経済学部・最適化と制御 (1) Resumé 1. 3 つの例 2. 必要な道具 問題 1. 類似の例を考えよ。 [参考] 講義ノートと問題の解答 URL:https://www.cis.fukuoka-u.ac.jp/ nyamada/講義ノート 福岡大学 HP→ 教育 → 理学部 → 応用数学科 → 応用数学科個別サイト → 教員一覧 → 山田直記 1 経済学部・最適化と制御 (2) Resumé 1. 連立 1 次方程式 2. 連立 1 次方程式と直線のグラフ 問題 1. 次の連立 1 次方程式を、拡大係数行列を用いて解け。 (1) { x + 4y = 16 (2) { 2x + 5y = 30 3x + 2y = 18 4x + y = 24 2. 次の連立方程式を直線を用いて表せ。 { 7x + 5y = 35 x + 2y 2 =8 経済学部・最適化と制御 (3) Resumé 1. 1 次不等式の表す領域 2. 連立 1 次不等式の表す領域 3. 線形計画法の数学的表現 問題 1. 次の不等式の表す領域を図示せよ。 (1) 3x + y ≦ 18 (2) 2x + 5y ≦ 30 2. 次の連立不等式の表す領域を図示せよ。 { 7x + 5y ≦ 35 x + 2y 3 ≦8 経済学部・最適化と制御 (4) Resumé 1. 2 次元の線形計画法 —幾何学的アプローチ— 2. 多次元問題の考え方 —シンプレックス法— 問題 1. 目的関数 P = x + 2y を、制約条件 3x + 8y ≦ 200 5x + 4y ≦ 240 と非負条件 x ≧ 0, y≧0 のもとで最大化する問題を考える。次の問いに答えよ。 (1) 実行可能領域を図示せよ。 (2) 実行可能領域の端点の座標を求めよ。 (3) 目的関数 P の最大値とそれを実現する x, y の値を求めよ。 4 経済学部・最適化と制御 (5) Resumé 1. シンプレックス法と幾何学的アプローチ 2. いくつかの例題 問題 1. 目的関数 P = x + 2y を、制約条件 3x + 8y ≦ 200 5x + 4y ≦ 240 と非負条件 x ≧ 0, y≧0 のもとで最大化する問題を考える。次の計算はこの問題をシンプ レックス法で解いたときの計算である。空欄を埋めよ。ただし下線 の数字はピボットを表している。 8 1 0 0 4 0 1 0 0 0 1 0 3 8 7 2 1 18 0 0 0 − 21 1 0 − 14 0 1 4 0 1 5 3 0 1 28 − 28 0 1 2 0 1 0 − 7 7 3 1 0 0 14 1 14 これにより、目的関数 P の最大値は P = ,y= のときに実現される。 5 であり、それは x = 経済学部・最適化と制御 (6) Resumé 1. 関数の変化率、微分 2. 微分の計算 3. 関数の増減、極値 4. 平均値の定理 5. 応用 問題 1. 次の関数の導関数を求めよ。 (1) y = 3x3 − x2 (2) y = −5x2 + 10x (3) y = x3 − 6x2 + 3 (4) y = (4x2 − 1)(3x + 2) √ (5) y = x2 + x 2. 次の関数の増減を調べてグラフの概形を描け。 (1) y = x3 − 12x − 1 (2) y = −2x3 − 3x2 6 経済学部・最適化と制御 (7) Resumé 1. 2 変数関数と曲面 2. 偏微分 3. 極値 問題 1. 次の関数の偏導関数を求めよ。 (1) z = 2x2 + xy + y 2 (2) z = 3x2 − 2x2 y + y 4 − 2 (3) z = (x − y)(x2 + 3y) √ (4) z = x2 + x y + y 3 (5) z = x3 y + 2x1/3 y 2/3 7 経済学部・最適化と制御 (8) Resumé 1. 等式制約条件つき最適化問題 2. ラグランジュ乗数法 問題 1. 次の関数の極値を求めよ。 (1) z = x2 + 2y 2 − 2x + 4y + 1 (2) z = 3x2 − 6xy + 2y 3 − 3 8 経済学部・最適化と制御 (9) Resumé 1. ラグランジュ乗数法の例 2. ラグランジュ乗数法の幾何学的解釈 問題 1. 次の等式制約条件つき最適化問題を、ラグランジュ乗数法を用いて 解け。 (1) maximize 3x + y subject to x2 + y 2 = 1 (2) maximize xy subject to x2 + y 2 = 2 9 経済学部・最適化と制御 (10) Resumé 1. 不等式制約条件をもつ最適化問題 2. クーン・タッカーの定理 問題 1. 次の不等式制約条件つき最適化問題を、クーン・タッカーの定理を 用いて解け。 (1) maximize 2x − y subject to x2 − y ≦ 1 ≧ 0 (2) maximize xy subject to 2x + y 2 ≦ 3 10 経済学部・最適化と制御 (11) Resumé 1. 不定積分 2. 公式と計算 3. 定積分 4. 例 問題 1. 次の不定積分を求めよ。 ∫ (1) (x2 + 3x + 1) dx ∫ (2) (x + 1)(2x − 1) dx ∫ (3) t(3t + 1) dt ) ∫ ( 1 (4) dx x+ x ∫ (5) (et + e−t ) dt 2. 次の定積分を求めよ。 ∫ 3 (1) (x2 − 2x) dx 1 ∫ 1 (2) −1 1 (3x2 + 14x − 8) dx ∫ e2t dt 0 ) ∫ e( 1 (4) x+ dx x 1 (3) 11 経済学部・最適化と制御 (12) Resumé 1. 動的最適化問題 2. 例と数学的定式化 3. 最適化の必要条件 4. オイラー方程式 問題 1. 次の数式で表現された動的最適化問題の具体例を考えてみよ。 ∫ 1 minimize F [x] = (x(t) + ẋ(t)) dt subject to x(0) = 0, 0 x(1) = 1 12 経済学部・最適化と制御 (13) Resumé 1. オイラー方程式の導出とその解法 2. 製造計画の問題 3. 懸垂線の問題 問題 1. 動的最適化問題の具体例を考えてみよ。 13 経済学部・最適化と制御 (14) Resumé 1. 動的最適化問題の解法 2. 問題演習 問題 次の動的最適化問題を,オイラー方程式を用いて解け。 ∫ 3 1. minimize F [x] = (12tx(t) + ẋ(t)2 ) dt 1 subject to x(1) = 0, x(3) = 6 ∫ 2 2. minimize F [x] = (ẋ(t)2 + tẋ(t) − x(t)) dt 0 subject to x(0) = 2, x(2) = 4 ∫ 1 3. minimize F [x] = (x(t)2 + ẋ(t)2 ) dt 0 subject to x(0) = 1, x(1) = 1 ∫ 1 4. minimize F [x] = e−rt (t2 + ẋ(t)2 ) dt 0 subject to x(0) = 0, x(1) = 2 14 経済学部・最適化と制御 (15) Resumé 1. まとめ 2. 総合演習 問題 1. 練習問題を配付予定。 15
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