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導入事例
CareFirst
による
人財リソース配分の改善
で数億円を節約
お客様について
業種: ヘルスケア
組織:CareFirst(ケアファースト)
従業員数:5,000 名
収益: 68 億ドル (約 6,800 億円:2009 年度)
事業内容
課題
ソリューション
利点
CareFirst(ケアファースト)
は、5,000 名の従業員を擁
する非営利の組織であり、
米国の中部大西洋地域で
300 万人以上の会員に対し
て健康保険を提供していま
す。
健康管理分野の変化に対応
するために、ケアファーストは
幾つかの大きな IT 投資を計
画しました。IT 投資の成功を
確実にするためには、人財リ
ソース、プロジェクト&ポートフ
ォリオ管理を強化するための
革新的なアプローチを必要と
していました。
ケアファーストは
ケアファーストは人財リソー
スを最適化し、プロジェクト
成功率を改善する事によっ
て数億円もの節約をするこ
とができました。その結果、
健康管理分野の変化に対
応できる革新的なアプロー
チが可能になり、より優れ
た地位を確立しています。
を使うこと
で 1 億ドル以上の価値があ
る 150 件以上のプロジェクト
を容易に追跡できるように
なりました。同時に、より高
い透明性の実現やコミュニ
ケーションの推進、そして執
行責任の担保も容易になり
ました。
agility
made possible™
ケアファースト
ビジネス
非営利の健康保険を 300 万人に提供
ケアファースト・ブルークロス・ブルーシールド(ケアファースト)は、米国メリーランド州、コロンビ
ア特別区とヴァージニア州北部で健康保険を提供する非営利組織です。
ケアファーストは、米国の中部大西洋区域における最大の健康管理保険業者であり、ボルチモ
アとワシントン D.C.を含む 10 カ所の拠点で 5,000 名の従業員と 300 万人の会員を擁していま
す。また、連邦公務員医療保障プログラムの 550,000 人以上の会員にも、保険を提供していま
す。
ケアファーストは、5,000 人以上ものかかりつけの診療医の提供を強みとする、営利組織
HMO(保健維持機構)の子会社であるケアファースト・ブルーチョイス(CareFirst BlueChoice)も
運営しています。
課題
健康管理分野の変化に応える
健康管理分野における大きな改革、新しいサービスに対する需要の拡大、および運営コストの
上昇は、まさに米国の健康管理部門の中で起きている環境変化の要因です。
この変化する環境に応えるために、ケアファーストは数年間に渡る投資計画を立てていました。
「旧式の IT システムと非常に手間のかかる手作業のプロセスを根絶し、効率を高めてより大き
なビジネス上の敏捷性を実現するプログラムを開発しました。」と、ケアファーストのプロジェクト
管理オフィス(PMO)のプログラム・マネージャであるカレン・ボードアン氏は語っています。
「多くのプロジェクトは
期間も予算も超過していました。」
カレン・ボードアン氏 ケアファースト プロジェクト管理部門(
)プログラム・マネージャ
その結果、複数のプロジェクトにまたがる技術革新のライフサイクル管理を必要とする、多くの新
しい IT プロジェクトを抱える結果となりました。
これらのイニシアチブを成功裏に遂行し、全体的な経営戦略と同期させるために、ケアファースト
はプロジェクト管理のアプローチを強化する必要がありました。
2
ケアファースト
「私たちのプロジェクト&ポートフォリオ・マネージャは、それぞれの事業でプロジェクトを管理す
るために無数の方法や異なるソリューションを用いていました。ポートフォリオ、プロジェクトおよ
び人財リソースの情報は、多数のアプリケーションの中に散在しており、契約している人財リソー
スの統合リストすらありませんでした。」と、ボードアン氏は語っています。
この一貫性のなさと情報の分散は、プロジェクトの可視性を妨げ、レポートの作成を複雑にして
いました。「多くのプロジェクトは期限を過ぎ、予算も超過していました。しかし、優れたコミュニケ
ーションと正確なレポートなしでは、問題や対応が必要なボトルネックを特定することは困難で
す。」と、ボードアン氏は付け加えています。
ケアファーストに新しい経営者が着任した際、プロジェクト&ポートフォリオ管理の為の新しい戦
略が策定されました。そしてその戦略は、より高い透明性、高いコスト認識と執行・報告責任の
提供に基づいて作られていました。
これらの目標を達成するために、ケアファーストのプロジェクト管理部門(PMO)と IT 部門は互い
に協力して、標準化されたベストプラクティスに基づく、IT プロジェクト管理プロセスを開発し実装
しました。このフレームワークを支援するために、彼らは一つの集約化されたプロジェクト&ポー
トフォリオ管理ソリューションを必要としました。
ソリューション
億ドル以上のプロジェクト投資を統合管理
ケアファーストは、このプロジェクト管理問題の取り組みを支援するために
を
採用しました。「
の選択において鍵となった要素は、そのユーザ・フレンドリなイ
ンターフェースであり、プロジェクト間における相互依存性の追跡や Microsoft Project との統合
能力でした。」と、ボードアン氏は語っています。
をできるだけ早く使うため、ケアファーストはまず最初に 2 つの独立したソリュ
ーションの実装を行いました。最初の実装は専門 IT パートナーである Assyst によって行われ、
現場で構築作業が行われる間に既存プロジェクト・データのクリーニング、およびそのデータの
構成設定を行いました。
ケアファーストの特訓プログラムに加えて、
と Web ベースの研修ツール
ジェクト・メンバー向けの研修を実施しました。
現在
ス・プロジェクトから
す。
は技術的かつ機能的なブートキャンプ
によって、ケアファーストの主要なプロ
では 250 件以上のプロジェクトが追跡されており、日々の メンテナン
億ドル以上の予算をかけた、大きな
イニシアチブまで網羅されていま
ケアファーストには、毎日の勤怠管理ソリューションを使う 2,000 名の従業員と契約業者がおり、
は社の給与支払システムと直接統合されています。「作業時間の入力を怠っ
た場合、マネージャに自動で通知されるように
で設定がされているため、勤務
時間入力のコンプライアンス・ポリシーの遵守率は 97 パーセントになりました。以前の数字と比
較すると大きな改善であり、1 ヵ月ではなく 1 週間以内に勤務時間の統計処理ができるようにな
ったのです。」と、ボードアン氏は語っています。
また、各ユーザの氏名と役割の識別を標準化するポリシーにより、人財リソースの管理とデマン
ド管理を簡素化しました。「ここにきて初めて、私たちは正社員と契約者の人財を管理するだけ
でなく、彼らのスキルや経験も併せて可視化できるようになりました。これにより組織とプロジェ
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ケアファースト
クト・ポートフォリオ全体でより効果的に人財リソースを共有することができ、熟練したスタッフと
契約業者を、優先度の高いイニシアチブへ確実に割り当てることができます。」
また、
を使用により、プロジェクトの財務管理も改善されました。人財リソース
に対してコストを割り当て、実際のプロジェクトの予算に対して総支出を追跡しています。また、
プロジェクトの実績だけでなく、社のイニシアチブの現在価値を説明する、CEO(最高経営責任
者)用の週報の作製も自動で行っています。
億円ものプロジェクト投資を
を通じて管理
による Microsoft Project との連携は、直接のスケジューリング・プロセスを提
供します。「契約しているプロジェクト・マネージャの大半は
に慣れ親しんでい
るため、
と統合されている
はベストプラクティスを促進し、必
要とする情報の提供をより容易にしてくれます。」と、ボードアン氏は説明しています。
利点
より生産的な人財リソース管理で数億円規模の節約
IT プロジェクト・チームとビジネス利害関係者間の透明性の向上や、執行責任の明確化、およ
びコミュニケーション向上の結果、ケアファーストは、プロジェクトの成功率を改善するためにより
早く問題を識別し、解決できるようになりました。「より適切にビジネスの転換を行い、戦略的目
標の実行と従業員をサポートするためのプロジェクト&ポートフォリオ管理で改革を行うことを
は可能にしてくれました。」とボードアン氏は語っています。
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ケアファースト
また、
は効率化を実現してコラボレーションを改善しただけでなく、人財リソー
スのコストを大規模に減軽しました。「
を用いることで、契約業者の多くは僅か
な割合しか稼働していないことを特定できたのです。ビジネスに不必要な役割を取り除くことで、
数億円ものコストを節約できました。」と、ボードアン氏は付け加えています。
また、
•
のソリューションは、以下の点でケアファーストを支援しています:
ガバナンスの強化
• より適切に戦略的目標を満たすためのリソースと資本の優先順位付け
• より多くのプロジェクトを予定期間通り、予算内に、高い品質で実施
「現在私たちは健康管理分野における課題に取り組むために、より優位な立場におり、転換を
通してより高い俊敏性を実現することができます。」と、ボードアン氏は語っています。
「不必要な役割を除去する事で、
数億円規模の節約ができました。」
カレン・ボードアン氏 ケアファースト プロジェクト管理部門(
)プログラム・マネージャ
ここで例示される情報と結果は、様々な環境で当該ソフトウェア製品に関する話し手の経験に基づくものであり、製品
および非生産該当品の環境を含む可能性があります。同様の環境のソフトウェア製品の過去におけるパフォーマンスが、
同一の、類似する、または異なる環境において、必ずしもソフトウェア製品の将来におけるパフォーマンスを示すとい
うわけではありません。CA は法的な助言を提供しません。ここに参照されるいかなる法(いかなる行為、法規、規制、
規則、指令、標準、方針、行政処分、行政命令、その他(全体的に「法」)も含みますが、これに限定されるものでは
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