豊かな心を持ち、国際感覚を身につけ、たくましく生きる子どもの育成

○学校教育目標
「豊かな心を持ち、国際感覚を身につけ、たくましく生きる子どもの育成」
副題
つながりのある学校を目指して
国際感覚を身につけ、たくましく生きていくことのできる子どもを育てるために、自分や他の人や
社会、自然環境とのつながりを大切にし、ここドイツに住まわせていただいているという謙虚な姿勢
を持って、教育活動に当たる。
教育目標を達成するために、組織的・計画的に教育活動を展開する。
そのために、全教職員がその個性と能力を十分に発揮し、協力して意欲的に教育活動ができるよう
環境整備に努める。また研修を通して資質の向上を図る。
○目指す子ども像
「なかよく かしこく たくましく生きる子ども」
なかよく<豊かな心>
徳育面として、「進んで人とかかわれる子」を育てるために、学級における同年齢集団での活動と、
全校で構成する異年齢集団での活動を通して、子ども同士のつながりを図る。
かしこく<確かな学力>
知育面として、「学ぶ楽しさを知る子」を育てるために、基礎基本の確実な定着を図るとともに、
自ら学び・考え・表現する主体的な学習活動を通して、わかる喜びを育む。
たくましく<健やかな体>
体育面として、「心身共に健康な子」を育てるために、学校体育だけでなく家庭との連携・協力を
図り基本的な生活習慣の育成を通して健康管理と実践的能力を育む。また「自分の身は自分で守る」
危機回避能力を家庭とともに育む。
○目指す学校像
「ドイツにあることの特性を十分に生かした学校を目指す」
・子どもとともに考え、ともに成長する教職員
・厳しさと優しさを持ち、
子どもの心を動かすことのできる教職員
・子どもを愛し、誰からも信頼される教職員
・自己を磨き心身共に健康で明朗快活な教職員
○目指す教職員像
外国語活動が盛んな学校
国際交流・親善に積極的な 学校
ドイツ社会から学ぶ学校
異年齢集団の活動が盛んな学校
保護者地域と連携協力を図る学校
信頼される学校づくりを目指す学校
「子どもたちのモデルとなる教職員」
○重点事項
(1)豊かな心を育む活動
・一人一人の子どもの自己実現を図る場の確保をし、創意と工夫のある学級活動や各種集会活動及び
学校行事等を行い、つながりを尊重できる学級・学年作りを行う。
・異年齢集団による縦割り活動や一人一人が尊重される集団づくりと、互いの信頼関係を構築する。
・道徳教育の充実に努める。
・生徒指導や教育相談の充実・深化を図り、早期発見・早期対応に努め、いじめや不登校防止の徹底
を図る。
・現地校との交流や体験学習を取り入れ、日本との違いに目を向け現地理解教育を進めるとともに、
日本の歴史・文化・伝統への理解とそれを尊重する態度を養う。
・体験活動や学校図書館の活用を通して、豊かな心を育む。
(2) 確かな学力の向上
・子ども一人一人の学力や学級の実態を把握するとともに、それに伴う補充的・発展的な指導を行う。
・「読み・書き・計算」「各教科」の基礎基本の定着を図り、自ら学ぶ意欲や態度を育てる。
・「話す・聞く・書く」の学習の充実を図り、表現力・コミュニケーション能力を育成する。
・校内研究の充実を図り、指導方法の工夫改善や指導力向上に役立つものにする。
・外国語活動の充実のためにドイツ語会話・英語会話の能力が進歩するよう指導方法の工夫改善を図る。
・PC 活用能力を高め、学習活動に生かす。
(3)健やかな体の育成
・体力づくりができる場の設定と手立てを行い、運動への意欲を高める。(体力強化週間)
・家庭との連携・協力を図り、基本的な生活習慣の確立を図る。
・危機意識を常に持ち、子どもたちの健康・安全を第一に考える。
・様々な場面を想定しての避難訓練を実施する。
・事件、事故から身を守る安全教育を推進する。
(4)信頼される開かれた学校づくり
・安全、安心の学校づくり(危機管理・情報提供等)に積極的に取り組む。
・総領事館や日本クラブ、地元警察等との連携を密にして、迅速な情報収集と提供を行う。
・学校公開や学校行事等への保護者や地域の人たちの参加を積極的に推進し、開かれた学校づくりに
努める。
・学校評価の実施・公表により教育の共有化を図るとともに、望ましい学校改善に努める。