(平 成 東 京 ・ 芝 の 東 京 プ リ ン ス ホ て か ら 9 5 周 年 の 節 目 に な し た。 冒 頭、 牧 山 会 長 は 「1 世 テ ル で 開 か れ、 壱 岐 市 か ら る。 壱 岐 市 の ほ か 各 地 区 壱 白 川 博 一 市 長 ら 2 0 人 を 始 岐 人 会 会 長、 長 崎 県 下 の 各 紀 近 い 歴 史 と 伝 統 を 引 き 継 め 来 賓 ・ 会 員 総 勢 2 3 0 人 地 域 会 長、 国 会 関 係、 長 崎 い で き た 先 人 の 労 苦 に 敬 意 壱 岐 か ら は 市 長 の ほ か、 を 表 す る と 同 時 に、 伝 統 に る 決 意 を 述 べ た。 安住することなく新しい潮 流 を 見 つ め て い き た い」 と 山 本 県 議、 市 山 市 議 会 議 長、 た。 さ ら に 今 回、 東 京 雪 州 岐 振 興 局 長、 伊 豆 壱 岐 酒 造 会 の 名 称 を 『東 京 壱 岐 雪 州 組 合 理 事 長 ら が 出 席。 山 本 会』 に 変 更 し た 経 緯 等 も 報 剛 正 衆 院 義 員 ( 福 岡 選 出 ) 告。 役 員 人 事 な ど 総 会 議 事 ら も お 祝 い に 駆 け つ け た。 今回は初参加の人や島 の 後、 雪 州 会 が 1 8 年 度 か ら継続している壱岐市緑化 外 出 身 の 人 が 多 く 出 席 し 寄 付 ( 2 0 万 円 ) 目 録 を 牧 た の も 特 徴 で 、今 後 の 観 光 山会長から白川市長に手渡 交 流 や 壱 岐 の ア ピ ー ル に も役立つものと期待した し た。 白 川 市 長 は 挨 拶 で 雪 州 い 。壱 岐 を 始 め 多 く の 方 か 会の協力に謝意を表すと らご寄贈いただいた景品 ともに壱岐の近況と市政 等で福引抽選会も大いに の 取 り 組 み を 紹 介 。ま た 来 盛 り 上 が り 、会 場 は 終 始 歓 年 3 月 で 期 限 切 れ と な る 談 の 輪 に 包 ま れ た 。ご 協 力 離島振興法が10年延長 いただいた壱岐市の皆さ さ た こ と を 歓 迎 し 、離 島 航 ん に 紙 面 を 借 り て 御 礼 申 川柳作品集より 「盆」 赤穂浪士の大石内蔵助に扮した大川さん 投稿 14 13 27 哲学の道 (京都) 《短歌とエッセイ》 市山 節子 川沿いの石のベンチに青年が思惟(しい)像 のかたちに默(もだ)して動かず 「 人 は 人 わ れ は 我 な り 」 を 胸 裡( む な う ち ) にきざみつつ歩く哲学の道 琵琶湖よりひきたる疏(そ)水に鴨たちが艶 めく羽根を競い合いおり 店先を陶器のたぬきが並びいて愛きょう振り まく歓迎役に わが希(ねが)い受けられそうな童顔の幸せ 地蔵に護摩木(ごまぎ)供うる 風情がある京都の竹垣 路 運 賃 の 並 み 料 金 の 実 し 上 げ ま す 。( 写 真 撮 影 は 京 都 の 景 観 を つ く る 竹 林 の 道 や、 竹 垣 の す き 現 に 向 け て さ ら に 努 力 す 大 杉 一 雄 さ ん) 間から見える寺や料亭の庭の紅葉等、風情があっ て私はとても好きです。 落柿舎へ向かう奥深い竹林の道を歩いた時の さわさわと鳴る竹林の風の音の感動が今も忘れ あしべ文芸第 215 号 月 日 ( 日 ) 大 分 め か け て い ま し た。 ほ 久 間 水 産 の 協 力 で 海 産 られません。 県 日 田 市 「 大 山 ひ び き と ん ど ぶ っ つ け 本 番 物 の 実 演 販 売 も 行 い、 京都には竹職人の人も多く、老舗の料理店等、 の 郷」特 設 ス テ ー ジ(テ だ っ た の に、 人 ( 4 日の前夜祭会場と道 竹 の櫛の所を互いに段がつくように違わせて竹 江川 漣 選 ン ト ) で 、 大 衆 演 劇 、 歳 ~ 歳 ) の 子 供 達 は の 駅 ( 水 辺 の 郷 お お や 垣 を 作 っ た り、 竹 の さ わ や か さ を 演 出 し た り す 橘 劇 団 ・ 若 座 長 ・ 華 形 の び の び と 演 技 を し、 ま ) と 2 班 に 分 か れ 物 るそうです。 座 長 特 別 公 演 の 前 座 と 沢 山 の 拍 手 を 頂 き ま し 品 販 売 し ま し た。 子 供 竹の素材を生かしたアーチ型の竹垣に出合う し て 出 演 し ま し た。 た。 達の大きく可愛い売り と 、京都ならではの伝統の美しさを感じ心が和 前夜からの大雨にも 今 回 は 壱 岐 の 宣 伝 も 声 に 続 々 と 客 足 が 伸 みます。 か か わ ら ず 一 支 国 座 の 兼 ね て い た の で、 一 支 び、 2 日 間 で ほ ぼ 完 売 日 本 古 来 の 竹 は、 緑 色 が 美 し い 真 竹 を よ く 使 上 演 時 間 ( 午 前 時 ) 国 博 物 館 や 壱 岐 の 観 光 し ま し た。 い、 良 い 竹 は 根 元 を 揺 ら す と、 竹 の 元 気 さ が よ に は す で に 5 0 0 ~ のチラシも用意しての 子 供 達 は プ ロ の 役 者 くわかるとの事です。 6 0 0 人 の お 客 様 が つ 公 演 で し た。 ま た、 佐 に 交 じ っ て の 大 舞 台。 竹 は 柔 ら か で 優 し く、 人 そ れ ぞ れ の 感 じ 方 で その上に販売の体験は 眺 め、 楽 し む 事 が で き 心 を 癒 し て く れ ま す。 京 大 変 貴 重 で、 実 り あ る 都 の 玄 関 の 顔 が 竹 垣 で、 涼 し い 趣 と、 お も て な あしべ文芸第 215 号 2 日 間 で し た。 特 に、 し の 心 が 息 づ い て い て、 職 人 の 竹 へ の 想 い が 美 舞 台 終 了 後 の 子 供 達 の しい風景と共に今も新鮮に甦ってきます。 張りのある自信に満ち 風鈴の音も照らして月明かり 森 万里 た 売 り 声 は、 一 体 と な っ て 会 場 に 響 き、 お 干し草の匂い懐かし深呼吸 客様に感動を与えまし 十六夜や全窓ともし豪華船 柳澤幸子 た。 「大山ひびきの郷」 の 航跡はどこまで続くいわし雲 支 配 人 は、 別 れ の 際 に 朝顔の藍をふかめてひと日終ゆ 奥野和代 「 壱 岐 の 子 供 達 の 演 技 と パワーに圧倒されまし 夕焼や夜外ステージ二胡の音 た。 来 年 も い ら っ し ゃ い !」 と 嬉 し い 言 葉 を 野ぼたんのひと日の色と決めて咲く 祐 お 土 産 に 下 さ い ま し た。 風鈴のチリともならぬ今宵かな 佐 久 間 さ ん は、 一 支 国 座の往復バスの運転も 扇風機タイマー仕掛けの一夜かな 吉永清子 引 き 受 け て く だ さ り、 ちから水踏ん張る若手山車担ぐ 最 後 に「 子 供 達 は す ご く 商 売 上 手! 来 年 も や ろ う よ 」 の 一 言。 大 成 功 の 島 外 公 演 で し た。 JR 初盆に老いた子供が勢揃い 軸 も 若 々 し く 保 て 、 人 生 を 楽 御先祖の乗って来る船絆かも 橋本正代 髙内絹子 し む た め の 設 計 の 一 環 と し 盆近く誰を恋しと哭く蝉よ 大川醍成 て、 カ ラ オ ケ 演 歌 を 歌 い な 新 盆 の 仏 と な り て 一 人 の 死 松永扶巳 が ら 、 リ ズ ム を 感 じ て 「 歌 墓掃除盆花飾り気も晴れる 中村二枝 の 旅 を 続 け て い ま す。 年 一 度 お 盆 参 り に 家 族 づ れ 三浦ツヤ子 ひとつまみの幸せでも歌 孫達も部活 今年は一人盆 立石秀子 を 通 し て 互 い に 支 え 合 い、 一早く胡瓜の馬で祖霊着く 篠崎絹代 少しでも豊かな人生を歌謡 迎え火ではるか彼方の浄土より 松永純子 返 り、 日 々 の 生 活 で 疲 れ た の 魅 力 を 通 し て 味 わ い、 そ 心 を 少 し で も 癒 す べ く 、 歌 し て 何 よ り 健 康 の た め に も 蝉時雨今年も来たよ盆三日 横山幸子 心 か ら 誘 わ れ 、「 歌 は 語 る 歌 に よ る 心 身 の 支 え が 大 切 初盆に家族揃って墓参り 浜野幸生 盆花火散り友の顔想い出し 浜野幸生 も の 」「 セ リ フ は 歌 う も の 」 だ と 思 っ て い ま す 。 気 分 ほ ど よ き 旅 先 の 車 窓 祖霊様ゆっくり帰える茄子の馬 と 演 歌 を 口 ず さ み ま す。 ス 篠崎絹代 テ ー ジ で は、 曲 の 艶 と メ ロ か ら、 美 し い 秋 の 景 色 も そ 迎 え 火 を 焚 い て 万 端 君 を 待 つ 横山幸子 デ ィ ー を ほ ん の 一 瞬 で も 分 ん な 私 を 応 援 し て い る よ う 初盆に迎え火ともし先祖待つ 髙内絹子 か ち 合 い た い と 思 っ て 歌 っ で、 歌 が 結 ぶ 人 と 人 の 心、 初盆の回り灯籠に偲ぶ人 中村二枝 親睦のありがたさをしみじ て い ま す。 初盆の友の姿は夢の中 立石秀子 そ れ に 衣 装 次 第 で、 気 分 み と 感 じ る 旅 で し た。 盆近し父 母偲び墓掃除 中村二枝 亡き信友を偲ぶお盆もあと何度 栗島其枝 初盆に友の好物ひとつ添え 篠崎絹代 盆近し家族総出の大掃除 竹尾久恵 長男の嫁が出番の田舎盆 竹尾久恵 盆写真三十路の亡母はセピア色 松永純子 先祖待つお盆三日の帰省客 竹尾久恵 人 子や孫に椅子を寄せ合う盆の卓 松永扶巳 地 夢でいい逢いたい人のお盆来る 栗島其枝 天 かずら引き昔ながらの島の盆 横山幸子 カラオケ演歌の旅 自 然、 大 地 は 秋 真 っ 盛 り、 朝 夕 の 風 に 晩 秋 を 感 じ ま す。 先 般、十 月 二 七 日、諫 早 市、 平 安 閣 諫 早 サ ン プ リ エ ー ル 大 ホ ー ル で 、第 八 回 「 あ ん た の 花 道・ 秋 の 唄 祭 り 」と 銘 打 っ た カ ラ オ ケ 大 会 が 開 か れ 、ス テ ー ジ の 緞 帳が開くと趣味の演歌を 歌 う 出 演 者 、観 客 と の 心 の つ な が る 交 流 が 、全 身 に 元 気が伝わってくるようで し た。 以前のステージで披露し た、 大 石 内 蔵 助 の 衣 装 に も 多 少 変 化 を 加 え、 第 二 弾 で はかぶとを自作してかぶ り、 そ う し た 祭 典 に 向 け て、 さ ら に 歌、 歌 心、 衣 装 自 分 は、 今 日 一 日 を 振 り 挨 拶、 会 員 の 協 力 を 求 め 長 嶋 観 光 協 会 長、 久 村 県 壱 壱岐市緑化寄付目録を白川市長に渡す牧山会長 東京壱岐雪州会の創立 県 人 会、 長 崎 県 人 ク ラ ブ 幹 が 出 席 し、 賑 わ っ た。 今年は雪州会が1917 部など来賓及び一般会員が 周年記念総会及び懇親会 年 度)が 月 日、 年 ( 大 正 6 年 ) に 発 足 し 一 堂 に 集 い 記 念 総 会 を 祝 福 95 堀川 千代子 迎え火や雨を供とし来たりけり 興津美智子 落とし種草の中より南瓜出で 俳句作品集より 11 28 に も 磨 き を か け ま し た。 第2回 島外公演 「時の贈り物」を終えて 28 東京雪州会会長 牧山康敏 10 劇団「一支国座」 10 壱岐から20人、総勢230人で盛会 東京雪州会創立 95 周年記念総会 24 平成 24 年(2012 年)11 月 9 日(金) (4) 壱 岐 新 報 The Ikishinpou 第 0029 号
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