田高瓦版 平成27年 3 月号 和歌山県立田辺高等学校 ◇第67回卒業証書授与式 3月2日(月)、本校体育館が改修されて初めての式典となる第 67回卒業証書授与式を執り行いました。吹奏楽部による入場演 奏で始まった今年度の卒業式も多くのご来賓や保護者の方々から 祝福いただき、普通科238名、自然科学科78名が「自由の学 園」を巣立ちました。式辞で、岩﨑校長は、 闘病しながらも人生の全てのエネルギーを 将棋につぎ込み、「東の羽生、西の村山」と並び称され、「名人位」を目前 にするも29歳の若さで他界した天才棋士・村山 聖(むらやま さとし)氏 の壮絶な将棋人生を紹介し、夢に向かって最後まで突き進んで欲しいと述 べました。その後、在校生を代表して小川裕子さんが送辞を、卒業生を代 表して浅井一仁くんが感謝の気持ちを込めて答辞を述べました。 ◇社会人講師(21名)による進路講話 3月6日(金)の5・6限、1・2年生を対象とした「社会人講師による進路講話」を開催しま した。下記の各種職業に従事している本校卒業生21名の方々に分科会の講師となっていただき、 高校時代にどんなことを考えどんな道を辿って今の仕事に就いたのか、社会人・ 職業人としての厳しさや仕事のやり甲斐等々について経験にもとづき語っていた だきました。 ― 講師職業 ― [ 医師/看護師/薬剤師/造船技術者/弁護士/新聞記者 /旅行業務/パティシエ/農園経営者/会社管理職/会社営業職/幼稚園教諭・ 保育士/パイロット/TV局プロデュサー/臨床心理士/建築設計士/税理士/ 警察官/海上保安官/行政公務員/教育公務員] ◇防災講演 ~自らの命を守る緊急避難、求められる避難誘導支援~ 3月9日(月)の7限、JR西日本の運転士3名の方を講師にお招き し、1・2年生と中学生全員を対象に「災害における列車からの迅速な 避難」をテーマとした防災講演を開催しました。南海トラフ大地震等に よって3~15分ほどで10メートルクラス の津波が到達し列車利用時にも重大な被害が 予測されます。自らの命を守るため、またワンマン列車での運転士や 他の乗客の避難を支援するため、緊急停車時の避難行動の様子や避難 備品、降車方法について具体的に知ることができる機会となりました。 ◇SGH校内成果発表会と卒業生による講話 3月16日(月)の5限、体育館においてSGHアソシエイト成果 発表会を開催しました。研究テーマ別の代表8グループがそれぞれの テーマ[Welcome to Tanabe/田辺の現状から見る町おこし/田辺市の 地震の対策/飢えで死なない和歌山人/文化を妥協すべきか?~終わ らない捕鯨問題~/ユルくない ゆるキャラの真実/鵜と神島/梅 ~ 和歌山の伝統農業~]についてポスターを提示しなが英語でのプレゼンテーションを行いました。 6限目は、成果発表の講評も行っていただいた本校卒業生の間部理 仁(ペンネーム)氏から講話をいただきました。間部氏は「Fラン 大学生が英語を猛勉強して日本のトップ商社に入る話・宝島社」の 著者で、高校卒業後、ロンドン大学大学院修士号を取得、今春総合 商社入社と次々と夢の実現を図ってきた体験談を通して自己の夢の 実現に果敢に挑戦することの大切さを語ってくれました。 当面の予定行事等 ・ ・ ・ ・ 4月 3日(金) 4月 7日(火) 4月 8日(水) 4月10日(金) 退任・離任式/新クラス発表/キャプテン会議 入学式 着任式・始業式 身体計測/クラブ紹介
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