国の天然記念物・ヤマネは、「不思議の 国のアリス」に眠ってばかりいる変なネズ ミとしても出てきます。完全冬眠する不思 議な生態で、日本には 1 種しかいない“珍 獣”です。 最近、飯能市内の山間部で生息が確認さ れたため、この貴重なヤマネを保護すると ともに、エコツアーなど飯能の魅力発信に 活用するため、生息調査を行っています。 調査は筑波大学の指導・協力を得て行って います。 ※写真提供:筑波大学八ヶ岳演習林 ○ヤマネとは ネズミ目ヤマネ科ヤマネ属 Glirulus japonicus <分布> 本州、四国、九州の山間部(低山~高山) <生態> 森林に生息し、夜に樹上性で枝を伝いなが ら移動し、樹洞などにコケや裂いた樹皮を集め て巣をつくる。虫や木の実などを食べる。冬は 体温を大きく低下させ冬眠する(*クマは冬ご もりで冬眠はしない)。 <形態> 体長:6~8cm、20~30g。背中に黒い筋が あるのがネズミ等との区別点。 ●ヤマネ情報の提供のお願い 飯能市内でのヤマネの生息情報をご存じ でしたら、生死、過去現在を問わず教えてく ださい。「家の中に入り込んだ」「猫がくわ えてきた」「父が山仕事の際に見たと言って いた」など、是非お聞かせください。 (H25 年 12 月まで) <送付方法> 裏面を参考にお送りください。 ●本調査は市の「市民活動支援事業」補助を 受けて、 関係課の協力の下に実施しています。 ●ヤマネ講演会の御案内 ******** 平成 25 年 6 月 9 日(日)14:30~16:30 富士見地区行政センター(公民館)集会室 講師 筑波大学八ヶ岳演習林 杉山昌典氏 無料 (どなたでも歓迎します) ******************** NPO 法人 天覧山・多峯主山の自然を守る会 住所 飯能市柳町18-17 HP http://www.tenranzan.com/ 代表理事 浅野 正敏 調査担当 大石 章 「飯能ヤマネ情報」 FAX送付用 天覧山・多峯主山の自然を守る会 あて 042-971-0963 *平成25年12月末まで受付中。 送付者 *次も含め匿名も可です 住所: 連絡先 電話: 電子メール(携帯メール): い つ: 飯能市内 ヤマネ 生息情報 (古い情報も歓迎) どこで: (市内限定) なにを見た: (痕跡も含む) (又は、聞いた) *本年、山間部に調査用巣箱を設置しています。調査協力者も募集します。 連絡事項 (何でも) 調査報告書に、調査協力者として氏名を記載してよろしいですか。 調査報告書へ の氏名記載 はい いいえ *いずれかに○(ない場合は記載しません) 上記情報は、本調査事業以外には使用しないとともに、調査結果のまとめ・公表に当たっ ては情報提供者が識別できないようにいたします。 ●電子メール等での送付先 上記様式に準じて、以下へ御連絡ください。問合せ先も同じ。 電子メール:[email protected] 大石 章(できればこちらへお願いします) 電話:042-974-1691 浅野正敏(不在時あり) お願い ・ヤマネは国の天然記念物のため、許可なく捕獲、飼育、運搬などはできません。 ・猫が捕ってくるなどして死んだ場合、貴重な生息情報になりますので、飯能市生涯学習課への連絡をお 願いいたします。 電話042-973-3681(課直通)生涯学習課文化財担当
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