第1学年2組 授業日 授業者 会 場 1 題材名 教材名 「ねこの二重唱」を鑑賞し,問いと答えの音楽の仕組みに気付いた子どもに,二匹のねこの呼 び掛け合いをイメージさせ,いろいろな動きで表現させたり,音楽を図式化させたりする。そし て,感じ取った音楽の仕組みのよさや面白さを言葉でまとめさせる。ここで促したい思考は,関 関 係付ける思考である。二匹のねこの呼び掛け合いを表現するために,問いと答えの音楽の仕組み 係付ける思考 を言葉や動き,図で表すとどうなるだろうかと思考を働かせることで,形式的に捉えていた音楽 の仕組みを,音楽のイメージと関係付けて捉えることができるようになり,問いと答えの音楽の 仕組みの面白さを感じ取っていく。 呼び掛け合いの音楽は,場面を想像できるから面白いという見方や考え方に変容し,問いと答 えの音楽の仕組みを知識や技能として身に付けた子どもに,拡張の授業では,呼び掛け合う二つ のリズムを用いて,音楽をつくらせる。ここで促したい思考は,拡張する思考 拡張する思考である。子どもは, 拡張する思考 鑑賞の活動で感じ取った問いと答えの音楽の仕組みのよさを基に,もっといろいろな呼び掛け合 いはできないだろうかと思考を働かせる。そして,速度や音色,強弱などの音楽を特徴付けてい る要素に着目し,より面白い呼び掛け合いができるように工夫する。そして,呼び掛け合いの音 楽は,場面を想像して音楽をつくれるから面白いと,見方や考え方を広げていく。 音楽科学習指導案 平成22年10月8日(金)第4校時 教諭 石見 丈昌 音楽室 よびかけあって-音楽の仕組み 問いと答え- 「アイアイ」「ねこの二重唱(ロッシーニ作曲)」「呼びかけ(竹内ちさ子作曲)」 2 本題材における目指す姿と働かせる思考 (1) 題材の価値 本題材は,学習指導要領の第1学年及び第2学年の以下の内容を受けて設定する。 A表現 (3)イ B鑑賞 (1)イ 音を音楽にしていくことを楽しみながら,音楽の仕組みを生かし,思い をもって簡単な音楽をつくること。 音楽を形づくっている要素のかかわり合いを感じ取って聴くこと。 3 この事項は,音楽づくりの活動を通して,音を音楽に構成する能力を育成することと,鑑賞の 活動を通して,楽曲の構造を理解して聴く能力を育成することを示したものである。鑑賞と音楽 づくりの活動とを関連付け,鑑賞で聴き取った音楽の仕組みを音楽づくりに生かしていくのが本 題材である。子どもは,鑑賞の授業で,問いと答えの音楽の仕組みを手掛かりに音楽を聴き,そ の働きが生み出す音楽の面白さを感じ取る。そして,音楽づくりの授業では,問いと答えの音楽 の仕組みを用いて,自分の思いに合った音楽をつくる。 (2) 教材の価値 鑑賞の活動で扱う教材曲「ねこの二重唱」は,ねこの鳴き声だけで構成された楽曲である。低 い声と高い声で二匹のねこが呼び掛け合っていることが聴き取りやすく,問いと答えによる音楽 の仕組みが明確に分かる楽曲である。また,低学年の子どもにとっては身近な動物であるねこの 言葉や動きはイメージを膨らませやすく,動作と結びつけることで,楽しみながら問いと答えの 音楽の仕組みを理解させていくことができる。 「呼びかけ」は,音楽づくりの参考曲として扱う。「おーい」と「なあに」の二つの言葉だけ で構成された楽曲であり,こちらも問いと答えの音楽の仕組みが明確である。また,同じ言葉の 繰り返しの中にも,速度や音色,強弱などの音楽を特徴付けているさまざまな要素の変化が見ら れ,その面白さを音楽づくりに取り入れやすい。 (3) 本題材で目指す姿及び促したい創造的思考 本題材では,音楽の仕組みの中の問いと答え 問いと答えを知識や技能に設定する。問いと答えとは,ある 問いと答え 音やフレーズ,旋律に対して,一方の音やフレーズ,旋律が互いに呼応する関係にあるものを指 し,模倣,対照,合いの手などがある。 子どもは,まず,歌唱教材「アイアイ」を交互唱したり,リズムや動きを真似する活動を通し て,模倣という問いと答えの仕組みをもつ音楽に親しむ。このような子どもに,鑑賞教材「ねこ の二重唱」を聴かせると,「アイアイ」を想起して考え,二匹の呼び掛け合いの音楽であること に気付く。しかし,ここでは,子どもはまだ,問いと答えの音楽の仕組みを聴き取っただけで, 音楽の仕組みが生み出す音楽の面白さを,感じ取る段階にまでは至っていない。「呼び掛け合い (問いと答えの関係を親しみやすい子どもの言葉に置き換えたもの)の音楽は面白い」という形 式的な見方や考え方をしている状態である。そのような子どもを,呼び掛け合いの音楽は,場面を 呼び掛け合いの音楽は,場面を 想像できるから面白いという見方や考え方に変えさせるため,次のような変容の授業を設定する。 想像できるから面白い - 1 - 指導の構想 教材曲「ねこの二重唱」を聴き,二匹のねこの呼び掛け合いの音楽だと気付いた子どもに,呼 び掛け合いの音楽は,場面を想像できるから面白いという見方や考え方に変容させるため,次の ような手順で働き掛けを行う。 【変容・働き掛け1】 二匹のねこの呼び掛け合いを,動きで表現させる。 呼び掛け合いの音楽の仕組みを聴き取り,「呼び掛け合いの音楽は面白い」と音楽の仕組みを 形式的に捉えている子どもに,二匹のねこの呼び掛け合いを想像させながら動きで表現させる。 まず,全員で二列に向き合って呼び掛け合いをさせたり,ペアで向き合い一対一で呼び掛け合い をさせる。ここでは,手のみで呼び掛け合いの様子を表現させるようにする。これは,動きを限 定することで,ねこの動き全体を想像するのではなく,あくまでも呼び掛け合いの音楽の仕組み を表現していることに目を向けさせるためである。更には,一人で二匹のねこの呼び掛け合いを 表現させる。このように,いろいろなパターンで変化をもたせ,子どもが楽しみながら呼び掛け 合いを動きで表現できるようにさせる。子どもは,「この部分の呼び掛け合いはどんな動きが合 うだろうか」と,問いと答えの音楽の仕組みを動きとを関係付ける思考を働かせ,二匹のねこの 呼び掛け合いを表す動きを,場面の様子を想像しながら見出していく。そして,呼び掛け合いを 動きで表現することの楽しさに気付き,問いと答えの仕組みをもつ音楽のよさや面白さが分かり 始める。 【変容・働き掛け2】 二匹のねこの呼び掛け合いを,図式化させる。 問いと答えの音楽のよさに気付き始めた子どもに,二匹のねこの呼び掛け合いを図で表現させ る。これは,音楽の構造を視覚化することで,自分たちの考えた動きと問いと答えの音楽の仕組 みが,どのように関連しているのかを捉えさせるためである。子どもは,「ここは,一匹目のね こがお話をしていた」,「ここの呼び掛け合いは,速くなっていた」,「最初は暗い呼び掛け合 いだったけど,後の方は明るい呼び掛け合いになった」などと,動きで表したことを基に,気付 いたことを図に表していく。場面の様子と動きを結びつけた子どもは,更に図と結び付けて呼び 掛け合いを捉え直すことで,問いと答えの音楽の仕組みは形式的なものではなく,音楽のイメー ジと結び付いているものだと気付く。 - 2 - 【変容・働き掛け3】 二匹のねこの呼び掛け合いの音楽を,言葉でまとめさせる。 呼び掛け合いの音楽の動作化や図式化を経て,呼び掛け合いの音楽のよさや面白さを感じ取っ た子どもに,呼び掛け合いの様子を言葉で表させる。これは,問いと答えの音楽の仕組みが音楽 全体のよさや面白さになっていることを気付かせるために,鑑賞の授業のまとめとして設定する 働き掛けである。子どもは,動きや図と結びつけて,呼び掛け合いの様子を捉えたことを基に, 「これは,やりとりの音楽です。最初の方は,寒い冬の日に,子ねこが迷子になりながら『お母 さんどこ』と呼んでいて,子ねこが『ここだよ』と答えています。後の方は,子ねこが見つかっ て,嬉しくて2人で『よかった』『よかった』と言っています」などのように,音楽全体をまと めていく。 このように,子どもは,問いと答えの音楽の仕組みを動きや図,言葉で表現する活動を通して, 音楽の仕組みをイメージと結びつけることのよさを感じ取り,呼び掛け合いの音楽は,場面を想 像できるから面白いという見方や考え方に変容する。そして,音楽を形づくっての要素の中の問 いと答えという知識や技能を身に付ける。 このように,問いと答えという音楽を形づくっている要素に対する見方や考え方が変容した子 どもに,拡張の授業では以下のように働き掛ける。 【拡張・働き掛け1】 いろいろな楽器による呼び掛け合いの音楽を示し,イメージを問う。 二つのリズムの問答からなる問いと答えの音楽を示し,イメージを問う。ここでは,トライア ングルや鈴,カスタネットなどいろいろな楽器によるリズム問答を示す。子どもは,いろいろな 楽器によるリズム問答を比較しながら聴き,そこから浮かぶいろいろなイメージを発表する。そ して,同じリズムを使った問いと答えの音楽でも,音色を変えることでいろいろなイメージを表 現できることに気付く。 【拡張・働き掛け2】 友達と表現したいイメージを問い,二つのリズムを使って,音楽をつくらせる。 問いと答えの仕組みをもつ音楽をつくることを伝え,ペアで表現したいことを問う。そして, イメージに合う楽器を考えさせる。これは,鑑賞の活動から音楽づくりの活動へと向かわせるた めの問いの焦点化の働き掛けである。ここでは,同じリズムを4回繰り返すことをルールとして 限定し,その中でペアでいろいろな工夫をさせる。子どもは,獲得した問いと答えの音楽の仕組 みを想起し,二つのリズムを使って,問いと答えの仕組みを表現しようとするが,ただ繰り返す だけでなかなか変化がつけられない状態である。 【拡張・働き掛け3】 「呼びかけ」を聴かせ,工夫しているところを話し合わせる。 なかなか変化がつけられない状態の子どもに,「呼びかけ」の一部を聴かせ,同じ言葉の繰り 返しでも,面白く感じるのはなぜなのか,その工夫点を話し合わせる。子どもは,同じ言葉でも 声の大きさを変えたり,速さを変えたりしていることを挙げ,問いと答えの音楽の仕組みの中に もいろいろな工夫が取り入れられていることに気付く。 【拡張・働き掛け4】 速さや大きさの変化を取り入れさせ,呼び掛け合いの音楽をよりよいものにさせる。 速さや大きさの変化が取り入れられていることに気付いた子どもに,音楽を特徴付けている要 - 3 - 素の強弱や速度と結び付けて工夫点を整理したものを示し,それらを取り入れさせて,呼び掛け 合いの音楽をより面白いものにさせる。子どもは,「もっと面白いよびかけの音楽にするにはど うしたらよいだろうか」と拡張する思考を使い,ペアで試行錯誤する。 このように,問いと答えという音楽の仕組みを支えとして,鑑賞活動から音楽づくりへとつな げる活動を仕組むことで,子どもは,呼び掛け合いの音楽は,場面を想像して音楽をつくれるか ら面白いと,見方や考え方を広げていく。 4 指導計画 第一次 ○ 3時間 ○ (9Q) ○ ○ ○ 第二次 ○ 3時間 ○ (9Q) ○ ○ ○ (全6時間・18Q) 「アイアイ」をいろいろな方法で交互唱したり,手拍子や動きを模倣し合う。 「ねこの二重唱」を部分的に聴き,気付いたことを発表し合う。 呼び掛け合いの様子をいろいろな動きで表す。 呼び掛け合いの様子を図で表す。 音楽全体を言葉でまとめる。 いろいろな二つのリズムでやりとりをする。 いろいろな楽器の使い方を知り,扱いに慣れる。 いろいろな楽器で,イメージに合う問いと答えの音楽をつくる。 「呼び掛け」を聴き,工夫点を取り入れて,音楽をつくる。 互いに発表し合う。 5 本時の構想 (13~15/18Q) (1) ねらい ○ イメージに合う呼び掛け合いの音楽をつくり,問いと答えの音楽の面白さを味わうことがで きる。 (2) 主張 このような子どもに(Cm) ○ 「ねこの二重唱」を聴き,問いと答えが生み出す音楽のよさや面白さに気付いている。 ○ 呼び掛け合いの音楽は,場面を想像できるから面白いという見方や考え方をしている。 ○ 音楽の仕組みの中の「問いと答え」を知識として,獲得している。 ○ ○ ○ このように働き掛けると【拡張:働き掛け1】 説明「これから,いろいろな楽器で呼び掛け合いをやってみます」 ※ウッドブロック,トライアングル,カスタネット,タンブリン等でリズム問答 を示す。 発問「ウッドブロックとドライアングルでやったときは,誰と誰が呼び掛け合っ ているみたいに聞こえましたか」 発問「他の楽器でやってみたら,誰と誰が呼び掛け合っているみたいに聞こえま したか」 このような姿が促され(C1) ○ いろいろな楽器によるリズム問答を聴く。 ○ ウッドブロックとトライアングルのよびかけあいを聴いてどんな感じがしたかを発表す る。 ・きつつきとお星様がお話しているみたいです。 ・走っている人と,応援している人みたいです。 ○ 他の楽器のよびかけあいを聴いてどんな感じがしたかを発表する。 ・クリスマスに,お母さんがプレゼントをあげて,子どもがもらっている感じがしました。 - 4 - ・2人の人がおどりながらお話しているみたいでした。 ・虫たちがごちゃごちゃ集まって遊んでいるみたいでした。 ○ ○ ○ このように働き掛けると【拡張:働き掛け2-①】 説明「いろいろな呼び掛け合いのイメージがうかんできましたね」 発問「みなさんは,誰と誰の呼び掛け合いの音楽をつくりたいですか」 指示「となりのお友達と相談して,ワークシートに書きましょう」 このような姿が促され(C2-①) ○ どんな呼び掛け合いの音楽をつくりたいかをペアで考える。 ・二匹のねこがいっしょに歌い合っている音楽をつくりたいな。 ・アイアイみたいに,おさるさんの音楽も面白いな。 ・星がお話している音楽をつくろうよ。 ・サンタクロースとトナカイがやりとりしているところを表したい。 ・「おはようございます」「おはようございます」って言ってるのをつくろうよ。 ・「あそぼうよ」「いいよ」って言っているのをつくろうよ。 ・森の中で,動物たちがお話しているところを表そうよ。 ○ ○ このように働き掛けると【拡張:働き掛け2-②】 説明「面白い呼び掛け合いがいっぱいでてきましたね」 指示「それでは,つくりたい呼び掛け合いに合うように,いろいろな楽器で試し てみましょう」 ※呼び掛け合いは4回繰り返させる。いろいろな楽器を試させる。 リズムは「たんたんたんうん」「たんたたたんうん」に限定する。 このような姿が促され(C2-②) ○ ペアで相談し,イメージに合った呼び掛けの音楽をつくる。 ・ねこが悲しそうにないているところを表すには,トライアングルがいいかな。 ・おさるさんがにびやかにお話しているところは,ギロが合いそうだな。 ・星の音楽は,すずとトライアングルでやってみようかな。 ・歩きながらお話している感じを出したいから,ウッドブロックを使ってみよう。 ・同じ楽器でも,叩き方を変えたら,表したいイメージに近づいてきたよ。 ○ ○ ○ ○ このように働き掛けると【拡張:働き掛け3】 説明「いろいろな呼び掛け合いの音楽ができましたね」 発問「もっと,イメージに合った呼び掛け合いにするにはどうしたらよいのでし ょう」 指示「この音楽を聴いてみてください」 ※「呼びかけ」の一部分を聴かせる。 発問「どんなところを工夫していましたか」 このような姿が促され(C3) ○ もっとイメージに合った呼び掛け合いにするにはどうしたらよいかに気を付けて,「呼び かけ」を聴く。 ○ 「呼びかけ」を聴いて,工夫していたところを発表し合う。 - 5 - ・同じ言葉を言っていたけど,速さをかえていました。 ・「おーい」という言い方が,強い時と弱い時がありました。 ・「なーに」の答え方が,「なに」と速くなっている時がありました。 ・声の出し方が変わっていました。 ○ ○ このように働き掛けると【拡張:働き掛け4】 説明「同じ言葉のよびかけあいでも,いろいろな工夫ができることが分かりまし たね」 ※「速さ」「大きさ」など,工夫の視点を示したカードを示しながら,説明 する。 指示「今の曲を聴いて,自分たちの音楽にも取り入れられそうですか。自分たち のイメージに合うように,もう一度音楽をつくってみましょう」 このような姿が促され(C4) ○ ペアの友達といろいろな工夫の視点を取り入れて,呼び掛け合いの音楽をつくる。 ・二回めのリズムは,速くたたいてみると,急いでいる感じが出せるんじゃないかな。 ・叩き方を変えてみたら,話し方も変わっているみたいでいいんじゃないかな。 ・だんだん,大きく叩いてみると,盛り上がっていく感じが出てくるんじゃないかな。 ○ このように働き掛けると(検証のための働き掛け) 指示「それでは,最後にプリントを書きます。今日の勉強はどうでしたか。その 理由も書いてください」 このようになる(Cn) ○ 本時の学習の感想とその理由を書く。 ・面白かったです。なぜなら,だんだん音を強くして,激しい呼び掛け合いできるようにで きたからです。 ・楽しかったです。2人の楽器を違う音にして,違う人がしゃべっているようにできたから です ・面白かったです。同じリズムなんだけど,速くしたり遅くしたりして,急いだりゆっくり 歩いたりする感じを出せるようにできたからです。 6 検証 (1) 検証すること ① 構想した働き掛けによって,想定した創造的思考力を発揮し,見方や考え方を拡張させる姿 が表れたか。 (2) 検証の方法と手順 ① 見方や考え方の変容【拡張:働き掛け4】の後,速さや大きさなどの工夫を取り入れて自分 たちのイメージに合う呼び掛け合いの音楽を作っていたかを,ペアの友達との活動の様子から 検証する。 ② 検証のための働き掛けを受けて,呼び掛け合いの音楽は,場面を想像して音楽をつくれるか ら面白いという見方や考え方に変容したかどうかを,プリントの記述から検証する。 のように,面白かったことの理由として,呼び掛け合いの場面を想像する言 葉を記述している。 ①②の両方の姿が見られた場合のみ,表れありと判断する。 - 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