レンタルボックス一時使用約款 この一時使用約款は

レンタルボックス一時使用約款
この一時使用約款は
(以下「甲」という)が契約者(以下「乙」という)に提供するコンテナ型またはビ
ルイン型のレンタルボックス(以下「物件」という)に関する一切の法律関係に適用される。
第一条(契約の締結)
1 物件を利用しようとする契約者は、申込書に自署捺印のうえ、甲に提出するものとする。
2 甲は申込書等による情報をもとに審査を行い、これを承認することにより一時使用契約(以下「契約」という)が締結されるものとする。
3 契約の期間は 1 ヶ月単位とする。ただし、甲または乙より、それぞれ相手方に対し、期間満了までに何らかの意思表示もない場合、従前と同一の契
約内容で更新されるものとする。
4 甲と乙は、契約が動産使用における一時使用契約にあたり、借地借家法の適用がないことを確認する。
第二条(使用料)
1 乙は、毎月末までに、翌月分の使用料及び使用料にかかる消費税を甲の指定する銀行口座へ、甲の指定する方法にて支払うものとする。ただし、乙
が振込にて支払う場合には、振込手数料は乙の負担とする。
2 乙が契約に基づく金員の支払いを遅延した場合、支払いの翌日から支払い済みにいたるまで年14.6%の割合による遅延損害金を付加して支払う
ものとする。
第三条(管理責任、収納物の点検)
1 乙は毎月 1 回以上物件の扉を開け、収納物の点検をしなければならない。この際、乙は収納物及び物件内に異常を発見した場合、速やかに甲に報告
しなければならない。
2 乙の家族や使用人が収納物の出し入れする場合においても、当然、乙は管理責任を負うものとする。
3 乙は物件内の収納物に火災、盗難及び漏水等の損害保険を付保しなければならない。損害保険を付保しない場合、甲は火災、盗難、漏水等の一切の
損害の責めを負わないものとし、乙の責任において賠償するものとする。
第四条(通知義務)
1 乙が住所や連絡先等を変更した場合、乙は直ちに甲に通知し、甲の承認を得なければならない。
2 乙が物件の異常を発見した場合、直ちに甲に通知しなければならない。
第五条(禁止収容物)
1 乙は物件に次のものは収容することはできない。
(1)現金・有価証券・各種金権・通帳・印章・重要書類・美術品・骨董品・毛皮・和服・宝石・貴金属・カメラ・自動車・自動二輪車・原動機付自
転車・ヨット・モーターボート、船舶等の高価な動産類、時下20 万円を超える物品その他貴社において差し支えがあると認めるもの。
(2)物件内に銃砲・刀剣類または揮発性・発火性を有する物品、生もの、その他危険物、若しくは産業廃棄物、腐敗・変質しやすい物、異臭発生の
可能性のある物品
第六条(禁止事項)
乙または乙の家族や使用人は次に掲げる行為をしてはならない。
(1)物件内または物件の所在地における営業または軽作業
(2)物件内を除いて物件所在地に物品を置くこと
(3)物件を第三者に譲渡または転貸、あるいは担保提供すること。
(4)物件内外の壁にネジ・釘・ビス・フック等を取り付けること。
(5)車またはバイクの迷惑駐車
(6)騒音を発生させる作業等、近隣に不快感、迷惑を与えるおそれのある行為。
第七条(故意または過失による損害)
乙または乙の家族や使用人による収容物等の搬入、搬出等の物件使用に際して、故意・過失を問わず物件またはその諸設備を破損した場合、乙はその事
由にかかわらず、損害の責を負うものとする。
第八条(連帯保証人)
乙は甲に対し、契約に基づく債務の履行を担保するために、甲の指定する保証会社(以下「丙」という)を連帯保証人とする保証委託契約を締結するの
もとする。
第九条(解約)
甲または乙は、その都合により契約を解約することができる。その場合、解約月の前月末日までにそれぞれの相手方に対し書面により解約の意思を表示
しなければならない。
第十条(解約後の明け渡し)
1 解約その他の理由により物件一時使用が終了した場合、直ちに物件を現状に復して、甲に明け渡さなければならない。
2 前項の明け渡し終了後、または明け渡しが10日を経過しても、乙が収納物等の引き取りまたは使用継続の手続きをしない場合、甲は物件内に残地
してある収容物等のその所有権を放棄したものと看做すことができるものとする。なお、甲が任意の方法でこれを処分した場合、その費用は乙が負
担するものとする。
3 乙が解約後も物件を明け渡さなかった場合、乙は使用終了の日が属する月の翌月から物件明け渡し済みに至るまでの使用料に相当する損害金を甲に
支払わなければならない。
第十一条(契約の解除)
1 乙に次の号に記載する事由の1つでも生じた場合には、甲は、相当の期間を定めて乙に対して催告したうえで契約を解除することができる。
ただし、甲は、乙に対し、6 号の場合には乙は何ら催告なくして当然に契約が解除されることを予め承諾する。
(1)第三者より差押え、仮差押え、仮処分、その他強制執行若しくは競売の申立てまたは公租公課の滞納処分、あるいは刑事事件にかかわるなどの信
用失墜行為をしたとき。
(2)破産、解散、会社整理、和議、会社更生、民事再生、または銀行取引停止状態に至ったとき。
(3)物件または所在地内で騒音、振動を発する行為をして近隣住民より苦情があり、甲が乙に通告をしても改善がみられないとき。
(4)所在地内に廃棄物等を放置したとき。
(5)他の利用者が物件を利用することが困難となるような行為をしたとき。
(6)所在が不明となり、2 ヶ月以上連絡不能の状態が続いたとき。
(7)契約に定める各条項に違反したとき。
2 乙が次の各号の全てに該当した場合、乙は甲に対し契約に基づく全ての権利を放棄し、契約を解除する意思表示をしたものとみなす。
(1)使用料等を滞納し、その合計が使用料の2 ヶ月分以上に達したとき
(2)甲または連帯保証人が連絡先(自宅、職場、緊急連絡先)に通常の連絡手段を用いて連絡しても、10日以上乙と連絡がとれないとき。
(3)電気・ガス・水道の契約状況、郵便物の状態などから、通常の生活を営んでいないと認められるとき。
3 契約の解除後、甲または丙は破錠して物件内部の点検をし、収容物の有無に関らず施錠することができる。
第十二条(契約の消滅)
天変地異その他の不可抗力により、物件の全部または一部が滅失または破損して、契約の目的を達成することが不可能となった場合、甲と乙は、契
約が当然に消滅することを了承する。
第十三条(免責)
1 温度・湿度の変化による収容物等の変化ないし、変質、錆、カビ等による損害、腐敗・火災・地震・風水害等による損傷、浸水・漏水・虫害・その
他の不可抗力を原因とする損傷が発生した場合において、甲はその責めを負わないものとする。
2 第三者より受けた盗難・事故等による如何なる損害についても、甲はその責めを負わないものとする。
3 乙は上記2項に付随する二次的損害が発生しても、甲はその責めを負わないものとする。
4 公共事業、区画整理、土地所有者からの土地明渡し請求によって、甲が契約の解除を余儀なくされた場合、乙は契約解除に基づく損害賠償等の請求
はできないものとする。
第十四条(物件内の立ち入り)
1 甲または甲の指定する業者が、物件の維持保全のため点検や補修・補強工事、またはその他の理由により物件内に立ち入ることを要する場合には乙
は、これを承諾しなければならない。
2 本約款各条項の1つにでも違反した場合、甲は開錠または破錠して物件内に立ち入ることができるものとする。
3 前項において、甲が必要に応じて破錠した場合、乙は錠の時価相当額を負担しなければならない。
4 乙が使用料の支払いを1ヶ月以上滞納した場合、甲は未払い使用料及び延滞金が完済されるまで、物件の収容物を留置することができるものとする。
第十五条(集合物譲渡担保の予約)
1 乙が将来負担する一切の債務の担保として、乙は、収容物(動産類等)に対し、甲を予約権利者とし、占有改定によりそれを譲渡することを内容と
した集合物譲渡担保契約を締結する。
2 前項記載の集合物譲渡担保契約の極度額は金100万円とし、債務の範囲は、乙が支払いを遅滞した使用料および乙が契約に基づいて甲に対して負
担する一切の債務とする。
3 第十一条1号各号記載の事由の1つでも生じた場合、甲は予約完結の意思を表示することができる。ただし、第十一条1項6号の事由が生じた場合
乙は当然に予約が完結されることを予め了承します。
第十六条(集合物譲渡担保の実行等)
1 前条第3項の予約完結権の行使が行われた後、甲は、甲の所有物となった物件内の動産類を、公正な第三者の評価に従い、任意の方法により処分す
ることができる。
2 前項において、処分代金が発生した場合、甲は乙の甲に対する債務の弁済に充当することができるものとする。
第十七条(合意管轄裁判所)
甲乙間に紛争が生じた場合、管轄裁判所を甲の所在地を管轄する裁判所とすることを合意する。
特約条項
契約の対象物件がビルイン型のレンタルボックスである場合、乙は次の各号に従うものとする。
(1)契約の際、乙は、鍵の交換費用として金、3,000円を甲に支払うものとする。
(2)乙が故意または過失によってセキュリティを誤作動させた場合、乙はセキュリティ作動に伴う費用を負担しなければならない。
(3)乙がセキュリティのカードを紛失した場合は5,000円をルームキーを紛失した場合は3,000円を再発行手数料として甲に支払わなければ
ならない。
一時使用約款に合意いたしました。
住
所
氏
名
印
家賃の振込み先
翌月分を月末までに入金ください。
振込み手数料はお客様のご負担となります。