豊田市PTA連絡協議会 471-8501 豊田市西町 3-60 豊田市次世代育成課内 tel34-6630 平成 26 年 5 月 1 日発行#375 http://toyotapta.web.fc2.com ◆特集 平成 26 年度役員予定者研修会 平成 26 年 2 月 1 日(土) 機関紙委員 午後 1 時 30 分から高橋コミュニティセンター大会議室において、平成 26 年度の PTA 役員予定者約 250 人が参加し、研修会が開催されました。 この研修会の目的は豊田市 PTA 連絡協議会の活動内容を知り、PTA に関する理解を深め、今後の活 動に役立てていくことです。 初めて役員をされる方が多く、みなさん緊張した面持ちで始まりました。豊田市民の誓いの唱和から 始まり、開会宣言。豊田市 PTA 連絡協議会会長のあいさつの後、当協議会の概要説明と続きました。 後半の研修会では、NPO 法人メンタルプラス協会 Reforest 理事長を務められる麓(ふもと)聡一郎氏をお迎 えして「折れない心の育て方」と題した講演を行っていただきました。 誰もが知る身近なアニメの主人公を題材に、その家族や人間関係を例えて、最初から最後まで力強い 先生のお話でした。講演後の出席者のアンケートからも「子どもの接し方、親の在り方がわかりよかっ た。」、 「子どもに対しての叱り方などとても勉強になった。」等とても手ごたえの感じられた講演会でし た。 (以下会長月記から抜粋) ・自己肯定感 高い・・・「素直」「自然」「選択できる」「自他大切」「ありがとう」「おかげさま」 低い・・・「ひねくれ」「不自然」「選択できない」「自己汚染」「どうせ」「あいつのせい」 ・子どもの自己肯定感を高めるには・・・指導者の自己肯定感が高くないといけない。「ほめる」「はげま す」「認める」 ・心折れやすくなる条件 努力神話を勘違いする→努力を評価し、努力を発掘する 失敗神話を勘違いする→失敗を自覚させ、修正することで良しとする ・健全な自己中を育てる 「楽しんでいるところを見せる」「陰日向で見守る」「あえて逃がす」 「くだらないことでも感心する」「叱る→認める」「価値観が多様」 最後に「あきらめない」という選択肢を選ぶ 講演について詳しい情報は http//www.skk-jp.com または 「エスケイケイ」で検索 ◆がんばってます 「スポーツ活動を通じた地域の連携」 スポーツ活動を通じた地域の連携」 機関紙委員 加藤雅俊・ 加藤雅俊・鈴木真理子 竹村小学校は、明治 6 年に龍興寺本堂に開校して以来、平成 25 年には創立 140 周年を迎えた伝統校 です。学校周辺は、新池公園や逢妻男川など豊かな自然に恵まれ、子ども達はのびのびと健やかに成長 しています。そんな子ども達の成長に、大きな影響を与えているのが『地域』です。ここでは、地域、 学校、竹村小学校父母教師会が力を合わせて活動している様子を紹介します。 <交通安全・家庭教育推進連絡協議会 年 4 回> まずは、交通安全・家庭教育推進協議会です。事務局を竹村小 学校に置き、父母教師会も副会長として中核を担います。参加メ ンバーは、自治区・こども園~高等学校・地元企業・老人クラブ・ 民生委員・保護司・スポーツ推進委員の方々です。「家庭教育」 が入るのが特徴で、毎年行っている標語コンクールでは交通安全 と共に家庭教育についても募集します。25 年度は過去最多!! 応募総数 2066 点。児童生徒、父母教師会会員の保護者はもちろ ん、先生、地元企業からも応募があります。優秀標語は看板とし て、子ども達を見守っています。 交通安全・家庭教育優秀標語看板 <ぽんつく大会 7 月> 続いて、ぽんつく大会です。地域に流れる「逢妻男川に親し む会」主催で、この日ばかりは地域の子どもも大人も泥だらけ。 水を張った田んぼにウナギを放ち、親子でふれあいながら、命 の大切さ、故郷の川、自然の大切さを考えてもらう機会として います。父母教師会も実行委員として、テント設営等の準備、 受付、フランクフルトの調理、ふるまいを担当しています。捕 まえたうなぎは、その場でさばいてもらい、家族でおいしく頂 きます。 家族で楽しむ伝統行事 ぽんつく <青少年健全育成部会> 最後に竜神地区コミュニティ会議 青少年健全育成部会 子 育て委員会 小学校の部です。山之手小、土橋小、竹村小の 3 校が中心となり、小学生の健全育成について話し合います。 今年は「あいさつ」をテーマに活動し、子ども達へ横断幕を 贈呈しました。竹村小父母教師会は児童からスローガンを募 集し、あいさつ運動を進める生活委員会の児童と相談して決 定しました。児童の元気なあいさつが学校に、地域に響き渡 ることを期待しています。 あいさつ運動横断幕 これからも地域の活動に積極的に参加し、地域を支えることで、子ども達の成長と笑顔が広がる、 そんな学校、地域になるように、竹村小学校父母教師会、「がんばります!!」 ◆PTAかわら版 「絆」を紡ぐ 井郷中学校父母教師会 井郷中学校は、学区の中心を水無瀬川が流れ、周囲を緑に囲まれた静かな環境の中に位置しています。 また、近くに無門学園、福寿園、光の家などの福祉施設があり、定期的な交流活動を通して人と人をつ なぐ心を育んでいます。 <被災地との交流活動> 東日本大震災から 3 年が過ぎる中、本校は平成 23 年度より岩手県の陸前高田市との交流活動を継続 しています。生徒会役員がリーダーとなり、評議委員会が中心となって交流活動を進めてきました。募 金活動に始まり、ビデオレターやフォトレターの交換など、生徒たちの思いを尊重しながら、親交を深 めてきました。中でも、球根や花(チューリップ、サフラン)を贈り合う活動では、互いに花壇を整備 し、贈られた苗を植えて毎年、きれいな花を咲かせています。 「I Love R ガーデン」 I は井郷・R は陸前高田 陸前高田市にある花壇 <福祉施設との交流活動> 学区にある福祉施設との交流活動は、年々充実しており、生徒たちの参加の様子もずいぶん自然体 になってきました。福祉施設でのイベントのお手伝いや井郷太鼓の披露など、意欲的なボランティア 活動を通して、生徒たちの思いやりの心や人と人との絆を深める学びの場になっています。 「井郷太鼓」の披露 福祉施設での餅つき大会 素直に伸び行く子どもたちは、地域の大切な宝物です。私たち、父母教師会は、彼らのために何が できるのか、何をしなければならないのかを常に模索し、今後も活動を展開していきます。彼らを見 守りながら、人と人との「絆」「ふれあい」、人情味のある地域の基盤づくりをめざしています。 ◆総合学習 1 「5 年生の総合的な学習 年生の総合的な学習の時間 学習の時間」 の時間」の紹介 平井小学校 平井小学校 学習のめあて 学び方を身につけ、自分の思いや願いを表現し、伝え合うことをねらいとして学習します。 ・ 自分の課題をもち、解決の計画を立てる。 ・ 課題追究の方法を工夫し、自分の考えをまとめたり、新たな課題をもったりする。 ・ 適切な方法を選んで自分の思いや考えを表現する。 ・ 学習したことをもとに、よりよい自分のあり方や生き方を考える。 以上の活動をしながら「生きる力」を育てていきます。 2 主な学習内容 (1) ・ お米大好き① 稲作りを通して、お米を育てる人の努力や苦労、植物 が生長する様子などを実際の体験から考えます。 ・ 稲の生長の様子を、観察カードにまとめます。 ・ 稲作り体験を通して、働くことの大切さ、責任感、生 <しろかき> しろかき> 命を思いやる心、などを育てます。 (2) ・ お米大好き② 稲穂を守る方法や、お米の調理法などについて、実 際の体験をもとに、多様な視点から考えます。 ・ お米の収穫、脱穀、もみすり、精米を行います。 ・ 収穫したお米を使って、ポン菓子づくりをします。 ・ 4月から稲の生長の記録をまとめます。 <田植え> 田植え> 3 児童の感想 ・ 最初は、田んぼに入ると泥だらけになるから、「やだな」 と思った。講師の方から、一つ一つの作業の大切さを教わ り、「やだな」とは思わなくなった。 ・ 農家の人の苦労がよく分かった。 「お米を大切に食べなけ れば」と思うようになった。 ・ 1年間調べたり、発表したりしたので、協力する力が前 よりも身に付いた。 ・ 収穫したお米でポン菓子を作り食することができ、感激 した。ポン菓子は、全校に分けて食べた。 <稲刈り> 稲刈り> ◆教室の窓から 「誰にでもできることを、誰よりもきちんとやる 誰にでもできることを、誰よりもきちんとやる」 もきちんとやる」 本城小学校 本城小学校 教諭 山内 直 今年、私は6年生の担任になった。6 名しかいない少人数のクラスである。6 名しか いないため、学校の中で担う一人一人の役割は大きい。全部で 6 班ある学校の縦割り班 では、6 名全員が班長になる。だから、一人一人に自覚と責任をもたせ、高い意識で生 活させていかなければならない。 「誰にでもできることを、誰よりもきちんとやる」私は担任 として、1 年間かけてこれだけは子どもたちに身につけさせた いと考えている。誰にでもできることとは、挨拶、返事、整理 整頓など、もっている知識や技能に関係のない意識さえあれば できることである。 これから子どもたちは、次々と新しい世界に進み、自分の可 能性に挑戦していかなければならない。その中で、上手くいか ないことや、自信を失くしてしまうようなことにも遭遇するか もしれない。そんな時、「誰にでもできることは、誰よりもき ちんとできます」と胸を張って言うことができれば、必ず周りには、支えてくれる人や応援してくれる 人がいてくれるはずである。そのためにも、今は確実にその 姿勢を身につけさせたい。そして、その姿勢で全校のお手本 となり、意識高く生活していけるようにしたい。 現在 6 名の子どもたちは、大きな声であいさつをしたり、 はっきりと返事をしたり、下駄箱の靴を整頓したりするなど、 よいお手本を示そうと一生懸命がんばっている。私自身も 「誰にでもできることを、誰よりもきちんとやる」教師であ りたい。 ◆コラムひまわり コラムひまわり 若林東小学校 教頭 吉田昭宏 若林東小学校は昭和 50 年 4 月に開校し、今年、創立 40 周年を迎えます。全校児童数 363 名、23 学 級の学校です。校区は名鉄三河線若林駅の東側に位置しています。駅周辺や三河線の沿線に住宅が密集 しており、その周りには緑豊かな田園風景が広がっています。 若林東小学校の特色ある教育活動の一つに、読書活動への取組があります。子どもたちの豊かな心を育 てることを目的にして、読書の時間を設定したり、読み聞かせをしたりしています。読み聞かせには、 学校サポーターとして、ボランティアの方に入ってもらっています。昨年度の調査では、95 パーセント を超える子どもが「読書がとても好き・好き」という結果があり、読書活動が子どもの生活に根付いて きています。 また、PTA活動も活発です。今年度のスローガンは「わ~大人も子どももポジティブに~」です。 和、輪、わっとする感動体験を大切にして、親と子どもが力を合わせ、地域も巻き込みながら、主体的 な取組が展開されています。 ◆子どもを見る目「 ◆子どもを見る目「小さな成長を笑顔で応援したい」 小さな成長を笑顔で応援したい」 パルクとよた不登校専門員 榊原 昌子 昨年、待望の孫が生まれました。小さな命は周りの心配をよそにやんちゃな挑戦を続け、日々子供ら しく成長しています。そんな様子を見るにつけ、我が子の時はどうだったのかなと思うことが増えまし た。 「這えば立て、立てば歩めの親心」という言葉が思い出されます。にこっとした、首が座った、寝が えりを打った、お座りができたと大騒ぎ。小さな成長に大きな喜びを感じ、次は何ができるのだろうと 心待ちにしていた日々でした。ところが、ある時を境に欲が出たのでしょうか。他の子どもと比べては 我が子の不甲斐なさに腹が立ち、心を傷つけていると分かっているのに、怒ってしまう自分がいました。 些細な成長でもできたことに大喜びをしていた私は、どこへ行ってしまったのでしょう。 今、思い返しても反省しきりです。できるならば、もう一度あのころに戻って、子どもの小さな成長 を笑顔で応援できる親になりたいです。どの子も周りから望まれて生まれてきた、大事な大事な子ども ですから。 ◆子どもの作品 ●図画● 「すてきな かいがらでしょ」 豊田市立元城小学校 2年 丹羽 姫子( 姫子(にわ きこ) きこ)さん やどかりが、おひっこしのために新しい貝殻に住み、次々に新しい友達を見つけて貝殻に住んでもら い仲良く暮らしていく様子を、カラフルな色使いで楽しそうにのびのびと表現することができました。 ●習字● 『 大志を抱く 大志を抱く 』 梅坪台中学校三年生 中平 茉彩香(なかひら まやか)さん まやか)さん 進路決定を控えた中学三年生として、大きな 夢を胸に抱き、未来に向けて前進しようという 気持ちが一つ一つの文字に表れています。力強 く生き生きとした作品です。
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