赤身肉の部位と料理方法 - 日本食肉流通センター

赤身肉の部位と料理方法
「肩」は、総じて良く運動する部位ですから、筋や筋膜が多く、
肉の色はやや濃い。したがって、きめが粗く肉質は堅い。
エキス分やゼラチン質を豊富に含んでいるので、煮込み料理やスー
プの材料に最適です。
「しんたま」
、「内もも」は、大きな筋肉のかたまりです。
したがって、ローストビーフのような大きな切り身で使う料理に適
しています。
「外もも」は、
「もも」の部位では、一番運動する筋肉が集まって
いるところで、コンビーフを作る最適の部位として盛んに利用され
ています。
「らんいち」は、サーロインに続くところで、
「もも」の中では最
もきめの細かい柔らかい赤身肉として貴重な部位です。
「たたき」用
として珍重されています。上質のものは、赤身でも味が良く、
「ステ
ーキ」として料理されます。
出典:公益社団法人日本食肉協議会「新・食肉の知識」
食肉情報等普及・啓発事業/公益社団法人日本食肉協議会助成