機構のイベント案内 科学教育プログラム体験ワークショップ開催 海の科学教育を実践していくための体験ワークショップを、NPO法人 海の自然史研究所 主催、当機構とサイエンス・サポート函館の共催により開催します。 子ども達に向けた参加体験型科学教育プログラムMARE(マーレ)と、科学を教えよう とする大人に向けた科学コミュニケーション実践講座COSの体験をし、海、そして科学を 学び伝える教育活動をどのように展開していくか、その可能性と方法を探ります。 ●日時:平成23年11月16日(水)13:30~17:30 ●会場:函館市産学官交流プラザ (函館市港町3-1-1 北大函館キャンパス内) ●対象:海の科学教育に興味をお持ちの方 ●参加費:無料 ●お申込み:事前申込みが必要です。申込用紙に記入してメールまたはFAXで お申込みください。詳細については下記HPをご参照ください。 ※函館国際水産・海洋都市推進機構でも受け付けます。 ●主催 : NPO法人 海の自然史研究所 ●共催 : 一般財団法人函館国際水産・海洋都市推進機構、サイエンス・サポート函館 ●MARE HP:http://www.marinelearning.org/mare/index.html ●詳細HP:http://blog.canpan.info/marinelearning/archive/253 MARE リーダー養成ワークショップ開催 子ども達に、海や海の生き物、環境問題などをテーマにして科学的な 知識や手法、考え方を 教えるための科学教育カリキュラムMAREの指導法を学ぶ指導者養成ワークショップを函館で 開催します。 ●日時:平成23年11月17日(木)9:00受付 9:15~18:00 ●会場:函館市産学官交流プラザ (函館市港町3-1-1 北大函館キャンパス内) ●対象:海など水辺をテーマとする科学教育に興味のある方 ●定員:20名 ●参加費:13,000円 ●お申込み:事前に当機構までお問い合わせください。(電話:0138-43-0220) ●主催 : ジャパンMAREセンター(NPO法人海の自然史研究所) ●協力 : 一般財団法人函館国際水産・海洋都市推進機構 ●詳細HP:http://blog.canpan.info/marinelearning/archive/254 函館国際水産・海洋都市 推進機構 「漸深層で使用可能な同期機能実装型バイオロギングデバイスの開発」 第1回研究開発委員会 開催 H23.10.14 当機構が事業管理機関となり推進する、平成23年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイ ン事業)「漸深層で使用可能な同期機能実装型バイオロギングデバイスの開発」の第1回研究開発 委員会を10月14日(金)に開催しました。 本事業は、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター教授 宮下和士氏をはじめ、中京大学、 ㈲グーテックならびに、㈱日本アレフを研究開発共同体とする事業です。 「バイオロギング」とは、生物にカメラやセンサを取り付け、行動や生態を調べる手法です。ま た、生き物を意味するバイオ、記録をとっていくという意味のロギングを組み合わせた言葉です。 バイオロギング手法は、海洋生物の生物多様性保全・利用の基礎となる行動データの収集でも広 く利用されています。しかしながら、データロガーの多くは海外製で高価なうえ、利用者の要望 に即応できず、対象とする海洋生物のデータを取得するには相当のコストが必要です。 本事業では、スタック型(積み重ね型)のモジュールからなるセンサデバイスによる柔軟性の 高さを追求し、コスト問題を解決するとともに、センサ間の同期機能により1個体に対するデー タ回収コストを大幅に圧縮するデータロガーの実現に挑戦します。本委員会では、主に音響テレ メトリー分野を専門とする東京海洋大学准教授 宮本佳則氏に外部評価委員として参画していた だき、本事業の実現に向け、進捗状況の報告と研究開発の方向性を確認しました。 なお、11月10日(木)には、同事業「海洋ユビキタスセンシングのための球状太陽電池を 用いた小型電源モジュールの開発」の第1回研究開発委員会を開催する予定です。 全国産業観光フォーラム in はこだて 参加 H23.10.13~14 函館市臨海研究所では、水産・海洋に関する研究を行う企業などの 伏谷推進機構長 ページにてご確認ください。 http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/kikaku/sangaku/ rinkai/infomation/bosyu.htm 函館市臨海研究所 函館市大町13番1号 発行:一般財団法人 函館国際水産・海洋都市推進機構 〒041-8611 北海道函館市港町 3 丁目 1 番 1 号 函館市産学官交流プラザ内 (北海道大学マリンサイエンス創成研究棟) TEL : 0138-43-0220 / 43-0221 FAX : 0138-42-6223 URL: http://www.marine-hakodate.jp/ E-mail: [email protected] -4- 2011 年 11 月 9 日 平成23年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業) 函館市臨海研究所研究室入居者の募集について 入居者を募集しています。入居条件など詳細については、下記ホーム 第 15 号 10月13日(木)~14日(金) 、函館の産業観光を内 外に広く発信し、その資源を活かした新たな視点で産業観光 のあり方を考える、「全国産業観光フォーラム in はこだて」 が開催されました。 作家・図像研究家 荒俣 宏氏が「函館町おこし~埋蔵金 の見つけ方」と題して記念講演を行いました。講演の中で荒 俣氏は、「名古屋おもてなし武将隊」を紹介すると共に、函 館には先駆的な市民や超人医師がいた事を例に挙げ、貴重な 歴史の資源が埋蔵金として眠っていると、ご提案くださいま した。 その後第2分科会では当機構の伏谷伸宏推進機構長がコー ディネーターを務め、「豊かな海に育まれた函館の食と産業と 観光」をテーマに、北海道大学大学院水産科学研究院教授 安井 肇氏、マルキチ食品㈱代表取締役社長 金子宏道氏、 バル街主宰・レストランバスク代表 深谷宏治氏をパネリス トに迎え、 「食と観光」を切り口として、パネルディスカッショ ンが行われました。 その中で、函館の豊富な食材を活かし、食をからめた新し い産業観光の形態をいかに生み出すかについての意見が出さ れました。 -1- パネリスト 「函館市地域資源ビジネスマッチング事業」名刺交換・交流会 参加 H23.9.2 はこだてカルチャーナイト2011 参加 H23.10.14 普段入ることのできない施設や、夜間開放していない施設を特別に開放し、家族で地域の文化 9月2日(金)金森ホールにて、技術力を持つ函館市内の に触れることのできる催し「はこだてカルチャーナイト2011」が開催されました。当機構では、 事業者と、それを求めている首都圏企業とを結びつける「地 域資源ビジネスマッチング事業」名刺交換会・交流会が函館 「函館市臨海研究所」を会場に6種類のプログラムを行いました。 地方独立行政法人 北海道立総合研究機構水産研究本部 市経済部工業振興課により開催されました。今回は主に製造 函館水産試験場との共同企画「水中の生きものを学ぼう」で 業の若手社長の方々に向け、函館の学術研究機関と函館市内 は、ホタテガイのどこに心臓や目があるかを学ぶための解剖 の企業がモノづくりのPRを行いました。 教室を開催しました。参加者にはホタテガイと解剖セットが 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター教授 宮下 配られ、講師の説明を受けながら解剖を行いました。子ども 和士氏が「マリンサイエンスで世界をリード」と題し、函館 達に加え、普段からホタテガイの調理をするお母さん方から でのマリンサイエンスの産学官の取り組みについて講演し、その中で当機構の活動についても紹 積極的に質問が上がっていました。 介しました。その他に、立地企業プレゼンテーションとして、㈱メデック、㈱マイスター、㈱日 ホタテガイ解剖教室 「ホタテ貝 VS ヒトデ」は、ヒトデに襲われそうになった 函館ラ・サール中学校フィールドワーク 協力 H23.10.13 函館ラ・サール中学校が毎年実施している、フィールドワークの一環として1年生26名が北海 プログラムです。ヒトデが近づくと…ホタテガイは海水を噴 道大学函館キャンパスを訪れました。本活動は、生徒たちが校外学習を通じて地域を学ぶという趣 旨で実施しており、当機構もその調整に協力しました。 「函館の魚~イカ~」をテーマに選んだ生徒達は、早朝から函館市水産物地方卸売市場を見学し 流通について学んだ後、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 助教 山本 潤氏の指導 を受け「イカの解剖実習」を行い、イカの体の仕組みについ て学びました。その後、イカの加工品や漁法について学ぶた め、市内の水産加工場や漁具製造メーカーなどを見学しまし た。 道外出身者だけでなく、地元函館にいても初めて知ること が多く、生徒たちは熱心に学習をしていました。 10月22日(土)には同校で「フィールドワーク発表会」 が開催され、それぞれのテーマに沿って学んだ事をまとめ、 実習の様子 成果発表を行いました。 子ども達の大きな歓声が上がりました。 また会場には、噴火湾のホタテガイ養殖方法について説明 するパネルや、天然のホタテ幼生を付着させて採取する採苗 器などの模型を展示しました。 また、カレイ・ナマコ・ヒトデ・サメ・ヤドカリなど、水 中の生き物に触れて学ぶタッチプールに沢山の方が足を止 め、本物のサメ肌などを体感していました。 その他には昨年に引き続き「ガイド会」 (水中ガイドの団体) の協力により、写真展「水 中案内人の目線 part2」 を開催しました。 19名のガイドたちが ホタテ用漁具の展示 「新水産・海洋都市はこだてを支える人材養成」シンポジウム 後援 H23.11.5∼6 厳選した写真をパネルで展示した他、プロジェクターで壁に 「新水産・海洋都市はこだてを支える人材養成」シンポジ 写真を投影しました。写真展では、美しい海の中の紹介だけ ウム「海の街函館を考えよう」と、オープン講義「水産・海 洋都市を考える」が北海道大学大学院水産科学研究院主催で 行われ、84名の方が参加しました。 2日間を通じて文・理・芸術の融合を目指し、音楽家、美 術家、宗教家など幅広い分野のゲストの方々が、モノとカネ を超えた「海の街函館」のこれからの形について考察しまし た。 にとどまらず、ダイバーの目線から見た地球温暖化の影響な タッチプール 本アレフの代表者の方々が、函館におけるビジネス展開について講演しました。 ホタテガイが、ヒトデからどうやって逃げるのかを観察する 射し、泳いで逃げまどいます。ホタテガイの素早い動きに、 ホタテ貝 VS ヒトデ 講演会の様子 ども紹介されており、海の環境について深く考えさせられる 写真展でした。 「海藻おしば教室」では海藻の種類・色などを学ん だ後、海藻を使っておしばを作りました。参加した 11名の子ども達は、海藻の色や形を活かした作品 作りに悪戦苦闘していましたが、個性的な作品が多 数完成しました。 ◆当機構委員交代のお知らせ◆ また、函館がごめ連合と、㈲バイオクリエイトの 当機構の委員が交代しましたのでお知らせします。 退 任 協力により、函館特産「ガゴメ昆布」を利用した製 〈産学官連携委員〉 品の紹介と販売会が行われました。 この日の入場者数は270名と、大盛況に終わり ました。 函館市経済部長 備前 悟 氏 平成23年11月1日付 就 任 〈産学官連携委員〉 函館市経済部長 平井 等 氏 「海藻おしば」作品 -2- シンポジウムの様子 -3- 「函館市地域資源ビジネスマッチング事業」名刺交換・交流会 参加 H23.9.2 はこだてカルチャーナイト2011 参加 H23.10.14 普段入ることのできない施設や、夜間開放していない施設を特別に開放し、家族で地域の文化 9月2日(金)金森ホールにて、技術力を持つ函館市内の に触れることのできる催し「はこだてカルチャーナイト2011」が開催されました。当機構では、 事業者と、それを求めている首都圏企業とを結びつける「地 域資源ビジネスマッチング事業」名刺交換会・交流会が函館 「函館市臨海研究所」を会場に6種類のプログラムを行いました。 地方独立行政法人 北海道立総合研究機構水産研究本部 市経済部工業振興課により開催されました。今回は主に製造 函館水産試験場との共同企画「水中の生きものを学ぼう」で 業の若手社長の方々に向け、函館の学術研究機関と函館市内 は、ホタテガイのどこに心臓や目があるかを学ぶための解剖 の企業がモノづくりのPRを行いました。 教室を開催しました。参加者にはホタテガイと解剖セットが 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター教授 宮下 配られ、講師の説明を受けながら解剖を行いました。子ども 和士氏が「マリンサイエンスで世界をリード」と題し、函館 達に加え、普段からホタテガイの調理をするお母さん方から でのマリンサイエンスの産学官の取り組みについて講演し、その中で当機構の活動についても紹 積極的に質問が上がっていました。 介しました。その他に、立地企業プレゼンテーションとして、㈱メデック、㈱マイスター、㈱日 ホタテガイ解剖教室 「ホタテ貝 VS ヒトデ」は、ヒトデに襲われそうになった 函館ラ・サール中学校フィールドワーク 協力 H23.10.13 函館ラ・サール中学校が毎年実施している、フィールドワークの一環として1年生26名が北海 プログラムです。ヒトデが近づくと…ホタテガイは海水を噴 道大学函館キャンパスを訪れました。本活動は、生徒たちが校外学習を通じて地域を学ぶという趣 旨で実施しており、当機構もその調整に協力しました。 「函館の魚~イカ~」をテーマに選んだ生徒達は、早朝から函館市水産物地方卸売市場を見学し 流通について学んだ後、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 助教 山本 潤氏の指導 を受け「イカの解剖実習」を行い、イカの体の仕組みについ て学びました。その後、イカの加工品や漁法について学ぶた め、市内の水産加工場や漁具製造メーカーなどを見学しまし た。 道外出身者だけでなく、地元函館にいても初めて知ること が多く、生徒たちは熱心に学習をしていました。 10月22日(土)には同校で「フィールドワーク発表会」 が開催され、それぞれのテーマに沿って学んだ事をまとめ、 実習の様子 成果発表を行いました。 子ども達の大きな歓声が上がりました。 また会場には、噴火湾のホタテガイ養殖方法について説明 するパネルや、天然のホタテ幼生を付着させて採取する採苗 器などの模型を展示しました。 また、カレイ・ナマコ・ヒトデ・サメ・ヤドカリなど、水 中の生き物に触れて学ぶタッチプールに沢山の方が足を止 め、本物のサメ肌などを体感していました。 その他には昨年に引き続き「ガイド会」 (水中ガイドの団体) の協力により、写真展「水 中案内人の目線 part2」 を開催しました。 19名のガイドたちが ホタテ用漁具の展示 「新水産・海洋都市はこだてを支える人材養成」シンポジウム 後援 H23.11.5∼6 厳選した写真をパネルで展示した他、プロジェクターで壁に 「新水産・海洋都市はこだてを支える人材養成」シンポジ 写真を投影しました。写真展では、美しい海の中の紹介だけ ウム「海の街函館を考えよう」と、オープン講義「水産・海 洋都市を考える」が北海道大学大学院水産科学研究院主催で 行われ、84名の方が参加しました。 2日間を通じて文・理・芸術の融合を目指し、音楽家、美 術家、宗教家など幅広い分野のゲストの方々が、モノとカネ を超えた「海の街函館」のこれからの形について考察しまし た。 にとどまらず、ダイバーの目線から見た地球温暖化の影響な タッチプール 本アレフの代表者の方々が、函館におけるビジネス展開について講演しました。 ホタテガイが、ヒトデからどうやって逃げるのかを観察する 射し、泳いで逃げまどいます。ホタテガイの素早い動きに、 ホタテ貝 VS ヒトデ 講演会の様子 ども紹介されており、海の環境について深く考えさせられる 写真展でした。 「海藻おしば教室」では海藻の種類・色などを学ん だ後、海藻を使っておしばを作りました。参加した 11名の子ども達は、海藻の色や形を活かした作品 作りに悪戦苦闘していましたが、個性的な作品が多 数完成しました。 ◆当機構委員交代のお知らせ◆ また、函館がごめ連合と、㈲バイオクリエイトの 当機構の委員が交代しましたのでお知らせします。 退 任 協力により、函館特産「ガゴメ昆布」を利用した製 〈産学官連携委員〉 品の紹介と販売会が行われました。 この日の入場者数は270名と、大盛況に終わり ました。 函館市経済部長 備前 悟 氏 平成23年11月1日付 就 任 〈産学官連携委員〉 函館市経済部長 平井 等 氏 「海藻おしば」作品 -2- シンポジウムの様子 -3- 機構のイベント案内 科学教育プログラム体験ワークショップ開催 海の科学教育を実践していくための体験ワークショップを、NPO法人 海の自然史研究所 主催、当機構とサイエンス・サポート函館の共催により開催します。 子ども達に向けた参加体験型科学教育プログラムMARE(マーレ)と、科学を教えよう とする大人に向けた科学コミュニケーション実践講座COSの体験をし、海、そして科学を 学び伝える教育活動をどのように展開していくか、その可能性と方法を探ります。 ●日時:平成23年11月16日(水)13:30~17:30 ●会場:函館市産学官交流プラザ (函館市港町3-1-1 北大函館キャンパス内) ●対象:海の科学教育に興味をお持ちの方 ●参加費:無料 ●お申込み:事前申込みが必要です。申込用紙に記入してメールまたはFAXで お申込みください。詳細については下記HPをご参照ください。 ※函館国際水産・海洋都市推進機構でも受け付けます。 ●主催 : NPO法人 海の自然史研究所 ●共催 : 一般財団法人函館国際水産・海洋都市推進機構、サイエンス・サポート函館 ●MARE HP:http://www.marinelearning.org/mare/index.html ●詳細HP:http://blog.canpan.info/marinelearning/archive/253 MARE リーダー養成ワークショップ開催 子ども達に、海や海の生き物、環境問題などをテーマにして科学的な 知識や手法、考え方を 教えるための科学教育カリキュラムMAREの指導法を学ぶ指導者養成ワークショップを函館で 開催します。 ●日時:平成23年11月17日(木)9:00受付 9:15~18:00 ●会場:函館市産学官交流プラザ (函館市港町3-1-1 北大函館キャンパス内) ●対象:海など水辺をテーマとする科学教育に興味のある方 ●定員:20名 ●参加費:13,000円 ●お申込み:事前に当機構までお問い合わせください。(電話:0138-43-0220) ●主催 : ジャパンMAREセンター(NPO法人海の自然史研究所) ●協力 : 一般財団法人函館国際水産・海洋都市推進機構 ●詳細HP:http://blog.canpan.info/marinelearning/archive/254 函館国際水産・海洋都市 推進機構 「漸深層で使用可能な同期機能実装型バイオロギングデバイスの開発」 第1回研究開発委員会 開催 H23.10.14 当機構が事業管理機関となり推進する、平成23年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイ ン事業)「漸深層で使用可能な同期機能実装型バイオロギングデバイスの開発」の第1回研究開発 委員会を10月14日(金)に開催しました。 本事業は、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター教授 宮下和士氏をはじめ、中京大学、 ㈲グーテックならびに、㈱日本アレフを研究開発共同体とする事業です。 「バイオロギング」とは、生物にカメラやセンサを取り付け、行動や生態を調べる手法です。ま た、生き物を意味するバイオ、記録をとっていくという意味のロギングを組み合わせた言葉です。 バイオロギング手法は、海洋生物の生物多様性保全・利用の基礎となる行動データの収集でも広 く利用されています。しかしながら、データロガーの多くは海外製で高価なうえ、利用者の要望 に即応できず、対象とする海洋生物のデータを取得するには相当のコストが必要です。 本事業では、スタック型(積み重ね型)のモジュールからなるセンサデバイスによる柔軟性の 高さを追求し、コスト問題を解決するとともに、センサ間の同期機能により1個体に対するデー タ回収コストを大幅に圧縮するデータロガーの実現に挑戦します。本委員会では、主に音響テレ メトリー分野を専門とする東京海洋大学准教授 宮本佳則氏に外部評価委員として参画していた だき、本事業の実現に向け、進捗状況の報告と研究開発の方向性を確認しました。 なお、11月10日(木)には、同事業「海洋ユビキタスセンシングのための球状太陽電池を 用いた小型電源モジュールの開発」の第1回研究開発委員会を開催する予定です。 全国産業観光フォーラム in はこだて 参加 H23.10.13~14 函館市臨海研究所では、水産・海洋に関する研究を行う企業などの 伏谷推進機構長 ページにてご確認ください。 http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/kikaku/sangaku/ rinkai/infomation/bosyu.htm 函館市臨海研究所 函館市大町13番1号 発行:一般財団法人 函館国際水産・海洋都市推進機構 〒041-8611 北海道函館市港町 3 丁目 1 番 1 号 函館市産学官交流プラザ内 (北海道大学マリンサイエンス創成研究棟) TEL : 0138-43-0220 / 43-0221 FAX : 0138-42-6223 URL: http://www.marine-hakodate.jp/ E-mail: [email protected] -4- 2011 年 11 月 9 日 平成23年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業) 函館市臨海研究所研究室入居者の募集について 入居者を募集しています。入居条件など詳細については、下記ホーム 第 15 号 10月13日(木)~14日(金) 、函館の産業観光を内 外に広く発信し、その資源を活かした新たな視点で産業観光 のあり方を考える、「全国産業観光フォーラム in はこだて」 が開催されました。 作家・図像研究家 荒俣 宏氏が「函館町おこし~埋蔵金 の見つけ方」と題して記念講演を行いました。講演の中で荒 俣氏は、「名古屋おもてなし武将隊」を紹介すると共に、函 館には先駆的な市民や超人医師がいた事を例に挙げ、貴重な 歴史の資源が埋蔵金として眠っていると、ご提案くださいま した。 その後第2分科会では当機構の伏谷伸宏推進機構長がコー ディネーターを務め、「豊かな海に育まれた函館の食と産業と 観光」をテーマに、北海道大学大学院水産科学研究院教授 安井 肇氏、マルキチ食品㈱代表取締役社長 金子宏道氏、 バル街主宰・レストランバスク代表 深谷宏治氏をパネリス トに迎え、 「食と観光」を切り口として、パネルディスカッショ ンが行われました。 その中で、函館の豊富な食材を活かし、食をからめた新し い産業観光の形態をいかに生み出すかについての意見が出さ れました。 -1- パネリスト
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