フランスの歌手

オーシャンゼリゼの本当の話
チーム4
オーシャンゼリゼ紹介
• 1962年フランスで制作
• 作詞ピエールドラノエ 作曲マイク・ウィルシュ
• イメージ的にはフランスの曲だが・・・
• 実は原曲はイギリスの「ウォータールーロード」という
ロックバンド“ジェイソン・クレスト”による楽曲
フランス経由でのヒット
• 原曲では舞台はロンドンの「ウォータールー通り」
• これをフランスの人気作詞家ピエールドラノエがパリのシャンゼリゼ通りに歌詞を置き換え
• この曲をフランス在住アメリカ人人気歌手ジョーダッサンがアレンジ1969年自らのアルバムに
加えてヒットした。
ウォータールーロードからオー・シャンゼリゼ
に変わる歴史
• フランス語版では歌の雰囲気はそのままで、曲の舞台をイギリスロンドンからフランスパリに変
えた。
• 1960年頃にロンドンにジョー・ダッサンが滞在しており何かの機会に彼はジェイソン・クレスト
の「ウォータールーロード」を聞き、これが気に入り3枚目のアルバムを収めた。
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こうしてウォータールーロードは人気歌手ジョー・ダッサンと作詞家ピエール・デラノエによって
オーシャンゼリゼに生まれ変わった。
オーシャンゼリゼとウォータールーロード
歌詞比較
オーシャンゼリゼ
シャンゼリゼには
お天気でも雨でも真昼でも真夜中でも
欲しいものは全部ある
シャンゼリゼには
ウォータールーロード
ウォータールーロード通りをぶらつくと
金曜の夜でも土曜でも夜でも昼でも
キミの探しているものが見つかるよ
ウォータールー通りをぶらつくと
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通りの名前を変えただけだった!
まとめ
• オーシャンゼリゼはフランスで大ヒットしたが、元はイギリスの楽曲であった
• 歌詞の内容も通りの名前を変えただけ
• ヒットするに至って様々な有名アーティストが携わった
考察
なぜ英国発祥であるフランス語の曲が、フランス圏外で爆発的に有名となったの
か?
→日本のテレビCMでフランス語バージョンのオーシャンゼリゼが異常な程に起用された。
→当時超有名であった米国出身であり仏在住のジョー・ダッサンによってフランス語カバーされた。
→様々な歌手がカバーして歌っているため、原曲の歌手を認知されていない