大人も学ぶ寺子屋 子どもたちのよりよい学びのために 今 学校、家庭 そして 地域ができること 加美町教育委員会が取り組む学 び支援事業も、4年目となり、子 供たちの「夏の寺子屋」「冬の寺 子屋」はしっかり定着してきまし た。子供たちが家庭で自ら学ぶ習 慣を身に付けるきっかけとし、更 なる学力向上を目指しています。 今年は、更に、中学3年生を対象 にした「放課後寺子屋」をスター トし、子供たちの将来の目標達成 に向けて支援をしています。 今、子供たちの学習環境は、必 ずしも万全とは言えません。特に、 子供たちを取り巻く情報には、子 供たちの興味関心を引き付ける誘 惑がいっぱいです。インターネッ ト(オンライン)ゲームやメール のやりとりに多くの時間を費やし、 家庭学習に影響をきたしている子 もいます。手軽に情報を得たり、 写真を撮ったり、連絡しあったり するのに、とても便利なスマート フォンも、使い方を知らなかった り間違ったりすると、トラブルに 巻き込まれたりします。 教育委員会が6月末に実施した 「携帯電話(スマートフォン)に 関する調査」の結果、学年による バラツキはあるものの、5割前後 の子供たちが携帯電話(スマート フォン)を持っていると答えてい ます。携帯電話(スマートフォ ン)を媒介とした事件や事故(ネ ット上のいじめや児童買春・児童 ポルノ等)も報道されているとこ ろから、学校、家庭や地域におい て子供たちが安全に安心してスマ ートフォンを利用できるために、 何ができるのか、何をしなければ ならないのかを共に学び・考えま す。 「まだ、早い。」「うちの子は大 丈夫。」「都会の問題だ。」とは言 っていられません。学ぶのは今で す。 多くの皆様のご参加をお待ちし ております。 講師 理学博士 鵜 川 義 弘氏 (宮城教育大学 情報処理センター 教授) ●1 9 84年 (昭和5 9年)3月 東北大学大学院博士課程修了 ●1 9 9 9年 (平成1 1年) 宮城教育大学環境教育実践研究センター に赴任(現職) 〈専門〉 情報教育、情報モラル、ICT活用、 データベース作成 ◇仙台市「仙台まもらいだー・インターネット巡 視事業」等、小中高の児童生徒、保護者、教員 向けにネット活用・ネットモラルに関する出前 講座を実施するなど、地域の教育にも貢献して いる。 ﹁子供 の携帯・持たせる前 の 約束 と必要 な設定﹂ 学び支援事業 2015 11月27日㈮ 開場18時30分 開演19時 中新田文化会館(バッハホール) 入場 無料 主催 加美町教育委員会 加美町PTA連合会 共催 問い合わせ先 加美町教育委員会教育総務課 電話69−5112
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