメカ二クスと姿勢⑴ ボディメカ二クスと基本的な姿勢 8.ボディメカ二クスと姿勢⑵ 安楽な姿勢 9.移乗・移動動作⑴ 体位変換 10.移乗・移動動作⑵ 搬送 11.与薬と看護 12.罨法 13.学校における医療的ケア(吸引,導尿,) 14.学校における医療的ケア(経管栄養) 15.まとめ [授業計画] 1.ガイダンス 2.養護教諭の専門性とフィジカルアセスメント 3.養護教諭が行うフィジカルアセスメントの意義 4.フィジカルアセスメントの進め方 5.フィジカルアセスメントに必要な基本技術(1) バイタルサインのアセスメント 意識,脈拍 6.フィジカルアセスメントに必要な基本技術(2) バイタルサインのアセスメント 血圧,呼吸 7.フィジカルアセスメントに必要な基本技術(3) 問診,視診 8.フィジカルアセスメントに必要な基本技術(4) 打診,聴診 9.子どもの訴えに応じたフィジカルアセスメント(1) 頭痛 腹痛 10.子どもの訴えに応じたフィジカルアセスメント(2) 歯痛 咽頭痛 11.子どもの訴えに応じたフィジカルアセスメント(3) 関節痛 不定愁訴 他 12.意識状態のアセスメント 13.部位別フィジカルアセスメント(1) 顔面,耳,眼,口唇,口腔 皮膚 14.部位別フィジカルアセスメント(2) 筋,骨格,関節のアセスメント 15.まとめ [テキスト] 「学校看護」(東山書房, ISBN:978-4-8278-1500-9C 2037) [テキスト] 『フィジカルアセスメント』 −救急保健管理と保 健指導―(東山書房,ISBN978-4-8278-1457-6) [参考図書・参考資料等] [参考書・資料等] [成績評価の方法] 受講態度,レポート等の総合評価 [成績評価の方法] 受講態度,小テスト,レポートなどによる総合評 価 −185− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 基本的な看護技術に関する知識・技術を身につけ ることを目標とする。 学校において子どもの健康増進や健康問題への支 援のために,養護教諭として必要な看護の基礎的知 識・技術を理解し,実践できる 看護学臨床実習指導 集 中 看護学臨床実習 集 中 郷木 義子 1単位 郷木 義子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 実習事前指導 実習を効果的に行うために知識・技術を習得する。 また臨床実習における自己の目標を明確にし,意識 を高める。 実習事後指導 実習を振り返り,各病院での経験を交流し,また 個人の経験から養護教諭として自らの課題を明らか にする。 [授業の到達目標及びテーマ] これまでに修得した,知識や技術を統合し,さま ざまな臨床場面において保健医療活動の実際を体験 し,養護教諭として必要な能力を養うことを目標と する。合わせて,子どもの健康問題解決のために, 保健医療機関とどのように関わる事が出来るかを考 察する。 [授業の概要] [授業の概要] 10日間の臨床実習を通して学習する(各実習病院 のプログラムによる) [授業計画] 実習事前指導 1.オリエンテーション 臨床実習の目標と意義 2.病院の機能の理解⑴ 3.病院の機能の理解⑵ 4.実習内容・日誌の書き方 5.各実習病院における事前指導⑴ 6.各実習病院における事前指導⑵ 実習事後指導 1−3.実習報告会に向けてのまとめ 4−6.実習報告会(個人と病院別グループ) 7.まとめ *必要に応じて個人面談を行います [授業計画] 2月下旬から3月下旬にかけて,大学が指定した 実習病院において2週間(10日間),実習を行う。 [テキスト] [テキスト] [参考書・資料等] [参考書・資料等] [成績評価の方法] レポート課題,プレゼン等を総合的に評価する [成績評価の方法] 実習病院による評価及び提出物等を総合的に評価 する −186− 教育心理学科 学校救急処置 後 期 学校救急処置演習 前 期 郷木 義子 1単位 郷木 義子・鈴木 薫 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 養護教諭に必要な救急処置な知識と技術を修得す る。そして,学校における事故防止についての関心 を深める。 [授業の概要] 学校で発生しやすい事故とその救急処置をまなび, 養護教諭としての判断や処置を検討する。そのため の基本的な知識と技術を習得する。また,学校内に おける救急体制や危機管理も含めて考える。 [授業の概要] 突発した傷病の重症度,緊急度の判断の方法,適 切な処置を行うために必要な知識と技術の習得を目 的としている。救急処置の理論に基づいた基礎的な 知識を確認しながら,救急処置における養護教諭の 役割を学ぶ。 [授業計画] 1.ガイダンス 2.学校における救急処置の考え方:目的,範囲 3.学校における救急体制 4.救急処置活動の基本的な対応の流れ 5.学校における事故発生の現状 6.児童生徒に起こりやすい事故とその予防⑴ 7.児童生徒に起こりやすい事故とその予防⑵ 8.救急処置活動の基本(体位,保温,観察) 9.救急処置活動の基本(心肺蘇生法・止血法・包 帯法・固定法・搬送法) 10.救急処置活動の基本(心肺蘇生法・止血法・包 帯法・固定法・搬送法) 11.救急処置活動の基本(心肺蘇生法・止血法・包 帯法・固定法・搬送法) 12.救急処置活動の基本(心肺蘇生法・止血法・包 帯法・固定法・搬送法) 13.救急処置活動の基本(心肺蘇生法・止血法・包 帯法・固定法・搬送法) 14.救急処置活動の基本(心肺蘇生法・止血法・包 帯法・固定法・搬送法) 15,まとめ *教材費としての徴収をすることがあります。 [授業計画] 1.ガイダンス 2.救急処置における養護教諭の役割 3.観察,検診の基本 4.内因性の救急処置(痙攣,過換気症候群等) 5.内因性の救急処置(腹痛,頭痛,発熱,めまい 等) 6.内因性の救急処置(呼吸困難,喘息等) 7.内因性の救急処置(その他) 8.外因性の救急処置(創傷等) 9.外因性の救急処置(火傷等) 10.外因性の救急処置(骨折,捻挫,脱臼等) 11.外因性の救急処置(その他) 12.緊急性の高いもの(頭部,胸部,腹部,顔面打 撲等) 13.緊急性の高いもの(熱中症,アナフィラキシー ショック等) 14.学校における危機管理体制 15.まとめ [テキスト] −職場・学校・家庭・地域での−応急手当マニュア ル』(ふくろう出版,ISBN:978-4-86186-400-1) [テキスト] [参考書・資料等] [参考書・資料等] [成績評価の方法] 受講態度,小テスト,レポートなどによる総合評 価 [成績評価の方法] レポート,実技試験等で総合的に判断する −187− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 学校において必要とされる救急処置能力について 理解する。そのための理論とそれに基づいた基礎的 な救急処置の方法について理解する。学校現場での 救急処置のあり方と養護教諭の役割について考える。 ブラックボード使用 小児看護学(小児保健) 前 期 ダンスの社会学 前 期 郷木 義子 2単位 桑原 和美 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 小児期の発育・発達を理解し,子どもの心身の成 長と健康を援助するために必要な知識や技術を習得 する。また小児の健康問題や小児期特有の疾病とそ の予防について理解する。 [授業の到達目標及びテーマ] 踊ることは身体を素材にして自己を表現する人間 的な活動であり,現代社会では,遊び,教育,運動, 治療,仲間や地域との連帯など,さまざまな意味と 役割を持つ。授業ではダンスを踊ることや観ること が,私たちの社会,生活,こころとどのように関わっ ているのか,様々なダンスを観ながら考えていく。 [授業の概要] 次代を担う子どもが心身ともに健やかに育ってい くことはすべての人々の願いである。小児保健では 絶えず発育発達しつづけている子どもの特徴を理解 し,それぞれの発達段階に応じた心身の健康を維持 増進するための施策や保健行動,養育方法などを考 えていく。 [授業の概要] できるだけ多くの映像を用いながら,さまざまな 領域のダンスについて関心を広げ・深めるとともに, ダンスが教育や健康づくり,人と人とのコミュニ ケーションに果たす役割や可能性について考える。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.小児保健の意義 3.小児保健の動向 4.小児の発育・発達 ⑴ 身体発育と生理機能の発達 5.小児の発育・発達 ⑵ 精神・運動機能の発達 6.小児の生活と養護 ⑴ 環境 7.小児の生活と養護 ⑵ 清潔・睡眠等 8.子どもの病気とその予防 ⑴ 感染症 アレルギー性疾患 9.子どもの病気とその予防 ⑵ 呼吸器疾患 10.子どもの病気とその予防 ⑶ 循環器疾患 11.子どもの病気とその予防 ⑷ 骨格 筋系疾患 12.子どもの病気とその予防 ⑸ 消化器疾患 13.病気を抱える子どもの支援 14.子どものための保健福祉行政 15.まとめ [授業計画] 1.イントロダクション(ダンスの世界) 2.発育発達の視点からのアプローチ 3.教育における身体表現・ダンス 4.地域社会とダンス⑴ 5.地域社会とダンス⑵ 6.ミュージカルとダンス 7.レビューとダンス 8.バレエの歴史と種類 9.古典的なバレエ・現代的なバレエ 10.サーカスとダンス 11.日本の舞踊 12.ダンス for ALL:障害のある子どもとダンス 13.ダンス for ALL:障害のある人とダンス 14.コミュニケーションとしてのダンス 15.授業のまとめ *順序や内容は幾分変更になることがあります。 [テキスト] 『心とからだを育む子どもの保健Ⅰ』 (保育出版社) [テキスト] 特に指定しない。 プリントとビデオを使用する。 [参考書・資料等] [参考書・資料等] 適宜紹介する。 [成績評価の方法] 受講態度,小テスト,レポートなどによる総合評 価 [成績評価の方法] 通常の授業態度,レポート,発表などにより総合 的に評価する。 −188− 教育心理学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 子どもの身体運動と健康 後 期 心と身体のフィットネス 後 期 桑原 和美 2単位 桑原 和美 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] ① こどもの成長・発達の過程において身体運動が 果たす役割と重要性,現代の子どもたちが抱え る身体・健康の問題について幅広い関心を持ち, 理解する。また教育者・指導者としての役割や 注意すべきことを考える。 ② 子どもの身体的な活動(遊び・運動)をサポー トできる実践的な力を養う。 [授業の到達目標及びテーマ] この授業では,「からだ」を通して「こころ」に 働きかける方法について,理論と実践を通して学ぶ。 「こころ」と「からだ」のつながりを意識し,自分 自身や子ども,高齢者を含めた他者とのコミュニ ケーションの方法として活用できる力を養う。 [授業の概要] 呼吸法,自律訓練法,リラクゼーション,ムーブ メント(ダンス)セラピー,ヨガ他の論と実践を通 して,こころとからだの健康について学ぶ。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.身体の中身を描いてみよう 3.こどもの身体と発育発達の特性 4.学童期の発育と運動機能の発達 5.現代におけるこどもの身体活動の諸問題1 6.現代におけるこどもの身体活動の諸問題2 7.子どもにとっての遊びの意義 8.子どもの身体活動ガイドライン 9.身体活動とメンタルヘルス 10.子どもの身体活動の量と質 11.身体活動とコミュニケーション 12.子どもの身体表現−身体が発する言葉 13.幼児期・学童前期の運動遊び(実践) 14.子どもの運動あそび(実践) 15.授業のまとめ *講義内容の順序は変更になることがあります。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.からだの声に耳を澄ませて:呼吸法 3.ストレッチングとリラクゼーション 4.ムーブメント・セラピーの理論と実際⑴ 5.ムーブメント・セラピーの理論と実際⑵ 6.ムーブメント・セラピーの理論と実際⑶ 7.子どもと遊ぶムーブメント⑴ 8.子どもと遊ぶムーブメント⑵ 9.子どもと遊ぶムーブメント⑶ 10.ヨガの理論と実際⑴ 11.ヨガの理論と実際⑵ 12.ピラティスの理論と実際⑴ 13.ピラティスの理論と実際⑵ 14.タッピング・タッチ・コミュニケーション 15.授業のまとめ *順序や内容は幾分変更になることがあります。 [テキスト] 特に指定しない。 授業時にプリントを配布する。 [テキスト] 特に指定しない。 必要に応じて用意する。 [参考書・資料等] 授業において,適宜紹介する。 [参考書・資料等] 適宜紹介する。 [成績評価の方法] 通常の授業態度,レポート,発表などにより総合 的に評価する。 [成績評価の方法] 受講態度,発表,レポートなどを総合的に評価す る。 −189− 専門︵教育心理︶ [授業の概要] 上記の目標・テーマと授業計画に沿って,講義す る。また実際に子どもたちと一緒にできる身体を 使った活動(遊び)を考え,工夫・実践する。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 初年次教育Ⅰ(心理) 前 期 初年次教育Ⅱ(心理) 後 期 森 宏樹・岩佐 和典 1単位 森 宏樹・岩佐 和典 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 大学生活を成功させ,職業生活や社会生活の基盤 となる基礎的能力および態度を身につけることを目 標に,大学での基本的なアカデミックスキルを学ぶ。 [授業の到達目標及びテーマ] 初年次教育Ⅰに引き続き,大学生活を成功させ, 職業生活や社会生活の基盤となる基礎的能力および 態度を身につけることを目標に,問題の発見・解決 技法を学び,コミュニケーション能力を育成する。 [授業の概要] 高校までは受動的な学習が中心であるが,大学で は能動的な学習が求められる。また,大学の授業で は多様な知識・情報を収集し,複眼的・論理的に分 析,評価し,表現することが求められる。大学にお ける基本的な学習方法を習得し,養護・保健・特別 支援教育,教育・臨床心理などのテーマについてレ ポートを作成することによって,これら能力の養成 を目指す。 [授業の概要] 大学の授業では,多様な知識・情報を収集し,複 眼的・論理的に分析,評価し,表現することが求め られる。本講では,KJ法などによる問題点抽出や 解決策探索の方法を学ぶとともに,教育や心理につ いてSGD(スモールグループディスカッション)や ディベートを行い,他者の意見・価値観を理解・尊 重しながら,自己の意見を述べる練習を行う。また, プレゼンテーション能力の向上も図る。 [授業計画] 1.ガイダンス 2.ノートテイキング 3.クリティカルリーディング 4.情報検索法 5.学び方のマナー 6.論理展開 7.レポートの書き方1 8.レポートの書き方2 9.テーマに関する調査(テーマ1) 10.レポート作成(テーマ1) 11.施設見学 12.レポート評価(テーマ2) 13.テーマに関する調査(テーマ2) 14.レポート作成(テーマ2) 15.レポート評価(テーマ2) [授業計画] 1.ガイダンスと他己紹介 2.SGD(コンセンサスゲーム) 3.KJ法の説明 4.テーマに関する調査 5.KJ法の実践(SGD) 6.KJ法の実践(プロダクトの作成) 7.ディベートの解説 8.ディベートの準備 9.ディベートの練習 10.ディベートの実践 11.プレゼンテーションの解説 12.発表準備 13.発表会1 14.発表会2 15.発表会3と講評 [テキスト] [テキスト] [参考図書・参考資料等] ・大学基礎講座 改増版 ̶ 充実した大学生活を おくるために ̶(北大路書房) ・レポート・論文・プレゼン スキルズ(くろしお 出版) ・理科系の作文技術(中央公論社) ・知へのステップ 改訂版(くろしお出版,ISBN: 978-4-87424-355-8) [参考図書・参考資料等] ・大学基礎講座 改増版 −充実した大学生活をお くるために−(北大路書房) ・レポート・論文・プレゼン スキルズ(くろしお 出版) ・知へのステップ 改訂版(くろしお出版,ISBN: 978-4-87424-355-8) [成績評価の方法] 受講態度,レポート・課題の提出状況及び内容に より総合的に評価する。 [成績評価の方法] 受講態度,レポート・課題の提出状況及び内容に より総合的に評価する。 −190− 教育心理学科 ブラックボード使用 ボランティア体験Ⅰ (理解と体験) 森 宏樹 ブラックボード使用 前 期 1単位 ボランティア体験Ⅱ (活動の実践) 森 宏樹 集 中 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 地域社会に貢献する心を育み,地域教育や社会福 祉の課題を理解し,コミュニケーション能力と実践 的指導力を育成する。 [授業の概要] 子どもや社会的弱者との相互信頼関係を構築する ためには,まず子どもや社会的弱者の気持ち,不自 由さを共有・共感することが必要である。これらが あって初めて子どもや社会的弱者への理解が始まる。 コミュニケーション研修,不自由体験,講演,教育・ 社会福祉機関での見学・体験活動を通じ,子どもや 社会的弱者と接する技能・態度を学ぶとともに,自 己の将来像を明確にし,大学での学習モチベーショ ンを高める。また,得られた経験・知識についてプ レゼンテーションを行い,学習を深化させる。 [授業の概要] ボランティア活動は,非営利かつ自主的な人や社 会に対する貢献活動である。さらに,ボランティア 活動実践者の生涯学習や社会的使命感の充実の場で もある。教育・社会ボランティアを通じ,自己・他 者・社会への理解を促進するとともに,相互信頼関 係の構築に必要なコミュニケーション能力の向上を 図り,実践的指導力を育成する。また,職業観・勤 労観の育成・醸成を図る。そして,ボランティア活 動で得られた経験・知識について他者と共有し,学 習を深化させる。 [授業計画] 1.ガイダンス 2.コミュニケーション研修(外部講師) 3.ボランティアについての講演(外部講師) 4.不自由体験 5.事前学習1(計画書作成) 6.体験学習1(施設見学) 7.体験学習1(施設見学) 8.事後学習1(ポスター作成) 9.発表会 10.事前学習2(計画書作成) 11.体験学習2(課外活動) 12.体験学習2(課外活動) 13.体験学習2(課外活動) 14.体験報告会1 15.体験報告会2 [授業計画] 1.ガイダンス 2.ボランティア活動の紹介(教育系) 3.ボランティア活動の紹介(医療・福祉系) 4.活動計画の作成 5.ボランティア活動の実践1 6.ボランティア活動の実践1 7.ボランティア活動の実践1 8.ボランティア活動の実践1 9.ボランティア活動の実践2 10.ボランティア活動の実践2 11.ボランティア活動の実践2 12.ボランティア活動の実践2 13.事後学習 14.発表会 15.発表会・総括 [テキスト] なし [テキスト] なし [参考図書・参考資料等] 授業中,適宜紹介する。 [参考書・資料等] 授業中,適宜紹介する [成績評価の方法] 受講態度,報告書の提出状況及び内容により総合 的に評価する。 [成績評価の方法] 受講態度,報告書の提出状況及び内容,体験先で の評価などにより総合的に評価する。 −191− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 子どもや社会的弱者の心理,立場,環境を理解し, 相互信頼関係を構築できるよう基礎的知識,技能, 態度を習得する。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 教職研究Ⅰ 後 期 教育心理ゼミナールⅠa 前 期 石山 貴章・岡田 信吾 1単位 石山 貴章 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ・教師に必要とされている専門的知識を高め,教育 情報を適切に理解していく力を養っていく。 ・教師としての資質を高めていくために,学校教育 に関連することがらや内容を深く学びとっていく。 [授業の到達目標及びテーマ] 到達目標:卒業論文作成に関する基本的知識・技能 の習得と研究推進能力育成。 テーマ:自己の研究課題における問題と目的,方法 の設定。 [授業の概要] 教師に必要とされる基本的な学校教育関連内容を 学びながら,学校現場の状況や現在の教育的問題・ 課題を把握していく。また,児童・生徒理解,個々 の子どもの実態把握の方法等について,それぞれの 教育領域に共通した事項を学びとっていく。 [授業の概要] 本講では,研究を行う上で必要な,知識・技能・ 手続きなどについての基本的理解を図っていく。ま た,先行研究や文献を援用しながら,社会の様々な 事象に対する問題意識を高め,個々の研究推進能力 を育成していく。具体的には,関連文献を精読し批 評的に発表・討論しながら,先行研究の知見を自己 の卒業研究の構想に関連づけ,卒業論文のテーマ設 定と研究方法を練り上げていく。 [授業計画] 第1回:オリエンテーション 教職研究の必要性 第2回:教職の基本的理解⑴教育の基本概念・教授・ 学習理論 第3回:教職の基本的理解⑵教育課程・学習指導 第4回:教職の基本的理解⑶道徳・人権・同和問題 第5回:教職の基本的理解⑷いじめ・不登校・非行 第6回:教職の基本的理解⑸養護・保健・特別支援 第7回:教育の歴史⑴西洋教育史 第8回:教育の歴史⑵日本教育史 第9回:学校教育の法規・制度⑴教育基本法・学校 教育法 第10回:学校教育の法規・制度⑵教育の権利・児童 の権利 第11回:学校教育の法規・制度⑶就学指導・教育相 談 第12回:学校教育の法規・制度⑷教職員の職務規定・ 懲戒と体罰 第13回:教育心理に関する基本的理解⑴心理学史・ 発達理論 第14回:教育心理に関する基本的理解⑵学習理論・ 教育評価 第15回:まとめ 定期試験 [授業計画] 1.オリエンテーション(研究とは) 2.研究に関する基礎理論Ⅰ(研究者倫理について) 3.研究に関する基礎理論Ⅱ(論文作成のルール) 4.研究に関する基礎理論Ⅲ(文献レビューとは) 5.研究に関する基礎理論Ⅳ(文献検索方法) 6.研究に関する基礎理論Ⅴ(研究テーマについて) 7.研究に関する基礎理論Ⅵ(研究方法について) 8.研究に関する基礎理論Ⅶ(結果・考察について) 9.研究論文抄読と研究討議Ⅰ(実践研究の紹介) 10.研究論文抄読と研究討議Ⅱ(文献研究の紹介) 11.研究論文抄読と研究討議Ⅲ(歴史研究の紹介) 12.研究論文抄読と研究討議Ⅳ(調査研究の紹介) 13.研究論文抄読と研究討議Ⅴ(実験研究の紹介) 14.研究論文抄読と研究討議Ⅵ(混合研究の紹介) 15.まとめ(研究計画書の作成に向けて) [テキスト] 特に指定しない。講義時間に適宜,資料を配布す る。 [テキスト] 白井利明・高橋一郎(2008) 「よくわかる卒論の 書き方」(ミネルヴァ書房,ISBN:978-4-623-051113) [参考書・資料等] 関連資料・論文など,適宜紹介する [参考書・資料等] 関連資料・論文など,適宜紹介する [成績評価の方法] 受講態度・レポートなどを総合して評価 [成績評価の方法] 受講態度・レポートなどを総合して評価 −192− 教育心理学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 教育心理ゼミナールⅠb 前 期 教育心理ゼミナールⅠc 前 期 岩佐 和典 2単位 岡田 信吾 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 論文検索の方法を身につける 研究法について知る [授業の概要] 指定文献と,各自が興味を持つテーマの文献を購 読し,発表,ディスカッションする。 [授業の概要] 受講生それぞれが,興味のある特別支援教育分野 のトピックについて研究し,その成果をまとめるこ とができるようになることを目的とする。ゼミナー ルⅠにおいては,この分野における主要な研究法に 関する基礎知識を学び,続いて論文の検索方法につ いて学ぶ。その後,個々の目的意識に合致した論文 精読と概要の発表を行い,全員で質疑応答・討論を 行う。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.各自の興味関心について発表 3.指定文献講読1 4.指定文献講読2 5.指定文献講読3 6.指定文献講読4 7.指定文献講読5 8.指定文献講読6 9.文献講読1 10.文献講読2 11.文献講読3 12.文献講読4 13.文献講読5 14.文献講読6 15.各自の興味関心について発表 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.研究立案の方法Ⅰ―問題の設定,資料の集め方 3.文献検索実習および文献整理の方法 4.文献の読み方とまとめ方 5.文献精読Ⅰ 6.文献精読Ⅱ 7.文献精読Ⅲ 8.文献精読Ⅳ 9.研究テーマ1/8発表会 10.文献精読Ⅴ 11.文献精読Ⅵ 12.文献精読Ⅶ 13.文献講読Ⅷ 14.研究テーマ1/4発表会 15.前期総括と後期への課題提示 [テキスト] 白井利明・高橋一郎著「よくわかる卒論の書き方」 (ミネルブァ書房,ISBN:978-4-623-05111-3) [テキスト] [参考書・資料等] 随時紹介する。 [参考書・資料等] 適宜示す [成績評価の方法] 発表内容に加え,ディスカッションへの積極的な 参加を重視して評価する。 [成績評価の方法] ① 課題およびレポート(50%) ② 個人発表(25%) ③ 課題への討論への取り組み(25%) −193− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 卒業研究に必要なアカデミックスキルを,主に文 献講読を通して学んでいく。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 教育心理ゼミナールⅠd 前 期 教育心理ゼミナールⅠe 前 期 北川 歳昭 2単位 桑原 和美 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 教育に関わる諸問題を教育心理学・発達心理学の 視点から研究することを通して,心理学的発想ので きる人材の育成を目指す。つまり,当ゼミナールの 研究テーマは,教育に関わる人間(子ども・教師・ 親)の心理行動的諸現象を教育心理学・発達心理学 の概念と研究法を用いて明らかにすることである。 [授業の到達目標及びテーマ] ゼミナールⅠでは,自らの興味関心の核を探り, 問題意識を明確にする。 [授業の概要] 教育実践者としての問題意識を覚醒させ,問題探 求者としての基礎固めをめざす。ゼミナールⅠでは 「問題への気づき」とともに研究法基礎の習得を課 題とし,ゼミナールⅡでの「問題意識の深化」「問 題解決能力の習得」への足がかりとする。そのため, ゼミナールⅠでは,各自の問題意識の発表と質疑応 答を義務づけて口頭発表能力と論理展開能力を育成 するとともに,論文作成や研究の方法の基礎を学ぶ。 また,心理学関係論文を精読しながら研究論文を読 みこなす能力を身につける。 [授業の概要] 先行研究や文献の検索とそれらの購読を行う。各 自が興味のあるテーマに関する文献を収集し,内容 を報告する。 [授業計画] 第1回 オリエンテーション 第2回 実践者としての研究の意義,問題探求① 第3回 研究の種類と方法,問題探求② 第4回 文献検索法①,問題探求③ 第5回 文献検索法②,問題探求④ 第6回 文献検索法③,問題探求⑤ 第7回 文献の読み方①,文献購読① 第8回 文献の読み方②,文献購読② 第9回 文献の読み方③,文献購読③ 第10回 文献の読み方④,文献購読④ 第11回 調査・実験の実施法①,文献購読⑤ 第12回 調査・実験の実施法②,文献購読⑥ 第13回 調査・実験のまとめ方①,文献購読⑦ 第14回 調査・実験のまとめ方②,文献講読⑧ 第15回 総括と夏休み中の課題提示 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.文献検索の方法 3.文献調査① 4.文献調査② 5.文献購読⑴ 6.文献購読⑵ 7.文献購読⑶ 8.文献購読⑷ 9.個人発表(報告・討議) 10.個人発表(報告・討議) 11.個人発表(報告・討議) 12.個人発表(報告・討議) 13.個人発表(報告・討議) 14.個人発表(報告・討議) 15.授業のまとめ(ゼミⅡに向けた課題) [テキスト] 松井豊「心理学論文の書き方」(河出書房新社, ISBN:978-4-309-24391-7 C0011) [テキスト] 特に指定しない。 [参考書・資料等] 適宜紹介する。 [参考書・資料等] 適宜指示する。 [成績評価の方法] 取り組みの姿勢やレポート等による総合評価。 (課題・レポート50%,個人発表30%,討議参加・ 取り組み姿勢20%) [成績評価の方法] 受講態度,発表・レポートにより総合的に評価す る。 −194− 教育心理学科 ブラックボード使用 教育心理ゼミナールⅠf 前 期 教育心理ゼミナールⅠg 前 期 郷木 義子 2単位 下山 真衣 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 障害・心理・教育・福祉等の諸問題の中から,学 生自らの関心を研究テーマへと焦点化することが目 標です。教育心理ゼミナールⅠでは,論文検索と整 理,課題の探索を中心に行います。 [授業の概要] 受講者各自の発表とそれに対する全員の質疑応答 による議論行うことを通してお互い学びあう。 [授業の概要] ゼミナールⅠでは,受講者の関心のあるテーマに ついて先行研究論文の精読と概要の発表を行い,受 講者全員で質疑応答・討論をします。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.文献検索方法等 3.各自のテーマ設定① 4. ② 5. ③ 6. ④ 7. ⑤ 8.レジメの作成方法 口頭発表指導 9.各自のテーマ発表及び討論① 10.各自のテーマ発表及び討論② 11.各自のテーマ発表及び討論③ 12.各自のテーマ発表及び討論④ 13.各自のテーマ発表及び討論⑤ 14.各自のテーマ発表及び討論⑤ 15.まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション 2.自らの関心を整理し,発表する 3.論文検索と整理法 4.論文の読み方と概要発表の方法 5.文献精読(報告と討論)① 6.文献精読(報告と討論)② 7.文献精読(報告と討論)③ 8.文献精読(報告と討論)④ 9.文献精読(報告と討論)⑤ 10.文献精読(報告と討論)⑥ 11.レポート作成方法 12.研究テーマの中間発表・討論① 13.研究テーマの中間発表・討論② 14.研究テーマの中間発表・討論③ 15.まとめ [テキスト] [テキスト] 白井利明・高橋一郎著「よくわかる卒論の書き方」 (ミネルヴァ書房,ISBN:978-4-623-05111-3) [参考書・資料等] [参考書・資料等] 松井豊『改訂版 心理学論文の書き方―卒業論文 や修士論文を書くために』(河出書房新社,ISBN: 9784309245225) [成績評価の方法] レポートやゼミへの参加度等から総合的に評価す る [成績評価の方法] 提出レポート,発表,討論に関して総合的に評価。 −195− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 子どもの健康問題に関する研究から様々な課題を 見つけ出し,解決するための基礎的な力を育成する。 ブラックボード使用 教育心理ゼミナールⅠh 前 期 教育心理ゼミナールⅠi 前 期 鈴木 薫 2単位 堤 幸一 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 学校保健学,養護学研究の概念,目的,種類,方 法および文献検索の基本を学ぶ。 [授業の到達目標及びテーマ] 心理学的研究の卒論作成を目指して,まず文献収 集法や精読,問題意識の持ち方などを獲得・向上さ せる。 [授業の概要] ・研究について全体的に理解ができる。 ・各自の課題が明らかになる。 ・研究計画書を立て,準備ができる。 [授業の概要] 本ゼミナールでは,学習,認知心理学分野を中心 に,教育心理学的トピックスをテーマとする。Ⅰで は,文献の詳読・レジュメによる報告,質疑応答を 通じて,各自の卒論テーマを広く探索させる。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.養護教諭の研究とは 3.研究手法,研究に向けた準備 4.論文・研究のまとめ方 5.文献検索の方法 6.資料収集の方法 7.文献収集・資料収集 8.文献講読と検討 9.文献講読と検討 10.文献講読と検討 11.文献講読と検討 12.文献講読と検討 13.文献講読と検討 14.卒業研究計画の作成 15.卒業研究計画の作成 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.卒論作成の基礎知識1,平行して各自ゼミⅠの テーマ(幅をもった主題)を探索させる 3.卒論作成の基礎知識2 4.各自のテーマに関連した文献の収集およびレジ ュメ作成と口頭発表,質疑 5.基礎的論文の精読レジュメ作成と口頭発表,質 疑 6.各自のテーマに関連した文献の収集およびレジ ュメ作成と口頭発表,質疑 7.基礎的論文の精読レジュメ作成と口頭発表,質 疑 8.各自のテーマに関連した文献の収集およびレジ ュメ作成と口頭発表,質疑 9.基礎的論文の精読レジュメ作成と口頭発表,質 疑 10.各自のテーマに関連した文献の収集およびレジ ュメ作成と口頭発表,質疑 11.基礎的論文の精読レジュメ作成と口頭発表,質 疑 12.各自のテーマに関連した文献の収集およびレジ ュメ作成と口頭発表,質疑 13.基礎的論文の精読レジュメ作成と口頭発表,質 疑 14.各自のテーマに関連した文献の収集およびレジ ュメ作成と口頭発表,質疑 15.総括と個別課題の指示 [テキスト] [テキスト] 松井豊「心理学論文の書き方」(河出書房新社, ISBN:4-309-24391-6) [参考書・資料等] 適宜,配布する。 [参考書・資料等] 適宜,配布する。 [成績評価の方法] ・レポート,発表,授業態度などで総合的に評価す る。 [成績評価の方法] 受講態度,数回のレジュメ作成・発表・質疑内容 の総合評価 −196− 教育心理学科 ブラックボード使用 教育心理ゼミナールⅠj 前 期 教育心理ゼミナールⅠk 前 期 2単位 森 宏樹 2単位 (発達心理学研究) 村中 由紀子 [授業の到達目標及びテーマ] 人,特に子どもの病気や健康に関する諸問題を生 物学的観点から理解できるよう基礎医学知識の習得 を目指す。 [授業の概要] 子どもの心や親性の発達,発達課題,葛藤等につ いて,関連する文献や先行研究を購読し,発表・討 論を繰り返す中で,独自の研究テーマを発見する。 また課題解決に向けての研究の方法を習得する。 [授業の概要] 人を含む生物は,無数の生体反応の連鎖により生 命を維持している。これらの生体反応にはタンパク 質,脂質,DNA,RNAなどの多くの生体高分子が 関わっている。本ゼミナールでは,このような生体 高分子が生体内でどのように機能しているかを基礎 医学関連の専門書・論文を精読しながら学ぶ。また, その概要について口頭発表・相互討議しながら,プ レゼンテーション能力・論理展開能力を育成する。 [授業計画] 1.オリエンテーション(目標・計画・役割分担等) 2.文献購読と個人発表・討論① 3.文献購読と個人発表・討論② 4.文献購読と個人発表・討論③ 5.文献購読と個人発表・討論④ 7.文献購読と個人発表・討論⑤ 8.文献購読と個人発表・討論⑥ 9.文献購読と個人発表・討論⑦ 10.文献購読と個人発表・討論⑧ 11.文献購読と個人発表・討論⑨ 12.独自の研究テーマに基づく研究発表・批評①② 13.独自の研究テーマに基づく研究発表・批評③④ 14.独自の研究テーマに基づく研究発表・批評⑤⑥ 15.総合討論とレポート課題の提示 [授業計画] 1.ガイダンス 2.文献講読1 3.文献講読2 4.文献講読3 5.文献講読4 6.文献講読5 7.基礎医学実験の基礎知識 8.基礎医学研究の実験方法 9.論文の選定・検索方法 10.論文講読1 11.論文講読2 12.論文講読3 13.講読論文の発表・討議1 14.講読論文の発表・討議2 15.講読論文の発表・討議3 [テキスト] 関連文献等,適宜紹介する。 [テキスト] 関連文献等,適宜紹介する。 [参考書・資料等] 適宜紹介する。 [参考書・資料等] 適宜紹介する。 [成績評価の方法] 発表・討論への参加度50%,レポート50% [成績評価の方法] 受講態度,発表内容,討論内容により総合的に評 価する。 −197− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 発達心理学研究の基本となる基礎理論および研究 法について学び,さらに文献購読を通して研究的な 視点や研究に必要な能力を育成する。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 教育心理ゼミナールⅠl 前 期 教育心理ゼミナールⅡa 後 期 山田 美穂 2単位 石山 貴章 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 臨床心理学領域を中心とした研究論文等に触れる ことを通して,テーマの設定,文献探索,資料の分 析等,研究に取り組むための知識と手法を学ぶ。 [授業の到達目標及びテーマ] 到達目標:卒業論文作成に関する具体的手立てや応 用力習得と研究推進に必要な実践力を育 成。 テーマ:自己の研究課題における研究フィールドの 選定や研究方法の具体化。 [授業の概要] まず,テーマの設定や資料収集など,研究の基本 的な手順を学ぶ。続いて受講生各自の関心に沿った 論文の精読,発表,討議により,批判的に先行研究 を整理しながらその領域の課題を探るトレーニング を行う。 [授業の概要] 本講では,ゼミナールⅠで習得した内容をさらに 深めていきながら,卒業研究を実施していくために 必要とされる,自己の研究目的に合った研究手法お よび研究実践力を養っていく。具体的には,前期に 作成した研究計画書を基にした調査の段取りや手続 きを明確化し,研究方法・フィールドを確定してい く。 [授業計画] 第1回:オリエンテーション 第2回:臨床実践家にとっての研究とは 第3回:臨床心理学研究の基本 第4回:臨床心理学研究における倫理 第5回:問題意識をあたためる① 第6回:問題意識をあたためる② 第7回:問題意識をあたためる③ 第8回:文献検索の方法 第9回:文献講読① 第10回:文献講読② 第11回:文献講読③ 第12回:文献講読④ 第13回:文献講読⑤ 第14回:文献講読⑥ 第15回:まとめ [授業計画] 1.オリエンテーション(卒業論文作成のプロセス) 2.研究準備と研究の手立てⅠ(論文作成の留意点) 3.研究準備と研究の手立てⅡ(論文作成のルール) 4.研究準備と研究の手立てⅢ(パイロット・スタ ディ) 5.研究準備と研究の手立てⅣ(テーマ選定) 6.研究準備と研究の手立てⅤ(研究方法選定) 7.研究準備と研究の手立てⅥ(研究フィールド選定) 8.研究論文と作成の基本Ⅰ(実践調査) 9.研究論文と作成の基本Ⅱ(文献調査) 10.研究論文と作成の基本Ⅲ(フィールド調査) 11.研究論文と作成の基本Ⅳ(質問紙調査) 12.研究論文と作成の基本Ⅴ(実験調査) 13.研究論文と作成の基本Ⅵ(質的調査) 14.研究論文と作成の基本Ⅶ(混合研究調査) 15.まとめ(テーマ発表会) [テキスト] 白井利明・高橋一郎著「よくわかる卒論の書き方」 (ミネルヴァ書房,ISBN:978-4623051113) [参考書・資料等] 南田勝也他「ゼミで学ぶスタディスキル」 (北樹 出版) 山田剛史・林創「大学生のためのリサーチリテラ シー入門」(ミネルヴァ書房) 津川律子・遠藤裕乃「初心者のための臨床心理学 研究実践マニュアル第2版」(金剛出版) [成績評価の方法] 受講態度および課題提出による総合評価。 [テキスト] 白井利明・高橋一郎(2008) 「よくわかる卒論の 書き方」(ミネルヴァ書房,ISBN:978-4-623-051113) [参考書・資料等] 関連資料・論文など,適宜紹介する [成績評価の方法] 受講態度・レポートなどを総合して評価 −198− 教育心理学科 ブラックボード使用 ブラックボード使用 教育心理ゼミナールⅡb 後 期 教育心理ゼミナールⅡc 後 期 岩佐 和典 2単位 岡田 信吾 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 論文検索の方法を身につける 研究法について知る 自己の研究テーマを設定する [授業の概要] 文献講読を通して,メンバー全員で一つのテーマ を決定し,研究計画の立案,調査実施,分析,論文 執筆を行う。 [授業の概要] 受講生それぞれが,興味のある特別支援教育分野 のトピックについて研究し,その成果をまとめるこ とができるようになることを目的とする。ゼミナー ルⅡにおいては,Ⅰに引き続き,論文精読と概要発 表を行い,全員で質疑応答・討論を行う中で問題意 識を掘り下げ,個々の研究課題として焦点化するよ うにする。あわせて,論文の書き方についても学び 卒業研究の準備とする。終了時には,自己の研究課 題とその研究方法についてレポート提出することを 義務づける。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.文献講読1 3.文献講読2 4.文献講読3 5.研究テーマのディスカッション1 6.研究テーマのディスカッション2 7.研究計画の立案1 8.研究計画の立案2 9.研究計画の立案3 10.データの収集と報告1 11.データの収集と報告2 12.データ分析1 13.データ分析2 14.論文執筆1 15.論文執筆2 [授業計画] 1.研究法についてⅠ 2.研究法についてⅡ 3.文献精読Ⅰ 4.文献精読Ⅱ 5.文献精読Ⅲ 6.文献精読Ⅳ 7.研究発表会3/8 8.論文の書き方Ⅰ 9.論文の書き方Ⅱ 10.文献精読Ⅴ 11.文献精読Ⅵ 12.文献精読Ⅶ 13.文献講読Ⅷ 14.研究テーマ1/2発表会 15.前期総括と後期への課題提示 [テキスト] 白井利明・高橋一郎著「よくわかる卒論の書き方」 (ミネルブァ書房,ISBN:978-4-623-05111-3) [テキスト] [参考書・資料等] 随時紹介する。 [参考書・資料等] 適宜示す [成績評価の方法] 発表内容,ディスカッションへの積極的な参加, 学期末レポートによって評価する。 [成績評価の方法] ① 課題およびレポート(50%) ② 個人発表(25%) ③ 課題への討論への取り組み(25%) −199− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 卒業研究に必要なアカデミックスキルを,文献講 読と,実際の調査研究を通して学んでいく。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 教育心理ゼミナールⅡd 後 期 教育心理ゼミナールⅡe 後 期 北川 歳昭 2単位 桑原 和美 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 教育に関わる諸問題を教育心理学・発達心理学の 視点から研究することを通して,心理学的発想ので きる人材の育成を目指す。 [授業の到達目標及びテーマ] ゼミナールⅡでは,Ⅰを踏まえて,さらに自らの 関心領域を絞り,具体的なテーマ選定に向けた先行 研究・文献の収集を行うとともに論文作成の基本的 な能力を培う。 [授業の概要] ゼミナールⅠ・Ⅱでは,教育実践者としての問題 意識を覚醒させ,問題探求者としての基礎固めを目 指す。ゼミナールⅡでは「問題意識の深化」「問題 解決能力の習得」に取り組む。 ゼミナールⅡでは,ゼミナールⅠに引き続き各自の 問題意識を深めるため,関心のある専門文献(心理 学系学術雑誌)を探索・選択し,それを読み下して その要約を口頭発表する。さらに,卒業研究に先立 つ予備的研究を行い,適宜,レポートしてまとめ, 成果を発表する。 授業は,学術論文の書き方を学びながら,互いの研 究の進捗状況を発表し,相互批判と教師からの指導 助言を組み合わせて行う。 [授業の概要] 先行研究や文献の検索とそれらの購読を行う。各 自が興味のあるテーマに関する文献を収集し,レ ジュメを作成した上で報告し,全員で討議する。 [授業計画] 第1回 オリエンテーション 第2回 論文の書き方①,文献講読① 第3回 論文の書き方②,文献講読② 第4回 論文の書き方③,文献講読③ 第5回 データの処理法①,文献講読④ 第6回 データの処理法②,文献講読⑤ 第7回 図表作成法,文献購読⑥ 第8回 予備研究の計画・実施①,文献購読⑦ 第9回 予備研究の計画・実施②,文献購読⑧ 第10回 予備研究の実施・報告①,文献購読⑨ 第11回 予備研究の実施・報告②,文献購読⑩ 第12回 予備研究の実施・報告③ 第13回 卒業研究の計画発表① 第14回 卒業研究の計画発表② 第15回 後期の総括,次年度に向けての課題提示 [授業計画] 1.夏休みの課題について各自の発表 2.夏休みの課題について各自の発表 3.文献購読と論文の書き方⑴ 4.文献購読と論文の書き方⑵ 5.文献購読と論文の書き方⑶ 6.文献購読と論文の書き方⑷ 7.文献購読と論文の書き方⑸ 8.個人発表(報告・討議)① 9.個人発表(報告・討議)② 10.個人発表(報告・討議)③ 11.個人発表(報告・討議)④ 12.個人発表(報告・討議)⑤ 13.個人発表(報告・討議)⑥ 14.卒業研究の計画作成 15.次年度に向けた課題の設定 [テキスト] 松井豊「心理学論文の書き方」(河出書房新社, ISBN:978-4-309-24391-7 C0011) [テキスト] 特に指定しない。 [参考書・資料等] 適宜紹介する。 [参考書・資料等] 適宜指示する。 [成績評価の方法] 取り組みの姿勢やレポート等による総合評価。 (課題・レポート50%,個人発表30%,討議参加・ 取り組み姿勢20%) [成績評価の方法] 受講態度,発表・レポートにより総合的に評価す る。 −200− 教育心理学科 ブラックボード使用 教育心理ゼミナールⅡf 後 期 教育心理ゼミナールⅡg 後 期 郷木 義子 2単位 下山 真衣 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 障害・心理・教育・福祉等の諸問題の中から,学 生自らの関心を研究テーマへと焦点化することが目 標です。教育心理ゼミナールⅡでは,引き続き課題 の探索と研究法を中心に行います。 [授業の概要] 前期に引き続き,各自の課題を明確にし,資料作 成し,発表を行う。受講者各自の発表とそれに対す る全員の質疑応答による議論行う。また,子ども理 解のための優れた文献を全員で読み解くことを通し てお互い学びあう。 [授業の概要] ゼミナールⅡでは,研究法を学び,さらに先行研 究論文について発表,討論を行います。卒業研究の 起点となる先行研究のレビューを作成し,研究テー マを焦点化します。 [授業計画] 1.オリエンテーション 2.各自のテーマ発表及び討論 3.各自のテーマ発表及び討論 4.各自のテーマ発表及び討論 5.各自のテーマ発表及び討論 6.文献講読による討論 7.文献講読による討論 8.文献講読による討論 9.文献講読による討論 10.文献講読による討論 11.文献講読による討論 12.文献講読による討論 13.課題の明確化に向けて 14.課題の明確化に向けて 15.まとめ [授業計画] 1.研究法① 観察法 2.研究法② 実験法 3.研究法③ シングルケース実験デザイン 4.研究法④ 面接法 5.研究法⑤ 調査法 6.先行研究レビューの方法 7.先行研究レビューの報告と討論① 8.先行研究レビューの報告と討論② 9.先行研究レビューの報告と討論③ 10.先行研究レビューの報告と討論④ 11.先行研究レビューの報告と討論⑤ 12.先行研究レビューの報告と討論⑥ 13.研究テーマと研究計画の立案 14.研究テーマ発表会① 15.研究テーマ発表会② [テキスト] [テキスト] 白井利明・高橋一郎著「よくわかる卒論の書き方」 (ミネルヴァ書房,ISBN:978-4-623-05111-3) [参考書・資料等] [参考書・資料等] 松井豊『改訂版 心理学論文の書き方―卒業論文 や修士論文を書くために』(河出書房新社,ISBN: 9784309245225) [成績評価の方法] レポートやゼミへの参加度等から総合的に評価す る [成績評価の方法] 提出レポート,発表,討論に関して総合的に評価。 −201− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 前期ゼミナールⅠでの学びをより深め,各自の興 味関心事項を課題化し,さらなる問題意識へと発展 させる。 ブラックボード使用 教育心理ゼミナールⅡh 後 期 教育心理ゼミナールⅡi 後 期 鈴木 薫 2単位 堤 幸一 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 関心があるテーマを明確にした上で,調査研究方 法を検討し,具体的な実施方法を学ぶ。 [授業の到達目標及びテーマ] 文献収集法や精読,統計分析の読み方,問題意識 の持ち方などをより向上させる。 [授業の概要] ・各自の課題が明らかになる。 ・研究計画書を立て,準備ができる。 ・調査研究をすすめることができる。 [授業の概要] 本ゼミナールでは,学習,認知心理学分野を中心 に,教育心理学的トピックスをテーマとする。Ⅱで は,Ⅰを通じて得られた各自の興味のあるテーマを 報告させて,質疑応答させる。これらを通じてテー マを絞り込み,確実な問題意識へと高める。 [授業計画] 1.テーマの決定 2.研究計画の決定 3.論文の形式と配付資料の作成についての説明 4.調査研究 5.調査研究 6.調査研究 7.調査研究 8.調査研究 9.調査研究 10.調査研究 11.調査研究 12.調査研究 13.調査研究 14.概要の発表 15.概要の発表 [授業計画] 1.ゼミⅠでの課題の報告会 2.各自のテーマに関連した文献の収集およびレ ジュメ作成と口頭発表,質疑 3.各自のテーマに関連した文献の収集およびレ ジュメ作成と口頭発表,質疑 4.各自のテーマに関連した文献の収集およびレ ジュメ作成と口頭発表,質疑 5.各自のテーマに関連した文献の収集およびレ ジュメ作成と口頭発表,質疑 6.各自のテーマに関連した文献の収集およびレ ジュメ作成と口頭発表,質疑 7.各自のテーマに関連した文献の収集およびレ ジュメ作成と口頭発表,質疑 8.各自のテーマに関連した文献の収集およびレ ジュメ作成と口頭発表,質疑 9.各自のテーマに関連した文献の収集およびレ ジュメ作成と口頭発表,質疑 10.卒論計画立案についての説明 11.卒論計画案の個別指導 12.卒論計画案の個別指導 13.卒論計画案の個別指導 14.卒論計画案の個別指導 15.総括 [テキスト] [テキスト] 松井豊「心理学論文の書き方」(河出書房新社, ISBN:4-309-24391-6) [参考書・資料等] 適宜,配布する。 [参考書・資料等] 適宜,配布する。 [成績評価の方法] ・レポート,発表,授業態度などで総合的に評価す る。 [成績評価の方法] 受講態度,数回のレジュメ作成・発表・質疑内容 の総合評価 −202− 教育心理学科 ブラックボード使用 教育心理ゼミナールⅡj 後 期 教育心理ゼミナールⅡk 後 期 2単位 森 宏樹 2単位 (発達心理学研究) 村中 由紀子 [授業の到達目標及びテーマ] 人,特に子どもの病気や健康に関する諸問題を生 物学的観点から理解できるよう基礎医学知識の習得 を目指す。 [授業の概要] 独自の研究テーマに基づいた文献や先行研究論文 等を購読し,それらに基づいて発表を行い,互いの 発表内容に対する批判的な討論を繰り返すことで, 研究の内容の充実及び論文作成の準備を行う。 [授業の概要] 本ゼミナールでは,ゼミナールⅠに引き続き,様々 な生体反応について基礎医学関連の専門書・論文の 精読しながら学び,基礎医学研究領域における研究 課題を探る。また,論文の概要について口頭発表・ 相互討議しながら,プレゼンテーション能力・論理 展開能力を育成する。さらに,簡単な調査研究・実 験研究を通して,基礎医学研究に必要な基礎的な技 能や能力を習得する。 [授業計画] 1.オリエンテーション(目標・計画・役割分担等) 2.文献購読と個人発表・討論① 3.文献購読と個人発表・討論② 4.文献購読と個人発表・討論③ 5.文献購読と個人発表・討論④ 7.文献購読と個人発表・討論⑤ 8.文献購読と個人発表・討論⑥ 9.独自の研究テーマに基づく研究発表・批評① 10.独自の研究テーマに基づく研究発表・批評② 11.独自の研究テーマに基づく研究発表。批評③ 12.独自の研究テーマに基づく研究発表・批評④ 13.独自の研究テーマに基づく研究発表・批評⑤ 14.独自の研究テーマに基づく研究発表・批評⑥ 15.総合討論とレポート課題の提示 [授業計画] 1.論文講読1 2.論文講読2 3.調査研究・実験研究1 4.講読論文の発表・討議1 5.実験研究・調査研究の発表と討論1 6.論文講読3 7.論文講読4 8.調査研究・実験研究2 9.講読論文の発表・討議2 10.実験研究・調査研究の発表と討論2 11.論文講読5 12.論文講読6 13.調査研究・実験研究3 14.講読論文の発表・討議3 15.実験研究・調査研究の発表と討論3 [テキスト] 関連文献等,適宜紹介する。 [テキスト] 関連文献等,適宜紹介する。 [参考書・資料等] 適宜紹介する。 [参考書・資料等] 適宜紹介する。 [成績評価の方法] 発表・討論への参加度50%,レポート50% [成績評価の方法] 受講態度,発表内容,討論内容により総合的に評 価する。 −203− 専門︵教育心理︶ [授業の到達目標及びテーマ] 教育心理学ゼミナールⅠに引き続き,発達心理学 研究の基本となる基礎理論および研究法について深 め,さらに文献購読や討論を繰り返す中で,卒論の テーマ設定と,研究法を定める。 ブラックボード使用 教育心理ゼミナールⅡl 後 期 山田 美穂 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ゼミナールⅠに引き続き,臨床心理学領域を中心 とした先行研究の動向を整理しながら,卒業論文の テーマを具体化し,研究計画を作成する。 [授業の概要] 受講生各自の関心に沿った論文の精読,発表,討 議を続けると共に,卒業論文執筆に向けた研究計画 を練り上げていく。 [授業計画] 第1回:オリエンテーション 第2回:研究テーマの設定① 第3回:研究テーマの設定② 第4回:研究テーマの設定③ 第5回:先行研究の整理と批判的検討① 第6回:先行研究の整理と批判的検討② 第7回:先行研究の整理と批判的検討③ 第8回:先行研究の整理と批判的検討④ 第9回:先行研究の整理と批判的検討⑤ 第10回:研究計画の立案① 第11回:研究計画の立案② 第12回:研究計画の立案③ 第13回:研究計画の立案④ 第14回:研究計画の立案⑤ 第15回:まとめ [テキスト] 伊藤哲司著「みる きく しらべる かく かん がえる」(北樹出版,ISBN:978-4-7793-0198-8) [参考書・資料等] 南田勝也他「ゼミで学ぶスタディスキル」 (北樹 出版) 山田剛史・林創「大学生のためのリサーチリテラ シー入門」(ミネルヴァ書房) 津川律子・遠藤裕乃「初心者のための臨床心理学 研究実践マニュアル第2版」(金剛出版) [成績評価の方法] 受講態度および課題提出による総合評価。 −204− 資格課程 博物館に関する科目 博物館課程 生涯学習概論Ⅰ 前 期 中井 智子 2単位 博物館概論 (博物館の歴史と役割) 土井 通弘 前 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 人が自己実現を目指して生涯にわたり主体的に学 ぶ生涯学習について基礎的な知識を身につけ,生涯 学習及び社会教育の本質について理解を深める。 [授業の到達目標及びテーマ] 生涯学習や文化創造の拠点として重要な役割を担 う博物館・美術館は多様な世界をもっている。本授 業では,世界と日本の博物館の具体的な事例をとり あげ,現在の博物館・美術館に何が求められている かを学ぶ。 [授業の概要] 自己の学びを振り返ることを入口に,生涯にわた る学びを生涯学習の縦軸に,学びのステージを生涯 学習の横軸として,自己とのかかわりにおいて学習 を進めることにより,生涯学習について基礎的な知 識を身につける。また,生涯学習の学びや情報の拠 点としての生涯学習関連施設について学び,そこで の専門職としての司書や学芸員等の役割について理 解する。学びの方法は,講義を中心とし生涯学習に ついて基礎的な知識を身につけるとともに,課題に 基づく,主体的な探究活動や議論をとおして理解を 深めていく。 [授業の概要] 博物館運動の歴史を大英博物館・ルーブル美術 館・メトロポリタン美術館・ボストン美術館など世 界各地域の主要な博物館を事例にして,その発達の 歴史を概観する。また,国立博物館・私立美術館・ 地方自治体立博物館を事例にして,明治期以降にわ が国において展開する博物館の歴史と課題を紹介す る。 [授業計画] 1.ガイダンス・学ぶことに関する自己の振り返り 2.生涯学習の意義 3.生涯学習と学びの時期 4.生涯学習と家庭教育 5.生涯学習と学校教育 6.生涯学習と社会教育 7.生涯学習社会における家庭教育,学校教育,社 会教育の役割と連携 8.生涯学習にかかる政策と学びの支援 9.生涯学習関連施設の概要 10. 図書館と生涯学習(図書館法,図書館の機能, 司書の役割) 11. 博物館と生涯学習(博物館法,博物館の機能, 学芸員の役割) 12. 自己実現のための学びと社会教育施設 13. 社会に役立つ学びと社会教育施設 14. 自己の生涯における学びのデザイン 15. 学習のまとめ [授業計画] 1.博物館とは何か。博物館運動の展開と博物館法 2.ヨーロッパの博物館−大英博物館の歴史− 3.ヨーロッパの博物館Ⅱ−ルーブル美術館の歴史 − 4.アメリカの博物館−スミソニアン博物館群の歴 史− 5.アメリカの博物館Ⅱ−ボストン美術館− 6.アメリカの博物館Ⅲ−メトロポリタン美術館の 歴史− 7.わが国の博物館運動の歴史−正倉院から物産会 まで− 8.わが国近代の博物館思想の導入−福沢諭吉・キ ヨッソーネ・フェノロサ・岡倉天心ら− 9.わが国近代の博物館思想の導入Ⅱ−万国博覧会 と博物館− 10. わが国近代の博物館思想の導入Ⅲ−臨時全国 宝物調査と古社寺保存法の成立− 11.わが国古美術の再評価と新美術運動の展開 12.西洋美術専門館の成立 13.私立美術館の登場と役割 14.地方自治体立博物館の登場と役割 15.学芸員の役割と必要とされる能力 [テキスト] 伊藤俊夫他『新訂 生涯学習概論』 ぎょうせい ISBN978-4-324-09064-0 C3037 [テキスト] 『新時代の博物館学』全国大学博物館学講座協議 会西日本部会編,芙蓉書房出版 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 関 秀夫著『博物館の誕生−町田久成と東京帝室 博物館』(岩波新書) [成績評価の方法] 受講態度,レポート,ノート提出による総合評価 [成績評価の方法] 論述テストにより評価 −205− 博物館 ブラックボード使用 ブラックボード使用 ブラックボード使用 博物館経営論 前 期 博物館教育論 後 期 田村 啓介・山口 俊浩・高間由香里 2単位 土井 通弘・田村 啓介・高間由香里 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 博物館活動はいかにあるべきかの観点から,その 形態面と活動面における適切な管理運営について理 解し,設置目標を効率的に遂行するための組織と生 涯学習の場としての博物館の活動について基礎的な 能力を養う。 [授業の到達目標及びテーマ] 博物館の教育活動の基礎的理論を習得し,実践方 法の工夫など博物館教育機能に関する基礎的能力を 養う。 [授業の概要] 博物館を成り立たせている様々な行財政制度や施 設・設備を理解し,①文化財保存基地としての博物 館,②生涯学習の場としての博物館,③地域社会と の連携の場としての博物館,④研究機関としての博 物館など,多様な博物館活動を理解する。 [授業の概要] 博物館教育活動史を概観し,その目的の変遷を知 ることによって現代博物館に求められている教育機 能を理解する。併せて博物館の社会的意義を教育機 能面から考察する。 [授業計画] 1.博物館経営論の課題を概観する。 2.行財政制度の中の博物館の位置づけを理解する。 3.寄付行為から見る博物館の設置目的を理解する 4.設置目的遂行のための博物館施設の設計を考え る。 5.設置目的遂行のための人員配置―学芸員の役割 ―を理解する。 6.多様な活動側面をもつ博物館活動を概観する。 7.展示活動の基本理念を理解する。 8.博物館の教育普及の基本理念を理解する 9.博物館の収集・保存活動の基本理念を理解する 10.博物館活動の計画と評価のあり方の課題を理解 する。 11.目的を同じくする他館との連携強化・ネット ワーク化について考える 12.博物館と市民参画―友の会・ボランティア活動 との連携の在り方を考える 13.博物館と地域社会―博物館活動と地域社会の活 動との連携を考える 14.博物館の危機管理―社会的変動に対する博物館 の役割を理解する 15.博物館活動の課題―マーケティングなどを通じ て期待される博物館活動の方向性を考える [授業計画] 1.博物館教育の意義と理念―博物館教育の双方向 性― 2.学校教育に資す博物館とは―学習指導要領を踏 まえて― 3.生涯学習の場としての博物館 4.地域における博物館の教育機能 5.人材養成の場としての博物館 6.博物館教育活動の企画と実施 7.博物館教育活動としての手法Ⅰ―館内の活動領 域― 8.博物館教育活動としての手法Ⅱ―館外の活動領 域― 9.講演会・研究発表会の企画 10.博物館の利用実態と利用者の博物館体験 11.地域住民の研究活動への支援 12.地域住民の創作活動への支援 13.地域住民の研究活動発表の企画と準備 14.学校教育内の研究活動と発表機会の提供―クラ ブ活動との連携― 15.博物館教育活動の評価と反省 [テキスト] 全国博物館学講座協議会西日本支部会編 『新時代の博物館学』 [テキスト] 全国博物館学講座協議会西日本支部会編 『新時代の博物館学』 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 受講態度・小テスト・レポート [成績評価の方法] 受講態度・小テスト・レポート −206− 博物館課程 ブラックボード使用 博物館情報・メディア論 後 期 中西 裕 2単位 古文書学の基礎(=古文書学入門) (古代・中世古文書の様式) 田中 修實 前 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 情報社会における博物館学芸員の新しい役割を自 覚し,その職務遂行のために必要となる情報技術に 関する基礎的な知見を得る。情報社会における博物 館をとりまく状況を把握し,情報化の現状と問題点 を見極め,その目指すべき姿を自ら考えることがで きるようになる。 [授業の到達目標及びテーマ] 歴史認識構築の根幹である古文書とは何か,古文 書学とはどういった学問か,ということを様式論を 中心に学ぶ。日本史研究の基礎的教養であるから, 日本史専攻にとっては必須である。 [授業の概要] 前半では,博物館業務に必要な基礎的な情報技術 を修得するために,コンピュータやネットワークの しくみ,視聴覚メディアの基礎を学習し,デジタル アーカイブなどのオンラインリソースに関する実際 的な知見を得る。後半では,データベースの基礎を 学習した後,博物館の実務に即した形で所蔵資料の データベース化の現状と問題点,業務システムや電 子化資料の管理の実際を知る。 [授業の概要] 古文書学の入門書として定評のある佐藤進一『新 版古文書学入門』をテキストに,古文書様式を中心 に概説する。適宜「ブラックボード:コース教材」 に掲出し,あわせて随時簡単な予習課題を出す。事 前にパソコンで閲覧・プリントアウトし,予習課題 の提出が必要である。 [授業計画] 1.学芸員の役割と情報技術(情報社会の中の博物 館) 2.情報の表現(デジタルとは何か,文字・画像・ 音声のデジタル化のしくみ) 3.コンピュータの基礎 4.ネットワークの基礎 5.視聴覚メディアの歴史 6.検索エンジンとオンラインデータベース 7.社会教育とオンラインリソース 8.前半「技術的基盤」のまとめ(小テストと解説) 9.データベースの基礎とデータベース管理システム 10.博物館資料のデータベース化の現状と問題点 11.博物館活動の情報化と情報発信 12.業務システムの運用と電子資料の管理 13.博物館と知的財産 14.情報社会における博物館をめぐる最新トピックス 15.後半「実務的課題」のまとめ(小テストと解説) [授業計画] 1.はじめに(古文書の定義・古文書学の発達ほか) 2.公式様文書・詔書・勅旨 3.符・牒・解 4.公家様文書・宣旨 5.官宣旨・庁宣・大府宣 6.綸旨・院宣・令旨 7.御教書・女房奉書 8.武家様文書・下文 9.下知状 10.御教書・奉書 11.直状・書下・印判状 12.上申文書・解状・訴陳状・紛失状・請文・請取状 13.起請文・着到状・軍忠状 14.証文類・譲状・売券・借用状 15.むすび(古文書学の課題) [テキスト] 教科書は使用しない。 [テキスト] 佐藤進一『新版古文書学入門』(法政大学出版局) ISBN 978-4-588-32011-8 [参考図書・参考資料等] 科目の性格上,主としてオンラインリソースを活 用する。 [参考図書・参考資料等] 『日本古文書学講座』古代編Ⅰ・Ⅱ,中世編Ⅰ・ Ⅱ(雄山閣) [成績評価の方法] 小テストと提出課題によって評価する。 [成績評価の方法] 課題提出状況・筆記試験の総合評価 −207− 博物館 ブラックボード使用 ブラックボード使用 古文書解読 (中世文書の解読) 田中 修實 後 期 2単位 考古学の基礎(=考古学入門) (考古学の基礎知識を学ぶ) 出宮 徳尚 前 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 「古文書学の基礎」(前期)を総論とすれば,本講 義は各論ともいうべきものであり, 「古文書学の基 礎」を受講・履修していることが望ましい。古文書 の解読(釈文)と活字史料の読解(読み下し)をリ ンクさせ,より深い歴史世界認識への入り口とした い。 [授業の到達目標及びテーマ] 歴史学の研究法の一分野をなす考古学は,先人が 残した物証から歴史の再構成を追求する学問である。 多くの場合,地中に残されている物(遺物)と跡 (遺跡)が研究対象となっており,文字資料とは異 なる観点からの歴史の追究である。考古学の概要の 認識と理解を図る。 [授業の概要] 中世文書の釈文・読み下し・歴史用語・成立背景・ 様式・機能などを見ることによって,文書史料の背 後に広がる歴史世界を探る。古文書写真を「ブラッ クボード:コース教材」に掲出し,あわせて随時簡 単な予習課題を出す。毎回,事前にパソコンで閲覧・ プリントアウトして事前に釈文を作成準備し,課題 を提出することが必要である。 [授業の概要] 考古学の基本的観点と研究法,この方法で再構成 された日本の歴史像の概要を学ぶ。 [授業計画] 1.はじめに 2.鳥羽天皇宣旨(東南院文書) 3.長門国司庁宣(赤間神宮文書) 4.後醍醐天皇綸旨(熊野速玉大社文書) 5.雑訴決断所牒(大友文書) 6.源頼朝袖判下文(神護寺文書) 7.関東下知状(三嶋大社文書) 8.備前国豊原庄荘官等連署禁制写(弘法寺文書) 9.尼子詮久判物(木山寺文書) 10.備中国守護細川氏久書下(法泉寺文書) 11.僧定縁公文職請文(額安寺文書) 12.丹生屋正頼寄進状(安養寺文書) 13.新見貞経譲状(竹田家文書) 14.十円房玄有借券(米良文書) 15.まとめ [授業計画] 1.考古学へのアプローチ−身近での考古学− 2.考古学の調査研究法 3.考古学の体系 4.考古学の対象 5.発掘調査と遺物・遺構 6.歴史学と考古学の時代区分 7.考古学の年代観(相対年代と実年代)及び理化 学的年代測定法 8.文字資料(史料)と考古資料の補完性 9.旧石器時代・縄文時代の概要 10.弥生時代の概要 11.古墳時代の概要① 12.古墳時代の概要② 13.歴史時代の概要① 14.歴史時代の概要② 15.歴史時代の概要③ [テキスト] 佐藤進一『新版古文書学入門』(法政大学出版局) ISBN 978-4-588-32011-8 [テキスト] 非使用(プリント配布) [参考図書・参考資料等] 日本歴史学会編『演習古文書選 様式編』・『演習 古文書選 古代・中世編』(吉川弘文館) [参考図書・参考資料等] 鈴木公雄『考古学入門』(東京大学出版会) 江 坂 輝 彌・ 芹 沢 長 介『 考 古 学 ハ ン ド ブ ッ ク 』 (ニュー・サイエンス社) [成績評価の方法] 課題提出状況・筆記試験の総合評価 [成績評価の方法] 試験により評価する。 −208− 博物館課程 出宮 徳尚 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 日本列島で今日まで不断に営まれている先人の歴 史の内で,考古学による再構成が時代のポイントと なっている成果の,具体的内容の認識を図る。 [授業の概要] 考古学によるわが国の歴史的再構成の成果を,江 戸時代から順次過去に遡って展望し,立体感且つ親 近感のある歴史像を学ぶ。 [授業計画] 1.江戸時代の考古学① 名城は一日にして成らず (城府の構えを探る) 2.江戸時代の考古学② 岡山城跡の検証 3.江戸時代の考古学③ 大名の墓 4.織豊期の考古学① 黒い城と金箔押し瓦及び安 土城 5.織豊期の考古学② 戦陣遺跡:高松城水攻めと 甲斐新府城 6.中世の考古学① 戦国城下町:一乗谷 7.中世の考古学② 有事籠城から常時在城の城構 8.中世の考古学③ 備前焼の商品生産と港湾都市 の賑わい 9.古代の考古学① 荘園の構成 10.古代の考古学② 氏寺の盛衰と山上寺院 11.古代の考古学③ 官衙(役所建物)の実態 12.古代の考古学④ 謎の山城 13.古墳時代① 前方後円墳体制と倭国への発展 14.古墳時代② 後期=古代国家への途上期 15.弥生時代の岡山平野 [テキスト] 非使用(プリント配布) [参考図書・参考資料等] 大塚初重・戸沢充則・佐原 眞『日本考古学を学 ぶ』1∼3(有斐閣) 網野善彦・大塚初重・森 浩一監修書名: 『シン ポジウム日本の考古学』全5巻(学生社) [成績評価の方法] 試験により評価する。 −209− 博物館 考古学の現在 (考古学が明らかにする日本列島の歴史) 日本文化論1 p.6を参照 日本文化論2 p.6を参照 人類学の世界と歴史 p.11を参照 日本美術史 p.8を参照 西洋美術史 p.9を参照 東洋美術史 p.9を参照 アジアの民族誌 p.11を参照 −210− 資格課程 図書館に関する科目 図書館課程 ブラックボード使用 前 期 松崎 博子 2単位 図書館経営論(大学用) (11年度以前入学生のみ) 菱川 廣光 前 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 図書館と社会の関係を理解して「図書館とは何か」 という問いかけにそれぞれ自分なりの答えを見つけ る。図書館は,図書館員が読者と本を結び付ける場 所であり,図書館員は“求める人に求める本を”提 供する本の専門家であることを知る。 [授業の到達目標及びテーマ] 図書館に関する法律や他の関連する法律に盛り込 まれている理念と実際を理解し,望ましい図書館を 構築するための図書館経営の在り方を学ぶ。また, 利用者の立場から図書館の望ましい姿を考えること ができる視点も養う。 [授業の概要] 現代公共図書館の社会的意義を概観し,日頃利用 者が強く意識しない図書館の機能に気づかせる。図 書館専門職の果す役割について概説する。 [授業の概要] 図書館に関する法律や図書館と深く関連する法律, さらに国や地方公共団体の図書館政策について解説 するとともに,図書館経営の考え方や方法,組織・ 職員,施設・設備などの経営資源,サービス計画, 評価,管理形態等についても解説する。 [授業計画] 1.現代社会と公共図書館 2.図書館専門職の役割 3.司書養成について 4.図書館法 5.図書館のミッション 6.知的自由と図書館⑴:アメリカ図書館協会 7.知的自由と図書館⑵:日本図書館協会 8.図書館の歴史⑴:図書館専門職の出現 9.図書館の歴史⑵:公共図書館の成立 10.図書館の歴史⑶:ドキュメンテーションの発展 11.大学図書館 12.専門図書館 13.学校図書館 14.類縁機関(とくに点字図書館) 15.図書館情報学について [授業計画] 1.法的側面から見た図書館 2.図書館の発展と現状 3.図書館行政・施策 4.図書館の組織・職員,施設・設備 5.図書館経営に必要な視点 6.図書館の管理形態の多様化 7.図書館サービスの計画と評価 [テキスト] 塩見昇[編著]『図書館概論』(JLA図書館情報学 テキストシリーズⅡ:1)日本図書館協会,ISBN 978-4-8204-0815-4 [テキスト] 使用しない [参考図書・参考資料等] 塩見昇・山口源治郎[編著]『図書館法と現代の 図書館』 [参考図書・参考資料等] 「図書館経営論」JLA図書館情報学テキストシリー ズⅡ 永田治樹編著 日本図書館協会 2011 「図書館ハンドブック」日本図書館協会 第6版 補訂版 図書館ハンドブック編集委員会編 日本図 書館協会 2010 [成績評価の方法] レポートの内容で判断する。 [成績評価の方法] レポート30点,定期試験70点 −211− 図書館 図書館概論 ブラックボード使用 図書館情報技術論 前 期 中西 裕 2単位 図書館サービス概論a・b (=図書館サービス論a・b) 田井 郁久雄 前期・ 後期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 情報社会における図書館司書の新しい役割を自覚 し,その職務遂行のために必要となる情報技術に関 する基礎的な知見を得る。 情報社会における図書館をとりまく状況を把握し, 情報化の現状と問題点を見極め,その目指すべき姿 を自ら考えることができるようになる。 [授業の到達目標及びテーマ] 図書館の実際の状況と現実の課題を知ることによ り,図書館の現場で仕事をするための目的意識と実 務能力を身につける。 [授業の概要] 前半では,図書館業務に必要な基礎的な情報技術 を修得するために,コンピュータやネットワークの しくみ,視聴覚メディアの基礎を学習し,書誌情報 などのオンラインリソースに関する実際的な知見を 得る。 後半では,データベースの基礎を学習した後,図 書館の実務に即した形で書誌情報データベースの現 状と問題点,業務システムや電子化資料の管理の実 際を知る。 [授業の概要] 公立図書館のサービス活動の内容を中心に,それ を支える理念および近年の公立図書館のサービス活 動の歩みと現在の課題を概説する。 [授業計画] 1.司書の役割と情報技術(情報社会の中の図書館) 2.情報の表現(デジタルとは何か,文字・画像・ 音声のデジタル化のしくみ) 3.コンピュータの基礎 4.ネットワークの基礎 5.視聴覚メディアの歴史 6.検索エンジンとオンラインデータベース 7.社会教育とオンラインリソース 8.前半「技術的基盤」のまとめ(小テストと解説) 9.データベースの基礎とデータベース管理システム 10.書誌情報データベースの現状と問題点 11.図書館活動の情報化と情報発信 12.業務システムの運用と電子資料の管理 13.図書館と知的財産 14.情報社会における図書館をめぐる最新トピックス 15.後半「実務的課題」のまとめ(小テストと解説) [授業計画] 1.公立図書館とはなにか 2.公立図書館のサービス活動の歩み⑴ 3.公立図書館のサービス活動の歩み⑵ 4.図書館サービスの構造,貸出の意義,登録 5.貸出方式,貸出の規定 6.資料案内とレファレンスサービス 7.予約サービス,相互協力 8.図書館サービスと著作権 9.Audio Visualサービス 10.利用に障害のある人たちへのサービス 11.全域サービスと図書館システム 12.県立図書館と図書館のネットワーク 13.図書館の自由⑴ 14.図書館の自由⑵ 15.図書館職員 [テキスト] 塩見昇編『図書館サービス論』新訂版(新編 図 書 館 学 教 育 資 料 集 成 3) 教 育 史 料 出 版 会,ISBN 978-4-87652-489-1 [テキスト] 教科書は使用しない。 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 科目の性格上,主としてオンラインリソースを活 用する。適宜,ブラックボードで指示。 [成績評価の方法] 小テストと提出課題によって評価する。 [成績評価の方法] 学期末試験(70%) 毎回授業後に授業内容に関連した感想,意見,質 問などを提出する(30%) −212− 図書館課程 ブラックボード使用 ブラックボード使用 前 期 児童サービス論 前 期 松崎 博子 1単位 伊丹 弥生 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 情報サービスを遂行するために必要な基礎知識を 身につける。 [授業の到達目標及びテーマ] 乳幼児,児童,青少年期における読書の認識を深 め,公共図書館においての児童サービスの重要性, 専門性を理解する。発達と学習における読書の役割, 年齢に応じたサービスを解説する。児童資料を利用 し,課題やレポートでサービスの内容を実践的に学 び,児童サービスのあり方を考える。 [授業の概要] 図書館における情報サービスの意義を明らかにし, レファレンスサービス,情報検索サービス等のサー ビス方法,参考図書,ネットワーク情報資源,図書 館利用教育,発信型情報サービス等について概説す る。 [授業の概要] 1.子どもにとっての読書の意義を解説する。 2.児童資料を具体的に解説する。 3.様々なサービスの方法を紹介し,ビデオ等で学 習を深める。 4.児童サービスのあり方を考える。 [授業計画] 1.情報社会と図書館 2.情報サービスの意義と種類 3.レファレンスサービスの理論 4.レファレンスサービスの実際1 5.レファレンスサービスの実際2 6.情報検索サービスの理論と方法1 7.情報検索サービスの理論と方法2 8.各種情報源の特徴と利用法 9.各種情報源⑴:参考図書1 10.各種情報源⑵:参考図書2 11.各種情報源⑶:ネットワーク情報資源1 12.各種情報源⑷:ネットワーク情報資源2 13.各種情報源の組織化 14.発信型情報サービスの意義と方法 15.図書館利用教育 [授業計画] 1.児童サービスの意義(関係法規,児童サービス の歩み) 2.子どもの発達と読書 3.児童資料の特性と選択(絵本) 4.児童資料の特性と選択(物語,伝承文学,詩) 5.児童資料の特性と選択(知識,ノンフィクショ ン,特別支援,視覚資料) 6.児童サービスの方法・技術(読み聞かせ,ストー リーテリング) 7.児童サービスの方法・技術(ブックトーク,紹 介文,ブックリスト) 8.児童資料の提供 9.児童資料の提供 10.児童サービスの業務 11.乳幼児サービス 12.ヤングアダルトサービス 13.児童サービスの展開 14.家庭・学校・地域との連携・協力 15.子どもの読書活動の推進について,児童図書館 員に求められるもの [テキスト] 長澤 雅男,石黒 祐子[著] 問題解決のためのレファレンスサービス 新版 日本図書館協会(2007年) ISBN978-4820407027 [テキスト] 堀川照代[編著]『児童サービス論』日本図書館協 会,ISBN978-4-8204-0821-5 [参考図書・参考資料等] 長澤 雅男,石黒 祐子[著] 情報源としてのレファレンスブックス 新版 [参考図書・参考資料等] 金沢みどり 著『児童サービス論』 学文社 2012年) 適宜,関連文献を紹介する。 [成績評価の方法] 小テストの得点で評価する。 [成績評価の方法] 授業態度20% レポート20% 課題2(20%+30%) −213− 図書館 情報サービス論(=情報サービス概説) ブラックボード使用 ブラックボード使用 情報サービス演習Ⅰ 前 期 情報サービス演習Ⅱ 前 期 松崎 博子 1単位 松崎 博子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] レファレンスクエスチョンに回答するなど,情報 サービスを実施する上で必要となる知識・技術を習 得する。 [授業の到達目標及びテーマ] レファレンスクエスチョンに回答するなど,情報 サービスを実施する上で必要となる知識・技術を習 得する。 [授業の概要] まず,情報サービスを行うのに用いる情報源(と くにネットワーク情報資源)の特性とその検索の方 法について知り,その上で演習問題に取り組む。 [授業の概要] まず,情報サービスを行うのに用いる情報源(と くに参考図書)の特性について知り,その上で演習 問題に取り組む。 [授業計画] 1.ネットワーク情報資源⑴:NDL Web Authorities 2.ネットワーク情報資源⑵:NDL Web Authorities 3.ネットワーク情報資源⑶:NDL Web Authorities 4.ネットワーク情報資源⑷:雑誌記事索引 5.ネットワーク情報資源⑸:雑誌記事索引 6.ネットワーク情報資源⑹:国立国会図書館サーチ 7.ネットワーク情報資源⑺:CiNii Books 8.ネットワーク情報資源⑻:CiNii Books 9.ネットワーク情報資源⑼:CiNii Articles 10.ネットワーク情報資源⑽:CiNii Articles 11.ネットワーク情報資源⑾:GeNii 12.ネットワーク情報資源⑿:JSTデータベース 13.ネットワーク情報資源⒀:医中誌Web 14.ネットワーク情報資源⒁:MEDLINE 15.ネットワーク情報資源⒂:ERIC [授業計画] 1.参考図書⑴:三次資料(書誌の書誌) 2.参考図書⑵:三次資料(書誌の書誌) 3.参考図書⑶:言語・文字情報 4.参考図書⑷:事物・事象情報 5.参考図書⑸:歴史・日時情報 6.参考図書⑹:地理・地名情報 7.参考図書⑺:人物・団体情報 8.参考図書⑻:図書・叢書情報 9.参考図書⑼:新聞・雑誌情報 10.参考図書⑽:ロールプレイング 11.参考図書⑾:ロールプレイング 12.参考図書⑿:ロールプレイング 13.発信型情報サービス⑴:POP 14.発信型情報サービス⑵:パスファインダー 15.発信型情報サービス⑶:パスファインダー [テキスト] なし [テキスト] 長澤 雅男,石黒 祐子[著] 情報源としてのレファレンスブックス 新版 日本図書館協会(2004年) ISBN978-4820404040 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 長澤 雅男,石黒 祐子[著] 問題解決のためのレファレンスサービス 新版 [成績評価の方法] 小テストの得点で評価する。 [成績評価の方法] 小テストの得点で評価する。 −214− 図書館課程 ブラックボード使用 後 期 情報資源組織論(=資料組織概説) 前 期 松崎 博子 2単位 松崎 博子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 図書館員の主たる知識は,資料(ネットワーク情 報資源を含む)に関するものである。図書館が扱う 資料の特性について知るとともに,図書館資料につ いて書かれた文献を読み, 「利用者の要求」に応え るコレクション形成が何より重要であることを知る。 [授業の到達目標及びテーマ] 図書館員の知識・技術の一領域は,図書の整理・ 管理に関するものである。伝統的な図書館分類法, 目録記述法について知り,書誌データベースへの入 力作業を行うための前提知識を習得する。 (※「情報資源組織演習I」と併せて履修すること が望ましい。) [授業の概要] コレクション形成の意義を認識すると同時に,図 書館が扱う各種資料の特性について知る。 [授業の概要] 1.まず,図書および雑誌記事(情報源)から書誌 情報を読み取る訓練をする。 2.図書の分類,件名,目録について説明する。 3.書誌情報の流通と提供について概説する。 [授業計画] 1.資料類型の観点とネットワーク情報資源 2.コレクション形成の意義と理論(‘価値論’対‘要 求論’は過去のものか?) 3.資料収集方針(まんがの提供を通して考える) 4.資料の保存(スロー・ファイアー) 5.逐次刊行物 6.雑誌 7.新聞と小冊子,クリッピング 8.政府刊行物 9.郷土資料 10.録音図書(DAISY) 11.視聴覚資料 12.ネットワーク情報資源:電子資料 13.ネットワーク情報資源:図書館ポータル 14.ネットワーク情報資源:図書館利用教育 15.ネットワーク情報資源:グーグルと図書館 [授業計画] 1.書誌要素 2.図書の主題分析 3.『日本十進分類法』演習⑴:分類規程 4.『日本十進分類法』演習⑵:一般補助表 5.『日本十進分類法』演習⑶:固有補助表 6.『日本十進分類法』演習⑷:特殊分類規程 7.『基本件名標目標』演習⑴:主標目 8.『基本件名標目標』演習⑵:細目 9.『日本目録規則』演習⑴:タイトルと責任表示 10.『日本目録規則』演習⑵:版 11.『日本目録規則』演習⑶:出版 12.『日本目録規則』演習⑷:シリーズもの 13.『日本目録規則』演習⑸:合集 14.MARCとメタデータ 15.書誌データベースの構築 [テキスト] 馬場俊明[編著](JLA図書館情報学テキストシ リーズII:7)『図書館資料論』日本図書館協会, ISBN 978-4-8204-0816-1 [テキスト] 柴田正美[著]『情報資源組織論』(JLA図書館情 報学テキストシリーズⅢ:9)日本図書館協会, ISBN 978-4-8204-1202-1 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 千賀正之[著]『図書分類の実務とその基礎』 [成績評価の方法] 小テストの得点によって評価する。 [成績評価の方法] レポートの内容で評価する。 −215− 図書館 図書館情報資源概論(=図書館資料論) ブラックボード使用 ブラックボード使用 情報資源組織演習Ⅰa・b(=資料組織演習Ⅰ) 前 期 情報資源組織演習Ⅱa・b(=資料組織演習Ⅱ) 後 期 松崎 博子 1単位 松崎 博子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 図書館員の知識・技術の一領域は,図書の整理・ 管理に関するものである。伝統的な図書館分類法, 目録記述法について知り,書誌データベースへの入 力作業を行うための前提知識を習得する。 (※「情報資源組織概説」と併せて履修することが 望ましい。) [授業の到達目標及びテーマ] 各種目録規則に従い目録を作成することができ, また各種コーディングマニュアルに従い書誌データ ベースへの入力作業ができるようになる。 (※「情報資源組織概説」および「情報資源組織演 習I」の履修を前提とする。) [授業の概要] 1.『日本十進分類法』『基本件名標目標』『日本目 録規則』の演習問題に取り組み,目録作成に関 わる技術を習得する。 [授業の概要] 1.『英米目録規則』について学び,演習問題に取 り組む。 2.共同分担目録作業(CiNii Books図書登録実習) を行う。 [授業計画] 1.書誌要素 2.図書の主題分析 3.『日本十進分類法』演習⑴:分類規程 4.『日本十進分類法』演習⑵:一般補助表 5.『日本十進分類法』演習⑶:固有補助表 6.『日本十進分類法』演習⑷:特殊分類規程 7.『基本件名標目標』演習⑴:主標目 8.『基本件名標目標』演習⑵:細目 9.『日本目録規則』演習⑴:タイトルと責任表示 10.『日本目録規則』演習⑵:版 11.『日本目録規則』演習⑶:出版 12.『日本目録規則』演習⑷:シリーズもの 13.『日本目録規則』演習⑸:合集 14.MARCとメタデータ 15.書誌データベースの構築 [授業計画] 1.『英米目録規則』演習⑴:タイトルと責任表示 2.『英米目録規則』演習⑵:版 3.『英米目録規則』演習⑶:出版 4.『英米目録規則』演習⑷:シリーズもの 5.『英米目録規則』演習⑸:合集 6.『英米目録規則』演習⑹:総合問題 7.『英米目録規則』演習⑺:テスト 8.CiNii Books⑴:目録システム概論 9.CiNii Books⑵:目録情報の基準 10.CiNii Books⑶:目録検索 11.CiNii Books⑷:登録総論 12.CiNii Books図書登録実習⑴:所蔵登録 13.CiNii Books図書登録実習⑵:書誌流用入力 14.CiNii Books図書登録実習⑶:書誌修正 15.CiNii Books図書登録実習⑷:書誌新規入力 [テキスト] 志保田務・高鷲忠美[編著]『情報資源組織法』 第一法規,ISBN 978-4-474-02764-0 [テキスト] 志保田務・高鷲忠美[編著]『情報資源組織法』 第一法規,ISBN 978-4-474-02764-0 [参考図書・参考資料等] 柴田正美[著]『情報組織論』(JLA図書館情報学 テキストシリーズⅢ:9) [参考図書・参考資料等] ハンター,エリック[著]『コンサイス AACR 2R:プログラム式演習』 [成績評価の方法] 小テストの得点で評価する。 [成績評価の方法] 『英米目録規則』のテストの得点で評価する。 −216− 図書館課程 ブラックボード使用 前 期 加藤美奈子 1単位 図書館サービス特論(大学) (12年度生∼) 永井 悦重 後 期 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 「生涯学習」における図書館の役割について,調 査・体験を通して知見を深めることを目標とします。 社会教育の担い手としての司書の立場を想定し,地 域社会における「生涯学習」に関する自身の計画を 具体的に提案することを実践します。 [授業の到達目標及びテーマ] 児童・生徒の多様な読書活動を支援し,豊かな教 育活動をサポートする図書館サービスについて理解 し,その実現のための知識と方法の習得をめざす。 [授業の概要] 公共図書館の地域社会における「生涯学習」の実 態を確認し,社会教育活動の実践例を取り上げ紹介 します。受講者は,自身の利用する図書館について 調査し,レポートで報告し,複数館での「社会教育 活動」について知見を深めます。公共図書館におけ る社会教育活動の具体的な計画を提案し,利用者・ 司書としての双方の視点から相互評価することを実 践課題とします。 [授業の概要] 児童・生徒への資料提供や様々な取り組み等につ いて,豊富な実践例を素材に学習する。また,児童・ 生徒への図書館サービスの発展史等についても考察 する。 [授業計画] 1.「生涯学習」における図書館の意義 2.「生涯学習」における図書館の役割 3.図書館における社会教育活動 調査 4.図書館における社会教育活動 調査報告1 5.図書館における社会教育活動 調査報告2 6.図書館が提案する社会教育活動 計画立案 7.図書館が提案する社会教育活動 計画報告 8.図書館が提案する社会教育活動 相互評価 [授業計画] 1.児童・生徒への図書館サービスの意義とその歴 史 2.児童・生徒への日常的な資料提供 3.読書資料としての児童文学概論 4.児童・生徒の調べ学習に役立つ資料 5.児童・生徒への図書館サービスと資料構成 6.図書館サービスと資料を活用した教育活動 7.児童・生徒と資料を結ぶⅠ 資料の展示,読書会,ブックトーク [テキスト] 教科書は使用しません。教材は必要に応じて配布 します。 [参考図書・参考資料等] 講義で紹介します。 [テキスト] 特に指定せず,必要な資料を随時配布して使用す る。 [参考図書・参考資料等] 授業中に随時紹介する。 [成績評価の方法] 平生点〔受講態度,提出用紙への記述等〕:45%, レポート・提出課題:35% プレゼンテーション・相互アドバイス:20% [成績評価の方法] 授業態度・小テスト・発表60%,レポート40%を 総合して評価する。 −217− 図書館 図書館基礎特論(=図書館特論) 図書館情報資源特論(=専門資料論) 前 期 図書・図書館史(=図書及び図書館史) 後 期 菱川 廣光 1単位 松崎 博子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 図書館が収集・保存する郷土資料や地方行政資料 が地域の歴史文化保存,課題の解決,行政の企画立 案等にいかに大切な資料であるか理解を深める。ま た,これらの資料の電子化による新たな保存や地域 文化の情報発信についても学ぶ。 [授業の到達目標及びテーマ] 図書館が過去に果たした役割・機能を知ることに より,図書館が現在果たしている役割・機能につい ての理解を深める。また,読者と読書の歴史につい て知る。 [授業の概要] 地域の文化情報拠点としての公共図書館が地域に 関する資料や情報をいかに収集・整理・保管・運用 しているかを解説する。また,情報化によって急速 に進展している地域資料を軸とした図書館のハイブ リッド化についても岡山県立図書館を事例に紹介し ていく。 [授業の概要] 1.世界の図書館史(通史)を学ぶ。 2.日本の図書館史(通史)を学ぶ。 3.読者と読書の歴史を学ぶ。 [授業計画] 1.公共図書館と地域資料 2.地域資料⑴郷土資料の種類と収集・整理・保存 3.地域資料⑵地方行政資料の種類と収集・整理・ 保存 4.地域資料の運用 5.地域資料と類縁機関 6.電子図書館⑴国立国会図書館の電子図書館事業 7.電子図書館⑵デジタル岡山大百科 [授業計画] 1.図書館の歴史・世界⑴:中世以前 2.図書館の歴史・世界⑵:近世 3.図書館の歴史・世界⑶:近代 4.図書館の歴史・日本⑴:近代以前 5.図書館の歴史・日本⑵:戦中・戦後 6.図書館の歴史・日本⑶:『市民の図書館』 7.読者と読書の歴史⑴:余白と書見台 8.読者と読書の歴史⑵:音読と黙読 [テキスト] 使用しない [テキスト] 小黒浩司[編著]『図書及び図書館史』(JLA図書 館情報学テキストシリーズⅢ:11)日本図書館協会 (2013年)ISBN 9784820412182 [参考図書・参考資料等] 「地域資料入門」図書館員選書14 三多摩郷土資 料研究会編 日本図書館協会発行 1999年 「図書館ハンドブック」第6版補訂版 日本図書 館協会発行 2011 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] レポート30点,定期試験70点 [成績評価の方法] 学期末試験の得点によって評価する。 −218− 図書館課程 後 期 松崎 博子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 図書館の果たす役割・機能と図書館建築の関係に ついて知る。さらに,図書館戦略に基づく図書館建 築が図書館利用者の利用行動にもたらす影響につい て学ぶ。 [授業の概要] まず,19世紀末葉から20世紀中葉にかけてのアメ リカ公共図書館(とくにカーネギー図書館)の図書 館建築を,次に1960∼80年代日本の図書館建築を例 として,図書館の果たす役割・機能の変化がもたら した図書館建築の変化について学ぶ。最後に,図書 館戦略に基づく,図書館員による建築計画書作成に ついて論じる。 [授業計画] 1.アメリカ公共図書館⑴:利用者別閲覧室(労働 者,女性,児童) 2.アメリカ公共図書館⑵:閉架書庫と「人的援助 (aids to readers) 」 3.アメリカ公共図書館⑶:開架化と利用者の監視 4.アメリカ公共図書館⑷:黒人分館・黒人閲覧室 5.日本公共図書館⑴:文化の殿堂 6.日本公共図書館⑵:権威主義からの脱却 7.日本公共図書館⑶:フレキシビリティ 8.図書館戦略と建築計画書 [テキスト] なし [参考図書・参考資料等] なし [成績評価の方法] レポートの内容によって評価する。 −219− 図書館 図書館施設論(12年度生∼) 生涯学習概論Ⅰ p.205を参照 −220− 資格課程 司書教諭に関する科目 司書教諭課程 ブラックボード使用 学校経営と学校図書館 前 期 学校図書館メディアの構成 後 期 永井 悦重 2単位 松崎 博子 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 学校教育・学校図書館における学校図書館メディ アの意義・役割と学校図書館メディアの選択・収集・ 組織化(整理・管理)について基礎知識を習得する。 [授業の概要] 学校図書館の成立・発展を歴史的にとらえ,現状 を把握し,課題を明らかにする。また,学校図書館 を活用した優れた実践を通して学校図書館経営や司 書教諭の職務について考察する。学校図書館活動, 図書館機能を活用した授業,それを可能にする校内 体制,公共図書館との連携についても学習する。 [授業の概要] まず,多種多様な学校図書館メディアについて知 り,選書方法について学ぶ。次に, 『日本図書館分 類法』『日本目録規則』各種「件名標目表」の基礎 を知り,学校図書館メディアへのアクセシビリティ を高める方法を学ぶ。 [授業計画] 1.学校図書館とは何か ユネスコ学校図書館宣言 2.学校図書館の成立;デューイと学校図書館 3.戦後の教育改革と学校図書館法の成立 4.学校図書館の発展 5.学校図書館活動Ⅰ 資料提供と図書館の自由 6.学校図書館活動Ⅱ 授業との連携;授業で学校 図書館を活用するとは 7.学校図書館活動Ⅲ 広報・行事活動 8.岡山市内の小・中学校図書館の見学 9.学校図書館の教育力と可能性 10.学校図書館の経営;職員・資料・施設 11.司書教諭と学校司書の協働 12.学校図書館の現状と施策 13.図書館ネットワーク;学校図書館と公共図書館 の連携 14.生涯学習と学校図書館 15.司書教諭の役割と校内体制 [授業計画] 1.学校教育における学校図書館メディアの意義・ 役割 2.学校図書館メディアの種類と特性 3.学校図書館メディア構築の方針と基準 4.学校図書館メディアの選択方法とツール 5.『日本十進分類法』⑴:主題分析と分類規程 6.『日本十進分類法』⑵:一般補助表 7.『日本十進分類法』⑶:一般補助表 8.『日本十進分類法』⑷:固有補助表 9.『日本目録規則』⑴:情報源から情報を読み取る 10.『日本目録規則』⑵:情報源から情報を読み取る 11.『日本目録規則』⑶:標目 12.「件名標目表」とシソーラス/件名検索 13.MARCと書誌ユーティリティ 14.児童生徒にOPACの使い方を教える 15.学校図書館メディアの配列・レイアウト [テキスト] 塩見 昇 編・著『学校教育と学校図書館 新訂 版』教育史料出版会,ISBN 978-4-87652-496-9 [テキスト] 全国学校図書館協議会「新学校図書館学」編集委 員会編『学校図書館メディアの構成』 (新学校図書 館学;2)全国学校図書館協議会,ISBN 4-79332234-4 [参考図書・参考資料等] 授業中に随時紹介する。 [参考図書・参考資料等] 木原通夫・志保田務・高鷲忠美[著] 『資料組織 法 第6版』 [成績評価の方法] 小テスト・授業態度60%,レポート40%を総合し て評価する。 [成績評価の方法] 学期末試験の得点で判断する。 −221− 司書教諭 [授業の到達目標及びテーマ] 学校図書館に関する基本的・総論的な内容を取り 上げる。学校図書館の意義や理念を共有すると共に, 学校図書館の充実・発展に意欲的に取り組む力を育 成する。 学習指導と学校図書館 後 期 永井 悦重 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 学校図書館の機能を活用した授業づくりの意義と 目的を理解し,その知識と方法の習得をめざす。 [授業の概要] 各教科の授業と学校図書館との関わり,とりわけ 図書館機能を活用した授業づくりについて,様々な 実践例を素材に学習する。また,その過程で子ども たちがメディア・リテラシーを獲得することの意義 と方法についても考察する。 [授業計画] 1.学校図書館の機能とその役割 2.学習における資料活用の意義 3.レファレンス・サービス 4.図書館を活用する授業1 小学校 理論編 5.図書館を活用する授業2 小学校 実際編 岡山市内の小学校における調べ学習を見学 6.図書館を活用する授業3 中・高校編 7.調べ学習の意義と目的・組み立て方 8.教科学習とブックトーク1 理論編 9.教科学習とブックトーク2 実際編 10.図書館利用教育1 図書館オリエンテーション 11.図書館利用教育2 レポートの書き方 12.NIEと学校図書館 13.メディア・リテラシー1世界と日本の動向 14.メディア・リテラシー2図書館教育と情報教育 15.司書教諭と学校司書,授業担任との協働 [テキスト] 塩見 昇 編・著『学校教育と学校図書館 新訂 版』教育史料出版会,ISBN 978-4-87652-496-9 [参考図書・参考資料等] 授業中に随時紹介する。 [成績評価の方法] 授業態度・小テスト60%,レポート40%を総合し て評価する。 読書と豊かな人間性 後 期 (一人ひとりの子どもに読書の楽しみを) 伊丹 弥生 2単位 [授業の概要] 子どもたちの読書の実態と読書資料の特性につい て理解し,さまざまな読書指導の方法で本と子ども たちを結びつける活動を実践的に学ぶ。また,子ど もたちが読書を通して豊かな人間性を育むために, 司書教諭のはたす役割とあり方を考える。 [授業の到達目標及びテーマ] 1.子どもの発達や読書の実態を把握する。 2.資料の種類,特性を知り,読書指導の方法を具 体的に学ぶ。 3.課題や読書体験の発表,レポートで司書教諭の 果たす役割を考える。 [授業計画] 1.読書の意義と目的 2.発達段階に応じた読書 3.子どもの読書の実態 4.読書指導の方法1(読み聞かせ,ストーリーテ リング 他) 5.読書指導の方法2(ブックトーク 他) 6.読書指導の実践(書評,NIE実践例) 7.新しく開拓された読書の方法(読書のアニマシ オン,読書アクション 他) 8.指導者の読書体験(発表①) 9.指導者の読書体験(発表②) 10.読書資料の種類と特性(絵本,児童文学,伝承 文学 他) 11.読書資料の種類と特性(ノンフィクション,知 識の本,言葉,郷土資料 他) 12.読書資料の選択 13.読書資料の活用(集団読書テキスト,視覚資料 を使っての学習) 14.公共図書館・地域関連機関との連携・協力 15.読書推進のための環境整備 [テキスト] プリント資料配布 授業の中で,適宜,関連文献を紹介する。 [参考図書・参考資料等] 「シリーズ学校図書館学」編集委員会編『読書と 豊かな人間性』 (シリーズ学校図書館学4 全国学 校図書館協議会 2011年) 監修 鈴木喜代春 ブックトーク研究会編『新版・ 授業が生きるブックトーク』(一声社 2011年) キラキラ読書クラブ著『キラキラ応援ブックトー ク』(岩崎書店 2009年) 佐藤凉子編『読書のアニマシオン』 (児童図書館 研究会 2005年) 他 [成績評価の方法] 授業態度 20% レポート・発表 20% 課題2 20% 試験 40% −222− 司書教諭課程 ブラックボード使用 情報メディアの活用 (学校図書館でのメディア利用を指導するために) 中西 裕 前 期 2単位 [授業の概要] 情報メディアに関する基礎的かつ技術的な知識を 学習し,現在の学校図書館の置かれている現状と, これからの学校図書館がどうあるべきかを,情報メ ディア・コンピュータ・インターネットとのかかわ りから考えていきます。 情報教室で,ほぼ毎時間ブラックボードを利用し ながらの授業となります。 [授業計画] 1.情報社会の学校図書館 2.情報メディアとは何か 3.情報メディアの種類と特性⑴基礎編 4.情報メディアの種類と特性⑵応用編 5.図書館における視聴覚機器の種類と特性 6.インターネット時代の司書教諭の役割 7.web検索演習⑴基礎編 8.web検索演習⑵応用編 9.ネット上の情報の加工と利用 10.パッケージ型データベース(CD-ROM,DVDROM等) 11.図書情報の検索⑴基礎編 12.図書情報の検索⑵応用編 13.調べ学習とインターネット 14.学校図書館と著作権 15.情報モラル教育とデジタルデバイド [テキスト] 教科書は使用しません。教材はブラックボードを 利用してオンラインで提供します。 [参考図書・参考資料等] 『月刊 学校図書館』(社団法人 全国学校図書館 協議会刊)の最近の号に目を通し,学校図書館のお かれている状況を把握しておくことが望ましい。就 実の図書館にあります。 [成績評価の方法] 授業への参加姿勢と授業課題評価50%,定期試験 の得点50%で評価します。 −223− 司書教諭 [授業の到達目標及びテーマ] これからの学校図書館は,学校における学習情報 センターとしての役割が期待されており,司書教諭 にはメディアのスペシャリストであることが求めら れています。この授業では,学校図書館で扱う各種 の情報メディアについて知るとともに,司書教諭と して必要な知識と実践的な技能を習得することを目 的としています。 資格課程 社会教育に関する科目 社会教育課程 生涯学習概論Ⅱ(大学用) 後 期 中井 智子 2単位 社会教育計画Ⅰ (社会教育計画の目標の探求) 筒井 愛知 後 期 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ① 社会教育や生涯学習の考え方を,自分自身にひ きつけて理解する。 ② 社会教育活動や生涯学習政策,住民自身の学び (社会教育)を理解する。 ③ 課題の把握や調査の方法を理解する。 [授業の概要] 国際社会における生涯学習,我が国における生涯 学習の理念等を概観することにより,成熟社会にお いて学び続けることの意義について理解を深める。 また,生涯学習における社会教育の役割を中心に学 習を進め,専門的立場から学習者を支援するための 知識や意識を培う。講義により理解を深めるととも に,受講者の興味関心に応じた探究活動による学習 の広がりを大切にする。 [授業の概要] 社会教育政策の概要,NPOなどの民間の社会教 育実践,住民の自主的な学びの実際を理解するため, 岡山市の社会教育現場の事例を取り上げ,現場職員 の報告や見学を含めて授業を進める。 「社会教育計画Ⅱ」と同一年度に同時に受講する ことを条件とする。(ただし,前年度にどちらかを 受講した者に限り,残りの受講を認める。) [授業計画] 1.生涯学習の意義 2.国際社会における生涯教育論 3.日本における生涯学習政策の確立 4.生涯教育から生涯学習へ 5.生涯学習社会のおける教育相互の連携と学習シ ステム 6.生涯学習行政の現状(関係法令と行政組織) 7.社会教育の制度①(社会教育の概要と社会教育 行政) 8.社会教育の制度②(社会教育の内容・形態・方 法) 9.社会教育の制度③(社会教育にかかる指導者) 10.社会教育の制度④(社会教育施設の概要と役割) 11.社会教育の制度⑤(地域における実践から学ぶ) 12.学習情報提供と学習相談の意義 13.生涯学習の推進と地域づくり 14.生涯学習における学びの循環 15.生涯学習の成果と課題・学習のまとめ [授業計画] 1.社会教育計画の意味と課題 2.社会教育における地域 3.社会教育における施設 4.社会教育における集団 5.社会教育におけるボランティア 6.社会教育における参加 7.社会教育における学習プログラム 8.社会教育における学習者 9.社会教育におかける学習支援 10.社会教育における学習情報の意味 11.社会教育における大学の意味 12.社会教育における連携を考える視座 13.社会教育における評価を考える視座 14.社会教育行政の変遷と行政改革 15.社会教育計画を考える視座 [テキスト] テキストなし [テキスト] 熊谷愼之輔 社会教育計画の基礎 学分社 ISBN 978-4-7620-2272-2 [参考図書・参考資料等] [参考図書・参考資料等] 『社会教育・生涯学習ハンドブック』エイデル研 究所 雑誌『月刊社会教育』(国土社) 『人が輝き地域が輝く公民館』エイデル研究所 [成績評価の方法] 学習態度,レポート,ノート提出による総合評価 [成績評価の方法] 毎回の感想レポート(授業態度を含めて40%)及 び課題レポート(2回×各30%)によって評価する。 −225− 社会教育 [授業の到達目標及びテーマ] 生涯学習及び社会教育の本質と意義について理解 を図るとともに,生涯学習における学習者の特性や 教育相互の連携について理解を深め,社会教育主事 等専門職員の役割や学習活動への支援等に関する基 礎的能力を養う。 ブラックボード使用 社会教育計画Ⅱ (社会教育計画づくりの実践的研究) 筒井 愛知 後 期 社会教育演習Ⅰ 前 期 2単位 中塚 朋子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] ① 社会教育における学習方法や学習プログラムの 基礎を理解する。 ② 社会教育の推進主体や計画の評価をめぐって PDCAを理解する。 ③ ワークショップ等の手法を使って実際に計画を 練り上げ,計画作りの手法等を身につける。 [授業の到達目標及びテーマ] 社会教育の基礎的な歴史や理念を踏まえて,地域 社会を拠点として展開されている社会教育の現代的 意味と課題について理解を深める。 [授業の概要] 社会教育計画の考え方や策定の主体の考え方等の 基本,また,計画の推進主体となるボランティアや コーディネーターの養成について考える。合わせて 学習の展開方法やプログラミングについて学び,そ の上で,実際の社会教育計画を素材に,計画に盛り 込むべき内容を検討する。 「社会教育計画Ⅰ」と同一年度に同時に受講する ことを条件とする。(ただし,前年度にどちらかを 受講した者に限り,残りの受講を認める。) [授業の概要] 社会教育演習Ⅰでは,『新訂 生涯学習概論』(伊 藤俊夫編,2010,ぎょうせい)をテキストに,演習 形式で社会教育について検討する(①文献の講読・ 発表,②社会教育関連施設の見学を含む)。 [授業計画] 1.社会教育の学びと自らの学び 2.社会教育・生涯学習とは何か 3.公民館実践を聞く(京山公民館・高島公民館) 4.NPOの教育活動 5.子育て支援と居場所づくり 6.大学生が抱える課題と社会教育 7.社会教育調査の実際 8.講座と学習プログラムの編成 9.高島公民館の見学 10.きらめきプラザの見学 11.具体的施策の検討 12.社会教育計画づくり演習① 13.社会教育計画づくり演習② 14.計画案のプレゼンテーション 15.まとめ [授業計画] 1.ガイダンス 授業の進め方 2.生涯学習の意義と理念 3.社会教育の意義と特質 4.社会教育の歴史 5.社会教育の実際 6.社会教育の法 7.社会教育行政の役割 8.社会教育施設の種類(公民館・図書館・博物館 ほか) 9.社会教育施設の役割と機能 10.社会教育施設の見学⑴ 11.社会教育施設の見学⑵ 12.社会教育の学習者の特性 13.社会教育の方法と形態 14.社会教育の担い手 15.新しい「公共」に資する社会教育・レポート提 出 [テキスト] 熊谷愼之輔 社会教育計画の基礎 学分社 ISBN 978-4-7620-2272-2 [テキスト] 伊藤俊夫編 『新訂 生涯学習概論』 ぎょうせい ISBN 978-4-324-09064-0 [参考図書・参考資料等] 自治体の社会教育・生涯学習計画を入手して参考 資料として活用する。また,岡山市の関連資料を計 画作りの参考資料として活用する。 [参考図書・参考資料等] 授業中に随時紹介する。 [成績評価の方法] 毎回の感想レポート(授業態度を含めて40%)及 び課題レポート(30%),作成された計画案(30%) によって評価する。 [成績評価の方法] 授業姿勢,授業中の発表や小レポート,および期 末レポートによって総合的に評価を行う。 −226− 社会教育課程 ブラックボード使用 ブラックボード使用 社会教育演習Ⅱ 後 期 中塚 朋子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 現代社会の急速な変化や学習者のニーズに応じた 「新しい時代」の社会教育について考える力を養う。 社会教育実習 (社会教育施設での短期教育実習) 中塚 朋子 集 中 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] 夏季休暇中に行われる公民館での社会教育実習の 経験を通して,地域に密着した実践力を身に付ける。 [授業の概要] 社会教育施設での実習を通して,社会教育の実際 と課題について学ぶ。地域住民との触れ合いや講座 の企画立案などを通して,社会の変化に応じた社会 教育の重要性を認識する。 [授業計画] 1.ガイダンス 授業の進め方 2.社会の変化と社会教育 3.人間の発達段階と社会教育 4.働くことと社会教育 5.情報と社会教育 6.ものと社会教育 7.学習支援の技術と社会教育 8.社会教育施設の見学⑴ 9.社会教育施設の見学⑵ 10.少子社会と社会教育 11.高齢社会と社会教育 12.男女共同参画社会と社会教育 13.地域社会と社会教育 14.グローバル社会と社会教育 15.社会教育の方法をめぐる展望・レポート提出 [授業計画] ⑴ <事前指導> ① 実習の目的と意義 ② 実習スケジュールと内容理解 ③ 実習心得 <事後指導> ① 反省と自己評価 ② 実習レポートの作成 [テキスト] 関口礼子・小池源吾・西岡正子・鈴木志元・堀薫夫 『新しい時代の生涯学習 第2版』 有斐閣 ISBN 978-4-641-12371-7 [テキスト] 伊藤俊夫編 『新訂 生涯学習概論』 ぎょうせい ISBN 978-4-324-09064-0 [参考図書・参考資料等] 授業中に随時紹介する。 [参考図書・参考資料等] 授業中に随時紹介する。 [成績評価の方法] 授業姿勢,授業中の発表や小レポート,および期 末レポートによって総合的に評価を行う。 [成績評価の方法] 実習後の発表,実習日誌,報告書,公民館長の評 価を含めて総合的に評価する。 ⑵ 実務実習 岡山市内の公民館もしくは出身地元の公民館など ※岡山市内の公民館で実習を希望する者は,岡山市 立中央公民館が調整を行う。 −227− 社会教育 [授業の概要] 社会教育演習Ⅱでは,『新しい時代の生涯学習 第2版』(関口礼子・小池源吾・西岡正子・鈴木志元・ 堀薫夫,2009,有斐閣)をテキストに,演習形式で 社会教育について演習形式で社会教育について検討 する(①文献の講読・発表,②社会教育関連施設の 見学を含む)。 ブラックボード使用 ブラックボード使用 社会教育課題研究Ⅰ 前 期 社会教育課題研究Ⅱ 後 期 中塚 朋子 1単位 中塚 朋子 1単位 [授業の到達目標及びテーマ] 社会教育の多様な実践について理解を深め,その 可能性と課題について考える力を養う。 [授業の到達目標及びテーマ] 社会教育の多様な実践について理解を深め,その 可能性と課題について考える力を養う。 [授業の概要] 現代日本における社会的課題を踏まえて,社会教 育分野が貢献しうる方策を研究する。 社会教育課題研究Ⅰでは,生涯各期の教育課題を 検討するためにライフステージおよびライフコース の視点を取り入れ,発達課題に応じた社会教育(青 少年教育,成人教育,高齢者教育,ジェンダー教育 〔女性教育含む〕)について検討する(①文献の講読・ 発表,②社会教育の学習プログラムに関する調査と 分析)。 [授業の概要] 現代日本における社会的課題を踏まえて,社会教 育分野が貢献しうる方策を研究する。 社会教育課題研究Ⅱでは,生涯学習における社会 教育施設の役割という視点から,社会教育施設の取 り組みに関する現状と課題について検討する(①文 献の講読・発表,②社会教育施設の調査と分析)。 [授業計画] 1.ガイダンス 授業の進め方 2.生涯学習と社会教育 3.社会教育の歴史 4.社会教育の位置 5.社会教育の方法 6.社会教育の学習内容 7.社会教育の計画 8.学習プログラムの編成 9.発達課題と社会教育:青少年教育 10.発達課題と社会教育:成人教育 11.発達課題と社会教育:高齢者教育 12.発達課題と社会教育:ジェンダー教育 〔女性教育含む〕 13.学習プログラムに関する調査と分析⑴ 14.学習プログラムに関する調査と分析⑵ 15.調査結果の発表・レポートの提出 [授業計画] 1.ガイダンス 授業の進め方 2.社会教育行政の仕組み 3.社会教育関係団体と社会教育行政 4.社会教育職員・指導者の役割 5.社会教育施設の取り組み:公民館・公民館類似 施設 6.社会教育施設の取り組み:図書館 7.社会教育施設の取り組み:博物館・博物館類似 施設 8.社会教育施設の取り組み:青少年教育施設 9.社会教育施設の取り組み:女性教育施設 10.社会教育施設の取り組み:社会体育施設 11.社会教育施設の取り組み:文化会館・生涯学習 センター 12.社会教育施設の取り組みに関する調査と分析⑴ 13.社会教育施設の取り組みに関する調査と分析⑵ 14.社会教育施設の取り組みに関する調査と分析⑶ 15.調査結果の発表・レポートの提出 [テキスト] 佐藤晴雄 『生涯学習概論』 学陽書房 ISBN 978-4-313-61133-7 [テキスト] 佐藤晴雄 『生涯学習概論』 学陽書房 ISBN 978-4-313-61133-7 [参考図書・参考資料等] 授業中に随時紹介する。 [参考図書・参考資料等] 授業中に随時紹介する。 [成績評価の方法] 授業姿勢,授業中の発表や小レポート,および期 末レポートによって総合的に評価を行う。 [成績評価の方法] 授業姿勢,授業中の発表や小レポート,および期 末レポートによって総合的に評価を行う。 −228− 社会教育課程 ブラックボード使用 婦人問題と社会教育 後 期 正保 正惠 2単位 [授業の到達目標及びテーマ] ジェンダー視点で女性の労働力化,人権,ワーク・ ライフ・バランス視点に立つ男性を含めた育児支援 などの基本的な考え方を理解し,社会教育に繋げる。 [授業計画] 1.性別役割分業の是非と限界 2.国際的な性別役割分業撤廃論の展開 3.1980年代における女性の学習 4.性別役割分業体制の転換と生涯学習政策 5.人権に根ざした社会と教育を求めて 6.ワーク・ライフ・バランスと社会教育 7.家族問題と社会教育 8.男性問題と社会教育 9.子育てと社会教育 10.女子差別撤廃条約と社会教育 11.男女共同参画社会基本法と社会教育 12.シティズンシップ教育と社会教育 13.社会教育法とジェンダー 14.仕事と家族と幸福と社会教育 15.子どもの権利条約と大人の社会教育 [テキスト] 中藤洋子『女性問題と社会教育−ジェンダー視点 に立つ成人の教育・学習論の試み−』ドメス出版, ISBN4-8107-0644-3 [参考図書・参考資料等] [成績評価の方法] 期末提出のレポート,途中に提出の小レポートに よる総合評価 −229− 社会教育 [授業の概要] 性別役割分業の固定化を乗り越えて,女子差別撤 廃条約,男女共同参画社会基本法を踏まえた社会教 育プログラムを構築するための知識と,実践を伴う 理解,考察を行う。 生涯学習概論Ⅰ p.205を参照 情報と社会a・b p.29を参照 博物館概論 p.205を参照 図書館概論 p.211を参照 博物館情報・メディア論 p.207を参照 図書館情報技術論 p.212を参照 教育学概論 p.70,p.143を参照 考古学の基礎 p.208を参照 考古学の現在 p.209を参照 死生観の歴史 p.10を参照 人権の現代的課題 p.15を参照 −230− 索 引 索 引 英字 カウンセリング演習Ⅱ 148 English Reading 1w(初等) 43 カウンセリング概論 147 English Reading 1x(初等) 43 カウンセリング実習 149 English Reading 1y(心理) 44 化学と環境問題 24 English Reading 1z(心理) 44 化学の世界と歴史 23 English Reading 2w(初等) 45 学習指導と学校図書館 English Reading 2x(初等) 45 学習心理学(初等) 71 English Reading 2y(心理) 46 学習心理学(心理) 146 English Reading 2z(心理) 46 学生生活概論 English Reading 3w・x(初等) 47 家族援助論 82 English Reading 3y(心理) 47 家族心理学 150 English Reading 3z(心理) 48 学校看護学演習 185 English Reading 4w・x(初等) 48 学校救急処置 187 English Reading 4y(心理) 49 学校救急処置演習 187 English Reading 4z(心理) 49 学校経営と学校図書館 221 General English 1xz 50 学校経営論 General English 2xz 50 学校制度論(中等) 147 学校図書館メディアの構成 221 学校法制論 アジア人の思想 8 アジアの民族誌 1 72 72 学校保健 177 11 家庭 106 いきものと物質 27 家庭科教育法 96 異文化コミュニケーション1∼4 41 家庭管理 92 インターンシップ1・2(3年次以上) 40 看護学概論 184 衛生学 176 看護学臨床実習 186 栄養学 180 看護学臨床実習指導 186 音楽Ⅰa・b・c 107 漢字検定1・2 音楽Ⅱa・b・c 108 漢詩文の表現と心 3 音楽Ⅱd・e・f・g 108 漢詩文の表現と思想 3 音楽Ⅲa・b・c 109 基礎経営論 19 音楽Ⅲd・e・f・g 109 基礎経済学(=経済と生活) 18 音楽Ⅳa・b 110 基礎マーケティング論a 19 音楽Ⅴa・b 110 基礎マーケティング論b 20 音楽Ⅴc 111 キャリアデザイン論A(2年次以上) 38 音楽Ⅵa 111 キャリアデザイン論B(2年次以上) 39 音楽Ⅵb・c 112 キャリアデザイン論C(2年次以上) 39 音楽科教育法 97 キャリアデザイン論D(2年次以上) 40 教育学概論(初等) 70 か 教育学概論(中等・養護) 143 170 介護等体験 119 教育課程論(中等・養護) 解剖学 181 教育心理学(初等) カウンセリング演習Ⅰ 148 教育心理学(中等・養護) −231− 41 71 146 索 引 あ 222 教育心理学研究法 150 金融システムと生活 20 教育心理学実験実習 151 くすりと社会 28 教育心理ゼミナールⅠa 192 経済学概論(=現代経済論) 18 教育心理ゼミナールⅠb 193 健康教育論 178 教育心理ゼミナールⅠc 193 健康相談活動 179 教育心理ゼミナールⅠd 194 健康と栄養a・b 23 教育心理ゼミナールⅠe 194 健康と食品a・b 22 教育心理ゼミナールⅠf 195 現代教育の諸問題(初等) 69 教育心理ゼミナールⅠg 195 現代教育の諸問題(心理) 144 教育心理ゼミナールⅠh 196 現代人とこころの障害 2 教育心理ゼミナールⅠi 196 現代人の倫理と価値観 14 教育心理ゼミナールⅠj 197 現代都市の魅力診断 21 教育心理ゼミナールⅠk 197 現代日本の企業 21 教育心理ゼミナールⅠl 198 現代の女性環境 15 教育心理ゼミナールⅡa 198 現代の哲学と思想 10 教育心理ゼミナールⅡb 199 検定外国語1∼4 51 教育心理ゼミナールⅡc 199 考古学の基礎(=考古学入門) 208 教育心理ゼミナールⅡd 200 考古学の現在 209 教育心理ゼミナールⅡe 200 公衆衛生学 177 教育心理ゼミナールⅡf 201 口頭表現1(=口頭表現e) 教育心理ゼミナールⅡg 201 国語Ⅰa・b 102 教育心理ゼミナールⅡh 202 国語Ⅱ 102 教育心理ゼミナールⅡi 202 国語科教育法 教育心理ゼミナールⅡj 203 心と身体のフィットネス 教育心理ゼミナールⅡk 203 こころの健康科学 教育心理ゼミナールⅡl 204 子どもの身体運動と健康 189 教育相談(初等) 101 コミュニケーションの心理学 149 教育相談(心理) 173 古文書解読 208 古文書学の基礎(=古文書学入門) 207 教育の歴史(初等) 69 教育の歴史(心理) 144 教育評価 100 教育保育インターンシップ 125 コンピューターリテラシーa・b 1 93 189 2 28 さ 教育方法論(初等) 99 茶道1a・b 5 教育方法論(中等) 171 茶道2a・b 5 教科教育研究(保健)Ⅰ 174 算数Ⅰ 103 教科教育研究(保健)Ⅱ 175 算数Ⅱ 103 教科教育研究(保健)Ⅲ 175 算数科教育法 教科教育研究(保健)Ⅳ 176 視覚障害児教育総論 教職研究Ⅰ(初等) 126 死生観の歴史 教職研究Ⅰ(心理) 192 施設保育実習Ⅰ 121 70 施設保育実習Ⅱ 122 教師論(初等) 教師論(中等・養護) 自然地理学(2年次以上) 143 −232− 94 167 10 22 索 引 肢体不自由児教育 163 情報サービス演習Ⅱ 214 肢体不自由児の心理 160 情報サービス論(=情報サービス概説) 213 肢体不自由児の生理・病理 160 情報資源組織演習Ⅰa・b(=資料組織演習Ⅰ)216 児童英語 107 情報資源組織演習Ⅱa・b(=資料組織演習Ⅱ)216 児童英語教育法 96 児童サービス論 213 情報処理演習1w・x(初等) 30 児童福祉Ⅰ 76 情報処理演習1y・z(心理) 31 児童福祉Ⅱ 77 情報処理演習2a∼d 31 児童文化a・b 93 情報と社会a・b 29 情報資源組織論(=資料組織概説) 215 社会Ⅰ 104 情報と表現 29 社会Ⅱ 104 情報と文化a・b 30 社会科教育法 94 情報メディアの活用 223 社会学概論(=現代社会の諸問題) 17 食品学 180 社会学の世界と歴史 17 女性の生活と歴史 14 226 書道1a・b 4 社会教育演習Ⅱ 227 書道2a・b 4 社会教育課題研究Ⅰ 228 初等教育ゼミナールⅠa 127 社会教育課題研究Ⅱ 228 初等教育ゼミナールⅠb 127 社会教育計画Ⅰ 225 初等教育ゼミナールⅠc 128 社会教育計画Ⅱ 226 初等教育ゼミナールⅠd 128 社会教育実習 227 初等教育ゼミナールⅠe 129 社会心理学 151 初等教育ゼミナールⅠf 129 社会福祉Ⅰ 75 初等教育ゼミナールⅠg 130 社会福祉Ⅱ 75 初等教育ゼミナールⅠh 130 生涯学習概論Ⅰ 205 初等教育ゼミナールⅠi 131 生涯学習概論Ⅱ(大学用) 225 初等教育ゼミナールⅠj 131 障害児心理学各論 162 初等教育ゼミナールⅠk 132 障がい児保育Ⅰ 90 初等教育ゼミナールⅠl 132 障がい児保育Ⅱ 91 初等教育ゼミナールⅠm 133 小学校教育課程論 82 初等教育ゼミナールⅠn 133 小学校教育実習 117 初等教育ゼミナールⅠo 134 小学校教育実習指導Ⅰ 118 初等教育ゼミナールⅡa 134 小学校教育実習指導Ⅱ 118 初等教育ゼミナールⅡb 135 小児栄養Ⅰa・b 81 初等教育ゼミナールⅡc 135 小児栄養Ⅱa・b 81 初等教育ゼミナールⅡd 136 小児看護学(小児保健) 188 初等教育ゼミナールⅡe 136 小児精神医学 184 初等教育ゼミナールⅡf 137 小児保健Ⅰ 79 初等教育ゼミナールⅡg 137 小児保健Ⅱ 79 初等教育ゼミナールⅡh 138 小児保健Ⅲ 80 初等教育ゼミナールⅡi 138 小児保健実習 80 初等教育ゼミナールⅡj 139 214 初等教育ゼミナールⅡk 139 情報サービス演習Ⅰ −233− 索 引 社会教育演習Ⅰ 初等教育ゼミナールⅡl 140 精神医学概論 157 初等教育ゼミナールⅡm 140 精神保健 183 初等教育ゼミナールⅡn 141 生徒・進路指導論(初等) 101 初等教育ゼミナールⅡo 141 生徒・進路指導論(中等) 172 初年次教育Ⅰ(初等) 125 生徒指導論 172 初年次教育Ⅰ(心理) 190 生命機能のシステム 24 初年次教育Ⅱ(初等) 126 生命機能のプログラム 26 初年次教育Ⅱ(心理) 190 生命と自然環境 25 人格心理学 155 生命と生活の化学 26 人権の現代的課題b 15 西洋美術史 人体の構造と機能 25 生理学 心理学1(=心理学の世界と歴史) 12 相談援助 心理学2(=現代人のこころと行動) 13 9 181 76 心理学概論 145 た 心理学史 145 体育Ⅰa・b・c 115 心理統計法Ⅰ 152 体育Ⅱa・b・c 116 心理統計法Ⅱ 152 体育Ⅲ 116 心理療法演習Ⅰ 154 体育Ⅳ 117 心理療法演習Ⅱ 154 体育科教育法 心理療法概論 153 ダンスの社会学 188 心理療法各論 153 知的障害児教育Ⅰ 162 11 知的障害児教育Ⅱ 163 人類学の世界と歴史 98 図画工作Ⅰa・b 112 知的障害児の生理・病理 159 図画工作Ⅰc 113 知的障害の心理学 159 図画工作Ⅱa・b 113 中国語講読入門1a・e 60 図画工作Ⅱc 114 中国語講読入門2a・e 61 図画工作Ⅲ 114 中国語講読入門2d 59 図画工作Ⅳ 115 中国語中級3 61 図画工作科教育法 97 中国語中級4 62 スポーツ1v(初等) 33 中国語文法入門1a 57 スポーツ1w(初等) 33 中国語文法入門1d 58 スポーツ1x(初等) 34 中国語文法入門1e 59 スポーツ1y・z(心理) 34 中国語文法入門2a 58 スポーツ3a 35 中国語文法入門2e 60 スポーツ3b 35 聴覚障害児教育総論 167 スポーツ3c(人・教・薬) 36 重複障害児教育 168 スポーツ4a 36 重複障害児の心理 166 スポーツ4b 37 重複障害児の生理・病理 166 スポーツと健康a・b 32 地理学の世界と歴史 12 スポーツと社会 32 ドイツ語中級3 52 106 ドイツ語中級4 53 ドイツ語文法入門1 51 生活a・b 生活科教育法 95 −234− 索 引 ドイツ語文法入門2 52 博物館教育論 206 道徳の指導法(初等) 98 博物館経営論 206 博物館情報・メディア論 207 発達障害児教育 168 発達障害児の生理・病理 165 発達障害の心理学 165 道徳の指導法(中等・養護) 東洋美術史 読書と豊かな人間性 特別活動の指導法 170 9 222 99 特別活動の指導法(中等教員養成用) 171 発達心理学 特別支援教育各論 164 発達心理学Ⅰ 156 特別支援教育実習Ⅰ 169 発達心理学Ⅱ 156 特別支援教育実習Ⅱ 169 発達心理学演習a・b 78 特別支援教育総論 158 ハングル講読入門1a・e 64 特別支援教育の歴史 158 ハングル講読入門2a・e 65 図書・図書館史(=図書及び図書館史) 218 ハングル講読入門2d 64 図書館概論 211 ハングル中級3 65 図書館基礎特論(=図書館特論) 217 ハングル中級4 66 図書館経営論(大学用) 211 ハングル文法入門1a 62 図書館サービス概論a・b(=図書館サービス論a・b) 212 ハングル文法入門1d 63 図書館サービス特論(大学) 217 ハングル文法入門2a 63 図書館施設論 219 微生物学 図書館情報技術論 212 病気と環境 27 図書館情報資源概論(=図書館資料論) 215 病弱児教育 164 図書館情報資源特論(=専門資料論) 218 病弱児の心理 161 病弱児の生理・病理 161 フィジカル・アセスメント 185 229 182 日本語1 66 婦人問題と社会教育 日本語2 67 フランス語講読入門1a 55 日本語3 67 フランス語講読入門2a 56 日本語4 68 フランス語講読入門2d 55 日本国憲法b 16 フランス語中級3 56 日本事情1 37 フランス語中級4 57 日本事情2 38 フランス語文法入門1a 53 日本人の思想 7 フランス語文法入門1d 54 日本美術史 8 フランス語文法入門2a 54 日本文化論1 6 保育原理Ⅰ 73 日本文化論2 6 保育原理Ⅱ 74 乳児保育Ⅰa・b 89 保育実習実践研究Ⅰ 123 乳児保育Ⅱa・b 89 保育実習実践研究Ⅱ 123 乳児保育Ⅲ 90 保育実習実践研究Ⅲ 124 認知心理学 155 保育実習実践研究Ⅳ 124 保育者論 は 博物館概論 205 −235− 73 保育所保育実習Ⅰ 121 保育所保育実習Ⅱ 122 索 引 な 77 保育相談支援 92 保育内容総論 83 法学(=社会生活と法) 16 ボランティア体験Ⅰ 191 ボランティア体験Ⅱ 191 ま 免疫学 182 や 薬理概論 183 養護学概論Ⅰ 178 養護学概論Ⅱ 179 養護原理 74 養護実習 174 養護実習指導 173 養護内容a・b 91 幼児の音楽表現Ⅰa・b 86 幼児の音楽表現Ⅱa・b 86 幼児の環境a・b 85 幼児の健康a・b 84 幼児の言葉a・b 85 幼児の身体表現Ⅰa・b・c 88 幼児の身体表現Ⅱa・b・c 88 幼児の造形表現Ⅰa・b 87 幼児の造形表現Ⅱa・b 87 幼児の人間関係a・b 84 幼児理解とカウンセリング 幼稚園教育課程論 100 83 幼稚園教育実習 119 幼稚園教育実習指導Ⅰa・b 120 幼稚園教育実習指導Ⅱa・b 120 ヨーロッパ人の思想 7 ら 理科Ⅰ 105 理科Ⅱ 105 理科教育法 95 臨床心理学(初等) 78 臨床心理学 倫理と価値観の諸相 157 13 −236−
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