日光市シティプロモーション実行計画 日光市シティプロモーション実行計画

日光市シティプロモーション実行計画
平成28年
平成28年2月
日
光
市
目
1
次
計画策定の背景
(1)シティプロモーションの取り組みの背景
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)「地域ブランド調査」における日光市の認知度・魅力度等の現状と課題
・・・・・・
1
2
(3)「市民意識アンケート調査」における市民の愛着度・定住意向度・満足度及び重要度の
現状と課題
・・・・・・・10
(4)「観光客入込数・宿泊数調査」における観光客入込数・宿泊数の現状と課題
2
計画の基本的な考え方
(1)策定の目的
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)計画の位置づけと期間
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)シティプロモーションの考え方
(4)ブランドメッセージ
3
15
15
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
16
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
17
シティプロモーションの取り組み
(1)シティプロモーションの取り組みにあたって
(2)具体的施策
(3)成果指標
4
・・・・13
・・・・・・・・・・・・・・・・
18
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
18
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
40
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
41
推進体制
(1)推進体制
日光市シティプロモーション実行計画
1
計画策定の背景
(1)シティプロモーションの取り組みの背景
日光市は、平成28年3月20日に市制施行10周年を迎えます。平成18年3月に誕生
した当市は、人口約94,000人でスタートしましたが、今では約86,000人と、日
光市総合計画の予測を上回る速度で減少しています。
また、人口減少・少子高齢化の進展などによる社会構造の変化や、自治体を取り巻く環境
の変化の中で都市間競争は激しさを増しています。
こうした中、当市においても将来にわたって活力あるまちを維持していくために、雇用の
創出や地域経済の活性化、定住人口の増加、交流人口の拡大に取り組んでいく必要がありま
す。
これらを踏まえ、市内外の人々に日光市の魅力を発信し、持続的な発展を図るため「日光
市シティプロモーション実行計画」を策定するものです。
シティプロモーションとは
シティプロモーションには明確な定義はありませんが、一般的に
は、地域を持続的に発展させるために地域の魅力を発掘し、それを
地域の内外へと広めることで「地域イメージをブランド化」するこ
と。魅力的なブランドに育て、転入者や来訪者を増やすこと、市民
に愛着や誇りを根付かせることです。
1
日光市シティプロモーション実行計画
(2)「地域ブランド調査」における日光市の認知度・魅力度等の現状と課題
日光市は現在、市民や市外の人から、どのようなイメージや関心を持たれ、どのように評
価されているのか、客観的なデータからみてみます。
「地域ブランド調査」は、㈱ブランド総合研究所が2006年から毎年実施している調査
で、各都市のブランド力を評価し結果を公表しています。
この調査は、全国、1,000市区町村の自治体を調査対象に、20歳代から60歳代の
消費者がインターネット回答により、各都市における「認知度」や「魅力度」、「情報接触
度」など、いくつかの評価項目を指標化して順位付けを行っているものです。
①認知度
認知度
1
14
11
23
21
27
30
31
41
41
平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
平成27年度の結果においては、46.4点で、全国23位でした。
「よく知っている」6.3%、「知っている」24.3%、「少しだけは知っている」2
5.5%、合わせて56.1%の人が、日光市のことを知っていると答えていることか
ら、全国的に認知されているといえます。
一方、34.2%の人が「名前だけは知っている」、8.5%の人が「名前も知らない」
と答えていることから、いかにプロモーション活動をし、認知度を上げることが課題で
す。
認知度:「日光市を、どの程度ご存知ですか?」という問いに対して、「よく知っている」を100点、「知って
いる」を75点、「少しだけ知っている」を50点、「名前だけを知っている」25点、「名前も知らな
い」を0点として、それらを加重平均して算出。
認知度=100点×「よく知っている」回答者割合+75点×「知っている」回答者割合
+50点×「少しだけ知っている」回答者割合+25点×「名前だけは知っている」回答者割合
2
日光市シティプロモーション実行計画
②魅力度
魅力度
1
6
11
16
16
13
17
14
18
21
26
平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
平成27年度の結果においては、29.0点で、全国14位でした。
「とても魅力的」9.0%、「やや魅力的」40.1%、合わせて49.1%の人が、日
光市は魅力的と答えており、魅力度も向上しています。
一方、32.2%の人が「どちらでもない」、3.7%の人が「全く魅力を感じない」と
答えていることから、更に日光市の魅力を発信していくことが課題です。
魅力度:「日光市に、どの程度魅力を感じましか?」という問いに対して、「とても魅力的」を100点、「やや
魅力的」を50点、「どちらでもない」「あまり魅力を感じない」を0点として、それらを加重平均して
算出。
認知度=100点×「とても魅力的」回答者割合+50点×「やや魅力的」回答者割合
3
日光市シティプロモーション実行計画
③情報接触度
情報接触度
1
11
21
28
38
31
41
54
51
61
40
44
平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
平成27年度の結果においては、36.2点で、全国40位でした。
「何度も見聞きした」17.4%、「一度だけ見聞きした」37.7%、合わせて55.
1%の人が、日光市の情報に触れたと回答しており、中でも「旅やグルメに関するテレビ
番組」29.1%、「旅行・観光情報サイト」20.9%と、旅行系の情報接触経路が高い
値となっています。
一方、43.9%の人が「全く見聞きしていない」と答えていることから、各世代が利
用する媒体を活用した情報の発信が課題です。
情報接触度:「過去1年間に、日光市について情報、話題などを見たり聞いたりしたことはありますか?」とい
う問いに対して、「何度も見聞きした」を100点、「見聞きしたことがある」を50点、「全く見
聞きしていない」を0点として、それらを加重平均して算出。
情報接触度=100点×「何度も見聞きした」回答者割合+50点×「見聞きしたことがある」回答者割合
4
日光市シティプロモーション実行計画
④居住意欲度
居住意欲度
1
51
101
151
163
165
172
197
198
201
平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
平成27年度の結果においては、4.0点で、全国198位でした。
「ぜひ住みたい」0.5%、「できれば住みたい」1.6%、「住んでもよい」11.
2%、合わせて13.3%の人が、日光市に住んでもよいと答えていますが、過去5年間
では最低の順位となっています。
一方、48.3%の人が「あまり住みたくない」と答えていることから、住みやすい日
光市をPRすることが課題です。
居住意欲度:「日光市に、住んでみたいと思いますか?」という問いに対して、「ぜひ住みたい」を100点、
「できれば住みたい」を50点、「住んでもよい」を25点、「どちらとも言えない」、「あまり住み
たくない」を0点として、それらを加重平均して算出。
居住意欲度=100点×「ぜひ住みたい」回答者割合+50点×「できれば住みたい」回答者割合+25点×
「住んでもよい」回答者割合
5
日光市シティプロモーション実行計画
⑤観光意欲度
観光意欲度
1
6
11
16
21
20
24
23
25
26
26
31
平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
平成27年度の結果においては、36.8点で、全国23位でした。
「ぜひ行ってみたい」14.8%、「機会があれば行ってみたい」44.0%、合わせて
58.8%の人が日光市に行ってみたいと答えています。
また、過去5年間に日光市を訪れたことがあるという、訪問率は23.9%で、全国4
8位でした。訪問割合として高いものは「行楽・観光のため」20.7%、「買い物・食事
のため」0.6%の順でした。
このことから、「行ってみたい」と思っている人を日光市に訪問させることが課題です。
観光意欲度:「日光市に、観光や旅行に行きたいと思いますか?」という問いに対して、「ぜひ行ってみたい」を
100点、「機会があれば行ってみたい」を50点、「どちらとも言えない」、「あまり行きたいとは
思わない」を0点として、それらを加重平均して算出。
観光接触度=100点×「ぜひ行ってみたい」回答者割合+50点×「機会があれば行ってみたい」回答者割合
6
日光市シティプロモーション実行計画
⑥産品購入意欲度
産品購入意欲度
1
21
41
61
81
106
101
118
123
127
121
141
平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
平成27年度の結果においては、27.8点で、全国127位でした。
「具体的にある」4.6%、「いいものがあれば買いたい」42.7%、「ない」46.
2%でした。
また、「食品」の産品想起率は7.1%、「食品以外」の産品想起率は2.2%でした。
日光市と聞いてイメージできる産品は少なく、全国的には弱いといえます。
このことから、日光市ブランドとして認定した「食の分野における日光ブランド」や
「伝統工芸品」などを、更にPRしていくことが課題です。
産品購入意欲度:「日光市に、購入したい商品(食品や非食品、食事メニューなどを含む)はありますか?」と
いう問いに対して、「具体的にある」を100点、「いいものがあれば買いたい」を50点、「な
い」を0点として、それらを加重平均して算出。
情報接触度=100点×「具体的にある」回答者割合+50点×「いいものがあれば買いたい」回答者割合
産品想起率:「日光市に、購入したいものがあれば具体的な産品名をお書きください」という問いに対して、「食
品」、「食品以外の産品」、それぞれ3品まで自由記述で回答し、100人当たりの記入数でスコア
を算出。
産品想起率=(「食品」または「食品以外」の記入数)/サンプル数×100
7
日光市シティプロモーション実行計画
⑦地域資源に対する評価
地域資源に対する評価
評価(%)
県内順位
全国順位
海・山・川・湖などの自然が豊か
17.5
3
111
魅力的な温泉やレジャー施設・公園などがある
14.0
2
32
スポーツの参加・観戦が楽しめる
1.2
6
205
魅力的な伝統芸能、祭り、イベントがある
6.7
1
32
魅力的な街並みや歴史建造物がある
28.7
1
8
歴史人物、著名人、職人などにゆかりがある
20.8
1
3
魅力的な美術館・博物館がある
2.7
1
42
買いたい土産や地域産品がある
3.7
2
98
優れた伝統的技術がある
5.0
2
33
魅力的な商店街や店舗がある
2.7
1
58
地元産の食材が豊富
2.7
7
388
食事がおいしい
2.9
4
244
道路や交通の便が良い
1.2
6
371
泊まりたい宿泊施設がある
3.2
3
56
人のよさや優しさ、おもてなしがよい
2.1
11
422
地域を代表する産業や企業がある
1.7
10
598
39.4
-
-
無回答(ひとつもないを含む)
平成27年度の結果においては、地域資源の評価は79.8点で、全国14位でした。
内訳は、自然資源が80.0点、歴史資源が108.4点、モノ資源が64.8点、サー
ビス資源が65.8点でした。
資源の中で評価の高い項目には「魅力的な街並みや歴史建造物がある」28.7%、「歴
史人物、著名人、職人などにゆかりがある」20.8%、「海・山・川・湖などの自然が豊
か」17.5%の順でした。
一方、39.4%の人が「無回答(ひとつもないを含む)」と答えており、更に日光市の
魅力ある地域資源を発信していくことが課題です。
地域資源評価:「自然資源」、「歴史資源」、「モノ資源」、「サービス資源」の4資源と定義し、「地域資源に対する
評価」16指数のなかから該当するものを評価群として合算し偏差値化したもの
8
日光市シティプロモーション実行計画
⑧イメージ想起率
日光市のイメージ
想起率(%)
イメージ想起率
県内順位
全国順位
64.9
1
13
歴史・文化のまち
37.0
1
6
学術・芸術のまち
3.2
1
39
44.8
1
13
スポーツのまち
0.8
10
343
国際交流のまち
2.8
1
62
環境にやさしいまち
3.1
5
198
デザインやセンスの良いまち
1.4
4
187
住民参加のまち
1.5
8
337
教育・子育てのまち
0.1
18
919
健康増進・医療福祉のまち
0.6
6
359
農林水産業が盛んなまち
1.1
17
896
地場産業が盛んのまち
1.2
17
831
IT・先端技術のまち
0.0
13
810
生活に便利・快適なまち
1.1
18
994
観光・レジャーのまち
平成27年度の結果においては、イメージ想起率は64.9%で、全国13位でした。
イメージ想起の高かったものは「観光・レジャーのまち」44.8%、「歴史・文化のま
ち」37.0%の順でした。
一方、上記以外では、県内でも下位にランキングされているものも多くあり、日光市の
行っている各種施策等を更にPRしていくことが課題です。
イメージ想起率:日光市に対して、どれか一つでもイメージがあると回答した人の割合。
イメージ想起率=100%-「無回答者割合」
9
日光市シティプロモーション実行計画
(3)「市民意識アンケート調査」における市民の愛着度・定住意向度・満足度及び重要度の
現状と課題
「市民意識アンケート調査」は、市が平成18年から実施している調査で、平成27年度
で5回目となり、結果はホームページ等で公表しています。
この調査は、18歳以上の市民5,000人を無作為に抽出し、郵送による回答により、
「愛着度」や「定住意向度」、「重要度・満足度」など、いくつかの評価項目を指標化して、
重点を置くべき政策分野、日光市総合計画の進捗管理、さらに次期総合計画策定のための基
礎資料とすることを目的としています。
①愛着度
日光市に愛着を感じている市民割合
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
76.5%
77.1%
75.2%
70.2%
平成18年度 平成21年度 平成23年度 平成25年度 平成27年度
平成27年度の結果においては、「感じる」49.8%、「やや感じる」25.4%、合
わせて75.2%の人が愛着を感じると答えています。一方、「あまり感じない」3.
8%、「感じない」2.7%、合計で6.5%の人が愛着を感じていないと答えています。
市民の日光市への愛着度は高いといえます。
今後、日光市の良さをPRすることにより、愛着や誇りを感じる市民の割合を高め、人
口減少対策につなげていくことが課題です。
※平成25年度において、「愛着度」調査は未実施。
10
日光市シティプロモーション実行計画
②定住意向度
日光市に住み続けたい市民割合
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
75.7%
75.5%
75.2%
73.0%
73.8%
平成18年度 平成21年度 平成23年度 平成25年度 平成27年度
平成27年度の結果においては、「住み続けたい」51.8%、「どちらかといえば住み
続けたい」22.0%、合わせて73.8%の人がこれからも住み続けたいと答えていま
す。一方、「どちらかといえば住みたくない」3.4%、「住みたくない」1.7%、合わ
せて5.1%の人が住みたくないと答えています。市民の定住意向度は高いといえます。
今後、日光市の良さをPRすることにより、愛着や誇りを感じる市民の割合を高め、人
口減少対策などにつなげていくことが課題です。
11
日光市シティプロモーション実行計画
③満足度及び重要度の平均値と分布
平成27年度の調査結果で、満足度と重要度の高い項目としては、「自然環境の豊かさ」な
どが挙げられます。
一方、満足度が低く重要度が高い項目は、「働きがいのある職場」といった人口減少対策に
向けた項目、「保健・医療サービスや施設の整備状況」「福祉サービスや施設の整備状況」「子
育て環境や施設の整備状況」といった少子高齢化対策に向けた項目などが挙げられ、これら
の項目の満足度を高めることが課題です。
12
日光市シティプロモーション実行計画
(4)「観光客入込数・宿泊数調査」における観光客入込数・宿泊数の現状と課題
「観光客入込数・宿泊数調査」は、毎年、市内の観光施設や観光名所等での観光客入込数
と、宿泊施設における宿泊数を推計したものです。
この調査は、観光客の動向を把握するとともに、市観光施策の基礎資料とすることを目的
としています。
①観光入込数
観光入込数
14,000,000
11,373,865
12,000,000
9,497,805
10,745,046
10,000,000
10,056,136
8,000,000
8,627,197
6,000,000
4,000,000
2,000,000
0
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
平成23年に東日本大震災による風評被害で観光入込数を大きく減らしました。翌年以
降徐々に回復を見せ、平成26年は約1,075万人まで戻りましたが、震災前の入込数
には届いていません。
今後も引き続き観光協会や関係事業者と強調しながら、豊富な観光資源を活用した他分
野との連携やホスピタリティ向上の取り組みなどにより魅力ある観光地づくりを進め、入
込数の増加に加え、交流人口を定住人口につなげていくことが必要です。
13
日光市シティプロモーション実行計画
②観光客宿泊数
観光客宿泊数
6,000,000
5,000,000
4,000,000
3,613,069
3,300,254
3,243,396
3,000,000
3,264,299
2,000,000
2,759,734
1,000,000
0
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
入込数と同じく、平成23年に宿泊者数を大きく減らして以降、回復を見せていますが
震災前には及ばず、ここ数年横ばいの状態が続いています。
入込数は増加傾向にあることから、日帰り客の滞在時間を延ばし、宿泊に繋げる取り組
みに加え、MICEなど新たな視点による宿泊増加を図る施策が必要です。
③外国人宿泊数
外国人客宿泊数
100,000
80,000
73,180
60,116
60,000
43,879
40,000
20,000
40,666
26,796
0
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
国の観光立国実現に向けた各種施策により、平成26年の訪日外国人旅行者数は1,3
41万人、前年比29%増と大きく伸びました。日光市おいても、平成26年の外国人宿
泊数は約6万人にのぼり、前年比48%増加しました。
しかし、訪日旅行者数から見ると、当市の宿泊数は、まだ十分伸びしろがあると考えら
れます。このため、海外現地を拠点とする誘客活動の強化や首都圏に来訪した外国人観光
客を日光市に誘客する積極的なPR活動を進める必要があります。
14
日光市シティプロモーション実行計画
2
計画の基本的な考え方
(1)策定の目的
日光市の現状と課題を踏まえ、当市の持つブランド力や自慢できる施策、地域資源の情報
を効果的に発信するプロモーション活動を推進することにより、市民の愛着度・満足度の向
上や市外から見た魅力度の向上を図り、日光市への愛着・誇り(シビックプライド)の醸成
を目指します。
これにより、定住人口の増加、交流人口の拡大による更なる発展や、地域経済の活性化に
よる雇用の創出、更には、東京オリンピック・パラリンピック時の外国人観光客の誘客に繋
げていくことを目的とします。
(2)計画の位置づけと期間
第2次日光市総合計画基本構想(平成28年度~37年度)においては、市民や地域が活
力を持ち、安全で安心な生活を営むことができる社会を構築し、豊かな自然や世界的な歴史
分野を次世代へ大切に引き継ぐため、「feel so good !!(※)」を都市像に掲げています。
また、第2次日光市総合計画前期基本計画においては、『愛着・誇り「シビックプライド」
の醸成』を図るため、「シティプロモーション」をまちづくり推進の視点として位置づけ、ま
ちづくりの基本施策を効果的に推進することとしています。
このため、この実行計画の計画期間は前期基本計画と合わせ、平成28年度から32年度
までの5年間とします。
※feel so good !!
「feel so good !!(フィール・ソー・グッド!!)」には、「とても快適」「気分がとても良い」という意
味があります。日光市に関わる全ての人が嬉しくなり、さらに「!!」を付けることで、日光市に対し「感
動」「驚き」を味わえるという意味が込められています。
日光市は、国際観光文化都市として多くの外国人観光客をお迎えしています。このようなことから、日光
市のイメージを外国人に直接届ける、という狙いもあります。
計画名
第 2 次日光市総合計画前期
H26
H27
H28
策定
基本計画
日光市シティプロモーショ
策定
ン実行計画
15
H29
H30
H31
H32
日光市シティプロモーション実行計画
(3)シティプロモーションの考え方
シティプロモーションを実施していくためには、日光市の多彩な魅力を発掘、整理し、特
徴的な分野に分類した上で発信していくことが必要です。このため、日光市が魅力を伝える
べき分野は何か、そして、各分野について具体的にどのような魅力を発信していくかについ
て分類します。
16
日光市シティプロモーション実行計画
(4)ブランドメッセージ
心がすっぴんになれるまち“NIKKO”
「心がすっぴん」とは、飾らない自分であること、自然体であることを意味しています。
日光市には四季折々の自然や世界に誇れる歴史・文化遺産、湯波などに代表される食、来訪
者を魅了するイベントの数々、来訪者や移住者をあたたかく迎え入れるおもてなしの心、市が
行っている自慢できる施策など、さまざまな魅力があります。
市民や日光市を訪れた人は、それらを見て、食して、体感することで、他にはない魅力に魅
了され、「きれい!」「おいしい!」「すごい!」など、感動し、関心を持つことがきっとありま
す。それは「心がすっぴん」な状態であり、そうさせるだけの素晴らしい魅力に出会うチャン
スが日光市にはあると自信をもって言えることから、このブランドメッセージが生まれまし
た。
特に、子育て世代を中心に、まずは、自然体ですっぴんでいられるまちとして興味を持って
もらうこと、市民の皆さんなどに日光市の魅力を改めて認識し、誇りをもってもらうことをね
らいとしています。「心がすっぴん」であるからこそ、自分の興味や関心に応じて、より深く日
光市の魅力を吸収、追求することもでき、さらに自分だけの特別な魅力に出会い、日光のファ
ンになって欲しい、そんな思いも込められています。
17
日光市シティプロモーション実行計画
3
シティプロモーションの取り組み
(1)シティプロモーションの取り組みにあたって
市民に向けては、いつまでも「住み続けたい」「働き続けたい」と思ってもらえる、プロモ
ーション活動を展開します。このことにより、日光市の良さを「市外の人にも知ってほし
い」「日光市の良さを広めたい」と思う市民を増やします。
市外の人や来訪者などに向けては、日光市に魅力を感じてもらえる、プロモーション活動
を展開します。このことにより、日光市に「住みたい」「行きたい」「働きたい」「特産品など
がほしい」と思う人を増やします。
このような展開を図ることにより、定住人口の増加や交流人口の拡大に繋げていきます。
このため、市の自慢できる施策や隠れた地域資源などを、「いいとこいっぱい日光市」とし
て、テレビやラジオなどのマスメディアを効果的に活用するとともに、口コミやソーシャル
メディアによる人と人とのつながりを活かした情報発信により、日光市の都市イメージを向
上させます。
また、具体的な取り組みの周知については、広報紙やパンフレット、ホームページ、フェ
イスブックなどのSNSなど、各世代や対象者に届きやすい媒体を有効的に活用することに
より、的確に情報を伝えます。
(2)具体的施策
第2次日光市総合計画「まちづくりの重点施策」の人口減少対策~SUKIDESU(好
きです)日光~の、6つの各種施策「S:育てる日光」「U:産む日光」「K:来る日光」
「I:生きがいを持てる日光」「De:出会う日光」「Su 住む日光」ごとに、一つは、現行
における日光市の自慢できる施策、隠れた地域資源などを取りまとめました。
もう一つは、平成28年度からの新規事業や既存事業で拡充されるものについて、まとめ
ています。
また、この後に示す具体的施策の一覧においては、最初にSUKIDESU日光市の「県
内で日光市のみ実施」「市独自事業」など特徴ある施策一覧を示しており、その後に、概要に
ついて記述しています。今後、ホームページやパンフレットに掲載する際には、事業内容や
事業の優れているところを分かりやすく紹介します。
18
日光市シティプロモーション実行計画
「県内で日光市のみ実施」「市独自事業」など特徴ある施策一覧
21頁から39頁に示している、日光市の自慢できる施策や隠れた地域資源などのうち、
「県内で日光市のみ実施」や「市独自事業」など、特に特徴ある施策等を一覧にまとめまし
た。記載の頁に概要を掲載しています。
具体的施策
特
徴
概
要
子ども医療費助成制度
県内で最初に実施
21頁
ファミリー・サポート・センター病児・緊急
病児保育は県内 2 箇所のみ・カンガ
21頁
預かり事業(ピース事業)・産前産後の家事援
ルーサポートは日光市のみ
助事業(カンガルーサポート事業)
家庭児童相談室の官民協働による業務体制
県内で最初に実施
21頁
任意予防接種費用助成制度
ロタ、おたふくかぜ予防接種全額助
21頁
成は県内14市中日光市のみ
小中学校入学資金貸付事業
県内で日光市のみ実施
21頁
学校給食費への助成
県内2市のみ実施
22頁
すくすく赤ちゃん券
市独自事業
23頁
乳幼児の予防接種等費用モバイルサービス事
県内3市のみ実施
23頁
補助金限度額が県内第1位
24頁
障がい者就労支援施設協力企業認定事業
県内で最初に実施
24頁
障がい福祉事業所における共同・新規受注業
県内で最初に実施
24頁
単独自治体が観光に特化した情報発
27頁
業
障がい福祉サービス施設等整備費補助金交付
制度
務開拓事業
日光市観光情報発信センター
信を行うことは全国でもめずらしい
日光杉並木マラソン大会
世界的遺産を走るマラソン大会は全
27頁
国でも珍しい
全国で唯一、女子中高生の大会
27頁
日光焼きそばまつり
県内で日光市のみ実施
28頁
外国語版観光パンフレットの制作
言語数県内 1 位
28頁
外国人向け観光案内所の設置
設置数県内 1 位
29頁
水陸両用バス
県内で日光市のみ実施
29頁
審議会等に占める女性の登用率
県内第1位
30頁
にっこう健康マイレージ事業
県内で日光市のみ実施
30頁
日光杯
全日本女子中学生高校生アイスホッケー大会
19
日光市シティプロモーション実行計画
具体的施策
特
徴
概
要
在宅介護オアシス支援事業
日光市独自の施策
30・35頁
公衆無線LANスポット整備事業
県内で最初に実施
31頁
日光茶会
異なる三会派が一同に会して実施し
32頁
ている茶会は、県内で唯一
パスポート申請・交付
交付は県内最初に実施
33頁
土日祝日住民異動届受付
県内で最初に実施
34頁
狩猟免許取得等補助金交付事業
更新者への補助については県内唯
34頁
一。全国的にも珍しい
景観形成助成金制度
県内で2箇所
34頁
単独処理浄化槽撤去費補助金
県内で最初に実施
34頁
緊急通報装置貸与事業
対象者に日中独居高齢者を含むの
35頁
は、県内日光市のみ
ねたきり老人等紙おむつ給付事業
給付金額が県内第1位
36頁
障がい福祉サービス費自己負担独自助成制度
県内で最初に実施
36頁
障がい福祉サービス施設等通所費助成事業
全額助成は県内で日光市のみ実施
36頁
消防団サポート事業
県内で最初に実施
36頁
(拡充)
県内で日光市のみ実施
39頁
幼稚園・保育園保育料負担軽減事業
20
日光市シティプロモーション実行計画
①S:育てる日光(子育て応援!)
若い世代の人たちも、安心して子どもたちを育てたいと思える支援体制が、充実していま
す。
【対象:子育て世代】
情報発信手段:ホームページ・SNS・パンフレットなど
具体的施策
子ども医療費助成制度
実施主体
日光市
概
要
(県内で最初に実施)
日光市に住民登録のある高校3年生相当まで(18歳に
達する日以後の最初の3月31日まで)の子どもが、病
気やけがで健康保険が適用になる診療を受けた場合に、
その医療費の自己負担分と入院時食事療養費を市が助成
する
ファミリー・サポー
日光市
(病児保育は県内 2 箇所のみ・カンガルーサポート
ト・センター病児・緊
は日光市のみ)
急預かり事業(ピース
病児・病後児の保育、緊急な預かりが必要な場合の
事業)・産前産後の家
送迎と保育、お泊り保育等、保護者が育児をしなが
事援助事業(カンガル
ら働き続けることができる環境の整備を目的とする
ーサポート事業)
子育援助活動事業や妊産婦への家事援助・育児補助
事業を行っている
家庭児童相談室の官民協
日光市
働による業務体制
(県内で最初に実施)
市と NPO 法人が協働で、24時間児童相談事業、育児支
援家庭訪問事業、子どもの居場所づくり事業を実施する
ことにより児童虐待の早期発見や未然防止を図る
任意予防接種費用助成制
日光市
(ロタ、おたふくかぜ予防接種全額助成は県内 14 市
中日光市のみ)
度
ロタ、おたふくかぜ予防接種全額助成を実施。
インフルエンザは1歳~小6までに加えて、平成27年
度から中3、高3相当にも助成対象を拡大
小中学校入学資金貸付事
業
日光市
(県内で日光市のみ実施)
経済的理由により、市内小中学校の入学に必要な物品購
入の支払いが困難な世帯に対し、児童一人につき、5
0,000円、生徒一人につき、100,000円を上
限とし、入学資金の貸付を行う
21
日光市シティプロモーション実行計画
具体的施策
学校給食費への助成
実施主体
日光市
概
要
(県内 2 市のみ実施)
保護者の経済的負担軽減により子育て支援の拡充を図る
ため、小学校で月額3,000円、中学校で月額3,5
00円を超える額を助成する
子どもたちのアグリ体験
日光市
学習支援事業
子どもたちが農作業、収穫した農産物の加工等の体験等
を通じて作物を育てる楽しさ、収穫の喜び、生きるもの
の力等を実感することにより、農作業に対する興味及び
理解を深める(市内児童・園児など)
学校給食フレッシュ農産
物利用促進事業
日光市
学校給食における地場農産物の利用を促進することで、
食育及び地産地消を推進する(児童生徒)
22
日光市シティプロモーション実行計画
②U:産む日光(サポート充実!)
妊産婦が安心して子どもたちを産むことができる支援体制が、充実しています。
【対象:子育て世代】
情報発信手段:ホームページ・SNS・パンフレットなど
具体的施策
すくすく赤ちゃん券
実施主体
日光市
概
要
(市独自事業)
日光市内に住所のある1歳未満の子どもを養育している
方に、おむつやミルクなどと交換できる「すくすく赤ち
ゃん券」を、出生届や転入手続きの際に配布する
乳幼児の予防接種等費用
日光市
モバイルサービス事業
(県内 3 市のみ実施)
乳幼児の予防接種について、モバイルサービスを活用し
た適切なスケジュール管理を行い、乳幼児健診や流行し
ている感染症情報など子育て世代に必要な情報を随時提
供する
【対象:医療関係者】
情報発信手段:ホームページ・パンフレットなど
具体的施策
実施主体
医療提供施設等整備事業
日光市
概
要
医師、医療法人等が市内において新たに産科若しくは小
児科を開設するために必要な医療提供施設若しくは医療
設備の整備をしようとする事業
建設費、取得費、改修費、対象経費の合計額の 2 分の 1
100,000,000 円
市内において既に開設している医療提供施設に新たに産
科若しくは小児科を開設するために必要な医療提供施設
若しくは医療設備の整備をしようとする事業
医療設備購入費、医療機器設備対象経費の合計額の
2 分の 1、30,000,000 円
市内において既に産科又は小児科を開設している医療提
供施設が、現在の医療体制を維持させるために必要な医
療提供施設又は医療設備の整備をしようとする事業
床頭台等の購入費並びに酸素及び吸引等装置設置費
対象経費の合計額の 2 分の 1、1 床当たり、500,000 円
23
日光市シティプロモーション実行計画
③K:来る日光(日光に集う!)
さまざまな地域資源や文化資源の魅力を守り、積極的なPR活動を実施することにより多
くの方々に訪れてもらえる環境づくりを進めています。
また、地域経済の振興を目指し、農林商工業の連携強化や地元商店街の活性化に努めると
ともに、若者の新たな就業に対する支援やワークライフバランスに関する事業所への啓発を
図り、より多くの就業者を受け入れる環境づくりを進めています。
【対象:企業・団体】
情報発信手段:ホームページ・パンフレットなど
具体的施策
障がい福祉サービス施設
実施主体
日光市
概
要
(補助金限度額が県内第 1 位)
日光市内にグループホーム、就労支援施設、短期入所施
等整備費補助金交付制度
設などの整備を行う社会福祉法人等に対し、補助金を交
付する
障がい者就労支援施設協
日光市
力企業認定事業
(県内で最初に実施)
障がい者就労施設に対する業務の発注等を積極的に行っ
ている企業を認定し、証明書とステッカーを交付し、ホ
ームページで企業名を公表する
障がい福祉事業所におけ
日光市
(県内で最初に実施)
る共同・新規受注業務開
日光市内の障がい福祉事業所間の連携を強化し、共同受
拓事業
注体制の基盤を確定するとともに、民間企業や官公庁等
からの受注業務の開拓を行うことにより、施設利用者の
工賃水準の引き上げを図る
合同企業面接会
日光市
市内企業と、日光市で働きたい若者の出会いを応援する
ために面接会を開催
商店街街路灯電気料金補
日光市
助
認定団体所在の区域内で、団体が管理する街路灯がおお
むね10基以上設置されている場合、団体名義で負担す
る電気料を補助
(商店が一定区域に11店舗以上集まり、組織等について
の規約をもち、商店会として市長の認定を受けた団体)
雇用創出奨励金
日光市
新規雇用者1人当り20万円を交付
(市内への事業所の新増設等に伴い、市内在住の求職者等
を5人以上常用雇用した企業)
24
日光市シティプロモーション実行計画
具体的施策
若年者雇用創出奨励金
実施主体
日光市
概
要
国の「トライアル雇用奨励金」に上乗せして、1ヵ月あ
たり7万円を最大3ヵ月間交付
(市内在住の求職者を「トライアル雇用」した市内企業)
中小企業特許等取得促進
日光市
支援事業費補助金
出願に要する経費の合計の2分の1(特許権の補助限度
額は20万円、それ以外は10万円)を補助
(特許権、実用新案権、商標権、意匠権の出願をする方)
工場立地奨励金
日光市
新設・増設に係る固定資産税相当額を最大5年間補助
(日光市内に工場を新増設した企業)
エコショップ認定制度
日光市
ごみ減量化・リサイクル活動に積極的に取り組む事業所
をエコショップとして認定
事業持続化事業
日光商工会
小規模事業者の減少に歯止めをかけるため、商工会議所
議所
と一体となった事業持続化のための補助
【対象:市民・市外の人】
情報発信手段:ホームページ・パンフレットなど
具体的施策
日光創新塾
実施主体
日光市
概
要
市内在住在勤者(~40歳まで)30名が、まちづくり事
業を企画・実践し、まちの活性化を図る
(40歳以下の市内在住在勤者)
空き店舗家賃補助事業
日光市
開業した日の属する月から12か月分の家賃(月額家賃
の2分の1、上限5万円)を補助
(市内で空き店舗を借りて小売業・飲食業・サービス業等
の開業をしようとする方)
商店リフレッシュ事業
日光市
対改装費用の2分の1(上限50万円)を補助
(小売業や飲食業など、生活関連の業種の場合は、上限が
100万円)
既に営業をしている店舗についても、改装費用の3分の
1(上限30万円)を補助
(空き店舗を借りるなどして開業する方、既に営業をして
いる店舗を改装する方)
25
日光市シティプロモーション実行計画
具体的施策
商店街活性化事業費補助
実施主体
日光市
金
概
要
・駐車場設置事業
買い物客等の利便性向上のための駐車場設置費用につい
て、3分の1を補助
・街路灯整備事業
街路灯の新設や LED 灯への改修・撤去に要する費用を、
街路灯1基当たりの新設・改修・撤去費用限度額を15
万円として、算出した金額の2分の1の額を補助
・施設設備整備事業
上記以外の施設または設備の整備事業の事業費の3分の
2(上限 300 万円)を補助
・商店街活性化事業
空き店舗対策を含む、商店街の賑わいづくりや PR、商店
街の活性化等に寄与する事業について事業費の3分の2
(上限 60 万円)を補助
(商店が一定区域に10店舗以上集まり、組織等について
の規約をもち、商店会として市長の認定を受けた団体)
キャッシュレス環境・免
日光市
商店街等の活性化を図るため、今後増加が見込まれる外
税店普及・整備プロジェ
国人旅行者に対し、クレジットカードなどキャッシュレ
クト
ス環境や消費税免税店など環境整備の推進
日光創業スクール
日光商工会
創業における知識やノウハウを学び、創業後も円滑な経
議所
営が図れるよう総合的なスクールを開催
26
日光市シティプロモーション実行計画
【対象:来訪者・観光客】
情報発信手段:旅に関するテレビ番組の誘致・ホームページ・SNS・キャンペーン
具体的施策
日光市観光情報発信セン
実施主体
日光市
概
要
(単独自治体が観光に特化した情報発信を行うこと
は全国でも珍しい)
ター
首都圏における日光への観光ニーズについての調査・分
析・マーケティングを行い、より効果的な情報発信まで
一括して行うセンター。単独自治体が観光に特化した情
報発信を行うことは全国でも珍しい
観光分野に特化した観光
日光市
観光を基幹産業とする日光市では、国内外の都市と観光
友好都市・観光パートナ
に特化した盟約を結んでいる。相互に観光客誘客を目的
ー都市との交流
とした交流を行うことで、お互いの交流人口の拡大を目
指す
海外情報発信・プロモー
日光市
ション事業
アジア地域等において、日光市の知名度をさらに上げ、
観光誘客促進を図ることを目的とし、①現地の有力旅行
エージェント及びメディアへの日光市の観光情報発信の
提供、②海外旅行展におけるプロモーション、③日光市
海外情報拠点としての活動などを行う
東京オリンピックキャン
日光市
キャンプ地誘致に向けたロビー活動を行う
日光市
日光市観光案内アプリケーション「日光街歩きナビ」を
プ地誘致事業
スマートフォンアプリ整
導入し、多言語(5 ヶ国語)による観光情報に加え、緊
備事業
急避難情報を提供する
外国人来訪者通訳ボラン
日光市
ティア派遣事業
JR 日光駅構内、東武日光駅構内および日光郷土センター
内の外国人観光案内所に通訳ボランティアを派遣してい
る
日光杉並木マラソン大会
日光市
(歴史的遺産を走るマラソン大会は全国でも珍しい)
日光市に全国各地から多くのランナーを迎え、市民とと
もに歴史的文化遺産である世界一の杉並木の下を走り、
身体と心の交流をとおして、日光市のイメージアップを
図る
日光杯
日光市
(全国で唯一、女子中高生の大会)
全日本女子中学高校生ア
女子アイスホッケーの普及と底辺の拡大と地域活性化を
イスホッケー大会
図る
27
日光市シティプロモーション実行計画
具体的施策
消防多言語通訳業務委託
実施主体
日光市
事業
概
要
消防業務における外国人対応を迅速かつ正確に行うた
め、上級救命講習等各種研修を受講し、119番受付業
務や火災・救急時での現場対応に習熟した受付要員を配
置した多言語(英語・韓国語・中国語・スペイン語・ポ
ルトガル語)通訳業務(24 時間対応)を委託し、202
0年の東京オリンピック開催を控え、今後も増加が予想
される、日光市を訪れる外国人の方々、すでに在住され
ている外国人の安全安心を図る
日光いろは坂女子駅伝
日光市
いろは坂を舞台とした大学女子の駅伝大会。日光だいや
イベント実
川公園から日光二荒山神社中宮祠までの 6 区間 23.4km、
行委員会
最大標高差 875m、国内屈指の難コースを舞台に行われる
大会
プロスポーツチームと連
日光市
アジアリーグアイスホッケーに加盟している「H.C.栃木
携したプロモーション
H.C.栃木日
日光アイスバックス」と連携したプロ―ション
光アイスバ
ックス
光のイベントの開催
日光市
竹の宵まつり、湯西川温泉かまくら祭、オーロラファン
日光市観光
タジー、湯西川かわあかり、日光夏の花火、日光秋の花
協会
火、奥日光湯元温泉雪まつり、ライトアップ日光、日光
イベント実
キャンドルページェント、月あかり花回廊
行委員会
スポーツ及びニューツリ
日光市
日光そばまつり、ツール・ド・NIKKO、NIKKO プレミアム
ズムイベントの開催
日光市観光
カップ、大人の遠足、湯西川トレッキング、水の郷新そ
協会
ばまつり、湯西川サッカーフェスティバル、鬼怒川源
イベント実
流・栗山ツアー、ふるさとサマーウォーク、日光ツーデ
行委員会
ーウォーク、ビーフピア栗山
日光市
平家大祭、水の郷夏まつり、水の郷雪まつり、鬼怒川温
日光市観光
泉さくらまつり、日光けっこうフェスティバル、日光和
協会
楽踊り、霧降高原にムチューキャンペーン、中宮祠地区
イベント実
夏祭り、足尾まつり、春節祭、龍王祭
行委員会
日光焼きそばまつり (県内で日光市のみ実施)
観光イベントの開催
28
日光市シティプロモーション実行計画
具体的施策
実施主体
概
要
外国語版観光パンフレッ
日光市
(言語数県内 1 位)
トの制作
日光市観光
市内総合観光パンフレットの外国語版(9 ヶ国語分)を
協会
作成し、国内外の観光案内所で配布する
(英語・繁体中国語・簡体中国語・韓国語・タイ語・イン
ドネシア語・ベトナム語・フランス語・スペイン語)
外国人向け観光案内所の
日光市
(設置数県内 1 位)
設置
日光市観光
6ケ所がビジット・ジャパン案内所に指定されており、
協会
外国人向けの情報発信を行う
日光市水陸
(県内で日光市のみ実施)
両用バス導
道の駅湯西川と湯西川水の郷の 2 ヶ所から、水陸両用バ
入協議会
スに乗って発着場所から湯西川ダムに向かい、大自然の
水陸両用バス
中で湯西川ダム湖を遊覧する。普段は見ることができな
いダム施設の見学も実施
日光水物語事業
日光商工会
日光のおいしい水を県内外にアピールする事業で新製品
議所
開発や水に関する情報発信も実施
湯元スノーシューコース
自然公園財
奥日光は本州最南端で首都圏から最も近いスノーシュー
の設定
団
フィールドである。「寒さ」という環境資源を有効活用
し、冬の日光の誘客につなげる
29
日光市シティプロモーション実行計画
④I:生きがいを持てる日光(生涯現役!)
生活するすべての人が、それぞれのライフステージにおいて生きがいを持ちながら、いつま
でも活躍できる環境づくりを進めています。
【対象:市民】
情報発信手段:ホームページ・SNS・パンフレットなど
具体的施策
審議会等に占める女性の
実施主体
日光市
登用率
概
要
(県内第 1 位)
登用率 38.7 パーセントは、栃木県内 1 位
※地方自治法第 202 条の 3 に規定される審議会等におけ
る、平成27年4月1日の結果
にっこう健康マイレージ
日光市
事業
(県内で日光市のみ実施)
市が実施する健診や職場での健診等を受けたものが、健
康づくり、各種がん検診受診等でポイントを貯め、合計
100ポイント以上になったら申請し、特典を受けるこ
とができる(19歳以上の市民)
(再掲)
日光市
市民団体が主体となって、市民参加を目的としたまちづ
市民団体活動支援事業費
くり活動に対し、対象事業費の 3 分の 2(上限 20 万円)を
補助金
市が補助する
(再掲)
日光市
日光市でまちづくりをしたい人(年齢、出身地問わず)を
地域リーダー育成事業
対象に、まちづくり人づくりプログラム(講座)を提供。
「日光活学舎」
NPO 法人「おおきな木」に補助金を交付して企画・実施
している
(再掲)
日光市
買い物弱者支援事業
(再掲)
身近に買い物する店がない地域で生活している買い物弱
者を支援する
日光市
路線バスが廃止されたことによる交通弱者を支援する
日光市
(日光市独自の施策)
高齢化集落等日常生活支
援事業
(再掲)
在宅介護オアシス支援事
高齢者及び障がい者の日常的な集いの場の提供や乳幼児
業
及び児童に対する保育の場の提供を行いことが目的で、
主に高齢者の孤独感の解消、生きがいの増進を図ること
により、在宅介護を支援する
(再掲)
日光市社会
高齢者や障がい者の地域生活を支援するため、福祉サー
日常生活自立支援事業
福祉協議会
ビスの利用に対する相談や情報低提供などを行う
30
日光市シティプロモーション実行計画
⑤De:出会う日光(こんな魅力もあったんだ!)
豊かな自然環境、歴史・文化遺産などの魅力がたくさんあります。日光市を訪れる人々が改
めてそれらに出会い、また来たくなる・住みたくなる場所を目指しています。
【対象:市民・市外の人・外国人】
情報発信手段:移住や食に関するテレビ番組の誘致・ホームページ・SNSなど
具体的施策
日光ブランド戦略
実施主体
日光市
概
要
For All of Nikko 日光ファンと共に創る日光の新時代~
「日光」のすべてのために~を戦略コンセプトとして、
認定した日光ブランドを中心に、それぞれの魅力を発信
し、これまで築き上げてきた日光市の都市イメージをさ
らにブラッシュアップさせ、市民・交流客が「日光って
いいね」と感じつつ、交流客の拡大、地域経済の活性
化、産業の振興に繋げる
日光FANクラブ事業
日光市
日光が好きな方に日光 FAN になってもらい、日光 FAN
(=日光に関心がある層)への情報発信により日光への
愛着を育む
「出会いのまち日光」推
日光市
進事業
世界遺産「日光の社寺」の持つ結婚、縁結び、開運、女
子力アップなどに関する様々な資源を活用し、「出会いの
まち」としてのイメージを定着させ、観光誘客促進や地
域活性化に繋げる
日光女子倶楽部FBペー
日光市
ジ
女子目線の情報発信を目的として、民間事業者等複数が
管理者となったフェイスブックページを開設・運用して
いる
公衆無線LANスポット
日光市
(県内で最初に実施)
無料 Wi-Fi 設備を整備し、市内訪問者の利便性向上を図
整備事業
る。災害時には無制限で解放する
公式 LINE@
日光市
日光市公式 LINE@により日光の旬な情報を発信する
フェイスブックページ
日光市
自主研修の一環として、職員有志によるフェイスブック
「日光シティプロモーシ
ページ「日光シティプロモーション」を運用している。
ョン」
日光彩子というキャラクターにより 1 人称で日光の魅力
を発信する
31
日光市シティプロモーション実行計画
具体的施策
日光人
実施主体
日光市
概
要
日光市に「ゆかりのある人」「市内外で活躍している人」
にスポットとあて紹介する
環境美化活動推進事業
日光市
全市クリーン大作戦(年2回)
自治会との協力による地域内のごみ拾い
食べて納得!見て感動!
日光市
「日光自慢の農産物」
神獅子米・日光 HIMITSU 豚・にら・アスパラガス・高原
ほうれんそう・夏秋いちごやシクラメン・リンドウな
ど、全国レベルの自慢の農産物
日光学・わがまちきらり
日光市
発見隊
日光茶会
市民が自分の住んでいる地域の良さを知り、その良さを
生かしながら地域を良くする活動につなげていく講座
日光市
(異なる三会派が一同に会して実施している茶会
は、県内で唯一)
平成6年度に開催された国民文化祭とちぎを契機とし、
平成7年度から世界遺産「日光の社寺」において日光茶
会を開催。現在は、輪王寺を会場とし、日光和敬会の協
力により、表千家、裏千家、大日本茶道学会の 3 会派の
茶席を設ける
日光商工会議所婚活事業
日光商工会
日光の縁結びパワースポットを利用した婚活事業の開催
議所
し、日光市住民の確保・事業所の後継者育成を図る
自然観察会などのイベン
自然公園財
プロの解説により自然への理解を深め、日光ファンを増
ト開催
団
やす
ガイドウォーキング
自然公園財
修学旅行で訪れる小学生を対象に戦場ヶ原を自然解説し
団
ながら歩く。奥日光の自然のすばらしさ、自然を守る
人々の取り組みを理解した子どもたちが、大人になって
再訪するきっかけとする
ニッコウキスゲの保全事
日光市
霧降高原キスゲ平園地内に咲くニッコウキスゲの保全や
業
自然公園財
補植による株数の増加を図り、未来に受け継がれる自然
団
環境の保持と観光の活性化を図る
小丸山展望台(天空回
自然公園財
キスゲ平に新設された1,445段の階段(天空回廊)
廊)登頂記念証発行事業
団
の利用促進とリピーターの定着を図る
日光歴史講座
日光市文化
毎月開催される歴史講座で、近くに存在する社寺など、
財保護審議
隠れた歴史文化について再認識する
会
32
日光市シティプロモーション実行計画
⑥Su:住む日光(ずっと暮らしたい!)
皆さんが「これからも住み続けたい」「日光市に移り住みたい」と思う、まちづくりを進め
ています。
【対象:市民・移住希望者】
情報発信手段:移住に関するテレビ番組の誘致・ホームページ・SNSなど
具体的施策
空き家バンク制度
実施主体
日光市
概
要
市内に空き家を所有し、売却や賃貸を希望する方からの
申請により、空き家情報をホームページ等で広く公開
し、日光市への移住を希望する方等、空き家の利用を希
望する方に紹介する
個性ある地域振興事業
日光市
市内で活動している市民団体が行う、市全体または地域
の活性化を目指した事業に対して、補助金を交付(上限
200 万円)
(再掲)
日光市
自治会が主体となって行うまちづくり活動に対し対象事
自治会活動支援事業費補
業費の 3 分の 2 を市が補助する(世帯数により上限額設
助金
定)
市民団体活動支援事業費
日光市
市民団体が主体となって、市民参加を目的としたまちづ
くり活動に対し、対象事業費の 3 分の 2(上限 20 万円)を
補助金
市が補助する
地域防災力強化推進事業
日光市
防災資材を支給する
費補助金
(再掲)
新規結成した自主防災組織に対し、約 20 万円分の
日光市
日光市でまちづくりをしたい人(年齢、出身地問わず)を
地域リーダー育成事業
対象に、まちづくり人づくりプログラム(講座)を提供。
「日光活学舎」
NPO 法人「おおきな木」に補助金を交付して企画・実施
している
地域おこし協力隊事業
日光市
都市部の人材が新鮮な目線で地域の活性化に取り組む
地域情報通信基盤整備事
日光市
市内全域に高速ブロードバンド網の整備
業(光ファイバ整備事業)
本事業整備により、市内における Wi-Fi 整備やインター
ネット体験会等が可能となった。
パスポートの申請・交付
日光市
(交付は県内最初に実施)
各総合支所・市民サービスセンターでも旅券の申請を受
け付けている。また、市民サービスセンターでは土日祝
日に旅券の交付を受けることができる
33
日光市シティプロモーション実行計画
具体的施策
土日祝日住民異動届受付
実施主体
日光市
概
要
(県内で最初に実施)
市民サービスセンターで、住民異動(住所異動・世帯構
成変更など)を土日祝祭日でも受付事務を行っている
住民票等コンビニ交付事
日光市
業
日光木材利用促進事業
個人番号カードをお持ちの方は、住民票などの証明書を
全国のコンビニエンスストアで取得することができる
日光市
新築の構造材に市内事業所の扱う県産材60%以上を使
用した方へ木材のプレゼントを行う
狩猟免許取得等補助金交
日光市
(更新者への補助については県内唯一。全国的にも
珍しい)
付事業
狩猟免許の取得等をした者並びに狩猟免許及び猟銃等所
持許可の更新をした者に対しその費用の一部を助成する
景観形成助成金制度
日光市
(県内で 2 箇所)
対象地域で、基準に適合する建築行為等を行う場合は助
成対象になる、助成限度額は、建築物等は 70 万円、屋外
広告物等は 10 万円、現在の対象地域は、世界遺産区域
(日光門前町)と湯西川温泉湯平区域
転入者住宅取得補助制度
日光市
市外から転入して市内に住宅を新築または購入(中古住
宅を含む)した時に、住宅取得に係る費用の一部を補助
(基本額 30 万円)
中心市街地若年夫婦・子
日光市
育て世代家賃補助制度
中心市街地活性化基本計画に定める区域の民間賃貸住宅
に居住する若年夫婦及び子育て世代への家賃を補助
(実質家賃額の2分の1以内で上限は月額2万円)
単独処理浄化槽撤去費補
日光市
(県内で最初に実施)
下水道接続又は、合併処理浄化槽へ転換する方を支援す
助金
るため、単独処理浄化槽の撤去費の一部(限度額 90,000
円)を補助
地域福祉推進事業
日光市社会
地域住民が相互に協力し、要援護者に対して支援を行う
福祉協議会
ための福祉ネットワークを形成し、多様な福祉ニーズに
対して、きめ細かな支援を行えるまちづくりを推進する
34
日光市シティプロモーション実行計画
具体的施策
実施主体
概
要
災害ボランティアセンタ
日光市社会
市内避難者などの被災者支援や災害ボランティア活動の
ー運営連絡会の運営支援
福祉協議会
普及啓発など、構成団体として災害ボランティアセンタ
ー運営連絡会の運営を支援する
プレミアム付き日光共通
日光商工会
日光市の支援のもとプレミアム商品券を発行し、地域の
商品券(日光とくとく商
議所
消費を喚起する
品券)事業
【対象:高齢者】
情報発信手段:広報紙・パンフレット・チラシなど
具体的施策
運転免許証の返納
実施主体
日光市
概
要
運転免許証を返納された方へ、11,000 円分のサービス券
(タクシー等の利用)を交付する
(再掲)
日光市
買い物弱者支援事業
(再掲)
身近に買い物する店がない地域で生活している買い物弱
者を支援する
日光市
路線バスが廃止されたことによる交通弱者を支援する
日光市
(対象者に日中独居高齢者を含むのは、県内日光市
高齢化集落等日常生活支
援事業
緊急通報装置貸与事業
のみ)
ひとり暮らしの高齢者の方・重度身体障がい者等の方、
または日中独居となる高齢者の方が家庭において急病や
災害等の緊急時に迅速かつ適切な対応を図り、安心して
生活できるよう、ひとり暮らし等に緊急時の連絡用とし
て緊急通報装置を貸与する
(再掲)
日光市
(日光市独自の施策)
在宅介護オアシス支援事
高齢者及び障がい者の日常的な集いの場の提供や乳幼児
業
及び児童に対する保育の場の提供を行いことが目的で、
主に高齢者の孤独感の解消、生きがいの増進を図ること
により、在宅介護を支援する
(再掲)
日光市社会
高齢者や障がい者の地域生活を支援するため、福祉サー
日常生活自立支援事業
福祉協議会
ビスの利用に対する相談や情報低提供などを行う
35
日光市シティプロモーション実行計画
【対象:障がい者】
情報発信手段:広報紙・ホームページ・チラシなど
具体的施策
ねたきり老人等紙おむつ
実施主体
日光市
概
要
(給付金額が県内第1位)
ねたきり等の高齢者で、支給要件により使用している方
給付事業
に紙おむつ券を支給する
障がい福祉サービス費自
日光市
己負担独自助成制度
(県内で最初に実施)
障がい福祉サービスを利用する方のうち、市民税課税世
帯場合は、費用の10%を自己負担することになってい
る。利用者の負担軽減を図るため、5%を市が助成する
障がい福祉サービス施設
日光市
等通所費助成事業
(全額助成は県内で日光市のみ実施)
公共交通機関を自ら利用し、障がい福祉サービス施設等
へ通所している障がいのある方に対して、通所に係る交
通費を助成する
奉仕員養成講習会開催事
日光市社会
障がい者の自立した地域生活、社会参画の促進を図るた
業
福祉協議会
め、手話、点訳及び音訳奉仕員を養成する
点字・声の広報等発行事
日光市社会
文字による情報入手が困難な障がい者の情報保障と社会
業
福祉協議会
参画を促進するため、地域生活をするうえで必要度の高
い情報を点訳、翻訳等のわかりやすい方法で提供する
【対象:消防団員】
情報発信手段:ホームページ・SNSなど
具体的施策
消防団サポート事業
主管
日光市
概
要
(県内で最初に実施)
消防団員の減少がすすむ中で、団員確保のため日光市内
の飲食店、小売店などの各事業所様等にご支援とご協力
を求め、消防団員の飲食や物品の購入等について、優遇
措置を設けることにより、消防団員確保の拡充を図り、
消防力の強化を推進することを目的とし、その一方で地
域内の消費促進を図り、地元商店街及び市内商業施設の
活性化も併せて期待する
36
日光市シティプロモーション実行計画
⑦新規事業・拡充事業
新規及び既存事業を拡充した日光市の自慢できる施策を実施する際には、①~⑥の各項目
の対象者別に分類していきます。
具体的施策
(新)
実施主体
日光市
にっこう縁結び支援事業
概
要
市内における出会いの場を創出するため、
実施年度
H28~
市内で行われる婚活イベントに対する支援
補助を行うとともに、市主催のイベントを
開催する
(新)
日光市
長期滞在型合宿塾誘致事業
ひとが集まる環境を創出するため、民間企
H28~
業等と連携しながら、自然環境や歴史など
日光市の特性、資源を活かした学習塾や学
校の合宿の誘致を行う
(新)
日光市
結婚支援事業
日光らしい結婚式をコーディネートできる
H28~
人材を育成し、日光における結婚式のイメ
ージアップを図り、交流人口の増加と定住
促進を目指す
(新)
日光市
大学・研究機関等誘致事業
大規模な人の流れを創出するため、大学や
H28~
政府系研究機関の誘致に向け、首都圏の大
学等への働きかけや研究機関等の誘致を推
進する
(新)
日光市
プレ移住推進事業
移住・定住に向けて、今市地域で7泊8日
H28~
の農業体験プログラムを作成し、より具体
的なイメージを持ってもらうためのプレ移
住を行う
(新)
日光市
首都圏の移住を検討している方を対象に、
H28~
今市地域で1泊2日の体験ツアーを実施
移住体験
し、移住・定住の推進を図る
(新)
テレビ番組誘致事業
日光市
関東キー局において放送している、お見合
い番組や移住に関わる情報番組、食をテー
マにした番組を誘致し、移住・定住につな
げる
37
H28~
日光市シティプロモーション実行計画
具体的施策
(新)
実施主体
日光市
概
要
当市の先進的で手厚く措置している子育て施
子育てしやすいまちPR事
策について、パンフレットやグッズを作成し
業
て公共施設や医療機関などで配布する
(新)
日光市
市内のベンチャー創業や第二創業を推進する
ベンチャー育成・第二創業
ため、支援プログラム検討・作成及び支援組
者支援プログラム作成事業
織を立ち上げ、市内産業の活性化を図る
(新)
日光市
市内事業者の異業種間の連携や市内産業を担
産業連携・人材育成計画検
う中核的な人材の育成を推進するため、計画
討プロジェクト
を検討・策定し支援組織を立ち上げる
(新)
日光市
日光ビジネスマッチ事業
市内における異業種間の連携を推進するた
実施年度
H28~
H28~
H28~
H28~
め、ビジネスマッチングのための商談会の開
催する
(新)
日光市
日光産そばの、市内飲食業とその他産業での
日光そばのまちづくり産業
利用拡大を目的に日光産そばの価格面での有
連携事業
利性を確保するための補助
(新)
日光市
産業団地等に企業立地を推進するため、関係
企業立地戦略プロジェクト
機関や大学等と連携し、企業誘致活動を推進
事業
する
(新)
日光市
市内への企業立地を推進するため、全国各業
シティプロモーション・ト
界の企業・団体のトップと市長との対談など
ップ対談事業
の行う
(新)
日光市
小水力発電活用事業
地域住民の手による、再生可能エネルギー
H28~
H28~
H28~
H28~
(小水力発電)を核とした持続可能な経済活
動を確立することを目的とする。地域住民と
ワークショップ等を行いながら、発電した電
力を活用し、地域の特色を活かした事業を創
設する
(新)
日光市
給付型奨学金制度事業
(新)
ふるさと学習・体験事業
一定期間日光市に継続して定住することを条
H28~
件として、償還額の一部を免除する
日光市
地元を愛する若者をつくることに向けて、自
分が生活する地域の歴史や自然、文化などを
調査し、その良さを実感し再認識することを
通して郷土愛を醸成する
38
H28~
日光市シティプロモーション実行計画
具体的施策
(拡充)
実施主体
日光市
概
要
放課後児童クラブへ同時に3人入所した場
放課後児童クラブ同時入所
合、3人目の飲食代や原材料費などの実質負
保護者負担金の無料化
担金を無料化する
(拡充)
日光市
(県内で日光市のみ実施)
幼稚園・保育園保育料負担
幼稚園・保育園の保育料について、18 歳に達
軽減事業
する日以後の最初の 3 月 31 日までの子ども
実施年度
H28~
H28~
を基準に第 2 子半額、第 3 子無料の負担軽減
を行っていたものを、第1子の基準年齢を廃
止し、第1子が18歳に達しても第3子の保
育料が無料となる
(新)
日光市
ベンチャー創業や第二創業を目指している模
ベンチャー・第二創業者支
範的な事業者に対し、創業時に必要な資金を
援パイロット事業
支援する
39
H29~
日光市シティプロモーション実行計画
(3)成果指標
指
標
名
日光市に愛着を感じている市民割合
(市民意識アンケート調査)
日光市に住み続けたい市民割合
(市民意識アンケート調査)
認知度
(地域ブランド調査)
魅力度
(地域ブランド調査)
居住意欲度
(地域ブランド調査)
観光意欲度
(地域ブランド調査)
情報接触度
(地域ブランド調査)
現状値
目標値
(H27)
(H33)
75.2%
85.0%
73.8%
80.0%
23 位
10 位
14 位
10 位
198 位
100 位
20 位
10 位
40 位
20 位
10,745,046 人
11,750,000 人
(H26)
(H32)
3,243,396 人
3,800,000 人
(H26)
(H32)
60,116 人
100,000 人
(H26)
(H32)
観光客入込数
観光客宿泊数
外国人客宿泊数
40
日光市シティプロモーション実行計画
4
推進体制
(1)推進体制
シティプロモーションの総合的かつ効果的な推進を図るため、市民、団体、企業、大学と
連携してプロモーション活動に取り組む「日光市シティプロモーション推進委員会」を設置
するとともに、庁内組織として、総合政策部長を本部長とする「日光市シティプロモーショ
ン推進本部」を設置し、アクションプランの点検や検証、進捗管理を進めます。
さらに、日光市に関わる全ての人が一丸となってシティプロモーションに取り組むため、
この体制の中で市民や企業などにそれぞれの役割を働きかけていきます。
市民・市民団体・・・市民ひとり一人が日光市に愛着・誇り(シビックプライド)を持っ
て、日光市の良さを市内外に紹介します
地域全体で日光市を盛り上げ、おもてなしを向上します
企業・・・・・・・・自社製品のPRに合わせ、日光市のすばらしさをPRすることによ
り、相乗効果を生み出します
大学・・・・・・・・大学が持っている専門的な知識、技術によりサポートします
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