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Letter from Terra Vert

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L
etter from
Terra Vert
2013.7
新規シャンパーニュ2生産者
シャンパーニュは他のワインよりも完成までにより多くの時間と手間がかかるもの。だからこそ一層造り手の想いが込められた飲み物になると
思います。テラヴェールがご紹介するのはそれぞれが異なる拘りを持つシャンパーニュ生産者です。共通しているのはその土地の個性とそ
こで培われた家族の歴史を尊重しているという事。決してシャンパーニュはテクニカルな飲み物では無い事を教えてくれます。
Hure Frere
(ユレ・フレール/モンターニュ・ド・ランス リュ―ド村)
■30ヴィンテージをソレラシステムで保管
ユレ・フレールでは1982年以来全てのリザーヴワインをソレラシステムで保管。毎年約30%のリザーヴワインを使用し、減った分はその年の
ワインを継ぎ足します。シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエも全てアッサンブラージュして保存。加えるワインの比率は所有する葡萄畑の
品種比率(PN45%、PM45%、Ch10%)と同じにしています。「この中には父の代から続く30年以上のテロワールの記録と私達メゾンの歴
史が残されている。これらがその年のベースワインの支えとなり、メゾンの味わいを表現してくれる」
■100年間使用可能な4500L樽
リザーヴワインの保管に使用するのはステ
ンレスタンクと4500Lのフードル。数年前
に導入したリザーヴワイン専用の4500Lの
フードルはユレのオーダーメイド。樽香がベ
ースワインの邪魔をしないよう、内部は低
温で6時間以上もかけてゆっくりとローストし
ています。「この樽は100年以上の使用が
可能。孫の代になってもテロワールと家族
の歴史を記録しメゾンの味わいを守ってく
れるはず」リザーヴワインは贅沢にもベー
ス・キュヴェの“ブリュット・レゼルヴ・ランヴィタシオン”にのみ使用。アロマ・酸・ミネラル
が絶妙にバランスし、圧倒的な余韻の長さを持つシャンパーニュです。ユレがシャンパ
ーニュに表現するのは“モンターニュ・ド・ランスの葡萄がもたらすエレガントさ”。最初
のインパクトで飲み手を圧倒するのでは無く、アタックから最後の余韻まで楽しむ事でその繊細さと奥行きの深さに驚く様
なシャンパーニュです。
Jamart
(ジャマール/コトー・ド・シュッド・デペルネイ サン・マルタン・ダブロワ村)
■白亜紀後期の凝縮したチョーク層が造る女性的シャンパーニュ
ジャマールの本拠地は“コトー・ド・シュッド・デペルネイ”のサン・マルタン・ダブロワ村。“コトー・ド・シ
ュッド・デペルネイ”は1996年に誕生した地域。ヴァレ・ド・ラ・マルヌとモンターニュ・ド・ランスの間、
エペルネの南に位置し16の村が所属。良質のチョーク層に恵まれヴァレ・ド・ラ・マルヌのふくよか
さと、コート・デ・ブランの繊細なミネラルの両方を併せ持つシャンパーニュが造られます。この地
域に露出するのは白亜紀後期のチョーク層。今から約1億年から6千5百年前に生物の死骸が
海底に堆積して出来た土壌。ランス周辺の柔らかいチョーク層とは異なり、コート・デ・ブランに近
い固く圧縮されたチョーク層が特徴です。「このチョーク層こそが私達のシャンパーニュの主役。軽
やかなアロマと繊細なミネラルをもたらしてくれる。コート・デ・ブランが張りつめたミネラルと酸を持
つのに対して、私達のシャルドネはより繊細で女性的なシャンパーニュ」
■初代当主が植えた樹齢80年のピノ・ムニエ
ジャマールの栽培品種はピノ・ムニエとシャルドネが主体。ピノ・ムニエは1930年代に植えられた区画を所有して
います。この地域でも樹齢80年のピノ・ムニエは非常に希少。葡萄樹はチョーク層に30m以上も深く根を下ろしチ
ョーク層の地中のミネラル分を存分にワインに表現します。醸造所では創業当時の設備の多くを現在でも使用して
います。珍しいのは130年前の正方形の垂直式プレス機。プレス毎に
四方の木枠を取り外す必要があり、4人掛かりの作業になりますが、通
常の円形垂直式プレス機よりも低い圧力でプレスが可能。果皮や果
梗からの余分な成分の抽出をより避け、雑味の少ないより繊細な果汁
を得る事が出来ます。専門業者に依頼をして行われる事が多いデゴ
ルジュマンやドザージュ作業も、ジャマールでは家族で協力して、全て
醸造所内の小さな設備で行います。「醸造方法は曽祖父の時代と殆
ど変えていない。私達が造りたいのは決して派手で豪奢なシャンパー
ニュでは無い。この地域の個性である柔らかく繊細なシャンパーニュを
楽しんで欲しい」
テラヴェール株式会社
東京都港区赤坂4-1-31 アカネビル 7F 〒107-0052 TEL:03-3568-2415
FAX:03-3584-2681
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