第4回ものづくり日本大賞受賞記念フォーラムの開催について ~優秀賞

平成24年3月6日
中部経済産業局
第4回ものづくり日本大賞受賞記念フォーラムの開催について
~優秀賞の表彰式、受賞案件の発表・展示、記念講演を実施~
第4回ものづくり日本大賞(経済産業省関係)については、厳正なる審査
の結果、中部経済産業局管内で14件の受賞が決定しています。
今回、中部経済産業局では、受賞者の栄誉をたたえるとともに、日本の「
ものづくり」を支える人材の意欲を高めることを目的とした「第4回ものづ
くり日本大賞受賞記念フォーラム」を3月22日(木)にキャッスルプラザ
(名古屋市中村区)で開催します。
本フォーラムでは、優秀賞の表彰式、受賞代表による事例発表、中部経済
産業局管内の全受賞案件の展示及び記念講演会を実施します。
1.「第4回ものづくり日本大賞受賞記念フォーラム」の概要
(1)日時:平成24年3月22日(木) 15:00~18:30
(2)場所:キャッスルプラザ 4F 鳳凰の間(北)
(名古屋市中村区名駅4-3-25 電話:052-582-2121)
(3)主催:中部経済産業局
(4)定員:150名
(5)内容:
15:00 開会挨拶 中部経済産業局長 紀村英俊
表彰式
審査講評 ものづくり日本大賞中部地域選考分科会 委員長
名古屋工業大学名誉教授
松井信行氏
15:55 記念講演 「あすを拓くものづくり」
ものづくり日本大賞選考有識者委員
東京工業大学名誉教授
吉川昌範氏
16:40 受賞事例発表
内閣総理大臣賞 株式会社デンソー 清水元規氏
経済産業大臣賞 茶久染色株式会社 蜂矢雅明氏
17:15 交流会 <会費制(1,000 円)>
18:30 終了
*会場内で、内閣総理大臣賞、経済産業大臣賞、特別賞を含む中部経済産業局管内
の全受賞案件の展示を行います。
(6)お申し込み方法:下記の中部経済産業局ウェブサイトからお申し込みください。
URL:http://www.chubu.meti.go.jp/kikai/new.monozukuri.htm
2.第4回ものづくり日本大賞の受賞者(中部経済産業局管内関係)
内閣総理大臣賞
経済産業大臣賞
特
別
賞
優
秀
合
賞
計
1件(株式会社デンソー:愛知県刈谷市)
1件(茶久染色株式会社:愛知県一宮市)
3件(小島プレス工業株式会社:愛知県豊田市)
(株式会社エフ・ピー・エス:岐阜県大垣市)
(朝日インテック株式会社:愛知県名古屋市守山区)
9件(八尋産業株式会社:岐阜県美濃加茂市)
(中央発條株式会社:愛知県名古屋市緑区)
(光生アルミニューム工業株式会社:愛知県豊田市)
(愛知ドビー株式会社:愛知県名古屋市中川区)
(株式会社古久根:愛知県碧南市)
(富士化学工業株式会社:富山県中新川郡上市町)
(エーピーシーエアロスペシャルティ株式会社:
本社 東京都千代田区、岐阜工場 岐阜県各務原市)
(東京窯業株式会社:
本社 東京都港区、本部製造所 岐阜県多治見市)
(特定非営利活動法人 G-net:岐阜県岐阜市)
14件
*企業・団体名はグループの代表者の所属企業等を、住所はその本社所在地を記載して
います。
○資料1
○資料2
第4回ものづくり日本大賞
第4回ものづくり日本大賞
受賞者一覧(中部経済産業局管内関係)
受賞概要(中部経済産業局管内関係)
3.「ものづくり日本大賞」について
ものづくり日本大賞とは、我が国産業・文化を支えてきた「ものづくり」を継承・発展
させるため、ものづくりを支える人材の意欲を高め、その存在を広く社会に知らしめるこ
とを目的に創設した内閣総理大臣表彰です。
経済産業省、文部科学省、厚生労働省及び国土交通省の4省庁連携により、平成17年
に第1回を開催し、その後2年に一度開催することとしています。
ものづくりの中核を担う中堅人材、伝統の技を支える熟練人材及び将来を担う若手人材
を表彰します。また、チームワークが我が国の強みであることを踏まえ、個人のみならず、
グループも受賞の対象としています。
各省庁は、有識者で構成される第三者委員会の審査等を踏まえて受賞者を選定していま
す。
(お問い合わせ先)
中部経済産業局
製造産業課長
岩田
担当:長谷川
電話:052-951-2724(直通)
日
会
時
場
3月22日(木)15:00∼18:30
キャッスルプラザ 4F 鳳凰の間(北)
名古屋市中村区名駅4−3−25
主 催
参加費
中部経済産業局
無料(交流会のみ会費制 1,000 円)
技術者たちの「誇り」が集結
◆プログラム◆
します。
14:40 受付開始
15:00 開会挨拶
売れるものづくりとは何か。
そのヒントがここにあります。
ものづくり日本大賞表彰式
審査講評
ものづくり日本大賞中部地域選考分科会委員長
名古屋工業大学名誉教授 松井
信行
氏
(休憩)
15:55
記念講演
「あすを拓くものづくり」
ものづくり日本大賞選考有識者委員
東京工業大学名誉教授 吉川
16:40
昌範
氏
受賞事例発表
・内閣総理大臣賞〔製造・生産プロセス部門〕
『電子部品を内蔵した基板を1回のプレスで完結させる製造
プロセスの開発』
株式会社デンソー 清水 元規 氏
・経済産業大臣賞〔伝統技術の応用分野〕
『染色技術を応用してカーボンナノチューブをコーティング
した新しい繊維の開発』
茶久染色株式会社 蜂矢 雅明 氏
(休憩)
17:15
18:30
交流会(会費制 1,000 円)
終了
※会場内では、中部経済産業局管内の全受賞
案件の展示を行います。
<会場案内図>
名古屋駅から徒歩5∼8分。ユニモール地下街11番出口すぐ。
本フォーラムの聴講希望の方は事前お申し込みが必要です。
定員になり次第、受付を締め切らせていただきますので
あらかじめご了承ください。
●お問い合わせ先
中部経済産業局 産業部 製造産業課
TEL:052-951-2724
●お申し込み(定員150名)
お申し込みはコチラから
URL:http://www.chubu.meti.go.jp/kikai/new.monozukuri.htm
●お申し込み締切日/3月16日(金)
資料1
第4回ものづくり日本大賞 受賞者一覧(中部経済産業局管内関係)
1.内閣総理大臣賞(経済産業省関係)
(1件
●製造・生産プロセス部門
案件名
受賞者
清水 元規○
青山 雅之
横地 智宏
電子部品を内蔵した基板を1 増田 元太郎
回のプレスで完結させる製造 久保田 克典
プロセスの開発
野本 薫
http://www.denso.co.jp/ja/
中山 正吾
神谷 英利
長谷川 賢一郎
笠間 康徳
10名)
所属企業等
株式会社デンソー
株式会社デンソー
株式会社デンソー
株式会社デンソー
株式会社デンソー
株式会社デンソー
株式会社デンソー
株式会社デンソー
株式会社デンソー
デンソーテクノ株式会社
※受賞者欄の○印は、グループの場合の代表者。以下同じ。
1
2.経済産業大臣賞(1件
4名)
●伝統技術の応用分野
案件名
染色技術を応用してカーボン
ナノチューブをコーティング
した新しい繊維の開発
http://www.chakyu.co.jp/
受賞者
蜂矢 雅明○
秋庭 英治
古月 文志
久永 秀夫
所属企業等
茶久染色株式会社
クラレリビング株式会社
国立大学法人北海道大学
松文産業株式会社
3.特別賞(3件 17名)
●製造・生産プロセス部門
案件名
受賞者
小島 洋一郎○
小川 正則
新しい成形方法による自動車用
池田 浩之
アシストグリップの成形システ
西嶋 秀樹
ムの開発
佐藤 勝
http://www.kojima-tns.co.jp/
小田川 新吾
佐々木 昭
●製品・技術開発部門
案件名
高音質な次世代型平面波スピーカ
ーの開発
http://www.fps-inc.co.jp/
心筋梗塞などの治療成功率を向上
させる世界初の医療用デバイスの
開発
http://www.asahi-intecc.co.jp/
index.php
受賞者
堀 昌司○
鈴木 孝久
河合 進一
小林 邦之
松本 宗近○
松尾 一美
松本 訓
下神 学
杉村 宏夫
佐藤 一朗
2
所属企業等
小島プレス工業株式会社
小島プレス工業株式会社
小島プレス工業株式会社
テクノハマ株式会社
テクノハマ株式会社
明和工業株式会社
明光化成工業株式会社
所属企業等
株式会社エフ・ピー・エス
株式会社エフ・ピー・エス
株式会社エフ・ピー・エス
株式会社エフ・ピー・エス
朝日インテック株式会社
朝日インテック株式会社
朝日インテック株式会社
朝日インテック株式会社
朝日インテック株式会社
朝日インテック株式会社
4.優秀賞(9件 54名/団体)
●製造・生産プロセス部門
案件名
受賞者
減圧平衡発熱乾燥法を開発し、
規格外野菜を商品化する生産
大矢 正昭
プロセスを確立
http://www.yahiro.co.jp/
渡邊 明博○
平田 雄一
岡本 貴幸
ゼロエミッションを実現した 国田 靖彦
自動車用スタビライザーの次 壁谷 幸昌
世代コンパクト塗装プロセス
小林 敏文
http://www.chkk.co.jp/
水野 直樹
伊藤 徹
請井 良好
矢野 純也
永田 清吾○
仙石 祐信
杉本 文規
環境に配慮した世界一軽量ワ 久保 育生
ンピースアルミホイールの最 南部 圭司
速無人化自動生産ライン
藪 成一郎
http://www.koseijp.co.jp/
師岡 卓也
澤﨑 博幸
伊部 繁明
山本 茂穂
●製品・技術開発部門
案件名
受賞者
土方 智晴○
土方 邦裕
無水調理可能な「高機能・鋳物ホー 田原 雄太
ロー鍋バーミキュラ」
伊藤 邦生
http://www.vermicular.jp/
堤 一貴
佐野 広
杉山 正
3
所属企業等
八尋産業株式会社
中央発條株式会社
中央発條株式会社
中央発條株式会社
中央発條株式会社
中央発條株式会社
中央発條株式会社
中央発條株式会社
中央発條株式会社
中央発條株式会社
中央発條株式会社
光生アルミニューム工業株式会社
光生アルミニューム工業株式会社
光生アルミ北海道株式会社
光生アルミニューム工業株式会社
光生アルミニューム工業株式会社
光生アルミニューム工業株式会社
光生アルミニューム工業株式会社
光生アルミニューム工業株式会社
光生アルミニューム工業株式会社
光生アルミニューム工業株式会社
所属企業等
愛知ドビー株式会社
愛知ドビー株式会社
愛知ドビー株式会社
愛知ドビー株式会社
愛知ドビー株式会社
愛知ドビー株式会社
春日井化工株式会社
高鋼性で軽量な複雑形状鋳物への
対応を可能としたハイブリット鋳
造技術の開発
http://www.kokune.net/index.php
予防医療での用途開発が進む抗酸
化物質アスタキサンチンの高度な
製造技術開発と製品化
http://www.fujichemical.co.jp/
磯部 昌之
松木 邦憲
島田 光雄
古久根 豊○
鈴木 孝治
福山 竜一郎
宮島 佑介
早川 晋司
清水 辰広
西田 光德○
宮川 和之
高橋 二郎
北村 晃利
大木 史郎
塚原 寛樹
西川 浩司
山下 栄次
内藤 裕二
長木 康典
新 工 法 Rotary Stream Finishing 原 幹彦○
System(超強力振動式内外面仕上げ
装置)でバリ取り、コンタミ完全除 山下 一朗
去に成功
http://www.apc-aero.co.jp/
長屋 公洋
日本の鉄鋼産業を支える世界初の 小嶋 智宏○
製鋼用取鍋ガス吹込みGHS装置 荒巻 敬三
http://www.tyk.co.jp/
長谷川 浩司
春日井化工株式会社
春日井化工株式会社
有限会社島テクノ
株式会社古久根
株式会社古久根
株式会社古久根
株式会社古久根
コクネ製作株式会社
株式会社古久根
富士化学工業株式会社
富士化学工業株式会社
富士化学工業株式会社
富士化学工業株式会社
富士化学工業株式会社
富士化学工業株式会社
富士化学工業株式会社
富士化学工業株式会社
公立大学法人京都府立医科大学
共立眼科クリニック
エーピーシーエアロスペシャルティ
株式会社
エーピーシーエアロスペシャルティ
株式会社
エーピーシーエアロスペシャルティ
株式会社
東京窯業株式会社
東京窯業株式会社
東京窯業株式会社
●青少年支援部門
案件名
受賞企業等
長期実践型研修等を通じた、ものづくり産業
を担う主体的・自発的人材育成プログラム
特定非営利活動法人 G-net
http://www.gifist.net
http://www.honki-i.net
(以
4
上)
第4回ものづくり日本大賞
受賞概要(中部経済産業局管内関係)
内閣総理大臣賞
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類
受 賞
件 名
製造・
生産プロセス
所在
大企業
電子部品を内蔵した基板を1回のプレスで完結させる製造プ
ロセスの開発
しみず もとき
受賞者
企業
別
清水 元規 :他9名
所属
企業
愛知県知多郡阿久比町
株式会社デンソー
:他1団体
平均年齢
44歳
案件の概要
電子部品を内蔵した基板の製造工法において、従来
従来
は繰り返し行っていた工程を、はんだやメッキを使わず、
1回のプレスのみで完結させる製造プロセスを開発
1回のプレスのみで完結させる製造プロセスを開発。
製造工程数を短縮することで、消費電力を従来の
消費電力を従来の1/4
1/4
以下に削減。また本プロセス実現のために、基板材料や
以下に削減。
◆部品内蔵プロセス比較
製造工法をゼロから
開発プロセス(一括積層)
従来技術によるプロセス(逐次積層)
開発し直すことにより、 基材
基板材料のリサイク
メッキ接続
ル、製造工程におけ ペースト充填
プレス成型
る環境負荷の低減を
はんだ印刷
部品塔載
同時に達成した。
同時に達成した
基材
パターン形成
部品穴あけ
層間接続穴あけ
部品層
積み重ね
カバー層
積み重ね
プレス成型
パターン形成
積み重ね
↓
↓
部品穴あけ
↓
部品塔載
リフロー
積み重ね
プレス成型
◆従来の製造プロセスとの比較
(工程数を1/3に縮減)
部品層
層間接続穴あけ
層間接続穴あけ
メッキ接続
パターン形成
高多層
構造の
場合、
繰り返し
カバー層 キャビティ層
経済産業大臣賞
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類
受 賞
件 名
所在
企業
別
中小企業
染色技術を応用してカーボンナノチューブをコーティング
した新しい繊維の開発
はちや まさあき
受賞者
伝統技術の
応用
蜂矢 雅明 :他3名
所属
企業
茶久染色株式会社
:他3団体
平均年齢
愛知県一宮市
51歳
案件の概要
伝統的な繊維の染色技術を応用し、先端素材である
カーボンナノチューブ(CNT
カーボンナノチューブ(
CNT)を繊維にコーティングした
)を繊維にコーティングした
導電性繊維を開発。
導電性繊維を開発
繊維に電気が通ずることで発熱し、ニクロム線よりも
軽量で耐久性、柔軟性、熱電導性に優れることから、寒
冷地のヒーターや便座等に活用されている。応用が難
応用が難
しいとされるCNT
しいとされる
CNTをうまく活用した、世界でも珍しい製品
をうまく活用した、世界でも珍しい製品
開発例
開発例。
◆暖まり方の比較
(上:ニクロム線 下:CNT繊維)
◆CNTコーティングした繊維
特別賞
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類
受 賞
件 名
受賞者
所在
製造・
生産プロセス
企業
別
大企業
新しい成形方法による自動車用アシストグリップの成形シス
テムの開発
こじま よういちろう
小島 洋一郎 :他6名
所属
企業
小島プレス工業株式会社
:他3団体
平均年齢
愛知県豊田市
53歳
案件の概要
乗用車の吊革(アシストグリップ)の効率的な生産シ
ステムの開発。
新しい成形法の確立と成形機の開発により、不良品
発生率、製造コスト、装置の設置スペースを大幅に低
減した。某大手自動車メーカーの乗用車に設置される
某大手自動車メーカーの乗用車に設置される
もののうち8割を同社製品が占める。
もののうち
割を同社製品が占める。
◆中空アシストグリップ
◆新型成形機(4型連続成形)
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類
受 賞
件 名
受賞者
所在
製品・
技術開発
企業
別
中小企業
高音質な次世代型平面波スピーカーの開発
ほり まさし
堀 昌司 :他3名
所属
企業
株式会社エフ・ピー・エス
平均年齢
岐阜県大垣市
57歳
案件の概要
ある定まった方向にしか音が聞こえない平面スピー
カーの開発。
本製品は薄型・軽量・高音質で伝導効率・耐久性が
非常に高く、美術館や駅のような指向性を持つ音が求
美術館や駅のような指向性を持つ音が求
められる現場での設置が既に多数行われている。
められる現場での設置が既に多数行われている。現在、
世界で唯一の技術であり、今後の多様な適用範囲が期
待される。
◆平面スピーカーと
適用事例(駅ホーム)
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類
受 賞
件 名
受賞者
所在
製品・
技術開発
企業
別
大企業
心筋梗塞などの治療成功率を向上させる世界初の医療用デ
バイスの開発
まつもと むねちか
松本 宗近 :他5名
所属
企業
朝日インテック株式会社
平均年齢
愛知県瀬戸市
44歳
案件の概要
カテーテル治療用医療デバイスであるカテーテル、ガ
イドワイヤを開発。医療機器・極細ワイヤの製造業者で
医療機器・極細ワイヤの製造業者で
ある同社の技術を応用し、多くの人の命を救う新しい医
療デバイスを作り出すことに成功した。
本技術により、微細な血管における狭窄部の治療が
可能となり、これまで治療困難とされてきた慢性完全閉
これまで治療困難とされてきた慢性完全閉
塞病変の治療成功率を
塞病変の治療成功率を98.9
98.9%まで向上
%まで向上させるなど、医
療分野における貢献度は大きい。
◆心臓治療用カテーテル
◆心臓治療用ガイドワイヤ
優秀賞
製造・
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類 生産プロセス
受 賞
件 名
受賞者
所在
企業
別
中小企業
減圧平衡発熱乾燥法を開発し、規格外野菜を商品化す
る生産プロセスを確立
おおや まさあき
所属
企業
大矢 正昭
岐阜県美濃加茂市
八尋産業株式会社
平均年齢
70歳
受 賞
件 名
受賞者
所在
◆減圧発熱乾燥機
◆ビジネスモデルと地域振興
企業
別
大企業
ゼロエミッションを実現した自動車用スタビライザーの
次世代コンパクト塗装プロセス
わたなべ あきひろ
渡邊 明博 :他9人
所属
企業
愛知県名古屋市緑区
中央発條株式会社
平均年齢
45歳
案件の概要
案件の概要
規格外で商品価値のない野菜を、開発した低コスト
商品価値のない野菜を、開発した低コスト
減圧平衡発熱乾燥方法を用いて、乾燥野菜や粉末野
菜として商品化し、学校給食や生協などへ提供すること
により、生産から消費までのビジネスモデルを確立。
一連のプロセスに関連する生産者所得の増加、耕作
放棄地の活用、自給率の向上が進み、全国的な広がり
全国的な広がり
に発展してきている
に発展してきている。
製造・
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類 生産プロセス
熱硬化性粉体塗装の常識を覆した乾燥炉・焼付炉の
ない革新的な塗装プロセスを開発。
ワーク直接短時間加熱方式の開発で加熱炉を廃止
ク直接短時間加熱方式 開発 加熱炉を廃止し
加熱炉を廃止し
更に従来、熱硬化性粉体塗料では硬化不良のため困難
更に
とされていた 「前加熱塗装工法」の確立 により、
により、一回の
一回の
ワーク加熱で水切り乾燥と焼付を行うことに成功
ワーク加熱で水切り乾燥と焼付を行うことに成功。
これにより、
①工程内ゼロエミッション
(CO2排出ゼロ)
②生産リードタイム 1/10
③設備スペース
1/4
④密着性能大幅向上
(防錆性能2倍)
を実現。
◆従来の製造プロセスとの比較
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類
受 賞
件 名
所在
企業
別
中小企業
環境に配慮した世界一軽量ワンピースアルミホイールの
最速無人化自動生産ライン
ながた
受賞者
製造・
生産プロセス
しんご
永田 清吾 :他9名
所属
企業
光生アルミニューム工業
株式会社:他1団体
平均年齢
福井県福井市
36歳
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類
受 賞
件 名
受賞者
所在
製品・
技術開発
企業
別
中小企業
無水調理可能な「高機能・鋳物ホーロー鍋バーミキュラ」
ひじかた
ともはる
土方
智晴
:他9人
所属
企業
愛知県名古屋市中川区
愛知ドビー株式会社
:他2団体
平均年齢
43歳
案件の概要
案件の概要
鋳造と塑性加工のハイブリッド工法を工程に組み込む
ことで、高強度で超軽量なワンピースアルミホイール製造
を実現。
を実現
1個流し生産ラインと環境に配慮した時短熱処理、鋳造
残熱利用によって、仕掛品ゼロと劇的なリードタイム短縮
(従来の5分の1)、省エネルギー(30%削減)を達成。
軽量化、省エネ化を目指す自動車メーカーに採用され
ている。
鋳物ホーロー鍋の「①食材を煮崩れさせず、旨み
「①食材を煮崩れさせず、旨み
を引き出す」という特長と、
を引き出す」という特長と、高機能アルミ・ステンレス
多層構造鍋の「②栄養を逃さない無水調理が可能」
「②栄養を逃さない無水調理が可能」
という特長を併せ持った
という特長を併せ持った、世界唯一の無水調理可
能な高機能・鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」の開発
に成功。
従来国内ではほとんど成功例がなかった鋳鉄へ
鋳鉄へ
のカラーホーロー加工と無水調理可能な鍋の密閉
性を両立する技術を確立した。
性を両立
◆ワンピースアルミホイール
「カルワザ(軽業)」の外観
◆鋳造と塑性加工のハイブリッド工法を実
現した「スーパーフォーミング」加工風景
◆高機能鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類
製品・
技術開発
企業
別
中小企業
受 賞
件 名
高鋼性で軽量な複雑形状鋳物への対応を可能としたハイブ
リット鋳造技術の開発
受賞者
古久根 豊 :他5人
所在
所属
企業
こぐね ゆたか
愛知県碧南市
10人
株式会社古久根
:他1団体
平均年齢
47歳
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類
受 賞
件 名
受賞者
所在
製品・
技術開発
企業
別
中小企業
予防医療での用途開発が進む抗酸化物質アスタキサンチン
の高度な製造技術開発と製品化
にしだ
みつのり
西田
光德
:他9人
所属
企業
富士化学工業株式会社
:他2団体
平均年齢
富山県中新川郡上市町
54歳
案件の概要
案件の概要
従来鋳造技術である「フラン自硬性鋳造」と「消失模
型鋳造」のメリットを併せ持ったハイブリットな新しい鋳
造技術「
造技術「ハーフキャビティモールド」を開発。
フキ ビテ モ ルド を開発
この技術により鋳物製品の高性能・高付加価値化を
可能とし大幅なQCDの向上を実現。これに伴い海外製
品との差別化をはかり、国際競争力を求められる機械
国際競争力を求められる機械
装置の一部に採用された。
疾病予防作用が大いに期待されるアスタキサンチ
ンをヘマトコッカス藻培養
ヘマトコッカス藻培養法による大量製造で、
法による大量製造で、商
業的生産
的生産を
を可能とした
可能とした。
。
スウェーデンで屋内培養槽による培養を行い、日
本でアスタキサンチンの抽出、製剤化を行う体制を
確立。
年米国FDAからGRAS認証取得。同年、日
2010年米国FDAからGRAS認証取得。
2010
本健康・栄養食品協会の「健康食品の安全性自主
点検認証制度」登録。
◆天然アスタキサンチン配合
のサプリメント「アスタビータ」
◆ヘマトコッカス藻の大量培養
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類
受 賞
件 名
受賞者
所在
製品・
技術開発
企業
別
中小企業
64
産業社会を支えるものづくり
通し番号
[東海2-59] 分類
新工法Rotary Stream Finishing System(超強力振動
式内外面仕上げ装置)でバリ取り、コンタミ完全除去に成
功
受 賞
件 名
所属
企業
受賞者
はら
みきひこ
原 幹彦 :他2人
岐阜県各務原市
エーピーシーエアロスペ
シャルティ株式会社
平均年齢
61歳
製品・
技術開発
大企業
日本の鉄鋼産業を支える世界初の製鋼用取鍋ガス吹込みG
HS装置
おじま ともひろ
所在
企業
別
所属
企業
小嶋 智宏 :他2名
東京窯業株式会社
平均年齢
岐阜県多治見市
45歳
案件の概要
案件の概要
複雑内部形状の“バリ、コンタミ(付着粒子)”を短時間
加工で完全除去することに世界で初めて成功。
取鍋にガスタンクと制御ユニットを設置し、常にガス吹
常にガス吹
込み用耐火物から少量のガスを流し続けることを可能
としたGHS(ガスホルダーシステム)を開発。
としたGHS(ガスホルダーシステム)を開発
効率的なガス吹き込みによる安定した品質の鋼の製
安定した品質の鋼の製
造と溶鋼の固化部分の除去作業(メンテナンス時間)の
除去作業(メンテナンス時間)の
大幅削減を実現。
大幅削減
◆従来のガス供給システム
◆取鍋
主要な国内製鋼
との比較
メーカーで利用さ
れており、日本の
製鋼技術の高度
化の一翼を担って
いる。
φ1.6mm~3.5mmのメディアが内部全域に流入し、
高加速度で振動するワークの内壁と衝突・擦れ等を
繰り返すことで、製品内外面同時加工を実現し、同時に、
加工時間・コストを大幅に削減。
◆加工例
例1 Al合金(R付け・研磨)
◆新工法装置「ROSDEM」
加工前
バリ
例2 自動車用部品
(油路バリ取り・研磨)
油路のバリ取り・研磨
カッターマーク
加工後
バリ取り+R付け
*カッタ-マ-ク消滅
例3 油圧部品(内部研磨・清浄)
ガス吹込み用
耐火れんが
内部素材面(鋳肌)の研磨
ハ-フカット
ガス吐出方向
GHS
ものづくりの将来を担う高度な
64
通し番号
技術・技能 [東海2-59] 分類
受 賞
件 名
青少年支援
企業
別
その他
長期実践型研修等を通じた、ものづくり産業を担う主体的・自
発的人材育成プログラム
受賞団体 特定非営利活動法人G-net
所在
岐阜県岐阜市
案件の概要
従来のインターンシップの課題であった低い企業
満足と学生の見学意識を変えた、ものづくり地場産
ものづくり地場産
業での新しい
での新しい長期実践型研修
長期実践型研修プログラムを実施。
プログラムを実施。
大学・行政・地元企業・銀行・NPOなど、地域全体
地域全体
で次代を担う人材を育成するネットワークを形成。
モデルとして他地域
他地域(愛媛県、熊本県、三重県な
(愛媛県、熊本県、三重県な
ど)へも波及展開中。
ど)
へも波及展開中。
◆木枡メーカーでの実践研修の様子 ◆経営者と若者とのマッチングイベントの様子