第二部 事業戦略 1 FY02業績予想 単位:百万円 FY01 FY02E 構成比 構成比 売上高 6,666 100.0 8,002 100.0 売上総利益 5,221 78.3 5,995 74.9 販売管理費 548 8.2 741 9.3 営業利益 4,672 70.1 5,253 65.7 新サービス事業投資 経常利益 4,668 70.0 5,202 65.0 人員拡大 当期純利益 2,392 35.9 2,604 32.5 減価償却費 116 1.7 174 2.1 積極経営のポイント: 海外展開の先行事業投資 売上高 +1,336百万円(+20.0%) 経常利益 + 534百万円(+11.4%) 当期純利益 + 212百万円(+ 8.9%) 一株当たり予想当期純利益 21,776円 設備投資 129 1.9 227 2.8 発行済株式総数 119,600株 ※百万円未満は切り捨て 2 ネットワーク端末市場(参考) DSL市場予測 万世帯 1,200 世界の携帯端末 生産台数 2000年 4.2億台 800 2001年 3.7億台 600 2006年予測 平均成長率10% 6.3億台 CATV加入世帯数 1,000 DSL加入世帯数 400 200 0 年 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 ネットワークゲーム市場予測 移動体通信契約予測 12,000 10,000 8,000 万人 万台 3G携帯 2G携帯 6,000 4,000 2,000 0 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 1,600 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 年 携帯電話 携帯型ゲーム端末 据置型ゲーム端末 2001 2002 2003 2004 2005 2006 年 出典:野村総合研究所 「IT市場ナビゲーター」より作成 3 コーポレートプロフィール ● 会社名 ● 本社 ● 設立 株式会社フェイス 京都市中京区烏丸御池 1992年10月9日 ● 売上高 25億円(第 9期) 66億円(第10期) ● 経常利益 14億円(第 9期) 46億円(第10期) ● 従業員数 46名(2002年3月31日現在) ● JASDAQ市場 2001年9月4日上場 (証券コード:4295) 4 企業価値のポイント ● 高い売上成長率 第 9期 前期比 第10期 〃 551% 増(第8期は6ヶ月のため12ヶ月換算後) 162% 増 ● 高水準の利益率 第 9期 売上高経常利益率 57.4% 従業員一人あたり経常利益 80百万円 第10期 売上高経常利益率 70.0% 従業員一人あたり経常利益 126百万円 ● 無借金経営 5 ミッション ●コンテンツフォーマットの 提唱 ●コンテンツを再生する 技術の供給 ●コンテンツを配信する ソリューションの提供 6 携帯電話サービスにおけるビジネスモデル 携帯電話 キャリア コンテンツプロバイダ カラオケメーカー ゲームメーカー レコード会社 など 音楽フォーマット アーキテクチャ アルゴリズム サーバー技術 ビジネスソリューション の創造・提案 IP契約 コンテンツの供給 エンドユーザー NTTドコモ KDDI など 半導体 メーカー 携帯電話 メーカー OEM供給 コンテンツ (目的) 携帯電話の供給 Download 情報端末 (手段) 7 ビジネス・ソリューション ビジネス戦略全体の遂行まで ビジネス・ソリューション サービスプラットフォームの 企画・制作・運営まで Business Strategy Service platform & production コンテンツ配信まで Content management …. Content Distribution 限定されたソフト ウエアの提供 FAITH Content Server Infrastructure Technology WebAudio, WebSynth, Format 8 コア・テクノロジー 演奏情報・音声情報・文字情報・映像情報の異なる 4つのファイルを統合し、同時配信を実現する特許技術 ユニバーサルなプラットフォーム技術 (特定の圧縮技術等に依存しない) 技術の急速な変化に、柔軟に対応 技術標準が異なってもアライアンスが可能 9 FY02方針 収益性の高い新たな事業展開にむけて ●Value Chainの創造 新たなビジネススキームを開発し、 WIN-WINビジネスを創造します。 ●ビジネスプラットフォームの拡大 コンテンツとユーザーの シームレスな関係を創造します。 ●サービスプラットフォームの拡大 エンドユーザー・ニーズにフォーカスし、 高付加価値な事業を実現します。 10 強いビジネスを創るための戦略 グローバル戦略 マルチプラットフォーム戦略 事業機会 の拡大 参入機会 の拡大 グループ戦略 ビジネス プラットフォーム の拡大 サービス プラットフォーム の拡大 Value Chain の創造 マルチコンテンツ戦略 アライアンス戦略 11 ビジネス&マーケット 映 画 ファッション 音 楽 ライセンス 事業 サービス 事業 エンドユーザー コンテンツを ユーザーに 届ける事業 雑誌 コンサート TV ラジオ その他 その他 イベント ゲーム コンテンツを ユーザーに 届けるための 「仕組み」を 創る事業 スポーツ 12 FY02戦術 ●ソリューションのモジュール化 – サービスプラットフォーム – コンテンツディストリビューション – インフラ技術など ●技術のモジュール化 – 音源LSI、DSPソフト音源 – マルチフォーマットプレーヤーなど 進 化 効率化 スケーラ ビリティ ●機動的な組織体制 – 46人(2002年3月31日) ●グループ戦略 – – – – アライアンス 資本参加 合弁会社 M&A 目利き 早期参入 スピード 相乗効果 実現力 アライアンス 13 グローバル戦略 欧州 ● W-CDMA ● CDMA ● GSM アライアンス アライアンス 早期参入 早期参入 北米 アジア 3G ● i-mode ● GPRS 2G ● SMS ローカルエリアで自社市場を確立した有力企業 関係強化+スピード+確実性 ⇒ 資本参加、M&A 14 海外戦術(携帯電話市場) ●中国 コンテンツ配信ビジネスプラットフォーム構築事業 株式会社網楽(MORA) NTTデータとの合弁会社 ターゲット:中国市場 現在の状況:携帯電話加入者 現在1.4億人 普及率11% ●全世界 マルチフォーマットプレーヤー TI製DSP対応ソフト音源、音源LSI ターゲット:欧州・アジア市場 GSM、GPRS ●アメリカ・アジア Qualcomm CMX ターゲット:アメリカ・中国・アジア市場 ●欧州、北米 NTT DoCoMo i-mode海外展開 ターゲット:オランダ、ドイツ、フランス、ベルギー、他 ●東南アジア 15 市場の将来見通し マルチ・コンテンツ キーワード ワイヤレス Blue tooth 802.11b(a) JAVA DSP PDA IPv6 音楽 配信 ブロードバンド CATV ADSL 光ケーブル WCDMA その他 動画 配信 情報家電 P2P メッセージング 携帯画像付 メール 携帯 ゲーム 携帯カラオケ PC インターネット カラオケ 携帯 着信メロディ マルチ・プラットフォーム 16 ありがとうございました 株式会社フェイス 17
© Copyright 2024 Paperzz