Trueflow 3 Ver3.12 「Symantec AntiVirus Corporate Edition Version 10.0」 セットアップガイド 本書について ----------------------------------------------------------------------------- ⅵ 1 . 更新情報- ---- ------ ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- - --- ---- ---- - 1 2. 新規インストール手順(サーバーOS 用)------------------------------------- 3 3. 新規インストール手順(クライアント OS 用)------------------------------ 10 4. LiveUpdate 設定--------------------------------------------------------- 17 定時 LiveUpdate の場合---------------------------------------------- 17 (手動)LiveUpdate の場合------------------------------------- 21 5. Auto-Protect 設定------------------------------------------------ 23 全ファイルで適応する場合(安全性重視)---------------------------- 23 システム部分のみで適応する場合(パフォーマンス重視)---------------- 25 6. 起動時スキャン設定---------------------------------------------- 29 7. 定時スキャン設定--------------------------------------------- 32 8. Trueflow パッチインストール時の設定----------------------------- 36 i ■操作する前に必ずお読みください ■警告 ・ グラフィックディスプレイを長時間見続けないでください。 ・ グラフィックディスプレイを長時間見続けて、眼や肩、首、腕、他の体の一部に不快感 を感じたときには、すぐにコンピューターの使用をやめ、不快感がなくなるまで休息し てください。また、不快感が継続するようなら、すぐに医師に相談してください。 ■ご注意 1. このソフトウエアをご使用の前に、必ずリファレンスマニュアルをよく読み、内 容を理解して、マニュアルに従ってご使用ください。 2. 大日本スクリーン製造株式会社の許可なく複製、改変などを行うことはできませ ん。 3. 製品の改良により、本書の内容と製品に合致しないところがあったり、また本書 の内容の一部を将来予告なしに変更することがあります。 4. 本書の内容については万全を期して作成しておりますが、万一ご不明な点や誤り、 記載漏れなどお気づきの点がございましたら、弊社までご連絡ください。 5. 弊社では、本プログラムおよびソフトウエアの運用を理由とする損失逸失利益な どの請求につきましては、本操作説明書の誤記、記載漏れなどに関わらずいかな る責任も負いかねますので、あらかじめご了承ください。 6. 弊社の製品、プログラムおよびソフトウエアにおいて、お客様側での改造または 分解、誤用、設置環境の不備等、当社の支配できない状況によって生じる損害に ついての責任は当社では負いません。 7. その他本ソフトウエアの使用条件につきましては、エンドユーザー・ソフトウエ ア・ライセンス契約書に定められておりますので、ご使用前によくお読みくださ い。 ii 各社の商標 ■ Copyright © 2000-2004 DAINIPPON SCREEN MFG. co., ltd. All rights reserved. ■ Microsoft、Windows、Windows Server は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の 国における登録商標です。Internet Explorer は 米国 Microsoft Corporation の登録商標です。 ■ Adobe、Adobe ロゴ、PostScript、PostScript ロゴ、Adobe PDF ロゴ、Adobe Illustrator、Adobe Photoshop、PageMaker は、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。 Adobe Acrobat、Adobe Acrobat ロゴは Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社の 商標です。 Adobe Systems Incorporated は、PostScript 言語および PostScript インタプリタに関する著作権 も所有しています。 本書の PostScript という商標は、Adobe Systems Incorporated が提供するもの、または Adobe Systems Incorporated が定義する PostScript 言語で書かれたプログラムにしか使用されません。 ■ ■ Apple、 Macintosh、Mac OS は Apple Computer Incorporated の登録商標です。 Quark,QuarkXPress および QuarkXTension は米国特許庁はじめ多数の国々において登録されている クォーク社の商標です。 QUARK,INC. MAKES NO WARRANTIES, EITHER EXPRESS OR IMPLIED, REGARDING THE ENCLOSED COMPUTER SOFTWARE PACKAGE, ITS MERCHANTABILITY, OR ITS FITNESS FOR ANY PARTICULAR PURPOSE. QUARK,INC. DISCLAIMS ALL WARRANTIES INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO THE WARRANTIES OF THE DISTRIBUTORS, RETAILERS AND DEVELOPERS OF THE ENCLOSED SOFTWARE. (クォークは、同封のコンピュータソフトウエアパッケージやその市場性、またはいかなる特定の目的に対 する 適合性に関し、保証することを明言も示唆もしない。クォークは、同封のソフトウエアの販売代理店、 小売店、デベロッパーの保証を含む、しかしこれに限定されない、保証を破棄する。) WITHOUT LIMITING THE FOREGOING, IN NO EVENT SHALL QUARK,INC. BE LIABLE FOR ANY SPECIAL, INDIRECT, INCIDENTAL,OR CONSEQUENTIAL DAMAGES IN ANY WAY RELATING TO USE OR ARISING OUT OF THE USE OF THE ENCLOSED SOFTWARE. QUARK,INC.'S LIABILITY SHALL IN NO EVENT EXCEED FIFTY DOLLARS ($50.00). (前述を制限するものではないが、同封のソフトウエアの使用による、または使用に関する特別、間接的、 付随的、もしくは結果的なダメージに関してクォークはいかなる場合も責任を負わない。クォークの責任は、 いかなる場合であっても、US$50.00 を超えることが無いものとする。) THE EXCLUSION OF IMPLIED WARRANTIES AND/OR THE EXCLUSION OR LIMITATION OF INCIDENTAL, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES IS NOT ALLOWED IN SOME AREAS, SO THESE EXCLUSIONS AND LIMITATIONS MAY NOT APPLY TO YOU. (暗黙の保証の除外や付随的または間接的ダメージの除外もしくは限定が認可されていない地域では、これ らの除外と限定が貴方に適用されない場合がある。 ) ■ CIP4 and the CIP4 logo are trademarks of the CIP4 Organization. JDF and the JDF logo are trademarks of the CIP4 Organization. ■ RENATUS、千都、ヒラギノ は 大日本スクリーン製造株式会社の登録商標です。 ■ Portions of this software are based in part on the work of the Independent JPEG Group. ■ GHL は Software Research Associate,Inc. および Precision Modeling Laboratory,Inc. の商標 です。 ■ libtiff は Sam Leffler および Silicon Graphics,Inc. の登録商標です。 ■ SentinelSuperPro はレインボー・テクノロジー社の商標です。 iii ■ PitStop は Enfocus 社の登録商標です。 JpegLib is copyright " 1991-1998, Thomas G. Lane, All rights reserved MD5 Lib is copyright " 1991-2, RSA Data Security, Inc. Created 1991. All rights reserved. TiffLib is copyright " 1988-1997 Sam Leffler, 1991-1997 Silicon Graphics, Inc. Zlib is copyright " 1995-2002 Jean-loup Gailly and Mark Adler Portions of this product Copyrights 2003 Glyph & Cog, LLC. Mminstance-1.20 is copyrighted. ■ Copyright © 2001 The International Cooperation for the Integration of Processes in Prepress, Press and Postpress (CIP4). All rights reserved. This product includes software developed by the The International Cooperation for the Integration of Processes in Prepress, Press and Postpress (www.cip4.org) This software consists of voluntary contributions made by many individuals on behalf of the The International Cooperation for the Integration of Processes in Prepress, Press and Postpress and was originally based on software ■ copyright © 1999-2001, Heidelberger Druckmaschinen AG copyright © 1999-2001, Agfa-Gevaert N.V. Copyright © 2004 Symantec Corporation. All Rights Reserved. Symantec, the Symantec logo, LiveUpdate, and Norton AntiVirus are U.S. registered trademarks of Symantec Corporation. Norton Internet Security, Norton Personal Firewall, Symantec AntiVirus, Symantec Client Firewall, Symantec Client Security, and Symantec Security Response are trademarks of Symantec Corporation. ■ その他の会社名、および商品名は、各社の商標または登録商標です。 ■ この製品は、次の1つまたはそれ以上の特許に基づくライセンスを得ています。 米国特許 5,113,249, 5,323,248, 5,420,702 and 5,481,379" iv ■本書の構成 本書の構成 本書は、次のように構成されています。 1 章 更新情報 Symantec AntiVirus Corporate Edition の各製品バージョンにおける留意点に ついて説明しています。 2 章 新規インストール手順(サーバーOS 用) Symantec AntiVirus Corporate Edition をサーバーOS のシステムに新規インス トールする手順について説明しています。 3 章 新規インストール手順(クライアント OS 用) Symantec AntiVirus Corporate Edition をクライアント OS のシステムに新規 インストールする手順について説明しています。 4 章 LiveUpdate 設定 プログラム、ウィルス定義ファイルの自動更新機能「LiveUpdate 機能」の設定手順 について説明しています。 5 章 Auto-Protect 設定 ワームからの攻撃に対してリアルタイムで保護する「Auto-Protect 機能」の 設定手順について説明しています。 6 章 起動時スキャン設定 起動時にディスクのスキャン機能の使う設定手順について説明しています。 7 章 定時スキャン設定 定時にディスクのスキャン機能を使う設定手順について説明しています。 8 章 Trueflow パッチインストール時の設定 Trueflow パッチをインストールする時の設定手順について説明しています。 本書の表記 本書では説明に、以下のアイコンを使用しています。 注意 メモ 操作 10.0 操作方法を誤ると、装置にダメージを与えたり、時間のロスにつながったりする 注意事項を記載しています。 本文中で説明できなかった補足説明や、知っておくと便利な情報を記載していま す。 操作の手順を説明しています。 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0で追加または更新された項目 v ■ 本書について 本 書 は 、 Trueflow Ver3.12 に て Symantec 社 の Symantec AntiVirus Corporate Edition(以下 Symantec AntiVirus Corporate Edition と呼ぶ) をご使用頂くための弊社推奨設定について記述しています。 Symantec AntiVirus Corporate Edition に関する詳細情報は、製品マニュアルを お読みください。 注意 本書での推奨設定は、全てのワーム(コンピュータウィルス)に対する保護を保証す るものではありません。 Symantec AntiVirus Corporate Edition のインストール時は必ずシステム管理 者とご相談ください。 本書の手順に従って、Trueflow Ver3.12 の動作検証を行っておりますが Trueflow Ver3.12 の全ての動作を保証するものではありません。万一動作不良が発生した場合 は、推奨設定の変更、製品バージョンの変更、Symantec AntiVirus Corporate Edition の削除等を行う必要があります事を予めご了承ください。 vi Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 1更新情報 この章では、Symantec AntiVirus Corporate Edition の各製品バージョンに おける留意事項について説明しています。 10.0 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 での留意事項 1.改変対策【新機能】 設定内にスパイウェア対策として「改変対策」が新設されました。(デフォルトは OFF)この機能を有効にした場合、弊社製品において下記不具合が発生する事を確 認しております。従って、下記製品においてはこの機能は使用しないください。 [Trueflow および Trueflow 3 シリーズ] Trueflow サーバー起動時に下記警告が発生します。 (ウィンドクローズボタン[X]をクリックしても、繰り返し通知ウィンドが表示され ます。) 1 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 2.Auto-Protect 機能 サポートの拡張 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 より、弊社製品における全 ファイルを保護対象とした Auto-Protect 機能のサポートを開始しました。 詳細は、4章 「Auto-Protect 機能の設定」をご覧ください。 3.スキャン機能における留意点 下記の製品バージョンにおいて、スキャン設定(起動スキャン、定時スキャン、完全 スキャン、カスタムスキャン)で指示した対象ファイルの内、一部指定通りにスキャ ンされてない不具合を弊社の評価環境にて確認しております。 スキャン機能を使用される場合は、下記製品バージョンにアップデートされる事を推 奨いたします。 弊社で上記不具合を確認した製品バージョン Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 プログラムバージョン プログラム 10.0.0.359 スキャンエンジン 103.0.2.7 弊社で上記不具合の修正を確認した製品バージョン Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0.2 MR2 プログラムのバージョン プログラム 10.0.2.2000 スキャンエンジン 51.3.0.11 メモ 入手方法ならびにお問い合わせは、Symantec AntiVirus Corporate Edition の 製品に記載されている Symantec 社のサポート窓口にご相談ください。 2 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 2 新規インストール手順(サーバーOS 用) こ こ で は 、「 Symantec AntiVirus Corporate Edition 」 を サ ー バ ー OS(WindowsServer2003,Windows2000Server など)のシステムに新規イン ストールする手順について説明します。 クライアント OS(WindowsXPProfessional,Windows2000Professional な ど)にインストールする場合は、「3 章 新規インストール手順(クライアント OS 用) 」 に進んでください。 注意 「Symantec AntiVirus Corporate Edition」に関する詳細情報は製品マニュア ルをお読みください。 システム管理者から別途指示がある場合は、システム管理者と事前に相談し てください。 操作 1. 「Symantec AntiVirus Corporate Edition」のインストール準備をおこない ます。 ・新規インストール以外の手順については、「Symantec AntiVirus Corporate Edition」のインストールガイドをお読みください。 ・C ドライブのディスク空き容量を事前に十分確保してください。 その他の注意点については、「Symantec AntiVirus Corporate Edition」の 各種マニュアルをお読みください。 2. 「Symantec AntiVirus Corporate Edition」の CD-ROM を挿入すると、 自動的に下記画面が起動します。「Symantec AntiVirus のインストール」 をクリックします。 メモ <CD-ROM を挿入しても、メニュー画面が表示されない場合> エスクプローラで CD-ROM を開き、直下にある「setup.exe」を W ク リックしてしてメニュー画面を起動してください。 3 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 3. 「Symantec AntiVirus インストール」をクリックします。 4. インストールの準備が開始されます。 5. 「次へ」ボタンを押下します。 4 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 6. 使用許諾契約書をお読み頂き、「使用許諾契約の条項に同意します」のチェック ボックスを選択し、「次へ」ボタンを押下します。 7. 「クライアントインストール」が選択されていることを確認し、 「次へ」ボタン. を押下します。 8. 「カスタム」が選択されていることを確認し、「次へ」ボタンを押下します。 5 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 9. Symantec AntiVirus のツリーの中の「ウィルス対策電子メールツール」をク リックし、「この機能を使用できないようにします。」を選択して、 「次へ」ボタン を押下します。 10. 「管理外」が選択されていることを確認し、「次へ」ボタンを押下します。 11. 「Auto-Protect」、 「LiveUpdate を実行」が選択されていることを確認し、 「次へ」ボタンを押下します。 6 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 12.「インストール」ボタンを押下します。 13. インストールが開始されます。 14. 「次へ」ボタンを押下します。 7 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 15. LiveUpdate の設定が開始されます。 16. 「完了」ボタンを押下します。 メモ <以下のメッセージが表示された場合> この様な場合は、「閉じる」ボタンを押下します。 8 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 17.「完了」ボタンを押下します。 18. 使用中のアプリケーションを全て終了します。 《スタート》 《シャットダウン》から「再起動」を選択し、 システムを再起動します。 以上で「Symantec AntiVirus Corporate Edition」のインストールは終了です。 引続き、「4 章 LiveUpdate 設定」にお進みください。 9 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 3 新規インストール手順(クライアント OS 用) こ こ で は 、「 Symantec AntiVirus Corporate Edition 」 を ク ラ イ ア ン ト OS(WindowsXPProfessional,Windows2000Professional など)のシステム に新規インストールする手順について説明します。 注意 「Symantec AntiVirus Corporate Edition」に関する詳細情報は製品マニュア ルをお読みください。 システム管理者から別途指示がある場合は、システム管理者と事前に相談し てください。 操作 1. 「Symantec AntiVirus Corporate Edition」のインストール準備をおこない ます。 ・新規インストール以外の手順については、「Symantec AntiVirus Corporate Edition」のインストールガイドをお読みください。 ・C ドライブのディスク空き容量を事前に十分確保してください。 その他の注意点については、「Symantec AntiVirus Corporate Edition」の 各種マニュアルをお読みください。 2. 「Symantec AntiVirus Corporate Edition」の CD-ROM を挿入すると、 自動的に下記画面が起動します。「Symantec AntiVirus のインストール」 をクリックします。 メモ <CD-ROM を挿入しても、メニュー画面が表示されない場合> エスクプローラで CD-ROM を開き、直下にある「setup.exe」を W ク リックしてしてメニュー画面を起動してください。 10 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 3. 「Symantec AntiVirus インストール」をクリックします。 4. インストールの準備が開始されます。 5. 「次へ」ボタンを押下します。 11 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 6. 使用許諾契約書をお読み頂き、「使用許諾契約の条項に同意します」のチェック ボックスを選択し、「次へ」ボタンを押下します。 7. 「クライアントインストール」が選択されていることを確認し、 「次へ」ボタン. を押下します。 8. 「すべて」が選択されていることを確認し、「次へ」ボタンを押下します。 12 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 9. 「管理外」が選択されていることを確認し、「次へ」ボタンを押下します。 10. 「Auto-Protect」、 「LiveUpdate を実行」が選択されていることを確認し、 「次へ」ボタンを押下します。 11.「インストール」ボタンを押下します。 13 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 12. インストールが開始されます。 13. 「次へ」ボタンを押下します。 14. LiveUpdate の設定が開始されます。 14 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 15. 「完了」ボタンを押下します。 メモ <以下のメッセージが表示された場合> この様な場合は、「閉じる」ボタンを押下します。 15 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 16.「完了」ボタンを押下します。 17. 使用中のアプリケーションを全て終了します。 《スタート》 《シャットダウン》から「再起動」を選択し、 システムを再起動します。 以上で「Symantec AntiVirus Corporate Edition」のインストールは終了です。 引続き、「4 章 LiveUpdate 設定」にお進みください。 16 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 4 LiveUpdate 設定 この章では、Symantec AntiVirus CorporateEdition の LiveUpdate 機能設定 をおこなう場合の操作方法について説明しています。 メモ <LiveUpdate 機能とは> LiveUpdate 機能とは、Symantec AntiVirus Corporate Edition の プログラムやウィルス定義ファイルを自動もしくは手動にて更新ができ る機能です。 注意 操作 LiveUpdate 機能を使用するにはインターネットを経由して Symantec 社の専用 サーバーに接続できる環境が必要です。 定時 LiveUpdate の場合 1 .「 ス タ ー ト 」 メ ニ ュ ー か ら 《 プ ロ グ ラ ム 》《 Symantec Client Security》 《Symantec AntiVirus》を起動します。 17 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド しばらくすると、Symantec AntiVirus のウィンドが開きます。 2.《ファイル》メニューから《定時 LiveUpdate》を選択します。 3.自動更新 [定時自動更新を有効にする]のチェックボックのチェック を入れ、[スケジュール]ボタンを押下します。 18 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 4.頻度とタイミングを設定します。 ここでは、頻度は [日単位]を選択し、タイミングは[12:00]を選択しま す。 続けて[OK]ボタンを押下します。 メモ ・お客様の運用に応じて、頻度、タイミングを選択してください。 但し、頻度の間隔を大きくすると相対的にセキュリティの確保が難し くなります。 ・設定内容に関してはシステム管理者にご相談ください。 ・LiveUpdate での定期ウィルス定義ファイルの更新は毎木曜日に おこなわれます。 5. 「スタート」メニューから《設定》 《コントロールパネル》を起動しま す。 19 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 6.《Symantec LiveUpdate》アイコンをダブルクリックして起動し ます。 7.《一般》タグを選択します。 LiveUpdate をどう使いますか?の項目で、 《高速モード》を選択します。 下の高速モードの設定は以下の2つのチェックを入れます。 そして、《OK》ボタンを押下します。 これで 定時 LiveUpdate の設定は終了です。 20 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド (手動)LiveUpdate の場合 注意 ・LiveUpdate 機能を使用するにはインターネットを経由して Symantec 社の専 用サーバーに接続できる環境が必要です。 ・この手順の場合は、この操作を行ったときのみプログラム、ウィルス定義ファイル が更新されます。 操作 1 .「 ス タ ー ト 」 メ ニ ュ ー か ら 《 プ ロ グ ラ ム 》《 Symantec Client Security》 《Symantec AntiVirus》を起動します。 2. しばらくすると、Symantec AntiVirus のウィンドが開きます。 《LiveUpdate》ボタンを押下します。 21 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 2.LiveUpdate が開始されます。 ウィルス定義ファイルの更新が行われた場合は以下のダイアログが表示 されます。 これで 手動 LiveUpdate の設定は終了です。 22 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 5 Auto-Protect 設定 この章では、Symantec AntiVirus CorporateEdition の Auto-Protect 機能設 定をおこなう場合の操作方法について、Auto-Protect 機能を全ファイルで適応する 場合(安全性重視)と、システム部分のみで適応する場合(パフォーマンス重視)の ケースに分けて説明しています。お客様の運用に合わせて選択してください。 10.0 全ファイルで適応する場合(安全性重視) 注意 ここでは、安全性を重視して、全てのファイルに対して Auto-Protect 機能を有効 にする設定を説明します。この設定においても5章の「起動時スキャン」あるいは6 章の「定時スキャン」を併用される事を推奨いたします。 ま た 、 こ の 設定 で はファイルへのアクセスがあった場合(読み込みも含む)、 Auto-Protect 機能により常時全てのファイルが監視されることになるため弊社製 品における生産性が 5%~40%程度劣化致します。(当社環境における評価結果) 操作 1.「スタート」メニューから《プログラム》《Symantec Client Security》 《Symantec AntiVirus》を起動します。 23 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 2.設定内の [ファイルシステム Auto-Protect]を選択します。 ファイルシステム Auto-Protect 内の[Auto-Protect を有効にする]を選択し、 「OK」ボタンを押下して設定を保存します。 これで Auto-Protect 全ファイルで適応する場合(安全性重視)の 設定は終了です。 24 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド システム部分のみで適応する場合(パフォーマンス重視) 注意 ここでは、5章の「起動時スキャン」あるいは6章の「定時スキャン」の併用を前提 に、Auto-Protect 機能によるパフォーマンスの劣化を最小限に止めるためデフォル トから Auto-Protect 機能の設定を変更しております。従って、この設定のみで運 用するのは大変危険ですのでお止めください。 操作 1.「スタート」メニューから《プログラム》 《Symantec Client Security》 《Symantec AntiVirus》を起動します。 2.設定内の [ファイルシステム Auto-Protect]を選択します。 25 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 3.オプション [選択したファイルとフォルダを除外する]のチェックボックスの チェックを入れ、 [除外]ボタンを押下します。 4. [ファイル/フォルダ]ボタンを押下し、[OK]ボタンを押下します。 5.Auto-Protect 機能を除外したい、フォルダを選択します。 ここでは D,E,F ドライブ全体のチェックボックスをチェックし、これらを除 外します。設定が完了したら[OK]ボタンを押下します。 26 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 6.《OK》ボタンを押下します。 メモ <Auto-Protect 機能の除外対象について> システムのパフォーマンス劣化を最小限に止めるために、OS エリアの みを Auto-Protect 機能の対象とし、アプリケーションで使用するファ イル/フォルダは除外設定することを推奨します。 注意 <Auto-Protect 機能の除外設定での注意点> Auto-Protect 機能の除外設定を使用する際には、以下の点にご注意下さい。 ・ 除外指定をしたファイル/フォルダについては Auto-Protect 機能が働 かなくなります。設定変更を行う場合は、システム管理者の指示に従って ください。 ・ 手動もしくは、自動による定期ディスク全面スキャンを設定し、必ず併用してシ ステムのセキュリティを確保するようにしてください。 7.[拡張]ボタンを押下し、拡張オプションのウィンドを開きます。 27 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 8.ファイルスキャンのタイミング内の[修正時(作成時にスキャン)]を 選択します。 [バックアップ用に開いた場合]のチェックボックスを押下し、チェック を外します。 各設定を確認し、問題なければ[OK]ボタンを押下します。 9.「OK」ボタンを押下して設定を保存します。 これで Auto-Protect システム部分のみで適応する場合 (パフォーマンス重視)の設定は終了です。 28 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 6 起動時スキャン設定 この章では、起動時スキャンの使用方法について説明しています。 お客様の運用に応じて、本章の「起動時スキャン」もしくは 5 章の「定時スキャン」 のいずれかで運用される事を推奨致します。 メモ <起動時スキャンとは> 起動時スキャンを設定することで Symantec AntiVirus CorporateEditon が起動すると同時に、システム内を自動的にスキャン する事ができます。 システム起動後すぐに、使用(稼動)されないシステムなどで設定する事 で効率的にスキャンを行う事ができます。 注意 <起動時スキャン設定時の注意点> 起動時スキャンを使用する際には、以下の点にご注意下さい。 ・ スキャン中は、システムのパフォーマンスが著しく低下し、アプリケー ションで予期せぬエラーが発生する場合があります。スキャン中はアプリ ケーションを使用しないようにしてください。 ・ スキャンに必要な時間はシステム、ディスク総容量等により異なります。 スキャン終了時刻とシステム稼動開始時刻が重ならないよう、余裕を持っ てスケジュールを決めてください。 ・ 操作 スキャンの設定は重複しないようにしてください。システムが稼動して いない時間帯に合わせ、「起動時スキャン」あるいは「定時スキャン」の いずれかをお客様の運用に応じて設定してください。 1.「スタート」メニューから《プログラム》《Symantec Client Security》 《Symantec AntiVirus》を起動します。 29 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 2.起動時スキャン内の[新しい起動時スキャン]を選択します。 スキャン内の[完全スキャン]を選択し、 [次へ]ボタンを押下します。 3.スキャン内の[名前]を選択し、「起動時全面スキャン」とキー入力し、 [次へ]ボタンを押下します。 30 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 4. [保存]ボタンを押下します。 5.起動時スキャン内に、先ほど作成した設定「起動時全面スキャン」が登 録されていることを確認します。 これで 起動時スキャンの設定は終了です。 31 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 7 定時スキャン設定 この章では、定時スキャンの使用方法について説明しています。 お客様の運用に応じて、本章の「定時スキャン」もしくは 4 章の「起動時スキャン」 のいずれかで運用される事を推奨致します。 メモ <定時スキャンとは> 定時スキャンを設定することで指定した時刻に、Symantec AntiVirus CorporateEditon がシステム内を自動的にスキャンする事ができます。 休憩、交代などで決まった時刻に、使用(稼動)されないシステムなどで 設定する事で効率的にスキャンを行う事ができます。 注意 <定時スキャン設定時の注意点> 定時スキャンを使用する際には、以下の点にご注意下さい。 ・ スキャン中は、システムのパフォーマンスが著しく低下し、アプリケー ションで予期せぬエラーが発生する場合があります。スキャン中はアプリ ケーションを使用しないようにしてください。 ・ スキャンに必要な時間はシステム、ディスク総容量等により異なります。 スキャン終了時刻とシステム稼動開始時刻が重ならないよう、余裕を持っ てスケジュールを決めてください。 ・ 操作 スキャンの設定は重複しないようにしてください。システムが稼動して いない時間帯に合わせ、「起動時スキャン」あるいは「定時スキャン」の いずれかをお客様の運用に応じて設定してください。 1.「スタート」メニューから《プログラム》《Symantec Client Security》 《Symantec AntiVirus》を起動します。 32 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 2.定時スキャン内の[新しい定時スキャン]を選択します。 スキャン内の[完全スキャン]を選択し、 [次へ]ボタンを押下します。 3.定時スキャン内の [名前]に「毎12:15全面スキャン」とキー入力します。 [次へ]ボタンを押下します。 33 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 4.頻度 内の[日単位]のチェックボックスを押下します。 ここでは、タイミング 内の[時刻]で「12:15」を選択します。 [次へ]ボタンを押下します。 メモ お客様の運用に応じて、頻度、タイミングを選択してください。 但し、頻度の間隔を大きくすると相対的にセキュリティの確保が難しくなります。 設定内容に関してはシステム管理者にご相談ください。 推奨設定 [頻度] [タイミング] 注意 「日単位」 「システムが稼動していない時刻」 (例) 早朝、休憩時間、交代時間、時間外など <[頻度]、[タイミング]設定時の注意点> [頻度]、[タイミング]を設定する際には、以下の点にご注意下さい。 ・ [頻度]、[タイミング]は、システムの電源が投入されている時刻を指定してくだ さい。システムの電源が切れている時刻を指定してもスキャンは実行されません。 34 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 5. [保存]ボタンを押下します。 6.定時スキャン内に、先ほど作成した設定「毎 12:15 全面スキャン」が登 録されていることを確認します。 これで定時スキャンの設定は終了です。 35 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 8 Trueflow パッチインストール時の設定 この章では、Trueflow パッチをインストールする時の設定について説明しています。 ここでは、Symantec AntiVirus Corporate Edition の Auto-Protect 機能を 一時的に停止する方法について説明しています。 注意 <Trueflow パッチインストール時の注意点> Trueflow パッチインストール時は、以下の点にご注意下さい。 ・ Trueflow パッチインストール時は、Symantec AntiVirus Corporate Edition の起動時スキャンや定時スキャンを行わないようにしてください。 ・ Trueflow パッチインストール時は、以下の手順に従い、Symantec AntiVirus Corporate Edition の Auto-Protect 機能を一時的に停止してください。 操作 1.「スタート」メニューから《プログラム》《Symantec Client Security》 《Symantec AntiVirus》を起動します。 36 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 2.「設定」メニュー内の「ファイルシステム Auto-Protect」を選択 します。[Auto-Protect を有効にする(推奨)]のチェックボックスをクリ ックしてチェックを外し、[OK]ボタンを押下します。 3.この状態で、Trueflow パッチのインストールをおこなってください。 4.Trueflow パッチのインストールが完了したら、上記の逆の手順で設定 を元に戻してください。 37 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド メモ デフォルトの設定では、一定時間が経過すると Auto-Protect 機能が自動 的に有効になります。(デフォルトで 30 分) Trueflow パッチのインストール時間がこの時間を越える場合は、《拡張》 メニュー内の「自動有効化プログラム」の設定時間を延長しておいてくださ い。 以下の方法でも Auto-Protect 機能を一時停止できます。 1.画面下のタスクバーにある「Symantec AntiVirus Corporate Edition」のアイコン上で右クリックします。 2.「Auto-Protect を有効にする」を選択して、チェックボックスを 外します。 3.Auto-Protect 機能が無効になるとアイコンが以下の表示に変わります。 上記の逆手順にて元の設定に戻ります。 38 更新履歴: 初版 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver9.0 対応 第2版 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 対応、誤記訂正 Trueflow 3 Ver.3.12 Symantec AntiVirus Corporate Edition Ver10.0 セットアップガイド 管理 No.: 100077748V00-01 2006 年 4月 発 行 : 大日本スクリーン製造株式会社 メディアテクノロジーカンパニー
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