清泉女学院オープンアカデミア

⑻
飯島先生の
﹁ブタの腎臓の観察﹂が
センター試験に採用
理科の飯島和重先生が考案した実
験︵平成十一年度東レ理科教育賞受
賞︶を踏まえた問題が、今年の大学
入試センター試験に出題された。こ
の実験は高校の生物Ⅰで﹁ブタの腎
臓の動脈に墨汁を注入して観察す
る﹂というもの。腎動脈に墨汁を注
入すると、腎臓内の尿生成の場であ
るネフロンにおける血管の走行の様
飯島先生はこの実験を二十年以上
前 か ら 高 一 の 生 物 の 授 業 で 実 施 し、
(校章と併用した場合)
子を観察することができる。
このたび、本校の広報活動などで
使用するロゴ︵文字の書体等︶を統
現在では教科書にも採用されている。
飯島先生と実験の様子
一することにし、その制作を四十期
柴田陽子さんのブランディングの会
社﹁柴田陽子事務所﹂にお願いした。
学 校 名 に は 女 子 校 ら し い 明 朝 体、
英文字にはオリジナルのデザインを
採用した。
色は、生徒の明るさや煉瓦色の校
舎からオレンジを主色に、併せて本
校 の 創 立 者 ラ フ ァ エ ラ・ マ リ ア が
育ったスペインの大理石の色から
コーラルベージュを補色として使用
する。
このロゴは今後、広報活動のみな
らず、学校の封筒などにも使用して
いきたいと考えており、今号のカイ
ロスの表紙でも早速使用している。
2013年大学入試センターの
「生物Ⅰ」の問題
清泉女学院中学高等学校の
ロゴが完成
冊子「卒業生からのメッセージ」が発行
清泉女学院オープンアカデミア
本年度より、卒業生による講演会が開催されます。在校生の保護者、
清泉小学校の保護者、中学受験を考えている小学生の保護者、本校卒業
生対象が対象です。予約は不要ですので是非お出かけ下さい。詳細は四
月下旬以降、本校HPをご覧下さい(なお、講演内容は変更される場合が
あります)。
第1回 6月15日
(土)
14:00∼15:30
演題:
「ワクチンで防げる病気について
∼大切な子供たちの命を守るために∼」
講演者:亀津 絵里(29期)
プロフィール:
東海大学医学部卒業。東海大学医学部麻酔科助手。その後、大船中央
病院内科勤務、桜ヶ丘中央病院内科勤務を経て、2002年に藤沢市善行
「えりクリニック」内科・麻酔科(ペインクリニック)を開業。2009
年より清泉女学院校医。現在に至る。家族は、夫、大学4年と大学2
年の息子。
第2回 10月19日(土)
14:00∼15:30
演題:
「女性たちは何を考えてきたか
∼江戸時代から現代まで∼」
講演者:田中 優子(20期)
プロフィール:
法政大学社会学部メディア社会学科教授。法政大学国際日本学イン
スティテュート(大学院)教授。日本近世文化、アジア比較文化を専
門とする。最初の著書である『江戸の想像力』で芸術選奨文部大臣新
人賞を受賞。『江戸百夢』で芸術選奨文部科学大臣賞、サントリー学
芸賞受賞、2005年に紫綬褒章受章。この他、『きもの草子』『布のちか
ら 江戸から現代へ』など多数の著書がある。近年では、TBSテレビ
「サンデーモーニング」コメンテ―ターとしても活躍している。
イラスト協力:65期 髙橋 留佳
卒業生を紹介する冊子「卒業生からの
メッセージ」が毎年1回発行されることに
なった。これは在校生、受験生の保護者の
方々等に広く配布される。本年度紹介され
る方々は以下の通り。(敬称略)
中村 葉子
(16期) 聖心侍女修道会修道女。東
ティモール・ディリ修道院長。
田中 優子
(20期) 法政大学社会学部メディア
社会学科教授。法政大学国
際日本学インスティテュー
ト
(大学院)
教授。本年度
「清
泉オープンアカデミア」講
演者予定。
下平久美子
(26期) マナー・話し方インストラ
クター。株式会社
「REFINE」
代表取締役社長。
西村 宣子
(26期) 臨床心理士・スクールカウ
ン セ ラ ー。 清 泉 女 学 院 ス
クールカウンセラー。にし
むらクリニック勤務。
柴田 陽子
(40期) ブランドプロデューサー。
「柴田陽子事務所」代表取
締役。
貞末奈名子
(41期)「メーカーズシャツ鎌倉」常務。
多田 奈緒
(44期) 小児科医。日本医科大学小
児科医局勤務。
泉谷 圭保
(45期) NHK記者。
「NHKワールド」
担当。
飛岡 奈央
(50期) 空手家。
村田麻喜恵
(57期) 保 健 師。 長 崎 県 五 島 列 島、
小値賀町役場健康管理セン
ター勤務。
矢島 遥子
(60期) 東京大学国際開発農学部、
3年在学中。