感動は人生の窓を開く ~ 椋 鳩十先生 ~

~ 学 校 だ よ り ~
感動は人生の窓を開く
~
椋
鳩十先生
【編集・発行】
鹿児島市立石谷小学校
【発行日】
平成24年11月1日
~
校長 前田美保子
本校では,一人でも多くの子ども達が読書活動に関心をもち,読書に親しめるようにという
ねらいのもと,10月2日から19日までを校内読書旬間とし,様々な事に取り組みました。
私が小学生の頃は,椋鳩十先生が提唱された「母と子の20分間読書」が推進されている時
で,私は,音読を聞いてもらうくらいのことをしていたように思います。いつの時代も,読書
というのは,大切な教育活動であることには間違いありません。
さて,椋先生が,昭和 54 年に本県の中学生に次のような言葉を贈っています。
この地上に生きとし生けるものすべて,何らかの優れた才能をもっています。人間ばか
りでなく,動物をみてもそのことがはっきりわかります。アリ,モグラ,ハチ,ヘビ,イ
ノシシ,どれをとってみても,それぞれ不思議な力をもっています。
人間もそうです。人間全体に同じようにあたえられた力と個人に一人一人あたえられた
力があります。どんな人間にも,必ず,すばらしい力があたえられています。
けれど,個人にあたえられた独特の力は,ずっと心の奥ふかくに眠っていて,なかなか
出て来ないことの方が多いのです。
ところが,この眠りをゆりおこして,その人の才能や力を引き出してくれるものがあり
ます。それは,「感動」です。
その「感動」は,定評のある優れた本の中にはふくまれています。しかし,人によって,
何から感動を受けるかということも違うのです。広く,定評のある本に目を通し,大きな
感動を受ける人は,自分の人生の窓を大きく開くことの出来る人だと私は思います。
子どもたちが,大きくなったら,朝起きたら新聞を読み,暇を見つけて本を手にする大人に
育って欲しいと願っています。そうすることで,社会の変化や動きに関心をもち,豊かな生活
を送ることができると思っているからです。
台風17号の影響で
順延となり,10月1日
1日(木)~7 日(水)
に開催しました。
教育週間・ふれあい給食週間
当日は,絶好の天気に
1日(木)昔遊び体験(1・2 年)
恵まれ,子どもたちも練
2日(金)縄ない体験(5・6 年)
習の成果を,精一杯発揮
3日(土)
文化の日
することができました。
4日(日)校区文化祭・ふれあいバザー
平日開催にもかかわらず,多くの方々が来校してく
9日(金)移動図書
ださり,盛会のうちに終了することができました。準 10日(土)まつもと「おはなしフェスティバル」
備から,当日の運営まで,御協力いただきました皆様, 11日(日)松元地域総合文化祭
本当にありがとうございました。
12日(月)全校朝会
13日(火)~22日(木)教育相談週間
13日(火)委員会活動・計算力テスト
14日(水)就学時健康診断
松 元 幼 稚 園 の 年 長 児 19日(月)児童集会
18名を迎え,10 月 18 日 20日(火)クラブ活動
(木)に実施しました。最 21日(水)PTA総務委員会
初は,緊張気味だった園児 22日(木)学習発表会
のみんなも,次第に慣れ, 23日(金)
勤労感謝の日
とても楽しそうに交流し 25日(日)松元地域人権問題研修会
ていました。
鹿児島市長選挙
1年生は「小学校の先輩」として,国語の授業で「く 26日(月)学年集会
じらぐも」を元気よく発表してくれました。47 名の 1 27日(火)代表委員会・児童保健委員会
年生が大変頼もしく感じられた瞬間でした。
30日(金)西地区学校保健研究協議会
県理科研究記録審査会
【特選】
4年 宮内 菜子
内容「アルカリはかせとマンガンはかせ」
子ども環境メッセージコンテスト2012
【銅賞】
2年 大西 憲斗
6年 有村 美穂
読書旬間の取組の一つとして,19日(金)には「読書まつ
り」が行われました。低学年は,チームで協力して主人公を当
てるゲーム『「むかしばなし」でアニマシオン』を,中学年は,
方言に親しみ言葉の響きや物語を楽しむ『「鹿児島弁」でアニ
マシオン』を,高学年は,情報の中から必要なものを読み解き,
正しい答えを導き出す『
「ウォーリーを探せ!」でアニマシオン』を行いました。準備の段階
からお手伝いいただきました「読書ボランティア」の方々,ありがとうございました。
市小学校陸上記録会(10 月 10 日 鴨池陸上競技場)
【第4位】 5年 脇田 稜平 5男 走り幅跳び 3m82cm
6年 中間 梓温 6男 走り高跳び 1m34cm
【生活目標】 学校をきれいにしましょう。
【保健目標】 好き嫌いをなくし,バランスよく食べよう。
あ 】 廊下や階段は静かに歩きましょう。 ≪あつまり≫
【3つの○