北谷町海業振興センター指定管理者募集要項(PDF:225KB)

北谷町海業振興センター指定管理者募集要項
1 はじめに
北谷町海業振興センターは、北谷町字美浜 54 番地に位置し、本町の海の資源を活かした
観光の提供並びに農林水産物及びその特産品の展示販売等を通じて、地場産業の振興と発
展並びに町民と来訪者との交流を図ることにより、地域活性化に資する拠点として設置し
た施設です。
北谷町海業振興センターについて、地方自治法第 244 条の 2(昭和 22 年法律第 67 号)
第 3 項の規定に基づき、施設の設置目的を効果的・効率的に達成することができ、利用者の
多様化するニーズやサービスの向上等を図り、安定した施設運営を目指す指定管理者によ
る管理を実施します。
2 建物概要
(1)
施設名称
北谷町海業振興センター(愛称:うみんちゅワーフ)
(2)
位
北谷町字美浜 54 番地
(3)
敷地面積
2745.72 ㎡
(4)
建築面積
1636.92 ㎡
(5)
延床面積
1627.02 ㎡
(6)
主要構造
鉄骨造(一部 RC 造)2 階
(7)
竣
2013 年 6 月
置
工
3 管理運営業務
町民が安全かつ快適に利用できるように管理運営を行うものとする。なお、業務の詳細
は「北谷町海業振興センター管理運営業務仕様書」のとおりです。
(1)
主な業務内容
ア
施設の使用の許可等に関する業務
イ
施設の使用に係る利用料金の徴収又は還付に関する業務
ウ
北谷町海業振興センターの管理に関する業務
エ
北谷町海業振興センターの利用促進に関する業務
オ
その他上記業務に付随する業務
(2)
指定の予定期間(議決事項)
平成 29 年 4 月 1 日から平成 31 年 3 月 31 日まで(2 年間)
4
収入及び経費等
管理運営にかかる全ての費用は、指定管理料及び利用料金並びにその他収入をもって充
てるものとします。管理運営にあたっての備品等の貸与は以下のとおりで、その他必要に
1
応じて指定管理者が準備しなければなりません。また、貸与備品の維持管理に掛かる経費
は指定管理者で負担するものとします。
(1)
貸与備品
(2)
指定管理料の支払い
別表1のとおり
町が支払う指定管理料の額については、別表2の指定管理料上限額の範囲内で指定
管理者から提出される収支予算書の額を基に、各年度の予算の範囲内で協定書に定め
ます。協定で定めた額は、各年度に町から指定管理者に対し支払います。なお、支払
い方法や時期等については、各年度の協定書に定めます。
(3)
使用料の帰属
北谷町海業振興センターの施設の使用料は、町が発行する納付書により徴収し、町
の収入になります。
(4)
利用料金の収入
北谷町海業振興センターの設置及び管理に関する条例第 20 条の規定に基づき、指定
管理者は施設の利用料金を本町に納入することなく直接収受(指定管理者の収入)す
ることになります。
(5)
利用料金の額の決定
利用料金の額は、北谷町海業振興センターの設置及び管理に関する条例第 20 条別表
第 2 に掲げる範囲内において、あらかじめ北谷町長の承認を得て指定管理者が定めま
す。
(6)
自主事業の収入
指定管理者は、事業計画に基づき自己の責任と費用負担により自主事業を行い、収
入を得ることができます。但し、実施にあたっては、指定管理者に求められる公共性
を十分に理解し、その趣旨に沿った運営を行うものとします。
(7)
指定管理料の縮減への努め
利用料金制(利用料金及び自主事業の収入)に基づく収入については、原則、指定
管理者の経営努力の成果として指定管理者の収入とするものであるが、指定管理者が
行う業務内容や経理状況を客観的に見て、利用料金制に基づく収入が過大となる場合
については、その収入の一部を北谷町海業振興センターの管理運営費に充てることに
より指定管理料の縮減に努めるものとします。
(8)
管理口座
経費及び収入は、団体自体の口座とは別の口座で管理してください。
2
5
収入実績
当該施設における平成 27 年度収入実績は、以下のとおりです。
単位:円(税込)
項
平成 27 年度実績額
目
備
考
水光熱費
※1
4,299,379
テナント専用部
共益費
※2
3,281,328
テナント共益費
指定管理料
24,622,000
利用料金収入
1,582,740
その他収入
812,508
※1
水光熱費未収額合計(平成 28 年 10 月末現在):1,597,406 円
※2
共益費未収額合計
(平成 28 年 10 月末現在):
平成 27 年度指定管理料
広場・ホール・会議室
自動販売機収入
680,940 円
6 管理運営の基本的事項
北谷町海業振興センターは、町の海の資源を活かした観光の提供並びに農林水産物及び
その特産品の展示販売等を通じて、地場産業の振興と発展並びに町民と来訪者との交流を
図ることにより、地域活性化に資する施設です。指定管理者は、その設置理念に基づき管
理運営を行っていただきますが、その管理運営にあたっては、法令等の遵守及び次に掲げ
る事項に沿って行うものとします。
(1)
遵守法令等
ア
地方自治法
イ
漁港漁場整備法
ウ
北谷町浜川漁港管理条例
エ
北谷町公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例
オ
北谷町海業振興センターの設置及び管理に関する条例
カ
北谷町情報公開条例
キ
北谷町個人情報保護条例
ク
北谷町フィッシャリーナ地区の快適な環境づくり条例
ケ
北谷町地区計画の区域内における建築物及び緑化率の制限に関する条例
コ
北谷町フィッシャリーナ地区ガイドライン
サ
その他関係法令等
(2)
ア
情報管理等
文書の管理、保存については、指定管理者が業務に伴い作成し、又は受領する文
書等は、北谷町文書取扱規定等に基づいて適正に管理・保存することとします。ま
た、指定期間満了時に、町に引き渡すこととします。
イ
指定管理者は、施設の管理運営にあたり、業務上知り得た内容を第三者に漏らし、
自己の利益のために使用してはなりません。指定期間が満了した後も同様とします。
3
ウ
指定管理者は、個人情報の保護に関する法律(平成 15 年 5 月 30 日法律第 57 号)、
北谷町情報公開条例(平成 13 年 10 月 10 日条例第 17 号)及び北谷町個人情報保護
条例(平成 13 年 10 月 10 日条例第 18 号)の規定に準拠し、本業務の実施に関して知
り得た個人情報の漏洩、滅失及びき損等の事故の防止その他の個人情報の適正な管
理のために必要な措置を講じなければなりません。
(3)
利用者満足度の向上
ア
利用者(使用者含む)及び地域住民の意見及び要望等を管理運営等に反映させる
よう努めること。
イ
サービスの向上及び経費の節減に努めること。
ウ
特定の個人及び団体に対して、有利あるいは不利になるような取り扱いをしない
こと。
(4)
指定管理者名等の表示
北谷町海業振興センターが指定管理者により管理運営されていることを示すため、
指定管理者名と設置者としての町の連絡先を施設内に表示するとともに、案内パンフ
レット等に明記することとします。
(5)
再委託の禁止
本管理運営業務の全部を第三者に委託し、又は請け負わせないこと。
7 リスク対応について
(1)
リスクの管理及び責任分担
管理及び施設の点検、小規模修繕は指定管理者が負担する。事故・火災等による施
設の損傷及び被災者に対する責任は、事案ごとの原因により判断しますが、第一次的
な責任は指定管理者が負うものとし、被災が最小限となるよう迅速かつ最善の対応を
とるとともに、直ちに町に報告しなければなりません。
(2)
リスク分担表
町と指定管理者のリスク及び責任分担は、別表3のとおりとします。ただし、いず
れにも定めのない業務やリスクが生じた場合又は疑義が生じた場合は、町と指定管理
者が協議の上、業務区分及びリスク分担を決定するものとします。
(3)
保険等の加入
管理運営上の事故が発生した場合に対応するため、指定管理者はリスクに応じた保
険等に加入してください。
8 応募資格
(1)
指定期間中、管理運営を円滑かつ安定して実施できる県内に事務所を有する法人そ
の他の団体(法人格は必ずしも必要ではありません)であること。
(2)
国税及び地方税の滞納がないこと。
4
(3)
役員に破産者及び禁固以上の刑に処せられている者がいないこと。
(4)
会社更生法及び民事再生法等による手続きをしていないこと。
(5)
暴力団員による不当な行為の防止法等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条
第2号に掲げる暴力団及びそれらの利益となる活動を行うものでないこと。
(6)
役員等(法人の場合は、役員及び経営に事実上参加している者、法人格のない団体
にあたってはその代表者及び経営に事実上参加している者をいう。以下同じ。)が暴力
団等の利益となる活動を行う団体でないこと。
(7)
地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4第 2 項(同項を準用する
場合を含む。
)の規定により、沖縄県、北谷町における一般競争入札等の参加を制限さ
れている団体でないこと。
9 共同企業体による応募について
共同企業体による応募を行う場合は、以下の項目に留意すること。
(1) 共同企業体により申請をする場合は、共同企業体の名称を設定し、代表となる法人
等を選定すること。なお、代表となる法人等以外は、当該共同企業体の構成団体とし
て扱います。
(2) 共同企業体により申請する場合は、構成団体業務分担表(第 4 号様式)及び共同企
業体協定書(第 5 号様式)等を提出してください。
(3) 共同企業体の構成員は、他の共同企業体の構成員となり、又は単独で申請を行うこ
とはできません。
(4) 原則として代表者及び構成員の変更は認めないものとします。
10
提出書類
応募を希望する団体は、次の書類を提出してください。申請に際して必要となる費用は
全て応募者の負担とし、提出された書類や資料は返却しません。なお、提出された書類は、
情報公開の対象となることがあります。
提出書類
備考
(1) 北谷町公の施設に係る指定管理者指定申請書(第 1 号様式)
(2) 事業計画書(第 2 号様式)、収支計画書(第 3 号様式)
(3) 共同企業体構成員表(第 4 号様式)・・・共同企業体の場合のみ提出
(4) 共同企業体協定書(第 5 号様式) ・・・共同企業体の場合のみ提出
(5) 定款の写し及び登記簿の謄本
※1
(6) 代表者の身分証明書・・・法人以外の団体の場合のみ提出
※1
(7) 国税及び地方税の納税証明書
※1
・法人の場合は、直近 3 ヵ年の完納証明書
・法人以外の団体の場合は、代表者の直近 3 ヵ年の市町村税の完納証明書
5
※2
(8) 団体の経営状態がわかる書類
※2
・直近 3 年分の決算報告書又はこれに代わる書類
(9) 団体の役員名簿及び組織に関する事項について記載した書類又はこれらに相当する書類
(10) その他町長が必要と認める書類
※1
※2
発行日から3ヵ月以内
事業開始から3年に満たない団体については、事業開始から直近までのものとする。
11 受付期間等
北谷町公の施設に係る指定管理者指定申請書のほか、必要書類を次のとおり提出(郵送、
FAXは不可です。)してください。必要書類が不足している場合は受け付けません。
(1)
受付期間
平成 28 年 12 月 1 日(木)から平成 29 年 1 月 10 日(火)まで
(2)
受付時間
午前 9 時から午後 5 時(午後 12 時から午後 1 時までの間を除く)
(3)
受付場所
北谷町建設経済部 農林水産課
(4) 提出部数
正本1部及び副本10部(申請書類はフラットファイル等にファイリング願います。)
12 申請に関する質問の受付
申請者間の公平性及び公正性を確保するため、申請に関する質問については下記の方法
で行います。
(1)
受付期間
平成 28 年 12 月 1 日(木)から同年 12 月 21 日(水)まで
(2)
受付時間
午前 9 時から午後 5 時(午後 12 時から午後 1 時までの間を除く)
(3)
受付方法
質問がある場合は、別添様式「質問票」を北谷町農林水産課に持参、郵送、FAX又
は E-mail のいずれかの方法で提出ください。
なお、誤解等を防ぐため、口頭・電話による質問(簡易な質問を除く)及び受付期間
外の質問には回答致しませんので、ご注意ください。
(4) 回答方法
質問に対する回答は、質問者にFAX又は E-mail にて回答するとともに、北谷町農林
水産課のホームページに掲載いたします。
なお、他の申請予定者の特殊な技術、ノウハウ等に関する事項で、他の申請予定者の
権利、競争上の地位その他正当な利益を害する恐れのある質問に対しては、回答を控え
させていただく場合があります。
6
13 選定の方法等
(1)
資格審査
指定申請書等の提出後、応募資格要件を満たしているかどうか北谷町公の施設に係
る指定管理者選定委員会(以下「選定委員会」という。)にて書類審査を行います。
(2)
選定方針
ア
利用者の平等な利用の確保及びサービスの向上が図られるものであること。
イ
公の施設の効用を最大限に発揮するものであること。
ウ
公の施設の適切な維持及び管理並びに管理にかかる経費(町の事務負担を含む。)
の縮減が図られるものであること。
エ
公の施設の管理を安定して行う人員、資産、その他の経営の規模及び能力を有し
ており又は確保できる見込みがあること。
オ
その他町長が施設の性質又は目的に応じて別に定める基準に適合するものである
こと。
14 失格事項
次の事項に該当する場合は、選定審査の対象から除外します。
(1)
提出書類に虚偽の記載があった場合
(2)
この要項の内容を遵守しない場合
(3)
その他不正行為があった場合
15 指定管理者の指定
選定委員会において指定管理者として選定された者は、議会の議決(平成 29 年 3 月定例
議会予定)を経て指定管理者として指定します。
16 指定結果
応募された法人等には、指定又は不指定の通知書を議会終了後速やかに通知します。
17 指定管理者との協定締結
町長は、議会の議決を経て、指定管理者として指定された団体等と、当該公の施設の管
理に関する協定を締結します。
指定期間は複数年となることから、指定期間全体通じて取り決めるべき事項を対象とす
る「基本協定書」を指定期間の当初に、指定管理料の額など年度ごとに取り決めるべき事
項を対象とする「年度協定書」を当該年度の開始前に、それぞれ締結します。
18
指定期間満了以前の指定の取り消し等
7
(1)
次に該当する場合は、期間を定めて管理業務の停止を命ずること又は指定を取り消
すことができるものとする。
ア
本要項及び仕様書の指示に従わないとき。
イ
法令及び条例等に違反したとき。
ウ
指定管理者の経営状況の悪化により、業務が遂行できないと認められるとき。
エ
著しく社会的な信用を損なうことにより、指定管理者としてふさわしくないと
認められるとき。
(2)
上記(1)いずれの場合においても、次期指定管理者が円滑かつ支障なく管理業務を遂
行できるよう、速やかに業務の引き継ぎを行うものとする。
(3)
上記(1)により指定管理者の業務の停止又は指定の取り消しになった場合、指定管理
者に損害が生じても、町はその賠償の責めは負わない。
(4)
指定管理者から指定の取り消しの申し出があった場合は、取り消しの可否及び損害
賠償等必要な事項について協議の上、その対応を定める。
19 問い合わせ先
〒904-0192
北谷町字桑江 226 番地
北谷町役場
建設経済部 農林水産課
TEL098-982-7714
FAX098-926-2174
8
(別表1)
貸与備品一覧表
品目
数量
会議室用テーブル
10 台
会議室用イス
24 脚
ミーティングテーブル
1台
ロッカー
1台
回転式ホワイトボード
1台
傘入れ袋スタンド
4台
案内板
1台
パンフレットスタンド
1台
片袖デスク
2台
肘付チェア
2脚
ごみ箱
6個
保管庫深型
1台
(別表2)
指定管理料
21,000,000 円
指定管理料上限額(消費税込み)
※
指定管理料は1年分の額です。
※
上限額は、町が負担する指定管理料の上限額です。
9
(別表3)
○・・・主リスク負担者
△・・・従リスク負担者
リスクの分担表
負担者
リスクの内容
指定管
町
説明
理者
1
戦争・内乱・軍事紛争による不可抗力
2
台風・風水害・地震・その他自然災害(例年発
生する程度の予測可能なもの)
台風・風水害・地震・その他自然災害(予測不
可能なもの)
第三者による施設の損傷
3
4
5
6
7
8
9
○
施設内における事故の発生(第三者の故意や重
過失があった場合を除く)
物価変動による費用の増加(人件費、修繕費、
公租公課等を指します。)
経常的な施設修繕費(扉の開閉不良、照明器具
の故障等の小規模修繕を指します。)
臨時的な施設修繕費(周期的かつ全体的に行う
改修等の大規模修繕を指します。)
使用料の変更、減免に伴う収入減
10 利用料金の変更、減免に伴う収入減
○
△
○
基本的には町が責任を持つが、指定
管理者も相応のリスクを負担する。
原則として帰責者が負担する。
○
○
○
○
○
年間 30 万円以下
上記を超える部分の金額
○
○
○
11 使用料の滞納
○
12 水光熱費の滞納
条例第 17 条第 2 項及び条例第 22
条第 1 項第 5 号の適用
○
13 入居施設使用者の退去に伴う使用料減少
○
14 テナント募集に要する経費
○
15 指定管理業務の停止又は指定管理者の取消し
○
○
上記退去通告があったときは、速
やかに入居者募集を行う。
指定管理者の責めによる場合
上記以外の場合
※ 上記に定めのない業務やリスクが生じた場合又は疑義が生じた場合は、町と指定管理者が協議の上、業
務区分及びリスク分担を決定するものとします。
10