◆ 営農企画課 ◆ ◆ 平成 24 年度 農業関係確定申告の留意点 えいのうの時間 ● 所得税、贈与税の申告・納税は3月 、贈与税の申告・納税は3月 15 日(金)まで (金)まで 平成24年度 農業関係確定申告の留意点 1 戸別所得補償制度 等の取扱い ※市町村により日付は異なります。 交付決定通知を受けた年に農業所得の雑収 入で収入計上します。 ■仕訳事例 1 米事業の入金 ※基盤強化準備金○ 適 用 借 方 貸 方 ■仕訳事例 2 戦略作物の生産に対しての入金 ※基盤強化準備金○ 借 方 貸 方 H24.12. ** 歳出金 預金 雑収入(不) ホクリクノウセイキョク *****円 *****円 ③畑作物の所得補償交付金 H24.8. ** 適 用 認定計画書に農用地や農業用機械等の取得が計画されていることと、認定農業者 等で青色申告していることが要件です。 農業経営基盤強化準備金の対象となる交付金 H24.6. ** 水田・畑作経営所得安定対策 適 用 振替 コウフヘンノウキン 借 方 貸 方 仮払金 等 預金 *****円 *****円 積立金の納付 ■仕訳事例 5 ナラシ対策の積立 日 付 H24.7. ** 借 方 貸 方 仮払金 等 預金 *****円 *****円 (地方公共団体がこれと一体的に交付するものを含む) ◎先進的営農活動支援交付金 戸別所得補償制度等 ◎環境保全型農業直接支払交付金 ◎米の所得補償交付金及び米価変動補てん 交付金 ※この制度の適用を受けるには、「農業経 営基盤強化準備金に関する証明申請書」 と添付書類を農政事務所に提出し、交付 された農林水産大臣の「証明書」を確定 申告書類に添付する必要があります。 「証明書」の交付には2週間程度かかる ため、交付申請する方は、早めの準備が 必要になります。 ◎畑作物の所得補償交付金(営農継続支払・ 数量払) ◎水田活用の所得補償交付金 適 用 稲作経営 ナラシツミタテ ◎収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策) 農地・水・環境保全向上対策等 ◎規模拡大加算 ◎再生利用加算及び緑肥輪作加算 農業所得の雑費として必要経費に算入します。 平成 26 年1月から、記帳・帳簿等の保存制度の対象者が拡大されます 借 方 貸 方 歳出金 預金 雑収入(不) ホクリクノウセイキョク *****円 *****円 3 JAの肥料農薬等奨励金の取扱い 奨励金等の支払いは「仕入割戻」に該当する ので、雑収入ではなく必要経費の減額処理(課 税)とします。 ④市町村・JA等の助成金 市町村、JA等の助成金は農業所得の雑収入にな ります。 なお、この助成金については基盤強化準備金の 対象になりません。 19 越 のかがやき n o .181 4 農業経営基盤強化準備金 ②事務委託費の出金 ■仕訳事例 3 営農継続払いの入金 ※基盤強化準備金○ 日 付 確定申告をスムーズに行うため、申告に必要な帳簿や書類等の整理はお済みでしょうか。 日々の記帳や決算手続き、収支内訳書の作成方法等について、 ご不明な点がございましたら、最寄りの営農センターまでご相談ください。 積立金の返納 ナラシ対策の積立金は対策脱退時全額返 納されるため仮払金(預け金)等とし、資産に 計上します。 ②水田活用の所得補償交付金 適 用 ①収入減少影響緩和交付金 (ナラシ対策) 日 付 H24.12. ** 歳出金 預金 雑収入(不) ホクリクノウセイキョク *****円 *****円 日 付 ※新潟農政事務所の管轄地域により日付は異なります。 ■仕訳事例 4 積立金の返納 ※基盤強化準備金 × ①米の所得補償交付金 定額部分 日 付 2 水田・畑作経営所得安定対策の取扱い (個人事業者)の申告・納税は4月1日(月)までです ● 消費税・地方消費税 ・ 適 用 H24.12. ** 農)肥料費 ********* 合計額が 300 万円を超える方に必要とされていた記帳と帳簿書類の保存が、これらの所得を 生ずべき業務を行う全ての方(所得税の申告の必要がない方を含みます。)について、平成 26 年1月から同様に必要となります。 記帳・帳簿等の保存制度や記帳の内容の詳細は、国税庁ホームページに掲載されています ■仕訳事例 6 肥料・農薬奨励金の入金 日 付 個人の白色申告者のうち前々年分あるいは前年分の事業所得、不動産所得又は山林所得の ので、ご覧ください。 借 方 貸 方 肥料費 預金 *****円 *****円 ■詳しくは、巻税務署個人課税第一部門(0256 - 72 - 2357) にお問い合わせください。 ■国税庁ホームページ…http://www.nta.go.jp 越 のかがやき no.1 8 1 18
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