会計・人事給与システムで経営基盤の変革を ──「SuperStream-NX」 ~7,400社以上の導入実績と信頼、ERPソリューションベストセラーの実力~ 世の中に財務会計システムは数多く存在する。会計システムというと、どれ も同じような印象を持つかもしれないが、実は企業規模や導入目的によって、 かなりの差異がある。今回は、中堅から大手企業へ多数の導入実績を持つ 「SuperStream-NX」の概要や今後の展望について、販売元のスーパースト リーム マーケティング企画部 部長の山田誠氏に話をうかがった。 7,400社のユーザーを抱える 中堅・大手企業向けERPソリューション スーパーストリーム株式会社 マーケティング企画部 部長 山田誠氏 バックオフィス系の業務なので、業種業態による大きな差異はありません。 スーパーストリーム社は1995年からそのバックオフィス分野に注力・特化して おり、他の業務システムと柔軟に連係を取ることでユーザーにフィットした SuperStream-NXは、キヤノンMJ ITグループのスーパーストリーム社が ERPとして組み合わせてご利用いただいています。他のシステムと自由に連 企画・開発・販売する経営基盤ソリューションだ。1995 年の発売からすで 係を取ることができるのがSuperStream-NXの大きな特長です」 に19年。多くの調査結果で、市場から高い顧客満足度の評価を得ている SuperStream-NXの高い顧客満足度は、業種間で大きな差異のない会計 SuperStream-NXは、会計システムERPソリューションのベストセラーといっ 人事に特化することで、使いやすさを長年追求した結果であるといえるだろう。 ていいだろう。導入ユーザー層は、中堅から大手企業が中心で、導入実績 さらに同製品は、全国100社におよぶパートナー企業を通して販売される。 は約 7,400 社以上、そのうち上場企業が約 700 社以上(2014 年 3月現 スーパーストリーム社では、 「SuperStream技術者認定制度」 を設けている 在) 。年商100億から1,000億の企業が半数を占めているとのことだ。 のだが、パートナー企業にはスーパーストリーム社から認定された技術者が数 SuperStream-NXは、 「会計」 と 「人事給与」の 2つのソリューションから 多く在籍しており、高い製品知識と能力でエンドユーザーをサポートしている。 構成され、会計ソリューションは、財務会計・管理会計を中心とした統合会 また、SuperStream Users Group (ユーザー会) の存在も見逃せない。 計と固定資産管理が柱で、その他のオプションも豊富に用意されている。人 ユーザー会はエンドユーザー企業で組織されおり、年一回のユーザー合宿を 事給与ソリューションには、人事・給与管理を中心に周辺モジュールが用意 含めて、毎月のように各企業の経理や人事、情報システム担当者同士で活 されている。 発な交流が行われているそうだ。このような、ユーザー同士のコミュニケー さらに、会計・人事の蓄積されたデータを分析するための経営分析ソリュー ションからあがってきた現場の声を、製品へ反映することでより使いやすく充 ションや、既存の基幹業務システムからデータを取り込むためのシステム連 実した機能の製品へとブラッシュアップしているのである。 携ツールも用意されており、企業経営を会計・人事給与でサポートする統合 SuperStream-NXの大きな特長としては、他の基幹システムとの連携が ソリューションパッケージとなっている。 あげられる。 「Connect」 というシステム連携ツールが用意されており、各企 SuperStream-NXは、 「会計」および「人事給与」の業務領域をカバーし 業の基幹業務システムからシームレスに、そしてリアルタイムに取り込むこと ているが、これについて、山田氏は次のように語ってくれた。 ができる。会計はデータの流れで言えば、いわば業務の川下に位置する。 「販売管理や生産管理などは、お客様の業種業態によって製品に求めら 川上にある販売・購買・生産・原価システムなどから流れてくる会計データは れる機能要求が異なっています。但し会計、人事給与の領域は、いわゆる 自動仕訳されてSuperStream-NXにリアルタイムに取り込まれる。その際、 GM EV グループ経営管理(BI) GL 財務会計/管理会計 FA 固定資産管理 AP AR 支払管理/経費精算 LM リース資産管理 PN 債権管理 手形管理 CP factoring 建設仮勘定管理 ファクタリング Connect システム連携ツール(EAI) 会計・人事給与に特化したSuperStream-NXの18プロダクト 証憑管理オプション HR 人事管理 field/HR 人事諸届・照会 PR 給与管理 RE 退職金管理 Manual マニュアル作成ツール iTutor for SS (BI) Log Log Manager Backup Backup Manager 会計・人事給与システムで経営基盤の変革を─「SuperStream-NX」 管理会計に必要なセグメントやプロジェクトなど 昔 の情報も取り込まれ、経営・管理会計データとし インフラ基盤 利用範囲 制度対応 導入企業対象 On Premise 日本 日本基準 個社導入 クラウド グローバル IFRS グループ経営 (自社環境構築) て取り出せるようになっており、グループ全体の 現在 リアルな財務状態を見ることができるようになっ ている。 (マルチテナント) SuperStream-NXが 目指すもの (グローバルスタンダード) 時代と共にユーザ様の関心は移り変わり、 アプリケーションに求められる姿も変わるため、 ユーザー様が求めるERPに変化する必要がる SuperStream-NXの目指している姿 ERPもクラウドの時代 すでに高い評価を得ているSuperStream-NXだが、目まぐるしく変化する IT環境、そして世界経済に対応すべく、 「クラウド」、 「グローバル」、 「IFRS 基準」、 「グループ経営」の4つに注力し進化し続けている。 「ERPにもクラウドの波が押し寄せています。以前は、クラウドと聞けばセ 「クラウド」 は、ソフトウェアの提供方法だ。現在は、SuperStream-NXの キュリティに不安を持つ企業が多かったが、昨今のクラウドファーストの流れ 導入はオンプレミスが主流だが、クラウドでのサービスも行っている。これに を受け、まずクラウドを前提としたERP導入を検討されるケースが目立ってい ついては、後半で詳しく説明する。 る」 と山田氏はいう。 「グローバル」 「 IFRS基準」 は、日系企業の海外進出を支援するためのグ クラウドの最大のメリットが、メンテナンスフリーだ。おろそかになりがちな、 ローバル対応のことだ。グローバル対応の例としては、IFRS対応以外に、 サーバーのメンテナンスやバックアップ、ソフトウェアのバージョンアップも、ク 日本語と英語の2カ国語に対応した入力画面、複数通貨対応による海外で ラウド運営業者任せでかまわない。また、BCPや DRの観点からも、自社で の現地通貨での入力などがあげられる。これには、日本製の使いやすさにこ 策定するよりもアウトソースした方がよい。 だわった会計システムを日本本社のみならずそのまま、日系現地法人で躍進 またクラウドとなると、操作感や他システムとの連係が気になるが、この点 してほしいとの思いがある。 においても、SuperStream-NXはリッチなユーザインタフェースを技術的に 「最近の国際財務報告基準 (IFRS) の流れにより、会計の尺度もグロー 採用していることで、オンプレミスと比較して使い勝手が損なわれることはな バル化しつつあります。これまで日系企業の海外進出といえば、安い人件費 いという。 を求めた進出が中心でしたが、昨今は国内市場の飽和、人口少子化と共 さらに、マッシュアップの技術を使い、複数のクラウドサービスを融合し、ひと に、これからはグローバルをマーケットとして捉えた日系企業の海外進出に進 出の目的が変化していくでしょう。そのとき、会計システムが足を引っ張っては つのアプリケーションとして扱えることも可能だという。そして、これこそが、 “これからのクラウドERP” だと山田氏は強調した。 いけません。テクノロジーや通信インフラが進化したいま、SuperStream-NX グローバル化がますます進む将来、これから海外進出を考えている企業で なら、世界中のどこでも利用できます」 と山田氏は語る。 あれば、会計情報をリアルタイムに経営に生かせるSuperStream-NXクラウ また、海外進出した日系企業を支援するために、現地での会計帳簿の記 ド版の導入を検討してみてはどうだろうか。 帳代行サービスも行っている。海外進出した企業では必ずしも経理に精通し た要員が派遣・採用されているわけではなく、海外拠点の締め処理が遅れが ちだが、このサービスを利用すれば、現地で記帳代行により入力が即時に リーズナブルなSaaS版 可能となり、決算の早期化だけでなく、人件費の削減も期待できる。 SuperStream-NXはSaaSとしても提供されている。気になる金額だが、 「グループ経営」 は、国内外にグループ企業がある場合でも、企業ごとに パートナーにより異なるものの、3ユーザーで月額 10万円がひとつの目安だ 個別に会計システムを使うのではなく、ひとつの会計システムを利用してデー という。この価格には、ソフトウェア利用料、保守サポート、インフラ、ミドル タを集約し、グループ全体の経営状況をリアルタイムに把握できるようにする ウェア、データベースの利用料がすべて含まれている。オンプレミスでの導入 というものだ。SuperStream-NXではグループ経営のソリューションも充実し であれば、企業規模にもよるが 1,000万程度のコストがかかるので、かなり ている。 リーズナブルな価格設定といえるだろう。 No More“Software” クラウドERP Portal(マッシュアップ) ソフトウェアの初期費用を大幅に抑え、 月額料金で固定化 ●「費用扱い」 として経理処理が可能 ● 販売/購買 No More“Hardware” ● ● 低価格でHW/OS/DBを調達し、HWの拡張も自在 セキュリティ・ウィルスの対策や最新のIT基盤へ追随、BCP対策も万全 No More“Install & Update” ● ● 連結会計 インストール作業からの解放 バージョンアップの作業・コストをゼロに クラウドがもたらす3つのメリット 経営基盤 ソリューション (統合会計・人事/給与) IaaS/PaaS SuperStream-NXが考える “クラウドERP” の概念図 【お問い合わせ先】 スーパーストリーム株式会社 パートナー営業部 TEL: 03-6701-3645 E-mail: [email protected] SCM SFA/CRM
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