会議資料 - 南砺市

平成26年度福光美術館取得作品
No.
作品名
作者名
装丁
サイズ(cm)
1 道宗寺の山門図
棟方 志功
(1903∼1975)
板・油彩・額装 縦21.5×横27.0
2 紅雀
石崎 光瑤
(1884∼1947)
絹本・軸装
3 虎図
4 五ヶの子供
5 牛の図
6 薫風
岸岱
(1782∼1865)
松村 秀太郎
(1888∼1971)
小松 均
(1902∼1989)
善本秀作
(1934∼)
直径40.5
六曲一双屏風 縦176.0×横347.0
木彫
高34.0×幅17.0×奥行10.0
二曲一隻屏風 縦174.0×横173.0
制作年
価格/寄附
所蔵等
大正末期
19世紀前半
昭和20年
昭和19年頃
300,000円
個人所蔵
(税込)
寄附
寄附
寄附
石崎光瑤が大正末期に描いたと思われる作品。石崎が画壇で地位を得るきっかけとなった
第一時インド取材旅行の後に好んで描いた、熱帯の植物や鳥が描かれている。円窓の構図
は石崎作品の中では珍しく資料的に興味深い。
個人所蔵
京都で江戸中期から後期にかけて活躍した岸派の絵師 岸岱によって描かれた六曲一双
屏風。六曲一双屏風。岸岱は、岸派の祖 父 岸駒の長男として生まれ、京都御所の障壁画
や金沢城の御殿の絵画を任せられるなど、父とともに岸派の中心となり多くの絵を描いた。
岸岱の代表作として、同時期に活躍していた円山応挙も描いた讃岐金毘羅宮書院の障壁画
が有名である。岸派は虎図に長けているが、なかでも、金屏風に墨で描かれた本作は、写実
的且つ猛虎の持つ力をデフォルメして描かれており、金地に負けぬ迫力の画力で、岸岱の力
量をうかがい知ることのできる貴重な屏風といえる。
個人所蔵
松村秀太郎は南砺市福光に生まれた。東京美術学校(現東京芸大)で彫刻を学び、院展に
入選を重ねる。高岡工芸高校で教鞭をとり、多くの後進を育てた。板谷波山にも学んだ陶芸
にも秀で、自邸に窯を築き優れた作品を遺している。また、旧福光町の美術協会の初代会長
を務めるなど、美術文化の振興に大きく寄与した。本作品は、当時の地方農村の生活感を木
彫の柔らかな線で彫りだし、素朴な表現の中にも確かな技量が感じられる。美術館には、本
作品と同題同様な作品を収蔵している。
個人所蔵
小松均は、山形県に生まれた。昭和5年に帝展にて特選を受賞後、院展にも出品し、細密
な線と色彩感による表現は当時の画壇に新鮮な影響を与えた。 本作品は、所蔵者の父が
当時福光に滞在中の小松均に直接依頼して描いてもらったもの。二曲の屏風いっぱいに豊
躯の黒牛を線描で描き、墨による暈しによって質量を巧みに表現している。美術館には、小
松均の六曲一双屏風で牛と大原女を描いた小松の作品を所蔵している。
善本秀作は、北海道旭川出身で南砺市福野在住。昭和34年より南砺市井波にて加茂蕃山
に入門し、井波彫刻を学ぶ。昭和44年の日展初出品より入選を重ね、昭和50年、51年日展
で連続して特選を受賞している。また、富山県彫刻家連盟役員や南砺市旧福野町の美術協
会会長を務めるなど、地域の芸術文化振興につとめた。本作品は、所蔵者の菊野氏の求め
に応じて、昭和50年の日展特選作「薫風」をもとに制作されたもの。
高55.0×幅17.0
昭和54年
寄附
個人所蔵
7曙
木彫
高206.0×幅50.0×奥行56.0
昭和55年
寄附
個人所蔵
8 美瑛川虹
木彫
高122.0×幅50.0×奥行45.0
平成15年
寄附
個人所蔵
木彫
高150.0×幅45.0×奥行61.0
平成7年
寄附
個人所蔵
10 能登岬
木彫
高185.0×幅77.0×奥行53.0
昭和56年
寄附
個人所蔵
11 眞如門
木彫
高90.0×幅55.0×奥行50.0
平成24年
寄附
個人所蔵
善本秀作
(1934∼)
作品説明
棟方が福光疎開時代に手掛けた作品。棟方は疎開時代に赤尾道宗をはじめ、この地方の宗
864,000円
(株)東急百貨店 教家から、多くの精神的いただきものをしたとしている。この作品はそれを裏付ける作品とし
昭和20年代
(税込)
て、資料的価値が高い。
木彫
9 雪散華
資料1
これらの作品は他23点とあわせ、全28点が南砺市に寄附されたもの。うち5点を美術館で所
蔵する。
平成26・27年度福光美術館 寄附受付予定作品
No.
作品名
作者名
装丁
サイズ(cm)
制作年
価格
所蔵等
資料2
作品説明
1 チョン
木彫
高13.0×幅26.0×奥行13.0
昭和31年
寄附
個人所蔵
2 クインティリアーニの少女2
大理石
高33.0×幅15.0×奥行20.0
昭和52年
寄附
個人所蔵
3 アントネルラ
ブロンズ
高36.5×幅27.0×奥行17.0
昭和54年
寄附
個人所蔵
4気
ブロンズ
高49.0×幅30.0×奥行15.0
昭和61年
寄附
個人所蔵
5 太陽の詩
ブロンズ
高77.0×幅48.0×奥行11.0
平成2年
寄附
個人所蔵
6 回 心
ブロンズ
高71.0×幅17.0×奥行13.0
平成2年
寄附
個人所蔵
ブロンズ
高47.0×幅51.0×奥行29.0
平成8年
寄附
個人所蔵
ブロンズ
高80.0×幅37.0×奥行17.0
平成12∼
16年
寄附
個人所蔵
ブロンズ
高44.0×幅56.5×奥行37.0
平成23年
寄附
個人所蔵
10 未完の木彫
木彫
高142.0×幅147.0×奥行16.0
昭和46年∼
未完
寄附
個人所蔵
11 フランス人モデル
フレスコ技法等 縦58.0×横43.0
昭和48年
寄附
個人所蔵
12 塔の町のサンジミニャーノ
水彩
縦29.0×横21.0
平成4年
寄附
個人所蔵
水彩
縦33.0×横24.0
平成5年
寄附
個人所蔵
銅版画
縦31.5×横24.5
不詳
寄附
個人所蔵
昭和24年
寄附
個人所蔵
昭和24年作。福光疎開中、棟方は福光の宗教家吉田龍象(白道舎)と交流し、吉田のため
に本作を制作した。ふすまの表裏8面に菩薩の画と書がある。棟方の芸術の幅広さを示すと
ともに、地元縁の作品として希少価値が高い。
個人所蔵
小松均は、山形県に生まれた。昭和5年に帝展にて特選を受賞後、院展にも出品し、細密
な線と色彩感による表現は当時の画壇に新鮮な影響を与えた。福光に滞在していた時期も
あり、当時の文化人たちと交流している。本作品は、福光出身の所有者が親から譲り受けた
もの。所有者の親は小松と関わりの深い石崎佐太郎と関係があり、その縁で所有したと思わ
れる。六曲一双屏風には大原の雪景色を描いたものと思われ、厳しい冬の静けさをしっとりと
表現している。美術館には、同じ六曲一双屏風で牛と大原女を描いた作品を所蔵している。
7 永遠の歩み
8 回 心(conversione)
川原竜三郎
(1940∼2012)
9 ナーパとベベたちの音楽会
13
ポインセチア
(La stella di Natale)
14 回心
四菩薩図
15
宿業者是本能則感應道交
16 大原雪景図
棟方 志功
(1903∼1975)
小松 均
(1902∼1989)
倭画・襖絵
各縦166.5×横83.5
書・襖
六曲一双屏風
寄附
川原竜三郎は、南砺市糸谷に生まれ、中学卒業と同時に福光の得地斧山に師事し、伝統
的建築彫刻・木工芸を学んだ。また、永原廣に塑像を学び、その後上京。彫刻界の大家、圓
鍔勝三に師事し日展等の入選を重ねた。1963年、単身イタリアへ留学、巨匠ペリクレ・ファッ
ツィーニに学び、旺盛な創作活動を展開した。福光美術館には氏の作品を多く所蔵しており、
また当館の運営委員長を務めるなど、市の美術振興に大きく寄与している。
これらの作品は初期の木彫作品や、イタリアの留学時代から帰国後の最晩年にかけての
ブロンズ像、造形の基礎資料および未完成品など、氏の生涯を辿ることのできる作品群とし
て貴重である。
NO
1
チョン
ここに貼る
木彫
13×26×13(cm)
NO
ここに貼る
2
クインティリアーニ
の少女2
大理石
33×15×20(cm)
NO
ここに貼る
3
アントネルラ
ブロンズ
36.5×27×17(cm)
4
NO
気
ここに貼る
ブロンズ
49×30×15(cm)
NO
5
太陽の詩
ここに貼る
ブロンズ
77×48×11(cm)
NO
ここに貼る
6
回心
ブロンズ
71×17×13(cm)
NO
7
永遠の歩み
ここに貼る
ブロンズ
47×51×29(cm)
NO
8
回心
ここに貼る
(conversione)
ブロンズ
80×37×17
NO
ここに貼る
9
ナーパとべべたちの
音楽会
ブロンズ
44×56.5×37(cm)
NO
10
未完の木彫
ここに貼る
木彫
142×147×16(cm)
NO
ここに貼る
11
フランス人モデル
フレスコ技法等
58×43(cm)
NO
ここに貼る
12
塔の町の
サンジミニャーノ
水彩
29×21(cm)
NO
13
ポインセチア
ここに貼る
(La stella di Natale)
水彩
33×24(cm)
NO
14
回心
ここに貼る
銅版画
31.5×24.5(cm)
NO
ここに貼る
15
四菩薩図
倭画
縦166.5×横83.5
15
NO
ここに貼る
宿業者是本能則感應道交
書
縦166.5×横83.5
NO
大原雪景図
ここに貼る
NO
ここに貼る
16
16
大原雪景図