例 会 報 告 「ゴムカタパルト式紙ヒコーキを飛ばそう! 吉野ヶ里町立三田川中学校(2014.2.23) 今回は「紙飛行機」の中のひとつ,型紙を切って,貼り合わせ,ゴムで引っかけて飛ば すタイプ(カタパルト式)の紙飛行機にチャレンジした。講師は長松康男さん(紙飛行機 デザイン工房)という福岡で活躍されるカタパルト式紙飛行機の名人だ。 まずはデモンストレーション。薄い発泡スチロール(ふわふわ Wing-昔,浮羽ウィング と言っていたもの)を羽根の形に切り取り,シールを張って前を重たくすると,ふわりふ わりと飛んでいく。下敷きなどで気流をコントロールするとどこまでも前進を続けるから 不思議だ!参加者たちも早速取り掛かることに…。なかなか落ちないようにするには難し い。でもコツをつかんだ人はどこまでも飛んでいく。 カタパルト式紙飛行機の製作に入る。型紙から飛行機を枠にそって切り取る。簡単なよ うだが曲線を切る部分もあり少々難しい。中心を糊付けし,胴体を作る。型紙の切れ端? で固い棒状のものをつくる。これにゴムをつけてカタパルトの完成だ。先生がお手本を披 露される。一直線に紙飛行機が飛んでいく。うずうずしていた子どもたちが一斉に飛ばし 始めた。いきなり天井にあたってしまうほど,真っ直ぐに飛んでいく飛行機もあれば,ふ にゃふにゃ?に飛ぶ飛行機,真っ逆さまに落ちてしまう飛行機もある。そこで必要なこと が調整!長松さんの指導で羽根を調節したところ,あれよあれよ…と飛ぶ飛行機ばかりに なった。やはり体育館では物足りなさを感じたようで運動場に出て飛ばした。思いっきり ゴムを引くことができる。風にのった飛行機は恐いくらいに飛んでいく。運動場を飛び出 して民家に…。すごい飛距離だ!学校の屋上まで飛んでいき落ちてこない飛行機も…。 (後 で拾いに行きました!) ちょっとした工夫と調整で30m近く上空まであがる飛行機,折り紙飛行機とはまた別 の魅力を持っていた。 午後からは同時開催の「全日本折り紙ヒコーキ大会九州大会」も開催。大いに楽しんで もらった一日でした。 ふわふわ Wing を落ちないように飛ばす! 参加者のふわふわ Wing を調整中 ‐3‐ 作り方を熱心に聞く参加者 講師の長松康男氏 手ほどき「こうすればよく飛ぶよ!」 屋外で思いっきり飛ばしてみる! ‐4‐
© Copyright 2024 Paperzz