PowerCenter 8.6.0 ホットフィックス3 リリースノート

Informatica® Corporation
PowerCenter®
バージョン 8.6.0 ホットフィックス 3
リリースノート
2008 年 10 月
Copyright 1998-2008 Informatica Corporation.
このドキュメントには、8.6.0 ホットフィックス 3 で解消された問題 およびホットフィックスの
適用方法に関する重要な情報が含まれます。
内容
PowerCenter Clientで解消された問題......................................................................................................... 1
PowerCenter Servicesで解消された問題..................................................................................................... 2
Data Analyzerで解消された問題 ................................................................................................................. 3
Metadata Managerで解消された問題 .......................................................................................................... 3
PowerExchange for Salesforce.com で解消された問題 .............................................................................. 4
ホットフィックスの適用 ............................................................................................................................ 4
インストール前のタスクの完了 ............................................................................................................ 4
PowerCenter Services ホットフィックスの適用 .................................................................................... 5
PowerCenter Client ホットフィックスの適用 ........................................................................................ 6
ホットフィックスのロールバック ........................................................................................................ 6
問い合わせ先 ................................................................................................................................................ 7
PowerCenter Client で解消された問題
CR
説明
190132、
191596
Designer で、SOAP エンコーディングの WSDL ファイルから無効な Web Service Consumer トランス
フォーメーションが作成される。
191259
Workflow Manager でワークフローをエクスポートまたはインポートすると、固定長フラットファイル
ターゲットの NULL 文字プロパティが変更される。
190902
Web サービスに対する要求および応答のパート名とエレメント名が、インポートされた WSDL ファイル
内で同一の場合、Designer でファイルのメタデータが正しく表示されない。
190216
Integration Service を実行しているノードを停止し、無効な状態の Integration Service をクリックする
と、Administration Console に予期しない状況が表示される。
187080
単純型のエレメントを含む XML ファイルをインポートした後、Designer で XML ソースのエレメントが
複合型として表示される。
181866
リポジトリアップグレード後、管理者以外のユーザが Repository Service にログインするのに時間がか
かる。
PC_RLN_860003_0001
-1-
180510
複数のアドレスを設定している場合、Administration Console で UNIX Integration Service に対するサー
ビス変数($PMSuccessEmailUser および$PMFailureEmailUser)が無効化される。
PowerCenter Services で解消された問題
CR
説明
191769
EBF 107798 の適用後、Web Services Provider から XML エンコードではなく HTML エンコードの SOAP 応
答が送信される。
191689
ルックアップがキャッシュされない場合、Lookup トランスフォーメーションを含むセッションが失敗
する。
191668
ヘブライ語(イスラエル)ロケールを使用するマシンでデータマスキングを実行できない。
191611
キー文字列マスキングを設定している場合、Data Masking トランスフォーメーションでターゲットに重複
キー値が作成される。
191490
2 つのスケジュール済み実行間でセッションを手動で開始すると、ワークフロースケジューラによって、
次のスケジュール済み実行の後のスケジュールに基づいて、ワークフローが再スケジュールされる。
191417
1 桁および 2 桁の整数値に対してキーマスキングを設定している場合、Data Masking トランスフォーメー
ションでターゲットに重複値が作成される。
191371
Integration Service で、セッションプロパティに指定されたファイル名プレフィックスが FastExport 制御
ファイルの名前に追加されない。
191278
Unstructured Data トランスフォーメーションのメモリリークが原因で、Integration Service プロセスが予期
せずシャットダウンする。
191220
EBF 187896 の適用後、オペレーティングシステムプロファイルおよびパラメータファイルを使用すると、
ワークフローがハングする。
191165
Integration Service でオペレーティングシステムプロファイルを使用してワークフローを実行するとき、
オペレーティングシステムユーザのサービスプロセス変数の代わりに、ワークフローのパラメータファイル
変数が使用される。
191034
LDAP セキュリティドメインにユーザを持つように Integration Service を設定している場合、グリッド上の
ノードに接続できず 、グリッドの代わりに 1 つのノード上でタスクが実行される。
190916
EBF107798 の適用後、XMLAnyTypeToString カスタムプロパティを有効にすると、HTML エンコードの応
答が Web Service Provider ターゲットに間違って送信される。
190898
チェックアウトしたオブジェクトを削除し、そのチェックイン後にステータスを変更すると、Repository
Service が予期せずシャットダウンする。
190835
小さい XML ファイルを多数処理するとき、セッションがメモリ不足で終了する。
190771
Linux で、Java LMAPI クラスを使用する JAVA SDK プログラムが失敗する。
190695
Integration Service で、データフィールドを含む Teradata ターゲットテーブルにトランスフォーメーション
ロジックがプッシュされない。
-2-
PC_RLN_860003_0001
190127
Java トランスフォーメーションを含むセッションがメモリリークにより失敗する。
189964
制御ファイルで ObjectImport コマンドを発行し、ユーザ定義関数に対して REPLACE 競合解決を使用する
と、pmrep が予期せずシャットダウンする。
189793
Aggregator トランスフォーメーションでソート済み入力を実行しているリアルタイムセッションがメモリ
リークにより失敗する。
187138
Integration Service で、無限長の文字列フィールドを持つ XML ソースを含むセッションが失敗する。
186523
Integration Service で、FileRdrTreatNullCharAs カスタムプロパティが有効になっているセッションが失敗
する。
Data Analyzer で解消された問題
CR
説明
191592
Data Analyzer で、数値属性を持つメトリック列に対するアラートが正しく定義されない。
184065
Data Analyzer で、ワイドレポートの一部の列が PDF にエクスポートされない。
184004
カスタムメトリックを持つワークフローレポートを個人フォルダに保存するとき、Data Analyzer で重複名
が正しくレポートされない。
183133
レポートの作成および削除の特権を持つユーザが、Data Analyzer でレポートを削除できない。
183078
レポート内のカスタム属性に対して連続フィルタリングを有効にすると、Data Analyzer で例外メッセージ
が表示される。
Metadata Manager で解消された問題
CR
説明
191149
Business Objects および Cognos ReportNet Content Manager リソースに対する多数のユニバースを抽出し
ているとき、Metadata Manager がタイムアウトする。
190191
Metadata Manager で、データ系列図の Oracle プロシージャとそのシノニムの間にリンクが表示されない。
PC_RLN_860003_0001
-3-
PowerExchange for Salesforce.com で解消された
問題
CR
説明
191580
Designer で、Salesforce の子オブジェクトの一部の関連フィールドが表示されない。
ホットフィックスの適用
PowerCenter ホットフィックスには、PowerCenter および Metadata Manager の更新プログラムが含
まれます。ホットフィックスは、Windows のグラフィカルモードおよび UNIX のコンソールモー
ドで適用またはロールバックできます。ホットフィックスを適用またはロールバックするには、
ホットフィックスインストーラを実行します。
ホットフィックスを適用する場合、既存のディレクトリのバックアップが作成された後、
PowerCenter の更新バージョンがインストールされ、PowerCenter で必要となる設定ファイルおよ
び実行時ファイルがリストアまたは更新されます。ホットフィックスのインストールに関する詳
細情報については、インストーラから生成されるログファイルで確認できます。
ホットフィックスをロールバックする場合、PowerCenter のバージョンが、以前にインストール
されたバージョンにリストアされます。
PowerCenter ホットフィックスを適用するには、以下の手順を実行します。
1.
2.
3.
4.
インストール前作業の完了。
PowerCenter Services ホットフィックスの適用。
PowerCenter Client ホットフィックスの適用。
設定タスクの完了。
互換性のあるバージョン
この PowerCenter ホットフィックスは以下のバージョンの PowerCenter に適用できます。
PowerCenter 8.6.0
PowerCenter 8.6.0 ホットフィックス 1
PowerCenter 8.6.0 ホットフィックス 2
ログファイル
PowerCenter Services および PowerCenter Client でホットフィックスを適用すると、PowerCenter
インストールディレクトリにデバッグログファイルおよびインストールログファイルが生成され
ます。
インストール前のタスクの完了
1.
2.
-4-
ドメイン内のすべてのノードで PowerCenter Services を停止します。このとき、ワーカノード、
ゲートウェイノード、マスタゲートウェイノードの順で停止してください。PowerCenter
Services の停止の詳細については、『PowerCenter インストールガイド』を参照してください。
PowerCenter インストールディレクトリおよびサブディレクトリを閉じます。
PC_RLN_860003_0001
3.
ホットフィックスを適用またはロールバックするすべてのマシンで PowerCenter Client を停止
します。
PowerCenter Services ホットフィックスの適用
使用しているプラットフォーム用のホットフィックスパッケージをダウンロードします。
ZIP 形式 または TAR 形式の ホットフィックスパッケージの内容を解凍します。
ZIP 形式または TAR 形式のホットフィックスパッケージを解凍した場所のルートディレクト
リから、install.bat または install.sh を実行します。
4. プロンプトの指示に従ってインストールを完了します。
5. インストールログおよびデバッグログを確認します。
このホットフィックスを 8.6.0 ホットフィックス 1 または 8.6.0 ホットフィックス 2 に適用した場
合、インストーラで警告インストールステータスが表示されます。PowerCenter Client インストー
ルディレクトリの Informatica_PowerCenter_Client_8.6.0_HotFix_InstallLog.log をチェックして、警
告メッセージを探します。
1.
2.
3.
以下の警告メッセージは無視してください。
ファイルのコピー:コピー先:C:\Informatica\PowerCenter8.6.0\client\customconfigurator\customwizard.ico ステータス:警告
補注:警告 – ソース
C: \Informatica\PowerCEnter8.6.0\client_8.6.0_HF1\customconfigurator\customwizard.ico が存在しません
他のすべての警告メッセージについては、Informatica グローバルカスタマサポートにお問い合わ
せください。
UNIX 上でのオペレーティングシステムプロファイルの設定
ホットフィックスの適用後、以下のディレクトリの pmimpprocess を再設定します。
<PowerCenter インストールディレクトリ>/server/bin
pmimpprocess の設定の詳細については、『PowerCenter 管理者ガイド』を参照してください。
PowerCenter Services 用の Metadata Manager の設定
1.
2.
Metadata Manager アプリケーションで使用されるファイルを更新します。デフォルトでは、
Metadata Manager ファイルは以下のディレクトリに格納されています。
<PowerCenter インストールディレクトリ>\server\tomcat\mm_files
Metadata Manager ファイルを 別の場所に格納している場合、以下のいずれかのタスクを実行
します。
mm_files フォルダを新しいサーバディレクトリにコピーします。
[Metadata Manager ファイルの位置]プロパティが Metadata Manager ファイルの格納先
ディレクトリを示すようにします。
PowerCenter Services または Metadata Manager 用に HTTPS を設定し、サーバディレクトリに
キーストアファイルを配置している場合、そのキーストアファイルを新しいサーバディレク
トリにコピーする必要があります。ホットフィックスインストーラによって、キーストア
ファイルが新しいサーバディレクトリにコピーされることはありません。以下のディレクト
リからキーストアファイルをコピーします。
server<バージョン>_HF<バージョン>
PC_RLN_860003_0001
-5-
3.
4.
Metadata Manager の SAP リソースの場合、以下のディレクトリに SAP ライブラリをダウン
ロードします。
<PowerCenter インストールディレクトリ>\server\bin
Metadata Manager の Netezza リソースの場合、以下のディレクトリに nzjdbc.jar をダウンロー
ドまたはコピーします。
<PowerCenter インストールディレクトリ>\server\tomcat\mmapps\mm\WEB-INF\lib
nzjdbc.jar をダウンロードまたはコピーする前に、Metadata Manager Service を無効にします。
このファイルをダウンロードまたはコピーした後で、Metadata Manager Service を有効にし
ます。
データマスキングの設定
Solaris マシンでホットフィックスを適用する場合 、ランダムマスキングのパフォーマンスを向
上させるために、Sun Microsystems カーネルパッチ 118833-36 を適用してください。
このパッチは、以下の場所からダウンロードしてください。
http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=118833-36
PowerCenter Client ホットフィックスの適用
1.
2.
3.
4.
5.
PowerCenter Client ホットフィックスパッケージをダウンロードします。
ホットフィックスを適用するマシンに ZIP 形式のホットフィックスファイルの内容を解凍し
ます。
ZIP 形式のファイルを解凍した場所のルートディレクトリから、install.bat を実行します。
プロンプトの指示に従ってインストールを完了します。
インストールログおよびデバッグログを確認します。
PowerCenter Client 用の Metadata Manager の設定
Metadata Manager Custom Metadata Configurator で Microsoft Office Excel のソースファイルをプレ
ビューするには、Microsoft Office インストールディレクトリのパスが PATH 環境変数に含まれて
いることを確認してください。デフォルトでは、Microsoft Office は以下の場所にインストールさ
れています。
C:\Program Files\Microsoft Office\OFFICE11
ホットフィックスのロールバック
ホットフィックスをロールバックすると、PowerCenter のバージョンが、以前にインストールさ
れたバージョンに戻ります。どのホットフィックスインストーラを使用しても、前のバージョン
にロールバックできます。
1.
2.
3.
4.
-6-
インストール前のタスクを完了します。
ZIP 形式または TAR 形式のホットフィックスインストーラを解凍した場所のルートディレク
トリから、install.bat または install.sh を実行します。
プロンプトの指示に従ってロールバックを完了します。
インストールログおよびデバッグログを確認します。
PC_RLN_860003_0001
注:PowerCenter Client 用のホットフィックスをロールバックした後に Designer を起動すると、以
下のエラーメッセージが表示されることがあります。
エラー:DLL のロードに失敗しました:pmdatamaskingcli.dll 対象プラグイン:PC_IDM、ベンダ
informatica
このエラーメッセージは無視してください。(CR 192786)
問い合わせ先
北米/南米
ヨーロッパ/中東/アフリカ
アジア/オーストラリア
Informatica Corporation
Headquarters
100 Cardinal Way
Redwood City, California
94063
United States
Informatica Software Ltd.
6 Waltham Park
Waltham Road, White Waltham
Maidenhead, Berkshire
SL6 3TN
United Kingdom
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ベルギー:+32 15 281 702
フランス:+33 1 41 38 92 26
ドイツ:+49 1805 702 702
オランダ:+31 306 022 797
英国:+44 1628 511 445
有料(標準料金)
インド:+91 80 4112 5738
PC_RLN_860003_0001
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