C 家庭生活・子育て ① 結婚・育児についての考え方 変わりつつある結婚観 ■あなたは、結婚・育児についての次のような意見 をどう思いますか。 結婚に対する考え方は変化しつつあります。特に、 (そう思う+どちらかといえばそう思う) 女性の方が、多様な生き方を認める傾向が表れて 結婚生活がうまく いかなくなったら 離婚してもよい う思わない』が多くなっています。男女ともに「結 婚生活がうまくいかなかったら離婚してもよい」は『そ 59.3 51.1 40.0 夫と妻が別姓を 名乗ってもよい う思う』のほうが多く、「夫と妻が別姓を名乗っても N=497 33.4 「結婚はしなくてもよい」は『そう思う』と『そう 思わない』の割合が女性はほぼ同じで、男性は『そ N=732 男性 44.8 結婚は必ずしも しなくてもよい います。 女性 30.4 よい」と「結婚しても必ずしも子どもを持つ必要は ない」は『そう思わない』の方が多くなっています。 33.6 結婚しても必ずしも 子どもを持つ必要はない 24.4 「子どもの数や産む時期を決めるにあたっては、女 性の主体的な意見を尊重した方がよい」 「3歳までは、 母親が家庭で子育てする方がよい」は男女ともに『そ う思う』が過半数を超えています。父親も働き方を 見直し、仕事と家庭の両立をはかり、積極的に子育 子どもの数や産む時期を 決めるにあたっては、 女性の主体的な意見を 尊重した方がよい 60.0 58.2 78.3 3歳までは、母親が家庭で 子育てする方がよい てを行うことが重要です。 78.0 0 10 20 30 40 50 60 70 80(%) ② 子育て支援の住民活動について 子育て中の親を社会全体で支援する活動が必要 子育ては社会全体で支援することが大切です。 地域社会における子育て支援として必要だと考えら れている割合が男女ともに高いのは「子育てに関 する悩みを気軽に相談できるような活動」と「子育 てをする親同士で話ができる仲間作りの活動」です。 ■あなたは、子育てにおいて地域社会における住民同士の 助け合いとして、どのような活動が望ましいと思いますか。 (%) 60 53.4 悩みを相談したり、語り合ったりすることは、親に とっても子どもにとってもよい環境を導くことがで N=732 男性 N=497 51.3 50 46.9 45.8 少子化や核家族化がすすみ、子育て中の親たちが 気軽に話しができる機会が少なくなってきました。 女性 42.7 37.6 40 33.0 30 27.3 27.0 35.6 40.3 35.0 30.7 26.4 20 きます。 女性が男性より必要だと考えている割合が最も高 いのは「不意の外出のときなどに子どもを預かる活 動」です。一方、男性が女性より必要だと考えてい る割合が高いのは「子どもにスポーツや勉強を教え る活動」と「子どもと遊ぶ活動」です。 子どもを取り巻くさまざまな事件に対処するため にも、地域で支え合い、社会全体で子どもを守り、 育てていくことが求められています。 10.0 10 1.6 0.6 0 相子 談育 でて きに る関 よす うる な悩 活み 動を 気 軽 に 活子 動育 て 家 庭 の 家 事 を 支 援 す る を不 預意 かの る外 活出 動の と き な ど に 子 ど も 子 ど も と 遊 ぶ 活 動 教子 えど るも 活に 動ス ポ ー ツ や 勉 強 を で子 き育 るて 仲を 間す 作る り親 の同 活士 動で 話 が 入子 手育 して あに え関 る連 よし うた な情 活報 動を 簡 単 に そ の 他 7.8 4.0 2.5 3.4 3.7 特 に な い わ か ら な い 無 回 答 7 ③ 子育てについての考え方 女の子も男の子も、「経済的自立」と「家事」を 男女ともに、女の子は「家事ができるように」、男の子は「経済的に自立ができるように」育てることがよい という傾向があります。女の子は「経済的自立ができるように」、また、男の子は「家事ができるように」育て ることがよいという考え方については、女性と男性で意識の差が表れています。 まだ多くの人が「男の子は男らしく、女の子は女らしく育てるのがよい」という子育て観を持っています。個 性を尊重し、「自分らしく」生きるという認識を深めていくことも大切です。 ■子育てについて、あなたのご意見をおたずねします。 そう思う 男の子は男らしく、 女の子は女らしく 育てるのがよい どちらかといえばそう思う 32.7 45.6 18.1 44.5 女の子は家事ができるように 育てるのがよい 49.6 35.7 48.7 38.0 男の子は経済的に自立が できるように育てるのがよい 21.2 67.8 22.9 50.5 13.9 0 8 69.8 20.8 幼児期から男女平等教育は ぜひとも必要である N=497 30.8 28.3 男の子は家事ができるように 育てるのがよい N=732 男性 35.5 47.5 女の子は経済的に自立が できるように育てるのがよい 女性 44.1 33.1 30.9 36.0 28.4 20 40 60 80 100(%) 5
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