合同大会 日本家族心理学会第 33 回大会 日本交流分析学会第 41 回大会 プログラム・発表抄録集 大会テーマ:親子の交流、家族の交流 会期:2016 年 10 月 14 日(金) ・15 日(土)・16 日(日) 会場:聖徳大学 日本家族心理学会第 33 回大会 大会準備委員長 日本交流分析学会第 41 回大会 大 会 菅沼憲治(聖徳大学) 長 小澤 真(聖徳大学) ご挨拶 この度は、日本家族心理学会第 33 回大会を聖徳大学で開催させていただくこ とになりましたのでご挨拶を申し上げます。 さて、大会会場の聖徳大学短期大学部は今年で創立 51 年、また聖徳大学は創 立 26 年の歴史を有する中規模の女子総合大学です。しかし、心理学科は、2002 年に設置された、まだ歴史の新しい学科です。その中でも特筆すべきことは、我 が国に家族心理学を導入され、その後多くの人材を育てて来られた岡堂哲雄教授 が教鞭をとられていることです。さらに臨床心理コースや社会心理コースととも にユニークな家族心理コースが置かれていることです。 ところで、今大会は日本交流分析学会第 41 回大会と合同開催であることをお 含み置き下さい。 そこで、大会の合同大会メイン・テーマは、「親子の交流、家族の交流」とい たしました。 過去の人間科学の歴史を振り返ると家族心理学と交流分析の両理論は、分かち 難く個人の自律性という側面と家族を含めた全体性という側面の統合を目指し 研究された経緯があります。このような合同開催で新たなシナジー効果の学びが 生まれたら喜ばしいことであると考えています。 初秋の千葉県松戸市で行なわれます今大会は、多くの学会員の皆様がご参加頂 けるように心理学科教員一同は、一生懸命に大会を担っていく所存です。 日本家族心理学会第 33 回大会 大会準備委員長 菅沼憲治 この度日本交流分析学会第 41 回大会を日本家族心理学会第 33 回との合同大会 として開催させていただくこととなりました。本学会では第 38 回大会(島田涼子 会長)が ITAA 大会と共催されたのを皮切りに、第 39 回大会(岡田宏基会長)が 日本ヒューマンケア心理学会と、そして昨年の第 40 回大会(松野俊夫会長)が日 本自律訓練学会とそれぞれ共同開催されておりますので、4大会連続での他学会 (団体)との共同開催となります。 ご承知の通り、交流分析の理論の主要な要素は人生早期に養育者から与えられ るメッセージの影響を重視しています。家族の心理の専門家との交流を通して、 理論の上でも実践の上でも交流分析にとって重要な、親子の交流、家族内の交流 について、改めて考察を深める機会となることを期待しております。 聖徳大学で本学会を開催するのは初めてですが、東京都心から電車で 30 分程度 と交通の便もよいところです。ひとりでも多くの皆様のご参加をお待ちしており ます。 日本交流分析学会第 41 回大会 大会長 小澤 真(聖徳大学) 会場アクセス 会 場:聖徳大学(千葉県松戸市岩瀬 550) JR常磐線・新京成電鉄 松戸駅下車徒歩 5 分 至 取手・土浦 松戸 聖徳大学 10 号館(情報交換会会場) 会場 聖徳大学 松 戸 駅 JR 常磐線 東 口 日暮里 上野 プ ラ ー レ ・ イ ト ー ヨ ー カ ド ー 聖 徳会 大場 学 東京 品川 ・松戸駅東口を出てそのままペデストリアンを進み、プラーレ・イトーヨー カドーの店内(2F)に入り、エスカレーターまたはエレベーターで5F へ。 ・5F 出入り口を出て道なりに進んでください。 ※プラーレ・イトーヨーカドーの閉店時は入り口横の階段をご利用ください。 会場には駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。 【聖徳大学構内】 2 号 館 1号館 6 号 館 7 号館 10/15 川並香順 川並弘昭 記念講堂 記念図書館 3 号館 10/14 5 号館 8 号館 10/16 入口(6F) 正門 大学構内は全面禁煙です。喫煙はご遠慮ください。 会場案内 【3号館】 ・出入り口は 6 階です。ご注意ください。 10/14(金) 3802 講師控室 3803 家 自主シンポジウム(FS2) 3804 家 自主シンポジウム(FS3) 3805 家 ワークショップ(F3) 3806 家 自主シンポジウム(FS1) 家 学会企画シンポジウム 3807 受付 3808 休憩室・クローク 【1号館】 1319 交各種委員会 1323 交理事会 10/16(日) 3806 3301 3302 3303 3201 3202 3203 3101 3102 家 交 家 交 日本家族心理学会のプログラム 日本交流分析学会のプログラム 日本家族心理学会のプログラム 日本交流分析学会のプログラム 家 ワークショップ(F1) 家 交 合同シンポジウム 家 事例発表(FC2) 家 編集委員会 家 事例発表(FC3) 受付・休憩室・クローク 家 口頭発表(FO1~FO4) 交 ワークショップ(T2) 家 口頭発表(FO5~FO8) 交 ワークショップ(T3) 家 口頭発表(FO9~FO12) 交 ワークショップ(T4) 交 ワークショップ(T1) 家 ワークショップ(F2) 家 事例発表(FC1) 家 ワークショップ(F4) どなたでもご参加いただけます どなたでもご参加いただけます 日本家族心理学会会員のみご参加いただけます 日本交流分析学会会員のみご参加いただけます 【7 号館】 10/15(土) 7301 家 交 理事長対談 7309 クローク 家 交 大会記念特別講演 7310 休憩室・書籍展示 家 家族心理学会大会シンポジウム 7311 家 ポスター発表 家 家族心理学会総会 7308 3F 2F 1F 交 ポスター発表 交 大会シンポジウム 7332 家 理事会 交 評議員会 7101 交 総会 参加者へのご案内 参加費 (1)大会参加費 ・日本家族心理学会会員・日本交流分析学会会員 熊本地震の被害にあわれた会員は、大会・ワーク 予約参加:¥8,000(当日参加:¥10,000) ショップ(研修会) ・情報交換会(懇親会)の参加 ・非会員 予約参加:¥12,000(当日参加:¥15,000) 費を免除いたします。予約申込時に大会ヘルプデ ・学生(受付にて学生証を提示してください) スクにお申し出ください。 予約参加:¥4,000(当日参加:¥5,000) (2)ワークショップ(研修会) 会員、非会員問わず、おひとり 2 講座までの受講といたします。 ・1 講座のみ受講:¥6,000 ・2 講 座 受 講*:¥10,000 *2 講座を受講される場合は、F1 か T1 のいずれか 1 講座と、F2~F4、T2 ~T4 の 6 講座の中から 1 講座を選択してください。 F3 と 10 月 16 日(日)の午後に開講される講座(F2、F4、T2~T4)を 組み合わせて受講することはできません。ご了承ください。 ※ 会場の都合により定員制といたします。定員に達した講座より申し込みを締め切ります。 情報交換会(懇親会) 10 月 15 日(土)18:30 より聖徳大学 10 号館「スパンカ」にて開催します。奮ってご参加ください。 参加費:¥5,000 参加受付 下記の場所に大会受付を設けます。 10 月 14 日(金)14:00~ 3807教室 10 月 15 日(土)10:00~ 7号館入口ホール 10 月 16 日(日) 8:30~ 3303教室 (1) 予約参加の方 ・予約参加者受付へお越しいただき、参加票にご記入ください。 ・参加票と引き換えに参加証・領収証をお渡しいたします。 ・10 月 15 日のお弁当をご予約の方には受付時にお弁当引換券をお渡しいたします。 (2) 当日参加の方 ・当日参加者受付へお越しいただき、参加票にご記入ください。 ・参加票とともに参加費をお支払いください。参加証・領収証をお渡しいたします。 ・参加証に所属、氏名をご記入ください。 ※会場内では必ず参加証のご着用をお願いいたします。 大会プログラムへの参加について 日本家族心理学会または日本交流分析学会の会員であれば(当日会員を含む) 、どちらの学会のプログラム にも参加できます。ただし、日本家族心理学会の事例発表は発表者、参加者ともに日本家族心理学会員に限り ます。 なお、ワークショップ及び事例発表においては、そこで知り得た事例に関して一切口外しないことをご誓約 の上ご参加ください。 クローク 会期中下記の場所にクロークを設けます。 10 月 14 日(金)14:00~ 3808教室 10 月 15 日(土)10:00~ 7309教室 10 月 16 日(日) 8:30~ 3303教室 ・お荷物は必ず当日中にお引き取りください。また貴重品はお預かりできません。 休憩室 会期中下記の場所に休憩室を設けます。お茶などをご用意いたしますので適宜ご利用ください。 10 月 14 日(金)14:00~ 3808教室 10 月 15 日(土)10:00~ 7310教室 10 月 16 日(日) 8:30~ 3303教室 お食事 松戸駅周辺の飲食店をご利用ください。お弁当をご持参された場合、休憩室等でお召し上がりください。 発表者へのご案内 (1)日本家族心理学会 発表時間は以下の通りです。 口 頭 発 表 質疑応答を含め一発表:20 分 事 例 発 表 質疑応答を含め一発表:90 分 ポスター発表 在 席 責 任 時 間:45 分 自主シンポジウム 質疑応答を含め一発表:90 分 口頭発表、事例発表、自主シンポジウムの会場では、PC(Windows マシン) 、プロジェクターのご用意を いたします。データファイルは当日 USB フラッシュメモリーにてお持ちください。 ご自身のPCを使われる方は、PCとともに映像出力アダプターをご持参ください。映像出力は標準の D-Sub15(VGA)です。 (2)日本交流分析学会 ポスター発表 14:10 より 15:00 まで 2 組に分かれて座長の進行による要旨の口頭発表、以降の時間は自由閲覧といた します。口頭発表は各自のポスターの前でお願いします。発表時間は 5 分間です。発表時間を厳守してく ださい。 (3)ポスターの掲出について ・日本家族心理学会、日本交流分析学会ともポスター発表の貼り付けスペースは横 90cm×縦 150cm以 内です。あらかじめボードの左上に大会事務局にて演題番号を掲出しますので、ご自身の演題番号をご確 認ください。 ・ポスターの貼り付けは日本家族心理学会、日本交流分析学会ともに 13:00 から可能です。 ・日本交流分析学会のポスター発表をされる方は 14:10 までに貼り付けを完了してください。ポスターの 撤去は 16:10 から開始し、18:30 までに完了してください。 ・日本家族心理学会のポスター発表をされる方は 16:30 までに貼り付けを完了してください。ポスターの 撤去は 18:00 から開始し、18:30 までに完了してください。 ・18:30 を過ぎてポスターが残っていた場合、大会事務局で撤去させていただきます。 (4)配布資料について ・配布資料の印刷は、大会事務局では対応いたしません。必要に応じてご自身でご用意ください。 大会スケジュール 10 月 14 日(金) 家族心理学会 10 月 15 日(土) 交流分析学会 家族心理学会 10 月 16 日(日) 交流分析学会 家族心理学会 交流分析学会 8:30 受 9:00 付 9:30 10:00 受 10:30 付 T1 大会記念特別講演 12:00 ワ 合同シンポジウム ー ク シ ョ ッ プ ワ ー ク シ ョ ッ プ F2 F4 11:30 口 頭 発 表 ワ ー ク シ ョ ッ プ F1 事 例 発 表 理 事 長 対 談 11:00 ワ ー ク シ ョ ッ プ ・ 12:30 13:00 理 事 会 評議員会 編集委員会 13:30 総 会 14:00 14:30 受 付 15:00 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 学 会 企 画 シ ン ポ ジ ウ ム ポスター発表 総 ワ ー ク シ ョ ッ プ 理 事 会 ・ 会 ポスター発表 大会シンポジウム F3 18:30 各種委員会 自 主 シ ン ポ ジ ウ ム 19:00 19:30 20:00 20:30 情報交換会(懇親会) T2 T3 T4 15:30 大会シンポジウム ・ 10 月 14 日(金) 14:00~ 受 付 (3807教室) 15:00~16:30 日本家族心理学会 自主シンポジウム (3803教室・3804教室・3806教室) 16:00~19:00 日本家族心理学会 ワークショップ(研修会)F3 (3805教室) 16:40~18:40 日本家族心理学会 学会企画シンポジウム (3806教室) 「関係者支援とは?―多職種連携と日本的家族支援の方向性―」 14:00~16:00 日本交流分析学会 各種委員会 (1319・1323教室) 16:00~18:00 日本交流分析学会 理事会 (1323教室) 10 月 15 日(土) 10:00~ 受 付(7号館入口ホール) 10:30~11:15 理事長対談 (7301教室) 日本家族心理学会理事長 日本交流分析学会理事長 大 熊 保 彦( 東 京 家 政 大 学 ) 江 花 昭 一( 神 奈 川 大 学 ) 11:15~12:00 大会記念特別講演 (7301教室) 「家族心理臨床の歩み」 岡 堂 哲 雄( 聖 徳 大 学 ) 13:30~15:20 日本家族心理学会 大会シンポジウム (7301教室) 「ライブ・スーパービジョン~悩める援助専門家を救え~」 14:10~16:10 日本交流分析学会 ポスター発表 (7311教室) 16:20~18:10 日本交流分析学会 大会シンポジウム (7301教室) 「育てる~幼少期の親子関係を考える~」 16:30~18:00 日本家族心理学会 ポスター発表 (7311教室) 18:30~20:30 情報交換会(懇親会) (聖徳大学 10 号館14階「スパンカ」) 12:10~13:20 日本家族心理学会 理事会 (7332教室) 12:10~13:00 日本交流分析学会 評議員会 (7308教室) 13:00~14:00 日本交流分析学会 総会 (7101教室) 15:30~16:15 日本家族心理学会 総会 (7301教室) 10 月 16 日(日) 8:30~ 受 付(3303教室) 10:30~11:50 日本家族心理学会 口頭発表(3201教室・3202教室・3303教室) 10:30~12:00 日本家族心理学会 事例発表(日本家族心理学会会員のみ)(3102 教室・3301教室・3302教室) 9:00~12:00 日本家族心理学会・日本交流分析学会 ワークショップ(研修会) F1(3806教室)・T1(3101教室) 13:30~16:30 日本家族心理学会・日本交流分析学会 ワークショップ(研修会) F2(3101教室)・F4(3102教室) T2(3201教室)・T3(3202教室)・T4(3203教室) 13:30~14:30 日本家族心理学会・日本交流分析学会 合同シンポジウム(3806教室) 「国家資格『公認心理師』は心理職の教育・トレーニングにどのような変化をもたらすのか」 12:30~13:30 日本家族心理学会 編集委員会(3301教室) 本大会の出席は、以下の資格の更新ポイントになります。 ・日本交流分析学会認定資格 ・家族心理士・家族相談士 ・臨床心理士 ・日本心身医学会(専門医、認定医、認定医療心理士) ・日本心療内科学会専門医 ワークショップ(研修会)の受講は、以下の資格の更新ポイントになります。 ・日本交流分析学会認定資格 ・家族心理士・家族相談士 ・臨床心理士* *2 講座(計 5 時間以上)の受講が条件です。 10 月 15 日(土)10:30~11:15 7301教室 理事長対談 日本家族心理学会理事長 大 熊 保 彦(東京家政大学) 日本交流分析学会理事長 江 花 昭 一( 神 奈 川 大 学 ) 司会 小澤 真(聖徳大学) 10 月 15 日(土)11:15~12:00 7301教室 大会記念特別講演 「家族心理臨床の歩み」 岡堂哲雄(聖徳大学) 司会 菅沼憲治(聖徳大学) 昭和40年(1965)に東京家庭裁判所の調査官有志が始めた家族への 支援(家族集団療法)には、次第にユニークな取り組みが加わり、家族療法と して普及し、昭和59年(1984)には、東京で家族心理学会が創設されま した。 平成2年(1990)には京都で,国際家族心理学会の開設が決まり、大会を4年ごとに開催することが 合意されました。第1回大会は、平成2年に東京の昭和女子大学で開かれた次第です。4年後の199 4年には、イタリアのパドア大学で、第2回大会が開かれました。 その後、4年ごとに大会が開催され、第7回大会は、平成25年(2013)8月に東京で日本家族心理 学会30周年大会と同時に開かれております。 顧みますと、昭和60年(1985)10月には,ニュ-ヨーク市で開かれたAAMFT(American Association for Marriage and Family Therapy)の第2回国際会議・第43回年次大会に招待され、家 族療法 journal 編集者会議では,わが国の実状を報告しました。この会議の参加者とは、平成2年京都で 開かれた国際心理学会議でのシンポジウムで再会することになりました。 家族心理学の課題は、第一に、家族療法、家族カウンセリングへの取り組み、第二に、親・家族への 心理教育による家族危機の予防・回復力の増進です。 ・家族支援の目標 ・生活体としての家族 ・症状・問題と家族力動 ・家族アセスメント(心理臨床的理解)の着眼点 ・家族療法(心理臨床的支援)の着眼点 ・家族心理教育のすすめ 10 月 16 日(日)13:30~14:30 3806教室 日本家族心理学会・日本交流分析学会 合同シンポジウム 「国家資格『公認心理師』は心理職の教育・トレーニングにどのような変化をもたらすのか」 企画・司会 菅沼憲治(聖徳大学) シンポジスト 大熊保彦(東京家政大学) 松野俊夫(日本大学) 周知のように公認心理師法案は、2015 年 9 月に国会で可決成立した。更に、厚生労働省の公認心理師 制度推進室は、2016 年 9 月 20 日に第一回公認心理師カリキュラム等検討会を開催した。今後は、2018 年までに公認心理師の第 1 回試験が、実施される見込みである。 こうした動向を踏まえて公認心理師は、現任心理職や未来のキャリア形成に心理職を志望する学生・ 大学院生の教育・トレーニングに今後どのような変化をもたらすのかを議論したい。 そこで、日本家族心理学会側から大熊保彦先生に、また日本交流分析学会側から松野俊夫先生にご登 壇して頂き、それぞれの立場から上記のテーマに対するご意見を述べて頂きます。 なお、お二人の先生方は、一般財団法人日本心理研修センターの役員を務められています。フロアー の参加者も含めて、公認心理師の今後に向けて情報の共有化をすることにいたします。積極的な参加を ご期待申し上げます。 10 月 14 日(金)16:40~18:40 3806教室 日本家族心理学会 学会企画シンポジウム 「関係者支援とは?―多職種連携と日本的家族支援の方向性―」 司会 生田倫子(神奈川県立保健福祉大学) 話題提供者 災害支援における関係者援助とは −震災における当事者体験と、被災現場での経験から厚坊浩史(日本赤十字社和歌山医療センター精神科部) 犯罪被害者支援における関係者援助 -池田小学校事件の被害者家族支援の実践から 倉石哲也(武庫川女子大学) 学生相談における関係者援助 -学生支援の三階層モデルと多職種連携の在り方 高野 明(東京大学) -子どもの問題を巡る関係者へのコンサルテーションと多職種連携 喜多見 学(立正大学心理臨床センター) 指定討論 北島歩美(日本女子大学) 日本における心理臨床は長らく、クライアントに対する個人面接を中心として事例発表やトレーニン グが行われてきた側面が強いが、最近、IP を取り巻く関係者への援助の重要性がクローズアップされて きている。 「複数の人員や組織で構成されるシステムを見立てる」という視点を持つ家族療法家は、この、 関係者援助/コンサルテーションについては、家族を見立てると同様に認識論上の基盤を持っている。ま た既に、関係者援助のニーズに対して対応しうる即戦力として活躍されている方も多い。 本シンポジウムでは、各シンポジストに以下の論点を可能な限り盛り込んでいただくことを事前にお 願いしている。関係者とはだれか? 関係者援助・多職種連携の意義と実践する際に気を付けていること、 守秘義務と集団守秘(共同守秘)の棲み分け、誰がどのような観点で、どのように支援・コーディネー トするのが良いか、当事者支援・支援者支援における当時者研究の意義、危機介入・コンサルティング の在り方(独自のツール開発) 、関係者援助と家族療法の融合、等どれも関係者援助の実践に欠かせない 論点である。 〈話題提供者略歴〉 厚坊浩史先生 平成 17 年 徳島文理大学大学院博士前期課程修了。 平成 18 年より臨床心理士 国立病院機構南和歌山医療センターで8年、奈良県 立医科大学附属病院で3年勤務し、10月から日本 赤十字社和歌山医療センターで勤務。 専門はサイコオンコロジー、自殺対策、コンサルテ ーション・リエゾン活動。 日本総合病院精神医学会評議員 日本サイコオン コロジー学会代議員 日本内観医学会評議員 倉石哲也先生 関西学院大学大学院社会学研究科修士課程修了 (修士・社会学)、神戸大学大学院人間発達環境学研 究科修了(博士・学術) 、カリフォルニア大学バー クレー校客員研究員(2008) 「生活困難を抱える家族への複合的支援」を研究 テーマに、養育困難家庭を中心に実践的研究を行っ ている。 著書「犯罪被害者支援とは何か」ミネルヴァ書房 (分担)、「家族ソーシャルワーク」ミネルヴァ書房 (単著) 、 「地域と家族の未来像」(家族心理学年報) 金子書房(分担) 、「学齢期の子育て支援」どりむ 社(単著)など 高野明 先生 東京大学学生相談ネットワーク本部准教授。学生相 談所長・ピアサポートルーム室長。カウンセラー(臨 床心理士) 。 2002 年東京大学学生相談所,2005 年東北大学学生 相談所を経て,2009 年より現職。 学生へのカウンセリングや教職員・家族へのコンサ ルテーション等の個別の援助活動にとどまらず,教 職員との協働や,学生のピアサポートの充実等を通 して,全ての構成員がエンパワーされるような大学 コミュニティの風土作りを目指している。 喜多見学 先生 臨床心理士・家族心理士。立正大学心理臨床セン ター助教。NPO 法人子育て応援隊むぎぐみ理事。日 本ブリーフセラピー協会埼玉支部長。 区の教育相談所、スクールカウンセラー、保育園 の障害児巡回相談、東京都教育相談センターを経て、 2016 年より現職。 家族療法・ブリーフセラピーを用いて、様々な支 援機関と共に子どもと家族の支援、関係組織の支援 を行っている。 10 月 15 日(土)13:30~15:20 日本家族心理学会 大会シンポジウム (7301教室) 「ライブ・スーパービジョン~悩める援助専門家を救え~」 企画 菅沼憲治(聖徳大学) 司会 長田由紀子(聖徳大学) スーパーバィジー 佐藤哲康(川村学園女子大学) スーパーバィザー 菅沼憲治(聖徳大学) コメンテーター: 平木典子(統合的心理療法研究所) クライエント ボランティア ここで述べるスーパービジョンは、特定の理論・領域を念頭に置いて行うものではない。いまここの 場面で行うライブ・スーパービジョンが、参加者の皆さんに生きた教材として気づき体験に資するよう に行うものである。 さて、スーパービジョンの目的は3つある。第一にスーパーバィジーが、自分の行動のレパートリー を広げる。第二にスーパーバィジーが、自己成長を遂げる。第三にクライエントが質の高い対人援助を 受ける。 さて、ライブ・スーパービジョンは、次の内容である。スーパーバィジーはスーパーバィザーに、自 分が行ったカウンセリング(セラピー)で何が気がかりであったか、さらに何が検討部分であると気づ いたのかを報告する。 一方、スーパーバィザーは、スーパーバィジーの報告を受けた後に次の三点の視点からスーパービジ ョンを行う。まずスーパーバィジーの行った査定や介入の代替案を伝える。次にスーパーバィジーに質 問と確認を含めたフィードバックを行う。最後にスーパーバィジーの良さを伝え、ねぎらう。 上記のライブ・スーパービジョンの過程は、五つのステップで進行することになる。 第 1 ステップ:スーパーバィジーは、クライエントとライブ・カウンセリングを行う。 第 2 ステップ:スーパーバィザーは、スーパーバィジーから報告を受ける。 第 3 ステップ:スーパーバィザーは、クライエントとライブ・カウンセリングを行う。 第 4 ステップ:スーパーバィザーとスーパーバィジーは、共に体験をシェアリングする。 第 5 ステップ:コメンテーターはスーパーバィザーに対してフィードバックを行う。 第 6 ステップ:コメンテーターによるスーパービジョン論の講義を行う。 【大事なお願いです。参加者の皆さんは、クライエントの話の内容の守秘義務をお守りください。 】 10 月 15 日(土)16:20~18:10 7301教室 日本交流分析学会 大会シンポジウム 「育てる~幼少期の親子関係を考える~」 座長 中村延江(中央心理研究所) 吉内一浩(東京大学) シンポジスト 成人の心理臨床実践の立場から 現在の人間関係で再演される「親子関係」~交流分析の視点から~ 押川聖子(神奈川大学)・江花昭一(神奈川大学) 子育て支援の立場から 地域子育て支援の現場からみた乳幼児の親子の姿 石田尚美(NPO 法人松戸子育てハーモニー) 家族心理学の立場から 育てる―家族心理学の視点から 福丸由佳(白梅学園大学) 交流分析の立場から 交流分析における親子関係の視点 島田涼子(人間総合科学大学) 指定発言者 杉田峰康(福岡県立大学) 日本交流分析学会 大会シンポジウム「育てる~幼少期の親子関係を考える~」 現在の人間関係で再演される「親子関係」~交流分析の視点から~ ○押川聖子(神奈川大学) 江花昭一(神奈川大学) 交流分析では、養育者は自らの「子ども」の自我状態(C)からごく早期の我が子にさまざまなメッ セージを伝えているが、それは過酷な「禁止令」や反対の「許可」として子のCに伝わって子の信条に なると考えられている。さらに、養育者の「親」の自我状態(P)から我が子に、 「より上手に生きるた め」としてさまざまなメッセージが伝えられるが、その一部は禁止令に拮抗する「拮抗禁止令」や反対 の「許可」として子のPに伝えられる(Steiner の脚本マトリックス)。 人は、成長して「今、ここ」にふさわしい「成人」の自我状態(A)で行動してよい場合でも、スト レス状況下では無意識に、過去の「親子関係」に戻り、脚本に従って行動してしまう。多くの場合、自 分はCに退行(スリップ)し、相手にPを投影してしまうのである。 今回、事例を提示し、面接におけるクライエント(以下、Cl)の自我状態のシフトについて考察した い。 事例は 30 代、事務職女性。主訴は「母親との対話の中で、しばしば感情や行動のコントロールがきか なくなる(混乱する)ので、コントロールできるようになりたい」。感情面では「イライラする」こと、 思考面では「頭の中が真っ白になる」こと、行動面でそれらが高じて行う「物を投げる、叩くなど」が 問題であった。Cl は、幼い頃より母親に対して「自分のことを気にかけてほしい(甘えたい)」という気 持ちを抱きながら、親からのメッセージに従って「甘えない」 「言いたいことを言わない」と決断してい た。心の奥にいつも見捨てられる不安を持ちながらもそれを抑圧し、イライラというラケット感情に置 き換えていたのである。その後、演者(以下、Th)との治療関係を経て、最終的に「言いたいことをい ってよい」と再決断するに至った。 Cl の自我状態に着目した面接の段階は、下記のようであると考えられた。 1.Th にP(幼少時の母親像)を投影し、自分はCに退行しつつ、自分の要求を「許してくれるのか」 を試す交流を行う段階(枠組みの時間を超過して Th の反応をみる、など) 。その根底には、母親へ の思慕があることがうかがえた。 2.退行したCと投影したPとの交流以外にも、自分の十分に育っているAで交流することを、セラピ ストとの交流で実体験として学ぶ段階。Aで交流すれば、こじれた交流(心理ゲームや混乱の結末) にならずにすむことを理解していった。 3.Th との体験を、実際の母親との対話でも試す段階。次第に自分の要求を出せるようになり、繰り返 し体験を重ねることで、最終的には、自他肯定的なポジションのもとで「理由づけしなくても言い たいことをいってよい」と再決断することができた。 Cl は、Th に幼少時の母親を投影し、交流分析を用いたセラピーを通して、過去(Th がPで自分がC) と現在(Th も自分もA)のどちらの自我状態による交流をも体験することが許された。このような体験 を経て、Cl は自我状態の適切なシフトができるように成長していったと思われる。 (発表に際し、クライエントから書面にて同意を得ている) 日本交流分析学会 大会シンポジウム「育てる~幼少期の親子関係を考える~」 地域子育て支援の現場からみた乳幼児の親子の姿 ○石田尚美(NPO法人松戸子育てさぽーとハーモニー) ◆団体概要 1.ハーモニーについて 平成 8 年 4 月に法人化。子ども・子育て支援を中心に活動。現スタッフ 48 名。 《活動目的》 子どもを真ん中に、つながりを大切にしながら、自分らしく生きられる地域づくり 「子ども・子育てにやさしいまち」をめざす。 2.主な活動 子どもの居場所・子育てひろばの運営(市内 4 か所を松戸市から委託) 野菊野こども館(週 6 日)…おやこDE広場併設、森のこども館 地域子育て拠点事業(週 4 日を 2 か所、週 6 日 1 か所)…おやこDE広場、ほっとるーむ 乳幼児一時預かり事業(週 6 日)…ほっとるーむ新松戸 子育てコーディネーター(おやこDE広場に位置づけ)…現在 7 名 ◆親子との関わりの中で大切にしていること 1.先生でも専門家でもない立場での支援 ・気軽に立ち寄れる場、いろんな人が集える場の設定 ・ひとりひとりを大切に、肯定的な見方で寄り添う ・その人がもつ力を信じて応援する 2.素人感覚を大切に、かつ、子育て支援のプロをめざす ・地域の身近な立場で、継続的な支援 ・適度な距離感をもちながら、その人にあった支援を一緒に考える ・スタッフとしてのスキル・モチベーションアップの研修は必要 3.ネットワークの大事さ ・関係機関との連携、顔でつながる信頼感 ・地域の資源、特性を知ることで、地域へつなぐことも必要 4.乳幼児期の発達段階への関わり 「情緒の安定」 ⇒ 「他者への信頼」 ⇒ 「自発性」 ◆子育て支援の現場から感じるもの 1.ひろばに来ている親子の多様化 ・子育て世代の年齢の幅(女性の生き方の変化) ・子育てに対して多少なりとも負担感がある(家庭への孤立化) ・赤ちゃんと接することがなく親になった(子育てモデルがない) ・生まれて(子どもを産んで)初めて訪れる施設 ・育児書やインターネットからの情報(赤ちゃん像の違い) ・外国籍からひとり親家庭まで ・精神疾患を抱えた親、子どもの発達の遅れを感じている親 2.相談業務からみえてきた親子の姿 ・おやこDE広場は身近な敷居の低い相談の場 ・実母との関係、嫁姑の関係 ・夫婦の関係 ・親自身が抱えている問題 3.ひろばに来ている親子の姿 ①「私虐待してるかも…」と暗い顔をして入ってきた母親、子どもは大泣き ②「この子は私がいないとダメなんです。 」と子どもから離れられない母親。 ③「おむつがとれないのはなぜ?」と聞いてきた母親。 ④「子どもをかわいいとは思わない」と平気で言うが、ちゃんと世話をしている母親 ⑤「この子いつ生まれるかわかりません」と母子手帳をもっていない母親 ⑥「この子は私とは全く正反対の子どもです。育てられるでしょうか。」 ⑦年子の子ども 3 人と介護の母の世話もしている母親 ⑧「子どもの発達が遅れているのは、私の育て方がわるいのですか」 ◆そこから見えてきたものとは… 日本交流分析学会 大会シンポジウム「育てる~幼少期の親子関係を考える~」 育てる―家族心理学の視点から ○福丸由佳(白梅学園大学) 本発表は、家族心理学および家族療法の視点を中心に、 「育てる」ことについて考えたい。幼少期の親 子関係において育てるということをとらえなおす時、まず「育てる」中に見える親自身の育ち、育てら れる中での経験ということがあげられる。これは、家族療法の中でしばしば指摘される忠誠心や破壊的 権利付与といった考え方に通じるものであり、多世代にわたる関係という縦の時間軸からとらえること ができる。 また、親子や夫婦といったメンバー間の相互作用からなる家族システムは、地域や職場をはじめとす る家族を取り巻く環境とも影響しあうという横の関係も持ち合わせつつ、家族のライフサイクルのなか で生じる出来事からも、さまざまな影響をうける。さらに、これらの影響は年齢や立場や役割などによ って、同じ家族の中でも必ずしも同様の体験になるとは限らない。育てる、育てられる、そして育ちあ うということは、こうした様々な要因を背景とした営みともいえるだろう。里親家庭やステップファミ リーといった血縁関係にもとづかない家族やひとり親家庭など、家族のありようが益々多様な現代社会 の中で、育てるという営みに対して、またその中にある親子・家族に対して、我々がどのようなまなざ しで出会うことができるのか、フロアの方々と共に改めて考えてみたい。 日本交流分析学会 大会シンポジウム「育てる~幼少期の親子関係を考える~」 交流分析における親子関係の視点 ○島田凉子(人間総合科学大学) 交流分析(TA)はパーソナリティ理論と心理療法理論の統合された体系であり、幼少期の親子関係が 個人のパーソナリティに与える影響については、主に以下の 5 つの理論領域で議論されてきた。 1) 自我状態:パーソナリティの基本的構成成分。 ・養育者らからの取り込みによって P(「親」の自我状態)の内容と機能を獲得する。 ・自身の情報収集力と思考力、判断力に加え、養育者から教えられたハウツーによって A(「成人」 の自我状態)の内容と機能が形成される。 ・子ども時代の記憶 C( 「子ども」の自我状態)の中に、養育者に順応するために身につけた機能 AC( 「順応した子ども」 )が育つ。 2) やりとり(平行・交叉・裏面交流)、ラケット、ゲーム:他者とのやりとりの種類。人は他者とのや りとりによってストロークを獲得する。 ・やりとり(相補交流、交差交流、裏面交流)の傾向・癖を養育者から取り込む。 ・養育者がラケッティアーあるいはゲームプレイヤーであった場合、養育者との関係の中で養育者 の演じるゲームを見てそのゲームの演じ方を覚え、同時にその相手役を演じることを覚える。 3) 脚本:個人的気質の上に出生直後から養育者によって様々なメッセージが与えられて脚本の土台が形 成され(脚本信条) 、その後の体験がそれを強化し、筋書きが詳細化される。 ・養育者の C から無意識的に与えられた否定的メッセージが、P1(C の中の P)に取り込まれて禁 止令となる。 ・養育者の P から躾として与えられたメッセージが、P に取り込まれてドライヴァーとなる。 4) 人格適応:養育者との関係において身につけた、生き残ってストロークを得るための トータルで複 合的な環境への適応スタイル。6 パターンの人格適応はそれぞれすべての TA の理論と概念を用いて 立体的に構成されており、各適応に対する有効なセラピー的介入法が示されている。 5) 関係性 TA:人生最早期における養育者からの未調律や誤調律が、ボーダーライン心性やスキゾイド・ パーソナリティ形成の要因となることを、自我状態の三次構造分析(再早期の心の構成成分の分析) を用いて示し、セラピーでは、クライエントが再早期に受けとめることのできなかった体験を、投影 同一化によってセラピストが体験させられることによって、共感が可能となり、その共感がクライエ ントの変容のためのコンテイナーとなると論じている。 10 月 14 日(金)15:00~16:30 日本家族心理学会 自主シンポジウム 3806教室 FS1 双極性障害当事者家族に対するブリーフセラピーの可能性 企画・司会者:神谷志歩(沼津市巡回相談員) 企画・話題提供者:土居照代(日本医科大学千葉北総病院、ノーチラス会電話相談員) 話題提供者:辻松雄(ノーチラス会副理事長) 指定討論者:生田倫子(神奈川県立保健福祉大学) 3803教室 FS2 多様な家族の発達について考える―身体疾患、発達障害、ステップファミリーの家族 の再構築プロセス― 企画・話題提供者:伴奈々子(坂総合クリニック) 司会・話題提供者:池田航(坂総合クリニック) 話題提供者:高橋恵子(みやぎ県南中核病院) 指定討論者:奥野雅子(岩手大学) 3804教室 FS3 多様化する家族のあり方を考える 企画・話題提供者:目良秋子(白百合女子大学) 司 会:佐伯素子(聖徳大学) 話題提供者:眞榮城和美(白百合女子大学) 話題提供者:菅野幸恵(青山学院女子短期大学) 話題提供者:森田雄司(児童養護施設子山ホーム) 指定討論者:繁多 進(白百合女子大学) 10 月 16 日(日)10:30~12:00 日本家族心理学会 事例発表(日本家族心理学会会員のみ) 3102教室 座長 白﨑けい子(聖徳大学) FC1 複雑な構造と深刻な病理を持つ家族から自立を果たし、健康さを取り戻した事例 雨宮英介(文教大学越谷校舎保健センター相談室) 3301教室 座長 大熊保彦(東京家政大学) FC2 夫婦面接での気づきと選択・決断―未来へのメンタリングの必要性― 堀之内高久((有)メンタリング研究所) 3302教室 座長 佐藤宏平(山形大学) FC3 不眠問題への解決志向短期療法―ホワイトボードを用いた解決に関する会話の導入― ○高木源(東北大学大学院) 若島孔文(東北大学大学院) 小林大介(東北大学大学院) 10 月 16 日(日)10:30~12:00 日本家族心理学会 口頭発表 3201教室 座長 水本深喜(国立成育医療研究センター) ・若島孔文(東北大学) FO1 赤ちゃんは「授かるもの」vs「つくるもの」? 子産みの自然性と計画性(意図性)に関する家族心理学的研究 小野寺哲夫(立正大学経済学部) FO2 母親による父親イメージの伝え方に関する研究 構成主義的視点からの検討 ◯萩臺美紀(東北大学大学院教育学研究科) FO3 奥野雅子(岩手大学) 若島孔文(東北大学) 母親の養育態度変容の難しさ -臨床心理士が行う個別ペアレントトレーニングにおける母親の語りから- 水本深喜(国立成育医療研究センター) FO4 子どもを受け止める養育力尺度の探索的検討 石晓玲(東京福祉大学保育児童学科) 3202教室 座長 奥野雅子・(岩手大学) ・樫村正美(日本医科大学) FO5 間接的援助場面における二者間のコミュニケーション 問題解決へ向けた相互作用に着目して ◯小林千緩(岩手大学大学院人文社会科学研究科) FO6 奥野雅子(岩手大学) 介護ストレスの軽減を目的とした家族への心理的介入 -日本語版 START(STrAtegies for RelaTives)を実施した一事例報告樫村正美(日本医科大学医療心理学教室) FO7 発達障がい児とその家族が支援を経験するプロセス 家族と他者の相互作用に着目して ○八重樫大周(岩手大学大学院人文社会科学研究科)/奥野 雅子(岩手大学) FO8 心理臨床家がチーム支援を構築するプロセス 異なる専門家間のコミュニケーションの相互作用に着目して 奥野 雅子(岩手大学) 3203教室 座長 今野義孝(文教大学) ・横谷謙次(新潟青陵大学) FO9 大学生における成人愛着スタイルとレジリエンスおよびネガティブライフイベント との関係 今野義孝(文教大学人間科学部) FO10 吉川延代(文教大学人間科学部) 機械学習による 2 値の文書分類で禁煙継続者と再喫煙者の文を予測する。 横谷謙次(新潟青陵大学) FO11 ヤングケアラー青年にみられる心理的側面の検討 同年代の青年との間での比較を通じて 奥山滋樹(東北大学大学院 教育学研究科 博士後期課程) FO12 ライフステージによる夫婦関係満足度の検討 夫婦ペアデータを用いて 狩野 真理(龍谷大学大学院文学研究科 研究生) 10 月 15 日(土)14:10~16:10 7311教室 日本交流分析学会 ポスター発表 座長 芦原 睦(中部労災病院 心療内科) TP1 主張性行動改善のためのストローク理論の有効性に関する一考察 ジム・マケナのストローキング・プロフィールを援用して ○佐 野 茂(大 阪 商 業 大 学) TP2 ゲームから脱却しえたことで疼痛が改善した線維筋痛症の 1 症例 ○井 上 敦 裕(中部労災病院 心療内科) 古 賀 七 菜(中部労災病院心療内科) 浜 田 亮 輔(中部労災病院 心療内科) 宮 崎 貴 子(中部労災病院心療内科) 芦 原 睦(中部労災病院心療内科) ○古 賀 七 菜(中部労災病院 心療内科) 芦 原 睦(中部労災病院心療内科) TP3 心療内科を受診した音楽関係者 3 症例の検討 TP4 音楽心理テストとSGE心理テストの関連性 山 脇 一 宏(国 立 音 楽 大 学) 芦 原 睦(中部労災病院心療内科) TP5 配偶者関係におけるTAの学習効果について 透過性調整力の視点からオーバーラップ・エゴグラムを検討する 下 川 完 平(日本交流分析協会 関東支部) 座長 村上正人(国際医療福祉大学) TP6 Web 調査による質問紙法『新・エゴグラム(仮称)』の開発―第 4 報 ―バーン以降の機能分析の展開― 和 田 迪 子(聖 心 女 子 大 学) TP7 自我状態に応じた IT 版心身健康増進プログラムの効果検証 齋 藤 瞳(東 京 福 祉 大 学) 木 村 穣(関 西 医 科 大 学) 日 高 な ぎ さ(大 阪 産 業 大 学) 佐 藤 豪(同 志 社 大 学) TP8 企業で働く精神障害者の心理社会的特徴に関する研究 德 丸 史 郎(法 政 大 学 大 学 院) TP9 スポーツ競技者の心理的競技能力におけるドライバーズと特性不安との関連 江 藤 喜 代 子(聖 徳 大 学 大 学 院) 小 澤 真(聖 徳 大 学) TP10 フランケンシュタイン怪物の破滅的人生脚本と形成過程 自然科学偏重の 21 世紀社会を炙り出す 19 世紀のファンタジー 和 泉 光 則(東海大学札幌教養教育センター) 10 月 15 日(土)16:30~18:00 7311教室 日本家族心理学会 ポスター発表 (7311教室) FP1 実親を含めた養子縁組家族への支援 -養子のアイデンティティ構築の観点から- 森 FP2 和 子(文 京 学 院 大 学) ASD 児・青年のアイデンティティを支える関係システム 特性受容していった 3 事例の母親インタビューを通して 稲 垣 綾 子(上智大学・司馬クリニック) FP3 ノーマライズが有効に機能するための情報の整理 ○志 田 FP4 望 (龍谷大学大学院文学研究科) 吉 川 大 学) 健 之(白百合女子大学大学院文学研究科) シニアのコミュニティージョイニングとエナクトメント 家族形態によるシニアの援助要請態度の差異 太 田 FP6 谷 ワーク・ファミリー・コンフリクトと仕事・家庭役割の質との関連 乳幼児を持つ男女を対象として 原 FP5 悟(龍 仁(梅 花 女 子 大 学) 阿 部 晋 吾(梅 花 女 子 大 学) 離婚後の心理教育プログラム FAIT の実践 子ども向けプログラムの意義と課題 ○大 西 真 美(大 正 大 学) 曽 山 い づ み(東 京 大 学 大 学 院) 山 田 哲 子(立 教 大 学) 渡 辺 美 穂(栃木県県南児童相談所) 福 丸 由 佳(白 梅 学 園 大 学) 大 瀧 玲 子(日 本 女 子 大 学) 村田千晃(豊島区東部子ども家庭支援センター) 本田麻希子(和光市教育支援センター) 小 田 切 紀 子(東 京 国 際 大 学) 青 木 聡(大 正 大 学) 藤 田 博 康(山 梨 大 学 大 学 院) FP7 内的作業モデルの更新/変容可能性に関する検討 ―親以外のアタッチメント対象との交流に注目して― ○鈴木絢捺(山形大学大学院地域教育文化研究科) 佐藤宏平(山形大学地域教育文化学部) 久 保 順 也(宮 城 教 育 大 学) FP8 自己分化と対人的な問題の関連 縦断調査と交差遅延モデルを用いた因果関係の推定による解釈 中 島 隆 太 郎(東京大学大学院教育学研究科) FP9 両親の養育態度と大学生の孤独感との関連 芝 崎 良 典(くらしき作陽大学) FP10 3 世代家族の感情経験についての会話 祖母の感情調整に関わる経験知を含む言及が媒介する母子のやりとり 岩 田 美 保(千葉大学教育学部) FP11 家族アイデンティティを 2 次元で捉える尺度作成の試み 雨 堤 優 介(神戸学院大学大学院) FP12 長期欠席の背景要因に関する調査研究(2) 担任、教育相談担当教員から見た個人・学校・家庭要因間の関係 小 柴 孝 子(宮城学院女子大学) ○谷 口 清(文 教 大 学) 小 島 彩 香(小児医療センター) ワークショップ(研修会) 10 月 16 日(日)9:00~12:00 3806教室 F1 家族心理学入門 講師:生 田 倫 子( 神 奈 川 県 立 保 健 福 祉 大 学 ) 「家族とはなんぞや?」 、 「家族心理学とはなんぞや?」、という問いへの道案内がこのワークショップ の目的です。家族というのはいわずもがな、人にとって最も原始的な小集団です。そもそも家族って? 昔の家族と現代の家族の大きな違いは? 日本と海外の違いは・・・、そして家族内トラブル、子育て 課題、夫婦満足度などなどの謎に、実証的研究と家族療法がダブルで攻め込んでいく。この面白さ、3 時 間なんて足りないですよねえ。 。 。 10 月 16 日(日)13:30~16:30 3101教室 F2 夏目漱石のシステム論とその実践に学ぶ~没後 100 周年を記念して~ 講師:亀 口 憲 治( 国 際 医 療 福 祉 大 学 ) 国民作家と称される夏目漱石がシステム論の先駆者であり、最晩年にはカウンセラーの役割も果たし ていたとする大胆な仮説を紹介します。拙著『夏目漱石から読み解く「家族心理学」読論』では、事例 としての漱石一家を取り上げ、家族心理学の視点から解説しました。今回は、作家に転職する直前に刊 行された『文学論』という作品に潜むシステム論的発想を再考するとともに、日本の家族問題の解決に 資する知恵や工夫を探ります。 10 月 14 日(金)16:00~19:00 3805教室 F3 正のゲームを直ぐつくる:ブリーフと TA の交差点 講師:長谷川啓三( 東 北 大 学 ) TA の中の重要な概念である、ゲーム 、負の人生ゲームについてブリーフセラピーの側から実践的な展 開を提案してみたい。共通点は両者ともに個人に閉じないインタラクショナルな視点が基盤にある事で す。また心理療法共通の最大最高の問題ともいえる「人生脚本の書き換え」をどう考えるかについても 統合的な視点から問題を提起し議論してみようと思います。 10 月 16 日(日)13:30~16:30 3102教室 F4 夫 婦 ・ カ ッ プ ル 関 係 の 理 解 と 支 援 - ア サ ー シ ョ ン と 文 脈 療 法 の 観 点 か ら - 講師:野 末 武 義( 明 治 学 院 大 学 ) 夫婦・カップル関係における問題を理解し援助するためには、二者関係のみならず、個人、多世代家 族関係、客観的事実、社会システムなど、さまざまな角度から理解する必要性があります。さらに、夫 婦・カップルを援助する際、個人療法的な関わりだけではうまくいきません。このワークショップでは、 アサーションと Boszormeny-Nagy, I.の文脈療法の視点も加味して、セラピストとして問題をどのように 理解し関わったら良いかについて解説します。 10 月 16 日(日)9:00~12:00 3101教室 T1 交流分析入門講座 講師:細 谷 紀 江(学 習 院 大 学) 青 木 絢 子(吉祥寺通り花岡クリニック) 山内麻利子(京都市こころの健康増進センター) 交流分析は、人と人との「交流」の場面での、実際に観察可能な行動を分析する心理学です。今回基 礎を学び、自身と他者への気づきと、交流への理解が深まることを目指します。また「人が成長し、変 化するための体系的な心理療法」であり、日常生活の問題から医療・教育・産業・その他の分野で、個 人・家族・集団の別なく用いることのできる技法です。参加者の皆様が各自の現場に持ち帰り、活用を 試みることも目指したいと思います。 10 月 16 日(日)13:30~16:30 3201教室 T2 医療現場に活かす交流分析 講師:花 岡 啓 子(吉祥寺通り花岡クリニック) 医療現場もひとつの人間関係です。自分と相手の状態を見立て、その場のやり取りの中で何が起こっ ているか見極めることは、治療関係構築の大切な入口です。そして、病気の背景にその人の生き方が大 きく影響している場合は、 「人生脚本」への関わりが治療の大事なキーとなるでしょう。 交流分析的診断、治療の目標設定、自律性をストロークし脚本に対決する介入、そして治療者の脚本 も含むアプローチを検討していきましょう。 10 月 16 日(日)13:30~16:30 3202教室 T3 産業領域での交流分析の実践 講師:綱 島 康 高( 倉 敷 紡 績 株 式 会 社 人 材 開 発 部 ) 30余年企業の人材開発部門に携わった経験と NPO 法人での社会貢献活動を含めて、産業領域で交流 分析がどのように活用されているかをご紹介し、参加者の皆様のご意見も共有させていただきながら、 個人および組織の現代の問題解決に交流分析がどのように役立つか、さらに実践を通して将来どんなビ ジョン描くかについて話し合います。 10 月 16 日(日)13:30~16:30 3203教室 T4 学 生 相 談 領 域 で の 交 流 分 析 の 実 践 ― 学 生 を 理 解 す る た め の 交 流 分 析 的 視 点 ― 講師:鈴 木 佳 子( 東 京 経 済 大 学 ) 人の病理ではなく傾向や特徴に注目し、人生のスパンの中で、目の前の人を理解しようとする交流分 析は、教育領域での活用に適しています。学生を的確に理解することは、学生との効果的な面接の基礎 になると考えます。今回の大会テーマである「親子の交流、家族の交流」を視野に入れて、学生を理解 するための交流分析的視点(見立て)について、具体的な事例をとおして、参加者の皆様と検討したい と存じます。
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