市有地取得に際しての注意事項

市有地取得に際しての注意事項
佐野市都市建設部都市整備課
℡
0283-61-1119
田沼北土地区画整理事業地内市有地の販売の申し込みを先着順に受け付けています。
市有地を取得する場合のお申し込みから契約、土地の引渡しに至るまでの手続き、およびその他の
注意事項を説明します。
【お申し込みから契約、土地の引渡しまでの注意事項】
市有財産払下申請書の提出
所定の様式により、都市整備課(佐野市田沼町 974-1
新館 2 階)へ持参し
てください。
【受付期間】平日:午前8時30分~午後5時00分
市有財産払い下げの決定
申請者に払い下げを決定しますと市有財産売払決定通知書を交付します。交付
から7日以内に契約を結ぶこととなります。
契約保証金の納付
交付された納付書を用いて契約日までに売買代金の1割以上の金額を契約保
証金として納付していただきます。
売買契約の締結
契約にあたって以下の物のご用意をお願いします。
・契約書用収入印紙 金10,000円
・印鑑(払下申請書に押印した物)
・契約保証金領収書(納付書の片割れ)
売買代金の納付
契約締結の翌日から起算して60日以内に収めていただきます。
所有権移転登記
所有権は売買代金の支払いが完了したときに移転します。登記の手続きは売買
代金の納付を確認後、市が行います。
移転登記にあたっては以下の物のご用意をお願いします。
・登録免許税用収入印紙
・印鑑
・売買代金領収書(納付書の片割れ) ・住民票
土地の引き渡し
以上の手続きが終了後、現状のまま土地を引き渡します。
【土地取得に伴う税金及びその他経費】
1
税金・手数料について
(1)印紙税(国税)
土地売買契約書に収入印紙を貼り付けることにより納める税金です。税額は次のとおりです。
契約額(売買代金)
印紙税額
500 万円超 1,000 万円まで
10,000円
1,000 万円超 5,000 万円まで
15,000円
(2)不動産取得税(県税)
土地や家屋を取得した方が、栃木県に納めていただく税金です。
土地の税額=評価額×1/2×3%
家屋の税額=評価額×3%
※平成27年3月31日迄の税額(その後は未定。)
評価額=土地購入代金ではありません。
詳しくは安足県税事務所までお問い合わせください。
℡0283-23-1458
(3)固定資産税・都市計画税(市税)
毎年1月1日現在に土地や家屋を所有している方が、佐野市に納めていただく税金です。
固定資産税=評価額×1.4%
都市計画税=評価額×0.3%
※評価額=土地購入代金ではありません。
詳しくは佐野市役所資産税課までお問い合わせください。 ℡0283-20-3009
(4)登録免許税(国税)
土地や建物等の所有権等を登記する方が納めていただく税金です。なお、市有地の登録免許税
については代金完納後、所有権移転を行いますので、その際に費用が必要になります。
評価額×1.5%(平成27年3月31日まで)
※評価額=土地購入代金ではありません。
(5)不動産売買手数料
不動産売買手数料はかかりません。
2
土地取得により必要となるその他の経費
(1) 公共下水道
<下水道につなぐ工事費>
画地内に設置された排水施設(汚水枡)により使用することが出来ます。その際、それぞれの
住宅から、汚水枡までの敷地内配管工事費に関しましては買受者の負担になります。
<下水道使用料金>
下水道使用料金については全て個人負担となります。
<下水道受益者負担金>
土地の面積に1㎡当たり 300 円を乗じた額の受益者負担金がかかります。
(2) 上水道
<上水道につなぐ工事費>
上水道はそれぞれの画地まで20mmの給水管が引き込まれております。それぞれの利用によ
る敷地内配管に関しましては、買受者負担になります。20mmを超える口径を希望される場合、
給水管の引き込み工事費が別途かかりますのでご了承ください。
また、引き込まれている水道管を使用しない場合、買受者負担にて本管からの給水管を撤去し
ていただくことになりますのでご了承ください。
<上水道加入金>
上水道の加入金が必要になります。なお、加入金額はメーターの口径により定められています。
メーター口径
加入金額
13mm
52,500円
20mm
147,000円
25mm
262,500円
40mm
871,500円
50mm
1,522,500円
75mm
4,189,500円
100mm
8,610,000円
<上水道使用料金>
上水道使用料金については全て個人負担となります。
【注意事項】
1
登記について
田沼北土地区画整理事業は平成 24 年 9 月 7 日に換地処分の公告を行い、翌 8 日から佐野市
名義の土地となり、登記ができるようになりました。
土地のお引き渡し後、所有権移転登記を行うことになります。
なお、その際にかかる費用につきましては買受者様の負担となりますのでご承知置きください。
2
契約時住所等の変更の届出
買受人(買受人が死亡した場合は相続人、法人が解散したときは清算人)は、契約締結の日か
ら所有権移転登記が完了するまでの間に、住所(所在地)氏名(名称)等の変更があった場合は遅
滞なく届けてください。また、死亡(解散)した場合も同様に遅滞なく届けてください。
3
建物を建てる際の許可について
建物等を建築する際には、建築確認申請の他に、地区計画による届出が必要になります。
なお、田沼北地区では用途地域及び地区計画が次のとおり設定されています。
(用途地域)
物件番号
用途地域
建ぺい率
容積率
高さ制限
1~4,12,14
第一種低層住居専用地域
50%
80%
10m
22,24~29
第一種中高層住居専用地域
60%
200%
-
第一種住居地域
60%
200%
-
6,7,9~11,
13,15~21
(地区計画)
田沼北地区では4つのまちづくりのルールが定められています。
①敷地の最低面積は165㎡(約50坪)になります。
②原則として、道路側の工作物は、かき又はさく(フェンス)しか設置できません。
③原則として、都市計画道路に面している土地については、建物の外壁から都市計画道路まで
の距離を1m空ける必要があります。
④派手な色や奇抜な形をしている建築物等の建築はできません。
4
その他
(1)市有地周辺の状況等については現地を確認し申し込みを行ってください。周辺の土地につきま
しては、今後所有者が個々に土地利用を図る上で、どのような建築がなされるかは未定となります。
(2)道路の通行の安全を確保するため、電柱や支柱などは宅地内へ建てさせていただいています。
電柱が必要な場合は、買受者のほうで東京電力またはNTTに依頼していただくことになります。
また、一部すでに電柱が建っている市有地もございます。土地利用を図る上で障害となる場合に
は、買受者のほうで東京電力またはNTTに移設依頼をしていただくことになりますのでご承知
おきください。
(3)市有地番号1~4,6,20については文化財保護法第93条による届出を、佐野市教育委員会経
由で栃木県教育委員会への提出が必要になります。
※重要
市有地の地盤状況について
佐野市では市有地の地盤状況について、1 区画につき 2 箇所、独自にスウェーデン式サウンデ
ィング調査を行っております。結果表をご用意してありますのでご参考にしてください。
また、調査の結果、建設省(現国土交通省)告示第1347号
建築物の基礎の構造方法及び
構造計算の基準を定める件より、布基礎を用いて建築物を建築することが可能である地盤の長期
許容支持力度 30kN/㎡以上を確認しております。
(注:一部を除く)
市有地に建築物を建築する際に、建築を依頼する住宅メーカー等から地盤、地耐久力調査を求
められることがあります。その結果により地盤補強工事等が必要となる場合があります。
地盤補強工事等については、建築する建築物、築造・規模・重量及び住宅メーカー等によって
異なります。地盤補強工事が必要になった場合、買受者にて費用負担をお願いいたします。
※
市有地引渡し後に買受者が地盤調査した結果、長期許容支持力度が 30kN/㎡未満の箇所が確
認された場合においても、地盤補強工事が必要になった場合、買受者にて費用負担をお願いいた
します。
注:物件番号6番と14番の画地に関しましては、地盤状況調査の結果、長期許容支持力度30kN/
㎡以上が確認できておりません。当該地に関しましては土地を評価する際に、通常の金額より低
い金額に設定されておりますので、ご承知置きください。