住所:438-0016 磐田市岩井 315 ホームページアドレス 電話:0538-39-3022 FAX:0538-39-3023 http://www.city.iwata.shizuoka.jp/okegaya-vc シオカラトンボとムギワラトンボについて 平地の明るい池を好む中型のトンボです。 各地にもっとも普通に見られるトンボの一種 で、市街地の公園や社寺などの池でも見るこ とができます。 草原や道ばたなどのくいや棒(ぼう)の先 にとまり、近くに飛んでくる小型の昆虫を待 ちぶせています。 若いうちは、黄褐色(おうかっしょく)と 黒の縞模様(しまもよう)です。(写真右上) 雌(めす)は成熟しても「ムギワラ色」の ままで、 「ムギワラトンボ」と言われています。 (写真右下) 雄(おす)も若いうちは雌と同じ「ムギワ ラ色」をしていますが、しだいに腹部の表面 に白っぽい粉がふいてきて、体色は青くなっ てきます。つまり、 「ムギワラトンボ」が白っ ぽい塩のような殻(から)をかぶってくるの で「シオカラトンボ(塩殻蜻蛉)」と言われて います。(写真左下) シオカラトンボ♂(未熟) シオカラトンボ♀ シオカラトンボ♂ 別のいわれは、雄の白っぽい粉を「塩辛 昆布(しおからこんぶ)」の白い塩にみたて て「シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)」とも言わ れています。 トピックス 2種類のトンボ確認 今回確認されたのは、サナエトンボ科の小型のヒメサナエ(69種目)と中型のアオ サナエ(70種目)です。2種類とも幼虫(ヤゴ)の生育場所が河川であるため、大田 川から飛来したと思われます。 アオサナエ ヒメサナエ 体長4cm位のスリムな体つき をした可憐(かれん)なトンボで す。翅胸(しきょう)前面の背隆 線(はいりゅうせん)下方にえり 状に連なる細い黄色条がありま す。幼虫は川を下って下流で羽化 をします。おもに、山間の渓流(け いりゅう)や河川の上・中流域に 生息します。東海地方では、成虫 は5月下旬から出現します。 緑色の強いややがっしりした中型(体長6c m位)のトンボです。翅胸前面に平仮名の 「い」の字形をした太い黄緑色条があり、胸 側も広く黄緑色をしています。雄は成熟する と黄緑色部が鮮やかな緑色に変色します。お もに、平地や丘陵地の清流に生息します。東 海地方では4月下旬から出現します。 最初、「オオサナエ」の名で記録されました が、雄は成熟すると鮮やかな緑色に変色する ことから「アオサナエ」と改称されました。 * 参加はすべて無料です。 参加申し込みはビジターセンターへ 8月の行事予定 ◎ 「竹笛工作教室」8月8日(日) ・日 程 9:00 ∼ 受 9:30 ∼11:30 付 工作教室 ・場 所 桶ケ谷沼ビジターセンター視聴覚室 ・対 象 一般(小学生以下は保護者同伴で) ・内 容 ブタ笛、ウグイス笛、セミしぐれなどを作ります。 ・持ち物 特にありません。 ◎ 「アカトンボ調査会」8月22日(日)8:00∼17:00頃 ・募集定員は若干名、詳細は「桶ケ谷沼ビジターセンター」または、「桶ケ谷沼を考 える会」まで
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