看護の統合と実践 看護の統合 科目構成図 医 療 安 全 医療安全 コンフリクト・マネジメント エラー・マネジメント 看護の統合Ⅰ (医療安全と災害看護) 1単位 30時間 災害時の看護 災害の概要 災害看護 災害時の自助と共助 東日本大震災における医療従事者の語り トリアージ 災害救護の実際 看 護 の 統 合 看 護 管 理 病院組織とマネジメント 看護組織 看護管理 看護単位での看護管理 リーダーシップ、フォロワーシップ 他職種との協働・連携 看護と国際協力 世界の健康問題 諸外国の看護 医療における国際協力 看護の統合Ⅱ 看護管理と看護の動向 1単位 15時間 4単位 90時間 看護の動向と政策 看護の統合Ⅲ 国際看護 国際看護とケースレポート 1単位 30時間 看護の動向 看護行政 看護教育 国際社会の現状と国際看護活動 国際看護活動の支援を必要とする対象 国際看護活動の実際 異文化理解と国際看護活動 各理論 オリエンテーション ケースレポート ケースレポート作成 ケースレポート発表と相互評価 看護の統合Ⅳ (臨床看護技術) 1単位 30時間 臨床看護技術 看護技術における状況判断と実践力 学内での技術演習 看護の統合 看護の統合Ⅰ (医療安全と災害看護) 1 単位 30 時間 講師・教員 川上敦子 渡邊しのぶ 3 年次通年 単位・時間 履修時期 科目の概要 1999 年に大学病院で起きた患者取り違え事故をきっかけに国主導による医療安全対策 が急速に進んだ。医療安全に関する主な動向を概観したあと、医療安全の基本となる考 え方と行動を学ぶ。災害看護では、災害の定義・動向と看護者の役割を理解したうえで、 災害時に実践できる知識と技術の基礎を学習する。 目標 1.医療安全に向けたわが国の対策と組織の安全管理の仕組みを理解する。 2.事故発生のメカニズムと防止対策について理解する。 3.事故分析の手法を知る。 4.災害を理解し、看護活動に必要な基礎的知識と技術を身に付ける。 回数 1回 2回 5.災害時における看護者としての自覚を身につける。 講義内容 Ⅰ.医療安全 1.概論 1)医療安全の背景と経緯 2)国家的な医療安全の取り組み 2.組織のマネジメント 1)組織の安全管理の仕組み他 授業形態 講義 講義 外部講師: 村上香久子 3回 3.コンフリクト・マネジメント 講義 外部講師: 村上香久子 4~7 回 8回 9回 10、11 回 4.エラー・マネジメント 1)ヒューマンエラーの原因とタイプ 2)KYT の実際 3)ヒヤリ・ハット事例を報告する理由 4)事故分析手法 Ⅱ.災害看護 1. 災害の概要 1) 災害の歴史と関連法規 2) 災害の定義、分類、原因 2. 災害看護 1) 災害看護の定義 2) 災害サイクルに応じた看護 3) 要救護者に対する看護 4) こころのケア 3. 災害時の自助と共助 1) 災害から自己を守る備え 2) 自己及び地域の中にある学校の取り組み 4. 東日本大震災における医療従事者としての語り 講義 グループワーク 講義 講義 講義 外部講師: 12、13 回 5. トリアージ 講義・演習 1) 意義と原則 2) 方法、トリアージタッグの取り扱い 3) 搬送方法 外部講師: 廣瀬真由美 14、15 回 テキスト 参考文献 評価 6. 災害救護の実際 現地演習 ・関連機関における災害救護訓練の体験 グループワーク ・地域住民における災害救護訓練の体験 5 日間で学ぶ医療安全超入門,日本医療マネジメント学会監修,学研. いのちとこころを救う災害看護, 小原真理子監修, 学研. 災害看護-心得ておきたい基本的な知識-, 小原真理子・酒井明子監修, 南山堂. 他 終講試験 100%(授業・演習態度、課題等提出状況、出席状況など総合的に評価する 看護の統合Ⅱ 講師・教員 重田京子 (看護管理と看護の動向) 単位・時間 1 単位 15 時間 履修時期 3 年前期 科目の概要 看護の経済性、効率性について考え、看護管理の基礎的な知識を学ぶとともに、国際社 会における保健医療福祉の実情を知り、国際協力について考える。 また、看護の動向、看護行政、看護教育について学び、看護に対する広い視野を持つと ともに、現在、今後の看護における課題について考える。 目標 1.質の高い看護を提供するための看護管理の基礎的知識を理解する。 2.看護におけるマネジメント能力の必要性を理解し、基礎的能力を養う。 3.チームにおけるリーダーシップ、フォロワーシップ、他職種との協働について理解 する。 4.世界の健康問題、諸外国の看護を理解し、国際協力について考える。 5.看護の動向と看護行政について理解し、看護の今後の課題について考える。 回数 授業内容 授業形態 看護管理 1回 講義 2回 1) 病院組織とマネジメント 演習 3回 患者満足度を高める病院づくり 4回 2) 看護組織 ①看護部の理念 ②看護基準と看護手順の整備 3) 看護管理 ①看護体制 ②看護必要度 ③継続教育 4) 看護単位での看護管理 病棟における看護管理 5) リーダーシップ、フォロワーシップ 6) 他職種との協働・連携 5回 看護と国際協力 講義 6回 1) 世界の健康問題 演習 先進国と開発途上国の格差 2) 諸外国の看護 3) 医療における国際協力 ①国際機関 ②政府機関 ③非政府機関 看護の動向と政策 7回 講義 1) 看護の動向 保健医療福祉政策の動向 2) 看護行政 ①看護行政の歴史 ②看護行政の組織 ③看護師の確保 ④看護師の労働環境の整備 3) 看護教育 ①看護基礎教育 ②継続教育 ③資格認定制度 認定看護師、専門看護師 8回 終講試験 テキスト 看護の統合と実践[1] 看護管理 医学書院 新体系看護学全書看護の統合と実践 国際看護学 メジカルフレンド社 参考文献 必要時紹介する 評価 終講試験 100% 学習態度(事前学習への取り組み、演習のための身支度、課題への取り組み、役割の取 り組み、自己課題の明確化) 統合分野 看護の統合Ⅲ 講師・教員 田村蔦枝 佐藤和子 (国際看護・ケースレポート) 単位・時間 1 単位 30 時間 履修時期 3 年前期・後期 科目の概要 本科目では 2 つのことを学習する。 1、国際交流の学習を基に、国際社会における日本の役割を学び、医療・看護の分野にお ける国際協力の在り方について考える。 2、看護の実践の中からテーマを絞り、看護について看護理論、各種の文献を基に自己の 看護を振り返りまとめることができる。また、その学習過程を通して自己の看護観を養 う。 目標 国際看護 1.国際社会における日本の位置付けから国際看護について理解する。 2.世界において看護を必要とする人々の状況を理解する。 3.世界の健康問題、諸外国の看護を理解し、国際協力について考える。 ケースレポート 1.今までの学習を振り返り、テーマを持ち看護について考える。 2.看護理論等を通して、看護展開の意味づけができる。 3.自己の看護に対する考えを深めることができる。 回数 授業内容 授業形態 国際社会の現状と国際看護活動 国際看護 講義 1.国際看護学の目的とは 1回 2.国際社会における日本の役割と看護 3.国際協力とは 国際看護活動の支援を必要とする対象 2回 講義 1.国際看護活動が扱う範囲 2.海外における看護活動 3.国際看護活動を推進する人と機関 国際看護活動の実際 3 回・4 回 演習 実際に国際支援活動の状況について調べる或いは、メデイアなどの活 GW 動を参考にして、実際の活動内容を理解する。 講演 異文化理解と国際看護活動 5回 講義 1.文化的存在としての人間の理解 2.文化を考慮した看護 3.国際看護活動必要な能力 ケースレポート 看護を展開していく上で活用されている理論について学習する。 講義 看護理論の範囲と位置付け 6回 各理論について学習する 7 回・8 回 GW 統合分野 9回 ケースレポートについてオリエンテーション 10 回~ ケースレポートの作成 12 回 ケースレポートの発表会と相互評価 13 回~ 15 回 講義 演習 発表会(2 月) テキスト 特になし 参考文献 看護研究の進め方論文の書き方 医学書院 初めての看護理論 医学書院 国際看護学 メヂカルフレンド社 レポートによる評価 出席時間数を満たしていること。課題への取り組みの姿勢を考慮する。 評価 看護の統合Ⅳ 講師・教員 全専任教員 (臨床看護技術) 単位・時間 1 単位 30 時間 履修時期 3 年後期 科目の概要 3 年間の学習内容を活用し、状況判断の重要性と看護実践の安全性を学習する。さらに実 践的な場面を想定し、時間管理、多重課題、優先度の決定、予測性、相談、連絡、確認 などの要因を組み込んだ事例を基にシュミレーション学習を行い、より実践的な看護を 学ぶ。また、チームを組んで通り組むことや同僚間で評価を行い、相互に課題を見極め ながら自己の看護実践における課題を見出す。 目標 1.対象の状況を判断し、看護上の課題を明らかにし援助ができる。 2.対象に合った適切で安全な看護技術が提供できる。 3.対象に行われている治療や生活上の制約に沿った個別援助が理解できる。 4.看護の基本技術を修得する。 5.チームの一員であることを自覚し、連絡、相談、報告ができる。 6.相互に評価し合うことで、自己の課題、卒業後への準備ができる。 統合分野 回数 1回 2回 3 回・4 回 授業内容 科目オリエンテーション 看護における状況判断と実践能力 技術の安全性、効率的な実践 状況判断能力の重要性 GWテーマ 「私たちの卒業時における看護実践能力とは」 複数事例を用い、事例の看護アセスメントを行い、状況判断、優先順 位、時間的配分、安全安楽を考慮したケアのマネージメントについて 学習する。 提示された事例を基に、GW を行い短時間で判断し、看護が提供で きるよう机上シュミレーションを行う。 5回 6回 7 回~11 回 12 回~ 15 回 テキスト 参考文献 評価 授業形態 講義 GW GW GW 後 レポート GW の学習内容をそれぞれに確認する。 (試問 OSCE) 客観的臨床能力試験(OSCE)実施オリエンテーション 演習 基本技術の振り返り 同僚間で評価しながら自己の技術力を確認する。 客観的臨床能力試験(OSCE)実施 演習 系統看護学講座 基礎看護学[2][3] 基礎看護技術 Ⅰ・Ⅱ 医学書院 看護 OSCE 中村 恵子 メヂカルフレンド 指定教科書の全体 課題レポート及び客観的臨床能力試験(OSCE)実施により評価する (課題への取り組み状況等を評価時の参考に加える) 講義 試験
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