Ⅰ 持続的成長 日立キャピタルの持続的成長の軌跡 日立キャピタル (株 )は、創業以来、社会とお客さまから求められる金融サービスの創造を通して、より豊かな社 会づくりに貢献するべく、事業を展開してまいりました。 創業 3 期目で黒字となって以降、1980 年代の不良債権処理や、2000 年代のリース会計基準変更や、リーマン ショックを乗り越え、2014 年度は2 期連続で過去最高益を更新しています。 今後も、社会やお客さまの課題をともに解決していくことで、持続的成長を進めていきます。 ◉─1979 年 東証 1 部上場 ◉─1982 年 シンガポール支店開設 (1994 年に法人化) 英国に法人設立 ◉─1975 年 ■ 57年間の経常利益の推移 ◉─1968 年 日立リース誕生 (日本初のメーカー系 ◉─1957 年 家電月賦販売会社として創業 (後の日立クレジット) 海外初拠点 として 香港法人 設立 リース会社) ◉─1969 年 日立クレジット誕生 1957 1960 1965 1970 1975 1980 1985 ■ 2015中期経営計画“成長ステージ ” ( 2013 年度~ 2015 年度 )の企業価値ハイライト ※2015 年度から、従来の日本会計基準に替えて、国際財務報告基準(IFRS) に準拠した連結財務諸表を作成しています。 ※―は該当なし。 会計年度 2013 年度(日本基準 ) 2014 年度(日本基準 ) 2014 年度( IFRS) 2015 年度目標( IFRS) 7.8 % 7.9 % ROE*1 7.7 % 8 .5% 以上 66 .9 % 64 .5% OHR*2 63 .1% 63 % 未満 経営指標 ROE*1 OHR *2 経常利益 336 億円 398 億円 税引前利益 355 億円 428 億円 1兆 9 ,543 億円 2 兆1,188 億円 1,279 億円 1,433 億円 売上収益 2 兆1,188 億円 2 兆1,690 億円 3 ,562 億円 3 ,700 億円 953 億円 1,049 億円 売上原価 2 ,369 億円 - 423 億円 450 億円 人件費 437億円 - 201億円 231億円 金融負債から発生する利息費用*3 239 億円 - 114 億円 108 億円 法人所得税費用 106 億円 - お客さま 取扱高 営業収益 取扱高 お取引先 営業費用 従業員 人件費 債権者 金融費用*3 政府 法人税等合計 株主・投資家 配当性向 25 .3 % 28 .6% 配当性向 29 .1% 30% 12 .4 % 11.8 % 親会社所有者帰属持分比率 11.0 % - 企業 自己資本比率 ESG 指標 *1 Return on Equity。自己資本(日本基準 ) ・親会社の所有者に帰属する持分( IFRS)に対す E:CO2 排出量*4 S: 従業員人数 G: 取締役人数 (社外取締役人数 ) *5 1,550 t‐CO2 1,466 t‐CO2 5 ,280人 5 ,397人 6人( 3人 ) 5人( 3人 ) る当期純利益(日本基準 ) ・親会社の所有者に帰属する当期利益( IFRS)の比率のこと。株 主資本をいかに効率よく使い、利益を上げているか収益性を評価する指標のひとつ。 *2 販売管理費用÷(営業収益(日本基準 ) [ 売上総利益( IFRS) ]―金融費用(日本基準 ) [金 融負債から発生する利息費用( IFRS) ] )で算出される収益に占めるコストの割合。 *3 主に債権者に対して支払う、支払利息から構成。2014 年度( IFRS)では、償却原価で測定。 *4 日立キャピタル (株 )単体のみ。 *5 各年度末時点 7 日立キャピタルレポート2015 2014 年度経常利益: 398 億円 日立キャピタル (2 期連続最高益更新) アジアパシフィック設立 Ⅰ 持続的成長 2015 年─◉ (億円) 2013 年─◉ 日本ビジネスリース ◉─2000 年 日立キャピタル誕生 (日立クレジットと 日立リースが合併) ◉─2005 年 中国に法人設立 ◉─2014 年 CLE Canadian Leasing Enterprises Ltd. (カナダ) ─ 300 の全株式取得 Corpo Flota Sp. z o. o. (ポーランド) の株式取得 (90%) ◉─2008 年 タイに 法人設立 ◉─2012 年 PT.Arthaasia Finance (インドネシア) の株式取得 (75%) ─ 200 ◉─2011 年 First Peninsula Credit Sdn. Bhd. 2008 年─◉ (マレーシア) (現Hitachi Capital Malaysia Sdn. Bhd.) の株式取得 (75%) Ⅲ 企業倫理の実践 ◉─1989 年 米国に法人設立 リース会計基準変更、 リーマンショック Ⅱ 人間尊重 (現日立キャピタル NBL) の全株式を取得 ─ 400 ─ 100 ─0 1990 1995 2000 2005 2010 2014 2016年度~2018年度 ■ ROE (%) 2018中期経営計画 10 7.8 8 7 .9 8.5 以上 7.7 2013年度~2015年度 6.1 6 2015中期経営計画 “成長ステージ” 4 .9 4 2.5 2010年度~2012年度 2 0 2010 日本基準 2011 日本基準 2012 日本基準 2013 日本基準 2014 日本基準 2014 IFRS 2015 (年度) 2012中期経営計画 “回復ステージ” 目標 IFRS ■ 経常利益(日本基準 ) ・税引前利益( IFRS) ■ 取扱高 (億円) (億円) 428 398 400 336 300 15,352 355 15000 21,188 2014 2014 21,690 15,281 16,319 274 226 10000 176 5000 100 0 21,188 19,543 20000 500 200 (年度) 2010 日本基準 2011 日本基準 2012 日本基準 2013 日本基準 2014 日本基準 2014 IFRS 2015 目標 IFRS (年度) 0 2010 日本基準 2011 日本基準 2012 日本基準 2013 日本基準 日本基準 IFRS 2015 (年度) 目標 IFRS 日立キャピタルレポート2015 8
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