いきなり反響数1.5倍! 「いい部屋ネット」のスマホ

お客様改善事例
大東建託 株式会社
いきなり反響数 1.5 倍!
「いい部屋ネット」のスマホサイト改善
──キャンペーンなどの従来施策と比べ100倍近い投資対効果
大東建託株式会社では、賃貸住宅の重要な販売チャネルである
「いい部屋ネット」において、
コンバージョンレートを上げ、
多大なコストや工数を要するWeb
不動産業界の重要指標「反響数」を増やすためにKaizen Platform を導入した。
プロモーションやキャンペーン、
サイトリニューアルに頼ることなく、
ユーザーに選ばれるサイト改善が行え、高い投資対効
果で反響数を増加できる点が高く評価されている。
カイゼン 前 >>>
● サイト集 客 のた め に
Webプロモーション
やキャンペーンに多額
の予算と工数をかけて
いたが、費用対効果に
満足していなかった
● 3 年に一度の周期で大
規模なサイトリニューア
ルを行っていたが、
サー
ビスインまでに時間が
かかり、
要件が陳腐化し
ていることもあった
従来のサイト集客施策のみではコス
トが押し上がり、
利益を削られていた
土地オーナーの方々から賃貸住宅の建築を請け
負い、それを自ら管理しながら入居者に最適な住
まいを提供する──それが大東建託株式会社の基
幹ビジネスだ。同社は進取の気性で知られており、
カイゼン 後 >>>
● Webプロモーションの
運用とキャンペーン内
容を変えずに、初回の
「物件詳細」
スマホペー
ジ改善で反響数が 1.5
倍に向上した
●Kaizen Platformの
サービスをフルに利用
することで、
社内1~2名
の担当者で反響数を増
やし続ける、
投資対効果
の高い改善体制が確立
できた
ネルとして、インターネットで「いい部屋ネット」
(http://e-heya.kentaku.net) を展開して
いる。同社の入居希望者の中心はデジタルメディ
アとの親和性が高い20代~30代で、近年ますま
すその重要性が増している。
それだけに、同社では、サイト集客のため、
Web プロモーションやキャンペーンに力を入れ
ニング費など、業界初のサービスを次々に導入し、
「過去にいくつか実施したキャンペーンのひとつに、
パニーとなった。日本全国に賃貸住宅約90万戸を
を打ったこともありました。家賃の平均単価は6
稼働率は約95%と驚異的な数字を誇っている。
同社では、日本全国の支店と肩を並べる販売チャ
▶いい部屋ネット
(e-heya.kentaku.net)
利 用ソリューション
▶ Kaizen Platform Enterprise
▶特化型グロースハックチーム
▶テストプランニングサポート
▶実施フォローサポート
▶ DMP 連携 ▶アドバンスレポート
に早くても7,8ヵ月後、1年半かかったこともある。
ター メディア戦略課 課長 柿原康之氏はこう語る。
と入居希望者の双方に魅力的な仕組みとあって、
カイゼン実 施 Web サイト
大東建託株式会社 不動産マーケティング企画セン
でお支払いできるクレジットカード決済、定額クリー
管理しているが、このような、土地オーナーの方々
住 所: 東京都港区港南 2-16-1
従業員数: 10,191 人
(2015年9月末現在)
事業概要: アパート、
マンション、貸店舗、貸
工場、貸倉庫、及び貸事務所等
の建設業務
入居者斡旋等の不動産仲介業務、
及び建物管理、並びに賃貸借契
約管理等の不動産管理業務
に見直してきたが、これは多大なコストを要して、
ングコストを押し上げ、後者はときに実利を削る。
文字どおり賃貸住宅ビジネスのリーディングカン
大東建託株式会社
てきた。しかし、前者は数を追うほどにマーケティ
土地オーナーの方々に安心を届ける「35年一括借
上」
、新たにカードを作らずに、お手持ちのカード
COMPANY PROFILE
1ヵ月分の家賃を無料にするというキャンペーン
万円、これを100名に提供するとなれば、それだ
けで600万円の売り上げダウンです。これはも
う純利益を削っているようなものでした」
また、サイト自体も3年に一度の周期で抜本的
時間もかかった。要件定義から入るため、どんな
そのため、サービスインしたときにはすでに要件
が陳腐化していたということも生じていた。
反響数をいきなり1.5 倍に上げた
Kaizen Platformを評価
2015年はサイトリニューアルのタイミングだっ
た。そこへ出会ったのが Kaizen Platform だ。
お客様改善事例
大東建託 株式会社
最初に改善対象としたページの1つ、
「物件詳細」
同社は、ツールやグロースハッカーの利用のみな
のスマホページでは、最初の A/B テストで、元
らず、テストプランニング、DMP 連携および
を達成した。広告代理店が驚いて「一体何をした
するアドバンスレポートといった、Kaizen
ションの運用、内容は前年と同様であったから、
することを決めた。そこまで利用してこそ、
スの変化によるもの。柿原氏は、さらにそのスピー
きると判断したからである。
のページデザインに対し1.5倍という反響数向上
Kaizen 外のデータを組み合わせた切り口で分析
んですか」と尋ねたほどだった。Web プロモー
Platform の提供するサービスを包括的に導入
その違いは純粋にサイトのユーザー・インタフェー
ドに強い印象を受けた。
CPAを従来の施策と比較すると
100 倍近い投資対効果
サイトの変更が、一日単位、週単位という短い期
間で変えられて、反響数が刻々と上がっていきます。
本末転倒だったのではないか、と感じました。サ
投資対効果を最大化しつつ反響数を向上させて
イト集客は Web プロモーションの運用やキャン
いくというのは、不動産業界の企業にとって経営
トこそが接客、店舗。そこが汚かったり、散らかっ
求めることに直結するサービスと、柿原氏は語る。
大東建託株式会社 不動産マーケティング企画センター
メディア戦略課 課長
柿原 康之 氏
の大命題だが、Kaizen Platform は経営者が
ペーンありきと思っていたのですが、Web サイ
だけません。どんなサイトなら選ばれるのか。答
それに近いぐらい従来の
施策とは投資対効果の差
があると感じています。
Kaizen Platform のポテンシャルを最大化で
「これまでは軽微な修正でも数か月かかっていた
ていたりすれば、お客様に気持ちよく訪れていた
100倍とはいいませんが、
「サイトの改善なら Web プロモーションやキャン
えを見つけたい、リニューアルはそれからでも遅
くないと思いました」
(柿原氏)
Kaizen Platform の可能性を高く評価した
ペーンほど多額の予算を投じなくても、反響数が
勝手に上がっていきます。100倍とはいいませんが、
それに近いぐらい従来の施策とは CPA で見た投
資対効果の差があると感じています」
いい部屋ネット
「物件詳細」
スマートフォン用ページのカイゼン例
BEFORE
大東建託株式会社 不動産マーケティング企画センター
メディア戦略課 チーフ
川口 洋平 氏
Kaizen Platform 担当者である大東建託株
式会社 不動産マーケティング企画センター メディ
ア戦略課 チーフ 川口洋平氏は、サービス活用実
感をこう語る。
AFTER
「ネットの専門知識豊富な当社担当者がきめ細かく
フォローしてくれるのがありがたいです。それに、
2015年中に大幅にアップデートされた Kaizen
Platform はデザインがよくなり、さらに使いや
すくなりました」
メディア戦略課が今、本腰を入れ始めているの
が DMP 連携だ。サイト訪問者の属性に応じたサ
イト出しわけで One to One マーケティングを
初回の
A/Bテストで
反響数
約
倍を
実現
実践するとともに、そこから得られた解析結果を
新しいキャンペーンに生かしたいと考えている。
1.5
一方、モバイル分野も看過することはできない。
最近は7:3の割合でモバイルデバイスからの閲覧
が増えており、施策強化の筆頭に挙がっている。
「画面サイズに制約がある中で何がどこまで可能か。
ぜひ Kaizen Platform で答えを見つけていき
ポイント
メインエリア内の配置変更、
アクションボタンの色変更などを実施し導線を強調
KAIZEN PLATFORM
ご利用のお問い合わせ
たいと思います」
柿原氏は意欲的に抱負を語った。
Kaizen Platform
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Published in January 2016 © 2016, Kaizen Platform. All rights reserved.