2013年 5月号

⼾塚教会だより
2013 年 5 月号 No.112
発⾏:カトリック⼾塚教会
聖書をよく読み、よく祈ることによって私たちが出会うキリストを家庭に、職場
に、社会に伝えていこう。いつも笑顔で。
今年の「聖霊降臨祭」!
《2013 年度活動⽅針》
A
New Church?
⼾塚教会主任司祭
5月19日は月の第3主日で、『教会だより』が発
アルフレッド・バーク
現在の教皇さまはどうなるでしょうか?
教皇さ
⾏される日です。主イエスが復活されてから50日祭
まが教理や道徳をまたさらに強調しなくていいので
に御父からも、主イエスからも聖霊が遣わされ、12
はないでしょうか。教皇さまが頭から教えるのではな
使徒を大いに生かされました。ユダヤ教の支配者から
く、⾝をもってイエスの姿を⽰して欲しい。⼾塚教会、
も、ローマ帝国によっても、厳しく迫害されたのに、
原宿教会と中和田教会の信徒たちは少しでもキリス
キリスト信者がどんどん増えていきました。全くそれ
ト教の精神を⽰しているようです。つまり最近、⼾塚
が神様の不思議な⼒によらなければ、起こることのな
教会の玄関におかれている「ホームレスのため」の箱
い現象でした。その当時、イエスを「約束されたメシ
にますますお米が入れられています。ある時には5キ
ヤ」として認めるならば、ユダヤ教から離れなくても
ロの袋、またはある時には小さい袋にひとり分のお米
よいのでした。教理的な問題はなかったようでした。
がいくつもおかれています。大きい袋もありがたく思
しかし、⻄暦70年以降から、キリスト教がユダヤ教
いますが、小さい袋を⾒ると、寄付した⼈もイエスの
から離れ去り、⾃分の教理と道徳を形作られました。
精神を受けているような気がします。つまり、その⼈
2千年にわたって7つの秘跡ができ、キリスト教の結
は沢山の⼈々を考えていなくて、困った⼈をひとりで
婚制度と道徳が決定されました。良かった!もう、主
も助けようとしているのでしょう。全世界の⼈々はイ
イエスの教えが詳しく説明されています。これから絶
エスによって兄弟・姉妹たちとして思っているでしょ
えず反対者たちを非難することはもう十分だと思い
う。その⼈達の中には怠け者もいるでしょう。しかし
ます。わたしが切に望むのは、主イエスの御姿を⾒せ
貧しくてもイエスの兄弟・姉妹の一⼈でもあります。
ていただきたいのです。たとえば、カルカッタのマザ
主イエスは御⾃分を信じて、困った⼈に手を出す者を
ー・テレサとか、ブラザー・ゼノとか、あるいは日本
ご覧になったら、喜びを感じるでしょう。教会の聖堂
の殉教者たちの者! マサー・テレサは福祉活動のよ
にあまり飾り物がなくても、節約したお⾦を使って、
うな仕事をしていたのに、大いに反対されました。ゼ
困った⼈々を助けようとするなら、教会がもっと栄え
ノさんが⾺⿅にされ、殉教者が犯罪⼈であったイエス
るでしょう。
に従う者と思われていました。残念ですが、今の時代
以上はわたしの意⾒ですが、それに賛成していない
にそういった者はいないようです。
⽅がいらっしゃるならば、是非、御⾃分の意⾒を教え
てください。
1
聖体奉仕の役目を終えて
S.
あれは、2010 年の 8 月、聖⺟被昇天の祝日だった
が、個々の奉仕の記憶はまったくない。
ろうか。いつものように朝ミサにあずかった後、バー
2010 年は聖ヤコブの聖年だった。その年、私はピ
ク神父様に呼びとめられた。そして、聖体奉仕の話が
レネのフランス側からサンティアゴ・デ・コンポステ
あった。突然のことだったので、「考えさせてくださ
ラまで「フランス⼈の道」
、約 800km を、5 月 1 日か
い。」としか答えられなかった。10 日ほど経って神父
ら 35 日をかけて徒歩巡礼をした。 道中、世界各地
様に面談をお願いした。聖体奉仕に相応しい信仰の深
からの巡礼者とミサに一緒にあずかり、大いに語り、
さをいかに私が持っていないか、その資格がないか、
食事をし、ワインを楽しんだ。得難い恵みをかかえき
あらゆる御託を並べて、この任から逃れる事を試みた。
れないほどいただいた。その恵みを神様はお⾒通し。
あまりにも畏れ多かったからである。神父様は最後に
バーク神父様を通じて、感謝の奉仕を私に課されたの
ひと言、
「祈ります。
」と静かにおっしゃった。そして、
だろう。
2011 年ご復活主日の後の日曜から 2 年間、2 週間に
この 6 月、リスボンからサンティアゴ・デ・コンポ
一度の聖体奉仕が始まった。
ステラまで 600km の徒歩巡礼に私は出かける。ポル
私のこの罪深い⾝体を神様に使っていただく、その
トガルは日本のカトリックにとって特別な国。クレデ
ために、私は、奉仕の間は、⾃分⾃⾝を「無」にする、
ンシャル(巡礼手帳)の出発地点を⼾塚教会のスタン
頭を「空」にすることに努めた。ご聖体、祝福という
プにするつもりである。
聖霊の働きが、「私」に煩わされることなく、信徒の
末筆ながら、2 年間、私と一緒に奉仕の任にあたっ
⽅、求道の⽅に透明に届くように願ってである。事実、
た T さんに感謝の念がたえない。
私には、奉仕の当番だったミサの全体的な記憶はある
T.
確か一昨年の四旬節のときだったと思いますが、日曜
と交代で担当していました。私たちのグループは、K
日に教会に着いたら、前庭でバーク神父様から聖体奉
さん・S さん[始めは K さんでしたが、引っ越したた
仕者をやってくれないかという話がありました。すで
め S さんに変わりました]と私の3⼈でした。お二⼈
に一度カーテン神父様のときにやったことがあるの
とも素晴らしい⽅々で、いつも気持ちよく担当させて
で、他の⼈の⽅がいいのではないかと申し上げたので
いただきました。おかげさまで、担当した主日は、た
すが、もうだいぶ昔のことでしょう、大丈夫ですよと、
ぶん一度も⽋けることなく、全員で務めることができ
バーク神父様から言われ、結局押し切られて、承諾す
たのではなかったかと思います。小聖堂から祭壇まで
ることになりました。以前のときは、だいぶ緊張した
御聖体を持つ、後ろの⼈は特に緊張するだろうと言う
ことを覚えています。前日から何となく落ち着かなく
ことで、先頭・真ん中・後ろを3⼈で順番に担当する
なってしまい、ミサをゆっくり味わうことができなく
ことにしました。教会に着いてからグループの⼈に⾃
なっていたこともあり、進んでやろうという気持ちに
分がどの担当だったかを聞いたりすることもありま
はなれませんでしたし、もう⾃分に回ってくることは
したが、そのためもあってか、最後まで緊張していて、
ないと考えておりました。
慣れることがありませんでした。
今回の「聖体授与の臨時の奉仕者」は、任期が 2 年で
以前は、月に一回の担当だったように思いますが、
した。月に 2 回、私たちは第2週と第4週の担当で、
今回は月に2回と言うことで、予定を⽴てるときでも、
第5週があるときは、あとひとつの奉仕者のグループ
担当の週に当たらないように注意する必要がありま
2
した。もう少し気楽に、あとひとつのグループの⽅に
こに小聖堂に赴くことも多かったように思います。
交代をお願いしてもよかったかと思いますが、何か予
週に一度のミサは、私にとって神様との関係を改め
定を⽴てるときでも、担当日と重ならないように気を
て意識し、生活を振り返る機会として、⽋かせないも
つけていたように思います。幸いにして緊急事態や変
のとなっています。若い頃は、守るべき規則のように
更ができない仕事などには当たりませんでした。
考えていたミサも、今ではほっとできる貴重な時間と
しばらく前までは、御聖体を授与できるのは特別な
なりました。しかし、奉仕者の当番の日には、どこか
勉強をした⼈だけでしたから、月に2回だけとはいえ、
緊張が解けない時間になってしまいました。それだけ
御聖体を⾝近に感じることができたことは有難いこ
に、侍者・先唱・朗読などミサで奉仕されている⽅々
とでした。本来ならもっと感謝しなければならない経
のお務めのご苦労に改めて気付かされました。これか
験だったかもしれませんが、どうしても緊張の⽅が先
ら3年担当される「聖体授与の臨時の奉仕者」の⽅々
に⽴って、ミサで主の祈りが終わることから奉仕者の
に感謝しつつ、集中してミサに与りたいものだと思っ
仕事のことが気になってしまい、平和の挨拶もそこそ
ております。
⼾塚教会活動部の紹介
典
礼
先
部
唱
S.
教会/典礼には様々な「奉仕」があります。ラテン
「チーム」であるということです。先唱者は、共同祈
語の「典礼」はギリシャ語の「公的な奉仕」に由来し
願の意向先唱の奉仕の他、現在では式の案内のようで
ています。典礼は、神の⼈への奉仕=キリストを通し
もあり、定められたことを読めば誰にでもできるかも
て⼈を聖化する聖霊の恵みが与えられること、そして
しれません。しかしながら、香部屋係や侍者と同じく
教会がキリストと共に捧げる父なる神への礼拝です。
ミサ全般に通じ、恙なく典礼が⾏われるよう導く大切
よって、典礼活動は全共同体で⾏い、信徒一⼈ひとり
な務めだと考えています。この務めを果たすためには
はそれぞれの⽴場で奉仕する者なのです。典礼奉仕で
準備や学びも大切ですが、必要なのは、共に奉仕し合
大切なことは、準備し、学び、経験を振り返ることで
うチームである信徒全員の典礼に向かう気持ちです。
すが、最も大切なのはそれぞれが互いに奉仕し合う
その上で厳かに典礼を進めるのが先唱奉仕です。
聖書朗読の奉仕者として
S.
主日のミサの聖書朗読の奉仕には、⼾塚教会の共同
と兄にだめだしされたときは、少し腹⽴たしく感じま
体である皆様に『神様のみことばを伝える』という大
した。でもそのように言われることは、⾃分の独り善
きな使命と責任を持って臨んでいます。私⾃⾝、「こ
がりのところに更なる努⼒をしなければという思い
のようにしなさい」と明確に教えてもらったことはな
に駆られるのも確かです。みことばは、受け取る側の
いので、毎回⾃分の任された朗読箇所を事前に黙読し、
こころもちでそれぞれに響いていくものですから、出
そして声に出して読み、⾃分なりの解釈のもとで間の
来るだけ⾃然に、しかしはっきりと伝えられたらいい
取り⽅やテンポ、声のトーンや発⾳に注意して⾏なっ
と思います。皆様もどうぞ良い準備をして奉仕してく
ています。しかし「子どもに絵本を読んでいるみたい」
ださい
3
教皇フランシスコのことば
はたらく人には尊厳がある、特別な尊厳、人間の尊厳がある
5 月 1 日の朝ミサ説教より
仕事はわたしたちに尊厳を与えるのですよ! はた
弟たち、姉妹たちが、世の中で経済的、社会的、政治
らく⼈は尊厳のある⼈です。特別な尊厳があります。
的、また様々な分野でのこうした態度のせいでこのよ
⼈間の尊厳です。はたらく⼈は、男性も⼥性も尊厳の
うな状況に置かれていることでしょう!
ある⼈です。はたらかない⼈には、この尊厳はありま
あやまってレンガが落ちてしまうようなことがあっ
せん。けれど、多くの⼈は、働きたいと思っているの
たら、
それは怖しい事件、
スキャンダルでした。
『おい、
にできずにいます。これはわたしたちの意識に重くの
なんてことをしやがった!』と。けれどもし棟を建設
しかかってきます。なぜなら、社会がこのように造ら
している⼈の誰かが落ちても、『安らかに憩わんこと
れている時、必ずしも全ての⼈がはたらく可能性、労
を!』と望むだけで、静かに時が流れていました。⼈
働の尊厳によって一つになる可能性をもっているとは
よりも、レンガの⽅が大切だったのです。この話は中
言えないからです。そういう社会というのは善い⽅向
世のラビが語っていたことですが、ごらんなさい、今
に向かっていません。正しくないのです! 同じ神は
そのことが起こっているのです! ⼈が、政治的、社
逆なのです。神はわたしたちの尊厳がここから始まる
会的、経済的権⼒をもっている⼈の収益を生み出すモ
ようにと望まれたのです。
ノよりも大切に扱われずにいます。⼈類はどんなとこ
尊厳というのは、権⼒や⾦、⽂化がもたらすもので
ろに来てしまったのでしょうか? この⼈間の尊厳、
はありません。違うのですよ! 尊厳は、仕事によっ
この労働の尊厳に気づかないところです。けれど、今
てわたしたちに与えられるのですよ! そしてそれも
日、はたらく聖ヨゼフの姿、はたらくイエスの姿、は
尊厳ある仕事でなければならない。なぜなら今日、実
たらく神の姿を⾒ると、これこそわたしたちの模範な
に多くの社会、政治、経済制度が⼈を搾取するという
のですが、わたしたちに尊厳に向かって⾏く道を教え
意味での選択をしてきたからです。
てくれます」。
損得の⽐較検討ばかりを⾒て、しかも会社の損得で、
今日、聖パウロが言っていたように、
『はたらきたく
そこからどれだけ純利益を得ることができるかばかり
ない者は、食べるな』などとはもはや言えません。む
を⾒ているために、ふさわしく賃⾦を払わないこと、
しろ、
『はたらかない⼈は、尊厳を失っている!』と言
仕事を与えないことがあります。これは神と対⽴して
わなければならないでしょう。なぜなら、
『はたらく可
います!《L'Osservatore Romano》誌に、ある記事
能性が⾒いだせない』からです。いやむしろ、
『社会が
があったのですが、何度これを読んだことでしょう。
この⼈からその尊厳をはぎ取ってしまった!』という
実に何度も読み返しました。バングラデシュでの悲劇
べきかもしれません。今日、カインに向けられた神の
の日にすごくわたしの興味を引いたタイトルがあった
声を改めて聞くのはわたしたちの益になります。
『カイ
のです。
「一か月 38 ユーロ(五千円未満)で生活する」
ン、お前の弟はどこにいるのか?』
。一⽅、今日、わた
というタイトルです。これが亡くなられた⽅々の給料
したちはこのような声を聞きます。
『あなたの、仕事の
だったのです……。そうです。これを『奴隷の仕事』
ない兄弟はどこにいるのか?奴隷の仕事を強いられて
と呼ぶのですよ! そして今日、世の中には神が⼈間
いるあなたの兄弟はどこにいるのか?』という声を。
に与えた最も美しいこと、
つまり創造の能⼒、
働く⼒、
祈りましょう。こうした状況にある、このような兄
⾃分⾃⾝の尊厳を⽴てる能⼒を、この奴隷状態にする
弟姉妹たちのために祈りましょう。
(アーメン)
ことに用いているところがあるのです。どれほどの兄
(HP:「フランシスコいろいろ」より転載)
4
★★原宿だより★★
復活祭の夜
―皆様の温かいまなざしの中に―
H.
昨年の秋、僕は受洗して間もない妻と一歳の息子・
胸に湧いてきました。
S で⼾塚教会のミサにあずかりました。その日の司祭
なぜ救われた思いになるかといいますと、S は生後
は小⻄神父様で、聖書朗読の後のお話を聴いていると
間もなく⼈より染色体が一本多いダウン症という診断
何か魅かれるものがあり「皆さんそれぞれの日常に、
を受け、妻は深く悩む日が続いていましたが、小⻄神
姿は⾒えなくともイエスは来るのです」という一言が
父様のお話と皆様の温かいまなざしが一条の光となり、
胸に残りました。
だんだん妻の笑顔も増えてきたからです――
「感謝の祭儀を終わります。⾏きましょう、主の平和
そして、抱っこして⾒つめてくださる皆様に S は育て
のうちに」
られているのを実感する日々です。
「神に感謝」
祭壇から出⼝へとゆっくり歩みゆく小⻄神父様は⾜
カトリック新聞(三月三日付)に載せていただいた私
を止めると、妻が抱っこする S の頭を撫で、微笑みか
達家族の受洗にまつわる物語を小⻄神父様も読んでく
けてから再び出⼝へと歩みを進めました――それが聖
ださり、復活祭の数週間前に典礼担当である、彫刻家
家族となった私達と小⻄神父様との出逢いの日でした。
のカール・レオンハーツベルガー氏の奥様からお電話
教会の外に出ると、⻑い間⼾塚教会と共に歩まれた
をいただき、今年の聖週間は小⻄神父様がミサを⾏う
Mさんがにこやかに近づいて一枚の紙を僕に手渡し
原宿教会で、僕と S も聖木曜日のミサの洗⾜式で⾜を
「これから始まる講座よ」と教えてくれました。教会
洗っていただけることになりました。
の門へと歩きながら紙を⾒ると「講師・小⻄広志神父」
祭壇の前に並んだ椅子に腰かけ、僕が抱っこする S
と書かれていたので、後ろから S を抱っこして歩く妻
の小さい⾜を屈んで洗ってくださる小⻄神父様のお姿
にはあえて話さず(これは受洗して間もないふたりに
を⾒た時(原宿教会の皆様と福⾳の歓びを分かちあい
は導きになる場所かも…)という直観を心の中で呟き
たい――)という思いが胸の奥から湧いてくる、洗⾜
ました。
式の夜でした。
家に帰ってから「この講座、僕は仕事で⾏けないか
二日後の復活祭のミサでも小⻄神父様は心のこもっ
ら代わりに⾏って内容を教えてくれる?」と言ってそ
た聖書朗読の後「復活したイエスのように私達もそれ
の紙を手渡すと、少しためらってから妻は受け取りま
ぞれの⼈生で、倒れては死に、また⽴ち上がる――⽴
した。
ち上げられるのではないでしょうか」と静かに語られ
数週間後の土曜日の夜、仕事から帰るや否や妻は目
ました。
『栄光の賛歌』の合唱は教会内に響き渡り、妻
を大きく開き「小⻄神父様の講座、すばらしい話だっ
の隣でYさんが、全てを信頼しきった幼子の寝顔をし
た!」と熱く語り、僕は心の中で(よしよし…)と呟
た S を優しく抱く姿を⾒て、僕は⼈知れず滲み出る涙
きつつ約三十分、妻の話に頷いていました。それから
を手で拭きました。傍らの妻は祭壇に向かって一心に
妻は月に一度、成⻑がゆっくりな S の育児と格闘しつ
両手をあわせていました――
つも何とか小⻄神父様の講座を聴いては感銘を受け、
聖家族になって初めての聖週間は、小⻄神父様と信
講座を終えた小⻄神父様が帰る前に S を抱っこしてく
徒の皆様のまなざしを通して(復活した主のはたらき)
ださるのが恒例の場面となり、
「信徒の皆様がとても温
を感じる、私達にとってずっと忘れ得ぬ復活祭の夜と
かいまなざしをそそいでくださる…」という妻の話を
なるでしょう。
聞くたびに僕は救われた思いになり、皆様への感謝が
5
役員会からのお知らせ
お招きして堅信式のミサが⾏われます。
毎月の役員会・議事内容について
堅信はカトリックの 7 つの秘蹟のうち「入信の秘蹟」と
毎⽉開催する役員会(定例会議)は、⼾塚教会の活動、
呼ばれるものの一つであり、神から与えられた信仰を一
運営を検討する重要な会議です。「今、役員会は何を考
層「堅」め、完全なキリストの弟子となり、キリストを
え、何をしようとしているのか?」について、皆さんに
自分の生活をもって証しし、キリストと共に働く者、キ
少しでもご理解いただくために、役員会の会議内容のポ
リストに遣わされた者となるよう「堅信の秘跡」を受け
イントを『⼾塚教会だより』に毎⽉掲載してまいります。
るのです。
(サン・パウロ社発⾏
尚、詳細は、毎⽉の役員会・議事録(1階集会室に掲示)
カトリック横浜教区
典礼委員会監修「堅信への道」より抜粋)
をご覧下さい。
今回は成人17名、中高生15名が堅信の秘跡を授かり
< 4 ⽉度定例役員会(4/14)>
ます。現在、堅信式へ向けて勉強会のほか準備を着々と
・バーク神父様からミサ前に侍者をお願いされた際はご
進めております。
協⼒ください
(典礼部)
・堅信の準備会について、6/23に向けて準備する
・福音宣教担当新役員の紹介:A 氏を迎えた
・5⽉聖⺟⽉
堅信式のパーティ
堅信式後の後にパーティを開催致します。ケータリン
ロザリオの祈りについて
グで料理をご⽤意しますので、持ち寄りではございませ
・教会ホームページの管理等について検討する
ん。使い捨てのお皿をご⽤意致しますが、家からお皿を
・地区世話人会について:6⽉開催を目指して準備中
ご持参出来る方は、是非お持ち下さい。
・「テゼの祈りの会」について:⼾塚教会で実施の要請
(⾏事親睦部)
あり。許可することとした
・第 5 地区湘南キリスト教セミナー(5/25)実施決定
・復活祭パーティーの報告、好評で終了。
「テゼの祈り」の開催
テゼとは、フランス・ブルゴーニュ地方の小さな村「テ
・バーク神父様の御兄様歓迎パーティーを実施
ゼ」にある、キリスト教の男子修道会です。カトリック
・
「震災被災地の現状を聞く会」38 名参加(含講師 2 名)
とプロテスタント出身の修道士たちが集まり、教派の違
大盛況で終了
いを超えて、共に祈り労働の生活をしているのが「テゼ
(役員会)
共同体」であり、分裂した争いのある世界に一致を求め
るテゼの「信頼の巡礼」と連帯して、黙想と歌による祈
りが世界各地で開催されるようになりました。
5月は聖母月
5⽉は、聖⺟⽉です。主⽇のミサの前に、ロザリオの
このような祈りの場を、カトリック⼾塚教会でも開催す
祈りを唱えます。今回は、
「苦しみの神秘」を黙想しま
ることになりました。場所と時間は、次のとおりです。
す。ミサの始まる10分くらい前には、席に着くように
開催⽇時・・・5⽉25⽇(土)
11時頃より1時間程度
いたしましょう。
開催場所・・・カトリック⼾塚教会聖堂
(典礼部)
この機会にぜひ体験してください。
(教学部)
初聖体 6月2
6月2日(日)
キリストの聖体の祝⽇に4名の初聖体が⾏われる予
定です。皆さま是非、初聖体を授かる子供たちに祝福の
第3回お話し会の開催
-先唱者の基本-
お祈りをお願いいたします。
今回のお話し会は、先唱者の基本と朗読者の役割をテ
(典礼部)
ーマに開催いたしますが、第2バチカン公会議以来、
先唱者や朗読者をはじめとする典礼奉仕者にすべての
堅信式のごミサ
信徒が招かれています。
きたる 6 ⽉ 23 ⽇(⽇)10:00 より、梅村司教様を
6
そこで、奉仕者として実⾏している信徒はもとより、聴
ります。
視者として聴いていらっしゃる信徒の方に、先唱者の基
⼜、「構造計算書」からは建物と重量と段数で決ま
本と朗読者の役割を話題に開催いたします。
る数値、これを「壁量(かべりょう)」と呼びます。
【開催⽇時場所】
この「壁量」が各段ごとに2,4〜3,6倍有り⼗分
平成25年5⽉26⽇(⽇)
強度は保たれている。
9時30分のミサ終了後11時頃より
以上
1時間程度
場所・・・聖堂を予定
尚、「報告書」は皆様に配布できます。ご希望の方は役
※申込みは、掲示板に掲出のポスターに氏名をご記入下
員に申し出てください。
(管財部)
さい。(資料作成のため)
(教学部・典礼部)
福祉部からの報告とお願い
福祉部からの報告とお願い
3/10 分、復活祭キャンドル代⾦、4 ⽉分の義援⾦
聖ペトロ使徒座への献金
6 ⽉ 30 ⽇(⽇)は、指定献⾦「聖ペトロ座への献⾦」
240,000 円を仙台司教区本部事務局に送⾦させて頂き
ました。ありがとうございました。
の⽇です。この献⾦は、8世紀ごろイギリスで始まり、
毎年教皇様に献⾦する運動が元になって世界中に広ま
6 ⽉は、サーラーの支援物資を集めます。夏物の⼥性・
りました。教皇様は毎年、世界各地を訪問し、人々の苦
男⼥児⽤⾐類、賞味期限内の⾷料品・調味料、⽇⽤雑貨・
しみや悩みを聞き、優しい笑顔で⼒づけ、数々の援助を
消耗品、文具・玩具など、お持ち下さるようお願い致し
与えます。私たちも世界中の苦しんでいる人々のために
ます。
祈りと献⾦を捧げましょう。
(福祉部)
(財務部)
『世界広報の日』の指定献金のご報告
5 ⽉ 5 ⽇の『世界広報の⽇』の指定献⾦にご協⼒あり
信徒総会の要望に対しての回答
遅くなりましたが今年の信徒総会での要望で「教会建
がとうございました。集まりました 30.000 円の 50%
物の耐震性はどうなっているか」との質問がありました。
が教区広報活動のため、50%が中央協議会広報委員会の
役員会で調査した結果をご報告します。
全国の広報諸活動のために使われます。
1. 調査依頼先
藤木工務店
(財務部)
横浜支店
2. 調査結果 「教会建物は⼗分強度があり問題はない」
3. 理由
1.耐震設計法の基準は新設計と旧設計がある。
新耐震設計法とは--「中地震」(震度 6 強)の地震に対して建物が損傷
しない。
「大地震」(震度6強〜7)の地震に対して人命を
守ること、建物が倒壊、崩壊しないこと。
2.この設計法が施工されたのは1981年を起点と
している。当教会の建設は、1997年の新耐震基
準にて設計された建物である。従って耐震性の診断
は必要ない。
それ以前の建物が耐震性の診断は必要と定められ
ている。
3.上記の設計を裏付ける物として「設計図」と「構造
計算書」があります。
2点を再度検討させたところ「構造計算書」どうり
問題がないことが判明しました。
「図面」からは柱と壁がバランスよく配置されてお
7
月 日 曜日
教会暦
19 日 聖霊降臨の主日
5
月
26 日
三位一体の主日
English Mass (13:30~)
行事
原宿委員会
第3回お話会
Sr.横山のお話し会
(8:30~9:15)
掃除当番
川上
/矢部
2
日 キリストの聖体 初聖体 (9:30~)
7
金 初金ミサ(9:30~)
9
日 年間第10主日
戸塚役員会
名瀬
/舞岡
16 日 年間第11主日
原宿委員会
-
パーティー
-
-
6
月
23 日
年間第12主日
堅信式(国際ミサ10:00~)
30 日 年間第13主日 ペトロのお祝い
5
金 初金ミサ(9:30~)
7
日 年間第14主日
聖ペトロ使徒座への献金
戸塚
/上矢部
-
7 14 日 年間第15主日
月
戸塚役員会
吉田
/汲沢
21 日 年間第16主日
原宿委員会
-
年間第17主日
28 日
English Mass (13:30~)
Sr.横山のお話し会
(8:30~9:15)
第4回お話会
ミサの時間
[通常の日曜日]
戸塚教会
07:30と09:30
原宿教会
09:00
老人ホーム 16:00
[土曜日・祝日・初金]
戸塚教会
09:30
[平日:月曜~金曜]
戸塚教会
07:00
川上/矢部
[戸塚教会]
戸塚教会]
244-0002 横浜市戸塚区矢部町 641
045-881-8882(電話) 045-865-2026(ファックス)
http://www.interq.or.jp/earth/totsuka/
[原宿教会]
原宿教会]
245-0063 横浜市戸塚区原宿 4-35-1
呼 045-851-6051
土曜日・祝日・平日のミサは行事や司祭の都合などで変更になる場合があります。