The Protocol - Global Food Safety Initiative

Global Food Safety Initiative (GFSI)
Global Markets Programme
Protocol
Manufacturing
GFSIグローバルマーケットプログラム
実施規定
はじめに
この実施規定は、食品加工業者が本プログラムを実施するためのガイドとして作成されました。初級/中級レベルの食品安全の要求事項を実施
して、最終的には GFSI 承認スキームの認証を得るゴールを達成するためのガイダンスです。実務的には、文書のダウンロードの仕方や、どの
段階でどの文書を使用するかについての詳細から、認証機関、評価者が関与するステップまで記載しています。本実施規定は、次のキーとな
る 4 段階に関する指標的なユーザーガイドとして使用してください。
(1)
自己評価:
初級・中級レベルチェックリストに照らして食品加工業者自身が自己評価を行います。自己評価の結果に従って、第 2 段階(初級レベ
ル評価)、第 3 段階(中級レベル評価)または第 4 段階(GFSI 認証レベル)のどのレベルからスタートするかを決定してください。
(2)
評価者による評価:初級レベル
初級レベルチェックリストに照らして、食品加工業者の非認定評価を行います。要求事項は、食品安全システム、GAP(適正農業規範)、
食品ハザードの管理を含む GFSI ガイダンス文書の主要素の 3 割です。
(3)
評価者による評価:中級レベル
中級レベルチェックリストに照らして、食品加工業者の非認定評価を行います。要求事項は初級レベルの項目に、GFSI ガイダンス文書
の主要素の 4 割及び
Codex 委員会勧告国際衛生取扱規範-食品衛生の一般原則 CAC/RCP 1-1969 Rev 4-2003 を追加しています。
(4)
GFSI 承認スキーム認証:GFSI 承認スキームの正式な認証です。
本実施規定および関連する文書は、本文書の付録に記載の免責事項、ロゴ使用ガイドラインの対象となります。
Issue 1: July 2011
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第一段階:自己評価
ステップ
1
内容
情報パックをダウンロードする
責任者
食品加工業者
/GFSI
1.
2.
3.
4.
作業手順内容
GFSI グローバルマーケットプログラムに必要な情報は、
GFSI のウェブサイト www.mygfsi.com から簡単な登録手
続きの後、無料でダウンロードできます。
使命:食品安全マネジメントシステムにおける継続的な向
上プロセスを運用する為の食品加工業者のツール、段階
的に食品安全の要求事項を達成し、最終的に GFSI 承
認スキームのいずれか 1 つの認証を取得する。
範囲:加工食品の製造、流通、保管および第一次産品の
調整(農業や直接管理しない卸、流通、保管を除く)範囲
の拡大は、適宜、GFSI ウェブサイトで公開する。
食品加工業者は、どのエントリーレベルからスタートする
かを決める。
 初級レベル評価
 中級レベル評価
 GFSI 承認スキームのいずれかの認証レベル
2
自己評価(任意)
食品加工業者
(任意)
初級レベル・中級レベルのチェックリストを使って自己
評価をする、この任意ステップにより食品加
工業者はギャップ分析、改善措置の計画ができる。
3
エントリーレベル決定
食品加工業者
1. 評価の範囲は、食品加工業者が管理する生産活動、
製品のすべてを対象としなければならない。
2. 食品加工業者は、どのレベルからスタートするか自
由に決定できる。
 初級レベル(第 2 段階)
 中級レベル(第 3 段階)
 GFSI 承認スキームの認証(第 4 段階)
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第二段階:評価者を伴う評価:初級レベル
4
評価者と評価スケジュールを
立てる
食品加工業者および
小売/業界/
食品サービス
1. 本 GMCPG プログラムの統一性を確実にするため、評
価者を選択する選択肢を以下のA,Bの二つとす
る。
A. 食品加工業事業者が初級レベルの評価を提出するこ
とを任意で決定した場合は、下記の条件を満
たすと認定された認証機関のみが使用されなければ
ならない。

ISO65および/またはISO17021に基づく認定を受け
ている。

IAFウェブサイト:www.iaf.nu. で特定されている
IAF認定の認定機関により認定されている。
B. 食品加工業者が、顧客(小売り、他の食品会社な
ど)から書面にて特定の評価者による評価を要請さ
れている場合は、その評価者が使用されなければな
らない。
5
初級レベルの評価(非認定)
評価者
1.
2.
3.
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評価者は、初級レベルチェックリストに照らして非
認定の評価を行う。標準的な評価期間は、食品加工
事業者の性質、複雑さを考慮し、報告も含めて半日
から 1 日。
評価者は初級レベルの要求事項に従いガイダンスを
提供する。評価者が要求事項を満たしていると採点
するためには、食品加工事業者は要求事項に完全に
適合していることを証明しなければならない。すべ
ての要求事項が適用され評価される。要求事項を除
外する場合は、危害分析により正当化されなければ
ならない。
評価者は次の能力を備えていなければならない
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



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評価結果
評価者
7
評価者は食品加工事業者に評価
評価者/食品加工
事業者
を報告し、食品加工事業者は改
善措置を実行する
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現地の言葉を話せる能力
適正製造規範の基本的知識
適用される法律・規則の知識
コーデックス HACCP 原則の理解、GFSI 承認スキ
ームの1つについての基本的な知識食品加工事
業での勤務経験が 2 年以上
評価者は評価の最終結果を判定し、評価当日に次のよう
に報告する。
 合格―初級レベル要求事項(すべてのセクショ
ン A、B、C)について、メジャーな不適合な
し、およびマイナーな不適合は 2 つ以内
 不合格―初級レベル要求事項(すべてのセクシ
ョン A、B、C)について、メジャーな不適合は
1 つ以上、マイナーな不適合 2 つ以上
1. 評価報告(評価概要を含む)は、食品加工事業者が
評価の所見をより良く理解できるように、
評価終了後に報告しなければならない。
2. 報告は、下記を含む GFSI グローバルマーケットの書
式に従い行われる。
 総合的な性能情報
 施設および運用の詳細
 不適合分野の詳細;改善可能な箇所
 推薦する是正処置
3. 食品加工事業者は報告および総合的評価概要を受け
取る。認証は発行されない。
4. 食品加工事業者は、是正処置をとり、可能な場合は
12 ヶ月以内に、初級レベルおよび/または中級レベル
チェックリストを満たす為の準備をしなければなら
ない。
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第三段階:評価者を伴う評価:中級レベル
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9
立てる
食品加工事業者およ
び小売/業界/食品サー
ビス
自己評価
評価者
評価者と評価スケジュールを
1. 本 GMCPG プログラムの統一性を確実にするため、評
価者を選択する選択肢を以下のA,Bの二つとす
る。
A. 食品加工事業者が初級レベルの評価を提出することを
任意で決定した場合は、評価者はセクション 9 記載の
能力を最低備えていなければならない。

ISO65および/またはISO17021に基づく認定を受
けている。

IAFウェブサイトで特定されているIAF認定の認
定機関により認定されている。
B. 食品加工事業者が、顧客(小売り、他の食品会社な
ど)から書面にて特定の評価者による評価を要請され
ている場合は、その評価者を使用しなければならな
い。
1.
初級レベル+中級レベル(非認
定)
2.
3.
4.
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.評価者は、中級レベルチェックリストに照らして
非認定の評価を行う。標準的な評価期間は、食品加
工事業者の性質、複雑さを考慮し、報告も含めて
1.5 日。
評価者は中級レベルチェックリストに従いガイダン
スをする。
評価者が要求事項に適合していると採点するために
は、食品加工事業者は要求事項に完全に適合してい
ることを証明しなければならない。すべての要求事
項が適用される。
評価者は次の能力を備えていなければならない:
 現地の言葉を話せる能力
 適正製造規範の基本的知識
 適用される法律・規則の知識
 コーデックス HACCP 原則の理解、GFSI 承認ス
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評価結果
評価者
11
評価者は食品加工事業者に評価
を報告し、食品加工事業者は改
善措置を実行する
評価者/食品加工
事業者
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キームの1つについての基本的な知識
 食品加工事業での勤務経験が 2 年以上
評価者は評価の最終結果を判断し、評価当日に企業に次
のように報告する
 合格-初級レベル要求事項(すべてのセクション
A、B、C)について、メジャーな不適合なし、お
よびマイナーな不適合は2つ以内、および中級レ
ベル要求事項(すべてのセクション A、B、C)に
ついて不適合は 2 つ以内
 不合格-初級レベル要求事項においてメジャーな
不適合 1 つ以上、およびマイナーな不適合 2 つ以
上または中級レベル要求事項において 2 つ以上の
不適合
 食品加工事業者に評価所見をより良く理解しても
らうために、採点票を第一次生産者に渡した方が
よい。食品加工事業者は、採点票を用いて、適切
な改善措置を特定することが出来るかもしれな
い。
1. .評価報告(評価概要を含む)は、食品加工事業者が
評価の所見をより良く理解できるように、評価終了
後に報告しなければならない。
2. 報告は、下記を含む GFSI グローバルマーケットの書
式に従い行われる。
 総合的な性能情報
 施設および運用の詳細
 不適合分野の詳細;改善可能な箇所
 推薦する是正処置
3. 食品加工事業者は報告および総合的評価概要を受け
取る。認証は発行されない。
4. 食品加工事業者は、是正処置をとり、可能な場合は
12 ヶ月以内に、中級レベルおよび/または GFSI 承認
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スキーム要求事項を満たす為の準備をしなければな
らない。
第四段階:GFSI 承認スキーム認証
12
GFSI認証スキームを1つ選択
食品加工事業者
13
オプション事前評価
食品加工事業者
14
認証機関と認証審査スケジュー
ルを立てる
食品加工事業者/認証
機関
15
GFSI認証スキームに対する認証
認証機関
審査
16
不適合/是正処置の終結
食品加工事業者
17
認証決定
認証機関
18
認証取得 食品加工事業者に報
告、認証発行
認証機関
19
認証機関はスキームオーナーの
認証機関
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食品加工事業者は GFSI 承認スキームを 1 つ選択す
る。承認スキームは GFSI ウェブサイト
www.mygfsi.com に掲載されている。
選択した GFSI 承認スキームに対する事前評価を行う認証
機関のサービスを利用する任意のステップ
1. 食品加工事業者は選択した GFSI 承認スキームのオー
ナーが認める認証機関を選択する
2. 食品加工事業者は選択した認証機関と正式な契約を
交わし、取引条件を定める。
3. 食品加工事業者は認証範囲に同意する。
認証機関は、認証範囲および選択された GFSI 認証スキー
ムに対して審査を行う。
1.
不適合の終結は、GFSI 承認スキームの要求事項に従って
行われる。
認証機関は、国際的に承認されている認定スキームに基
づき認証判断をする。
1. 認証機関が認証を許可する場合は、認証書および報
告を食品加工事業者に送る。
2. 認証を許可しない場合は、食品加工事業者に報告を
送る。
3. 認証機関は、GFSI 承認スキームオーナーの要求事項
に適合しなければならない。
認証機関は、GFSI 承認スキームオーナーのデータベース
に、スキームの要求事項に従って、食品加工事業者の報
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告および認証ステータスをアップロードする。
データベースに食品加工事業者
の報告およびステータスをアッ
プロード
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履行を含みます)、虚偽の陳述、賠償で発生する、あるいは、公開文書または公開文書に含まれる情報に関して発生する、または、公開文書ま
たはその情報を読んだ結果取られる行動または決定から生じる賠償への請求を含みます)。
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は、GFSI 財団は、本文書に基づいて行われた評価の性質を管理せず、本文書に規定された要求事項に対する評価すべては、GFSI 財団によ
る推薦または承認を意味しません。
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GFSI c/o The Consumer Goods Forum
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