顕彰事業について - FOOD ACTION NIPPON(フードアクションニッポン)

資料2
顕彰事業について
平成21年6月5日
FOOD ACTION NIPPON 推進本部事務局
顕彰事業の目的及び位置づけの確認
(平成20年度第2回ポイント制度・顕彰部会より)
顕彰制度の目的:
食料自給率向上に寄与する企業・団体などの具体的な活動を顕彰することによって
1.消費者、企業・団体への啓発広報の機会としてさまざまな場で活用し、
それを通して社会的に広く食料自給率向上の活動を称揚する機運を高める。
2.顕彰された企業・団体に、「顕彰された商品購入の伸長」、「企業ブランドイメージの向上」、
などの具体的なメリットをもたらし、食料自給率向上に寄与する活動を一層促進する。
FOOD ACTION NIPPONにとっての顕彰制度の位置付け
1.「FOOD ACTION NIPPONの目指す方向性」を実例で明示
食料自給率向上に寄与するとFOOD ACTION NIPPONが判断する取り組みを実例で
紹介することにより、FOOD ACTION NIPPONが目指す方向性を明示する。
2.優れた事例のデータ整備、及びその企業・団体とのネットワーク構築
顕彰の応募活動を通して、優れた事例をケーススタディとして蓄積することが出来る。
また、その活動母体である企業・団体とネットワーク構築が出来る機会と捉える。
3.選定プロセスでの情報発信、及び事例コンテンツの活用
顕彰の募集-審査-発表のプロセスを情報発信の機会として活用。また、優れた事例を
コンテンツ化することにより、 FOOD ACTION NIPPONのWebサイト上での情報発信や
各種研究会、シンポジウム、パブリシティーなどでの情報として多様な機会に活用する。
4.マーク認証の仕組みと連携することにより消費行動を促進
顕彰で入賞もしくはノミネートされた企業・商品にマークを添付するなどの仕組みにより、
消費の場で企業・商品にもたらされるメリットを拡大する。
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顕彰募集対象 及び 審査基準
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(平成20年度第3回ポイント制度・顕彰部会より)
【募集対象】
①プロダクト部門 : 食料自給率の向上に寄与する消費者向け商品・外食メニューの提供や開発を対象とする。
●一次産品(青果物・食肉・魚介類) ●日配品(うどん・そば・パン・納豆、他) ●加工食品(メーカーのパッケージ商品) ●中食(弁当・惣菜)
●調味料・嗜好品(味噌・醤油/酒類、他) ●外食メニュー ●国内産穀物活用の取組み (米粉使用/国産大豆、小麦使用、飼料米の活用なども含む)
②フードシステム部門 : 食料自給率の向上に寄与する食品に関わる企業の販売や流通、及び製造に関わる活動を対象とする。
● 店舗・店頭施策 直売場、道の駅 物産展フェア/クロスMD ●通信販売・宅配●フードビジネスモデル開発
●廃棄食料削減・廃棄食料活用の取組み●トレーサビリティや表示の先進取組み
③コミュニケーション部門 : 食料自給率の向上に寄与する企業のプロモーションやマーケティング活動、啓発活動を対象とする。
●広告プロモーション活動●ビジネス開発などの活動 ●観光開発・地ブランド・レシピ開発など
●企業・官公庁・学校 他団体内の啓発(給食、学生食堂 社員・職員食堂 学生や社員、職員への啓発)
●企業・団体による営利目的以外の活動(一般消費者向け啓発活動 生産者支援などの社会貢献活動)
●メディア他のコミュニケーション活動(テレビ番組 新聞雑誌記事 WEBサイト 出版 イベントやシンポジウム)
④R&D部門 : 食料自給率の向上に寄与が期待される技術や研究開発に関わる活動を対象とする。
●農産物の開発や生産●食品加工技術や機器開発●食品廃棄物やトレーサビリティ
個人部門 : プロジェクト表彰部門の上記①~④に該当しないが食料自給率向上に重要な役割を果たした様々な個人を評価。
●生産者、料理人、農産物のバイヤー
●提言、出版などのオピニオンリーダー
● 哲学者 文学者 アーティスト
●コーディネート的役割の個人
【審査基準 】
1. 食料自給率向上への貢献度が高い
2. 先進性、独創性がある
3. 商品内容や技術、ビジネス手法など次代のモデルとして広く普及が期待できる
4. 食料自給率向上に向けた消費者や企業・団体、自治体の啓発や機運向上に貢献している
5. 既に市場関係者や専門家などに一定の評価を得られている
6. ビジネスとして、市場の支持や収益性などの面で成功している
7. 生産・加工・流通 また地域間などでの連携を促進している
8. 地域や農業*の活性化、農業資源の有効活用などに貢献している
9. 食育や食文化、健康、環境など、食料自給率向上に伴う様々な観点から評価できる
10.企業・団体として日本の食の未来を展望した高い理念や計画を掲げている。
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本年度のアワード実施概要(案)
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■事業名称: FOOD ACTION NIPPON アワード2009(仮称)
■主催:
FOOD ACTION NIPPON アワード2009実行委員会
■共催:
農林水産省 (予定)
■運営:
FOOD ACTION NIPPONアワード実行委員会事務局 (FAN推進本部事務局内に設置)
■実施日時: 記者発表
募集期間
表彰式
■審査委員:
2009年 6月26日(予定)
2009年 7月1日~約1ヶ月半
2009年11月下旬
委員会・部会委員等から10名程度審査委員として参加していただく予定。
■募集方法: 一般公募。
■募集対象: 国産食料自給率向上に寄与する企業、団体、個人の活動を対象とする。
部門: ①プロダクト部門/食料自給率向上に寄与する消費者向け商品・外食メニューの提供や開発を対象とする。
(部門名は仮称) ②フードシステム部門/食料自給率向上に寄与する販売や流通及び製造に関わる活動を対象とする。
③コミュニケーション部門/食料自給率向上に寄与するプロモーション、マーケティング、啓発活動を対象とする。
④R&D部門/食料自給率向上に寄与が期待される技術や研究開発に関わる活動を対象とする。
● 個人部門/募集を行わず、有識者や専門家により食料自給率向上に寄与したと推薦された個人の活動を対象とする。
■顕彰:
全部門共通 FOOD ACTION NIPPON大賞(仮称)、農林水産大臣賞(予定)
部門賞各10件 (各部門ごとに最優秀賞1件と優秀賞9件を設定)
■費用:
初年度につき、申請および受賞にかかる費用は請求しない。
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本年度のアワード推進体制と業務内容(案)
●FOOD ACTION NIPPON アワード2009実行委員会
本アワードは、実行委員会を実施主体とする。
●審査委員会
審査及び審査業務は、実行委員会に設置した審査委員
会が遂行、監理し、結果を保証するものとする。
●実行委員会事務局
具体的な運営業務は、実行委員会事務局(FOOD
ACTION NIPPON推進本部事務局内に設置)があたる。
<推進体制図>
FOOD
FOOD ACTION
ACTION NIPPON推進本部
NIPPON推進本部
食料自給率
向上
推進委員会
食料自給率
向上
協議部会
ポイント制度
・顕彰部会
他に応援団等
FOOD ACTION
NIPPON
推進本部事務局
◆ポイント制度・顕彰部会
顕彰事業について、本年度の展開方針を第1回部会で
協議し、実行委員会で事業を実施する。
以降の部会で本年度の事業成果を検証し、次年度の
展開方針について協議する。
国民広報
部会
実行委員会
実行委員会
事務局
事務局
FOOD
FOOD ACTION
ACTION NIPPON
NIPPON
アワード2009
アワード2009 実行委員会
実行委員会
農林
農林
水産省
水産省
審査委員会
審査委員会
募集
受付担当
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本年度のアワード審査要領(案)
[1] 審査の基本レギュレーション
● 審査及び審査に関わる業務は審査委員会及び実行委員会事務局が行うものとする。
● 審査にあたっては、公平性、正当性を確保するために、アワードの目的を考慮し、審査基準に則った審査を行う。
● 審査対象については、原則、非公開とし、関係する審査委員、実行委員会事務局は守秘義務を遵守する。
●審査結果については、原則、受賞者以外の応募者へは個別対応を受け付けないものとする。(落選理由の説明はしない。)
<応募(エントリー)>
[2] 審査のプロセス
【1.書類確認】
事務局は、審査委員会の指示に基づき書類審査用の資料を
確認し全審査委員に提出する。
【2.書類審査】
審査委員は書類審査資料から部門毎にノミネートする。
事務局は各審査委員からノミネートされた対象の詳細資料を
作成して、全審査委員に提出する。(必要に応じて調査を実施。)
【3.本 審 査】
全審査委員によるノミネートの結果を踏まえ、本審査に出席
した審査委員による審議で授賞対象を内定する。
1.
2.
3.
事務局書類確認
書類審査(各審査委員が部門別にノミネート)
本審査(授賞内定)
表彰式・記者発表
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本年度のアワード募集・発表に関する広報(案)
[1]広報の基本レギュレーション
● 公募及び発表の記者会見を開催して、業界及び一般メディアを通じて広く情報を発信する。
●FAN推進本部事務局メディアやキャンペーン媒体を通じてコアターゲットにきめ細かく情報を発信する。
● FAN推進本部のメディアを通じて情報を発信し認知拡大をはかる。
(募集告知、審査状況、表彰式告知、表彰式紹介、受賞情報、受賞者紹介など)
●受賞者の広報活動により認知拡大をはかる。(記者発表、受賞者メディア、地元や業界メディア取材など)
●PRツールを開発して、効果的で広がりのある広報活動につなげる。
[2] 募集/審査/受賞情報の公開
1.本年度のアワードの開催・募集告知
記者発表(6月26日)、FAN推進本部事務局WEBサイト、農林水産省・委員会・部会・応援団・推進パートナールート
2.本年度のアワード応募状況(要検討)
3.審査状況(要検討)
4.表彰式開催告知
・表彰式を一般消費者にも公開することを検討。
・応援団との連携で、顕彰事業への注目や関心を喚起する
5.本年度の受賞コンテンツ情報
[3] アワードPRツールの開発
各種PRツールを開発し、表彰式の開催や受賞対象を通じてFANの活動を広くPRする。
・「FOOD ACTION NIPPON AWARD 2009」表彰式開催告知ポスター
・「FOOD ACTION NIPPON AWARD 2009」表彰式プログラムチラシ
・「FOOD ACTION NIPPON AWARD 2009」イヤーブック
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顕彰事業の実施に向けたスケジュール(案)
<スケジュール>
4~6月
準備作業
<実施内容>
1. 運営組織の形成
2. 審査委員の決定
3. アワード概要決定
7月~8月
公募
9月~10月
審査
以下の組織等を通じて
顕彰募集及び
顕彰コンテンツ活用の
組織的働きかけを行う。
4. アワード公募の実施
5. アワード公募の周知
FAN推進組織
推進パートナー
6. アワード審査と決定
産業界
食品生産・加工
流通等、企業・団体
11月下旬
顕彰発表
12-3月
戦略的
プロモーション
7. アワード発表の実施
8. アワード対象活用企画と実施
9. コンテンツ活用の組織的働きかけ
と戦略的プロモーション
地方農政局
地方自治体
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