その1 ピアス ヘアカラー

その1
平成 26 年 7 月 18 日
岸和田市立八木北小学校
本格的に暑くなってきましたね。いよいよ夏休みです!
8月は西日本で例年よりも暑くなるとの予想が出ています。生活リズムや熱中症対策などの健康
管理に気をつけて、楽しい夏を過ごしてくださいね。夏休みは普段できないことに挑戦するチャン
スです。いろんな経験をして、一回り成長した子どもたちの顔が見られるのを楽しみにしています。
ピアス
普段はなかなか時間がなくて病院に行きにくい人も、夏休みは
治療の貴重な機会です。歯科や眼科など、学校から受診票をもら
っていてまだ行けていない人、治療が続いている人、そのほか気
になる症状がある人は、ぜひ夏休みを利用して受診・治療を行っ
てください。
受診票は、夏休み明けに提出をお願いします。
ピアスでは金属と長時間触れることになり、皮ふの中で溶けた
金属とたんぱく質が結合し、金属アレルギーを起こしやすくなり
ます。ひとたびその金属でアレルギーになると一生続き、ピアス
以外の金属(アクセサリーや歯の治療用金属など)でもかぶれを
生じさせます。
② 細菌などへの感染
○お子様とお読みください○
ピアスの穴を開けるときに、有害な細菌の感染によって化膿を引き起こすことがありま
す。ピアスの穴はなかなかできないので、完成するまでその危険性は継続します。また、穴
を開ける針を他人と共有した場合、エイズや肝炎などに感染する危険性があります。
ねっちゅうしょう
熱中症
よ ぼう
の予防
そと
で
る
外に出るときは
ぼ うし
●帽子をかぶろう
ひ
●なるべく日 かげを
ある
歩こう
すいぶん ほ きゅう
水分補 給 は
や
日焼け
よ ぼう
て
き ほん
にち
め やす
で
目安に
外に出るときは
ひ
りっとる
●1日 1.2 ℓ を
予防と手当て
そと
ちゃ
●基本は、お茶で
あ
や
ど
つか
●日焼け止めを使おう
からだ
ぼ うし
ひ
あせ
たくさん汗 をか
り ひ り
ヒリヒリしているとき
つめ
うご
体 を動かして、
●帽子をかぶろう
た
お
る
ひ
●冷たいタオルで冷やそう
みず
水ぶくれがあるときは、や
ひ
か
ぶらずに、皮ふ科へ
ピアスはトラブルが多い!!
① 金属アレルギー
☆4月から行ってきた各種健康診断にご協力いただき、ありがとうございました。
ひ
おしゃれは楽しい・かわいい・かっこいい…いいこともたくさんありますが、間違った方法での
おしゃれは健康への悪影響を及ぼします。特に 10 代までの肌はまだまだ成長の途中でデリケート。
一生続く障害が起こることもあります。おしゃれ障害とは、そのような誤った行き過ぎのおしゃれ
による肌や体のトラブルのことです。ほけんだよりでは、数回に分けて、おしゃれ障害についてお
伝えしていきます。
えん ぶん
いたら、塩分 を
すこ
くわ
すい ぶん
少 し加 えた水分
をとろう
そ
し
て
、
夏 なつ
休 やす
み
で
も
…
③ ケガ
ピアスをどこかに引っかけてしまうと、思わぬケガの原因になります。また、周りにいる
人を傷つけてしまうこともあります。学校では体育の授業などでほかの児童と運動すること
が多いので、より危険です。
ヘアカラー
子どもの肌へのダメージが大きい!
染毛剤には多くの化学物質が使われており、子どもの場合は特にアレ
ルギー症状や炎症を引き起こしやすく、アレルギーを起こすと頭皮がか
ゆくなり皮がむけることがあります。脱色剤(ヘアーブリーチ)の毛質
へのダメージも大きいです。また、過去には、染毛剤を使用し続けたこ
とで小学校低学年の男児の腎臓機能が低下したという例や、染毛料が顔
に付着しやけどを負った女子中学生の例もあります。
ヘアカラーリング剤の多くは元来子どもに使用することを前提としていないため、子ども
の使用にはさまざまな危険が伴うことを知っておく必要があります。
おしゃれが体にどんな影響を与えるかを知り、使うとき・使う場所・使い方を考えることが大切
です。
子どもたちの皮ふは薄く、透明感・弾力性があり、一生のうちで一番美しい時期にあります。そ
の肌を大切にして、お子様とともに健康なおしゃれを楽しんでください。