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米子市民劇場
1月例会
2016 年 例会紹介
1月 30 日(土) 夜 7 時
31 日(日) 昼 1時 30 分
5月例会
5月 26 日(木) 夜 6 時 30 分
米子市公会堂
米子市文化ホール
いとしのベイビー。初共演の加藤健一と阿知波悟美のセ
栗原小巻、樫山文枝 2 大女優の初共演が実現!!
女性として、人間として、女王としての全生涯をかけた リフのやり取り、演技は絶妙!
加藤義宗、高畑こと美の若いカップルもフレッシュな演
2 人の熱情と対決とは・・・。
演劇の使命は、人間の精神を描くことである。(シラー) 技で好評。温かな愛と笑いの渦。
メアリー・スチュアート
エイコーン
原作=フリードリヒ・フォン・シラー 訳・演出=加来英治
出演=栗原小巻・樫山文枝・清水綋治・池田勝・森下哲夫・
水谷貞雄・上野淑子・長森雅人・進藤健太郎
粗暴な夫を殺害し、従姉妹にあたるイングランド女王エリザベ
スのもとに逃れたスコットランド女王
メアリーだったが、エリザベス暗殺の
陰謀に関係したとして、死刑の判決が
下される・・・。
2 人の女王のそれぞれの運命を、2 人
の女優が見事に演じ、英国の当時の世
界へどんどん惹きつけられ、その悲劇
の結末まであっと言う間の時間で、セ
リフも力強く心に響く。
4月例会
4月 1 日(木) 夜 6 時 30 分
米子市公会堂 ・いずも(3/30)
7代目嵐芳三郎としての初挑戦!
腰抜け若旦那のダメさ加減と奮闘の顛末に心癒される名作。
「狂言舞踊棒しばり」との前進座財産演目の豪華二本立て!
前進座
唐茄子屋 +狂言舞踊棒しばり
【唐茄子屋】
作=平田兼三 演出=香川良成
【狂言舞踊 棒しばり】
作=岡村杮紅 振付=坂東三津之丞
出演=嵐芳三郎 ほか
ご存知落語「唐茄子屋政談」をもとに
した、前進座ならではの心癒される名
作。放蕩息子の徳三郎が、勘当された
のちに伯父・六兵衛に拾われる。立ち
直らせるべく唐茄子売りに出され、裏
長屋の人達との出会いで〝世の中の痛
い痒い〟を目の当たりにして、第一歩
を踏み出す。楽しい狂言舞踊「棒しば
り」と二本立て。
加藤健一事務所
Be My Baby
いとしのベイビー
作=ケン・ラドウィッグ
訳=小田島恒志・小田島則子
演出=鵜山仁
出演=加藤健一・阿知波悟美・
加藤忍・粟野史浩・
高畑こと美・加藤義宗
英スコットランドの若き貴族、
クリスティに、ロンドン育ちの
グロリアが嫁ぐ。若夫婦のそれ
ぞれの親代わりのジョンとモー
ドは生活習慣の違いでことごと
く衝突するが、若夫婦が迎えた
養子、〝いとしのベイビー〟の登場でまさかの〝雪解け〟が訪
れる。
7・8月例会
日時未定
米子市公会堂
時代が変わる・・・そこには、名も知れぬ人間たちの悲
しみと怒り、そして〝生き貫く〟ための圧倒的なエネル
ギーの噴流があった。
1980
ええじゃないか
原作=今村昌平 脚本=藤田傳
演出=金守珍(キム・スジン) 音楽=元一(ウォン・イル)
出演=柴田義之・山本隆世・藤川一歩・近童弐吉・上野裕子・
山田ひとみ ほか
明治維新を翌年に控えた幕末
の江戸「向う両国」
。猥雑な
見世物小屋が立ち並び、はぐ
れ者や身売りされた娘たちが
生きる江戸一番の盛り場。こ
の一帯に、自由を求めて群が
る人間たちのエネルギーを利
用して維新推進を企てる倒幕派の策謀。物価高騰、生活の困窮、
海外列強の脅威、続発する一揆…幕末的世情に突如巻き起こっ
た、名も無き民衆たちの〝ええじゃないか〟の大合唱。投げや
りで捨て鉢な熱狂と乱舞、猥雑と狂乱の群像劇の中に、人間の
〝生〟と〝性〟への威厳を描き出してゆく。
9・10月例会
日時未定
米子市公会堂
予言が当たると大評判の八百屋さんが、ある日、言いにく
そうにこう言った。
「3 日後の夜中 12 時に、あなた、その、
つまり、死にます」
。あなたなら、最後の一日をどう過ごし
ますか?
グループる・ばる
八百屋のお告げ
作=鈴木聡 演出=木野花
出演=松金よね子・岡本麗・
田岡美也子・大谷亮介・酒向芳・本間剛
子供は独立、夫とは熟年離婚をした多佳子(松金よね子)が暮らす
家に、学生時代からの親友、真知子(田岡美也子)が訪ねてくる。
様子のおかしい多佳子。
「近所で占いがよく当たると評判の八百屋
さんから、3日後の夜中に死ぬと言われた」という。そこへもう
一人の親友である邦江(岡本麗)が、悲しみを抱えてくる。長年付
き合ってきた恋人が死んだというのだ。
「生と死」という問題に、戸惑いなが
らも真剣に向かい始める3人。魅力的
な訪問販売員(大谷亮介)
、同じく八百
屋から死の予告をされた男(酒向芳)、
かつての憧れの君の息子(本間剛)たち
も巻き込みながら、刻一刻とタイムリ
ミットは近づいてくる…。
11・12月例会
日時未定
米子市公会堂
日本だからこそ観られる 日本で観ることに意味がある
抗いがたい運命に直面させられる人々の
〝生″へのエネルギーが伝わる
青年劇場
島
作=堀田清美 演出=藤井ごう
出演=上甲まち子・渡辺尚彦・藤木久美子・
吉村直・北直樹・清原達之 ほか
1951年、瀬戸内海の小島。広島で被爆し、九死に一生を得
た栗原学は、故郷の島へ戻り教師の仕事を続けながら将来のこ
とを思い悩む。朝鮮戦争の特
需によって支えられている島
の生活。同僚や、学を慕う教
え子の言葉。同じく被爆した
燐家の川下きんの病。のんび
りした発動機船の音とハンマ
ーの音が交錯する島に、ある
日東京で働いている学の同級
生・清水が現れて…。