岩見沢市住宅購入支援助成金交付要綱 (目的) 第1条 この要綱は、岩見沢市に市外から移住し、市内に自ら居住する住宅を 購入する者に対し助成金を交付することにより、本市に移住する者の増加を 図り、定住人口の増加によるコミュニティの維持及び活力のあるまちづくり の推進に資することを目的とする。 (定義) 第2条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定め るところによる。 (1) 住宅 岩 見 沢 市 内 に お い て 、自 ら 居 住 す る た め に 所 有 す る 住 宅 で あ っ て 次に掲げるものをいう。 ア 一戸建ての住宅 イ マンション(2以上の区分所有者(建物の区分所有者等に関する法律 ( 昭 和 3 7 年 法 律 第 6 9 号 )第 2 条 第 2 項 に 規 定 す る 区 分 所 有 者 を い う 。) が 存 す る 建 物 で 人 の 居 住 の 用 に 供 す る 専 有 部 分 の あ る も の を い う 。) ウ 店舗等併用住宅(人の居住の用に供する部分及び店舗又は事務所の用 に 供 す る 部 分 が あ る 住 宅 を い う 。) (2) 新築住宅 岩 見 沢 市 空 き 家 情 報 登 録 制 度「 空 き 家 バ ン ク 」設 置 要 領( 平 成27年市長決定)に基づき設置されている空き家バンク(以下この条に お い て「 空 き 家 バ ン ク 」と い う 。)に 登 録 さ れ て い る 、又 は 新 た に 登 録 さ れ る土地に、新たに建設する住宅であり、かつ、この要綱による助成を受け ようとする者により初めて居住の用に供される住宅をいう。ただし、平成 28年3月31日以前に取得した土地に新たに建設する住宅の場合は、こ の限りでない。 (3) 中古住宅 前号に該当しない空き家バンクに登録されている住宅をい う。 (4) 移住者 本 市 の 住 民 基 本 台 帳( 住 民 基 本 台 帳 法( 昭 和 4 2 年 法 律 第 8 1 号 )第 6 条 の 規 定 に よ り 作 成 さ れ た 住 民 基 本 台 帳 を い う 。以 下 同 じ 。)に 記 録 さ れ て い る 、住 民 と な っ た 年 月 日 が 平 成 2 5 年 4 月 1 日 以 後 の 者 で あ り 、 その日以前3年間において、本市の住民となった日が、住民基本台帳に記 録されていない者をいう。 (5) 新規移住者 本 助 成 金 の 計 画 認 定 申 請 日 に お い て 、引 き 続 き 3 年 以 上 市 外に居住し、かつ、本市に移住する意思を有する者で、助成金の交付申請 時には本市の住民基本台帳に記録されている者をいう。 (助成対象住宅) 第3条 こ の 要 綱 に よ る 助 成 の 対 象 と な る 住 宅( 以 下「 助 成 対 象 住 宅 」と い う 。) は 、新 築 住 宅 又 は 中 古 住 宅 と し 、次 の 各 号 に 掲 げ る 要 件 の い ず れ に も 該 当 す る住宅とする。 (1) 住 宅 の 購 入 に 係 る 契 約 の 締 結 日 が 、平 成 2 8 年 4 月 1 日 以 後 で あ る こ と 。 (2) 都 市 計 画 法 ( 昭 和 4 3 年 法 律 第 1 0 0 号 )、 建 築 基 準 法 ( 昭 和 2 5 年 法 律第201号)その他関係法令の規定に適合していること。 (助成対象者) 第4条 こ の 要 綱 に よ る 助 成 を 受 け る こ と が で き る 者 は 、住 民 基 本 台 帳 法 に 基 づ き 、助 成 対 象 住 宅 を そ の 住 所 と し て 定 め た 日( 以 下「 交 付 基 準 日 」と い う 。) に お い て 、次 の 各 号 に 掲 げ る 要 件 の い ず れ に も 該 当 す る 移 住 者 又 は 新 規 移 住 者とする。 (1) 当該助成対象住宅の登記簿上の所有者であること。 (2) 交付基準日から5年間以上、本市に居住する意思を有していること。 (3) 市道民税、その他市町村に対する債務の履行を遅滞していないこと。 (4) 助 成 対 象 住 宅 に 居 住 す る 全 て の 者 が 、暴 力 団 員( 暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第6号に規定 す る 暴 力 団 員 を い う 。) で な い こ と 。 (5) 過去にこの要綱による助成金の交付を受けたことがないこと。 (助成金の額) 第5条 この要綱による助成金の額は、次の各号に掲げるとおりとする。 (1) 新築住宅を建設する場合 50万円 (2) 中古住宅を取得する場合 購入価格及び改修費用の合計額に100分 の10を乗じて得た額(上限50万円) (計画認定申請) 第6条 助成金の交付を受けようとする者は、助成対象住宅のうち、新築住宅 を 建 設 す る 場 合 に あ っ て は 当 該 住 宅 の 工 事 着 手 前 に 、中 古 住 宅 を 取 得 す る 場 合 に あ っ て は 当 該 住 宅 の 購 入 契 約 締 結 前 に 、岩 見 沢 市 住 宅 購 入 支 援 助 成 金 計 画認定申請書(様式第1号)に次の各号に掲げる書類を添えて、市長に提出 しなければならない。 (1) 当該住宅に入居を予定している者全員の住民票(計画認定申請日前 1 週 間 以 内 に 交 付 さ れ た 住 民 票 の 写 し を い う 。) (2) ア 市税等の納付状況確認書類 移住者が申請する場合 岩見沢市住宅購入支援助成金市税等納付状況 調査同意書(第2号様式) イ 新規移住者が申請する場合 計画認定申請時に住所を有している市町 村の納税証明書(計画認定申請日前 1 週間以内に交付された納税証明書 を い う 。) (3) 助 成 対 象 住 宅 の 建 築 基 準 法 第 6 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づ く 確 認 済 証( 新 築 住 宅 に 係 る 申 請 の 場 合 に 限 る 。) (4) 助 成 対 象 住 宅 の 融 資 証 明 書 ( 金 融 機 関 の 融 資 を 受 け る 場 合 に 限 る 。) (5) 助成対象住宅の平面図及び地積図等の図面 (6) その他市長が必要と認める書類 (認定の通知) 第7条 市長は、前条の計画認定申請書の提出があったときは、その内容を審 査し、助成金を交付することが適当であると認定したときは、岩見沢市住宅 購入支援助成金計画認定通知書(第3号様式)により、助成金を交付するこ とが不適当であると認定したときは、岩見沢市住宅購入支援助成金計画不認 定通知書(第4号様式)により、当該申請者に通知するものとする。 (計画の変更) 第8条 前条の規定により認定を受けた者が、当該認定に係る計画を変更しよ う と す る と き は 、岩 見 沢 市 住 宅 購 入 支 援 助 成 金 計 画 変 更 申 請 書( 第 5 号 様 式 ) を市長に提出し、当該認定計画の変更の承認を受けなければならない。 (計画の中止) 第9条 第7条の規定により認定を受けた者が、認定の通知があった日以後に おいて認定計画を中止するときは、岩見沢市住宅購入支援助成金計画中止届 出書(様式第6号)を市長に提出するものとする。 (助成金の交付申請) 第10条 第7条の規定により認定を受けた者は、助成対象住宅をその住所と して定めた日以後において、新築住宅の場合にあっては当該住宅が完成後、 中古住宅の場合にあっては購入後、速やかに岩見沢市住宅購入支援助成金交 付申請書兼請求書(様式第7号)に次の各号に掲げる書類を添えて、市長に 提出しなければならない。ただし、当該住宅の完成後又は購入後において、 当該住宅をその住所として定める場合においては、当該住宅をその住所とし て定めた日以後速やかに提出するものとする。 (1) 誓約書兼同意書(様式第8号) (2) 助成対象住宅の登記事項証明書 (3) 助成対象住宅に関する写真 (4) 助成対象住宅の購入又は購入及び改修に係る契約書の写し (5) 助成対象住宅の購入又は購入及び改修の支払い完了を証明する資料 (6) その他市長が必要と認める書類 (助成金の交付決定) 第11条 市 長 は 、前 条 の 規 定 に よ る 申 請 が あ っ た と き は 、そ の 内 容 を 審 査 し 、 助成金を交付することが適当と認めたときは、岩見沢市住宅購入支援助成金 交付決定通知書(様式第9号)により、申請者に通知するものとする。 (報告) 第12条 助成金の交付を受けた者は、交付基準日から5年を経過する日まで の間に次の各号のいずれかに該当するに至ったときは、書面によりその旨を 市長に報告しなければならない。 (1) 世帯員の全部又は一部に住所等の変更があったとき。 (2) 助成対象住宅の登記名義に変更があったとき。 (3) 助 成 対 象 住 宅 を 取 り 壊 し 、又 は 他 の 者 に 譲 渡 し 、貸 し 付 け し 、若 し く は 交換したとき。 (助成金の返還) 第13条 市長は、助成金の交付を受けた者が次の各号のいずれかに該当した ときは、認定を取り消し、又は交付した助成金を返還させることができる。 (1) 申請の内容に虚偽があったとき。 (2) 偽りその他不正な手続により助成金の交付を受けたとき。 (3) 交 付 基 準 日 か ら 5 年 を 経 過 す る 日 ま で の 間 に 、当 該 助 成 金 に 係 る 助 成 対 象住宅を取り壊し、又は他の者に譲渡し、貸付けし、若しくは交換したと き。 (4) 交 付 基 準 日 か ら 5 年 を 経 過 す る 日 ま で の 間 に 、交 付 基 準 日 に お い て 当 該 助成金に係る助成対象住宅に居住する者の全部又は一部が転居し、又は市 外に転出したとき。ただし、当該助成対象住宅に居住する者の一部のみが 転居し、又は市外に転出した場合においては、その転居又は転出が進学、 就職、単身赴任その他市長が特別の理由であると認めるときは、この限り でない。 2 市長は、前項の規定により取消し又は返還を命じるときは、岩見沢市住宅 購入支援助成金交付決定取消通知書(様式第10号)により助成金の交付を 受けた者に通知する。 (指定機関による相談及び受付業務の実施) 第14条 次の業務は、市長の指定する機関が行うものとする。 (1) 本助成金に関する窓口相談業務 (2) 本助成金に係る申請書類の受付 (補則) 第15条 附 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。 則 この要綱は、平成28年4月1日から施行する。
© Copyright 2024 Paperzz