3 階建て建物への直結直圧給水施行基準 越谷・松伏水道企業団 平成 25 年 7 月 3 階建て建物への直結直圧給水施行基準 第1章 総 1.目 的 則 こ の 基 準 は 、3 階 建 て 建 物 へ の 直 結 直 圧 給 水 の 設 計 及 び 施 工 並 び に 維 持 管 理 等に関し必要な事項を定めることを目的とする。 2.適用要件 ( 1 ) 直 結 直 圧 給 水 は 、 3 階 建 て 以 下 の 1 戸 建 専 用 住 宅 (2 世 帯 住 宅 を 含 む )、 共同住宅及び事務所等とする。 ( 2 ) 分 岐 が 可 能 な 配 水 管 口 径 は 75 ㎜ 以 上 と す る 。 ( 3 ) 配 水 管 の 最 小 動 水 圧 が 0.25Mpa 以 上 で あ る こ と 。 ( 4 )配 水 管 か ら 分 岐 可 能 な 給 水 管 口 径 は 、配 水 管 口 径 の 1 ラ ン ク 以 下 の 口 径とする。 ( 5 ) 給 水 で き る 給 水 栓 の 高 さ は 、 分 岐 道 路 面 よ り 8m 以 下 と す る 。 第2章 給水装置の構造 3.給水装置は、次に掲げる要件を満たすものとする。 (1)給水装置の設置は、1 敷地につき 2 箇所までとする。 ( 2 ) メ ー タ ー 口 径 は 1 戸 建 専 用 住 宅 、 共 同 住 宅 に お い て は 25 ㎜ 以 上 、 事 務所等については給水管口径決定計算書によりメーター口径を決定す る 。 た だ し 、 各 階 メ ー タ ー 格 納 庫 ( 以 下 「 P S 」 と い う 。) 内 に メ ー タ ー を 設 置 す る 共 同 住 宅 等 に お い て は 、 20 ㎜ 以 上 と す る 。 (3)メーターから各階までの配管口径は、1 戸建専用住宅・共同住宅にお い て は 25 ㎜ 、 各 階 P S 内 に メ ー タ ー を 設 置 す る 共 同 住 宅 等 に お い て は 20 ㎜ 以 上 と す る 。 1 ( 4 )共 同 住 宅 等 で 立 ち 上 が り 管 が 複 数 と な る 場 合 は 、原 則 と し て 1 階 P S 内立ち上がり管に第 2 仕切弁を設置する。 第3章 給水装置の設計 4.事前協議 (1)3 階建て建物への直結直圧給水を行う場合は、あらかじめ 3 階建て建 物 へ の 直 結 直 圧 給 水 協 議 書( 第 1 号 様 式 )を企 業 長 に 2 部 提 出 し 、事 前 協議を行うものとする。 (2)3 階建て建物への直結直圧給水協議書には、次に掲げる図書を添付す るものとする。 ア 案内図 イ 配置図 ウ 給水管系統図(平・立面図) エ 給水管口径決定計算書(専用住宅、共同住宅等は除く) オ 配水管の自記録水圧測定表 キ 3 階建て建物への直結直圧給水に係る誓約書(第 2 号様式) ク その他必要とする図書 カ PSの平・立面図 (3)3 建て建物への直結直圧給水の申込みは、事前協議の結果に基づき設 計を行い、給水装置工事の申し込みを行うものとする。 (4)事前協議の内容に変更があった場合は、再協議を行い、改めて承認を 得るものとする。 (5)事前協議審査の結果、適合と認めた場合は 3 階建て建物への直結直圧 給水承諾書(第 3 号様式)を交付する。 5.給水戸数 共 同 住 宅 等 に お け る 給 水 管 口 径 ご と の 給 水 戸 数 は 次 表 の と お り と す る 。た だし、共用栓は戸数に含まないものとする。 2 給水管口径別給水可能戸数表 給水管口径 ファミリータイプ ワンルームタイプ 75 ㎜ 24 戸 33 戸 50 ㎜ 9戸 12 戸 40 ㎜ 6戸 9戸 25 ㎜ 1戸 1戸 第4章 工事の施工 6.配管上の留意事項 (1)共同住宅等のPSの基準は次のとおりとする。 ①有効スペース ・ 1 個 設 置 の 場 合 は 、 間 口 600 ㎜ 、 奥 行 400 ㎜ 、 高 さ 500 ㎜ 以 上 ・ 2 個 上 下 の 場 合 は 、 間 口 600 ㎜ 、 奥 行 500 ㎜ 、 高 さ 700 ㎜ 以 上 ・ 2 個 左 右 の 場 合 は 、 間 口 900 ㎜ 、 奥 行 400 ㎜ 、 高 さ 500 ㎜ 以 上 ②メーター前後の配管は、次のいずれかのユニットにて施工する。 ・共同住宅用標準波状継手ユニット ( JWWA G‐ 369 認 証 品 ) ・共同住宅用メーターユニット ( JWWA 基 本 基 準 認 証 品 板 パ ッ キ ン ・ 停 水 ハ ン ド ル 仕 様 ) ③ P S 開 口 部 は 、共 用 ス ペ ー ス 側( 廊 下 等 )と し 、部 屋 内 に は 設 置 し な い 。 ④水道メーターは、開口部正面で、交換に支障がないようなるべく低く、 手前に設置する。 ⑤水道メーターは発泡スチロールの保温カバー(検針が容易な開閉可能な もの)で覆い、配管についてはすべて保温材を用いて防寒措置をする。 ⑥水道メーターの検針及び交換作業等に支障がないよう、水道メーターに 3 保 護 カ バ ー を し た 状 態 で 、 上 部 に 400 ㎜ 以 上 の 空 間 を 確 保 し 、 か つ 空 間 部 分には、ガス・電気・給湯等の配管、配線を行わない。また、ガスメータ ー と の 離 隔 を 100 ㎜ 以 上 確 保 す る 。 ⑦ガスメーターが設置されているときには、必ず防爆措置として開口部扉 上 下 に ガ ラ リ 等 ( 100 ㎝ 2 以 上 ) の 通 気 口 を 設 け る 。 ⑧ P S 内 に 設 け る 自 動 排 気 弁 に つ い て は 止 水 栓 を 設 け 、F L よ り 高 さ 1,500 ㎜以上とする。 ⑨水道メータースペース以外の箇所にメーターを設置する場合、共用メー ターの位置、配管等は企業団の指定のとおりする。 第5章 その他 7.その他 ( 1 )既 存 建 物 の 3 階 直 結 直 圧 給 水 へ の 切 替 え に つ い て は 、こ の 基 準 に 定 め るもののほか別に協議するものとする。 4 附記 こ の 基 準 は 、 平 成 12 年 7 月 1 日 か ら 実 施 す る 。 附記 こ の 基 準 は 、 平 成 14 年 5 月 1 日 か ら 実 施 す る 。 附記 こ の 基 準 は 、 平 成 16 年 4 月 1 日 か ら 実 施 す る 。 附記 こ の 基 準 は 、 平 成 18 年 4 月 1 日 か ら 実 施 す る 。 附記 こ の 基 準 は 、 平 成 21 年 4 月 1 日 か ら 実 施 す る 。 附記 こ の 基 準 は 、 平 成 25 年 7 月 1 日 か ら 実 施 す る 。 5 第 1 号様式 平成 年 月 日 越谷・松伏水道企業団 企 業 長 宛 申請者 住 所 氏 名 ㊞ 3 階建て建物への直結直圧給水事前協議書 3 階建て建物への直結直圧給水施行基準に基づき、下記のとおり協議します。 記 1.給水装置設置場所 2.指 定 給 水 装 置 工 3.建 事 事 物 業 概 者 要 指 定 番 号 事 業 者 名 第 号 及び代表者名 ㊞ 主 任 技 術 者 ㊞ 建 物 新 設 既 設 給水装置 新 設 改 造 建物用途 4.水 圧 測 定 値 最小 ( Mpa 平 成 年 月 戸) ~ 日 時間 添付書類 ア 案内図 イ 配置図 用住宅、共同住宅等は除く) キ ウ 給 水 管 系 統 図( 平・立 面 図 ) オ 配水管の自記録水圧測定表 3 階建て建物への直結直圧給水に係る誓約書(第 2 号様式) エ 給 水 管 口 径 決 定 計 算 書( 専 カ PSの平・立面図 ク その他必要とする図書 第 2 号様式 平成 年 月 日 越谷・松伏水道企業団 企 業 長 宛 3 階建て建物への直結直圧給水に係る誓約書 1. 給水申請承認後、給水装置の改造はしません。 2. 配水管の水圧水量の変動により水圧低下を生じても異議申し立てをしませ ん。 下記給水装置設置場所における 3 階建て建物へ直結直圧給水を受けるにあた り、上記事項を遵守します。 給水装置設置場所 越谷市 松伏町 給水装置の所有者 住 所 氏 名 ㊞ 第 3 号様式 水 企 施 第 平成 年 号 月 日 様 越谷・松伏水道企業団 企業長 3 階建て建物への直結直圧給水承諾書 受付第 号 で 協 議 の あ っ た 建 物 に つ い て 、次 の 内 容 で 直 結 直 圧 給 水 す る こ とを承諾します。 記 1.給水装置設置場所 2.指 定 給 水 装 置 指 定 番 号 工 事 事 業 者 事 業 者 名 第 号 及び代表者名 3.建 物 概 要 建 物 新 設 既 設 給水装置 新 設 改 造 建物用途 ( 戸) 参考資料 3 階建て建物への直結直圧給水のフロー図 申 込 者 3 階建て建物への直結直圧給水の申込みを指定給水 装置工事事業者に依頼 指定給水装置工事事業者 給水調査・計画・設計・口径決定計算 事 前 協 議 書 施設課給水装置係へ提出 事前協議書審査 事前協議項目の審査及び確認 事前協議の承諾 審査の完了 承 諾 の 通 知 直結直圧給水の承諾の通知 指定給水装置工事事業者を経由して申込者に通知する 申 込 者 宛 指定給水装置工事事業者宛 以下給水装置工事申込み 給 水 装 置 工 事 申 込 書 の 提 出
© Copyright 2024 Paperzz